JP3412003B2 - 新規なリチウム吸着剤及びその製造方法 - Google Patents
新規なリチウム吸着剤及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3412003B2 JP3412003B2 JP29345199A JP29345199A JP3412003B2 JP 3412003 B2 JP3412003 B2 JP 3412003B2 JP 29345199 A JP29345199 A JP 29345199A JP 29345199 A JP29345199 A JP 29345199A JP 3412003 B2 JP3412003 B2 JP 3412003B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium
- adsorbent
- adsorption
- producing
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なリチウム吸着
剤及びその製造方法に関するものである。更に詳しく言
えば本発明はリチウムに対する選択吸着性に優れ、かつ
吸着容量及び吸着速度が大きく、水溶液中で安定、かつ
安価なリチウム吸着剤及びそれをリチウム含有クロムリ
ン酸塩から製造する方法に関するものである。
剤及びその製造方法に関するものである。更に詳しく言
えば本発明はリチウムに対する選択吸着性に優れ、かつ
吸着容量及び吸着速度が大きく、水溶液中で安定、かつ
安価なリチウム吸着剤及びそれをリチウム含有クロムリ
ン酸塩から製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、リチウムは、例えばセラミック
ス、グリース、空調用冷媒、医薬品、電池等の原料とし
て使用されており、また将来は、大容量電池、アルミニ
ウム合金材料、核融合燃料などに用いられる重要な物質
として注目されている。しかるに、我が国においてはリ
チウム鉱石資源がなく、リチウム金属やその化合物は全
量輸入しているのが現状である。一方、地下かん水、地
熱水及び海水中には微量のリチウムが含まれており、そ
れらからリチウムを効率よく回収する技術の確立が強く
要望されている。これまでリチウムを含む希薄溶液から
該リチウムを回収する方法としては、共沈法、蒸発法、
吸着法などが提案されているが、吸着法がもっとも経済
的であると結論されている。そのため、リチウムに対し
高い選択吸着性を示し、かつ化学的に安定な吸着剤の開
発が強く要望されている。
ス、グリース、空調用冷媒、医薬品、電池等の原料とし
て使用されており、また将来は、大容量電池、アルミニ
ウム合金材料、核融合燃料などに用いられる重要な物質
として注目されている。しかるに、我が国においてはリ
チウム鉱石資源がなく、リチウム金属やその化合物は全
量輸入しているのが現状である。一方、地下かん水、地
熱水及び海水中には微量のリチウムが含まれており、そ
れらからリチウムを効率よく回収する技術の確立が強く
要望されている。これまでリチウムを含む希薄溶液から
該リチウムを回収する方法としては、共沈法、蒸発法、
吸着法などが提案されているが、吸着法がもっとも経済
的であると結論されている。そのため、リチウムに対し
高い選択吸着性を示し、かつ化学的に安定な吸着剤の開
発が強く要望されている。
【0003】ところで、吸着法に用いるリチウム吸着剤
としては、これまでにヒ酸トリウム(「ジャーナル・オ
ブ・インオーガニック・ヌクレア・ケミストリー(J.
Inorg.Nucl.Chem.)」第32巻、第1
719ぺ一ジ(1970))やアンチモン酸スズ(「ハ
イドロメタラージー(Hydrometallurg
y)」第12巻、第83ぺ一ジ(1984))などが知
られているが、これらは吸着量が低く実用に供すること
はできなかった。
としては、これまでにヒ酸トリウム(「ジャーナル・オ
ブ・インオーガニック・ヌクレア・ケミストリー(J.
