JP3419367B2 - ユニークワード検出回路及びユニークワード検出方法 - Google Patents

ユニークワード検出回路及びユニークワード検出方法

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JP3419367B2
JP3419367B2 JP33809999A JP33809999A JP3419367B2 JP 3419367 B2 JP3419367 B2 JP 3419367B2 JP 33809999 A JP33809999 A JP 33809999A JP 33809999 A JP33809999 A JP 33809999A JP 3419367 B2 JP3419367 B2 JP 3419367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユニークワード
検出回路及びユニークワード検出方法に係り、特に伝送
路上のC/Nの劣化を生ずる衛星通信システムにおいて
高い受信効率及び利用効率を保持するために用いられる
ユニークワード検出回路及びユニークワード検出方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信システムにおいては、所要電力
の低減あるいはアンテナの小型化を図るために、高い符
号化利得を有する誤り訂正符号や高能率音声符号化技術
を導入することが行われる。また、衛星通信システム
は、極めて低いC/Nの下で運用される。従って、高利
得誤り訂正符号や高能率符号化技術が適用される衛星通
信システムでは、極めて低いC/N条件下においても受
信効率を高め、再送要求を押さえ利用効率を高めること
が必要とされている。
【0003】バーストデータの先頭部に付加されるプリ
アンブルあるいはフレーム内に周期的に配置されている
ユニークワードは、回線網への接続上、受信フレーム基
準の設定や送信フレームタイミングの生成などを行う重
要な役割を果たす。また、フレーム同期に使用されるユ
ニークワードは、位相不確定性の除去、回線の識別にも
使用される。
【0004】ところで、衛星通信システムにおいてはビ
ット誤りの発生が絶対に避けられないため、ユニークワ
ードパターン上に多少のビット誤りが生じてもユニーク
ワードが検出されなければならない。従って、ユニーク
ワードを検出する場合に許容誤りビット数を予め決めて
おき、ユニークワードパターンの中の誤りビット数がそ
の許容誤りビット数以下のときにユニークワードが検出
されるようになっている。
【0005】衛星通信回線上のビット誤り率が大きくな
ると、ユニークワードが不検出になる確率も大きくなる
が、許容誤りビット数を大きくすることによりユニーク
ワードが不検出になる確率は小さくなる。
【0006】しかし、許容誤りビット数を大きくする
と、ユニークワードのユニーク性が失われ、ユニークワ
ードが存在しない場合においても、ユニークワードでは
ない他のビット列をユニークワードとして誤検出し、ユ
ニークワード検出信号が出力されユニークワードの誤検
出率が大きくなる。この許容誤りビット数は特定の回線
品質に対して求められており、この値が固定値として使
用されていた。
【0007】このような従来のユニークワードの検出で
は許容誤りビット数が固定値となっているので、衛星通
信回線品質が変化してユニークワードが不検出になる確
率が変化した場合、許容誤りビット数が最適でなくなる
という問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の問題の解決とし
て、特開平3−78338号公報では復調器によって復
調処理されたデータを使用して誤り率を推定している。
しかし、これでは、正確な誤り率を推定するために時間
がかかり、加えて、ユニークワードの長さはデータ長に
比べ、非常に短いため、復調処理されたデータを使用し
た誤り率を測定しても、その効果は小さいという課題が
あった。
【0009】以上の課題のため、伝送環境下では回線の
信頼性が著しく損なわれることがある。この発明はこの
課題に鑑みなされたもので、受信信号のC/Nが低い場
合においても許容誤りビット数を制御して衛星通信回線
