JPH08287738A - 高周波用シールド無しの耐火ケーブル - Google Patents

高周波用シールド無しの耐火ケーブル

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JPH08287738A
JPH08287738A JP8018851A JP1885196A JPH08287738A JP H08287738 A JPH08287738 A JP H08287738A JP 8018851 A JP8018851 A JP 8018851A JP 1885196 A JP1885196 A JP 1885196A JP H08287738 A JPH08287738 A JP H08287738A
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JP
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cable
mhz
less
thickness
jacket
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JP8018851A
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Larry Lynn Bleich
リン ブレイチ ラリー
Tommy G Hardin
グレン ハーディン トミー
William Meyers
メイヤーズ ウィリアム
Warren F Moore
フリーマン ムーア ウォレン
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AT&T Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/29Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame
    • H01B7/295Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame using material resistant to flame
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/02Cables with twisted pairs or quads

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  • Communication Cables (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価で、材料の入手し易い可塑性のあ
る耐火炎性、低発煙性のケーブルを提供する。 【解決手段】 エネルギー消費係数が、1MHzで0.
001以下で、誘電率が、1MHzで2.5以下のテト
ラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンの共重
合体からなる絶縁層によって被覆された金属製導電部材
の複数のねじれ対と、エネルギー消費係数が、1MHz
で0.001以下で、誘電率が、1MHzで2.5以下
の高密度ポリエチレン材料の層によって被覆された金属
製導電部材からなる1本のねじれ対とからなるコアの周
囲を、可塑化された耐火炎性材料製のジャケットで被覆
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火、耐煙特性を
有する通信ケーブルに関し、特に、ビルの内装に用いら
れるのに適した第5カテゴリーに属するプレナムケーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】多くのビルにおいて、特に、大部分のオ
フィスビルにおいては、各フロアの部屋の天井は、その
上のフロアの構造フロアパネルの下に通常位置してお
り、これを通常、ドロップシーリングと称する。このよ
うな空間は、ビルの空調システムようの巡回空気用プレ
ナムを形成し、その床の全部にわたって、連続的に空気
が流れるようになっている。
【0003】火災が、部屋、あるいは、ドロップシーリ
ングの下で発生した場合には、火は、部屋の壁、天井、
床で囲まれる。一方、火炎がプレナムに達すると、通
常、そのプレナム内には、燃え易い材料が配置されてい
る。このプレナムは、配線をするのに便利な場所ではあ
るが、電力ケーブル、あるいは、通信ケーブルが耐火
性、耐煙性のものでない限り、床全体にわたって、最悪
の場合は、ビル全体にわたって、火と煙が急速に拡散す
ることになる。
【0004】配線の燃え易い絶縁材料により、このよう
な危険が存在する結果、国立電子規格(National Elect
ric code:NEC)は、ケーブルが金属の導管で被覆さ
れていない限り、このような電気ケーブルをプレナム内
で使用することを禁止している。このような金属導管
は、他の設備がたくさん配置されているプレナム内に配
設することが難しく、通信設備やコンピュータ、あるい
は、オフィスを再配置することが望ましく、あるいは、
それが必要となり、そのため、このような導管を再配置
することは、極めて高価である。したがって、NEC
は、このような導管の要件に対しては、ある種の例外を
設けている。例えば、ケーブルが、耐火性で、煙の放出
が少ない場合には、このような導管の要件は、ケーブル
がテストの結果、耐火性で、煙の発生を抑制するような
規格の要件を満たしている場合には不要とされる。この
ようなテストは、Underwriters Laboratoryのような機
関によって行われている。
【0005】従来は、データ通信、あるいは、他の信号
通信は、例えば、塩化ポリビニル(PVC)により絶縁
された導体を有するケーブルでもって行われていた。し
かし、このような構成のケーブルは、高周波信号の伝送
に対しては、好ましくないほど高い伝送損失を有する。
したがって、様々な種類のケーブルコードが、様々な絶
縁材料を用いて開発されてきた。耐火性で、発煙抑制特
性を有する優れたプレナムケーブルが、米国特許第4,
284,842号に開示されており、このケーブルは、
放射熱を反射するような、金属性のバリアシースシステ
ムを有している。このような構造は、細いプレナムケー
ブル、すなわち、25対以下の導体を有するプレナムケ
ーブルに対しては、その価格が高すぎる。米国特許第
5,162,609号によれば、コアの個別のワイヤか
らなる耐火性ケーブルは、二重の絶縁システムをとって
おり、内側層は、適当なプラスチック材料製で、外側層
は、耐火性プラスチック材料製である。このような絶縁
システムは、エネルギー消費係数(dissipation facto
r)が低く、また、誘電率(dielectric constant)も低
いという好ましい特性を有し、そして、コアを包囲する
ジャケットは、耐火性のポリオレフィン材料製で、同時
にまた、エネルギー消費係数と誘電率が低い。しかし、
このような二重絶縁構成は、余分なコストがかかり、導
体の本数が少ないケーブルにとっては、特にコストが高
くつき、構造的なリターン損失((sturucture return
loss:SRL)を増加させることになる。
【0006】商業ビルの通信ケーブル標準(TIA/E
IA−568)のようなある種の標準が、ビルに用いら
れるケーブルについて規定されており、この標準によれ
ば、ケーブルは、その電気的特性により分類されてい
る。様々なこの分類の中で、カテゴリー5が最高位とな
り、電子抵抗のパラメータ、導体と接地との間のキャパ
シタンス、インピーダンス、構造的リターンロス(SR
L)、減衰、禁断クロストークに対する最大値、あるい
は、最小値を厳密に規定している。このカテゴリー5に
属するケーブルは、これらの要件を満たし、あるいは、
これを超えていなければならず、そして、高周波が必要
なデータ伝送に対するアプリケーションには好ましい材
料であり、今日最も多くのオフィスシステムで用いられ
ている。このカテゴリー5に属するケーブルを、プレナ
ムケーブルとして使用するためには、そのケーブルは、
耐火性、低発煙性のNEC要件を満たさなければならな
い、すなわち、Underwriter Laboratory(UL)により
用いられる燃焼テスト(burntest)に合格しなければな
らない。このため、カテゴリー5に属する低対数のプレ
ナムケーブルは、カテゴリー5の標準と、UL CMP
規定ケーブルのプレナムケーブルに対する耐火性と低発
煙性の標準とを満たさなければならない。
【0007】現在のところ、大部分の低対数(すなわ
ち、6対以下、通常、4対以下)の市販されているカテ
ゴリー5のケーブルは、対を形成する個々のワイヤ用の
絶縁材として、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体(tetraflouoro ethylene/hexafl
uro propylene copolymer:FEP)を用い、ジャケッ
トの材料としては、エチレンとクロロトリフルオロエチ
レン(ethylene and clorotrefluoroethylene:ECT
FE)の共重合体のようなフルオロポリマー材料製であ
る。このFEPの材料は、デュポン社により製造されて
いるテフロン(Teflon 登録商標)TE−4100であ
り、ジャケット用に通常用いられるECTFE材料は、
アメリカのAusimont社市販のHalar(登録商標)985
である。このような材料を低対数のケーブルに使用する
場合には、カテゴリー5のケーブルの性能要件を満たさ
なければならず、そして、さらに、プレナムケーブルと
して使用される要件である耐火性と低発煙性の要件も満
たさなければならない。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】テフロン(登録商標)のようなFEP材料
は、極めて高価で、時には、その供給量が制限されてお
り、このため、カテゴリー5のプレナムケーブルの製造
は、高価となり、その量も限られる。さらに、Halar
(登録商標)985は、耐火性、低発煙性特性について
は、極めて優れているが、比較的固く、時に折れた状態
となり、これにより、ケーブルをプレナム内に配置した
り、引き回すのが困難であり、そして、ケーブルが折れ
たときに、損傷を受け易くなる。
【0009】したがって、本発明の目的は、前述の従来
のケーブルがもっている問題の少なくとも一部を解決す
るようなTIA/EIA 568カテゴリー5の4対の
ULCMPプレナムケーブルを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブルは、絶
縁された導体のねじれ対を例えば4本有し、これらの導
体は、絶縁材料で被覆されている。その絶縁材料のエネ
ルギー消費係数は、1MHzで0.001で、誘電率
は、1MHzで2.5以下である。この4本のねじれ対
の3本は、例えば、テフロン(登録商標)のようなフッ
化処理したエチレンプロピレン共重合体(FEP)でも
って絶縁され、残りの1本は、高密度のポリエチレン
(high density polyethlene:HDPE)材料でもって
絶縁されている。このFEP材料とHDPE材料の両方
とも、エネルギー消費係数は低く、また、誘電率も低
い。これにより、特に、高周波での優れた電気特性を有
する。さらに、この良材量は、ほぼ均一な厚さ(約0.
147mm〜0.245mm)の平滑な表面を提供し、
これにより、低構造リターンロス(structure return l
oss:SRL)が確保できる。
【0011】前述したように、FEP材料は、優れた耐
火性と低発煙性特性を有する。一方、HDPE材料は、
極めて燃え易いものである。本発明のケーブルをNEC
のプレナムケーブル用の燃焼標準と発煙標準に適合させ
るために、4本の対ストペア(ねじれ対)が、厚さが
0.245mm〜0.392mmのエチレンとクロロト
リフルオロエチレンの可塑化された共重合体からなるジ
ャケットに収納されている。例えば、Halar(登録商
標) 379として市販されているこのような材料は、H
alar(登録商標) 985のような可塑材がない材料に
比較して、燃焼特性は若干悪くなる。しかし、本発明の
0.245mm〜0.392mmの厚さのジャケットを
有するケーブルは、UL 910のプレナム燃焼テスト
に合格し、したがって、このケーブルは、TIA/EI
A 568 カテゴリー5のUL CMPプレナム基準の
要件を満たすものであり、その結果、製造するのが幾分
経済的であり、材料の入手困難性も減少する。その理由
は、この対ストペアの1本に対しての絶縁材料としてて
ふろんを使用しないからである。
【0012】前述の絶縁層とジャケットについての厚さ
は、概算値で、通常の製造上の変動に左右されるが、通
常の製造許容誤差範囲内である。
【0013】さらに、本発明のケーブルは、ジャケット
材料に可塑材を追加したことにより、フレキシビリティ
が増加したため、プレナム内で処理し、配設するのが容
易となる。さらにまた、従来技術のケーブルについて問
題となっていた挫屈(折り曲げ)の傾向が減少する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図1、
図2に基づいて説明する。図1においては、本発明の例
えば4対のカテゴリー5のプレナムケーブル20が示さ
れている。このねじれ対の4本の組は、3個のねじれ対
21、22、23と4番目のねじれ対24とを有し、こ
れらがケーブルコアを形成し、その周囲には絶縁ジャケ
ット26が形成されている。図2において、各ねじれ対
21、22、23を形成するワイヤは、金属製(好まし
くは、銅製)の導体部分27が絶縁部分28により包囲
されている。そして、この絶縁部分28は、0.147
mm〜0.245mmの厚さで、テフロン(登録商標)
TE−4100のようなFEP材料により形成され、
そのエネルギー消費係数は、1MHzで0.001以下
で、誘電率は、1MHzで1.9以下である。図1、図
2に示すようなシールドされていないケーブルが、通常
のコンピュータを具備したオフィス環境で用いられる高
周波信号を伝送することができるようになるためには、
エネルギー消費係数は、0.004以下が好ましい。さ
らにまた、高周波データ信号を低損失で伝送するために
は、絶縁特性は、1MHzで誘電率が2.5以下が好ま
しい。ねじれ対21、22、23は、全て、絶縁部分2
8を有し、そのエネルギー消費係数と誘電率は、上限よ
りかなり低いものである。
【0015】4番目のねじれ対24は、2個の絶縁導体
29、有し、これらは、金属製(好ましくは、銅製)の
導体部分31が絶縁部分32により被覆されて構成され
ている。そして、この絶縁部分32は、約0.049m
mの厚さで、高密度のポリエチレン材料(high density
polyethylene material:HDPE)である。ねじれ対
21、22、23のFEP材料と同様に、HDPE材料
のエネルギー消費係数は、1MHzで約0.001以下
で、誘電率は1MHzで2.3以下である。かくして、
ねじれ対24の電気的特性は、ねじれ対21、22、2
3のそれと同等で、カテゴリー5のケーブルコアの要件
に合致する。
【0016】ねじれ対24の絶縁部分32の材料とし
て、HDPEを用いることは、HDPEのコストが、テ
フロン(登録商標)よりも約17分の1である場合、ケ
ーブルの製造コストが幾分削減される。しかし、より重
要なことは、HDPEは、大量のケーブルを製造する際
には、テフロン(登録商標)に比べて、入手し易いこと
である。さらに、HDPEは、テフロン(登録商標)よ
りも、比重がはるかに軽く、その比重は、テフロン(登
録商標)が2.1であるのに対し、0.94〜0.95
で、これもまた好ましいことである。
【0017】しかし、HDPEは、その耐火特性と低発
煙性が非常に悪く、そのため、このケーブルをプレナム
ケーブルとして使用する場合には、絶縁ジャケット26
は、HDPE材料が発火するのを阻止するのに充分な耐
火性と低発煙性とを有さなければならない。本発明によ
れば、ねじれ対により形成されたケーブルコアを包囲す
る絶縁ジャケット26は、フルオロポリマー(fluoropo
lymer)材料からなり、より具体的には、例えば、Halar
(登録商標) 379のようなエチレンとクロロポリフ
ルオロエチレン(ECTFE)の共重合体と、可塑材材
料を含むものである。絶縁ジャケット26の厚さは、約
0.3675mmで、その結果、可塑材とECTFE材
料とを組み合わせることによるフレキシビリティを犠牲
にすることなく、充分な耐火性と低発煙性の特性を得る
ことができる。このジャケットの厚さは、0.245m
m〜0.392mmの範囲内で、0.3675mmの厚
さが最も優れた性能を発揮することが見いだされた。
【0018】シールドしていないケーブルをプレナムケ
ーブルとして用いるためには、Underwirter Laboratory
のプレナム燃焼テストUL 910を受けなければなら
ない。このテストは、長さが約7.2mのケーブルサン
プルを燃焼テスト室内のケーブルトレーに並べ、その数
個のサンプルの全ケーブル幅は、約29.4cmであ
る。燃焼テスト室内で72m/分の空気流でもって30
0,000BTU/時間の火炎を当て、そしてこの火炎
がケーブルの最初の1.35mの部分にかかり、そして
この火炎が20分間加えられる。ケーブルが燃焼テスト
を合格し、プレナムケーブルとして用いられるために
は、火炎が1.5m以上広がってはいけない。
【0019】この燃焼室の出口は、矩形から円形へ移る
ピースとベントパイプ(vent pipe)の水平方向の長さ
に適合している。光源が、矩形から円形への遷移部分の
排出口から4.8mの時点の水平方向のベントパイプに
沿って搭載され、そこからの光ビームが、ベントパイプ
の中で、ベントパイプの全体及び上方向に向かって当て
られる。光電子セルが、光源に対向して搭載され、約8
8.2cmのベントパイプを貫通して横切るように、光
のパス長を規定し、そして、約39.2cmがベントパ
イプ内の煙によって充たされる。この光電子セルの出力
は、光源から受信した光の量に比例し、煙、特定物質、
他の排出物から得られるベント内の光の減衰の測定量を
提供する。この光電子セルの出力は、適当な記録装置に
接続され、次式により与えられる無次元数の光学密度に
より表される煙の不明瞭さ(透過度)(smoke obscurat
ion)の連続的な記録を提供する。 光学密度=log10×Ti/T ここで、Tiは、煙のない状態のベントパイプ内の最初
の光透過度を表し、Tは、ベントパイプ内に煙が存在す
るときの光透過度を表す。光学密度の最大値は、0.5
で、平均的な光学密度は、通常、0.15を超えること
はない。
【0020】前述した第1のテストでは、本発明のケー
ブルは、その最大火炎伝搬は、約30cmで、ピークの
光学密度は0.46で、平均光学密度は0.11であ
る。第2のテストにおいては、このサンプルの最大火炎
伝搬は45cmで、ピークの光学密度は0.37で、平
均光学密度は0.12である。かくして、本発明のケー
ブルサンプルは、UL 910燃焼テストと、発煙テス
トの両方をパスし、その結果、シールドなしのプレナム
ケーブルとして使用できる。
【発明の効果】
【0021】本発明のケーブルは、このようなケーブル
で現在用いられている材料の入手度に余り依存しないよ
うな、容易に入手可能なTIA/EIA 568 カテゴ
リー5のUL CMPプレナムケーブルとして用いるこ
とができる。さらにまた、本発明のケーブルは、現在用
いられているケーブルよりも柔軟性があり、それを配設
することがかなり容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルの斜視図。
【図2】図1のケーブルの断面図。
【符号の説明】
20 プレナムケーブル 21、22、23、24 ねじれ対 26 絶縁ジャケット 27、31 導体部分 28、32 絶縁部分 29 絶縁導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トミー グレン ハーディン アメリカ合衆国,30247 ジョージア、リ ルバーン、エミリー ドライブ 422 (72)発明者 ウィリアム メイヤーズ アメリカ合衆国,68118 ネブラスカ、オ ハマ、ノース 161 ストリート 1435 (72)発明者 ウォレン フリーマン ムーア アメリカ合衆国,68144 ネブラスカ、オ ハマ、ウェストウッド レーン 1205

