JP3417559B2 - 無線周波数遮蔽包囲体用の携帯テント組立体 - Google Patents

無線周波数遮蔽包囲体用の携帯テント組立体

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は一人で運搬、組立、かつ分解できる携帯テン
ト組立体に関する。更に具体的には、本発明は枠組立体
および無線周波数（RF）伝送路を閉塞する可撓性材料に
よる包囲体から成る携帯可能なテント組立体に関する。
発明の背景 臨時RFの安定した電子操作のために低価格、携帯可
能、かつ迅速配置可能な遮蔽包囲体に対する要求は長期
にわたって存在している。火災、市民暴動および天災の
最中およびその後直ちに、タイムリーで効率的なRFの安
定電子操作の配備または再配置はしばしば常態操作の復
帰上で臨界部となる。
本発明の課題は遮蔽室または特に無線周波数混信に対
する遮蔽包囲体の用途に関する。本発明は臨時RFの安定
電子操作のための効果的価格、超軽量、携帯可能、かつ
迅速配置可能な遮蔽包囲体に対する上記の要求を志向す
る。かかる臨時要求は上記のごとき緊急事態のために、
または費用の保証されない永久的遮蔽設備の緊急ではな
いが短期要求のために存在する。
少数の他の装置は既知であるが、いずれの装置も好ま
しい周波数範囲に係る60デシベルまでの減衰を可能に
し、かつ超軽量で携帯可能、迅速配置可能な遮蔽包囲体
として包装できると言う課題を満足させない。
発明の概要 本発明の携帯可能なテント組立体は、大きな既存室に
おいて遮蔽室として一人で30分間で組立てることのでき
る独立起立のRF遮蔽室または折畳み自在の可撓性包囲体
から成る。この包囲体の設計は充分な電力供給、空気交
換および一時的なRF安定電子操作のためのRF保護に対し
て最大限に利用できる床空間を提供する。
上記可撓性包囲体の特定態様は３種の布帛を含む。第
１布帛または内クロスは軽量な織布または不織布であっ
て次の組合せから成る金属膜のいずれかで構成される金
属処理された布帛：銅、ニッケル、ニッケル−オン−
銅、錫−オン−銅、または銀−オン−銅。第２布帛また
は外クロスは400番デニールナイロンによる軽量織布の
テント布帛である。第３布帛または床ライナは堅固なポ
リプロピレン繊維の防弾（ballistics）布帛である。
上記内外クロスは折り畳まれてフレンチ折り法を用い
て縫合されている。フレンチ折りはその折れ線を強化し
て上記包囲体全体にわたって内クロスの電気的連続性を
付与する。
上記包囲体は２つの顕著な床空間領域を有する。大き
い操作領域または室は設備および人の住処用として使用
できる。小さいアクセス領域または出入口は上記大きい
領域へ接近するための人の通路となる。この外部に取り
付けられた出入口は作業用として上記室内の全床空間を
具備し、RFの迷路として作用し、上記室内の電子設備の
連続運転中の上記室に対するRFの安定送受信を可能にす
る。
２つの独自設計のドアは各々がドア縁部のまわりとそ
のドア枠のまわりに縫着された２対の間隔を置いた導電
性フック・ループ式ファスナ細片を有していてその間に
空気ギャップを形成している。この無線周波数安定手段
は、上記ドアが閉鎖位置のときに無線周波数安定ドア開
口部を提供する。
剛性スタビライザ部材が上記ドアおよびドア枠のまわ
りに縫着されたポケットへ挿入されていて上記ドア枠と
ドアとの間に積極封鎖のために剛性面を提供する。この
強化されたドア枠はまた上記無線周波数安定手段の支持
体を形成する。
外枠組立体が上記可撓性包囲体を支持する。この枠組
立体はアルミニウムスリーブへ挿入されたガラス繊維ロ
ッドから成り、上記アルミニウムスリーブはロッド間の
ライナの伸張と連結を促進する。ロッド端部はコーナー
および連結点で切削アルミニウム連結体へ挿入されて上
記室および出入口を形成するために必要な適性角度の配
備を促進する。
上記外クロスの上記枠組立体への取り付けは上記上下
水平ロッドの全てを上記包囲体の上下縁部のまわりで外
クロスへ縫着されたクロス導管へ挿入することによって
行われる。弾性伸縮性のショックコードが『Ｘ』模様で
連結体へ取り付けられてその間で伸張し、組立てられた
構造体の安定性を増大させる。
好ましい態様において、上記包囲体はハニカム空気ガ
イドおよび空気交換のための送風器のための、また濾過
された電力と信号の接続を可能にする遮断（bulkhead）
組立体のための開口部を有し、ハニカム空気ガイドおよ
び遮断組立体を含む包囲体に使用される開口部（penetr
ation）ハードウェアは適宜無線周波数減衰量に対応す
るものである。
本発明の運搬兼保管バッグは上記床ライナと同一材料
で形成される。このバッグは、組立時の同一性確認の容
易性と連続的使用のために所定寸法の所定マークを付け
た区画室へ全部品を収容する。
本発明の構造の軽量性、耐久性、および組立の容易性
は次の図面および説明から一層明瞭になるであろう。
上記説明から理解されるように、好適形態において、
上記可撓性包囲体は折畳み自在の可撓性材料により形成
され、本発明によるテント組立体の電子設備を収容でき
る作業領域を形成するための折畳み自在の可撓性包囲手
段を構成する。同様に、上記小さいアクセス領域または
出入口は作業領域に対して電子設備を出し入れするため
のドア開口部を構成し、このドア開口部は導電性フアス
ナ細片等電子信号安定手段または無線周波数安定手段に
より電子信号安定開口手段または無線周波数安定開口手
段を構成する。同様に、上記ドア枠は上記ドア開口部を
形成するためのドア枠構造体を提供するドア枠構造手段
を構成する。
図面の簡単な説明 本発明の他の課題は続く説明および添付の請求の範囲
から明らかであり、添付図面に関する記載は本明細書の
一部を形成し、図面において同一参照符号は図面中の対
応部を表す。
図１は完全に組立られた包囲体の部分斜視図であり、
かつ床ライナに縫合されかつ外枠組立体により支持され
た内外クロスを示す。
図２はショックコードの設置を含む完全な外枠組立体
の斜視図である。
図３は内外クロス（２つの導電性フック・ループ式フ
ァスナ細片および空気ギャップと共に）を示すドアおよ
びドア枠の構造、および外クロスへ縫着されたポケット
へ設置されたスタビライザを示す部分断面図である。
図４はドアおよびドア枠のまわりの外クロスへ縫着さ
れたスタビライザ用ポケット、および該スタビライザを
組立中に挿入するためのアクセス穴を示す部分立面図で
ある。
図５は内外クロスを除去したドアおよびドア枠のまわ
りのスタビライザの位置関係を示す図４の構造体の部分
斜視図である。
図６はハニカム空気ガイドおよび送風器（包囲体壁に
取り付けられている）の部分断面を含む立面図であり、
内クロスと金属枠との間の機械的かつ電気的連続性を示
す。
図７は遮断組立体（包囲体壁へ取り付けられている）
の部分斜視図であって、内クロス、遮断枠、および遮断
パネルとの間の機械的かつ電気的連続性示す。
図8A,8B,8Cおよび8Dは外枠組立体を形成するために使
用される４つの基本ロッド小組立体の立面図である。
図９は内外クロスを連結するために使用されるフレン
チ折れ線の断面図である。
図10は本発明による組立られたテント構造体の斜面図
である。
詳細な説明 全体的遮蔽包囲体は多くの『既成』品を含む。図１に
おいて、遮蔽包囲体の外クロス１はナイロンテント材に
より形成されていて、金属処理された引裂け止めされた
ナイロン布帛による内クロス２を被覆しかつそれに縫着
されている。外クロス１および内クロス２の外縁部は折
り畳まれて図９に示されたように共に縫合され、フレン
チ折れ線（図９参照）を形成している。
床ライナ３は防弾クロスにより床および内壁の下縁部
を被覆する。この遮蔽包囲体は内ドア７と外ドア８の両
者と共に出入口またはアクセス領域４を有する。空気流
はハニカム空気ガイド５から導入される。電気および信
号の送受信は遮断組立体６を介して行われる。
遮蔽包囲体全体はガラス繊維およびアルミニウムによ
る外枠組立体９により支持され、この外枠組立体は３側
上で６本のショックコード10、およびアクセス領域４の
前上で２本の相対的に短いショックコード10Aにより強
化されている。本明細書で立証されるように、ショック
コード10および10Aは弾性伸縮自在の材料により構成さ
れていて図示された外枠組立体の選択的垂直側の対向上
下コーナー間で伸張する。
図２は図8A,8B,8Cおよび8Dに示されたような３本の特
定タイプのロッド小組立体とワンレングスのガラス繊維
ロッドにより構成された外枠組立体９を示す。第１ロッ
ド小組立体または連結体11は３つの水平ロッドと１つの
垂直ロッドの挿入を可能にするように穿孔された４つの
穴11bを有する切削アルミニウムブロック11aにより形成
されている。垂直ロッド11cは連結体11を形成するため
に単一の垂直ロッドの穴11bへ永久的に挿入される。切
削穴11dは図２に示されたように特定連結体11の位置に
依存してショックコード10または10Aの取り付けを可能
にする。
図8Bに示された第２ロッド小組立体または垂直ロッド
小組立体12は各端部でスリーブ12bへ永久的に固定され
るガラス繊維ロッド12aで構成される。垂直ロッド小組
立体12は図２に示されたように７本の垂直支持体の中心
部である。
図8Cに示された第３ロッド小組立体または水平ロッド
小組立体13はその１端部でアルミニウムスリーブ13bへ
永久的に固定されるガラス繊維ロッド13aで構成され
る。６本の水平ロッド小組立体は各内側下枠小組立体9a
および9bの閉鎖周辺に沿って３つの枠側部上にそれぞれ
位置決めされる。
図8Dに示されたガラス繊維ロッドまたは控え棒14はガ
ラス繊維ロッドで構成され、永久的取り付け部材を伴わ
ない。控え棒14の長手は必要により連結体11および垂直
ロッド小組立体12へ挿入されて外枠組立体９を構成す
る。
この特定態様において、ロッド11c,12a,13aおよび14
の長さは可変である。この枠小組立体9aおよび9bを有す
る外枠組立体９の設計は14本の連結体11、７本の垂直ロ
ッド組立体12、６本の水平ロッド組立体13、および16本
の控え棒14を含む。
図１に示されたように、上記可撓性包囲体の操作部１
は該包囲体の交差部に外スリーブ1a,1b,4aおよび4bを有
する。外スリーブ1a,1b,4aおよび4bはコーナーに沿っ
た、または図示されたように２つの剛性カップリング部
材間に延在する少なくとも１つの剛性部材を着脱自在に
設置するために上記包囲体の交差部に沿ったロッド保持
手段から成る。
図示されたように上記外枠組立体は水平に配置された
実質的に同一形状の上下枠小組立体9aおよび9bを有し、
その各小組立体は閉鎖周辺を形成している。上記上下枠
小組立体9aおよび9bの各々は図示されたようにロッドカ
ップリング部材間に延在する少なくとも１本のロッド部
材を含む。このように、上記閉鎖周辺は複数の枠側部を
含み、その各々は図示されたように外端部とその各外端
部に設置された端部ロッドカップリング部材を有する。
この態様において、図8A,8B,8C、および8Dに示された
ロッド小組立体11,12および13はロッドカップリング部
材へ締結に固定されたロッドから成る。ロッド14はカッ
プリング部材へ固定されないロッド11c,12aおよび13aの
自由端部と同様にカップリング部材へ着脱自在に連結さ
れる。
図示されたように、組立てられた垂直配置のロッド部
材は、上下枠小組立体9aおよび9bが相互に係合するとき
に各枠側部の外端部で対応する端ロッドカップリング部
材11aへ連結される。
図面から明らかなように、上記垂直配置のロッド部材
は水平配置の係合上下枠小組立体9aおよび9bと同様に複
数の垂直配置の形材を構成し、その各々は２つの上端ジ
ョイントと２つの下端ジョイントを有する。この特定態
様において、上記垂直配置の形材は矩形であり、かつそ
の各々は上コーナーおよび下コーナーを有する。
図１および２の組立体から理解されるように、弾性コ
ード部材10および10aは所定の垂直配置の形材の対向上
下ジョイント間に着脱自在に連結されて伸張する。この
態様において、ロッド小組立体11と12、およびロッド小
組立体13とロッド14は一直線であり、かつ２つの上下コ
ーナーを有する垂直配置の矩形形材を形成する。このよ
うに、コード部材10および10aは対向上下コーナー間に
連結されて対角線方向へ伸張して図示されたように矩形
形材を横切ってＸ形を形成する。この態様において、ロ
ッド小組立体11内のカップリング部材は図8Aに示された
ようにその各コーナーへ切削された穴11bを有する。
外枠組立体９へ取り付けられるときに、上記遮蔽包囲
体は操作室、および上記包囲体の側壁部内に設けられた
図示された開口部またはドア７および８から人が出入り
するアクセス領域を形成する。この出入りドア７および
８の各々はその対向上下コーナー間に伸縮コード部材10
を有しない外枠組立体９の垂直配置の形材内に位置決め
される。
ここに開示されたように、上記可撓性包囲体および外
枠組立体の総重量は分解時にそのテント組立体を大人一
人で運搬できる重量である。上記可撓性包囲体および外
枠組立体のロッド部材、カップリング部材、およびコー
ド部材はそのテント組立体を大人一人で起立させること
のできる寸法である。
14本の第１ロッド小組立体または連結体11は全て同一
であって、上下の相互交換、またはコーナーとＴ形連結
部との相互交換が可能である。７本の垂直ロッド小組立
体12は、図示されたように、各垂直支持位置で上下連結
体11と係合する。この態様において、６本の水平ロッド
小組立体13および16本の控え棒14が使用される。
１本の水平ロッド小組立体13と１本の控え棒14とを嵌
合し、ロッド保持スリーブ1aへ挿入し、上記包囲体の室
領域の３側上で各上下連結体11へ滑り嵌めする（図２に
示されたように）。残りの控え棒14はロッド保持スリー
ブ4aおよび1bへ挿入して上記室または操作領域１の出入
口の端部で出入口またはアクセス領域４のまわりの上下
連結体11へ水平に嵌め込んで外枠組立体９を完成させ
る。
６本の長い弾性ショックコード10は図２に示されたよ
うに枠組立体９の室部の３側上にＸ形状に配置され、か
つ２つの相対的に短いショックコード10aは出入口４の
前上に設置される。
図３は内ドア７と外ドア８、およびそれらの枠のスタ
ビライザ23として波状プラスチックのフラットな板を示
す。２対の間隔を置いた導電性フック・ループ式ファス
ナ細片24がドア枠構造体の縁部およびドア縁部に沿って
配設されており、ドアが閉鎖位置のときに無線周波数に
対する安定ドア開口部を提供する。換言すれば、無線周
波数信号は電子信号であるので、ドア部材が閉鎖位置の
ときにドア部材の外縁部に沿って電子信号が包囲体へま
たは包囲体から伝送されるのを防止するために、ドア枠
構造体は電子信号安全手段を含む。このようにして、ベ
ルクロ（商標名）等のファスナ細片24は、ドア部材が閉
鎖位置のときに電子信号安全開口手段を提供する。この
態様において、ドア枠構造体およびドア縁部は図示され
たように重合する。
図５は外クロス１へ縫着されたポケット20へ挿入され
たスタビライザ23を示す。これはドア７および８の枠を
一層剛性にしかつ内クロス２の係合面へ縫着された導電
性フック・ループ式ファスナ細片24の積極的接触を確実
にする。
図４はスタビライザ23の挿入と除去を可能にするアク
セス穴26を有する、各ドア７および８の枠のまわりに縫
合された３個の垂直ポケットと２個の水平ポケット25を
示す。
図５はドア７と８およびそれらの枠を剛性にするポケ
ット25へ挿入されたときにスタビライザ23がいかにして
重合するかを示す。この態様において、水平配置のスタ
ビライザ23aは垂直スタビライザ23bと４インチ（約10.2
cm）重合し、垂直スタビライザ23bは相互に６インチ
（約15.2cm）重合する。
図６はハニカム空気ガイド５および取り付けられた送
風器27を示す。この送風器は遮蔽包囲体の組立中に空気
を送りかつ実際の操作中に空気を交換する。送風器27お
よびハニカム空気ガイド５はボルトで共に結合された枠
28へ取り付けられる。枠28は内クロス２と共に上記遮蔽
包囲体の壁へ永久的に固定される。内クロス２は枠28と
完全に接触する金属膜を有する。第２ハニカム空気ガイ
ド５（または排気ガイド）（図示せず）は送風器を有し
ない点を除いて入口空気ガイドと同様に処理される。
図７は遮断組立体構成要素の機械的レイアウトと同一
性を示す。電気と信号の複合遮断組立体６はＬ形パネル
29を含み、安定のために90゜の『スイング』足30を有す
る。遮断壁パネル29は３個のRFフィルタ31、３個の二重
レセプタクル32、および３個のインラインヒューズまた
は回路ブレーカ組立体33を収容して、３つの分離した、
20アンペアのRF保護電気回路を形成する。
更に、遮断パネル29は２個の光ファイバガイド34を信
号の送受信のために収容する。遮断組立体６は、内クロ
ス２へ永久的に取り付けられた枠36へ進入した固定ねじ
35と共に上記包囲体の壁へ固定される。他の送受信コネ
クタおよび方法が必要により遮断パネル29へ適用され
る。
図９は図示されたように重ね合せて折り畳んだ層状外
クロス１と内クロス２の縁部20および21を示す。この重
畳した布帛縁部20は図示されたように位置17,18および1
9に沿って縫合されている。フレンチ折れ線が上記包囲
体の全体にわたる内クロスの電気的連続性を確実にす
る。
図10は排気口16、必要に応じてドア８を開放維持する
ために使用されるフック・ループ式ファスナ細片15aお
よび15bを示す上記組立られたテント構造体の外側面を
示す。これらの部分は図１では切り取り部分に相当す
る。
本発明の上述の説明は例示であり、図示された構成の
詳細部分と同様に寸法、形状、材料について種々の変更
が本発明の精神を逸脱することなく可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップス，テリー アメリカ合衆国，ペンシルバニア 16823，ベルフォント，ノース トーマ ス ストリート 109 (72)発明者 トーマス，ロバート イー. アメリカ合衆国，バージニア 22111, マナサス，マイクン コート 13809 (72)発明者 アルドリッジ，ジョセフ エイチ. アメリカ合衆国，バージニア 22193, デイル シティ，フォールブルック レ ーン 4310 (56)参考文献 特開 平３−89175（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−10598（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−64846（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−91400（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−71595（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−167098（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭63−25150（ＪＰ，Ｂ２) 米国特許3390491（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04H 15/00 - 15/64 H05K 9/00 E04H 9/14 E04B 1/92

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】電子設備を操作するための遮蔽環境を提供
    する独立起立の携帯テント組立体において、前記テント
    組立体は、 ａ）電子操作のための電子設備を収容できる包囲作業領
    域を形成するための折畳み自在の可撓性包囲手段、およ
    び前記折畳み自在の可撓性包囲手段を起立位置で維持す
    るための剛性枠組立体支持手段を含み、 ｂ）前記可撓性包囲手段は上天井部、下床部、および上
    記上天井部へ上縁に沿って固く連結されかつ前記下床部
    へ下縁に沿って固く連結された側壁部を有し、 ｃ）前記可撓性包囲手段は前記包囲作業領域内の設備に
    対する無線周波数遮蔽体を形成するためにそこを通る電
    子無線周波数信号の伝送を阻止するための、前記可撓性
    包囲手段にわたって電気的連続性を提供する金属処理さ
    れた布帛手段を含む折畳み自在の可撓性シート材により
    構成され、 ｄ）前記側壁部は前記可撓性シート材により構成され、
    かつ前記可撓性包囲手段が起立位置のときに前記可撓性
    包囲手段内の包囲作業領域に対して電子設備を出し入れ
    するための無線周波数信号安定開口手段を含み、 ｅ）前記側壁部は、閉鎖位置と開放位置間でその一側に
    沿って軸回転自在に可動する前記可撓性シート材により
    構成された無線周波数信号安定ドア部材、および閉鎖位
    置において前記無線周波数信号安定開口手段に対して前
    記無線周波数信号安定ドア部材の外縁部を物理的に支持
    しかつ前記無線周波数信号安定開口手段の縁部を強化す
    るために除去可能に設置された剛性スタビライザ手段を
    含むドア枠構造手段を含み、かつ ｆ）前記ドア枠構造手段は、前記剛性スタビライザ手段
    が前記無線周波数信号安定開口手段の縁部に沿って設置
    されかつ前記無線周波数信号安定ドア部材が前記無線周
    波数信号安定開口手段に対して閉鎖されたときに、前記
    無線周波数信号安定ドア部材の外縁部と隣接する前記無
    線周波数信号安定開口手段の縁部との間から前記無線周
    波数信号安定開口手段の縁部および前記無線周波数信号
    安定ドア部材の外縁部に沿って前記可撓性包囲手段の中
    へのまたは外への無線周波数信号の伝送を電気的に阻止
    するための分離自在の導電性フック・ループ式フアスナ
    手段を含み、 ｇ）前記導電性フアスナ手段は、前記無線周波数信号安
    定ドア部材の外縁部、および無線周波数信号安定開口手
    段の提供に効果的な前記剛性スタビライザ手段が設置さ
    れた前記無線周波数信号安定開口手段の縁部に沿って設
    置されて、その間からの無線周波数信号の伝送を阻止
    し、かつそのようよして前記無線周波数信号安定ドア部
    材が閉鎖位置のときに前記包囲作業領域内の電子設備に
    対する無線周波数遮蔽環境を提供することを特徴とす
    る、テント組立体。
  2. 【請求項２】前記導電性フアスナ手段は、２対の側方に
    間隔を置いた分離自在のフック・ループ式フアスナ細片
    を含み、前記フアスナ細片はフックとループを物理的か
    つ電気的に固く結合するために連続的に隣接する前記無
    線周波数信号安定ドア部材の外縁部および前記無線周波
    数信号安定開口手段の縁部に沿って設置されている、請
    求項１のテント組立体。
  3. 【請求項３】前記無線周波数信号安定開口手段の縁部は
    ポケット手段を含み、前記剛性スタビライザ手段は前記
    無線周波数信号安定開口手段の縁部を強化するために前
    記ポケット手段内に挿入、除去可能に設置されている、
    請求項１のテント組立体。
  4. 【請求項４】前記ポケット手段は複数の細長いポケット
    部材を含み、かつ前記スタビライザ手段は複数の剛性ス
    タビライザ部材を含み、前記スタビライザ部材の各々は
    細長いポケット部材へ挿入できる構造的形態をしてい
    る、請求項３のテント組立体。
  5. 【請求項５】前記可撓性包囲手段は空気取込み口、空気
    排出口、および無線周波数信号の減衰に適した開口部
    （penetration）ハードウエアを構成する固く取り付け
    られた電力遮断パネル手段を含む、請求項１記載のテン
    ト組立体。
  6. 【請求項６】前記空気取込み口および空気排出口の各々
    はハニカム空気ガイドへ取り付けられた剛性枠構造体内
    に形成され、 前記空気取込み口は前記ハニカム空気ガイドから前記可
    撓性包囲手段へ空気を送るために取り付けられた送風手
    段を含み、それにより前記送風手段は前記枠組立体支持
    手段と可撓性包囲手段との組立開始時に空気を送り、か
    つその包囲体の使用時に空気を排出する、請求項５のテ
    ント組立体。
  7. 【請求項７】前記遮断パネル手段は前記下床部に隣接す
    る前記側壁部に固く連結された枠へ取り付けられてい
    て、 前記遮断パネル手段は起立位置においてそのパネル手段
    を安定させるための手段を含む、請求項５のテント組立
    体。
  8. 【請求項８】前記遮断パネル手段を安定させるための手
    段は前記遮断パネル手段から前記下床部の外方向へ延在
    する軸回転可能に取り付けられた足部材を含む、請求項
    ７のテント組立体。
  9. 【請求項９】前記遮断パネル手段は無線周波数フィル
    タ、電気アウトレットレセプタクル、回路ブレーカ組立
    体、および信号侵入および退出のための光ファイバ手段
    を含む、請求項７のテント組立体。
  10. 【請求項１０】前記折畳み自在の可撓性シート材は前記
    金属処理された布帛に連続的に設置された外布帛層を含
    みかつ前記金属処理された布帛に物理的保護を提供する
    ものである、請求項１のテント組立体。
  11. 【請求項１１】前記可撓性包囲手段は電気的連続性を維
    持するためにフレンチ折り形態を利用して２つの布帛シ
    ート縁部を共に結合する線を含む、請求項10のテント組
    立体。
  12. 【請求項１２】前記折畳み自在の可撓性シート材は前記
    金属処理された布帛の内側へ連続的に配設されて前記下
    床部に沿って三層複合シート材を形成している堅固な防
    弾（ballistic）クロスを含む、請求項10のテント組立
    体。
  13. 【請求項１３】人がその中で電子設備を操作するための
    遮蔽環境を提供するための独立起立の携帯テント組立体
    において、前記テント組立体は、 ａ）折畳み自在の可撓性包囲手段、ならびに電子設備お
    よび無線周波数電子を操作する人を収容できる作業領域
    を有する包囲室を形成するために前記折畳み自在の可撓
    性包囲手段を起立位置において維持するための剛性枠組
    立体支持手段を含み、 ｂ）前記可撓性包囲手段は上天井部、下床部、および前
    記上天井部へ上縁に沿って固く連結されかつ前記下床部
    へ下縁に沿って固く連結された側壁部を含み、 ｃ）前記可撓性包囲手段は、包囲作業領域内の設備に対
    して無線周波数遮蔽体を形成するためにそこを通る無線
    周波数信号の伝送を阻止するための、前記可撓性包囲手
    段にわたって電気的連続性を付与する金属処理された布
    帛を含む可撓性シート材により構成され、 ｄ）前記側壁部は前記可撓性シート材により構成され、
    かつ前記可撓性包囲手段が起立位置のときに前記可撓性
    性包囲手段内の包囲作業領域に対する電子設備および人
    の移動のための無線周波数信号安定開口手段を含み、 ｅ）前記側壁部は、閉鎖位置と開放位置との間で一側に
    沿って軸回転自在に移動する可撓性材料により構成され
    た無線周波数信号安定ドア部材、および前記無線周波数
    信号安定開口手段に対して閉鎖位置において前記ドア部
    材の外縁部を物理的に支持するために前記無線周波数信
    号安定開口手段の縁部に沿って除去自在に設置された剛
    性スタビライザ手段を含むドア枠構造手段を含み、かつ ｆ）前記ドア枠構造手段は、前記剛性スタビライザ手段
    が前記無線周波数信号安定開口手段の縁部に沿って設置
    されかつ前記無線周波数信号安定ドア部材が前記無線周
    波数信号安定開口手段に対して閉鎖されたときに、前記
