JP3417621B2 - 特定画像検出方法及び特定画像検出装置 - Google Patents

特定画像検出方法及び特定画像検出装置

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JP3417621B2
JP3417621B2 JP27141293A JP27141293A JP3417621B2 JP 3417621 B2 JP3417621 B2 JP 3417621B2 JP 27141293 A JP27141293 A JP 27141293A JP 27141293 A JP27141293 A JP 27141293A JP 3417621 B2 JP3417621 B2 JP 3417621B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラースキャナ等によ
り入力されたカラー画像中の特定の画像を検出する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像認識の分野に限らず、画像データベ
ース、カラーコピー機、カラープリンタといった画像を
扱う機器の分野においても、しばしば特定の画像を検出
する必要がある。
【0003】従来、カラーの特定画像を検出する場合、
特開平4−207465号公報に示されているような、
色空間上での広がり(同公報の第4図及び第5図の斜線
部分)の一致度を用いる方法等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法のよ
うに、検出に必要な色情報が存在するか否かのみを問題
とし、色の存在する位置の情報を全く考慮しない方法で
は、検出しようとしている特定画像と似た色合いの画像
が入力された場合に、これを特定画像として誤検出する
危険性が高い。
【0005】また、上記方法では、特定画像の辞書が示
す色空間の広がりのみを特徴として検出処理を行なうた
め(色空間上での重なりがどの程度一致するかで、類似
度を定めている)、色空間中での広がりが同じ画像であ
ると、その内部での色の分布が特定画像と異なっても、
特定画像として誤検出してしまう。
【0006】本発明の目的は、色空間中での広がりが重
なる画像と特定画像とを識別し、特定画像を精度よく検
出するための方法及び装置を提供することにある。
【0007】本発明のもう一つの目的は、色空間中での
広がりが近い複数の特定画像をも精度よく検出する方法
及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力画像を複
数の小領域に分割し、各小領域毎に、当該小領域内の画
素の色度の最大値と最小値の差(差分値)を算出し、前
記差分値を所定のしきい値と比較して、検出対象の特定
画像が含まれている可能性のある有効小領域であるか否
かを判定し、前記有効小領域と判定された小領域の色度
ヒストグラムを作成し、前記作成された色度ヒストグラ
ムと辞書の色度ヒストグラムとのマッチングにより特定
画像を検出することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明は、前記しきい値、及び、前
記差分値がしきい値以上あるいは以 下のいずれの場合に
有効小領域であると判定すべきかを指定する指示情報
を、色度ヒストグラムと関連づけて前記辞書に用意する
ことを特徴とする。
【0010】具体的には、辞書に、前記しきい値及び指
示情報を、検出対象の各特定画像毎に用意することを特
徴とする。あるいは、類似する複数の特定画像に対して
は、共通のしきい値及び指示情報を用意することを特徴
とする。
【0011】さらに本発明は、小領域毎に、検出対象の
特定画像中に含まれない色度の画素が存在するか否か確
認し、存在しない小領域を有効小領域と判定することを
特徴とする。
【0012】
【作用】色の分布を用いて特定画像の検出を行なう場
合、特定画像でない部分の色情報(色度)は検出処理に
悪影響を及ぼす。
【0013】本発明によれば、検出しようとする特定画
像である可能性のある領域の色度だけを抽出して、特定
画像の検出に利用する。すなわち本発明によれば、色情
報の存在する位置の情報をも考慮して抽出した色度を特
定画像の検出に利用する。したがって、上記の如き余分
な色情報による悪影響を排除し、特定画像と色合いの類
似した画像や、色空間上での広がりが類似していて内部
の色分布が特定画像とは異なる画像を、特定画像と峻別
し、精度よく特定画像を検出することができる。