の利用効率を高めることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、衛星通信システムの受信信号
を復調した復調データからユニークワードを検出するユ
ニークワード検出回路であって、前記受信信号から衛星
通信回線のC/Nを計測するC/N計測器と、前記衛星
通信回線のC/Nと許容誤りビット数との関係のテーブ
ルを有して許容誤りビット数を決定する許容誤りビット
数決定回路と、前記復調データを1ビットずつシフトさ
せるシフトレジスタと、予めユニークワードパターンを
記憶している記憶装置と、前記許容誤りビット数決定回
路からの許容誤りビット数と前記シフトレジスタからの
復調データと前記記憶装置からのユニークワードパター
ンとを比較して検出したユニークワードを含むユニーク
ワード検出情報を出力する比較器と、前記比較器が出力
するユニークワード検出情報を入力して許容誤り偏差を
出力する、検出時処理部と不検出時処理部と誤検出時処
理部と許容誤り偏差決定回路とを有するユニークワード
検査回路とを備え、前記比較器が、前記許容誤りビット
数決定回路が出力する許容誤りビット数と比較関数とを
比較した結果、ユニークワードの検出が正しく行われた
場合には、検出した際の誤りビット数及び検出したバー
スト数を前記検出時処理部においてカウントして前記許
容誤り偏差決定回路に送出し、ユニークワードが不検出
された場合には、不検出のバースト数を前記不検出時処
理部においてカウントして前記許容誤り偏差決定回路に
送出し、ユニークワードが誤検出された場合には、誤検
出された際の誤りビット数及び誤検出のバースト数を前
記誤検出時処理部においてカウントして前記許容誤り偏
差決定回路に送出し、前記許容誤り偏差決定回路にて許
容誤り偏差を決定して出力し、前記C/N計測器が計測
したC/Nデータと前記ユニークワード検査回路が出力
した許容誤り偏差とを基に前記テーブルを更新してユニ
ークワードを検出することを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、衛星通信システ
ムの受信信号を復調した復調データからユニークワード
を検出するユニークワード検出方法であって、前記受信
信号から衛星通信回線のC/Nを計測するC/N計測
テップと、前記衛星通信回線のC/Nと許容誤りビット
数との関係のテーブルを有して許容誤りビット数を決定
する許容誤りビット数決定ステップと、前記復調データ
を1ビットずつシフトさせるシフトステップと、予めユ
ニークワードパターンを記憶する記憶ステップと、前記
許容誤りビット数決定ステップからの許容誤りビット数
と前記シフトステップからの復調データと前記記憶ステ
ップからのユニークワードパターンとを比較して検出し
たユニークワードを含むユニークワード検出情報を出力
する比較ステップと、前記比較ステップが出力するユニ
ークワード検出情報を入力して許容誤り偏差を出力す
、検出時処理ステップと不検出時処理ステップと誤検
出時処理ステップと許容誤り偏差決定ステップとを有す
ユニークワード検査ステップとを備え、前記比較ステ
ップが、前記許容誤りビット数決定ステップが出力する
許容誤りビット数と比較関数とを比較した結果、ユニー
クワードの検出が正しく行われた場合には、検出した際
の誤りビット数及び検出したバースト数を前記検出時処
理ステップにおいてカウントして前記許容誤り偏差決定
ステップに送出し、ユニークワードが不検出された場合
には、不検出のバースト数を前記不検出時処理ステップ
においてカウントして前記許容誤り偏差決定ステップに
送出し、ユニークワードが誤検出された場合には、誤検
出された際の誤りビット数及び誤検出のバースト数を前
記誤検出時処理ステップにおいてカウントして前記許容
誤り偏差決定ステップに送出し、前記許容誤り偏差決定
ステップにて許容誤り偏差を決定して出力し、前記C/
N計測ステップが計測したC/Nデータと前記ユニーク
ワード検査ステップが出力した許容誤り偏差とを基に前
記テーブルを更新してユニークワードを検出することを
特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】この発明は、衛星通信システムに
用いられるユニークワード検出回路及びユニークワード
