JP3419317B2 - 液晶表示装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

液晶表示装置およびそれを用いた電子機器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びそれを用いた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】液晶セ
ルの両側に偏光子を配置して形成される液晶表示装置に
おいて、背面側に用いる偏光子として反射偏光子(国際
公開WO97/01788)を用いた半透過反射型(反
射/透過両用型)の液晶表示装置は、反射型として用い
た場合、反射偏光子が所定の方向の偏光面を持つ偏光を
殆ど反射するため、液晶セルのスイッチング状態によっ
ては前面側の偏光子を透過した光を反射偏光子によって
殆ど反射させることが可能である。
【0003】したがって、このように反射偏光子を用い
た半透過反射型の液晶表示装置は、反射型として用いた
場合、背面側の偏光子として吸収型の偏光子を用い、そ
の背面にハーフミラーを配置して半透過反射型の液晶表
示装置を形成した場合に比べて、表示が明るいという利
点がある。しかし、反射偏光子を用いたこのような半透
過反射型の液晶表示装置は、明るい光のもとで反射型と
して用いる場合と、周囲が暗く透過型として用いる場合
とで、表示の明暗が反転してしまうという問題があっ
た。
【0004】そこで、図3に模式的な断面図として示す
ように、液晶セル18の両側には吸収型の偏光子14,
34を配置し、背面側の偏光子34のさらに背面に反射
偏光子40を配置して、背面側の偏光子34の透過軸と
反射偏光子40の反射軸との間の角度を適切な値とした
構成とすることが考えられた。この構成の液晶表示装置
とすることによって、明るい光のもとで反射型として用
いる場合と、周囲が暗く透過型として用いる場合とで、
表示の明暗の反転が起きない液晶表示装置を形成するこ
とが可能である。なお、この液晶表示装置においては、
図3に示したように、背面側の偏光子34の透過軸と反
射偏光子40の透過軸とが直交から若干ずれた状態とな
るように、背面側の偏光子34と反射偏光子40とが配
置されている。
【0005】しかしながら、このような半透過反射型の
液晶表示装置は、使用条件によっては、特に周囲が暗い
状況において透過型の液晶表示装置として使用した場合
に、色むらが発生しやすいという問題があることが本願
発明者によって確認された。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、反射表示モードで用
いた場合には、背面側の偏光子として吸収型偏光子を用
いた半透過反射型液晶表示装置より遙かに明るい表示が
可能で、反射モード表示と透過モード表示との間で表示
の明暗に反転がなく、しかも、色むらが少ない半透過反
射型の液晶表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の液晶表示
装置は、一対の基板の間に液晶が封入された液晶セル
と、前記液晶セルの前面側に配置された第1の吸収型偏
光子と、前記液晶セルの背面側に配置された第2の吸収
型偏光子と、前記第2の吸収型偏光子の背面側に配置さ
れ、反射軸方向の偏光面を有する光を反射し、前記反射
軸の方向とは異なる方向の透過軸方向の偏光面を有する
光を透過する反射偏光子と、前記反射偏光子の背面側に
配置されるバックライトと、を有し、前記第2の吸収型
偏光子の透過軸と、前記反射偏光子の反射軸とのなす角
度が5〜30°程度であり、前記バックライトの分光ス
ペクトルは、半値幅が20nm程度以下のスパイクがな
いことを特徴とする。
【0008】本発明の液晶表示装置によれば、第2の吸
収型偏光子の透過軸と反射偏光子の反射軸のなす角度が
5〜30°程度であるため、第2の吸収型偏光子を透過
した偏光の大部分が反射偏光子によって反射され、明る
い反射型の液晶表示を行うことができる。
【0009】また、本発明の液晶表示装置は、バックラ
イトの波長表示における分光スペクトルが、半値幅20
nm程度以下のスパイクのない連続スペクトルであるた