Inorg.Nucl.Chem.)」第32巻、第1
719ぺ一ジ(1970))やアンチモン酸スズ(「ハ
イドロメタラージー(Hydrometallurg
y)」第12巻、第83ぺ一ジ(1984))などが知
られているが、これらは吸着量が低く実用に供すること
はできなかった。
【0004】そのほか、加熱処理したリチウム含有マン
ガン酸化物を酸処理して得られるリチウム吸着剤(特開
昭61−171535号公報)や、マグネシウムを含む
マンガン−アルミニウム複合酸化物の加熱処理物からマ
グネシウムを酸で溶出して調製した複合型リチウム吸着
剤も知られている(特開昭63−62546号公報)。
しかし、これらの吸着剤はpH9以上のアルカリ性領域
において高い吸着性能を示すが、弱酸性あるいは中性領
域では著しく吸着性能が低下するため、弱酸性あるいは
中性領域の地下かん水、地熱水からの回収に用いるには
まだ十分満足できるものではない。
ガン酸化物を酸処理して得られるリチウム吸着剤(特開
昭61−171535号公報)や、マグネシウムを含む
マンガン−アルミニウム複合酸化物の加熱処理物からマ
グネシウムを酸で溶出して調製した複合型リチウム吸着
剤も知られている(特開昭63−62546号公報)。
しかし、これらの吸着剤はpH9以上のアルカリ性領域
において高い吸着性能を示すが、弱酸性あるいは中性領
域では著しく吸着性能が低下するため、弱酸性あるいは
中性領域の地下かん水、地熱水からの回収に用いるには
まだ十分満足できるものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リチウムを含む弱酸性
あるいは中性の地下かん水、地熱水などの希薄溶液から
該リチウムを実用的に吸着回収するためには、リチウム
に対する選択吸着性に優れ、かつ吸着速度及び吸着容量
が大きく、その上、化学的に安定であり、吸着・脱着の
繰り返しが可能である吸着剤の開発が必要である。
あるいは中性の地下かん水、地熱水などの希薄溶液から
該リチウムを実用的に吸着回収するためには、リチウム
に対する選択吸着性に優れ、かつ吸着速度及び吸着容量
が大きく、その上、化学的に安定であり、吸着・脱着の
繰り返しが可能である吸着剤の開発が必要である。
【0006】本発明は、このような要件を満足しうるリ
チウム吸着剤を提供することを目的としてなされたもの
である。
チウム吸着剤を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、リチウム含 有
クロムリン酸塩を加熱処理した後、酸処理してリチウム
を溶出したものが前記の要件を満たすリチウム吸着剤で
あることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに
至った。すなわち、本発明は、加熱処理したリチウム含
有クロムリン酸塩から酸によりリチウムを溶出除去して
なるリチウム吸着剤、及びリチウム含有クロムリン酸塩
を500℃以上の温度において加熱処理したのち、酸に
よりリチウムを溶出除去することを特徴とするリチウム
吸着剤の製造方法を提供するものである。
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、リチウム含 有
クロムリン酸塩を加熱処理した後、酸処理してリチウム
を溶出したものが前記の要件を満たすリチウム吸着剤で
あることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに
至った。すなわち、本発明は、加熱処理したリチウム含
有クロムリン酸塩から酸によりリチウムを溶出除去して
なるリチウム吸着剤、及びリチウム含有クロムリン酸塩
を500℃以上の温度において加熱処理したのち、酸に
よりリチウムを溶出除去することを特徴とするリチウム
吸着剤の製造方法を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるリチウム含有
クロムリン酸塩の調製方法には、特に制限はなく、これ
まで知られている方法の中から任意に選んだ方法により
調製することができる。
クロムリン酸塩の調製方法には、特に制限はなく、これ
まで知られている方法の中から任意に選んだ方法により
調製することができる。