検出方法において、衛星通信回線の品質が劣化した場
合、ユニークワードの不検出率や誤検出を最適化する
ため、ユニークワードの検出の際に使用されている許容
誤りビット数を衛星通信回線のC/N(搬送波対雑音
比)を基に決定し、かつ、ユニークワード検出の状況に
より、許容誤りビット数を更新するユニークワード検出
回路及びユニークワード検出方法を提供するものであ
る。(第1の実施の形態の構成)図1は第1の実施の形
態のブロック図、図2は許容誤りビット数決定回路のブ
ロック図、図3はユニークワード検査回路のブロック図
である。また、図4はプリアンブル部PA(Xビット)
とユニークワード部UW(Lビット)とデータ部とで構
成されるバーストデータをN(Nは正の整数)個含むフ
レームデータフォーマットである。
【0021】図1において、1は受信器、2は許容誤り
ビット数決定回路、3は復調器、4はシフトレジスタ、
5はROM(Read Only Memory)、6
は比較器、7はC/N計測器、8はユニークワード検査
回路、9はデータ処理部である。
【0022】受信器1は図示しないアンテナシステムか
らの高周波信号を受信し、受信信号11として出力す
る。許容誤りビット数決定回路2はC/Nデータ71と
許容誤り偏差81を基に許容誤りビット数21を決定す
る。復調器3は受信信号11を入力して復調データ31
として出力する。シフトレジスタ4は復調データ31を
ある決められたタイミングで1ビットずつシフトさせ、
Lビット(ユニークワード部UWと同じ)の幅を持つ。
ROM5にはユニークワードパターンが予め記憶されて
いる。比較器6はシフトレジスタ4から出力された復調
データ31と設定された許容誤りビット数21を検出し
きい値としてユニークワードパターンと比較する。C/
N計測器7は受信信号11を入力して衛星通信回線のC
/Nを計測しC/Nデータ71として出力する。ユニー
クワード検査回路8は比較器6が検出したユニークワー
ドを含むユニークワード検出情報61を入力しユニーク
ワードの検出(正常な検出)、誤検出、不検出をもとに
許容誤り偏差81を決定する。データ処理部9はフレー
ムデータフォーマットのデータ部(図4に示す)のデー
タ処理を行う。
【0023】受信器1により受信された受信信号11
は、復調器3及びC/N計測器7に送出される。復調器
3で復調された復調データ31は、シフトレジスタ4に
送出される。シフトレジスタ4に送出された復調データ
31は比較器6によって、ROM5内に予め書き込まれ
ているユニークワードパターンと比較され、ユニークワ
ードが検出されたか否かが判定される。また、C/N計
測器7は、受信信号11から衛星通信回線のC/Nデー
タ71を計測し、許容誤りビット数決定回路2へ送出す
る。
【0024】比較器6のユニークワード検出の判断基準
の1つである許容誤りビット数21は、C/N計測器7
で計測されたC/Nデータ71を基に許容誤りビット数
決定回路2により決定される。許容誤りビット数決定回
路2で決定された許容誤りビット数21を用いて、比較
器6でユニークワードの検出を行い、検出したユニーク
ワードを含むユニークワード検出情報61を出力する。
ユニークワードが検出された場合、データ処理部9にて
復調データ31の処理を行う。
【0025】受信信号11は所定のフレームデータフォ
ーマットのアナログ信号で、例えば搬送波を位相変位変
調方式(PSK:Phase Shift Keyin
g)で変調して得られた被変調波であり、入力された受
信信号11は復調器3により、図4に示すフレームデー
タフォーマットのデータに復調される。図4において、
フレームデータフォーマットは一定の長さであり、N個
のバーストデータで構成されている。バーストデータ1
個は、プリアンブル部PAとユニークワード部UWとデ
ータ部とで構成されている。
【0026】プリアンブル部PAは固定パターン信号で
あり、X(Xは正の整数)ビットの長さを有している。
ちなみに、プリアンブル部PAの長さは衛星のシステム
によって決定される。ユニークワード部UWはユニーク
ワードの前後やユニークワード自身の相関により決めら
れるL(Lは正の整数)ビットの固定パターン信号であ
る。ROM5にはユニークワードパターンが予め書き込
