JP3418315B2 - 吸収式冷凍機 - Google Patents
吸収式冷凍機Info
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- Y02B30/625—Absorption based systems combined with heat or power generation [CHP], e.g. trigeneration
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Description
り、特に、外部から与えられる熱エネルギーで運転して
冷熱を得る吸収式冷凍機に関するものである。
器、低温再生器、凝縮器、およびこれら各機器を作動的
に接続する配管系を備え、外部から与えられる高温熱エ
ネルギーを高温再生器に供給し、外部から与えられる低
温熱エネルギーを低温再生器に供給することで運転さ
れ、負荷側の例えば室内空間を冷却する吸収式冷凍機が
知られている。このような吸収式冷凍機において、エネ
ルギーの有効利用を図るため、上記高温熱エネルギーお
よび低温熱エネルギーに、排熱(例えばエンジンの排
熱)を利用する方式があり、これらの熱エネルギーは十
分に利用することが望まれる。
て、春,秋など中間期から冬期にかけて、冷却水温度が
低下する場合には運転効率(冷凍機能力を利用熱エネル
ギーで除したもの)が向上する傾向にある。高負荷の機
器が収容されている室内のように年間を通して冷房需要
がある場合に、吸収式冷凍機の上記特徴を活かした運転
を実施することで、冷却能力の増大を図るものがある。
て冷熱を得る吸収式冷凍機では、再生機に与えられる熱
エネルギーの量が定格以下に減少すると、部分入熱運転
となり、冷却能力が不足してしまう。そこで、熱エネル
ギーを補うための手段として直焚バーナを再生器に付属
して設け、熱エネルギーの量が定格以下に減少したとき
に、直焚バーナを点火して再生器を加熱し冷却能力の増
大を図るものがある。
増大を図っても、負荷の状態によっては冷却能力が過剰
な場合があり、例えば、室内空間が適温になっていると
き、直焚バーナが点火されると、室内空間が過剰に冷却
されることになり、居住者が寒さを感じるという不具合
が生じる。この問題を解消する発明として、例えば特開
平7−243714号公報記載の技術が知られている。
検知温度(室内温度)が設定値以上であって、しかも再
生器に対する熱エネルギーの量が設定値以下のときの
み、あるいは負荷に送られる熱輸送媒体の温度または蒸
発器における冷媒の温度が設定値以上になるときのみ、
直焚バーナが点火される構成になつている。これによれ
ば、冷却能力が過剰になる不具合を解消できるが、年間
を通して冷房需要がある場合に、外部からの熱エネルギ
ーを利用しつつ、年間を通して吸収式冷凍機の能力を一
定に制御することについては充分に配慮されていなかっ
た。
冷凍機の特性により、排熱源からの熱エネルギー回収量
が一定であっても、吸収式冷凍機の能力は、年間を通し
て冷却水温度の変化に伴い増減するものであるため、室
内負荷を処理する空気調和機の容量選定は、吸収式冷凍
機の能力が最も大きくなる場合を前提に行う必要があ
る。そこで、吸収式冷凍機の能力が低下した場合に、空
気調和機の容量が過剰となるという問題がある。また、
吸収式冷凍機の能力が低下した場合に室内の負荷に対応
できるような、補助の空調設備の設置が必要となる。
なされたもので、その目的とするところは、外部からの
熱エネルギーを利用しつつ、年間を通して吸収式冷凍機
の能力を一定に制御することで、室内負荷に対する冷却
能力の信頼性を確保することができるとともに、投資し
た設備の有効利用を図りうる吸収式冷凍機を提供するこ
とにある。
に、第一の発明に係る吸収式冷凍機の構成は、希溶液を
加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離させる高温再生器および
低温再生器と、これらの再生器で発生した冷媒蒸気を液
化させる凝縮器と、その冷媒液を負荷側の熱輸送配管と
熱交換させて冷媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で
生じた冷媒蒸気を、前記高温再生器および低温再生器か
ら送給された濃溶液に吸収させる吸収器と、これら各機
器を作動的に接続する配管系とを備え、外部から与えら
れる高温,低温熱エネルギーをそれぞれ前記高温再生
器,低温再生器に供給するようにした吸収式冷凍機にお
いて、前記熱エネルギーを補うための加熱手段と、前記
高温熱エネルギー供給配管の戻り温度を検知する第1検
知手段と、前記低温熱エネルギー供給配管の戻り温度を