【0009】このような方法としては、例えば、炭酸リ
チウムのようなリチウム化合物とリン酸及び炭酸クロム
を一定割合で混合し加熱する固相反応法、硝酸リチウム
溶液とリン酸及び硝酸クロム溶液の一定割合の混合溶液
を出発原料とする均質液相法などがある。
チウムのようなリチウム化合物とリン酸及び炭酸クロム
を一定割合で混合し加熱する固相反応法、硝酸リチウム
溶液とリン酸及び硝酸クロム溶液の一定割合の混合溶液
を出発原料とする均質液相法などがある。
【0010】この際の各原料の混合割合は、クロム1原
子当りリチウム2原子以上、好ましくは2〜4原子にな
るモル比で選ばれる。これよりもリチウムが少ないと、
前駆体のリチウム含量が小さく、得られる吸着剤のリチ
ウム交換容量も小さくなり、希薄溶液からの該リチウム
吸着量が低下するし、またこれよりもリチウムが多くな
ると前駆体のリチウム含量が大きくなりすぎ、結晶構造
が不安定となり、化学的に安定な吸着剤が得られない。
リン酸の添加量はリチウム量及びクロム量に対応した化
学当量の1.1ないし1.3倍が望ましい。
子当りリチウム2原子以上、好ましくは2〜4原子にな
るモル比で選ばれる。これよりもリチウムが少ないと、
前駆体のリチウム含量が小さく、得られる吸着剤のリチ
ウム交換容量も小さくなり、希薄溶液からの該リチウム
吸着量が低下するし、またこれよりもリチウムが多くな
ると前駆体のリチウム含量が大きくなりすぎ、結晶構造
が不安定となり、化学的に安定な吸着剤が得られない。
リン酸の添加量はリチウム量及びクロム量に対応した化
学当量の1.1ないし1.3倍が望ましい。
【0011】前駆体のリチウム含有クロムリン酸塩の加
熱処理温度は500℃以上、好ましくは600〜900
℃である。この際、加熱とともに結晶化反応が進行する
が、加熱時間は10分以上、好ましくは2時間以上であ
る。
熱処理温度は500℃以上、好ましくは600〜900
℃である。この際、加熱とともに結晶化反応が進行する
が、加熱時間は10分以上、好ましくは2時間以上であ
る。
【0012】このようにして得た加熱処理物からリチウ
ムを溶出するにはpH3以下の弱酸溶液で数時間以上、
好ましくは1日以上処理する。この際溶出に用いる酸は
pH3以下の酸溶液であればよいが、特に塩酸、硫酸、
硝酸、リン酸などの鉱酸が好ましい。
ムを溶出するにはpH3以下の弱酸溶液で数時間以上、
好ましくは1日以上処理する。この際溶出に用いる酸は
pH3以下の酸溶液であればよいが、特に塩酸、硫酸、
硝酸、リン酸などの鉱酸が好ましい。
【0013】
【発明の効果】本発明の吸着剤は、吸着サイトの酸強度
が高く、かつリチウムに対する選択吸着性に優れ、中性
あるいは弱酸性領域の地下かん水、地熱水からでもリチ
ウムを効率よく回収する。また、吸着速度及び吸着容量
が極めて大きく、しかも水溶液中で安定であり、実用的
な吸着剤である。本発明の吸着剤を用いることにより、
希薄溶液から該リチウムを極めて効率よく経済的に回収
することができる。
が高く、かつリチウムに対する選択吸着性に優れ、中性
あるいは弱酸性領域の地下かん水、地熱水からでもリチ
ウムを効率よく回収する。また、吸着速度及び吸着容量
が極めて大きく、しかも水溶液中で安定であり、実用的
な吸着剤である。本発明の吸着剤を用いることにより、
希薄溶液から該リチウムを極めて効率よく経済的に回収
することができる。
【0014】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。
【0015】実施例1
硝酸リチウムと硝酸クロム及びリン酸をモル比2:1:
1.9で混合した溶液を調製した。この混合溶液を12
0℃で加熱して大部分の水分を除去した。この混合物を
粉砕して100メッシュ以下とした後、700℃で4時
間加熱処理し、前駆体を得た。
1.9で混合した溶液を調製した。この混合溶液を12
0℃で加熱して大部分の水分を除去した。この混合物を
粉砕して100メッシュ以下とした後、700℃で4時
間加熱処理し、前駆体を得た。
【0016】次いで、この前駆体を1規定の塩酸溶液中
に3日間浸せきしてリチウムを抽出した後、濾過、乾燥
することによりリチウム吸着剤を調製した。次に、地下
かん水に塩化リチウムを添加してリチウム濃度5ppm
とした溶液1リットルに、更に0.1規定塩酸及び0.