め、反射偏光子の偏光度の面内むら等によって、バック
ライトからの光の透過率の波長特性が表示面内で不均一
であっても、透過型の液晶表示装置として使用した場合
の色むら発生が少ない。したがって、色むらが顕著に現
れやすい周囲が暗い状況における透過型の液晶表示装置
として使用の場合でも、色むらの発生が少ない。
【0010】(2) さらに好ましくは、本発明の液晶
表示装置は、前記第2の吸収型偏光子は、偏光度が75
〜95%程度であることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、第2の吸収型偏光子の偏
光度が一般的に液晶パネルに用いられる偏光子に比べて
低いため、反射偏光子の偏光度の面内におけるばらつき
に起因する色むらの発生が少ない液晶表示装置が得られ
る。
【0012】(3) また、さらに好ましくは、本発明
の液晶表示装置は、前記第2の吸収型偏光子は、単体と
しての光透過率が43〜49%程度であることを特徴と
する。
【0013】本発明によれば、色むらの発生が少なく明
るい表示となることが確認された液晶表示装置が得られ
る。
【0014】(4) そして、さらに好ましくは、本発
明の液晶表示装置は、前記第2の吸収型偏光子と前記反
射偏光子との間に光散乱層が設けられていることを特徴
とする。
【0015】本発明によれば、反射偏光子によって反射
された光が光散乱層によって散乱されるため、反射偏光
子によって反射された部分に対応する表示が、鏡面状で
はなくペーパーホワイト状の見やすい表示となる。
【0016】(5) また、さらに好ましくは、本発明
の液晶表示装置は、前記液晶セルはSTN型の液晶セル
であり、前記第1の吸収型偏光子と前記液晶セルとの間
に、位相差板が配置されていることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、第1の吸収型偏光子と反
射偏光子との間に位相差板が配置されているため、ST
N液晶などによる液晶表示に対する着色が解消された液
晶表示装置が得られる。
【0018】(6) 本発明の電子機器は、前述したい
ずれかの液晶表示装置を表示手段として有することを特
徴とする。
【0019】本発明によれば、前記各発明について上述
したいずれかの作用効果を持つ液晶表示装置を有する電
子機器が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0021】<液晶表示装置の構造>図1は、本実施形
態の液晶表示装置10を示す模式的な断面図である。こ
の図に示すように、液晶表示装置10は、液晶セル18
の前面側および背面側に吸収型の偏光子14,34すな
わち第1および第2の吸収型偏光子を配置し、第2の吸
収型偏光子としての背面側の偏光子34のさらに背面に
反射偏光子40を配置して形成されている。また、背面
側の偏光子34と反射偏光子40との間には光散乱層3
8が配置されている。そして、反射偏光子40の背面に
は、バックライト44が配置されている。なお、図1に
おいては、液晶表示装置10を構成する各要素間に隙間
があるように描かれているが、これは図示の便宜上のも
のであり、実際は各要素が互いにほぼ密着される状態と
なっている。
【0022】液晶セル18は、ストライプ状の透明電極
22が片面に形成された基板20と、やはりストライプ
状の透明電極26が片面に形成された基板28とが、ギ
ャップ材(図示せず)などによって所定間隔離され、対
向する基板20,28の透明電極22,26同士が格子
状に対向する単純マトリックス型の液晶セル18となっ
ている。これら一対の基板20,28の間にはTN型ま
たはSTN型の液晶24が充填され、それら基板20,
28の対向する周縁がシール材30によって封止されて
いる。なお、図1においては、一対の基板の間を広く離
して描いてあるが、これは図示を明確化するためであ
り、実際には一対の基板は数μmないし十数μmの狭い
ギャップを隔てて対向している。
【0023】光散乱層38は、光を散乱させ拡散させる
機能を持っている。光散乱層38を省略することも可能
ではあるが、これがない場合は、反射偏光子40で反射
された部分に対応する表示が、鏡面により反射された光
