JP3414898B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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JP3414898B2
JP3414898B2 JP20696095A JP20696095A JP3414898B2 JP 3414898 B2 JP3414898 B2 JP 3414898B2 JP 20696095 A JP20696095 A JP 20696095A JP 20696095 A JP20696095 A JP 20696095A JP 3414898 B2 JP3414898 B2 JP 3414898B2
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毅 松下
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品自動販売機
で販売されるうどん,そば等のめん類、パン、レトルト
食品等から排出される食品残滓、または飲食業等におい
て排出される生ゴミ、弁当類の食品残滓を処理するバイ
オ式生ゴミ処理装置、特に高速道路のサービスエリア等
の公共の場へ設置して好適な生ゴミ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品自動販売機の横、または飲食
店、もしくは休憩所などには回収用のゴミ箱が設置され
ており、利用者が食後の残滓(生ゴミ)を容器毎そのま
ま回収用のゴミ箱へ投棄するのが一般的である。また、
従来よりあるバイオ式生ゴミ処理装置では、投入物がバ
イオで分解できるか否かの判断を利用者に委ねており、
非適合物(割り箸,フォーク等)が装置内に混入した場
合には、これを排除する手段を持たないため、これらが
装置内に蓄積すること、さらに、バイオ菌を死滅させる
たばこの吸殻等の投入に関しても利用者任せとなってい
るため、処理能力が低下していることに気づくことが困
難であり、したがって、不特定多数で利用する公共の場
への設置は不適であると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、食品自動販
売機の設置場所としては、高速道路のサービスエリアや
ボーリング場などの遊戯施設、工場や事務所など不特定
多数の利用者がある場所に設置され、ここで生じる生ゴ
ミを回収用のゴミ箱へ投棄する従来方式では、特に夏期
のような高温多湿時期に回収用のゴミ箱に投棄された生
ゴミ等により腐敗臭を発生したり、ハエ,ウジ,ゴキブ
リ等の害虫が発生するなど、衛生上の問題が多く発生す
るため、回収用のゴミ箱内に投棄されたゴミの処分を頻
繁に行なう必要がある。
【0004】一方、従来のバイオ式食品残滓処理装置は
その利用者が限定されているため、投入物がバイオ式処
理装置の分解対象かどうかを判断して利用され、したが
ってバイオ式処理装置で処理できない対象物が混入され
た場合の考慮がなされておらず、そのためバイオ菌によ
る投入物分解処理状態を監視することを責任者が行なう
必要が生じている。したがって、この発明の課題は、分
解処理効率を上げてランニングコストを低くし、かつ衛
生上の改善を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本体ケース上面に配置さ
れた投入口に投入される生ゴミを、固液分離器により液
体(汁)と固体(固形生ゴミ)に分離した後、分離され
た液体は廃液収納タンクに収納し、分離された固形生ゴ
ミは生ゴミ処理部内に堆積しているバイオ式分解処理材
により、第1処理層から第3処理層の間(消滅処理層
内)で二酸化炭素と水蒸気に分解消滅処理し、しかる後
に残存する箸等の異物や分解未消滅の固形生ゴミを除去
するため、消滅処理層の第3処理層から第4処理層(異
物除去層)に配設した2種類の異物分離器上に落下さ
せ、これらの異物分離器を通過できるバイオ式分解処理
材を第5処理層(処理材回収層)に堆積させ、残存物を
第4処理層の異物分離器上に堆積させ、これを不適合処
理物としてそれぞれ第1,第2回収箱に排除する。
【0006】その際、第2回収箱へ排除される分解未消
滅の固形生ゴミ量を監視し、それが所定量以上の場合
は、バイオ式分解処理材の処理能力が低下したものと判
断し、第5処理層に堆積しているバイオ式分解処理材
を、第5処理層と第1処理層とを接続する循環供給経路
の途中に設置されたバイオ回収箱へ回収させ、この回収
相当量の新しいバイオ式分解処理材を第1処理層にバイ
オストッカーから補給する。一方、上記第2回収箱へ収
