JP3411850B2 - Cdma無線通信装置およびcdma無線通信方法 - Google Patents

Cdma無線通信装置およびcdma無線通信方法

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JP3411850B2
JP3411850B2 JP09142999A JP9142999A JP3411850B2 JP 3411850 B2 JP3411850 B2 JP 3411850B2 JP 09142999 A JP09142999 A JP 09142999A JP 9142999 A JP9142999 A JP 9142999A JP 3411850 B2 JP3411850 B2 JP 3411850B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信におけるCDMA無線通信装置およびCDMA無線通
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来のCDMA無線通信シス
テムの構成を示すブロック図である。このCDMA無線
通信システムにおいては、送信側で送信データ1が拡散
部2で拡散処理される。この拡散処理された信号は、変
調部3で変調された後に送信アンプ4で増幅される。こ
の信号が送信アンテナ5から送信される。このときの送
信アンプ4における増幅率は、高速送信電力設定部6に
よって定められる。
【0003】一方、受信側では、受信アンテナ11で受
信した信号が検波器12で検波され、逆拡散器3で逆拡
散される。これにより、受信データ14が得られる。ま
た、受信データ14は、スロット品質検出部16でスロ
ット(数シンボル毎の区切り)の品質が推定され、この推
定結果に基づいて高速送信電力制御部15で高速な送信
電力の制御値が算出される。この制御情報は、送信側の
高速送信電力設定器6に送られる。
【0004】拡散部2で拡散された信号は、図18に示
すように、シンボル順に配置される。図18は16倍拡
散により全部で8シンボルある場合の例を示しており、
1シンボルが16倍に拡散されている。
【0005】図19は、従来のCDMA無線通信システ
ムにおける受信品質を示す説明図である。図19は、ユ
ーザA及びユーザBの2ユーザが5チップずれの状態で
送信を行っている例を示している。なお、各々の回線に
おけるフェージングは独立である。
【0006】ユーザAの信号については、高速送信電力
制御部15からの指令に従う高速送信電力設定部6で送
信の電力が制御されることにより、フェージングなどに
よる回線品質の変動が打ち消される。このため、図19
に示すように、受信データ14の品質がほぼ一定にな
る。このように、CDMA無線通信システムでは、送信
電力制御によって各ユーザに必要最低限の送信電力で送
信させ、システムの総干渉量を低減して、容量を向上さ
せている。
【0007】図20は、従来のCDMA無線通信システ
ムにおける干渉量を示す説明図である。図20から分か
るように、MS送信パワーは、MS-BS_A間フェージ
ングの逆特性になっている。すなわち、MS送信パワー
は、MS-BS_A間フェージングを打ち消すように調整
されている。
【0008】このとき、MS-BS_B間フェージング
は、MS-BS_A間フェージングと独立であるので、他
の基地局であるBS_Bへの干渉量は、図20のように
大きなピークを有するように変動する。それでも、送信
電力制御を行わない場合に比べて干渉の平均値は小さく
なる。このことによって、システムの総送信電力を小さ
くすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCDMA無線通信システムでは、拡散処理された後
のチップは同一周波数上における連続した短い時間に集
中して配置されるので、フェージングやシャドウィング
などでその連続した短い時間にわたって影響が及ぶと、
その時間における全てのチップが同時に品質劣化する。
このため、逆拡散処理を施して拡散利得を得ても、品質
が向上できないという問題がある。また、このことによ
り、大きな送信電力での送信が行われるためにシステム
容量が制限されるという問題がある。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、フェージングやシャドウィングなどに比較的強
く、品質向上を図ることができるCDMA無線通信装置
およびCDMA無線通信方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】ディジタル無線通信シス
テムにおいては、フェージングなどの影響により一時的
に長いバースト誤りが存在する場合、バースト誤りを拡
散させて誤り訂正復号器に与える影響を軽減するため
に、インターリービングが行われる。このインタリービ
ングは、スロット毎に行われており、フェージングやシ
ャドウィングなどに十分対応できないものである。
【0012】本発明者は上記の点に着目し、CDMA送
信において、拡散したチップをインタリーブすることに
より、フレーム内の各シンボルの品質を一定にするとと
もに、送信電力制御の速度を緩和させることができるこ
とを見出し、本発明をするに至った。これにより、オー
バーヘッドの削減と他セルへの干渉量を低減させること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係るCDM
A無線通信システムは、送信データを所定の拡散率で拡
散する拡散手段、拡散された送信データに対してチップ
インタリーブ処理を行なうチップインタリーブ手段、及
びこの送信データを送信する送信手段を備えた送信装置
と、チップインタリーブ処理された送信データを受信す
る受信手段及び受信データに対してチップ毎にデインタ
リーブ処理を行なうチップデインタリーブ手段を備えた
受信装置と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、一つのシンボルについ
てのチップが複数のスロットに振り分けられた状態とな
っているので、高速フェージング時などでは送信電力制
御の遅れや誤差を許容することができる。このため、チ
ップインタリーブされた拡散信号をチップデインタリー
ブして逆拡散することにより、シンボル間の品質のばら
つきを少なくすることができる。
【0015】本発明の第2の態様に係るCDMA無線通
信システムは、第1の態様において、比較的遅い伝搬路
状況の変動に追随する低速送信電力制御を行なう構成を
採る。
【0016】この構成によれば、一つのシンボルについ
てのチップが複数のスロットに振り分けられた状態とな
