JP3417524B2 - 通信ケーブル - Google Patents

通信ケーブル

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JP3417524B2
JP3417524B2 JP28731796A JP28731796A JP3417524B2 JP 3417524 B2 JP3417524 B2 JP 3417524B2 JP 28731796 A JP28731796 A JP 28731796A JP 28731796 A JP28731796 A JP 28731796A JP 3417524 B2 JP3417524 B2 JP 3417524B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/29Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame
    • H01B7/295Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame using material resistant to flame
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/02Cables with twisted pairs or quads

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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声又はデータの
送信のために構内配線位置において使用する非ハロゲ
ン、難燃性な多対通信ケーブルに関し、特に、高周波デ
ィジタル信号を送信するローカルエリアネットワークに
おける使用に適していて、フロア、立上りシャフト及び
水平配管の間の配線に適している多対通信ケーブルに関
する。
【0002】
【従来の技術】オフィス及び製造施設においてデータ、
イメージ及び動画の送信のためにコンピュータや他のデ
ィジタル電子機器の使用は増えたが、これはこれらのデ
バイスを接続する信号送信ケーブルやこれらの周辺装置
の需要を増やした。これらを実現するには高ビット速度
におけるエラーなしの伝送が保証されなくてはならな
い。加えて、このようなケーブルは建築物の中で一般に
使われ、従って耐火性であり、煙及び炎両方に対して耐
性があるケーブルを必要とする。これら後者の特性は、
ケーブルがフロアからフロアへと延びる場所において特
に重要である。このような場合のケーブルは立上りケー
ブルと呼ばれる。
【0003】コアを包囲する従来のジャケットを有し、
絶縁された銅導体からなるケーブルは一般に、許容でき
る炎拡散特性及び煙変質特性を有しない。このようなケ
ーブルの温度が増加するにつれてジャケット材料の根焼
きが始まり、その後、ジャケット内部の導体絶縁材は変
質し、焦げ始めてしまう。通常ジャケットは絶縁材の根
焼きの拡大、又は生成ガスの圧力のために破裂し、絶縁
材を炎にさらし、これにより熱分解し、さらなる可燃性
ガスを発散する。加えて、ジャケットが燃えるときにも
ガスを生成する。ケーブルの燃焼の際に生成されたガス
は、かなり燃えやすく有毒で、侵食的であるが、従って
炎の広い範囲に渡って、周囲構造と環境空気に有害な効
果を与えてしまう。
【0004】電気機器の安全性を試験するアンダーライ
ターズラボラトリーズ(Underwriters' Laboratories:
保険業者研究所、通称ULといい、UL Approved表示を
する)は、ケーブルが使用目的において満足に機能する
かを実証するために厳しい試験を行う。試験には、立上
り及び汎用に用いられる通信ケーブルに対してCMR評
価を行うための燃焼試験(UL-1666)がある。U
L燃焼試験1666は、鉛直トレー試験として知られ、
ケーブルが立上りケーブルとして許されるかどうかがア
ンダーライターズラボラトリーズによって決定される。
その試験では、ケーブルのサンプルを間隔を置いた桟を
有するはしご構成に沿って1階から上方に延ばす。試験
の炎は、約5.565×108J/時間(約527,50
0Btu/時間)の熱を作り、約5.97±0.31標
準立方メートル/時間(約211±11標準立方フィー
ト/時間)の流速でプロパンにより燃料を供給し、約3