まれている。
【0027】復調器3により復調されたディジタル信号
の復調データ31はシフトレジスタ4に送出される。シ
フトレジスタ4へ送出された復調データ31は比較器6
によりROM5内に格納されているユニークワードパタ
ーンと比較される。なお、比較器6の比較関数f(t
n)(ここで、n=1、…、dである)は下記の数1で
表される。ただし、tdは検出及び誤検出においてはユ
ニークワードを検出した時刻を示し、不検出においては
任意の値(d≧X+2)である。
【0028】
【数1】
【0029】ただし、i=1、・・・、L(Lはユニー
クワード部UWのビット数) UW(i):ROM5内に格納されているユニークワー
ドパターン b(tn、i):時刻tnにおいて、シフトレジスタ4
に送出される復調データ31 C(x 、y):x=yのとき0 x≠yのとき1 また、C/N計測器7で計測されたC/Nデータ71を
許容誤りビット数決定回路2に送出する。ちなみに、許
容誤りビット数決定回路2の中のテーブル201はC/
Nと許容誤りビット数ε0との関係が記されたテーブル
である。
【0030】許容誤りビット数ε0と比較関数f(t
n)を比較器6において比較した結果、ユニークワード
の検出が正しく行われた場合には、検出時処理部811
において検出した際の誤りビット数をカウントし、検出
したバースト数をカウントして許容誤り偏差決定回路8
14に送出する。
【0031】ユニークワードが正常に検出されない不検
出された場合には、不検出時処理部812において不検
出のバースト数をカウントし、許容誤り偏差決定回路8
14に送出する。
【0032】ユニークワードが正常に検出されない誤検
出された場合には誤検出時処理部813において誤検出
された際の誤りビット数及び誤検出のバースト数をカウ
ントし、許容誤り偏差決定回路814に送出する。
【0033】この不検出のバースト数と誤りビット数と
誤検出のバースト数を基に許容誤り偏差決定回路814
にて、許容誤り偏差81が決定される。決定された許容
誤り偏差81を許容誤りビット数決定回路2の加算器に
送出し、許容誤りビット数21と加算する。その後、C
/Nと許容誤りビット数ε0との関係を記したテーブル
201を更新する。
【0034】以上説明したようにC/Nデータ71と許
容誤り偏差81とが許容誤りビット数決定回路2に入力
され、C/N劣化時におけるユニークワードの不検出率
や誤検出率を制御することも可能になる。不検出とは、
許容誤りビット数21が小さいため、受信した誤りを含
むデータが比較器6によって検出されない状態を指して
いる。また、誤検出とは、許容誤りビット数21が大き
いため、受信した誤りを含むデータが比較器6によって
ユニークワードでない部分で検出されてしまう状態を指
している。ユニークワードでない部分とは図5におい
て、ROM5、シフトレジスタ4の位置がユニークワー
ド部UWと一致しない部分を示している。そのため、許
容誤りビット数を小さくすると不検出率が大きくなり、
許容誤りビット数を大きくすると誤検出率が大きくな
る。 (第1の実施の形態のユニークワードの検出動作)次
に、第1の実施の形態のユニークワードの検出動作につ
いて、図5の第1の実施の形態の動作図を用いて説明す
る。いま、復調器3からの復調データ31が、シフトレ
ジスタ4にディジタルデータとして送出される。この送
出されたディジタルデータが図5(A)に示す時刻t1
に達したとき比較器6によって比較関数f(tn)の計
算を開始する。時刻t1の前に、許容誤りビット数21
であるε0は決定している。
【0035】図5(B)に示す時刻tnにおいて、比較
器6で比較関数f(tn)を求め、許容誤りビット数2
1であるε0と比較する。f(tn)>ε0の時はユニ
ークワード検出失敗と判断し、n=n+1として、比較
器6で比較関数f(tn+1)を求め、許容誤りビット
数ε0と比較する操作をユニークワードが検出されるま
で繰り返し行う。
【0036】ただし、比較器6は最初にf(tn)≦ε
0になった時をユニークワードの検出と認識する。最初
にユニークワードが検出された直後から図4に示すデー
タ部をデータとして認識し、図1に示すデータ処理部9
によってデータ処理が開始される。ちなみに、d=X+
1(Xは、プリアンブル部のビット数)で初めて、f
(td)≦ε0となれば、ユニークワードを検出したと
判断され、d≠Xで初めて、f(td)≦ε0となった
時は誤検出したと判断される。このとき、図3に示す許
容誤り偏差決定回路814により許容誤り偏差81(こ
の偏差が大きければユニークワード不検出率は小さい、
この偏差が小さければユニークワード誤検出率は小さ
い。)が決定され、図2に示すテーブル201の中にあ
るC/Nと許容誤りビット数ε0との関係を記したデー
タが更新される。 (その他の実施の形態)この発明は第1の実施の形態に
限定されるものではなく、例えば、C/N計測器でな
く、伝送路上に存在する回線品質を劣化させる降雨、降
雪、温度、湿度などのファクタから許容誤りビット数ε
0を制御、決定するような装置に適用することができ
る。
【0037】また、この発明は、ユニークワード部のみ
の操作であるため、ユニークワードを有するフレームデ
ータフォーマットであれば適用することができる。
【0038】さらに、この発明は、1つのユニットから
なる装置や複数のユニットを含んで構成される装置に適
用することができ、データ通信システムや無線通信シス
テムにも適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受信時のC/Nにより許容誤りビット数ε0が制御
されるため、従来用いられている固定された許容誤りビ
ット数ε0を採用した方式に比べ、ユニークワードの誤
検出率や不検出率を最適化することができる。
【0040】また、C/N劣化時の不検出率や誤検出率
の制御によりユニークワード検出後の処理を行うデータ
処理部においてデータの再送要求の回数を減らすことも
可能となる。そのため、回線の利用効率向上に寄与する
ところが大であるという特徴を有するものである。
【0041】さらに、この発明は、C/Nを計測するこ
とによって、許容誤りビット数ε0を決定した後に受信
したユニークワードの検出率を基に許容誤りビット数ε
0を変更する方法も同時に備えているため、C/Nと許
容誤りビット数ε0の厳密なテーブルを作る必要もな
い。そのため、テーブルを作成する時間の大幅な短縮も
可能となる。
【0042】加えて、この発明はユニークワードの誤り
ビット数及び検出状況をカウントするため、より最適な
許容誤りビット数ε0を決定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるユニークワード検出回路及びユ
ニークワード検出方法の第1の実施の形態のブロック図
である。
【図2】この発明によるユニークワード検出回路及びユ
ニークワード検出方法の第1の実施の形態の許容誤りビ
ット数決定回路のブロック図である。
【図3】この発明によるユニークワード検出回路及びユ
ニークワード検出方法の第1の実施の形態のユニークワ
ード検査回路のブロック図である。
【図4】この発明によるユニークワード検出回路及びユ
ニークワード検出方法の第1の実施の形態のフレームデ
ータフォーマットである。
【図5】この発明によるユニークワード検出回路及びユ
ニークワード検出方法の第1の実施の形態の動作図であ
る。
【符号の説明】
1 受信器 11 受信信号 2 許容誤りビット数決定回路 21 許容誤りビット数 201 テーブル 3 復調器 31 復調データ 4 シフトレジスタ 5 ROM 6 比較器 61 ユニークワード検出情報 7 C/N計測器 71 C/Nデータ 8 ユニークワード検査回路 81 許容誤り偏差 811 検出時処理部 812 不検出時処理部 813 誤検出時処理部 9 データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/08 H04B 7/15 H04J 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星通信システムの受信信号を復調した
    復調データからユニークワードを検出するユニークワー
    ド検出回路であって、 前記受信信号から衛星通信回線のC/Nを計測するC/
    N計測器と、 前記衛星通信回線のC/Nと許容誤りビット数との関係
    のテーブルを有して許容誤りビット数を決定する許容誤