との印象を与える表示となってしまう。光散乱層38
は、このような状態を防止し、反射偏光子40で反射さ
れた部分に対応する表示をペーパーホワイトに近い表示
とすることができる。光散乱層38は、例えば、ビーズ
を分散させたプラスチックフィルムとして形成されてい
る。また、背面側の偏光子34と反射偏光子40とを光
学接着剤を用いて接着し、その接着層中にビーズを混入
させて光散乱層38を形成してもよい。なお、光散乱層
38は、前面側の偏光子14と液晶セル18との間に設
けてもよいし、液晶セル18と背面側の偏光子34との
間、あるいは、前面側の偏光子14の前面に設けるよう
にしてもよい。
【0024】バックライト44は、図1に示すように光
源46と導光板48とを備えている。光源46から出射
された光は、導光板48によって、液晶セル18の全画
素に光が入射するように導光され、拡散される。導光板
48としては、通常アクリル板が用いられるが、アクリ
ル製の導光板の上に拡散板や集光プリズムを積層したも
のを用いてもよい。光源46としては、LED(発光ダ
イオード)などが用いられる。なお、バックライトとし
ては、光源46と導光板48との組み合わせの代わり
に、面光源であるEL(エレクトロルミネセント)等を
用いてもよい。
【0025】また、液晶表示装置10は、図1に図示し
た構成要素以外にも、カラーフィルタ、液晶24に面し
て設けられる配向膜、および駆動回路なども備えてい
る。
【0026】さらに、図示はしていないが、本実施形態
の液晶セル18としてSTN型の液晶セルを用いる場合
は、前面側の偏光子14と液晶セル18との間に、位相
差板を配置する。これによって、STN液晶などの特性
に起因する液晶表示に対する着色を解消することができ
る。
【0027】反射偏光子40は、国際公開(WO95/
017692)や、特表平9−506985号公報など
に開示された偏光分離素子と同様のものであり、厚さと
屈折率特性についてそれぞれ所定の関係を満たす一対の
層が多重積層された構造となっている。反射偏光子40
は、各層が1μmに満たない程度の厚さの多くの層によ
って形成され、全体としても200μm程度の厚さの薄
い板状である。反射偏光子40は、透過軸方向の偏光面
を有する偏光を透過し、透過軸とほぼ直交する反射軸方
向の偏光面を持つ偏光を反射する性質を持っている。
【0028】なお、この反射偏光子40は、偏光度が完
全でないが、反射軸に平行な偏光方向の直線偏光成分の
反射率は約50%であり、透過軸に平行な偏光方向の直
線偏光成分の透過率も約50%であり吸収がない。ま
た、反射偏光子40は、反射軸以外の偏光方向の直線偏
光成分の一部も反射し、透過軸以外の偏光方向の直線偏
光成分の一部も透過する。
【0029】図2は、前面側の偏光子14の透過軸14
Tと、背面側の偏光子34の透過軸34Tと、反射偏光
子40の反射軸40Rおよび透過軸40Tとの間の軸関
係を示す説明図である。この図に示すように、前面側の
偏光子14の透過軸14Tと、背面側の偏光子34の透
過軸34Tとは互いに直交するように配置されている。
なお、前面側の偏光子14は、その透過軸14Tが、図
中の水平方向(x方向)から反時計回りに45°傾いた
方向となるよう配置されている。そして、反射偏光子4
0の反射軸40Rは、背面側の偏光子34の透過軸34
Tから時計回りにθaxだけ回転した向きとなってい
る。本実施形態において、θaxは5°〜30°の範囲
で選択されている。また、反射偏光子40の透過軸40
Tは、反射軸40Rと直交している。
【0030】このように、本実施形態の液晶表示装置1
0は、背面側の偏光子34の透過軸34Tと反射偏光子
40の反射軸40Rとのなす角度θaxが5°〜30°
程度となるように、すなわち、背面側の偏光子34の透
過軸34Tと反射偏光子40の透過軸40Tとが直角か
ら幾分ずれた状態となるように、背面側の偏光子34と
反射偏光子40とが配置されている。背面側の偏光子3
4と反射偏光子40とをこのような関係で配置すること
によって、明るい光のもとで反射型として用いる場合
と、周囲が暗く透過型として用いる場合とで、表示の明
暗の反転が起きない液晶表示装置10を形成することが