っているので、一つのシンボルについてのチップが信号
品質の良いスロットと悪いスロットに振り分けられるこ
とになり、低速送信電力制御を行なったとしても、ある
レベルの品質を保つことができる。
【0017】本発明の第3の態様に係るCDMA無線通
信システムは、第1又は第2の態様において、受信装置
が、受信データの品質を検出する品質検出手段を具備
し、前記品質検出手段の検出結果に基づいて送信電力を
減衰させる構成を採る。
【0018】第3の態様においては、本発明の第4の態
様に係るCDMA無線通信システムのように、受信デー
タの品質が閾値を越えたときに送信電力を減衰させる構
成を採ることが好ましい。
【0019】これらの構成によれば、データの品質があ
る閾値より良好であれば、それ以上後の信号は送信しな
いようにするので、データの品質がある閾値を越えるま
では、送信電力制御を行ない、データ品質が閾値を越え
ると送信電力を減衰させる。これにより、減衰した後に
他局に対する干渉が小さくなる。したがって、システム
全体の総送信電力を大幅に低減できる。
【0020】本発明の第5の態様に係るCDMA無線通
信システムは、第1から第4のいずれかの態様におい
て、伝搬路状況が良い場合に送信電力を上げると共に、
伝搬路状況が悪い場合に送信電力を下げるように送信電
力を制御する構成を採る。
【0021】この構成によれば、品質の良い信号はさら
に大きな電力で送信されることになるが、このような場
合は回線が伝送に有利な場合であるので、わずかな電力
の増加で容易に劇的な品質の改善が図れる。また、品質
の悪い信号については、送信電力を下げるので、他ユー
ザに干渉が及ばないようになる。
【0022】本発明の第6の態様に係るCDMA無線通
信システムは、第1から第5のいずれかの態様におい
て、受信装置が、チップデインタリーブ処理されたデー
タに対して尤度推定を行なう尤度推定手段を具備する構
成を採る。
【0023】この構成によれば、データ品質にしたがっ
て尤度推定を行なうので、チップでインタリーブした信
号を単純に合成するよりもS/N比を稼ぐことができ、
良好なデータを得ることができる。これにより、受信品
質が向上し、それによって送信電力を下げることができ
るので、総送信電力をさらに低減することができる。
【0024】本発明の第7の態様に係るCDMA無線通
信装置は、送信制御データを所定の拡散率で拡散する拡
散手段と、拡散された送信制御データに対してチップイ
ンタリーブ処理を行うチップインタリーブ手段と、通信
相手によって受信された制御データの受信レベルが閾値
を超えた場合に、チップインタリーブ処理された送信制
御データの送信を打ち切る送信制御手段と、を具備する
構成を採る。
【0025】この構成によれば、制御信号の各々のスロ
ットには、送信機ユーザを識別するための情報がすべて
含まれているため、受信機は、送信機が最初に送信する
スロットを検出したときに、送信機ユーザを識別するこ
とができる。従って、送信制御データの伝送効率が上が
り、受信機が送信機ユーザを識別するまでに要する時間
を短縮することができる。
【0026】本発明の第8の態様に係るCDMA無線通
信装置は、第7の態様において、チップインタリーブ処
理された送信制御データを送信する際の増幅率を漸次高
くする増幅率制御手段を具備する構成を採る。
【0027】この構成によれば、送信制御データを1ス
ロットづつ送信電力パワーを上げて送信するため、他の
送信機ユーザへの干渉となることを防止することができ
る。
【0028】本発明の第9の態様に係るCDMA無線通
信装置は、チップインタリーブ処理された送信制御デー
タを受信する受信手段と、その受信制御データに対して
チップ毎にデインタリーブ処理を行うチップデインタリ
ーブ手段と、そのチップデインタリーブ処理されたチッ
プについて受信レベルを検出するレベル検出手段と、そ
の受信レベルに対して閾値判定を行い、その受信レベル
が閾値を超えた場合に、通信相手へ制御データの送信を
打ち切ることを指示する判定手段と、を具備する構成を
採る。
【0029】この構成によれば、受信機は、制御データ
の電力パワーが所定の電力パワーに達したときに制御デ
ータを検出するため、制御データを検出するまでに要す
る時間を短縮することができる。
【0030】本発明の第10の態様に係るCDMA無線
通信装置は、第9の態様において、チップデインタリー
ブ処理されたチップの受信レベルを積算する積算手段を
具備する構成を採る。
【0031】この構成によれば、受信機は、所定の電力
パワーに達しない制御データもバッファに順次蓄積し、
バッファに蓄積した制御データの積算電力パワーが所定
の電力パワーに達したときに制御データを検出するた
め、制御データを検出するまでに要する時間を第11の
態様に係るCDMA無線通信システムに比べ、より短縮
することができる。
【0032】本発明の第11の態様に係る通信端末装置
は、第7から第10のいずれかのCDMA無線通信装置
を搭載する構成を採る。この構成によれば、バッテリー
セービングを達成することができる。
【0033】本発明の第12の態様に係る基地局装置
は、第7から第10のいずれかのCDMA無線通信装置
を搭載する構成を採る。この構成によれば、従来の基地
局装置に比べ、通信端末装置ユーザを早く認識すること
ができる。
【0034】本発明の第13の態様に係るCDMA無線
通信方法は、所定の拡散率で拡散されたデータに対して
チップインタリーブ処理を行なった後にこのデータを送
信し、受信したチップインタリーブ処理されたデータに
対してチップ毎にデインタリーブ処理を行なった後に逆
拡散処理を施すようにした。
【0035】この方法によれば、一つのシンボルについ
てのチップが複数のスロットに振り分けられた状態とな
っているので、高速フェージング時などでは制御の遅れ
や誤差を許容することができる。このため、チップイン
タリーブされた拡散信号をチップデインタリーブして逆
拡散することにより、シンボル間の品質のばらつきを少
なくすることができる。
【0036】本発明の第14の態様に係るCDMA無線
通信方法は、第13の態様において、比較的遅い伝搬路
状況の変動に追随する低速送信電力制御を行なうように
した。
【0037】この方法によれば、一つのシンボルについ
てのチップが複数のスロットに振り分けられた状態とな
っているので、一つのシンボルについてのチップが信号
品質の良いスロットと悪いスロットに振り分けられるこ
とになり、低速送信電力制御を行なったとしても、ある
レベルの品質を保つことができる。
【0038】本発明の第15の態様に係るCDMA無線
通信方法は、第13又は第14の態様において、データ
の品質を検出し、その検出結果に基づいて送信電力を減