    りビット数決定回路と、前記復調データを1ビットずつシフトさせるシフトレジ
    スタと、 予めユニークワードパターンを記憶している記憶装置
    と、 前記許容誤りビット数決定回路からの許容誤りビット数
    と前記シフトレジスタからの復調データと前記記憶装置
    からのユニークワードパターンとを比較して検出したユ
    ニークワードを含むユニークワード検出情報を出力する
    比較器と、 前記比較器が出力するユニークワード検出情報を入力し
    て許容誤り偏差を出力する、検出時処理部と不検出時処
    理部と誤検出時処理部と許容誤り偏差決定回路とを有す
    ユニークワード検査回路とを備え、前記比較器が、前記許容誤りビット数決定回路が出力す
    る許容誤りビット数と比較関数とを比較した結果、 ユニークワードの検出が正しく行われた場合には、検出
    した際の誤りビット数及び検出したバースト数を前記検
    出時処理部においてカウントして前記許容誤り偏差決定
    回路に送出し、ユニークワードが不検出された場合に
    は、不検出のバースト数を前記不検出時処理部において
    カウントして前記許容誤り偏差決定回路に送出し、ユニ
    ークワードが誤検出された場合には、誤検出された際の
    誤りビット数及び誤検出のバースト数を前記誤検出時処
    理部においてカウントして前記許容誤り偏差決定回路に
    送出し、前記許容誤り偏差決定回路にて許容誤り偏差を
    決定して出力し、 前記C/N計測器が計測したC/Nデータと前記ユニー
    クワード検査回路が出力した許容誤り偏差とを基に前記
    テーブルを更新してユニークワードを検出することを特
    徴とするユニークワード検出回路。
  2. 【請求項2】 衛星通信システムの受信信号を復調した
    復調データからユニークワードを検出するユニークワー
    ド検出方法であって、 前記受信信号から衛星通信回線のC/Nを計測するC/
    N計測ステップと、 前記衛星通信回線のC/Nと許容誤りビット数との関係
    のテーブルを有して許容誤りビット数を決定する許容誤
    りビット数決定ステップと、 前記復調データを1ビットずつシフトさせるシフトステ
    ップと、 予めユニークワードパターンを記憶する記憶ステップ
    と、 前記許容誤りビット数決定ステップからの許容誤りビッ
    ト数と前記シフトステップからの復調データと前記記憶
    ステップからのユニークワードパターンとを比較して検
    出したユニークワードを含むユニークワード検出情報を
    出力する比較ステップと、 前記比較ステップが出力するユニークワード検出情報を
    入力して許容誤り偏差を出力する、検出時処理ステップ
    と不検出時処理ステップと誤検出時処理ステップと許容
    誤り偏差決定ステップとを有するユニークワード検査
    テップとを備え、前記比較ステップが、前記許容誤りビ
    ット数決定ステップが出力する許容誤りビット数と比較
    関数とを比較した結果、 ユニークワードの検出が正しく行われた場合には、検出
    した際の誤りビット数及び検出したバースト数を前記検
    出時処理ステップにおいてカウントして前記許容誤り偏
    差決定ステップに送出し、ユニークワードが不検出され
    た場合には、不検出のバースト数を前記不検出時処理ス
    テップにおいてカウントして前記許容誤り偏差決定ステ
    ップに送出し、ユニークワードが誤検出された場合に
    は、誤検出された際の誤りビット数及び誤検出のバース
    ト数を前記誤検出時処理ステップにおいてカウントして
    前記許容誤り偏差決定ステップに送出し、前記許容誤り
    偏差決定ステップにて許容誤り偏差を決定して出力し、 前記C/N計測ステップが計測したC/Nデータと前記
    ユニークワード検査ステップが出力した許容誤り偏差と
    を基に前記テーブルを更新してユニークワードを検出す
    ることを特徴とするユニークワード検出方法
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