1規定水酸化ナトリウムを0.5〜3ミリリットル加え
てpH3〜9の溶液を調製した。この溶液に吸着剤0.
1gを加えて3日間攪拌して吸着実験を行い、吸着前後
のリチウム濃度からリチウム吸着量を求めた。その結果
を図1に示す。この図からpH3以上でリチウム吸着性
が認められ、pH6.2以上で最高の性能(19mg/
g)を発現することが分る。
に3日間浸せきしてリチウムを抽出した後、濾過、乾燥
することによりリチウム吸着剤を調製した。次に、地下
かん水に塩化リチウムを添加してリチウム濃度5ppm
とした溶液1リットルに、更に0.1規定塩酸及び0.
1規定水酸化ナトリウムを0.5〜3ミリリットル加え
てpH3〜9の溶液を調製した。この溶液に吸着剤0.
1gを加えて3日間攪拌して吸着実験を行い、吸着前後
のリチウム濃度からリチウム吸着量を求めた。その結果
を図1に示す。この図からpH3以上でリチウム吸着性
が認められ、pH6.2以上で最高の性能(19mg/
g)を発現することが分る。
【0017】このことから、本発明の吸着剤は、中性あ
るいは弱酸性の地下かん水で高いリチウム吸着性能を有
することが分る。
るいは弱酸性の地下かん水で高いリチウム吸着性能を有
することが分る。
【0018】実施例2
炭酸リチウムと炭酸クロム及びリン酸をモル比3:1:
2.2で混合した混合物を120℃で乾燥した後粉砕し
た。次いでこれを800℃で4時間加熱処理することに
より前駆体を得た。
2.2で混合した混合物を120℃で乾燥した後粉砕し
た。次いでこれを800℃で4時間加熱処理することに
より前駆体を得た。
【0019】次いで、この前駆体を1規定塩酸溶液で実
施例1と同様に処理して吸着剤を得た。この吸着剤20
〜90mgを天然海水2リットルに加えて3日間攪拌し
て吸着実験を行い吸着等温線を求めた。その結果を図2
に示す。海水中での平衡吸着量は9.3mg/gであっ
た。
施例1と同様に処理して吸着剤を得た。この吸着剤20
〜90mgを天然海水2リットルに加えて3日間攪拌し
て吸着実験を行い吸着等温線を求めた。その結果を図2
に示す。海水中での平衡吸着量は9.3mg/gであっ
た。
【0020】このことから、本発明の吸着剤は天然海水
からレピドライト、ペタライトなどリチウム鉱石のリチ
ウム含量の半分に相当する吸着量が得られ、良好な吸着
性を有すのは明らかである。
からレピドライト、ペタライトなどリチウム鉱石のリチ
ウム含量の半分に相当する吸着量が得られ、良好な吸着
性を有すのは明らかである。
【0021】実施例3
実施例1での吸着実験後の試料(リチウム吸着量19m
g/g)80mgを1規定の塩酸溶液100ミリリット
ル中に入れ、24時間攪拌した。攪拌後、上澄みのリチ
ウム濃度を測定しリチウム脱着率を求めたところ、92
%となった。また、クロムの溶出率は0.2%、リン酸
の溶出率は0.3%であった。このことから、該吸着剤
は、脱着時においても化学的に極めて安定であることが
分る。
g/g)80mgを1規定の塩酸溶液100ミリリット
ル中に入れ、24時間攪拌した。攪拌後、上澄みのリチ
ウム濃度を測定しリチウム脱着率を求めたところ、92
%となった。また、クロムの溶出率は0.2%、リン酸
の溶出率は0.3%であった。このことから、該吸着剤
は、脱着時においても化学的に極めて安定であることが
分る。
【図1】 本発明の吸着剤を用いた場合のpHとリチウ
ム吸着性との関係を示したグラフ。
ム吸着性との関係を示したグラフ。
【図2】 本発明の吸着剤を用いた場合のリチウム濃度
とリチウム吸着量との関係を示したグラフ。
とリチウム吸着量との関係を示したグラフ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 大井 健太
香川県高松市林町2217番14号 工業技術
院四国工業技術研究所内
(56)参考文献 特開 昭63−80844(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B01J 20/00 - 20/34
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱処理したリチウム含有クロムリン酸
塩から酸によりリチウムを溶出除去してなるリチウム吸
着剤。 - 【請求項2】 リチウム含有クロムリン酸塩を500℃
以上の温度において加熱処理したのち、酸によりリチウ
ムを溶出除去することを特徴とするリチウム吸着剤の製
造方法。 - 【請求項3】 リチウム含有クロムリン酸塩がクロム1
原子当り、リチウム2原子以上を含む請求項2記載のリ
チウム吸着剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29345199A JP3412003B2 (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 新規なリチウム吸着剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29345199A JP3412003B2 (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 新規なリチウム吸着剤及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001113164A JP2001113164A (ja) | 2001-04-24 |