可能である。このような液晶表示装置10における表示
について以下に説明する。
【0031】<反射型の液晶表示装置としての動作>上
記のように形成された液晶表示装置10を、明るい光の
もとで反射型として用いる場合の動作を図3とともに説
明する。なお、この図において、左側半分の図3(A)
は通過する光の偏光面を液晶セル18が90°旋光させ
るスイッチング状態である場合を示し、右側半分の図3
(B)は通過する光の偏光面を液晶セル18が旋光させ
ないスイッチング状態である場合を示している。
【0032】まず、液晶セル18が光を90°旋光させ
るスイッチング状態の領域に外光が入射した場合、すな
わち図3(A)左側に示した場合について説明する。こ
の場合、入射した外光60は、前面側の偏光子14を透
過すると、その透過軸14Tの方向の偏光面を持つ直線
偏光60aとなり、その直線偏光60aは液晶セル18
を通過すると90°旋光された直線偏光60bとなる。
その直線偏光60bは、前面側の偏光子14の透過軸1
4Tと直交する透過軸34Tを持つ背面側の偏光子34
を透過し、背面側の偏光子34の透過軸34Tに近い方
向の反射軸40Rを持つ反射偏光子40によって殆どが
反射され、幾分かが反射偏光子40を透過する。反射さ
れたその直線偏光60cは、反射偏光子40の反射軸4
0Rの方向の偏光面を持つ直線偏光60cであり、反射
偏光子40の反射軸40Rと背面側の偏光子34の透過
軸34Tとが平行に近い関係となっているため、その偏
光60cは、背面側の偏光子34の透過軸34Tの方向
と平行に近い偏光面を持っており、殆どが背面側の偏光
子34を透過する。そして、透過した偏光60dは液晶
セル18で90°旋光されて前面側の偏光子14の透過
軸14Tと平行な偏光面を持つ偏光60eとなるため、
前面側の偏光子14を透過して表示面に達する。
【0033】このように、この液晶表示装置10におい
ては、液晶セル18が光を90°旋光させるスイッチン
グ状態の時に液晶セル18に入射した外光はその殆どが
反射偏光子40で反射されて入射と逆の経路を辿って出
射するため、液晶セル18が光を90°旋光させるスイ
ッチング状態となっている領域は明るい表示となる。
【0034】次に、液晶セル18が光を旋光させないス
イッチング状態の領域に外光65が入射した場合、すな
わち図3(B)左側に示した場合について説明する。こ
の場合、入射した外光65は、前面側の偏光子14を透
過すると、その透過軸14Tの方向の偏光面を持つ直線
偏光65aとなる。その直線偏光65aはそのままの状
態で液晶セル18を通過し、前面側の偏光子14の透過
軸14Tと平行な吸収軸34Aを持つ背面側の偏光子3
4によって殆ど吸収される。
【0035】このように、この液晶表示装置10におい
ては、液晶セル18が光を旋光させないスイッチング状
態の時に液晶セル18に入射した外光65は、その殆ど
が背面側の偏光子34で吸収されて表示面側に戻らない
ため、液晶セル18が光を旋光させないスイッチング状
態となっている領域は暗い表示となる。
【0036】なお、液晶セル18は光を90°旋光する
状態と、光を旋光しない状態との中間の状態をとり、こ
のとき、中間調表示が行われる。
【0037】<透過型の液晶表示装置としての動作>次
に、液晶表示装置10を、周囲が暗く透過型として用い
る場合の動作を図3とともに説明する。
【0038】まず、液晶セル18が光を90°旋光させ
るスイッチング状態の領域にバックライト44からの光
70が入射した場合、すなわち図3(A)右側に示した
場合について説明する。この場合、バックライト44か
ら出射された光70は、反射偏光子40を透過すると、
その透過軸40Tの方向の偏光面を持つ直線偏光70a
となる。前述したように、反射偏光子40の透過軸40
Tと背面側の偏光子34の透過軸34Tとは直角とは幾
分ずれた状態となっており、反射偏光子40を透過した
直線偏光70aの一部分は背面側の偏光子34を透過し
直線偏光70bとして出射する。その直線偏光70bは
液晶セル18を通過すると90°旋光された直線偏光7
0cとなる。その直線偏光70cは、背面側の偏光子3
4の透過軸34Tと直交する透過軸14Tを持つ前面側