納される分解未消滅の固形生ゴミ量が所定量未満の場合
は、第5処理層に堆積しているバイオ式分解処理材を、
上記循環供給経路を経て第1処理層に戻して再利用す
る。
【0007】また、第2回収箱へ収納される固形生ゴミ
量の監視は、1回だけでは不十分なので2回以上行な
い、複数回所定量以上になったとき、バイオ式分解処理
材の処理能力が低下したものと判断することにより、バ
イオ式分解処理材の有効利用を図る。さらには、上記循
環供給経路に積算重量計を設けて、第5処理層から循環
供給されるバイオ式分解処理材の循環量を監視し、一定
量よりも不足しているときはバイオストッカーから処理
材を補給する一方、一定量を超過している場合は処理材
をバイオ回収箱へ回収することにより、処理材の安定供
給を図り一定の分解処理能力を維持する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
す全体構成図、図2は図1の外観図、図3は図1の第1
〜第3処理層を示す詳細斜視図、図4は図1の第4処理
層を詳細に説明するための詳細説明図、図5はこの発明
における食品残滓を含む生ゴミの処理を説明するための
フローチャート、図6は図5の処理Aの詳細を示すフロ
ーチャートである。図1,図2の符号1は本体ケース、
20は生ゴミ投入扉で、この生ゴミ投入扉20を開けて
生ゴミ投入口2に生ゴミ等を投入すると、生ゴミ等は生
ゴミ投入口2の下段に位置する固液分離器3へ移送され
る。
【0009】固液分離器3はスクリュウ状の切り歯を持
つ円筒状生ゴミ細断部3bと、この円筒状生ゴミ細断部
3bの底面に設けられて液体(汁)のみを通過させる金
網3aと、食品を細断すべく円筒状生ゴミ細断部3bを
回転させる駆動モータ3cとから構成し、生ゴミの液体
分は金網3aを通過して固液分離器3の下方に位置する
廃液収納タンク4に回収される一方、生ゴミの固体分
(固形生ゴミ)は金網3a上に残り、円筒状生ゴミ細断
部3bのスクリュウ状の切り歯で排出部へ送り出された
後、固液分離器3の他端下に配置された生ゴミ処理部5
の第1の処理層5aに投入される。
【0010】生ゴミ処理部5は、図1に示すように鉛直
方向に配置した第1の処理層5aと、第2の処理層5b
と、第3の処理層5c(第1〜第3処理層により消滅処
理層を形成している)と、第4の処理層(異物除去層を
形成している)5dと、第5の処理層(処理材回収層を
形成している)5eとから構成し、第1の処理層5aに
は生ゴミ処理部5の上段に配設されたバイオストッカー
9よりバイオ式分解処理材8が供給されて堆積した状態
にあり、固形生ゴミはこのバイオ式分解処理材8の上に
置かれるが、固形生ゴミの分解消滅処理を促進するため
に、図1に示すように第1の処理層内を横断する攪拌棒
15を配置し、その攪拌は第1の処理層横に設置され攪
拌棒15に連結した攪拌用モータ16を回転させて行な
う。
【0011】図示は省略したが、バイオ式分解処理材8
が生ゴミ処理部5の第1の処理層5aに供給されてから
の時間を管理するタイマが制御装置内に備えられてお
り、したがって所定時間が経過すると、生ゴミ処理部5
の第1の処理層5a内に堆積されたバイオ式分解処理材
8と固形生ゴミの未消滅分を第2の処理層5bへ移送さ
せ、さらに所定時間が経過すると、第2の処理層5bか
ら第3の処理層5cへ移送させる。この第2の処理層5
b,第3の処理層5cには、第1の処理層5aと同様に
攪拌棒15が備えられており、攪拌モータ16の回転力
を伝動ベルト17を介して攪拌棒15を回転させること
で、固形生ゴミとバイオ式分解処理材8を混ぜ合わせる
ことができる。
【0012】所定時間が経過した第3の処理層5c(第
1の処理層5aから約36時間経過)では、固形生ゴミ
は通常二酸化炭素と水蒸気に分解消滅しており、残存す
るのはバイオ式分解処理材8、割り箸等の異物、および
バイオ式分解処理材8の非適合固形生ゴミ(未消滅の固
形生ゴミ)のみとなり、これらのうちバイオ式分解処理
材8以外を排除するため、第3の処理層5cから第4の
処理層5dへ移送させる。第4の処理層5dには第1の
異物分離器29aと、第2の異物分離器29bの2種類
の異物分離器が設けられている。第1の異物分離器29
aには割り箸,フォークの異物を排除するための格子間
間隔の大きい第1のふるいを配置し、第2の異物分離器
29bには未消滅の固形生ゴミを排除するための格子間
間隔の小さい第2のふるいを配置する。第1の異物分離
器29a,第2の異物分離器29bを通過できない割り
箸等の異物,未消滅の固形生ゴミは、第1の回収箱6
a,第2の回収箱6bにそれぞれ排除される。
【0013】バイオ式分解処理材8は第4の処理層5d