衰させるようにした。
【0039】この方法によれば、データの品質の検出結
果により、それ以後は送信しないようにするので、減衰
した後に他局に対する干渉が小さくなる。したがって、
システム全体の総送信電力を大幅に低減できる。
【0040】本発明の第16の態様に係るCDMA無線
通信方法は、第13から第15のいずれかの態様におい
て、伝搬路状況が良い場合に送信電力を上げると共に、
伝搬路状況が悪い場合に送信電力を下げるように送信電
力を制御するようにした。
【0041】この方法によれば、品質の良い信号はさら
に大きな電力で送信されることになるが、このような場
合は回線が伝送に有利な場合であるので、わずかな電力
の増加で容易に劇的な品質の改善が図れる。また、品質
の悪い信号については、送信電力を下げるので、他ユー
ザに干渉が及ばないようになる。
【0042】本発明の第17の態様に係るCDMA無線
通信方法は、送信制御データを所定の拡散率で拡散し、
拡散された送信制御データに対してチップインタリーブ
処理を行い、通信相手によって受信された制御データの
受信レベルが閾値を超えた場合に、チップインタリーブ
処理された送信制御データの送信を打ち切るようにし
た。
【0043】この方法によれば、制御信号の各々のスロ
ットには、送信機ユーザを識別するための情報がすべて
含まれているため、受信機は、送信機が最初に送信する
スロットを検出したときに、送信機ユーザを識別するこ
とができる。従って、送信制御データの伝送効率が上が
り、受信機が送信機ユーザを識別するまでに要する時間
を短縮することができる。
【0044】本発明の第18の態様に係るCDMA無線
通信方法は、第17の態様において、チップインタリー
ブ処理された送信制御データを送信する際の増幅率を漸
次高くするようにした。
【0045】この方法によれば、送信制御データを1ス
ロットづつ送信電力パワーを上げて送信するため、他の
送信機ユーザへの干渉となることを防止することができ
る。
【0046】本発明の第19の態様に係るCDMA無線
通信方法は、チップインタリーブ処理された送信制御デ
ータを受信し、その受信制御データに対してチップ毎に
デインタリーブ処理を行い、そのチップデインタリーブ
処理されたチップについて受信レベルを検出し、その受
信レベルに対して閾値判定を行い、その受信レベルが閾
値を超えた場合に、通信相手へ制御データの送信を打ち
切ることを指示するようにした。
【0047】この方法によれば、受信機は、制御データ
の電力パワーが所定の電力パワーに達したときに制御デ
ータを検出するため、制御データを検出するまでに要す
る時間を短縮することができる。
【0048】本発明の第20の態様に係るCDMA無線
通信方法は、第19の態様において、チップデインタリ
ーブ処理されたチップの受信レベルを積算するようにし
た。
【0049】この方法によれば、受信機は、所定の電力
パワーに達しない制御データもバッファに順次蓄積し、
バッファに蓄積した制御データの積算電力パワーが所定
の電力パワーに達したときに制御データを検出するた
め、制御データを検出するまでに要する時間を第19の
態様に係るCDMA無線通信方法に比べ、より短縮する
ことができる。
【0050】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1に係るCD
MA無線通信装置の構成を示すブロック図である。送信
機では、送信データ101は、拡散部102で拡散処理
された後、チップインタリーブ部107でチップインタ
リーブ処理される。インタリーブされた信号は、変調部
103で変調され、送信アンプ104で増幅された後
に、送信アンテナ105から放射される。
【0051】受信機では、受信アンテナ111で受信し
た信号は、検波部112で検波され、チップデインタリ
ーブ部117によって送信のチップインタリーブと逆の
並べ替えが行われる。デインタリーブ処理されたデータ
は、逆拡散部113で合成され、受信データ114が得
られる。さらに、受信データ114は、スロット品質検
出部116でスロット品質が検出され、高速送信電力制
御部115で検出結果に従って高速の送信電力制御の信
号を発生し、送信機に伝達する。送信機では、この制御
信号に基づいて高速送信電力設定部106で高速の送信
電力設定を行い、送信アンプ104での増幅率を制御す
る。
【0052】次に、上記構成を有するCDMA無線通信
装置の動作について説明する。送信データ101は拡散
部102で拡散され、チップインタリーブ部107でチ
ップインタリーブ処理される。図2にチップインタリー
ブの例を示す。この例は、1スロット0〜7の8シンボ
で16倍拡散の例である。
【0053】図2において、シンボル0は拡散されて1
6チップになる。このとき、16チップは、連続した位
置に置かれるのではなく、8チップ毎に配置される。ま
た、その他のシンボル1〜7がそれぞれ拡散された16
チップも連続した位置に置かれるのではなく、8チップ
毎に配置される。したがって、チップインタリーブ処理
された拡散信号においては、スロット0では、シンボル
0のチップ(0−1)の隣に、シンボル1のチップ(1
−1)、シンボル2のチップ(2−1)、…シンボル7
のチップ(7−1)がこの順序で配置される。スロット
1〜スロット15においてもスロット1と同様に配置さ
れる。
【0054】これにより、フェージングにも追従できる
高速電力制御を行うことができる。具体的に、図19
図20を用いて説明する。図19に示す各スロット0
〜15内の各チップは、上述したような配置になってい
る。つまり、図19において、拡散率16倍、総シンボ
ル数をNとすると、ユーザAスロット0〜15には、チ
ップインタリーブのために、各々シンボル0〜N-1に
ついて第0番目〜第15番目のチップがそれぞれ配置さ
れている。
【0055】ユーザAフェージングによって、スロット
内では品質にそれほど大きな変化はないが、スロット毎
に大きく変動する。このシステムにおいては、高速送信
電力制御を行っているので、ユーザA信号品質はスロッ
ト間でもかなり一定に近いが、高速フェージング時など
では制御の遅れや誤差のために、必ずしも一定の品質に
はならない。
【0056】本実施の形態においては、チップインタリ
ーブ処理がなされているので、一つのシンボルについて
のチップが複数のスロットに振り分けられた状態となっ
ている。したがって、高速フェージング時などでは制御
の遅れや誤差を許容することができる。このため、チッ
プインタリーブされた拡散信号をチップデインタリーブ
して逆拡散することにより、16倍拡散の場合にはS/
N(シグナルノイズ)比を約12dB改善することがで
き、シンボル間の品質のばらつきを少なくすることがで