【0014】小領域内の色度の最大値と最小値の差の分
布は、後述の実施例において具体的に示すように、ベタ
部分の多い画像では小さい側に偏っており、逆に細かい
テクスチャの多い特定画像では大きい側に偏っていると
いうように、画像の性質によって相当に異なる。したが
って、検出しようとする特定画像の性質に応じて、色度
の最大値と最小値の差に関するしきい値と、その大小関
係による判定条件の指示情報を適切に設定することによ
って、特定画像が含まれている可能性の有る小領域を精
度よく判定することができ、結果として特定画像の検出
精度を上げることができる。
【0015】特に、個々の特定画像毎に、上記しきい値
と指示情報を辞書に保有することにより、性質の異なる
様々な特定画像について、その領域を高精度に抽出し
て、各特定画像を精度よく検出できる。
【0016】一方、特定画像の含まれている可能性のあ
る領域の抽出条件が類似した2つ以上の特定画像を1つ
のグループとし、その領域抽出条件(しきい値、指示情
報)の情報を共通化することによって、その情報を保存
するための辞書メモリ容量を削減し、また、その参照の
ための時間を減らし処理時間を短縮できる。
【0017】また、小領域毎に、検出対象の特定画像中
に含まれない色度の画素が存在するか否かを確認し、
在しない小領域を有効小領域とすることにより、1つの
特定画像、あるいは性質の似た複数の特定画像の場合
に、その検出精度を落とすことなく、特定画像の領域抽
出の制御のための情報を減らすことができるため、その
保存のためのメモリ容量の削減と処理の高速化を達成で
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用い詳
細に説明する。
【0019】<実施例1> 図1は、本実施例で用いる装置構成を示す。図1におい
て、カラー画像入力装置(カラースキャナ)100によ
って、カラー画像がRGBデータとして入力される。
【0020】本実施例では、画像識別のための情報量と
して、Rの色度ヒストグラムを用いる。これは説明を簡
略にするためであって、複数次元の特徴量(例えばRと
Gの色度ヒストグラム)を用いることもできる。
【0021】R色度算出部102では、入力したRGB
データより、画素毎にRの色度rを次式によって算出す
る。 r=256×R/(R+G+B) したがって、Rの色度は0から256までの値をとるこ
とになる。算出されたR色度のデータは有効小領域抽出
部104及び有効小領域内R色度ヒストグラム作成部1
06へ入力される。
【0022】有効小領域抽出部104では、処理対象画
像つまり入力画像を複数の小領域、ここでは64×64
画素の小領域に分割し、各小領域毎に、特定画像が含ま
れている可能性のある領域(有効小領域)であるか否か
を判定し、判定結果を有効小領域内R色度ヒストグラム
作成部106へ通知する。なお、有効小領域の判定方法
については後述する。
【0023】有効小領域内R色度ヒストグラム作成部1
06は、有効小領域と判定された小領域内のR色度デー
タより、有効小領域内R色度ヒストグラムを作成し、そ
のデータをマッチング部108へ出力する。マッチング
部108は、有効小領域内Rヒストグラムと特定画像用
辞書109とのマッチングを行なうことにより、特定画
像の検出判定を行なう。
【0024】図2に、本実施例で処理対象とする画像の
一例を示す。この画像中には、検出すべき2つの特定画
像A,Bが含まれている。
【0025】図3に、本実施例で用いる特定画像用辞書
109の内容の一例を示す。ここに示す辞書は、5つの
フィールド110,112,114,116,118か
らなる。以下、各フィールドの内容を説明する。
【0026】フィールド110(第1バイト)は、有効
小領域の判定のための有効小領域抽出部104で用いら
れる小領域内R色度差分しきい値が格納されている。本
例では、この値は10に定められている。
【0027】フィールド112には、小領域内R色度差
分(後述)がR色度差分しきい値に対してどのような大
小関係の場合に、有効小領域と判定するかを指定する
示情報(フラグ)である小領域内R差分有効方向が格納
されている。本例では、このフラグは0に定められてい
るので、小領域内R色度差分が小領域内R色度差分しき
い値以下のときに、小領域は有効小領域と判定される。
もし当該フラグが1に設定された場合、小領域内R色度
差分が小領域内R色度差分しきい値以上のときに、有効
領域と判定される。
【0028】一般的に、ベタ部分の多い特定画像を検出
する場合には、小領域内R色度差分有効方向を0に設定