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波用シールド無しの耐火ケーブルに
    おいて、 コアと、 前記コアを包囲するジャケットとからなり、 前記コアは、 エネルギー消費係数が、1MHzで0.001以下で、
    誘電率が、1MHzで2.5以下のテトラフルオロエチ
    レン/ヘキサフルオロプロピレン(tetrafluoroethylen
    e/hexaflouropropylene)の共重合体からなる絶縁層に
    よって被覆された金属製導電部材の複数のねじれ対と、 エネルギー消費係数が、1MHzで0.001以下で、
    誘電率が、1MHzで2.5以下の高密度ポリエチレン
    材料(high density polythylene)の層によって被覆さ
    れた金属製導電部材からなる1本のねじれ対とからな
    り、 前記ジャケットは、可塑化された耐火性材料からなるこ
    とを特徴とする高周波用シールド無しの耐火ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記可塑化された耐火性ジャケット材料
    は、可塑化されたエチレンとクロロトリフルオロエチレ
    ン(ethylene and clorotriflouroethylene)の共重合
    体であることを特徴とする請求項1のケーブル。
  3. 【請求項3】 前記複数のねじれ対の絶縁層は、0.1
    47mm〜0.245mmの厚さであることを特徴とす
    る請求項1のケーブル。
  4. 【請求項4】 前記高密度ポリプロピレンの絶縁層は、
    0.147mm〜0.24mmの厚さであることを特徴
    とする請求項1のケーブル。
  5. 【請求項5】 前記ジャケット部材は、0.245mm
    〜0.392mmの厚さであることを特徴とする請求項
    1のケーブル。
  6. 【請求項6】 ビルのプレナム内で使用されるのに適し
    た高周波用シールド無しの耐火性ケーブルにおいて、 コアと、 前記コアを包囲するジャケット部材とからなり、 前記コアは、エネルギー消費係数が、1MHzで0.0
    01以下で、誘電率が、1MHzで2.5以下のテトラ
    フルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン(tetraf
    luoroethylene/hexaflouropropylene)の共重合体から
    なる厚さが0.147mm〜0.24mmの層によって
    被覆された金属製導電部材の3本のねじれ対と、 エネルギー消費係数が、1MHzで0.001以下で、
    誘電率が、1MHzで2.5以下の高密度ポリエチレン
    材料(high density polythylene)の厚さが0.147
    mm〜0.24mmの層によって被覆された金属製導電
    部材からなる4番目のねじれ対とからなり、 前記ジャケットは、厚さが0.245mm〜0.392
    mmで、可塑化されたエチレンとクロロトリフルオロエ
    チレン(ethylene and clorotriflouroethylene)の共
    重合体からなることを特徴とするビルのプレナム内で使
    用されるのに適した高周波用シールド無しの耐火性ケー
    ブル。
  7. 【請求項7】 前記ケーブルは、TIA/EIA 56
    8 カテゴリー5 UL CMPのプレナムケーブルであ
    ることを特徴とする請求項6のケーブル。
JP8018851A 1995-02-03 1996-02-05 高周波用シールド無しの耐火ケーブル Pending JPH08287738A (ja)

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US383135 1995-02-03
US08/383,135 US5576515A (en) 1995-02-03 1995-02-03 Fire resistant cable for use in local area networks

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CN (1) CN1138202A (ja)
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