きる。なお、図15に示すように、ユーザBスロットが
ユーザAスロットと5スロット分ずれているとしても、
効果は変わらない。
【0057】さらに、図16に示すように、BS_Aが
ユーザAに対して送信電力制御を行うことによる、ユー
ザAの信号がBS_Bに及ぼす干渉は、送信電力との相
対値としては従来と変わらないが、上述したように、シ
ンボル間の品質のばらつきを抑えられる分だけ誤り訂正
能力が向上して総送信電力が抑えられる分、絶対量とし
て低くすることができる。
【0058】このように、実施の形態1に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、総送
信電力の減少及びそれによる容量の増大が可能となる。
この方法は、下り信号に対しても効果があるが、上り信
号にはより効果がある。また、このように総送信電力を
削減できることにより、移動局などの通信端末装置のバ
ッテリーセービングも同時に達成できる。
【0059】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2に係るCDMA無線通信装置の構成を示すブロック
図である。送信機では、送信データ301は、拡散部3
02で拡散処理された後、チップインタリーブ部307
でチップインタリーブ処理される。インタリーブされた
信号は、変調部303で変調され、送信アンプ304で
増幅された後に、送信アンテナ305から放射される。
【0060】受信機では、受信アンテナ311で受信し
た信号は、検波部312で検波され、チップデインタリ
ーブ部317によって送信のチップインタリーブと逆の
並べ替えが行われる。デインタリーブ処理されたデータ
は、逆拡散部313で合成され、受信データ314が得
られる。さらに、受信データ314は、スロット品質検
出部316でスロット品質が検出され、低速送信電力制
御部315で検出結果に従って低速の送信電力制御の信
号を発生し、送信機に伝達する。送信機では、この制御
信号に基づいて低速送信電力設定部306で低速の送信
電力設定を行い、送信アンプ304での増幅率を制御す
る。ここで、低速送信電力制御とは、レイリーフェージ
ングのような激しいレベル変動には追随されず、距離変
動による減衰やシャドウイングによる減衰などのような
緩やかな変動にのみ追随させる制御のことを意味し、明
細書中において高速送信電力制御と区別する。
【0061】このような構成を有するCDMA無線通信
装置の動作については、低速送信電力制御を行なうこと
以外は実施の形態1と同様である。この場合、フェージ
ングには敢えて追従せずに、距離変動のような遅い変動
にのみ追随できる低速電力制御を行なう。具体的に、図
4及び図5を用いて説明する。図4に示す各スロット0
〜15内の各チップは、上述したような配置になってい
る。つまり、図4において、拡散率16倍、総シンボル
数をNとすると、ユーザAスロット0〜15には、チッ
プインタリーブのために、各々シンボル0〜N-1につ
いて第0番目〜第15番目のチップがそれぞれ配置され
ている。
【0062】ユーザAフェージングによってスロット内
では品質にそれほど大きな変化はないが、スロット毎に
大きく変動する。このシステムにおいては、低速送信電
力制御を行っているので、ユーザA信号品質はスロット
間でもかなりばらつく。本実施の形態においては、チッ
プインタリーブ処理がなされているので、一つのシンボ
ルについてのチップが複数のスロットに振り分けられた
状態となっている。したがって、一つのシンボルについ
てのチップが信号品質の良いスロットと悪いスロットに
振り分けられることになり、低速送信電力制御を行なっ
たとしても、すべてのチップの品質が悪くなる確率は非
常に低くなる。
【0063】このチップインタリーブされた拡散信号を
チップデインタリーブして逆拡散することにより、16
ブランチの等利得合成ダイバーシチと同様の改善効果を
得ることができると同時に、シンボル間の品質のばらつ
きを少なくすることができる。なお、図4に示すよう
に、ユーザBスロットがユーザAスロットと5スロット
分ずれているとしても、効果は変わらない。
【0064】さらに、図5に示すように、ユーザAの信
号がBS_Bに及ぼす干渉については、BS_Aがユーザ
Aに対して低速の送信電力制御を行うことによって、実
施の形態1に係る場合の干渉(図中の点線)に比べてピ
ーク干渉量を低減することができる(図中の実線)。こ
れによって過大な電力での送信が不要となり、システム
における総送信電力を低減することができる。
【0065】このように、実施の形態2に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、総送
信電力のさらなる減少及びそれによる容量の増大が可能
となる。また、送信電力制御のピーク値を低減できるた
めに、送信アンプのダイナミックレンジを抑えることが
でき、消費電力及びコストを低減できる。
【0066】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3に係るCDMA無線通信装置の構成を示すブロック
図である。送信機では、送信データ601は、拡散部6
02で拡散処理された後、チップインタリーブ部607
でチップインタリーブ処理される。インタリーブされた
信号は、変調部603で変調され、送信アンプ604で
増幅された後に、送信アンテナ605から放射される。
【0067】受信機では、受信アンテナ611で受信し
た信号は、検波部612で検波され、チップデインタリ
ーブ部617によって送信のチップインタリーブと逆の
並べ替えが行われる。デインタリーブ処理されたデータ
は、逆拡散部613で合成され、受信データ614が得
られる。さらに、受信データ614は、フレーム品質検
出部616でフレーム品質が検出され、送信電力減衰制
御部615で検出結果に従って送信電力の減衰制御の信
号を発生し、送信機に伝達する。送信機では、この制御
信号に基づいて送信電力減衰設定部606で送信電力の
設定を行い、送信アンプ604での増幅率を制御する。
【0068】このような構成を有するCDMA無線通信
装置の動作については、送信電力減衰制御を行なうこと
以外は実施の形態1と同様である。すなわち、送信電力
減衰制御により、過剰な品質で送信した場合に送信時間
を短くする。このため、必要最低限の総送信電力で信号
を伝送できる。
【0069】具体的に、図7及び図8を用いて説明す
る。図7に示す各スロット0〜15内の各チップは、上
述したような配置になっている。つまり、図7におい
て、拡散率16倍、総シンボル数をNとすると、ユーザ
Aスロット0〜15には、チップインタリーブのため
に、各々シンボル0〜N-1について第0番目〜第15
番目のチップがそれぞれ配置されている。ここではスロ
ット0〜15を1フレームとする。
【0070】ユーザAフェージングによってスロット内
ではそれほど品質に大きな変化はないが、スロット毎に
は大きく変動する。このシステムにおいては、送信電力
減衰制御を行なっているので、すなわち、フレームの品
質がある閾値より良好であれば、それ以上後の信号は送
信しないようにするので、ユーザAフレーム品質がある
閾値を越えるまでは、実施の形態1の高速送信電力制御
又は実施の形態2の低速送信電力制御を行ない、ユーザ
Aフレーム品質が閾値を越えると送信電力を減衰させ
る。
【0071】例えば、図7に示すように、ユーザBスロ
ットがユーザAスロットと5スロット分ずれている場合
に、ユーザAフレーム品質が閾値を越えて送信電力を減
衰させると、ユーザBのスロット0〜4に対してはユー
ザAの信号は干渉しない。その結果、ユーザBのフレー
ム品質が早く閾値を越えることが期待できる。これによ
り、ユーザBの信号について早く送信電力が減衰される
ことになり、その結果またユーザAの信号品質が向上す
る。このように、ユーザA及びBの互いの送信電力の減
衰により信号品質が相乗的に好転してゆき、システム全
体の総送信電力を大幅に低減できる。
【0072】さらに、図8に示すように、ユーザAの信
号がBS_Bに及ぼす干渉については、BS_Aがユーザ
Aに対して送信電力減衰制御を行うことによって、実施
の形態1に係る場合の干渉(図中の点線)に比べてピー
ク干渉量を低減することができる(図中の実線)。ま
た、フレームの後半の送信電力を0にすることができる
ので、総送信電力を低減することができる。
【0073】このように、実施の形態3に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、実施
の形態1や実施の形態2よりさらに総送信電力の減少及
びそれによる容量の増大が可能となる。
【0074】(実施の形態4)図9は本発明の実施の形
態4に係るCDMA無線通信装置の構成を示すブロック
図である。送信機では、送信データ901は、拡散部9
02で拡散処理された後、チップインタリーブ部907
でチップインタリーブ処理される。インタリーブされた
信号は、変調部903で変調され、送信アンプ904で
増幅された後に、送信アンテナ905から放射される。
【0075】受信機では、受信アンテナ911で受信し
た信号は、検波部912で検波され、チップデインタリ
ーブ部917によって送信のチップインタリーブと逆の
並べ替えが行われる。デインタリーブ処理されたデータ
は、逆拡散部913で合成され、受信データ914が得
られる。さらに、受信データ914は、フレーム品質検
出部916でフレーム品質が検出され、逆送信電力制御
部915で検出結果に従って逆送信電力制御の信号を発
生し、送信機に伝達する。送信機では、この制御信号に
基づいて逆送信電力設定部906で逆送信電力設定を行
い、送信アンプ904での増幅率を制御する。
【0076】このような構成を有するCDMA無線通信
装置の動作については、逆送信電力制御を行なうこと以
外は実施の形態1と同様である。すなわち、通常の送信
電力制御では、品質が悪い場合に送信電力を増加し、品
質が良い場合に減少させることで品質を一定に保とうと
するが、逆送信電力制御では、品質の良い信号ほど送信
電力を増加し、品質の悪い信号の送信電力は減少させ
る。
【0077】このような制御の場合、品質の良い信号は
さらに大きな電力で送信されることになるが、このよう
な場合は回線が伝送に有利な場合であるので、わずかな
電力の増加で容易に劇的な品質の改善が図れる。一方、
品質の悪い信号は少々送信電力を増加してもそれほど品
質の向上が期待できないので、送信電力を下げて他ユー
ザに干渉が及ばないようにする。
【0078】具体的に、図10及び図11を用いて説明
する。図10に示す各スロット0〜15内の各チップ
は、上述したような配置になっている。つまり、図10
において、拡散率16倍、総シンボル数をNとすると、
ユーザAスロット0〜15には、チップインタリーブの
ために、各々シンボル0〜N-1について第0番目〜第
15番目のチップがそれぞれ配置されている。ここでは
スロット0〜15を1フレームとする。
【0079】ユーザAフェージングによってスロット内
ではそれほど品質に大きな変化はないが、スロット毎に
は大きく変動する。このシステムにおいては、逆送信電
力制御を行っており、図10に示すように、品質の良い
信号(ユーザA信号品質の山部)について送信電力を上
げると、品質が非常に高くなり、品質の悪い信号(ユー
ザA信号品質の谷部)について送信電力を下げても、品
質はあまり変わらない。
【0080】ユーザAフェージングによってスロット内
では品質にそれほど大きな変化はないが、スロット毎に
大きく変動する。本実施の形態においては、チップイン
タリーブ処理がなされているので、一つのシンボルにつ
いてのチップが複数のスロットに振り分けられた状態と
なっている。したがって、一つのシンボルについてのチ
ップが信号品質の良いスロットと悪いスロットに振り分
けられることになり、逆送信電力制御を行なったとして
も、すべてのチップの品質が悪くなる確率は非常に低く
なる。
【0081】このチップインタリーブされた拡散信号を
チップデインタリーブして逆拡散することにより、16
ブランチの最大比合成ダイバーシチに近い改善効果を得
ることができると同時に、シンボル間の品質のばらつき
を少なくすることができる。
【0082】ここで、実施の形態3の送信電力減衰制御
も併用する場合は、ユーザAフレーム品質がある閾値を
越えるまでは、受信品質が良いほど大きな送信電力で送
信するように制御し、ある閾値を越えると送信電力を減
衰させる。これにより、ユーザAの信号は、品質の良い
時間帯に大きな電力で送信されているので、実施の形態
3よりも早く閾値を越えることができ、早く送信減衰を
行うことができる。
【0083】例えば、図10に示すように、ユーザBス
ロットがユーザAスロットと5スロット分ずれている場
合に、ユーザAフレーム品質が閾値を越えて送信電力を
減衰させると、ユーザBのスロット0から始まる次のフ
レーム、つまりスロット0〜4に対してはユーザAの信
号は干渉しない。その結果、ユーザBのフレーム品質が
早く閾値を越えることが期待できる。また、逆送信電力
制御により、実施の形態3より早く送信減衰が引き起こ
され、これにより、ユーザAの信号品質がさらに向上す
るので、システム全体の総送信電力が大幅に低減でき
る。また、送信電力減衰制御を行わなくても、総送信電
力は削減できる。
【0084】さらに、図11に示すように、ユーザAの
信号がBS_Bに及ぼす干渉については、BS_Aがユー
ザAに対して逆送信電力制御を行うことによって、実施
の形態1に係る場合の干渉(図中の点線)に比べて干渉
量を低減することができる(図中の実線)。また、実施
の形態3の送信電力減衰制御を併用することにより、フ
レームの後半の送信電力を0にすることができるので、
総送信電力をさらに低減することができる。
【0085】このように、実施の形態4に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、上記
実施の形態1〜3よりさらに総送信電力の減少及びそれ
による容量の増大が可能となる。
【0086】(実施の形態5)図12は本発明の実施の
形態5に係るCDMA無線通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。送信機では、送信データ1201は、拡散
部1202で拡散処理された後、チップインタリーブ部
1207でチップインタリーブ処理される。インタリー
ブされた信号は、変調部1203で変調され、送信アン
プ1204で増幅された後に、送信アンテナ1205か
ら放射される。
【0087】受信機では、受信アンテナ1211で受信
した信号は、検波部1212で検波され、チップデイン
タリーブ部1217によって送信のチップインタリーブ
と逆の並べ替えが行われる。デインタリーブ処理された
データは、最大比逆拡散部1213で最大比合成され、
受信データ1214が得られる。つまり、最大比逆拡散
部1213は、尤度推定部1218によりチップデイン
タリーブ後の信号から推定された尤度に基づいて各チッ
プに重み付けした上で、各チップを合成する
【0088】さらに、受信データ1214は、フレーム
品質検出部1216でフレーム品質が検出され、逆送信
電力制御部1215で検出結果に従って逆送信電力制御
の信号を発生し、送信機に伝達する。送信機では、この
制御信号に基づいて逆送信電力設定部1206で逆送信
電力設定を行い、送信アンプ1204での増幅率を制御
する。
【0089】このような構成を有するCDMA無線通信
装置の動作については、尤度推定を行なうこと以外は実
施の形態4と同様である。すなわち、実施の形態4に係
るCDMA無線通信装置の機能に加えて、最大比逆拡散
器1213及び尤度推定器1218により、尤度推定を
行なうので、チップでインタリーブした信号を単純に合
成するよりもS/N比を稼ぐことができ、良好な受信デ
ータ1214を得ることができる。また、これにより、
受信品質が向上し、それによって送信電力を下げること
ができるので、総送信電力をさらに低減することができ
る。
【0090】このように、実施の形態5に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、上記
実施の形態1〜4よりさらに総送信電力の減少及びそれ
による容量の増大が可能となる。
【0091】(実施の形態6)次に、従来の無線通信シス
テムに比べて、受信機が送信機から送信される制御信号
によって送信機ユーザを識別するまでに要する時間を短
縮することを目的として、チップインタリーブ処理を制
御信号の伝送に適用した場合について説明する。
【0092】図13は本発明の実施の形態6に係るCD
MA無線通信装置の構成を示すブロック図である。な
お、以下の説明において制御データとは、送信機が、発
呼要求をする場合に、ランダムアクセスチャネルを使用
してバースト伝送するデータであり、送信機ユーザを識
別するためのデータである。受信機がこの制御データを
検出し、送信機ユーザを識別できたときに、送信機−受
信機間の通信が開始される。
【0093】送信機では、送信制御データ1301は、
拡散部1302で拡散処理された後、チップインタリー
ブ部1303でチップインタリーブ処理される。インタ
リーブされた信号は、変調部1304で変調され、送信
アンプ1305で増幅された後に、送信アンテナ130
6から放射される。
【0094】受信機では、受信アンテナ1311で受信
した信号は、検波部1312で検波され、チップデイン
タリーブ部1313によって送信のチップインタリーブ
と逆の並べ替えが行われる。デインタリーブ処理された
データは、逆拡散部1314で合成される。合成された
データが、所定の電力パワーに達している場合には、検
出部1315で検出され、受信制御データ1316が得
られる。
【0095】さらに、検出部1315がデータを検出し
た場合には、送信制御部1307へデータを検出したこ
とを知らせる信号を送信機に伝達する。送信機では、こ
の信号を受信したときに、送信制御部1307が、変調
部1304の動作を停止させ、制御データの送信を打ち
切る。
【0096】次に、上記構成を有するCDMA無線通信
装置の動作について説明する。送信制御データ1301
は拡散部1302で拡散され、チップインタリーブ部1
303でチップインタリーブ処理される。図14にチッ
プインタリーブの例を示す。この例では、送信制御デー
タは、1シンボルに1ビットのデータが含まれ、合計8
シンボル8ビットで構成されるデータとする。また、制
御データ1シンボルは16倍に拡散されるものとする。
【0097】図14において、シンボル0は拡散されて
16チップになる。このとき、16チップは、連続した
位置に置かれるのではなく、8チップ毎に配置される。
また、その他のシンボル1〜7がそれぞれ拡散された1
6チップも連続した位置に置かれるのではなく、8チッ
プ毎に配置される。したがって、チップインタリーブ処
理された拡散信号においては、スロット1では、シンボ
ル0の第1番目のチップ(0−1)の隣に、シンボル1
第1番目のチップ(1−1)、シンボル2の第1番目
チップ(2−1)、…、シンボル7の第1番目のチッ
プ(7−1)がこの順序で配置され、拡散制御信号のス
ロット1が構成される。同様に、スロット2では、シン
ボル0の第2番目のチップの隣に、シンボル1の第2番
目のチップ、シンボル2の第2番目のチップ、…、シン
ボル7の第2番目のチップがこの順序で配置され、拡散
制御信号のスロット1が構成される。以下、スロット3
〜スロット16においても上記同様に配置される。
【0098】このように、拡散後の送信制御データにチ
ップインターリーブ処理が施されると、スロット1〜1
6には、各々シンボル0〜7について第1番目〜第16
番目のチップがそれぞれ配置されている。チップインタ
リーブ処理が施されているので、一つのシンボルについ
てのチップが複数のスロットに振り分けられた状態とな
っている。すなわち、拡散制御信号の各々のスロットに
は、送信制御データの合計8シンボルで表す情報が、拡
散率を16分の1とした状態で、それぞれ含まれている
ことになる。
【0099】送信機は、拡散制御信号のスロット1を、
受信機へバースト伝送にて送信する。送信機は、受信機
にて検出される十分に大きい電力パワーにてスロット1
を送信する。
【0100】受信機においては、スロット1は、十分大
きいパワーで送信されているので、検出部1315で検
出される。拡散制御信号の各々のスロットには、送信制
御データの合計8シンボルで表す情報がすべて含まれて
いるので、検出部1315がスロット1のデータを検出
した時点で、受信制御データ1316が得られる。
【0101】このように、実施の形態6に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、拡散
制御信号の各々のスロットには、送信機ユーザを識別す
るための情報がすべて含まれているので、受信機は、送
信機が最初に送信するスロットを検出したときに、送信
機ユーザを識別することができる。したがって、送信機
が送信制御データの各シンボルをそれぞれ1スロットづ
つにして送信し、受信機がすべてのスロットを受信した
ときに送信機ユーザを識別することができる従来の無線
通信システムに比べて、送信制御データの伝送効率が上
がり、受信機が送信機ユーザを識別するまでに要する時
間を短縮することができる。また、受信機が制御データ
を検出した時点で、送信機は制御データの送信を打ち切
るので、送信機の消費電力の低減を図ることができる。
【0102】(実施の形態7)次に、送信機が他の送信機
ユーザへの干渉となることを防止するために徐々に電力
パワーを上げて制御データを送信する場合に、従来の無
線通信システムに比べて、受信機が送信機ユーザを識別
するまでに要する時間を短縮することを目的として、チ
ップインタリーブ処理を制御信号の伝送に適用した場合
について説明する。
【0103】図15は本発明の実施の形態7に係るCD
MA無線通信装置の構成を示すブロック図である。実施
の形態7の無線通信装置の基本構成および動作は、実施
の形態6のそれと略同一であり、送信電力設定部150
8が、検出部1515からの検出信号に基づき、送信ア
ンプ部1505での増幅率を制御する点において相違す
る。従って、ここでは相違する点についてのみ説明す
る。
【0104】送信電力設定部1508は、検出部151
5から、データを検出したことを知らせる信号が伝達さ
れない場合には、送信アンプ部1505での増幅率を上
げるように制御する。
【0105】次に、上記構成を有するCDMA無線通信
装置の動作について説明する。送信機は、図14に示す
拡散制御信号の各々のスロットを、スロット1から順に
受信機へバースト伝送にて送信する。送信機は、他の送
信機ユーザへの干渉となることを防止するため、まず、
十分に小さい電力パワーにてスロット1を送信する。
【0106】受信機において逆拡散部1514で合成さ
れたスロット1のデータの電力パワーが小さく、検出部
1515がデータを検出しない場合には、送信機におい
ては、送信電力設定部1508は、送信アンプ部150
5での増幅率を上げるよう制御する。これにより、送信
機がスロット2を送信する際には、スロット1よりも大
きい電力パワーにて送信する。
【0107】以上のように、送信機にて増幅率制御を行
っていき、受信機において、逆拡散部1514で合成さ
れたデータが、所定の電力パワーに達した場合には、検
出部1515で検出さる。拡散制御信号の各々のスロッ
トには、送信制御データの合計8シンボルで表す情報が
すべて含まれているので、検出部1515がデータを検
出した時点で、受信制御データ1516が得られる。
【0108】このように、実施の形態7に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、拡散
制御信号の各々のスロットには、送信機ユーザを識別す
るための情報がすべて含まれているので、受信機は、所
定の電力パワーに達したスロットを検出したときに、送
信機ユーザを識別することができる。したがって、他の
送信機ユーザへの干渉となることを防止するために、送
信機が、送信制御データの各シンボルをそれぞれ1スロ
ットづつ送信電力パワーを上げて送信し、受信機が、所
定の電力パワーに達したスロットを検出後、所定の電力
パワーにてすべてのスロットを受信したときに送信機ユ
ーザを識別することができるため、所定の電力パワーに
達しないスロットにつき再度送信機が所定の電力パワー
にてそのスロットを再送する必要があった従来の無線通
信システムに比べて、送信スロット数が少なくて済むた
め送信制御データの伝送効率が上がり、受信機が送信機
ユーザを識別するまでに要する時間を短縮することがで
きる。また、受信機が制御データを検出した時点で、送
信機は制御データの送信を打ち切るので、送信機の消費
電力の低減を図ることができる。
【0109】(実施の形態8)次に、上記実施の形態7に
比べて、さらに受信機が送信機ユーザを識別するまでに
要する時間を短縮することを目的として、受信機が、所
定の電力パワーに達しない制御データもバッファに順次
蓄積していくCDMA無線通信装置について説明する。
【0110】図16は本発明の実施の形態8に係るCD
MA無線通信装置の構成を示すブロック図である。実施
の形態8の無線通信装置の基本構成および動作は、実施
の形態7のそれと略同一であり、バッファ部1617が
逆拡散部1614で合成されたデータを蓄積するする
点、検出部1615がバッファ部1617に蓄積された
合成データの電力パワーによってデータを検出する点に
おいて相違する。従って、ここでは相違する点について
のみ説明する。
【0111】受信機において、逆拡散部1614で合成
されたスロット1のデータをバッファ部1617に蓄積
する。蓄積されたスロット1のデータの電力パワーが小
さく、検出部1615がデータを検出しない場合には、
送信電力設定部1608は、送信アンプ部1605での
増幅率を上げるよう制御する。これにより、送信機がス
ロット2を送信する際には、スロット1よりも大きい電
力パワーにて送信する。
【0112】次に、受信機では、逆拡散部1614で合
成されたスロット2のデータをバッファ部1617に蓄
積する。これにより、バッファ部1617には、スロッ
ト1のデータとスロット2のデータとが蓄積されること
になり、データの電力パワーは、各データの電力パワー
が積算されたものとなる。
【0113】以上のように、バッファ部1617に合成
データを順次蓄積していき、バッファ部1617に蓄積
された合成データの積算電力パワーが、所定の電力パワ
ーに達した場合には、データが検出部1615で検出さ
れ、受信制御データ1616が得られる。