したほうが、効率よく有効小領域を抽出できる。一方、
細かいテクスチャなどが多い特定画像を検出する場合に
は、小領域内R色度差分有効方向を1に設定するほう
が、有効小領域を効率よく抽出できる。
【0029】フィールド116,118にはそれぞれ予
め求められた特定画像A,BのR色度ヒストグラムが格
納されている。各ヒストグラムの例を、図4に示す。
【0030】フィールド144には特定画像検出距離し
きい値が格納されている。マッチング部108は、フィ
ールド116または118内の特定画像AまたはBのR
色度ヒストグラムに対する、処理対象画像から作成され
たR色度ヒストグラムの各値毎の頻度の不足(相違度)
が、この特定画像検出距離しきい値より小さいときに特
定画像AまたはBを検出したと判定する。
【0031】以下、処理内容をより具体的に説明する。
有効小領域抽出部104において、図6に示すように、
処理対象画像を64×64画素の小領域131に分割
し、各小領域毎に8画素おきに64個の代表画素133
を選ぶ。この64個の代表画素のR色度の最大値と最小
値の差を算出し、これを小領域内R色度差分値とする。
そして、この小領域内R色度差分値と特定画像用辞書1
09のフィールド110中の小領域内R色度差分しきい
値との大小関係及びフィールド112中の小領域内R色
度差分有効方向によって、有効小領域であるか否かを判
定する。本実施例では、フィールド110の値は10、
フィールド112の値は0であるので、小領域内R色度
差分値が10以下であれば有効小領域と判定し、そうで
なければ無効小領域と判定することになる。
【0032】図2の処理対象画像に対する有効小領域の
抽出結果を図7に示す。なお、色の付いている部分が有
効小領域、色のついていない部分が無効小領域を表わし
ている。画像の背景部分は、薄いテクスチャが付いてい
るため、小領域内R色度差分が10以下にならないので
無効小領域になる。
【0033】このようにして抽出された各有効小領域に
ついて、有効小領域内R色度ヒストグラム作成部106
において、当該領域内の各画素のR色度データを用いて
R色度ヒストグラムを作成してマッチング部108へ入
力する。
【0034】マッチング部108では、入力された有効
小領域内R色度ヒストグラムの、特定画像A,BのR色
度ヒストグラムに対する各次元の頻度の不足(相違度)
を計算する。数式的には、この計算は次式で表わされ
る。
【0035】
【数1】
【0036】 ただし、Dest : 相違度 Si : 特定画像のR色度ヒストグラムのR色度iの
頻度(画素数) Ii : 処理対象画像より作成されたR色度ヒストグ
ラムのR色度iの頻度(画素数) そして、特定画像AまたはBに関して算出した相違度D
estが特定画像用辞書109のフィールド114中の特
定画像検出距離しきい値、ここでは64より小さいとき
に、特定画像AまたはBが検出されたと判定する。
【0037】図8は、このマッチングの説明図である。
図8の上段に処理対象画像より作成された有効小領域内
R色度ヒストグラムの例を示している。中段及び下段
は、特定画像A及びBのR色度ヒストグラム(斜線部
分)と上段のヒストグラムとを重ね合わせて示してい
る。中段に示した説明文のように、特定画像Aとの相違
度が33(画素)であれば、これは64より小さいの
で、特定画像Aが検出されたと判定されることになる。
一方、下段に示した説明分のように、特定画像Bとの相
違度が58であれば、これは64より小さいので、特定
画像Bが検出されたと判定されることになる。
【0038】以上のようにして、図2に示す画像を処理
した場合、図7に示すような特定画像の候補領域である
有効小領域が検出され、その領域内の色情報(色度)
分布を用いて特定画像A,Bが検出される。色の分布を
用いて特定画像を検出する場合、特定画像の領域であり
得ない部分についての余分な色情報は検出精度に悪影響
を及ぼす。本実施例によれば、そのような余分な色情報
を用いないので、その悪影響を排除し、精度よく特定画
像を検出できる。
【0039】なお、小領域内R色度差分しきい値及び
効小領域と判定するかどうかを指定する指示情報(フラ
グ)である小領域内R色度差分有効方向については前述
したが、その具体的な決定方法について図5を参照し説
明する。
【0040】特定画像A,Bそれぞれについて、有効小
領域抽出部104におけると同様の処理によって、64
×64画素の小領域に分割し、小領域内のR色度差分を
検出し、そのヒストグラムを作成する。このようにして
特定画像A及びBについて、図5の上段及び下段に示す