0分間ケーブルに対して用いられる。次にケーブルの最
大連続損傷高さが計測される。もしケーブルの損傷高さ
が3.66メートル(12フィート)に満たないなら
ば、そのケーブルには立上りケーブルの使用に対するC
MR評価認可が与えられる。
【0005】従来技術においても電気的条件と炎拡散条
件の両方を満たす立上り用の多数のケーブルがある。ア
ロヨ(Arroyo)他による米国特許第4,284,842号
には、無機材料のシースで囲まれ、次に金属スリーブに
囲まれた多導体コアが記述してある。金属スリーブはポ
リイミドテープの二重層によって包囲してある。無機材
料シースはコアの中への熱輸送を抑え、金属シースは放
射熱を反射する。このようなケーブルは有効に炎を抑
え、煙放出が少ないが、3層のジャケット材料を必要と
してしまう。アロヨ(Arroyo)の別の米国特許第4,6
05,818号では、別の多層ジャケットの例が示して
ある。ハーディン(Hardin)他の米国特許第5,074,
640号では、高圧空間又は立上りシャフトにおける使
用のためのケーブルが記述してあり、個々の導体は、ポ
リエーテルイミド成分と付加組織を有する非ハロゲン化
プラスチック組成によって絶縁されている。ジャケット
はポリエーテルイミド成分と難燃性組織を含む付加組織
を調合されたシロキサン/ポリイミド共重合体成分を有
する。ドファティ(Dougherty)他の米国特許第4,41
2,094号では、各導体が2層の絶縁材によって包囲
される立上りケーブルが記述されている。内側層は所定
パーセントに拡大されたポリオレフィンプラスチック材
料であり、外側層は比較的難燃性な材料である。コアは
金属ジャケットと耐火性材料に囲まれる。このようなケ
ーブルも耐火性と低煙の要求事項を満たすが、金属ジャ
ケットはケーブル生産においてコスト増をもたらす。ア
ドリエンセンズ(Adriaenssens)の米国特許第5,16
2,609号には、金属ジャケットメンバを除いた耐火
性ケーブルが示してある。そのケーブルでは、幾つかの
対からなる導体の各導体は、金属、即ち、固体、低密度
のポリエチレンの絶縁材層によって包囲される銅中心メ
ンバを有する。これは次に、難燃性ポリエチレン材料に
よって包囲される。コアは難燃性ポリエチレンのジャケ
ットによって包囲される。このような構造は建築物にお
ける使用に対する基準を満たし、広く使われている。
【0006】コンピュータの使用が増加し、特に、コン
ピュータのお互い及び電話線への相互接続が急速に拡大
しているので、建築物の中で使用するケーブルは、非常
に高い周波数においてエラーがない送信を供給すること
が望ましい。このような送信はたいていの撚り対線及び
同軸ケーブルにおいて生じる問題のために完全に実現さ
れていない。このことは低い送信周波数においては重大
ではなく、高ビット速度送信に関連する高周波において
顕著になる。この問題は不均等反射減衰量(SRL:st
ructural return loss)として知られていて、これはケ
ーブルに沿ったインピーダンスの周期的な変動の結果と
して生じる信号減衰をいう。SRLはケーブル構造及び
信号反射を起こす様々なケーブル構成要素によって影響
を受ける。このような信号反射は、送信又は受信信号損
失、受信信号の周波数の揺らぎ、送信又は受信パルスの
ひずみ、搬送周波数における雑音の増加をもたらしてし
まい、ある程度は撚り対線ケーブルに信号周波数の上限
を生じさせてしまう。SRLを起こす構造的な欠陥とし
ては、長さに沿って直径方向の揺らぎを起こす絶縁導
体、又は多くの理由によるワイヤ表面の荒さ、即ち平ら
でないことがある。絶縁材の荒さ、即ち凹凸、極端な偏
心や、絶縁材直径の変動は同じくSRLを増やしてしま
う。前記ドファティ他及びアドリエンセンズ他の特許で
記述されている二重絶縁電線においては、一様な絶縁の
達成における問題点は実質的に一様な第1層を形成し、
この第1層上に実質的に一様な第2層を形成することの
困難性のために複雑になる。もし第1層が柔軟、即ち圧
縮可能であれば、第2層はそれをひずませ、望ましくな
いレベルにSRLを増やす。もし、次に、第2層が圧縮
可能であれば、ケーブル対をまとめるために使われるら
せん状メンバによって、又はねじられるプロセスでひず
んでしまう。もし撚り対線の導体が長さに沿って変化す
る空間を有したならば、SRLは望まないのに増えてし