    無線周波数信号安定ドア部材の外縁部と、隣接する前記
    無線周波数信号安定開口手段の縁部との間から前記無線
    周波数信号安定開口手段の縁部および前記無線周波数信
    号安定ドア部材の外縁部に沿って前記可撓性包囲手段の
    中へのまたは外への無線周波数信号の伝送を電気的に阻
    止するための導電性フアスナ手段を前記無線周波数信号
    安定ドア部材の外縁部と前記無線周波数信号安定開口手
    段の縁部との間に含み、 ｇ）前記包囲室は前記作業領域へ移動する前に人および
    電子設備が侵入できるアクセス領域を含み、前記作業領
    域は前記包囲室に対して電子設備および人の移動を可能
    にするための無線周波数信号安定ドア開口手段を有する
    壁部により前記アクセス領域から分離されていることを
    特徴とする、テント組立体。
  14. 【請求項１４】前記導電性フアスナ手段は、前記ドア部
    材の外縁部および前記無線周波数信号安定開口手段の縁
    部に沿って配設された分離自在の導電性フックとループ
    を含む、請求項13のテント組立体。
  15. 【請求項１５】前記導電性フアスナ手段は、２対の間隔
    を置いた分離自在のフック・ループ式フアスナ細片を含
    み、前記ルック・ループ式フアスナ細片はフックとルー
    プを物理的かつ電気的に固く連結するために連続的に隣
    接する前記ドア部材の外縁部および前記無線周波数信号
    安定開口手段の縁部に沿って設置されている、請求項14
    のテント組立体。
  16. 【請求項１６】前記無線周波数信号安定開口手段の縁部
    はポケット手段を含み、前記剛性スタビライザ手段は前
    記無線周波数信号安定開口手段の縁部を強化するために
    前記ポケット手段内に除去可能に設置されている、請求
    項13のテント組立体。
  17. 【請求項１７】前記ポケット手段は複数の細長いポケッ
    ト部材を含み、かつ前記剛性スタビライザ手段は各々が
    細長いポケット部材へ挿入できる構造的形態を有する複
    数の剛性スタビライザ部材を含む、請求項16のテント組
    立体。
  18. 【請求項１８】前記可撓性包囲手段は空気取込み口、空
    気排出口、および所望無線周波数信号減衰に適した開口
    部（penetration）ハードウエアを構成する固く取付け
    られた電力遮断パネル手段を含む、請求項13のテント組
    立体。
  19. 【請求項１９】前記空気取込み口および前記空気排出口
    の各々はハニカム空気ガイドへ取り付けられた剛性枠構
    造体内に形成され、 前記空気取込み口は前記ハニカム空気ガイドから前記可
    撓性包囲手段へ空気を送るために取り付けられた送風手
    段を含み、それにより前記送風手段は前記枠組立体支持
    手段および前記可撓性包囲手段の組立て開始時に空気を
    送り、かつその包囲体の使用時に空気を排出する、請求
    項18のテント組立体。
  20. 【請求項２０】前記遮断パネル手段は前記下床部に隣接
    する前記側壁部に固く連結された枠構造体へ取り付けら
    れていて、 前記遮断パネル手段は起立位置においてそのパネル手段
    を安定させるための手段を含む、請求項18のテント組立
    体。
  21. 【請求項２１】前記遮断パネル手段を安定させるための
    手段は前記遮断パネル手段から前記下床部の外方向へ延
    在する軸回転可能に取り付けられた足部材を含む、請求
    項20のテント組立体。
  22. 【請求項２２】前記遮断パネル手段は無線周波数フィル
    タ、電気アウトレットレセプタクル、回路ブレーカ組立
    体、および電気信号を伝送するための光ファイバ手段を
    含む、請求項20のテント組立体。
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