を通過し、その下側に配置した第5の処理層5eへ移送
され、その近傍に配置された圧縮送風機7により、第5
の処理層5eと第1の処理層5a間を連結する循環供給
路11を通り、第1の処理層5aへ供給される。また、
バイオ式分解処理材8を回収するバイオ回収箱19がそ
の循環供給路11の途中に配置された方向切替え弁12
により分岐して設けられており、さらに、循環供給路1
1の供給端には積算重量計13を設けてバイオ式分解処
理材8の供給量を監視し、供給量が不足しているときは
バイオストッカー9に形成されているバイオ投入弁14
を開けて第1の処理層5aに補給を行ない、供給量が過
多のときは方向切替え弁12を切替えてバイオ回収箱1
9へ回収することで、バイオ式分解処理材8の有効かつ
安定な供給を図っている。
【0014】ここで、バイオ式分解処理材8を補充する
には、本体ケース1の上面に配設されたバイオ投入扉2
1を開いてバイオ投入口10より投入し、バイオストッ
カー9に備蓄させる。生ゴミ処理部5の第5の処理層5
eの下側に設けられる重量センサ18は、規定量以上の
重量を検知すると、バイオ式分解処理材8を第5の処理
層5eより第1の処理層5aへ移送させ、再利用を図る
ようにしている。また、安全性を高めるため、生ゴミ投
入扉20の開閉状態を検知する扉開閉検知センサ22を
備え、投入扉20が開放されている間は、装置の運転を
一時的に停止するようにしている。
【0015】生ゴミ処理部5は図3に示すように、第1
の処理層5aの下方には、バイオ式分解処理材8および
固形生ゴミ等を溜め、第2の処理層5bに移し替えるた
めの左右一対の第1シャッタ23aが設けられている。
第1の処理層5aから第2の処理層5bへ移し替えを行
なうときは、第1シャッタ23aを第1回転モータ24
aを駆動することによって一方のシャッタを開き、対と
なるもう一方のシャッタは、第1回転モータ24aの他
端に配置される主動車25と、この主動車25に伝動ベ
ルト26を介してその回転力が伝動される中間車27
と、この中間車27と接触する従動車28とにより、一
方のシャッタとは逆方向の回転をすることにより行なわ
れる。同様に、第2の処理層5bには第2のシャッタ2
3bが、第3の処理層5cには第3のシャッタ23cが
それぞれ設けられ、第2回転モータ24b,第3回転モ
ータ24cによりそれぞれ駆動される。
【0016】図4(a)に詳細に示すように、第4の処
理層5dには第1の異物分離器29aと、その下方に配
置された第2の異物分離器29bが配置される。第1の
異物分離器29aは図4(a),(b)に示すように、
第1の異物分離ケース31と、割り箸やフォーク等の異
物を通過させない第1のふるい32から形成され、この
第1のふるい32にて除去された異物は、第1の回転ソ
レノイド30aを回転させ、図1に示す第1の回収箱6
aへ排除,収納させる。また、第2の異物分離器29b
は図4(a),(c)に示すように、第2の異物分離ケ
ース33、未消滅の固形生ゴミを通過させない第2のふ
るい34、および圧縮コイルバネと変位センサとからな
る異物量検知器35からなり、第3の処理層5cから移
送される未消滅の固形生ゴミを第2のふるい34にて除
去し、排除された未消滅の固形生ゴミは第2の回転ソレ
ノイド30bにて第2の回収箱6bへ排除,回収させる
とともに、このときの排除量を異物量検知器35にて検
出し、バイオ式分解処理材8の処理能力判断のための指
標として用いるようにしている。
【0017】ここで、図5,図6を参照して図示されな
い制御装置の処理動作につき、説明する。まず、ステッ
プS1では生ゴミを、生ゴミ投入口2を介して本体ケー
ス1(ホッパー)に投入する。固液分離器3はステップ
S2で生ゴミを細断し、固体(固形生ゴミ)と液体
(汁)に分別し、液体(汁)は廃液収納タンク4に収納
し(ステップS3)、固形生ゴミは生ゴミ処理部5へ移
送される。生ゴミ処理部5では、まず第1処理層5aに
投入された後(ステップS4)、第2処理層5b、第3
処理層5cに移送されて(ステップS5,ステップS
6)、この間に各処理層5a〜5cでバイオ式分解処理
材8と混合,攪拌されて固形生ゴミの分解消滅処理が行
なわれる。なお、ここでは消滅処理層を3つとしたが、
その段数は1つ以上いくつでも良いものである。また、
処理層から処理層への移送は、時間監視をして通常は一
定時間毎に行なう。
【0018】最下位に位置する消滅処理層(第3処理層
5c)に処理材8とともに残存する分解未消滅の固形生
ゴミおよび箸やスプーン等の異物は、異物除去層として
の第4処理層5dへ送られて(ステップS7)第1異物