まう。金属保護メンバ又はスリーブの存在もSRLを増
やしてしまう。
【0007】最も高いカテゴリであるカテゴリ5のケー
ブル、即ち、100MHzまでの信号を扱うことができ
るカテゴリのケーブルに対しては、ケーブルは、低い減
衰、タイトなインピーダンス許容範囲、低クロストーク
及び低SRLを必要とする構内配線に対するTIA/E
IA 568A標準を満たさなければならない。カテゴ
リ5のケーブルに対しては、SRLはdBで1〜20M
Hzで23dBであるべきである。20MHzより上の
周波数に対しては、許容されるSRLは、 SRLf ≧ SRL20−10log10(f/20) ・・・(1) によって決められる。ここでSRL20は、20MHzに
おけるSRLであり、fは、周波数(MHz)である。
また、測定したSRLは下への信号のdBによって与え
てあるのでそれ故に実際には、負の値である。
【0008】必要とされる、即ち許容されるSRLと測
定されたSRLの間の差はSRLマージンとして知られ
ている。従って、ケーブルのSRLマージンが大きいほ
ど、より良い方性能が得られる。特に立上りケーブルに
おける難燃性又は耐火性の必要性と、非損失信号送信を
もたらすSRL、減衰及びクロストークを最小限を抑え
ることの目標は単純には決められない。前述の従来技術
の方法による高いレベルの難燃性の達成は、減衰とSR
Lをたいていは増やしてしまい、また、シールドする金
属スリーブ等を必要とする。従来の難燃性立上りケーブ
ルのいくらかにおいて良い電気特性を達成することがい
かなる手段によっても不可能なので、様々な導体及び二
重絶縁材層の均質性を確実にすることに関わるコスト
は、経済的に実行可能であるレベルよりも大きくなる。
【0009】従って、ケーブルを建設するための3つの
問題がある。SRL、減衰及びクロストークは、可能な
限り小さくあるべきであり、難燃性及び煙抑制は、随伴
する腐食及び有毒ガス生成とともに最小限を抑えるべき
である。
【0010】1994年11月4日に提出されたブレイ
チ(Bleich)他の米国特許出願第08/334,657
号では、各銅導体に対する絶縁材層として高密度ポリエ
チレン(HDPE)を用いることによって従来のケーブ
ルよりもSRLが相当に減少する立上りケーブルが記述
してある。HDPEは平滑な外側の表面、比較的一様な
層厚及び良い接着性を有する頑強で均等な絶縁材層を導
体に与えるために一様に押し出せる。また、単層の絶縁
材は他のタイプの典型的な絶縁材よりも全体的な直径が
わずかに小さく偏心も小さい絶縁導体をもたらす。結果
として、減衰及びSRLは材料的に減る。他方、HDP
Eは大いに燃えやすく、より良い難燃性及び煙抑制特性
のジャケットを必要とする。
【0011】難燃性及び煙抑制特性が良い材料で作られ
たジャケットを有する従来技術はたくさんある。これら
の材料としてはフルオロポリマーがあり、導体絶縁及び
ジャケット材料の両方として使われ、ある程度の効果を
有している。しかしながら、フルオロポリマーはハロゲ
ン化材料である。従来技術には前記ブレイチ他の特許出
願で記述されているような、ケーブルジャケットにハロ
ゲン化材料を用いていても難燃性及び煙抑圧性のUL標
準を合格するケーブルはあるが、このような材料は全て
のハロゲン化材料に固有の他の問題点を有する。フルオ
ロポリマー及びポリ塩化ビニルのような材料は、上述の
ようにしばしば許容できない腐食をもたらし、燃焼又は
過大な熱にさらされたときには毒性の強い毒ガスを発散
する。この際にはポリ塩化ビニル(PVC)は、燃焼に
おいて塩化水素を発散する。これらのガスは侵食性であ
り、有毒である。
【0012】従来技術は概して非ハロゲン化材料を立上
りケーブルにおいて用いることができないこととして扱
ってきたが、これは一般に、それらの難燃性特性は立上
りケーブルの最小限の要求事項さえも満たすことができ
なく、又は十分に難燃性であり、煙抑圧性が高い非ハロ
ゲン化材料に対しては、この材料はケーブルジャケット
として用いられるときは容易な取り扱いとルーティング
のためには堅すぎ、即ち可とう性がなさすぎる。ポリフ
ェニレンオキサイドプラスチック材料等の非ハロゲン化
材料は、ジャケット材料ではなく主に絶縁材として世界
規模で使われる。しかしながら、このような材料は立上
りケーブル及び煙生成のための工業規格試験に合格して
いない。
【0013】ハーディン(Hardin)他の米国特許第4,
941,729号及び5,024,506号では、導体の
絶縁材及びジャケット材料の双方として非ハロゲン化材
料を利用する高圧空間ケーブルに適したケーブルが記述
してある。このようなケーブルは高圧空間型ケーブルに
おける難燃性及び煙抑制性の工業規格要求事項を満たす
ことができている。しかしながら、絶縁及びジャケット
のための非ハロゲン材料の処理は、ポリエチレン及びポ
リ塩化ビニル等の従来の材料と比べてより多くの注意、
それ故により多くの出費を必要としてしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低SRL等
を含む優れた電気特性を有し、立上りケーブルに対する
UL試験の要求事項を満たして、優れた難燃性や煙抑制
性を有し、比較的腐食せず、腐食性及び毒性のレベルが
低いような比較的安く、容易に処理できる立上りケーブ
ルを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブルは、前
述した幾つかの必要事項を満たす、即ち超えることがで
きる。このケーブルは、ハニカム構造に配置した対で撚
られた絶縁導体からなり、このケーブルコア及びポリオ
レフィン材料の周囲のジャケットを形成する。本発明の
特徴は、1から100あるいはさらに多くの広範囲の撚
り対線に適用できる。各対の各導体は、好ましくは高密
度ポリエチレン(HDPE)である難燃性材料の絶縁材
層に入れられた中心の金属導電メンバからなる。このよ
うな材料はケーブルの製造及び取り扱いにおいて遭遇す
る圧縮力によって一様に押し出されてしまい、ひずみを
抑える。これらの材料の特性は、HDPE材料の加工及
び押し出し技術が非一様性を最小限に抑えられるレベル
に達したことにより、使用時のケーブルの減衰及びSR
Lを最小限を抑えることができる。
【0016】ポリオレフィン非ハロゲン化材料から形成
されるジャケットが、HDPE絶縁材が難燃性及び煙抑
制特性以外の特性を有するように合成、即ち処理するこ
とを要さないように十分に高い難燃性及び煙抑制特性を
有することができることを我々は発見した。従って、熱
及び炎に対する絶縁導体の保護のために十分な厚さを有
するが、取り扱い及びルーティングを容易にするために
十分なケーブルにおける可とう性を保持するのに十分薄
いような、ポリオレフィン非ハロゲン材料のジャケット
によってコアは包囲される。
【0017】本発明のケーブルは、各種工業規格の炎拡
散及び煙生成(又は抑制)要求事項を満たし、かつ、低
い腐食性及び毒性を示すような立上りケーブルとして用
いることができる。さらに、本発明のケーブルは、TI
A/EIA568Aの基準を満たす優れた電気性能を有
する。
【0018】
【発明の実施の形態】好ましい実施例では、図1のケー
ブル11は、破線の輪郭で示しているように、撚り導体
対の7つの群12、13、14、16、17、18、1
9からなる。絶縁導体の各対は、全ての対がカラーコー
ディング及び撚り長さ以外は同一であるので符号21の
ものと同一である。各対21の導体は、長さ方向に沿っ
てお互いに撚られ、好ましくはポリエステル撚り糸にお
けるナイロン等のように撚られる。各群12、13、1
4、16、17、18、19の間の幾つかのパッドのツ
イスト長さは、クロストーク及び対間雑音を最小限に抑
えるために相違する。合計25の対に対して、群13、
16、18、19は、4つの撚り対線を有し、群12、
14、17は、3つの撚り対線を有する。ここで、立上
りケーブルを製造するためにより少ないか若しくはより
多くの撚り対線を使えるが、25の対ケーブルを好まし
い実施例として示した。図1における破線は物理的な構
造を表すようには意図していなく、ただ幾つかの群の輪
郭を描くために用いた。各対が撚られることの他に、各
群も、それらの「撚り(ツイスト・レー)」が他の群の
全ての撚り層と好ましくは相違するようにらせん状に撚
られている。最後に、全ての群が一緒に撚られ、任意に
適当なナイロン結合繊維(例は図示せず)によって保持
される。このように形成したコアをジャケット22の中
に囲み、この全体の組立体は「ハニカム」構造と呼ばれ
る。それは、対間雑音とともに幾つかの導体間における
クロストークを最小限を抑える。
【0019】本発明に従うと、撚られた各対21の各導
体23は、高密度ポリエチレン(HDPE)のようなポ
リオレフィン材料の絶縁シース24の中に包まれる。H
DPEは、許容される限界の中である導体23に平滑な
外側表面、比較的均一な厚さ、及び許容できる範囲内の
接着性を有するように一様に押し出すことができる比較
的頑強な誘電体材料である。これらの特性はまた、ポリ
プロピレン、ポリオレフィン材料の特性であり、このよ
うな材料は電気的性能を害さずにHDPEの代わりに用
いることができ、またHDPEではなくポリエチレンも
用いることができる。後者の場合は、ポリエチレンの他
のバージョンから選んでもよい。また、導体23の上の
絶縁材の単層24により、従来技術の二重絶縁材層より
も全体の直径がわずかに小さく、偏心が少ない絶縁導体
が得られるようになる。これにより、同じ容量であるが
幾分小さいケーブルを可能にする。前述の特性を有する
このような絶縁材、及び幾つかの対を撚ることによっ
て、単にクロストーク及び対間雑音が最小限に抑えられ
るだけではなく、不均等反射減衰量(SRL:structur
al return loss)も最小限に抑えられる。
【0020】難燃性を考慮しなくてもよい場合、押し出
された絶縁材層24においてできるかぎりの一様性を得
るために製造技術を最適化できる。しかしながら、HD
PEは非常に燃えやすい材料であり、従来技術における
慣用は、処理された絶縁材材料若しくは通常耐火性の絶
縁材を用いていて、又は前述のように少なくとも1つは
難燃性である最小限2層からなるコンポジット絶縁材を
用いていた。実際には、このような絶縁材構成では、こ
の構成における不均等反射減衰量があまりにも高くて、
意図した応用における使用のためにはケーブルが不適当
になるので常に不良が多かった。このような劣化はしば
しば、コスト見地から受容できないケーブル生産の10
%を超えた。図1で示したような本発明のケーブルが立
上りケーブルでの使用に適するには、外側ジャケット2
2が大いに難燃性であることが必要である。また、燃
焼、即ち激しく過剰に熱せられたケーブルからの腐食及
び有毒ガスの影響は最小限に抑えることも同様に重要で
ある。
【0021】煙、腐食及び有毒鬱積ガスの影響は、難燃
性になるように処理若しくは製造されたポリオレフィン
をベースとした非ハロゲン材料を用いることに大いによ
る。この非ハロゲン材料の例としては、難燃性のための
水酸化マグネシウム及び煙抑圧のためのホウ酸亜鉛を有
する、ベース樹脂が酢酸エテニルエステルであるエチレ
ンを有する高分子材料等がある。このような材料は、ユ
ニオン・カーバイド(Union Carbide)社製DFDA−
1980として市販されており、これは、試験において
良い耐火性及び低煙生成特性、さらには望ましい可とう
性を示す。過去には、ケーブル産業は、一般に高圧空間
ケーブル及び立上りケーブルとしての使用のために非ハ
ロゲン化材料の使用を避けていた。このような材料は、
低い腐食性及び有毒ガス生成等の多くの望ましい特性を
有するが、立上りケーブルで使うにはあまりにも可とう
性がないように思われた。しかし、望まれた可とう性を
有していた非ハロゲン化材料に関しては、立上りケーブ
ルに対するより高度な米国標準を満たさなかった。
【0022】試験結果 図1のような本発明のケーブル、また比較例の試験及び
評価において、3つの異なった25対のケーブルを試験
し、これら全ては導体に対して高密度ポリエチレン(H
DPE:high density polyethylene)絶縁材を用いた
が、これらおのおのは次のように異なったジャケット材
料を有した。 1.固体HDPE絶縁材及び全体的にPVCのジャケッ
トを採用した25対型のCMRケーブル。 2.PVCジャケットコンパウンドを異なって合成した
こと以外は1番目と同じもの。 3.FRPEジャケットにユニオンカーバイド社製DF
DA−1980を採用したこと以外は1番目と同じも
の。
【0023】以下の試験は、通信ケーブルに対するアン
ダーライターズラボラトリーズの標準UL444に従っ
て行い、要求事項に従って結果を編集した。詳細実験:
【表1】 ジャケットの物理的性質:
【表2】
【0024】上述のように、ケーブル1及び2は全体が
PVCのジャケットを有するが、本発明のケーブルであ
るケーブル3は、ポリオレフィンがベースの非ハロゲン
のジャケットを有する。結果的に、ケーブル3だけが、
低炎拡散、低煙、低腐食及び低毒性の必要事項を満た
し、これら材料の使用を通して立上りケーブルとして用
いるために十分に可とう性がある。
【表3】 表3には、3つのケーブルについてのUL1666の立
上り炎試験の結果を示す。これは、図1のケーブル及び
比較のための2つの他の従来のケーブルの試験結果の表
である。表3からケーブル2及び3の両方は、ケーブル
1よりも優れていたことがわかる。これらは耐燃性はお
互いにほぼ等しく、溶解、根焼き及び灰の形成の結果に
よって裏付けられる。従って耐燃性に対しては、これら
2つのケーブルは立上りケーブルとして機能できる。ケ
ーブル3のジャケットを使ってのケーブルの煙試験を、
標準IEC1034−2手順を用いて行った。最小の測
定された光透過率(生成した煙の度合)は、95.9%
であり、非常に低い煙生成を示した。ケーブル3はしか
しながら、非ハロゲンのジャケットを有し、従って本質
的により低い腐食及び毒性を有するという点でケーブル
2よりも優れている。本発明のケーブル(ケーブル3)
のジャケット22の材料に対して行った試験の結果を、
酸性度に対するもので浸食の影響の指標となるものを表
5に、毒性の表を表4に示した。
【0025】
【表4】
【表5】 表4には、本発明の非ハロゲンのジャケット材料の毒性
試験の結果の表を示す。これは、ジャケット材料の毒性
の試験結果の表である。試験は燃焼の際に生成される気
体の毒性を測定するためのナベル工業燃焼標準試験(Na
vel Engineering Standard)の試験番号NES−713
に従って行い、ジャケットに対して3回の試験、ジャケ
ットを形成するために用いられた材料のペレットに対し
て3回の試験を行った。表4には、100グラム当たり
の平均毒性を両方の材料形式に対して与えた。この表か
らは、値が100グラム当たり5単位である最大許容毒
性よりもかなり下にあることがわかる。
【0026】表5には、本発明のジャケットの非ハロゲ
ン材料の燃焼の間に進展した気体に対する酸性度試験
(腐食性の測定)の結果の表を示す。これは、本発明の
ケーブルのジャケットの材料の燃焼の間に変質したガス
の酸性度の試験結果の表である。この試験は国際電気標
準会議(International Electrical Technical Committ
ee)試験IEC765-2:1991に従って、本発明
で用いる非ハロゲン材料のジャケット、及びこの材料の
ペレットに対して各々に対して3回の試験を行った。望
ましくは、低い腐食性のためには、材料はpH(酸性度
の度合)が4.3より上を、導電率が10マイクロジー
メンスより下を示すべきである。表5の試験結果は明確
にこのことを示している。本発明のジャケットは、低い
腐食性の要求事項を満たし、即ち超える。
【0027】驚くべきことに、非ハロゲン化ジャケット
材料を有する本発明のケーブル(ケーブル3)は、炎拡
散及び煙生成に対する工業規格を満たすことだけではな
く、比較的低い腐食性、及び許容できるレベルの毒性を
も有する。この結果は、長い間許容できる炎拡散及び煙
生成のレベルを有する非ハロゲン化材料が過度に困難で
あり、適当な可とう性を有するものは工業規格を満たさ
ず、適当な炎拡散及び煙生成特性を供給しないであろう
と考えられていたので、驚くべきで意外性がある。高密
度ポリエチレン及び非ハロゲン化ジャケット材料の導体
絶縁は、不均等反射減衰量が低く、高い電気的性能を有
し、絶縁導体メンバへの熱輸送を遅延させるケーブルを
提供することに貢献する。導体絶縁材を分解する伝導性
の伝熱が遅延されるので、煙放出及びさらなる炎拡散を
抑制できる。
【0028】本発明の特徴の幾つかを実施例において論
じたが、これらは光ファイバー等の他のタイプの通信シ
ステムにも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の通信ケーブ
ルは、立上りシャフト等の建築物の密封された領域にお
いて用いられ、非ハロゲン材料からのみ作られる。ケー
ブルのコアには、可塑性のポリオレフィン絶縁材で囲ま
れた絶縁導体がある。これらの導体は多対コアを形成す
るために対になるように撚られる。コアは非ハロゲン組
成ジャケット材料にて包囲され、保護される。ポリオレ
フィン絶縁材を用いることによって、音響及びデータ伝
送特性が良くなり、非常に難燃性になる。ハロゲン化材
料と比較して、燃えてしまった場合に煙が少なくすみ、
腐食しにくく、毒性気体を生成しにくくなる。これによ
り、低SRL等を含む優れた電気特性を有し、立上りケ
ーブルに対するUL試験の要求事項を満たして、優れた
難燃性や煙抑制性を有し、比較的腐食せず、腐食性及び
毒性のレベルが低いような比較的安く、容易に処理でき
る立上りケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルの横断立面図である。
【符号の説明】
11 ケーブル 12〜14、16〜19 対の群 21 対 22 ジャケット 23 導体 24 絶縁シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トミー グレン ハーディム アメリカ合衆国,30247 ジョージア, リルバーン,エミリー ドライブ 422 (56)参考文献 特開 平7−169336(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/295 H01B 11/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報伝送媒体の少なくとも1対の信号伝
    送メンバを有するコアであって、この信号伝送メンバの
    それぞれの周囲に、難燃性ではない非ハロゲン化ポリオ
    レフィン材料の比較的一様な単一の絶縁材層を配置した
    コアと、 前記コアを包囲するとともに難燃性非ハロゲン化ポリオ
    レフィン材料からなる外側ジャケットであって、前記難
    燃性非ハロゲン化ポリオレフィン材料は、内部に難燃性
    および煙抑制性物質を有する、エチレンを含む酢酸エス
    テル高分子のベース樹脂からなることを特徴とする通信
    ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記ジャケットの材料は、内部に難燃性
    及び煙抑制物質を有し、エチレンを有する酢酸エテニル
    エステル高分子のベース樹脂からなることを特徴とする
    請求項1記載の通信ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記絶縁材層は、ポリオレフィン材料の
    ポリエチレンからなることを特徴とする請求項1記載の
    通信ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記ポリエチレン材料は、高密度ポリエ
    チレンであることを特徴とする請求項3記載の通信ケー
    ブル。
  5. 【請求項5】 前記絶縁材層は、ポリオレフィン材料ポ
    リプロピレンからなることを特徴とする請求項1記載の
    通信ケーブル。
  6. 【請求項6】 建造物の中で用いられる通信ケーブルで
    あって、 ハニカム構造を形成するように、撚られた導体対からな
    る撚られた群内に配置された複数の絶縁導体からなるコ
    アを含み、 前記各導体は、難燃性ではない非ハロゲン化ポリオレフ
    ィン材料の比較的一様な絶縁材単層を有し、 前記ハニカム構造のコアを包囲し、囲む外側ジャケット
    と、 この外側ジャケットは、低い腐食性及び低い毒性を有す
    る難燃性で煙抑制性である、エチレンを含む酢酸エステ
    ル高分子のベース樹脂からなることを特徴とする通信ケ
    ーブル。
  7. 【請求項7】 前記ジャケットの前記非ハロゲン化ポリ
    オレフィン材料は、低い腐食性を示す4.3よりも大き
    な測定されたpH値を有することを特徴とする請求項6
    記載の通信ケーブル。
  8. 【請求項8】 前記ジャケットの前記非ハロゲン化ポリ
    オレフィン材料は、100グラム当たり5単位よりも小
    さい測定された毒性を有し、これにより低い毒性を示す
    ことを特徴とする請求項6記載の通信ケーブル。
  9. 【請求項9】 前記絶縁材層の前記ポリオレフィン材料
    は、高密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項
    6記載の通信ケーブル。
  10. 【請求項10】 前記絶縁材層の前記ポリオレフィン材
    料は、ポリプロピレンであることを特徴とする請求項6
    記載の通信ケーブル。
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