検知する第2検知手段と、前記負荷に送られる熱輸送媒
体の温度を検知する第3検知手段と、前記第3検知手段
の検知温度が設定値以上の場合に、第1検知手段の検知
温度が設定値以下で、かつ第2検知手段の検知温度も設
定値以下になるように、前記加熱手段を運転する制御手
段とを備えたものである。
発明に係る吸収式冷凍機の構成は、希溶液を加熱して濃
縮し冷媒蒸気を分離させる高温再生器および低温再生器
と、これらの再生器で発生した冷媒蒸気を液化させる凝
縮器と、その冷媒液を負荷側の熱輸送配管と熱交換させ
て冷媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒
蒸気を、前記高温再生器および低温再生器から送給され
た濃溶液に吸収させる吸収器と、これら各機器を作動的
に接続する配管系とを備え、外部から与えられる高温,
低温熱エネルギーをそれぞれ前記高温再生器,低温再生
器に供給するようにした吸収式冷凍機において、前記熱
エネルギーを補うための加熱手段と、前記高温熱エネル
ギー供給配管の戻り温度を検知する第1検知手段と、前
記低温熱エネルギー供給配管の戻り温度を検知する第2
検知手段と、前記前記蒸発器における冷媒温度を検知す
る第3検知手段と、前記第3検知手段の検知温度が設定
値以上の場合に、第1検知手段の検知温度が設定値以下
で、かつ第2検知手段の検知温度も設定値以下になるよ
うに、前記加熱手段を運転する制御手段とを備えたもの
である。
温度または蒸発器における冷媒の蒸発温度が設定値以上
の場合に、高温熱エネルギー供給配管の戻り温度が設定
値以下で、低温熱エネルギー供給配管の戻り温度が設定
値以下となる範囲で、加熱手段の運転が許容されて熱エ
ネルギーが補われる。
ないし図4を参照して説明する。 〔実施の形態 1〕まず、図1は、本発明の第一の実施
形態を示す吸収式冷凍機の系統図、図2は、図1の実施
形態における作用を説明するフローチャートである。図
中、実線矢印は、溶液、冷媒、冷却水、温水、蒸気等の
流れの方向を示し、二点鎖線は、制御系の電気的接続を
示すものである。
ルギー(例えば蒸気)と低温排熱エネルギー(例えば温
水)の2種類の熱エネルギーを利用して運転される一重
二重効用併用型吸収式冷凍機である。図1において、1
は蒸発器、5は吸収器、11は高温再生器、16は低温
再生器、20は凝縮器、9は低温溶液熱交換器、10は
高温溶液熱交換器で、これらは吸収式冷凍機を構成する
主要機器である。
して設けられた蒸発器伝熱管、3は、蒸発器1の冷媒循
環パイプ、4は、冷媒循環パイプ3に具備された冷媒ポ
ンプ、6は、吸収器5内に冷却水配管34に接続して設
けられた冷却水伝熱管、7は、吸収器5と高温再生器1
1,低温再生器16とを結ぶ希溶液配管、8は、希溶液
配管7に具備された溶液ポンプ、12は、高温再生器1
1内に高温側排熱供給配管35に接続して設けられた高
温側排熱伝熱管、13は、高温再生器11に付属して設
けた加熱手段に係る直焚バーナである。
ぶ濃溶液配管、15は、高温再生器11と低温再生器1
6とを結ぶ冷媒蒸気管、17は、低温再生器16内に冷
媒蒸気管15に接続して設けられた高温冷媒伝熱管、1
8は、低温再生器16と吸収器5とを結ぶ濃溶液配管、
19は、低温再生器16の高温冷媒伝熱管17と凝縮器
20とを結ぶ冷媒凝縮配管、21は、凝縮器20内に冷
却水配管36と接続して設けられた冷却水伝熱管、22
は、凝縮器20と蒸発器1とを結ぶ冷媒戻り配管、23
は、低温再生器16内に低温側排熱供給配管37に接続
して設けられた低温側排熱伝熱管、31は、蒸発器1の
蒸発器伝熱管2と負荷側の室内機33とを結ぶ熱輸送配
管である。
いて述べる。図1に示す吸収式冷凍機において、高温排
熱エネルギーは、高温側排熱供給配管35から高温再生
器11内の高温側排熱伝熱管12に供給されて、吸収溶
液の再生を行うものである。また、低温排熱エネルギー
は、低温側排熱供給配管37から低温再生器16内の低
温側排熱伝熱管23に供給されて、吸収溶液の再生に利
用されるものである。
熱管12を収容するとともに、加熱手段として直焚バー
ナ13を付属して備えている。この直焚バーナ13は、
温水または蒸気の熱エネルギーが不足した場合に熱エネ
ルギーを補うための補助的な役割と、年間を通して吸収
器5と凝縮器20に通水される冷却水の温度が変化して
も、一重二重効用併用型吸収式冷凍機の冷凍能力を一定
に保つよう能力補償的役割のために取り付けられている
ものである。直焚バーナ13は燃料源(図示しない)か
ら供給される燃料を燃焼させて高温再生器11を加熱す
る。
温側排熱供給配管35の戻り部分には、第1検知手段と
して、高温側排熱戻り温度センサ42が取り付けられて
いる。この高温側排熱戻り温度センサ42は、高温熱エ