の偏光子14を透過して表示面に達する。
【0039】このように、この液晶表示装置10におい
ては、液晶セルが90°光を旋光させるスイッチング状
態の時にバックライト44から液晶セル18に入射した
光はその幾分かが、背面側の偏光子34、液晶セル1
8、および前面側の偏光子14を透過して表示面から出
射するため、液晶セル18が90°光を旋光させるスイ
ッチング状態となっている領域は、周囲が暗い状態では
比較的明るい表示領域となる。
【0040】次に、液晶セル18が光を旋光させないス
イッチング状態の領域にバックライト44からの光が入
射した場合、すなわち図3(B)右側に示した場合につ
いて説明する。この場合、バックライト44から出射さ
れた光75は、反射偏光子40を透過すると、その透過
軸40Tの方向の偏光面を持つ直線偏光75aとなる。
前述したように、反射偏光子40の透過軸40Tと背面
側の偏光子34の透過軸34Tとは直角とは幾分ずれた
状態となっているため、反射偏光子40を透過した直線
偏光75aの一部分は背面側の偏光子34を透過し直線
偏光75bとして出射する。その直線偏光75bはその
ままの直線偏光75bとして液晶セル18を通過し、背
面側の偏光子34の透過軸34Tと平行な吸収軸14A
を持つ前面側の偏光子14によってほぼ完全に吸収さ
れ、表示面に達する光は殆どなくなる。
【0041】このように、この液晶表示装置10におい
ては、液晶セル18が光を旋光させないスイッチング状
態の時に液晶セル18に入射したバックライト44から
の光は、その殆どが背面側および前面側の偏光子34,
14で吸収されて表示面側に戻らないため、液晶セル1
8が光を旋光させないスイッチング状態となっている領
域は暗い表示となる。
【0042】なお、反射表示モードの場合と同様に、液
晶セル18は光を90°旋光する状態と、光を旋光しな
い状態との中間の状態をとり、このとき中間調表示が行
われる。
【0043】以上説明したように、本実施形態の液晶表
示装置10は、液晶セル18が光を90°旋光させる領
域は、明るい外光のもとで液晶表示装置10を反射型と
して使用した場合、および周囲が暗く透過型として使用
した場合のいずれの場合も明るい表示領域となる。ま
た、本実施形態の液晶表示装置10は、液晶セル18が
光を旋光させない領域は、明るい外光のもとで液晶表示
装置10を反射型として使用した場合、および、周囲が
暗く透過型として使用した場合のいずれの場合も暗い表
示領域となる。したがって、明るい外光のもとで反射型
として使用した場合と、周囲が暗くバックライト44を
用いた透過型として使用した場合のいずれも、明るく表
示される領域は液晶セル18が光を90°旋光させる領
域であり、暗く表示される領域は液晶セル18が光を旋
光させない領域である。その結果、この液晶表示装置1
0においては、明るい外光のもとで反射型として使用し
た場合と、周囲が暗くバックライトを用いた透過型とし
て使用した場合とで、表示の明暗に反転が起きない。
【0044】図4は、液晶表示装置10を反射表示モー
ドで使用した場合の反射率と、透過表示モードで使用し
た場合の透過率とを示す説明図である。この図におい
て、横軸は、背面側の偏光子34の透過軸34Tと反射
偏光子40の反射軸40Rとのなす角度θaxであり、
縦軸は、液晶セル18が光を90°旋光するスイッチン
グ状態とした場合、すなわち白色表示をした場合におけ
る反射率および透過率である。本実施形態の場合、前述
したようにθaxは、5°〜30°の範囲で選択されて
いる。なお、この測定結果は、前面側および背面側の偏
光子14,34として日東電工株式会社製のNPF−E
G1228DUを用い、反射偏光子40および光散乱層
38として3M社製のRDF−Cを用いて液晶表示装置
10を形成した場合のものである。3M社製のRDF−
Cは、図1に示した反射偏光子と光散乱層とが一体化さ
れた製品である。ここで、反射率は、標準光源Cから所
定の距離の位置に置かれた標準白色板からの反射光の強
度を基準とし、同じ位置に置かれた液晶表示装置10の
相対強度比として定義されている。
【0045】例えば、前面側の偏光子14の透過軸14
Tと反射偏光子40の反射軸40Rとのなす角度θax
を20°に設定すると、図4から明らかなように、約2
2.4%の反射率で、約2.1%の透過率を持つ液晶表
示装置10が形成できることがわかる。一方、反射偏光
子40の代わりに半透過反射板(例えばAl/Ag蒸着
膜)を用いて半透過反射型(反射透過両用型)の液晶表
示装置を形成すると、反射率は高々15%程度である。
このように、本実施形態の液晶表示装置10は反射モー
ドにおいて明るい表示を行うことができる。
【0046】<透過型としての液晶表示装置の表示特性
>図5は、本実施形態の液晶表示装置10を、背面側の
偏光子34の透過軸34Tと反射偏光子40の反射軸4
0Rとの間の角度θaxを20°とし、バックライト4
4として白色光を用いた場合の、ある表示領域における
透過光の分光スペクトルである。この図に示すように、
本実施形態の液晶表示装置10を透過型として用いた場
合は、その透過率は透過させる光の波長によって大きく
異なる場合があり、特定の波長付近で透過率がスパイク
状に大きくなる部分(半値幅10nm程度)があること
がわかる。また、この分光スペクトルは、液晶表示装置
10の表示領域によっても異なったものとなる。これ
は、主に液晶表示装置10に用いている反射偏光子40
が、前述したように、偏光度が完全ではなく、また、面
内において特性にばらつきがあることなどによるもので
ある。
【0047】図6は、従来の液晶表示装置においてバッ
クライトの光源として用いられることのある冷陰極管の
分光スペクトル特性のグラフである。この図から明らか
なように、冷陰極管の分光スペクトルにも大きなスパイ
クとなる部分、すなわち他の波長領域に比べて強度が極
端に大きくなる狭い波長領域の部分(半値幅10nm程
度)がある。図5と図6とを比較すると明らかなよう
に、バックライトからの光が大きなスパイクとなる波長
領域と、液晶表示装置の透過分光特性が大きいスパイク
の波長領域が重なると、液晶表示装置から出射する光
は、色づくことが容易に想像できる。このように、液晶
表示装置10のある表示領域において、透過分光スペク
トルのスパイク部分と光源の分光スペクトルのスパイク
部分とが重なる状態となると、その表示領域において
は、特定の波長領域すなわち色の光が特に強く射出され
る。しかも液晶表示装置10の透過分光スペクトル特性
は表示領域によってばらつきがある。その結果、例え
ば、ある表示領域においては540nm波長領域の光が
強く放射され、隣接する別の表示領域においては610
nm波長領域の光が強く放射されるといったことが発生
する。これは、液晶表示装置10を透過型として用いた
場合の色むらとなって現れることになる。
【0048】そこで、本実施形態の液晶表示装置10に
おいては、分光スペクトルにスパイクの少ない光源、例
えば、LED(発光ダイオード)、EL(エレクトロル
ミネセンス)光源、またはハロゲンランプなどを、バッ
クライト44の光源として用いている。図7は白系LE
Dバックライトの分光スペクトルであり、図8は白色E
Lおよび緑色ELの分光スペクトルを示している。これ
らの図から明らかなように、これらの光源の分光スペク
トルは、冷陰極管バックライトの分光スペクトルに比べ
てスパイク(半値幅20nm以下程度)が殆どない連続
的なスペクトルとなっている。したがって、このような
分光スペクトルを有する光源は、図5に示したようにス
パイクを持った透過スペクトル特性を持ち、しかも表示
領域によってスパイクが現れる波長領域が異なる液晶表
示装置10に用いた場合でも、冷陰極管の光源をバック
ライト44に用いる場合のように透過表示モードにおい
て大きな色むらが発生することがない。
【0049】さらに、本実施形態の液晶表示装置10に
は、背面側の偏光子34として、偏光度が75〜95%
程度のものが用いられている。この偏光度は、一般的な
液晶表示装置に用いられる偏光子の偏光度が99%以上
であることに比べると、かなり低い。したがって、反射
偏光子40とともに、この偏光子34を用いることによ
って、透過モードで使用した場合における液晶表示装置
10の透過光の分光スペクトルが図5で示した場合ほど
大きなスパイクを持ったものでなくなる。その結果、反
射偏光子40の偏光度の面内におけるばらつきに起因す
る色むらの発生が少ない液晶表示装置10が得られる。
【0050】しかも、背面側の偏光子34は、単体の光
透過率が43〜49%程度のものが用いられている。こ
の透過率は一般的な液晶表示装置に用いられる吸収型偏
光子の透過率に比べてかなり高い。本願発明者は、この
ように、単体の光透過率が43〜49%程度の吸収型偏
光子を背面側の偏光子として用いることによって、色む
らの発生が少なく明るい表示となることが確認した。
【0051】<電子機器>図9(A)、(B)、および
(C)は、本実施形態の液晶表示装置10を表示部とし
て用いた電子機器の例を示す外観図である。図9(A)
は、携帯電話機88であり、その前面上方に液晶表示装
置10を備えている。図9(B)は、腕時計92であ
り、本体の前面中央に液晶表示装置10が設けられてい
る。図9(C)は、携帯情報機器96であり、液晶表示
装置10からなる表示部と入力部98とを備えている。
これらの電子機器は、液晶表示装置10の他に、図示し
ないが、表示情報出力源、表示情報処理回路、クロック
発生回路などの様々な回路や、それらの回路に電力を供
給する電源回路などを含んで構成される。
【0052】なお、本実施形態の液晶表示装置10が組
み込まれる電子機器としては、携帯電話機、時計、およ
び携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手
帳、ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニデ
ィスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0053】これらの情報機器は、屋内屋外を問わずあ
らゆる環境で使用される。したがって、長時間の電池駆
動が可能であることが好ましい。そのため、これらの電
子機器の表示部として用いられる液晶表示装置10は消
費電力が小さいことが求められる。消費電力の小さい表
示装置として外光を利用した反射型液晶表示装置がある
が、周囲が暗い場所での使用が殆どできないという問題
があった。本実施形態の液晶表示装置は、消費電力の小
さい反射型表示を従来の反射型液晶表示装置と遜色ない
明るさで行うことができると共に、周囲が暗いところで
の使用においては透過型表示を行うことができる。しか
も、反射表示モードと透過表示モードとの間で表示の明
暗に反転が起きることがなく、色むらも小さい。したが
って、これらの電子機器の表示部として用いることで、
低消費電力で良質の表示を行うことが可能な電子機器を
形成することができる。
【0054】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲
内で各種の変形実施が可能である。
【0055】例えば、上記実施形態では、バックライト
に用いられる光源として、白系LED、ハロゲンラン
プ、あるいはバックライトとして白色または緑色のEL
を用いる例を示したが、分光スペクトルにおいて、半値
幅が20nm程度以下のスパイクがなく、目的に応じて
色バランスのとれた光源を用いたバックライトであって
もよい。あるいはスパイクの存在する波長域をカットす
るような色フィルタ―をバックライト上に用いてもよ
い。
【0056】また、上記実施形態では、反射偏光子とし
て積層型のもの用いた例を示したが、反射偏光子はこの
タイプに限らず、コレステリック液晶層と1/4波長板
とを組み合わせるもの(特開平8−271892号公
報)、ブリュースターの角度を利用して反射偏光と透過
偏光とに分離するもの(SID 92 DIGEST P.427-429)、
ホログラムを利用するもの等を用いることもできる。
【0057】そして、上記実施形態では、前面側の偏光
子の透過軸と背面側の偏光子の透過軸とが直交するよう
に、前面側の偏光子と背面側の偏光子とを配置した例を
示したが、前面側の偏光子の透過軸と背面側の偏光子の
透過軸とが平行となるように、前面側および背面側の偏
光子を配置してもよい。なお、この場合は、液晶セルが
光を旋光しないスイッチング状態において明表示とな
り、90°または270°光を旋光するスイッチング状
態において暗表示となる液晶表示となる。
【0058】さらに、上記実施形態では、反射偏光子の
透過軸と反射軸とが直交している例を示したが、透過軸
と反射軸とは必ずしも直交している必要はない。
【0059】また、上記実施形態において、液晶セルは
明表示に対応するスイッチング状態における旋光性が9
0°で暗表示に対応するスイッチング状態における旋光
性が0°である例を示した。しかし、液晶セルの旋光性
は、これに限らず、明表示に対応するスイッチング状態
における旋光性と、暗表示に対応するスイッチング状態
における旋光性とがほぼ90°異なっていればよい。
【0060】さらに、上記実施形態においては、単純マ
トリクス型の液晶セルを持つ液晶表示装置の例を示した
が、アクティブマトリクス型の液晶セルを用いた液晶表
示装置であってもよい。
【0061】また、液晶表示装置は、カラー表示可能な
ものであっても、モノクロ表示のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の液晶表示装置を示す模式的な断面図
である。
【図2】前面側の偏光子、背面側の偏光子、および反射
偏光子の軸関係を示す説明図である。
【図3】実施形態の液晶表示装置の動作を、反射および
透過モードとに場合分けして示す説明図であり、(A)
は液晶セルが90°光を旋光させる場合を示し、(B)
は液晶セルが光を旋光させない場合を示している。
【図4】実施形態の液晶表示装置を反射表示モードで使
用した場合の反射率と、透過表示モードで使用した場合
の透過率とを示す説明図である。
【図5】実施形態の液晶表示装置を透過表示モードで使
用した場合において、ある表示領域における透過光の分
光スペクトルを示すグラフである。
【図6】陰冷極管バックライトの分光スペクトルを示す
グラフである。
【図7】白系LEDバックライトの分光スペクトルを示
すグラフである。
【図8】白色ELおよび緑色ELの分光スペクトルを示
すグラフである。
【図9】実施形態の液晶表示装置を用いた電子機器を示
す外観図であり、(A)は携帯電話機であり、(B)は
腕時計であり、(C)は携帯情報機器である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置 14 偏光子(第1の吸収型偏光子) 18 液晶セル 20,28 基板 22,26 透明電極 24 液晶 34 偏光子(第2の吸収型偏光子) 38 光散乱層 40 反射偏光子 44 バックライト 88 携帯電話機(電子機器) 92 腕時計(電子機器) 96 携帯情報機器(電子機器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1335 510 G02F 1/1335 520 G02F 1/13357 G02B 5/22 G02B 5/30 G04G 9/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の基板の間に液晶が封入された液晶セ
    ルと、 前記液晶セルの前面側に配置された第1の吸収型偏光子
    と、 前記液晶セルの背面側に配置された第2の吸収型偏光子
    と、 前記第2の吸収型偏光子の背面側に配置され、反射軸方
    向の偏光面を有する光を反射し、前記反射軸の方向とは
    異なる方向の透過軸方向の偏光面を有する光を透過する
    反射偏光子と、 前記反射偏光子の背面側に配置されるバックライトと、 を有し、 前記第2の吸収型偏光子の透過軸と、前記反射偏光子の
    反射軸とのなす角度が5〜30°程度であり、前記バッ
    クライトの分光スペクトルは、半値幅が20nm程度以
    下のスパイクがないことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の吸収型偏光子と前記反射偏光
    子との間に光散乱層が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の液晶表示装置。
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