分離器29aを通過しようとするが(ステップS8)、
箸等の異物は通過できずに除去され第1回収箱6aに排
除,収納される(ステップS9)。第1異物分離器29
aを通過した処理材8および分解未消滅の固形生ゴミの
うち、処理材8のみが、さらに第2異物分離器29bを
通過して第4処理層5dから第5処理層5eへと送られ
る(ステップS10,S16)。この第2異物分離器2
9bを通過できなかった分解未消滅の固形生ゴミは、異
物として異物量検知器35によりステップS11でその
重量が計測され、それが規定量以下,以上の何れの場合
も第2回収箱6bに回収される(ステップS12,S1
5)。ステップS11で分解未消滅の固形生ゴミの重量
が規定量以下でない場合(規定量以上の場合)は、バイ
オ式分解処理材8の処理能力が低下しているものとみな
し、第5処理層5eの処理材8をバイオ回収箱19に収
納するとともに(ステップS13)、回収相当分をバイ
オストッカー9より第1処理層5aへ処理材8を新たに
補給する(ステップS14)。ここでは、異物量検知器
35により計測される1回の異物量から、バイオ式分解
処理材8の処理能力を判断するようにしているが、これ
を2回以上とすることにより、処理材8の有効利用を図
りつつ一定の処理能力を確保することができる。
【0019】分解未消滅の固形生ゴミの重量が規定量以
下の場合は、ステップS17で積算重量計13による処
理材8の積算重量判定が行なわれ、規定量以下の場合は
循環供給路11を経て、処理材8を第5処理層5eから
第1処理層5aへ移送するとともに(ステップS1
8)、ステップS14へ進んでバイオストッカー9より
第1処理層5aへ処理材8を補給する。一方、ステップ
S17の判定で処理材8の積算重量が規定量以下でない
場合は、ステップS19へ進んで処理材8が規定量以上
かどうかを判断し、ステップS20で超過した処理材8
を第5処理層5eからバイオ回収箱19に回収する。処
理材8が規定量以下のときは、ステップS21にて処理
材8を循環供給路11を経て、第5処理層5eから第1
処理層5aへと移送する。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、本体内に投入される
生ゴミを固液分離器により液体(汁)と固体(固形生ゴ
ミ)に分別した後、液体は廃液収納タンクに収納し、固
形生ゴミは生ゴミ処理部内に堆積しているバイオ式分解
処理材により、第1処理層から第3処理層の間を約36
時間かけて二酸化炭素と水蒸気に分解消滅処理し、上記
時間を経過した後に第3処理層内に残存する箸等の異物
および未消滅の固形生ゴミを除去すべく、第3処理層か
ら第4処理層に配設した2種類の異物分離器上に落下さ
せ、これら異物分離器上を通過できるバイオ式分解処理
材を第5処理層に堆積させ、残存物を第4処理層の異物
分離器上に堆積させ、これを不適合処理物としてそれぞ
れ第1,第2回収箱に収納する。
【0021】その際、第2回収箱へ収納される未消滅の
固形生ゴミ量を監視し、それが所定量以上の場合は、バ
イオ式分解処理材の処理能力が低下したものと判断し、
第5処理層に堆積しているバイオ式分解処理材を圧縮送
風機を用いてバイオ回収箱へ回収させ、この回収相当量
を第1処理層の上部にあるバイオストッカーから補給す
る。また、上記第2回収箱へ収納される未消滅の固形生
ゴミ量が所定量未満の場合は、第5処理層に堆積してい
るバイオ式分解処理材を、圧縮送風機にて第1処理層に
再供給する(循環利用する)。以上により、生ゴミの分
解処理能力を向上させることができるだけでなく、分解
非適合物の除去監視やバイオ式分解処理材の能力低下等
を監視する要員を不要にし得るという利点が得られる。
したがって、不特定多数者の利用に適し、また公共の場
等で食品自動販売機の横に設置することにより、一般の
ゴミ箱に生ゴミが投入されることを防止して、悪臭発生
防止,ハエ,ゴキブリ等の害虫の発生を防止することが
できるため、衛生的になる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す全体構成図であ
る。
【図2】図1の外観図である。
【図3】図1の第1〜第3処理層を示す詳細斜視図であ
る。
【図4】図1の第4処理層の詳細説明図で、(a)は処
理層全体の縦断面図、(b),(c)はそれぞれ第1ふ
るい,第2ふるいの平面図である。
【図5】この発明における生ゴミ処理を説明するための
フローチャートである。
【図6】図5の処理Aの詳細を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…本体ケース、2…生ゴミ投入口、3…固液分離器、
3a…金網、3b…生ゴミ細断部、3c…駆動モータ、
4…廃液収納タンク、5…生ゴミ処理部、5a…第1処
理層、5b…第2処理層、5c…第3処理層、5d…第
4処理層、5e…第5処理層、6a…第1回収箱、6b
…第2回収箱、7…圧縮送風機、8…バイオ式分解処理
材、9…バイオストッカー、10…バイオ投入口、11
…循環供給路、12…方向切替弁、13…積算重量流量
計、14…バイオ投入弁、15…攪拌棒、16…攪拌用
モータ、17…伝動ベルト、18…重量センサ、19…
バイオ回収箱、20…生ゴミ投入扉、21…バイオ投入
扉、22…扉開閉検知センサ、23a…第1シャッタ、
23b…第2シャッタ、23c…第3シャッタ、24a
…第1回転モータ、24b…第2回転モータ、23c…
第3回転モータ、25…主動車、26…伝動ベルト、2
7…中間車、28…従動車、29a…第1異物分離器、
29b…第2異物分離器、30a…第1回転ソレノイ
ド、30b…第2回転ソレノイド、31…第1異物分離
ケース、32…第1ふるい、33…第2異物分離ケー
ス、34…第2ふるい、35…異物量検知器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−47347(JP,A) 特開 平7−195057(JP,A) 特開 平7−148480(JP,A) 実開 昭56−74042(JP,U) 実用新案登録3011129(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 - 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース上部に形成された投入口を介
    して投入される生ゴミを、前記投入口の下方に配置され
    て液体と個体(固形生ゴミ)に分離する固液分離器へ移
    送し、この固液分離器により分離された前記液体を固液
    分離器の一端に設置された廃液収納タンクに回収する一
    方、前記固形生ゴミを固液分離器の他端に設置された生
    ゴミ処理部に移送し、この生ゴミ処理部内に堆積されて
    いるバイオ式分解処理材によって固形生ゴミの分解処理
    を行なう生ゴミ処理装置において、 前記生ゴミ処理部を、固形生ゴミを分解消滅させる少な
    くとも1つの層からなる消滅処理層と、この消滅処理層
    に残存する異物を除去させる異物除去層と、前記バイオ
    式分解処理材を回収する処理材回収層とからなる3つの
    層を鉛直方向に配置して構成し、バイオ式分解処理材は
    生ゴミ処理部の上段に配置したバイオストッカーより消
    滅処理層に供給し、バイオ式分解処理材と固形生ゴミを
    消滅処理層内に備えられた攪拌機により混ぜ合わせて生
    ゴミの消滅処理を行ない、消滅処理層に残存する箸等の
    異物や分解未消滅の固形生ゴミは、前記異物除去層に設
    けられた第1,第2の異物分離器により除去して異物除
    去層の近傍に設けられた第1,第2の回収箱に排除し、
    かつ、異物除去層を通過し前記処理材回収層へ移送され
    たバイオ式分解処理材は、この処理材回収層と消滅処理
    層とを接続する循環供給経路を介して消滅処理層へと移
    送して再利用可能にし、さらに、前記異物除去層に設置
    された第2の異物分離器には、分解未消滅の固形生ゴミ
    除去量の検知器を設け、この除去量が所定量以上のとき
    は前記バイオ式分解処理材の処理能力が低下したものと
    判断し、バイオ式分解処理材を前記循環供給経路の途中
    に設けたバイオ回収箱に回収するとともに、バイオスト
    ッカーより消滅処理層に新たに供給することを特徴とす
    る生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記除去量を複数回計測し、複数回所定
    量以上となるときは、前記バイオ式分解処理材の処理能
    力が低下したものと判断することを特徴とする請求項1
    に記載の生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記循環供給経路に積算流量重量計を設
    けて前記バイオ式分解処理材の量を監視し、それが過多
    のときは超過分を前記バイオ回収箱 へ回収し、不足する
    ときは不足分をバイオストッカーより消滅処理層に供給
    することを特徴とする請求項1または2に記載の生ゴミ
    処理装置。
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