JP3412003B2 true JP3412003B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=17794940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29345199A Expired - Lifetime JP3412003B2 (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 新規なリチウム吸着剤及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3412003B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108079936A (zh) * | 2018-01-13 | 2018-05-29 | 天津市职业大学 | 一种磷酸盐型锂离子筛填料及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037125A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Gunma Prefecture | 酸性の湧出水からの金属回収方法および資源循環システム |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29345199A patent/JP3412003B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108079936A (zh) * | 2018-01-13 | 2018-05-29 | 天津市职业大学 | 一种磷酸盐型锂离子筛填料及其制备方法 |
CN108079936B (zh) * | 2018-01-13 | 2020-07-21 | 天津市职业大学 | 一种磷酸盐型锂离子筛填料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001113164A (ja) | 2001-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0688277A (ja) | リチウム回収方法及びそれに用いる電極 | |
Clearfield et al. | Spherically granulated titanium phosphate as exchanger for toxic heavy metals | |
JP2003245542A (ja) | リチウム吸着剤及びその製造方法ならびにリチウム採取方法 | |
US4665049A (en) | Adsorbent for lithium and a method for the preparation thereof | |
JP3412003B2 (ja) | 新規なリチウム吸着剤及びその製造方法 | |
JP3321602B2 (ja) | 選択的リチウム分離剤及びその製造方法 | |
SASAKI et al. | Ion-exchange properties of hydrous titanium dioxide with a fibrous form obtained from potassium dititanate | |
JPH0626661B2 (ja) | 粒状リチウム吸着剤及びそれを用いたリチウム回収方法 | |
JP2002282684A (ja) | 多孔質粒状リチウム吸着剤の製造方法 | |
JPS6362546A (ja) | 複合型リチウム吸着剤及びその製造方法 | |
JPH024442A (ja) | 高性能リチウム吸着剤およびその製造方法 | |
JP2001157838A (ja) | リチウム吸着剤の製造方法 | |
JPS61171535A (ja) | リチウム吸着剤、その製造方法及びそれを用いたリチウム回収方法 | |
JPH0357814B2 (ja) | ||
Li et al. | Constructing flower-like magnesium vanadate for pH-responsive and highly selective separation of Sr (II) and Cs (I) from nuclear wastewater with rapid minute-level rates | |
Zhang et al. | Biochar microtube interconnected hydrotalcite nanosheets for the adsorption of aqueous Sb (III) | |
JPS61278347A (ja) | リチウム吸着剤の製造方法 | |
JPH0687970B2 (ja) | リチウム吸着剤及びその製造方法 | |
JPH06106031A (ja) | リチウム同位体分離剤及びそれを用いたリチウム同位体の分離方法 | |
JPH0326334A (ja) | リチウム回収剤及びその製造方法 | |
JPS61283341A (ja) | リチウム吸着剤の新製造方法 | |
JPS61283339A (ja) | 新リチウム吸着剤の製造方法 | |
JPH01203039A (ja) | 新規なリチウム選択性を示す吸着剤及びその製造方法 | |
JPS6380844A (ja) | リチウム吸着剤の製造方法 | |
JP2850309B2 (ja) | リチウム吸着剤の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3412003 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |