JP3416606B2 - 吸音部材 - Google Patents

吸音部材

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JP3416606B2
JP3416606B2 JP2000081495A JP2000081495A JP3416606B2 JP 3416606 B2 JP3416606 B2 JP 3416606B2 JP 2000081495 A JP2000081495 A JP 2000081495A JP 2000081495 A JP2000081495 A JP 2000081495A JP 3416606 B2 JP3416606 B2 JP 3416606B2
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厚孝 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音壁、高架橋高
架道路、高架鉄道等の高架橋(本明細書において、単に
「高架橋」という場合がある。)の床版の下方に設けら
れる吸音装置や落下防止装置などの防音部材に用いる
とができる吸音部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交通量の増加や車両の大型化に伴い、交
通騒音への対策が強く要請され、これに対処するため
に、種々の防音部材を備えた防音壁が実用化されてい
る。図11に、現在、最も一般的に用いられている防音
壁の断面構造を示す。この防音壁は、防錆処理したルー
バー構造の金属製板材からなる表面板111と、表面を
合成樹脂フィルム112aで覆ったグラスウールからな
る吸音材112と、吸音部材112の背面に空間115
をあけて配設した防錆処理した金属製板材からなる背面
板114と、空間115を密閉する防錆処理した金属製
板材からなる枠部材113とからなる単位ブロック10
1から構成され、この単位ブロック101を防錆処理し
たH形鋼等の支柱に嵌挿、固定したり、あるいはコンク
リート製の側壁に直接固定して防音壁を構築するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、防音壁は、
走行車両が排出する排気ガス、走行車両による振動、雨
水等のきわめて劣悪な環境に晒され、また、場合によっ
ては、ブラシや高圧水ノズルを備えた洗浄車により洗浄
されるため、高い耐久性が要求される。また、防音壁
は、周囲の環境と調和させるため、色彩等の点で配慮す
る必要がある。しかしながら、従来の防音壁に用いられ
る防音部材は、図11に示したように、表面を合成樹脂
フィルム112aで覆ったグラスウールからなる吸音材
112を、表面板111の裏面に直接接触するように配
設するようにしているため、合成樹脂フィルム112a
が、長期間の使用により劣化し、また、走行車両による
振動や洗浄時に大きな負荷が作用することにより破損
し、これをそのまま長期間放置すると、グラスウールが
飛散して環境破壊、ひいては公害を引き起こすというと
いう問題を有していた。
【0004】また、グラスウールからなる吸音材112
は、着色することが困難であるため、表面板にエキスパ
ンドメタルやパンチングメタル等の多数の開口を有する
金属製板材を用いた場合には、この開口に、周囲の環境
と調和した色彩を施すことが困難であった。
【0005】本件出願人は、先に、上記従来の防音壁に
用いられる吸音部材の有する問題点を解決し、高い耐久
性を有し、周囲の環境を破壊することがなく、周囲の環
境と調和した色彩を施すことが可能な吸音部材を提案し
た(特開平9−257833号公報参照)。
【0006】この吸音部材は、10〜100デニールの
ポリ塩化ビリニデン繊維と、このポリ塩化ビリニデン繊
維より細い1〜10デニールのポリ塩化ビリニデン繊維
より低融点の繊維を纏絡させるとともに、低融点の繊維
を溶融することにより、ポリ塩化ビリニデン繊維を結合
させて形成した合成繊維不織布ブロックを吸音材として
用いるようにしていた。
【0007】ところで、吸音部材は、高い耐久性を有
し、周囲の環境を破壊することがなく、周囲の環境と調
和した色彩を施すことが可能なものであったが、10〜
100デニールのポリ塩化ビリニデン繊維と、このポリ
塩化ビリニデン繊維より細い1〜10デニールのポリ塩
化ビリニデン繊維より低融点の繊維を纏絡させるように
しているため、ポリ塩化ビリニデン繊維と低融点の繊維
との混合が不十分となりやすく、得られた合成繊維不織
布ブロックが不均質となり、騒音の低減効果にばらつき
が生じやすいという問題があった。また、このようにし
て得られた合成繊維不織布ブロックは、保形性があまり
高くなく、特に、低密度の合成繊維不織布ブロックの場
合には、長期間の使用により変形し、騒音の低減効果が
低下するという問題があった。
【0008】本発明は、この問題点に鑑み、高い耐久性
を有し、周囲の環境を破壊することがなく、周囲の環境
と調和した色彩を施すことが可能で、かつ、騒音の低減
効果にばらつきが発生しにくく、保形性が良好で長期間
に亘って高い騒音の低減効果を保持することができ、防
音壁、高架橋高架道路、高架鉄道等の高架橋(本明細書
において、単に「高架橋」という場合がある。)の床版
の下方に設けられる吸音装置や落下防止装置などの防音
部材に用いることができる吸音部材を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の吸音部材は、3〜30デニールの塩化ビリ
ニデン−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩
化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデ
ン共重合繊維等の難燃性繊維と、該難燃性繊維と略等し
い3〜30デニールのポリエステル繊維と、該難燃性繊
維と略等しい3〜30デニールの難燃性繊維より低融点
ポリプロピレン繊維とを纏絡させるとともに、該低融
点のポリプロピレン繊維を溶融することにより、難燃性
繊維及びポリエステル繊維を結合させて形成した合成繊
維不織布ブロックを吸音材として用いたことを特徴とす
る。ここで、「難燃性繊維」とは、炎を上げて燃えるこ
とのない自己消火性を有する繊維を意味する。
【0010】この吸音部材は、吸音材として用いる合成
繊維不織布ブロックを、塩化ビリニデン−塩化ビニル共
重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニル共重合繊維、
アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重合繊維等の難燃
性繊維と、ポリエステル繊維と、難燃性繊維より低融点
ポリプロピレン繊維とを纏絡させるとともに、低融点
ポリプロピレン繊維を溶融することにより、難燃性繊
維を結合させて形成するようにしているため、従来のグ
ラスウールからなる吸音材のように、グラスウールが飛
散して環境破壊を引き起こすことがなく、また、容易に
色彩を施すことができ、吸音材の表面を合成樹脂フィル
ムで覆う必要がないため、製造コストが低廉で、さら
に、雨水等に対する耐水性、排気ガス等に対する耐化学
物質性が高く、周囲の環境を破壊することがなく、周囲
の環境と調和した色彩を施すことが可能で、火災に対す
る安全性が高い吸音部材を得ることができる。また、3
〜30デニールの塩化ビリニデン−塩化ビニル共重合繊
維、アクリロニトリル−塩化ビニル共重合繊維、アクリ
ロニトリル−塩化ビリニデン共重合繊維等の難燃性繊維
と、難燃性繊維と略等しい3〜30デニールのポリエス
テル繊維と、難燃性繊維と略等しい3〜30デニールの
難燃性繊維より低融点のポリプロピレン繊維とを纏絡さ
せるようにしているため、難燃性繊維と低融点の繊維と
が混合されやすく、均一な合成繊維不織布ブロックを得
ることができる。さらに、ポリエステル繊維を加えるこ
とにより、保形性が良好となり、長期間に亘って高い騒
音の低減効果を保持することができる。
【0011】この場合において、3〜15デニール及び
20〜30デニールの塩化ビリニデン−塩化ビニル共重
合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニル共重合繊維、ア
クリロニトリル−塩化ビリニデン共重合繊維等の難燃性
繊維と、3〜15デニール及び20〜30デニールのポ
リエステル繊維と、3〜15デニール及び20〜30デ
ニールの難燃性繊維より低融点のポリプロピレン繊維と
を纏絡させることができる。
【0012】これにより、2種類のデニール数からなる
難燃性繊維により広範囲の周波数の騒音を効率よく吸収
し、騒音を低減することができる。
【0013】また、40〜80重量%の塩化ビリニデン
−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニ
ル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重
合繊維等の難燃性繊維と、10〜40重量%のポリエス
テル繊維と、10〜40重量%の難燃性繊維より低融点
ポリプロピレン繊維とを纏絡させることができる。
【0014】これにより、雨水等に対する耐水性、排気
ガス等に対する耐化学物質性があり、耐久性のある合成
繊維不織布ブロックを得ることができる。
【0015】また、騒音の入射方向に合成繊維不織布ブ
ロックを積層するとともに、騒音の入射側に位置する合
成繊維不織布ブロックに、その背面側の合成繊維不織布
ブロックより低密度の合成繊維不織布ブロックを用いる
ことができる。
【0016】これにより、騒音の入射率を高めながら広
範囲の周波数の騒音の低減効果を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の吸音部材の実施の
形態を図面に基づいて説明する。
【0018】図1に本発明の吸音部材の一実施例を示
す。この吸音部材1は、アルミニウムや防錆処理したエ
キスパンドメタル、パンチングメタル、ルーバー構造等
の多数の開口を有する金属製板材からなる表面板11
と、合成繊維不織布ブロックからなる吸音材12とから
なり、その周囲を防錆処理した金属製板材からなる枠部
材13で覆った単位ブロックから構成されている。
【0019】このうち、吸音材12を構成する合成繊維
不織布ブロックは、雨水等に対する耐水性、排気ガス等
に対する耐化学物質性が高く、炎を上げて燃えることの
ない自己消火性を有する塩化ビリニデン(VDC)−塩
化ビニル(VC)共重合繊維やアクリロニトリル(A
N)−塩化ビニル(VC)共重合繊維、アクリロニトリ
ル(AN)−塩化ビリニデン(VDC)共重合繊維、そ
の他のアクリル系合成繊維等の難燃性繊維(本明細書に
おいて、「塩化ビリニデン−塩化ビニル共重合繊維、ア
クリロニトリル−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニト
リル−塩化ビリニデン共重合繊維等の難燃性繊維」又は
単に「難燃性繊維」という。)と、保形材としてのポリ
エステル(PE)繊維と、ブリッジ剤としての、耐候性
を有し、難燃性繊維より低融点のポリプロピレン(P
P)からなる繊維を纏絡させるとともに、全体を加熱し
て低融点のポリプロピレン繊維を溶融することにより、
難燃性繊維を結合させることにより、所定の形状に成形
したものである。この合成繊維不織布ブロックは、従来
のグラスウールからなる吸音材のように、吸音材の表面
を合成樹脂フィルムで覆うことなく、そのまま使用する
ことができるものである。
【0020】この場合において、難燃性繊維は、3〜3
0デニール、好ましくは、3〜15デニール及び20〜
30デニールの2種類を、また、保形材として用いるポ
リエステル繊維は、難燃性繊維と略等しい3〜30デニ
ール、好ましくは、3〜15デニール及び20〜30デ
ニールの2種類を、また、ブリッジ剤に用いる難燃性よ
り低融点のポリプロピレン繊維は、難燃性繊維と略等し
い3〜30デニール、好ましくは、3〜15デニール及
び20〜30デニールの2種類を、難燃性繊維を、40
〜80重量%、好ましくは、65〜75重量%、ポリエ
ステル繊維及び低融点のポリプロピレン繊維を、それぞ
れ10〜40重量%、好ましくは、12.5〜30重量
%の比率で用い、両者を纏絡させるとともに、低融点の
ポリプロピレン繊維を溶融することにより、難燃性繊維
を結合させるようにする。なお、3〜15デニール及び
20〜30デニールの2種類の難燃性繊維、3〜15デ
ニール及び20〜30デニールの2種類のポリエステル
繊維並びに3〜15デニール及び20〜30デニールの
2種類の難燃性繊維より低融点のポリプロピレン繊維を
用いる場合には、2種類の繊維は、それぞれ略等量ずつ
混合するようにすることが望ましい。これにより、均質
で、かつ、保形性が良好となり、型くずれしにくく、長
期間に亘って高い騒音の低減効果を保持できる合成繊維
不織布ブロックを得ることができる。
【0021】また、吸音材12は、必要に応じて、その
成形時に、表面に多数の凹凸(図示省略)、具体的に
は、3〜10mm程度の凹凸を形成することができる。
さらに、吸音材12は、その中心部に空洞を形成するこ
ともでき、これにより、吸音性能を低下させることなく
吸音材の使用量を低減することができる。
【0022】この吸音部材1は、図2に示すように、吸
音部材1をコンクリート製等の側壁2の前面に空間3を
あけて配設して防音壁を構成することができる。この場
合、吸音部材1を側壁2の前面に配設するに際しては、
特に限定的ではないが、側壁2にアンカーボルト等によ
り垂直に固定した山形鋼41に、定着金具42を介し
て、吸音部材1の枠部材13をボルトにより固定する。
そして、順次、吸音部材1を所定高さになるまで積み上
げて、防音壁を構築する。
【0023】また、この吸音部材1は、図3に示すよう
に、吸音部材1の背面に空間15をあけて、防錆処理し
た金属製板材からなる背面板14を配設するとともに、
空間15を防錆処理した金属製板材からなる枠部材13
aにより密閉した単位ブロック10として構成すること
ができる。この場合、単位ブロック10を防錆処理した
H形鋼等の支柱に嵌挿、固定したり、あるいはコンクリ
ート製の側壁に直接固定して、防音壁を構築する。
【0024】図4に本発明の吸音部材の変形例を示す。
この吸音部材1’は、図1に示した吸音部材1の合成繊
維不織布ブロックからなる吸音材12を密度の異なる、
例えば、32kg/mと48kg/mの複数(本変
形例では、2種類)の合成繊維不織布ブロック12−
1,12−2を組み合わせて構成したもので、その他の
基本構成は、図1に示した吸音部材1と同様である。
【0025】このように、吸音材を密度の異なる複数の
合成繊維不織布ブロック12−1,12−2を組み合わ
せて構成することにより、広範囲の周波数の騒音を効率
よく低減することができる。
【0026】この場合、騒音の入射率を高めながら広範
囲の周波数の騒音の低減効果を得ることができるよう
に、吸音材の合成繊維不織布ブロック12−1,12−
2は、騒音の入射方向に積層するとともに、騒音の入射
側に位置する吸音材の合成繊維不織布ブロック12−1
に、その背面側の合成繊維不織布ブロック12−2より
低密度の合成繊維不織布ブロックを用いるようにする。
【0027】なお、図4に示した吸音部材1’は、図1
に示した吸音部材1と同様の方法で使用することができ
る。
【0028】本発明の吸音部材は、上記の防音壁のほ
か、本発明者らが、先に提案した、高架橋の床版の下方
に設けられる吸音装置や落下防止装置に用いることがで
きる。図5〜図9に、これらの装置の一例を示す。
【0029】図5〜図6に示すように、高架橋5の床版
51の下方に所定の作業空間6を形成するようにして床
版51の下面の略全面を遮蔽するように覆う吸音装置7
を設ける。この吸音装置7は、作業者が作業空間6に入
って床版51の下面の補修や橋桁52に用いられている
鋼材の塗装等の補修作業を行うために恒久的に設置され
る恒久足場を兼ねたもので、補修作業時、塗料、鉄筋、
コンクリート等の作業資材や作業工具等が下方の道路8
上に落下する隙間がないように床版51の下面の略全面
を覆うように設けられる。これにより、従来の仮設の足
場のように補修作業を行う都度足場を組み立てる必要が
なく、安全性が高く、補修作業の作業環境が良好である
ことと相俟って、作業効率を向上することができ、か
つ、補修作業時、塗料、鉄筋、コンクリート等の作業資
材や作業工具等が落下することがなく、このため、下方
の道路8を走行している車両等に損傷を与えることがな
いため、これに伴う補償費用を低減することができる。
なお、作業空間6の高さHは、床版51の下面の補修や
橋桁52に用いられている鋼材の塗装等の補修作業が容
易に行うことができる高さ、例えば、1〜2m程度に設
定することが好ましい。
【0030】吸音装置7は、高架橋5の橋桁52に配設
したH形鋼からなる架設部材72と、この架設部材72
に固定部材73を介して固定された吸音部材1Aとから
構成する。
【0031】この吸音部材1Aは、図7に詳示するよう
に、アルミニウムや防錆処理したエキスパンドメタル、
パンチングメタル、ルーバー構造等の多数の開口(アル
ミニウム発泡板等の微細な開口を含む。)を有し、高架
橋5の長手方向に沿って延びる外方に帯状に突出する膨
出部を形成した板材からなる表面板11Aと、上記の吸
音部材1と同様の合成繊維不織布ブロックからなる吸音
材12Aとからなり、吸音材12Aの背面に、アルミニ
ウムや防錆処理したエキスパンドメタル、パンチングメ
タル、ルーバー構造等の多数の開口を有する足場板を兼
ねた裏面板14Aを配設し、表面板11Aと裏面板14
Aとを防錆処理したアルミニウム等からなる枠部材13
Aにより接続して構成している。この場合、吸音材12
Aを構成する合成繊維不織布ブロックは、各種基本形状
の合成繊維不織布ブロックを組み合わせて吸音部材1A
の形状にしたものを用いるほか、吸音部材1Aの形状の
型に同様の合成樹脂材料からなる繊維を纏絡させたもの
を充填し、全体を加熱して低融点のポリプロピレン繊維
を溶融することにより、難燃性繊維を結合させることに
より、所定の形状に一体成形したものを用いることがで
きる。また、裏面板14Aと枠部材13Aとを、アルミ
ニウム押出成形により一体成形したものを用いて構成す
ることもできる。
【0032】図8に吸音部材1Aの変形例を示す。この
吸音部材1A’は、図7に示した吸音部材1Aの合成繊
維不織布ブロックからなる吸音材12Aを密度の異なる
複数の合成繊維不織布ブロック12A−1,12A−
2,12A−3を組み合わせて構成し、合成繊維不織布
ブロック12A−2の中心部に空洞15Aを形成したも
ので、その他の基本構成は、図7に示した吸音部材1A
と同様である。
【0033】この場合において、高架橋5を走行する車
両の騒音が高架橋5の床版51を透過して入射する裏面
板14A側に位置する吸音材の合成繊維不織布ブロック
12A−1には、他の個所の合成繊維不織布ブロック1
2A−2,12A−3より低周波数の騒音の低減効果の
高い高密度、例えば、48kg/mの合成繊維不織布
ブロックを用いることが好ましい。また、騒音の入射率
を高めながら広範囲の周波数の騒音の低減効果を得るこ
とができるように、吸音材の合成繊維不織布ブロック1
2A−2,12A−3は、騒音の入射方向に積層すると
ともに、騒音の入射側に位置する吸音材の合成繊維不織
布ブロック12A−2に、その背面側の合成繊維不織布
ブロック12A−3より低密度、例えば、24kg/m
と32kg/mの合成繊維不織布ブロックを用いる
ようにする。
【0034】このように、吸音材を密度の異なる複数の
合成繊維不織布ブロック12A−1,12A−2,12
A−3を組み合わせて構成することにより、広範囲の周
波数の騒音を効率よく低減することができ、また、合成
繊維不織布ブロック12A−3の中心部に空洞15Aを
形成することにより、吸音性能を向上させながら、吸音
材の使用量を低減することができる。
【0035】なお、図8に示した吸音部材1A’は、図
7に示した吸音部材1Aと同様の方法で使用することが
できる。
【0036】図5〜図6に示すように、高架橋5の幅方
向の吸音装置7の両外側に、床版51と吸音装置7とに
端部を固定したH形鋼からなる支柱95を配設し、この
支柱95に落下防止装置9を設ける。この落下防止装置
9は、高架橋5の側壁53等の補修作業時、塗料、鉄
筋、コンクリート等の作業資材や作業工具等が道路8上
に落下したり、作業者が転落するのを防止するために設
けられるもので、高架橋5の長手方向に沿って延設する
とともに、通常は、高架橋5の床版51の下方の収納位
置に設置しておき、補修作業時に、チェーン等の調整具
92を操作することによりヒンジ91を中心にして揺動
させ、高架橋5の側壁53の下方より外側の張出位置
9’に設置するように構成する。なお、落下防止装置9
の張出幅Wは、高架橋5の側壁53等の補修作業時、塗
料、鉄筋、コンクリート等の作業資材や作業工具等が道
路8上に落下したり、作業者が転落するのを防止できる
幅、例えば、1m程度に設定することが好ましい。ま
た、本実施例においては、落下防止装置9は、作業空間
6の高さHを大きく設定した都合上、固定部分96を設
けたが、作業空間6の高さH及び落下防止装置9の張出
幅Wに応じて、固定部分96を省略することもできる。
【0037】この落下防止装置9は、高架橋の下方の道
路を走行している車両の騒音を軽減することができるよ
うに、防錆処理した鋼材又はアルミニウム等からなる枠
部材93に吸音部材1Bを配設して構成する。
【0038】この吸音部材1Bは、図9に示すように、
道路6から見える側に位置するアルミニウムや防錆処理