ような小領域内R色度差分ヒストグラムが得られたとす
る。
【0041】各ヒストグラム中の網掛けされた領域は、
頻度が0以外の連続する領域でその内部の小領域数が一
番多い領域である。これを「最大連続領域(RSUBHIST)
と呼ぶ。そして、小領域内R色度差分しきい値RTH及
び小領域内R色度差分有効方向RDは、次のようにして
定めることができる。
【0042】 (1)(256−max(RSUBHIST))<min(RSUBHIST)の条
件が成立する場合には、 RTH=min(RSUBHIST) RD=1 (2) 上記条件が成立しない場合には、 RTH=max(RSUBHIST) RD=0 図5に示す例では、最大連続領域の最大のR色度差分ma
x(RSUBHIST)は10、最小のR色度差分min(RSUBHIS
T)は0であるので、上記条件は成立しない。よって、
(2)によって、RTH=10、RD=0と設定される
ことになる。
【0043】<実施例2> 本実施例においても前記実施例1と同様に図1に示す装
置構成を用いるので、その説明を省略する。また、特定
画像検出のために用いる特徴量も前記実施例1と同様で
ある。前記実施例1との相違点は、各特定画像毎に別個
に、小領域内R色度差分しきい値及び小領域内R色度差
分有効方向(指示情報)を特定画像用辞書109に持っ
ていることである。
【0044】図9に本実施例における特定画像用辞書1
09の内容を例示する。図9において、200は特定画
像検出距離しきい値が格納されるフィールドである。2
02,204及び206は、特定画像A(図2参照)用
の小領域内R色度差分しきい値、小領域内R色度差分有
効方向(指示情報)及びR色度ヒストグラムがそれぞれ
格納されるフィールドである。また、208,210及
び212は、特定画像C(図2参照)用の小領域内R色
度差分しきい値、小領域内R色度差分有効方向(指示情
報)及びR色度ヒストグラムがそれぞれ格納されるフィ
ールドである。
【0045】図10に、特定画像A,Cそれぞれの小領
域内R色度差分のヒストグラムを示す。図10の上段に
示す特定画像Aのヒストグラムと、下段に示す特定画像
Cのヒストグラムとから分かるように、それぞれのヒス
トグラムの偏り具合が大きく異なる。すなわち、特定画
像Aはベタの部分が多い画像であるので、そのR色度差
分ヒストグラムはR色度差分の小さい側に偏っている。
このことは、R色度差分の大きい小領域を無効小領域と
判断できるということである。一方、特定画像Cは細か
いテクスチャの部分が多い画像であるので、R色度差分
ヒストグラムはR色度差分の大きい側に偏っており、R
色度差分の小さい小領域を無効小領域と判断することが
できる。
【0046】この場合、特定画像用辞書109の容量は
増加するが、本実施例のように、それぞれの特定画像毎
に、小領域内R色度差分しきい値及び小領域内R色度差
分有効方向(指示情報)を別個に定めて特定画像用辞書
109に保存したほうが、それらを共通化した場合に比
べ、精度よく特定画像を検出できる。
【0047】さて、この例の場合、前記実施例1におい
て説明した方法にしたがって、特定画像Aに関しては、
小領域内R色度差分しきい値が10(図10上段のヒス
トグラムの網掛けした最大連続領域の最大のR色度差
分)、小領域内R色度差分有効方向が0(小領域内R色
度差分が小領域内R色度差分しきい値以下のときに有効
小領域とする方向)に、それぞれ設定される。一方、特
定画像Cに関しては、小領域内R色度差分しきい値が2
00(図10下段のヒストグラムの網掛けした最大連続
領域の最小のR色度差分)、小領域内R色度差分有効方
向が1(小領域内R色度差分が小領域内R色度差分しき
い値以上のときに有効小領域とする方向)に、それぞれ
設定される。
【0048】特定画像検出処理は次のとおりである。有
効小領域抽出部104は、前記実施例1と同様に処理対
象画像(図2)を64×64画素の小領域に分割し、各
小領域毎に8画素おきに64個の代表画素を選択し、こ
れら代表画素のR色度の最大値と最小値の差を小領域内
R色度差分として算出する。そして、特定画像用辞書1
09のフィールド202の値が10、フィールド204
の値が0であるので、小領域内R色度差分が10以下の
小領域を特定画像Aの有効小領域と判定する。また、特
定画像用辞書109のフィールド208の値が200、
フィールド210の値が1であるので、小領域内R色度
差分が200以上の小領域を特定画像Cの有効小領域と
判定する。
【0049】図2の処理対象画像より抽出された特定画
像Cの有効小領域を図11に示す。色のついた格子が有
効小領域、白の格子が無効小領域である。特定画像Aの
有効小領域については、図7を参照されたい。
【0050】有効小領域内R色度ヒストグラム作成部1
06では、特定画像A,Cそれぞれについて、その有効
小領域中の画素のR色度データ(R色度算出部102よ
り入力する)から小領域内のR色度ヒストグラムを作成
してマッチング部108へ与える。マッチング部108
では、特定画像AのR色度ヒストグラムと特定画像用辞
書109のフィールド206内のR色度ヒストグラムと
の相違度を求め、これが特定画像検出距離しきい値(こ
こでは64)より小さいときに、特定画像Aが検出され
たと判定する。また、特定画像のR色度ヒストグラムと
特定画像用辞書109のフィールド212内のR色度ヒ
ストグラムとの相違度を求め、これが特定画像検出距離
しきい値(ここでは64)より小さいときに、特定画像
Cが検出されたと判定する。
【0051】図12は、このマッチングの説明図であ
る。図12の上段に、処理対象画像より作成された特定
画像Cの有効小領域内のR色度ヒストグラムを示す。特
定画像Aの有効小領域内R色度ヒストグラムは、図8上
段に示されているので、本図面には示されていない。中
段に、特定画像用辞書109に格納されている特定画像
A用R色度ヒストグラム(斜線部分)を、作成された特
定画像Aの有効小領域内のR色度ヒストグラムと重ね合
わせて示している。また、下段に、辞書の特定画像C用
R色度ヒストグラム(斜線部分)を、上段に示した特定
画像Cの有効小領域内R色度ヒストグラムと重ね合わせ
て示している。
【0052】中段の説明文のように、特定画像Aに関す
る相違度は33(画素)で、これは特定画像検出距離し
きい値64より小さいので、特定画像Aが検出されたと
判断される。一方、下段の説明文のように、特定画像C
に関する相違度は0であり、これは64より小さいた
め、特定画像Cも検出されたと判定される。
【0053】<実施例3> 本実施例においても前記実施例1と同様に図1に示す装
置構成を用いるので、その説明を省略する。特定画像検
出のために用いる特徴量も前記実施例1と同様である。
【0054】本実施例では3種類の特定画像A,B,C
(図2参照)を検出の対象とし、特定画像用辞書109
は図13に示すような内容である。前記実施例1との辞
書内容の相違点は、小領域内R色度差分しきい値と小領
域内R色度差分有効方向(指示情報)を、小領域内R色
度差分の分布状況が似ている特定画像毎に持っている点
である。
【0055】ここで、図14により説明する。図14に
は、特定画像A,B,Cそれぞれの小領域内R色度差分
のヒストグラムが示されている。網掛けされた領域は最
大連続領域である。
【0056】図14の上段に示した特定画像CのR色度
差分ヒストグラムと、中段に示した特定画像AのR色度
差分ヒストグラムとでは、その偏り具合が大きく異なっ
ていることが理解される。特定画像Aはベタ部分が多い
画像であるので、そのR色度差分ヒストグラムはR色度
差分の小さい側に偏っており、したがって、R色度差分
の大きい小領域を無効小領域と判断できる。一方、特定
画像Cは細かいテクスチャの部分が多い画像であるの
で、R色度差分ヒストグラムはR色度差分の大きい側に
偏っており、したがって、R色度差分の小さい小領域を
無効小領域と判断することができる。
【0057】このような特定画像の場合、辞書容量が増
大し処理時間も遅くなるが、それぞれの特定画素毎に、
小領域内R色度差分しきい値及び小領域内R色度差分有
効方向(指示情報)を別々に辞書に持つほうが、それら
の特定画像を精度よく検出できる。
【0058】他方、特定画像A,Bの場合、図14の中
段及び下段にそれぞれ示したR色度差分ヒストグラムの
偏り具合が非常に類似しており、それぞの小領域内R色
度差分しきい値及び小領域内R色度差分有効方向は同じ
値になる。このような特定画像については、有効小領域
内のR色度ヒストグラムの作成では共通の処理を行なう
ことができるので、小領域内R色度差分しきい値及び小
領域内R色度差分有効方向(指示情報)を辞書中に共通
して持つほうが合理的であることが分かる。
【0059】このような観点から特定画像用辞書109
の内容が構成されている。以下、図13において、特定
画像用辞書109の内容について説明する。
【0060】300は特定画像検出距離しきい値のフィ
ールドで、その値は前記各実施例と同様に64である。
【0061】302〜308は特定画像Cに関連したフ
ィールドである。フィールド302には、共通の小領域
内R色度差分しきい値及び小領域内R色度差分有効方向