ネルギーとして例えば排熱の蒸気が高温再生器11に供
給され、希溶液と熱交換して凝縮し熱源部(図示せず)
に戻る蒸気凝縮水の戻り温度Thoを検知する。
する低温側排熱供給配管37の戻り部分には、第2検知
手段として、低温側排熱戻り温度センサ43が取り付け
られている。この低温側排熱戻り温度センサ43は、低
温側熱エネルギーとして例えば温水が低温再生器16に
供給され、希溶液と熱交換して熱源部(図示せず)に戻
る温水戻り温度Tloを検知する。
絡配管である熱輸送配管31に、第3検知手段として熱
輸送媒体温度センサ41が取り付けられている。この熱
輸送媒体温度センサ41は、蒸発器1から室内機33に
供給される冷水など熱輸送媒体の温度Twを検知する。
体を制御するものである。このコントローラ50に、直
焚バーナ13、高温側排熱戻り温度センサ42、低温側
排熱戻り温度センサ43、熱輸送媒体温度センサ41が
接続される。図1では、その電気的接続を二点鎖線で示
している。コントローラ50は、吸収式冷凍機の運転
中、熱輸送媒体温度センサ41の検知温度Twが設定値
Tws以上の場合に、高温側排熱戻り温度センサ42の
検知温度Thoが設定値Thos以下で、なおかつ、低
温側排熱戻り温度センサ43の検知温度Tloが設定値
Tlos以下となるように、直焚バーナ13を運転する
制御手段を有する。
サイクルについて図1を参照して説明する。蒸発器1の
中の冷媒(水)は、冷媒ポンプ4により冷媒循環パイプ
3を経て、熱輸送配管31の冷水が流通する蒸発器伝熱
管2上にスプレーされ、冷水の熱を奪い蒸発して冷却効
果が発生する。蒸発した冷媒蒸気は、冷却水により低圧
に保たれた吸収器5へ流れ込み、ここで濃溶液配管1
4,18により冷却水伝熱管6上にスプレーされる臭化
リチウム水溶液の濃溶液に吸収され、臭化リチウム水溶
液は希溶液となる。
8により低温溶液熱交換器9を経て一部は低温再生器1
6へ、残りはさらに高温溶液熱交換器10を経て高温再
生器11へ送り込まれる。高温再生器11において、希
溶液は高温側排熱伝熱管12の高温蒸気(または高温
水)により加熱されて冷媒蒸気と濃溶液に分離される。
また、低温再生器16では、希溶液は高温再生器9で発
生した冷媒蒸気の高温冷媒伝熱管17により加熱されて
冷媒蒸気と濃溶液に分離される。
再生器11からは濃溶液配管14により再び高温溶液熱
交換器10を経て、低温再生器16からは濃溶液配管1
8により再び低温溶液熱交換器9を経たのち、吸収器5
内の冷却水伝熱管6上にスプレーされる。低温再生器1
6で希溶液を加熱して凝縮した冷媒液は冷媒凝縮配管1
9で凝縮器20へ導かれる。また、低温再生器16で発
生した冷媒蒸気は凝縮器20の冷却水伝熱管21と熱交
換して凝縮する。このようにしてできた凝縮冷媒は冷媒
戻り配管22により蒸発器1へ導かれスプレーされてサ
イクルを一巡する。
1および図2のフローチャートを参照して説明する。本
実施形態の吸収式冷凍機は、その運転中、図2に示す制
御が実行される。中間期(例えば秋)から冬期にかけて
冷却水温度の低下した条件での運転と、夏期の冷却水温
度が上昇した条件での運転を比較すると、冷却水温度の
低い条件での吸収式冷凍機能力は、冷却水温度の高い条
件での吸収式冷凍機能力より大きくなる。
内機33に向けて供給される熱輸送媒体の温度をTw
l、冷却水温度の高い条件での蒸発器1より室内機33
に向けて供給される熱輸送媒体の温度をTwhとする
と、Twl<Twhとなる。室内機33が設置される空
調負荷が一定であるとすると、熱輸送媒体温度Twは一
定であることが望ましく、その設定値をTwsとする。
すなわち、熱輸送媒体温度センサ41の検知した計測値
がTw>Twsとなった場合に、直焚バーナ13が点火
され、吸収式冷凍機の能力を補償する制御を行う。
ら、排熱源から回収される熱エネルギーは常に十分利用
されることが望ましい。しかし、上記制御により、直焚
バーナ13の燃焼が実行されると、吸収冷凍サイクルに
おける溶液の温度、濃度が高くなり、排熱エネルギーの
利用は困難になり、十分な熱回収が吸収式冷凍機で行え
なくなってしまう。この状態は、高温側熱エネルギーに
ついては、上記の高温側排熱戻り温度センサ42の温度
を検出することによって確認され、低温側熱エネルギー
については、低温側排熱戻り温度センサ43の温度を検
出することによって確認される。
式冷凍機で回収・利用することを条件とすると、高温側
の熱利用量を決定する戻り温度をThos、低温側の熱
利用量を決定する戻り温度をTlosと表すと、高温側
排熱戻り温度センサ42での計測値がTho<Thos
であり、なおかつ、低温側排熱戻り温度センサ43での
計測値がTlo<Tlosとなる必要がある。そこで、
Tho>Thos、あるいは、Tlo>Tlosとなる
場合に、直焚バーナ13の燃焼量を絞る制御をコントロ
ーラ50で実行する。
排熱回収状態の指標となる吸収式冷凍機からの戻り温度
Tho、Tloに応じた制限を加えることにより、排熱
を十分に利用したうえで、直焚バーナ13の燃焼制御を
行い、吸収式冷凍機の能力を向上させることが可能とな
るので、室内機の容量を十分に活用できるシステムの構
築が可能となる。
の第二の実施形態を示す吸収式冷凍機の系統図、図4
は、図3の実施形態における作用を説明するフローチャ
ートである。図3中、図1と同一符号のものは第1の実
施形態と同等部であるから、その説明を省略する。図3
に示す実施形態は、蒸発器1に付属する冷媒循環パイプ
3に、第3検知手段として冷媒温度センサ44が取り付
けられている。この冷媒温度センサ44は、蒸発器1に
おける冷媒の温度Txを検知する。他の構成は先に説明
した第一の実施形態と同じである。
3および図4のフローチャートを参照して説明する。本
実施形態の吸収式冷凍機は、その運転中、図4に示す制
御が実行される。中間期から冬期にかけて冷却水温度の
低下した条件での運転と、夏期の冷却水温度が上昇した
条件での運転を比較すると、冷却水温度の低い条件での
吸収式冷凍機能力は、冷却水温度の高い条件での吸収式
冷凍機能力より大きくなる。すなわち、冷却水温度の低
い条件での、冷媒温度センサ44の計測値である蒸発器
1内の冷媒温度をTxl、冷却水温度の高い条件での蒸
発器1内の冷媒温度をTxhとすると、Txl<Txh
となる。室内機33が設置される空調負荷が一定である
とすると、熱輸送媒体温度Txは一定であることが望ま
しく、その設定値をTxsとする。つまり、冷媒温度セ
ンサ44が検知する蒸発器1内の冷媒温度の計測値がT
x>Txsとなった場合に、直焚バーナ13が点火さ
れ、吸収式冷凍機の能力を補償する制御を行う。
ーナ13の燃焼量に対して、排熱回収状態の指標となる
吸収式冷凍機からの戻り温度Tho、Tloに応じた制
限として、高温側排熱戻り温度センサ42による計測値
がTho<Thosで、なおかつ、低温側排熱戻り温度
センサ43による計測値がTlo<Tlosとなる必要
がある。そこで、Tho>Thos、あるいは、Tlo
>Tlosとなる場合に、直焚バーナ13の燃焼量を絞
る制御をコントローラ50で実行する。
形態のいずれの吸収式冷凍機も、排熱源からの回収熱エ
ネルギーを出来るだけ利用したうえで、直焚バーナの燃
焼量を制御することで、夏期の冷却水温度が高い条件で
の冷凍能力を向上させることが可能となり、中間期から
冬期の冷却水温度が低い条件の冷凍能力との差を小さく
制御することができる。これにより、室内機容量を十分
に活用できるシステムの構成が可能となる。
ー量を補うための加熱手段として直焚バーナ13を用い
たが、同じ機能を有するものであれば、電気ヒータ等、
他の機器を用いてもよい。また、負荷が室内空気である
場合を例に説明したが、負荷の種類に限定はない。ま
た、上記各実施の形態では、排熱源からの熱回収状態の
指標として吸収式冷凍機からの熱回収媒体戻り温度を設
定値と比較する手法を用いたが、熱回収状態を判断する
指標であれば、熱量検出器など他のセンサを用いてもよ
い。さらに、上記各実施の形態では、2熱源一重二重効
用併用型吸収式冷凍機に直焚バーナ13を付加した形態
で説明したが、排熱投入二重効用吸収式冷凍機に直焚バ
ーナを付加した構成としてもよい。
れば、外部からの熱エネルギーを利用しつつ、年間を通
して吸収式冷凍機の能力を一定に制御することで、室内
負荷に対する冷却能力の信頼性を確保することができる
とともに、投資した設備の有効利用を図りうる吸収式冷
凍機を提供することができる。
系統図である。
チャートである。
系統図である。
チャートである。
4…冷媒ポンプ、5…吸収器、6…冷却水伝熱管、7…
希溶液配管、8…溶液ポンプ、9…低温溶液熱交換器、
10…高温溶液熱交換器、11…高温再生器、12…高
温側排熱伝熱管、13…直焚バーナ、14,18…濃溶
液配管、16…低温再生器、17…高温冷媒伝熱管、2
0…凝縮器、21…冷却水伝熱管、23…低温側排熱伝
熱管、35…高温側排熱供給配管、36…冷却水配管、
37…低温側排熱供給配管、41…熱輸送媒体温度セン
サ、42…高温側排熱戻り温度センサ、43…低温側排
熱戻り温度センサ、44…冷媒温度センサ、50…コン
トローラ。
Claims (2)
- 【請求項1】 希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離
させる高温再生器および低温再生器と、これらの再生器
で発生した冷媒蒸気を液化させる凝縮器と、その冷媒液
を負荷側の熱輸送配管と熱交換させて冷媒を蒸発させる
蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気を、前記高温再
生器および低温再生器から送給された濃溶液に吸収させ
る吸収器と、これら各機器を作動的に接続する配管系と
を備え、外部から与えられる高温,低温熱エネルギーを
それぞれ前記高温再生器,低温再生器に供給するように
した吸収式冷凍機において、 前記熱エネルギーを補うための加熱手段と、 前記高温熱エネルギー供給配管の戻り温度を検知する第
1検知手段と、 前記低温熱エネルギー供給配管の戻り温度を検知する第
2検知手段と、 前記負荷に送られる熱輸送媒体の温度を検知する第3検
知手段と、 前記第3検知手段の検知温度が設定値以上の場合に、第
1検知手段の検知温度が設定値以下で、かつ第2検知手
段の検知温度も設定値以下になるように、前記加熱手段
を運転する制御手段と、 を備えたことを特徴とする吸収式冷凍機。 - 【請求項2】 希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離
させる高温再生器および低温再生器と、これらの再生器
で発生した冷媒蒸気を液化させる凝縮器と、その冷媒液
を負荷側の熱輸送配管と熱交換させて冷媒を蒸発させる
蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気を、前記高温再
生器および低温再生器から送給された濃溶液に吸収させ
る吸収器と、これら各機器を作動的に接続する配管系と
を備え、外部から与えられる高温,低温熱エネルギーを
それぞれ前記高温再生器,低温再生器に供給するように
した吸収式冷凍機において、 前記熱エネルギーを補うための加熱手段と、 前記高温熱エネルギー供給配管の戻り温度を検知する第
1検知手段と、 前記低温熱エネルギー供給配管の戻り温度を検知する第
2検知手段と、 前記前記蒸発器における冷媒温度を検知する第3検知手
段と、 前記第3検知手段の検知温度が設定値以上の場合に、第
1検知手段の検知温度が設定値以下で、かつ第2検知手
段の検知温度も設定値以下になるように、前記加熱手段
を運転する制御手段と、 を備えたことを特徴とする吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17129697A JP3418315B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 吸収式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17129697A JP3418315B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 吸収式冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123089A JPH1123089A (ja) | 1999-01-26 |
JP3418315B2 true JP3418315B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=15920672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17129697A Expired - Fee Related JP3418315B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 吸収式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3418315B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100869274B1 (ko) * | 2007-08-10 | 2008-11-19 | 어코드 주식회사 | 흡수식 냉동기 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17129697A patent/JP3418315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100869274B1 (ko) * | 2007-08-10 | 2008-11-19 | 어코드 주식회사 | 흡수식 냉동기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1123089A (ja) | 1999-01-26 |
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