したエキスパンドメタル、パンチングメタル、ルーバー
構造等の多数の開口を有し、高架橋5の長手方向に沿っ
て延びる外方に帯状に突出する膨出部を形成した板材か
らなる表面板11Bと、上記の吸音部材1と同様の合成
繊維不織布ブロックからなる吸音材12Bとからなり、
吸音材12Bの背面に、防錆処理したアルミニウム等か
らなる多数の開口を有する板材又は開口を有さない板材
からなる落下防止板を兼ねた裏面板14Bを配設し、表
面板11Bと裏面板14Bとをアルミニウム等からなる
裏面板14Bと一体成形した枠部材13Bにより接続し
て構成している。
【0039】図10に吸音部材1Aのさらなる変形例を
示す。この吸音部材1A”は、防錆処理した透孔を有し
ない(又は透孔を有する)金属製板材、例えば、平板又
はデッキプレートからなる上面板14Cと、防錆処理し
た金属製板材からなる枠部材13Cと、アルミニウム、
ステンレススチール等のパンチングメタル等の多数の透
孔を有する金属製板材からなる下面板11Cとを、ブラ
インドリベット等を用いて固着し、中空箱状に形成する
ようにし、その内部に、吸音部材1A”の厚みTの1/
4〜3/4の厚みtの吸音材12C−1,12C−2を
配設して構成するようにする。また、本変形例において
は、吸音部材1A”の補強のために、上面板14Cの下
に金属製角パイプ16Cを配設するとともに、吸音材を
構成する合成繊維不織布ブロック12C−1,12C−
2の上下面に、薄い布状の保護部材17C−1,17C
−2を配設するようにしたが、これらの部材は、必須の
ものではなく、省略することもできる。このように、吸
音部材1A”の内部に、薄い厚みの吸音材12C−1,
12C−2を配設することにより、吸音部材1A”の下
面板11Cを通って吸音部材1A”の内部に抜けた音
を、吸音材を構成する合成繊維不織布ブロック12C−
1,12C−2及びその背部に形成された空間15Cに
よって確実に吸収して、騒音を軽減することができると
ともに、吸音材の使用量を少なくすることができる。な
お、上面板14C及び/又は枠部材13C等を、アルミ
ニウム製板材又はステンレススチール製板材により構成
することができ、この場合には、防錆処理を省略するこ
とができる。
【0040】この場合において、吸音材を構成する合成
繊維不織布ブロック12C−1,12C−2には、上記
の吸音部材1と同様の合成繊維不織布ブロックを使用す
ることができる。
【0041】この合成繊維不織布ブロックは、従来のグ
ラスウールからなる吸音材のように、吸音材の表面を合
成樹脂フィルムで覆うことなく、そのまま使用すること
ができるものである。
【0042】さらに、騒音の入射率を高めながら広範囲
の周波数の騒音の低減効果を得ることができるように、
吸音材を構成する合成繊維不織布ブロック12C−1,
12C−2は、騒音の入射方向に積層するとともに、騒
音の入射側に位置する吸音材の合成繊維不織布ブロック
12C−1に、その背面側の吸音材の合成繊維不織布ブ
ロック12C−2より低密度、例えば、32kg/m
と48kg/mの合成繊維不織布ブロックを用いるよ
うにする。
【0043】なお、吸音材を構成する合成繊維不織布ブ
ロック12C−1,12C−2の上下面に配設する薄い
布状の保護部材17C−1,17C−2には、特に限定
されるものではないが、例えば、50〜100デニー
ル、好ましくは、65〜75デニールの雨水等に対する
耐水性、排気ガス等に対する耐化学物質性が高く、炎を
上げて燃えることのない自己消火性を有する塩化ビリニ
デン−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化
ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン
共重合繊維等の難燃性繊維を、適宜の耐候性を有する合
成樹脂材料からなるブリッジ剤により融着等により接着
させることにより、大きな空隙を有する、厚さ5〜15
mm程度の布状のものを使用することができる。
【0044】そして、この吸音部材1A”は、箱状に形
成するようにすることにより、吸音部材1A”に用いる
吸音材を構成する合成繊維不織布ブロック12C−1,
12C−2の形状を簡略化することができるともに、そ
の使用量も少なくなり、このため、製造が容易で、吸音
材を構成する合成繊維不織布ブロック12C−1,12
C−2を含む吸音部材1A”の製造コストを低廉にでき
る。
【0045】ところで、本発明の吸音部材は、高い耐久
性を有し、周囲の環境を破壊することがなく、周囲の環
境と調和した色彩を施すことが可能で、かつ、騒音の低
減効果にばらつきが発生しにくいため、上記の本発明の
各実施例に記載したとおり、防音壁、高架橋の床版の下
方に設けられる吸音装置や落下防止装置などの防音部材
に好適に用いることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の吸音部材によれば、吸音材とし
て用いる合成繊維不織布ブロックを、塩化ビリニデン−
塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニル
共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重合
繊維等の難燃性繊維と、ポリエステル繊維と、難燃性繊
維より低融点のポリプロピレン繊維とを纏絡させるとと
もに、低融点のポリプロピレン繊維を溶融することによ
り、難燃性繊維を結合させて形成するようにしているた
め、従来のグラスウールからなる吸音材のように、グラ
スウールが飛散して環境破壊を引き起こすことがなく、
また、容易に色彩を施すことができ、吸音材の表面を合
成樹脂フィルムで覆う必要がないため、製造コストが低
廉で、さらに、雨水等に対する耐水性、排気ガス等に対
する耐化学物質性が高く、周囲の環境を破壊することが
なく、周囲の環境と調和した色彩を施すことが可能で、
火災に対する安全性が高い吸音部材を得ることができ
る。また、3〜30デニールの塩化ビリニデン−塩化ビ
ニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニル共重合
繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重合繊維等
の難燃性繊維と、難燃性繊維と略等しい3〜30デニー
ルのポリエステル繊維と、難燃性繊維と略等しい3〜3
0デニールの難燃性繊維より低融点のポリプロピレン
維とを纏絡させるようにしているため、難燃性繊維と低
融点のポリプロピレン繊維とが混合されやすく、均一な
合成繊維不織布ブロックを得ることができ、さらに、ポ
リエステル繊維を加えることにより、保形性が良好とな
り、長期間に亘って高い騒音の低減効果を保持すること
ができることと相俟って、騒音の良好な低減効果を得る
ことができる。
【0047】また、3〜15デニール及び20〜30デ
ニールの塩化ビリニデン−塩化ビニル共重合繊維、アク
リロニトリル−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリ
ル−塩化ビリニデン共重合繊維等の難燃性繊維と、3〜
15デニール及び20〜30デニールのポリエステル繊
維と、3〜15デニール及び20〜30デニールの難燃
性繊維より低融点のポリプロピレン繊維とを纏絡させる
ことにより、2種類のデニール数からなる難燃性繊維に
より広範囲の周波数の騒音を効率よく吸収し、騒音を低
減することができる。
【0048】また、40〜80重量%の塩化ビリニデン
−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニ
ル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重
合繊維等の難燃性繊維と、10〜40重量%のポリエス
テル繊維と、10〜40重量%の難燃性繊維より低融点
ポリプロピレン繊維とを纏絡させることにより、雨水
等に対する耐水性、排気ガス等に対する耐化学物質性が
あり、耐久性のある合成繊維不織布ブロックを得ること
ができる。
【0049】また、騒音の入射方向に合成繊維不織布ブ
ロックを積層するとともに、騒音の入射側に位置する合
成繊維不織布ブロックに、その背面側の合成繊維不織布
ブロックより低密度の合成繊維不織布ブロックを用いる
ことにより、騒音の入射率を高めながら広範囲の周波数
の騒音の低減効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸音部材の一実施例を示し、(a)は
正面図、(b)は側面縦断面図、(c)は平面横断面図
である。
【図2】本発明の吸音部材を用いた防音壁の一例を示
し、(a)は平面横断面図、(b)は正面図、(c)は
(b)のA−A線断面図である。
【図3】本発明の吸音部材を用いた防音壁の一例を示
し、(a)は正面図、(b)は側面縦断面図である。
【図4】図1の吸音部材の変形例を示し、(a)は正面
図、(b)は側面縦断面図、(c)は平面横断面図であ
る。
【図5】吸音装置及び落下防止装置を備えた高架橋の概
観斜視図である。
【図6】同要部断面図である。
【図7】吸音装置に用いた吸音部材の一例を示す断面図
である。
【図8】吸音部材の変形例を示す断面図である。
【図9】落下防止装置に用いた吸音部材の一例を示す断
面図である。
【図10】吸音部材の変形例を示す断面図である。
【図11】従来の防音壁の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1’,1A,1A’,1A”,1B 吸音部材 11,11A,11B,11C 表面板 12,12−1,12−2,12A,12A−1,12
A−2,12A−3,12B,12C−1,12C−2
吸音材 14 背面板 14A,14B,14C 裏面板 15,15C 空間 15A 空洞 2 側壁 3 空間 5 高架橋 51 床版 52 橋桁 53 側壁 7 吸音装置 8 道路 9 落下防止装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D04H 1/58 E01F 8/00 E01F 8/00 E04B 1/86 D E04B 1/86 G10K 11/16 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/162 D04H 1/54 D04H 1/58 E01F 8/00 E04B 1/86

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3〜30デニールの塩化ビリニデン−塩
    化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニル共
    重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重合繊
    維等の難燃性繊維と、該難燃性繊維と略等しい3〜30
    デニールのポリエステル繊維と、該難燃性繊維と略等し
    い3〜30デニールの難燃性繊維より低融点のポリプロ
    ピレン繊維とを纏絡させるとともに、該低融点のポリプ
    ロピレン繊維を溶融することにより、難燃性繊維及びポ
    リエステル繊維を結合させて形成した合成繊維不織布ブ
    ロックを吸音材として用いたことを特徴とする吸音部
    材。
  2. 【請求項2】 3〜15デニール及び20〜30デニー
    ルの塩化ビリニデン−塩化ビニル共重合繊維、アクリロ
    ニトリル−塩化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−
    塩化ビリニデン共重合繊維等の難燃性繊維と、3〜15
    デニール及び20〜30デニールのポリエステル繊維
    と、3〜15デニール及び20〜30デニールの難燃性
    繊維より低融点のポリプロピレン繊維とを纏絡させてな
    ることを特徴とする請求項1記載の吸音部材。
  3. 【請求項3】 40〜80重量%の塩化ビリニデン−塩
    化ビニル共重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビニル共
    重合繊維、アクリロニトリル−塩化ビリニデン共重合繊
    維等の難燃性繊維と、10〜40重量%のポリエステル
    繊維と、10〜40重量%の難燃性繊維より低融点の
    リプロピレン繊維とを纏絡させてなることを特徴とする
    請求項1又は2記載の吸音部材。
  4. 【請求項4】 騒音の入射方向に合成繊維不織布ブロッ
    クを積層するとともに、騒音の入射側に位置する合成繊
    維不織布ブロックに、その背面側の合成繊維不織布ブロ
    ックより低密度の合成繊維不織布ブロックを用いたこと
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の吸音部材。
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