が適用される特定画像の個数が格納され、ここでは特定
画像Cだけが該当するので、1が格納される。フィール
ド304及びフィールド306には、特定画像Cに対す
る小領域内R色度差分しきい値及びR色度差分有効方向
(指示情報)が格納され、この例では図14上段のヒス
トグラム及び前記各実施例の説明から理解されるよう
に、それぞれの値は200と1である。フィールド30
8には、特定画像Cの小領域内R色度ヒストグラムが格
納される。
【0062】310〜317は特定画像A,Bに関連し
たフィールドである。フィールド261には、共通の小
領域内R色度差分しきい値及び小領域内R色度差分有効
方向が適用される特定画像、ここでは特定画像A,Bの
個数、つまり、2が格納される。フィールド312とフ
ィールド314には、特定画像A,Bに共通に適用され
る小領域内R色度差分しきい値と小領域内R色度差分有
効方向(指示情報)が格納され、ここでは図14の中段
及び下段に示したヒストグラムより理解されるように、
10と0の値がそれぞれ格納される。そして、フィール
ド316には特定画像Aの、フィールド318には特定
画像Bの、小領域内R色度ヒストグラムがそれぞれ格納
される。
【0063】有効小領域抽出部104においては、前記
実施例1の場合と同様に、処理対象の画像を64×64
画素の小領域に分割し、各小領域毎に、8画素おきに6
4個の代表画素を選び、そのR色度の最大値と最小値の
差を小領域内R色度差分とする。そして、特定画像用辞
書109の内容に従って、特定画像Cについては、フィ
ールド304,306の値が200と1であるので、小
領域内R色度差分が200以上であると特定画像Cの有
効小領域と判定する。また、特定画像A,Bについて
は、フィールド312,314の値が10と0であるの
で、小領域内R色度差分が10以下のときに、特定画像
A,Bの有効小領域であると判定する。この有効小領域
の抽出結果は、特定画像Cについては図11を、特定画
像A,Bについては図7を参照されたい。
【0064】そして、それぞれの特定画像の有効小領域
内のR色度ヒストグラムを有効小領域内R色度ヒストグ
ラム作成部106で作成し、それをマッチング部108
へ与える。マッチング部108では、与えられた特定画
像C及び特定画像A,Cの有効小領域内のR色度ヒスト
グラムと、特定画像用辞書109の対応したフィールド
308及びフィールド316または318内のR色度ヒ
ストグラムに対する相違度をそれぞれ算出し、相違度が
フィールド300の値より小さいときに、それぞれの特
定画像が検出されたと判定する。なお、相違度について
は図8及び図12を参照されたい。
【0065】<実施例4> 本実施例においても前記実施例1と同様に図1に示す装
置構成を用いるので、その説明を省略する。特定画像検
出のために用いる特徴量も前記実施例1と同様である。
【0066】本実施例では1種類の特定画像C(図2参
照)だけを検出の対象とし、特定画像用辞書109は図
15に示すような内容である。前記実施例1との辞書内
容の相違点は、小領域内R色度差分しきい値と小領域内
R色度差分有効方向を持たない点である(本実施例では
不要である)。すなわち、特定画像検出距離しきい値
(ここでは64)のフィールド400と、特定画像Cの
小領域内R色度ヒストグラムのフィールド402だけか
ら構成される。検出対象としている特定画像Cの小領域
内R色度ヒストグラムを図16に示す。
【0067】特定画像検出処理は次のとおりである。有
効小領域抽出部104では、前記実施例1と同様に64
×64画素の小領域毎に64個の代表点を選ぶ。そし
て、代表画素中に、図16に示すヒストグラムの頻度
(画素数)が0であるR色度を持つものが1画素でも含
まれているときには、その小領域を無効小領域と判定
し、そのような代表画素が全く含まれていないときには
有効小領域と判定する。したがって、図2の処理対象画
像の場合、有効小領域抽出の結果は図17に示すように
なる。図17にかいて、白の格子は無効小領域である。
【0068】有効小領域内R色度ヒストグラム作成部1
06では、有効小領域と判定された小領域内の画素のR
色度データよりR色度ヒストグラムを作成する。マッチ
ング部108では、この作成されたR色度ヒストグラム
の特定画像用辞書109のフィールド402に格納され
ているヒストグラムに対する相違度を算出し、それがフ
ィールド400の値つまり64より小さい場合に、特定
画像Cが検出されたと判定する。
【0069】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、次のような効果を得られる。
【0070】検出しようとする特定画像である可能性の
ある領域(有効小領域)の色情報(色度)だけを抽出し
て、特定画像の検出に利用する。すなわち本発明によれ
ば、色情報の存在する位置の情報をも考慮して抽出した
色度を特定画像の検出に利用する。したがって、特定画
像以外の部分の余分な色情報による悪影響を排除し、特
定画像と色合いの類似した画像や、色空間上での広がり
が類似していて内部の色分布が特定画像とは異なる画像
を、特定画像と峻別し、精度よく特定画像を検出するこ
とができる。
【0071】小領域内の色情報の最大値と最小値の差の
分布は、ベタ部分の多い画像では小さい側に偏ってお
り、逆に細かいテスクチャの多い特定画像では大きい側
に偏っているというように、画像の性質によって相当に
異なる。
【0072】本発明によれば、検出しようとする特定画
像の性質に応じて、色度の最大値と最小値の差に関する
しきい値と、その大小関係による判定条件の指示情報を
適切に設定することによって、特定画像が含まれている
可能性の有る小領域を精度よく判定することができ、結
果として特定画像の検出精度を上げることができる。
【0073】この場合、個々の特定画像毎に、上記しき
い値と指示情報を辞書に保有することにより、性質の異
なる様々な特定画像について、その領域を高精度に抽出
して、各特定画像を精度よく検出できる。また、特定画
像の含まれている可能性のある領域の抽出条件が類似し
た2つ以上の特定画像を1つのグループとし、その領域
抽出条件の情報(しきい値、指示情報)を共通化するこ
とによって、その情報を保存するためのメモリ容量を削
減し、また、その参照のための時間を減らし処理時間を
短縮できる。
【0074】さらに、本発明によれば、小領域毎に、
出対象の特定画像中に含まれない色 度の画素が存在する
か否かを確認し、存在しない小領域を有効小領域とする
ことにより、1つの特定画像、あるいは性質の似た複数
の特定画像の場合に、その検出精度を落とすことなく、
特定画像の領域抽出の制御のための情報を減らすことが
できるため、その保存のためのメモリ容量の削減と処理
の高速化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1乃至実施例4に係る装置構成の一例を
示す。
【図2】実施例1乃至実施例4の処理対象となる入力画
像の一例を示す。
【図3】実施例1における特定画像用辞書の内容の一例
を示す。
【図4】実施例1の説明のための特定画像A,BのR色
度ヒストグラムを示す。
【図5】実施例1の説明のための特定画像A,Bの小領
域内R色度差分ヒストグラムを示す。
【図6】小領域の分割と小領域内の代表画素の説明図で
ある。
【図7】実施例1の説明のための特定画像A,Bの有効
小領域の抽出結果を示す。
【図8】実施例1における小領域内R色度ヒストグラム
のマッチングの説明図である。
【図9】実施例2における特定画像用辞書の内容の一例
を示す。
【図10】実施例2の説明のための特定画像A,Cの小
領域内R色度差分ヒストグラムを示す。
【図11】実施例2の説明のための特定画像Cの有効小
領域の抽出結果を示す。
【図12】実施例2における小領域内R色度ヒストグラ
ムのマッチングの説明図である。
【図13】実施例3の説明のための特定画像用辞書の内
容の一例を示す。
【図14】実施例3の説明のための特定画像A,B,C
の小領域内R色度差分ヒストグラムを示す。
【図15】実施例4を説明するための特定画像用辞書の
内容の一例を示す。
【図16】実施例4の説明のための特定画像Cの小領域
内R色度ヒストグラムを示す。
【図17】実施例4の説明のための有効小領域の抽出結
果を示す。
【符号の説明】
100 カラー画像入力装置(カラースキャナ) 102 R色度算出部 104 有効小領域抽出部 106 有効小領域内R色度ヒストグラム作成部 108 マッチング部 109 特定画像用辞書 110 小領域内R色度差分しきい値のフィールド 112 小領域内R色度差分有効方向のフィールド 114 特定画像検出距離しきい値のフィールド 116 特定画像AのR色度ヒストグラムのフィールド 118 特定画像BのR色度ヒストグラムのフィールド 131 小領域 133 小領域内の代表画素 200 特定画像検出距離しきい値のフィールド 202 特定画像Aの小領域内R色度差分しきい値のフ
ィールド 204 特定画像Aの小領域内R色度差分有効方向のフ
ィールド 206 特定画像AのR色度ヒストグラムのフィールド 208 特定画像Cの小領域内R色度差分しきい値のフ
ィールド 210 特定画像Cの小領域内R色度差分有効方向のフ
ィールド 212 特定画像CのR色度ヒストグラムのフィールド 300 特定画像検出距離しきい値のフィールド 302,310 同一R色度差分しきい値特定画像数の
フィールド 304 特定画像Cの小領域内R色度差分しきい値のフ
ィールド 306 特定画像Cの小領域内R色度差分有効方向のフ
ィールド 308 特定画像CのR色度ヒストグラムのフィールド 312 特定画像A,Bの小領域内R色度差分しきい値
のフィールド 314 特定画像A,Bの小領域内R色度差分有効方向
のフィールド 316 特定画像AのR色度ヒストグラムのフィールド 318 特定画像BのR色度ヒストグラムのフィールド 400 特定画像検出距離しきい値のフィールド 402 特定画像CのR色度ヒストグラムのフィールド

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の色度を用いて入力画像中の特定画
    像を検出する方法であって、 入力画像を複数の小領域に分割し、各小領域毎に、当該
    小領域内の画素の色度の最大値と最小値の差(以下、差
    分値)を算出し、前記差分値を所定のしきい値と比較し
    て、検出対象の特定画像が含まれている可能性のある有
    効小領域であるか否かを判定し、 前記有効小領域と判定された小領域の色度ヒストグラム
    を作成し、前記作成された色度ヒストグラムと辞書の色
    度ヒストグラムとのマッチングにより特定画像を検出す
    ることを特徴とする特定画像検出方法。
  2. 【請求項2】 前記しきい値、及び、前記差分値がしき
    い値以上あるいは以下のいずれの場合に有効小領域であ
    ると判定すべきかを指定する指示情報を、色度ヒストグ
    ラムと関連づけて前記辞書に用意することを特徴とする
    請求項1記載の特定画像検出方法。
  3. 【請求項3】 前記辞書に、前記しきい値及び指示情報
    を、検出対象の各特定画像毎に用意することを特徴とす
    る請求項2記載の特定画像検出方法。
  4. 【請求項4】 前記辞書に、前記しきい値及び指示情報
    を、類似する複数の特定画像に対しては、共通のしきい
    値及び指示情報を用意することを特徴とする請求項2記
    載の特定画像検出方法。
  5. 【請求項5】 小領域毎に、検出対象の特定画像中に含
    まれない色度の画素が存在するか否か確認し、存在しな
    い小領域を有効小領域と判定することを特徴とする請求
    項1記載の特定画像検出方法。
  6. 【請求項6】 画像の色度を用いて入力画像中の特定画
    像を検出する装置であって、 入力画像を複数の小領域に分割し、各小領域毎に、当該
    小領域内の画素の色度の最大値と最小値の差(差分値)
    を算出し、前記差分値を所定のしきい値と比較して、検
    出対象の特定画像が含まれている可能性のある有効小領
    域であるか否か を判定する手段と、 前記有効小領域と判定された小領域の色度ヒストグラム
    を作成する手段と、 前記作成された色度ヒストグラムと辞書の色度ヒストグ
    ラムとのマッチングにより特定画像を検出する手段と、
    を有することを特徴とする特定画像検出装置。
  7. 【請求項7】 前記しきい値、及び、前記差分値がしき
    い値以上あるいは以下のいずれの場合に有効小領域であ
    ると判定すべきかを指定する指示情報を、色度ヒストグ
    ラムと関連づけて前記辞書に保持することを特徴とする
    請求項6記載の特定画像検出装置。
  8. 【請求項8】 前記辞書に、前記しきい値及び指示情報
    を、検出対象の各特定画像毎に保持することを特徴とす
    る請求項7記載の特定画像検出装置。
  9. 【請求項9】 前記辞書に、前記しきい値及び指示情報
    を、類似する複数の特定画像に対しては、共通のしきい
    値及び指示情報を格納することを特徴とする請求項7記
    載の特定画像検出装置。
  10. 【請求項10】 前記有効小領域を判定する手段は、小
    領域毎に、検出対象の特定画像中に含まれない色度の画
    素が存在するか否か確認し、存在しない小領域を有効小
    領域と判定することを特徴とする請求項6記載の特定画
    像検出装置。
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