【0114】このように、実施の形態8に係るCDMA
無線通信装置を備えた無線通信システムによれば、受信
機は、所定の電力パワーに達しない制御データもバッフ
ァに順次蓄積し、バッファに蓄積した制御データの積算
電力パワーが所定の電力パワーに達したときに、制御デ
ータを検出し送信機ユーザを識別することができる。し
たがって、所定の電力パワーに達するまで受信機がスロ
ットを検出できないため、所定の電力パワーに達しない
スロットの送信につき無駄が生じていた上記実施の形態
7に比べて、さらに送信スロット数が少なくて済むた
め、さらに送信制御データの伝送効率が上がり、受信機
が送信機ユーザを識別するまでに要する時間を短縮する
ことができる。また、さらに送信機の消費電力の低減を
図ることができる。
【0115】上記実施の形態1〜8に係るCDMA無線
通信装置は、無線通信システムにおける移動局装置のよ
うな通信端末装置や基地局装置に適用することができ
る。この場合、通信端末装置では、バッテリーセービン
グを達成することができ、基地局装置では、通信端末装
置からの干渉が小さくなり、良好に無線通信を行なうこ
とができる。
【0116】上記実施の形態1〜8では、インタリーブ
として時間的にインタリーブする場合について説明して
いるが、インタリーブとして周波数間のインタリーブを
行なう場合にも同様の効果が得られる。また、上記実施
の形態1〜8は適宜組み合わせて実施することが可能で
ある。
【0117】
【発明の効果】本発明により、フェージングやシャドウ
ィングなどにより、拡散したチップ全てが同様に品質が
劣化する場合には、拡散利得があっても所望品質が満た
されないという問題を解決することができる。またこれ
により総送信電力を低減でき、システムの容量の向上が
図れる。CDMAの容量を制限する根元である複数ユー
ザ間の相互の信号の干渉量を従来の方式より減少するこ
とができ、それにより容量の増大および移動局のバッテ
リーセービングが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るCDMA無線通信
装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置に
おいてチップインタリーブされたチップの配置図
【図3】本発明の実施の形態2に係るCDMA無線通信
装置の構成を示すブロック図
【図4】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置の
受信品質を示す動作説明図
【図5】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置の
干渉量を示す動作説明図
【図6】本発明の実施の形態3に係るCDMA無線通信
装置の構成を示すブロック図
【図7】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置の
受信品質を示す動作説明図
【図8】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置の
干渉量を示す動作説明図
【図9】本発明の実施の形態4に係るCDMA無線通信
装置の構成を示すブロック図
【図10】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置
の受信品質を示す動作説明図
【図11】上記実施の形態に係るCDMA無線通信装置
の干渉量を示す動作説明図
【図12】本発明の実施の形態5に係るCDMA無線通
信装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態6に係るCDMA無線通
信装置の構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態6に係るCDMA無線通
信装置においてチップインタリーブされたチップの配置
【図15】本発明の実施の形態7に係るCDMA無線通
信装置の構成を示すブロック図
【図16】本発明の実施の形態8に係るCDMA無線通
信装置の構成を示すブロック図
【図17】従来のCDMA無線通信装置の構成を示すブ
ロック図
【図18】従来のCDMA無線通信装置において拡散処
理されたチップの配置図
【図19】従来のCDMA無線通信装置の受信品質を示
す動作説明図
【図20】従来のCDMA無線通信装置の干渉量を示す
動作説明図
【符号の説明】
102 拡散部 106 高速送信電力設定部 107 チップインタリーブ部 113 逆拡散部 115 高速送信電力制御部 116 スロット品質検出部 306 低速送信電力設定部 315 低速送信電力制御部 606 送信電力減衰設定部 615 送信電力減衰制御部 906 逆送信電力設定部 915 逆送信電力制御部 1213 最大比逆拡散部 1218 尤度推定部 1307 送信制御部 1315 検出部 1508 送信電力設定部 1617 バッファ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H03M 13/27

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1シンボルを、1フレームを構成する複
    数のスロットの数と同数の複数のチップに拡散する拡散
    手段と、 前記複数のチップの各々を前記複数のスロットの各々に
    1チップずつ配置する配置手段と、 前記複数のスロットを順に送信する送信手段と、 を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置
  2. 【請求項2】 前記複数のスロットに対して比較的遅い
    伝搬路状況の変動に追随する低速送信電力制御を行なう
    制御手段、をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項1記載のCDMA無線通信装
  3. 【請求項3】 通信相手側において受信データの品質が
    閾値を越えたときに、前記複数のスロットの送信電力を
    減衰させる減衰手段、をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項1記載のCDMA無線通信装
  4. 【請求項4】 伝搬路状況が良い場合に送信電力を上げ
    ると共に、伝搬路状況が悪い場合に送信電力を下げるよ
    うに前記複数のスロットの送信電力を制御する制御手
    段、をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項1記載のCDMA無線通信装
  5. 【請求項5】 1シンボルが1フレームを構成する複数
    のスロットの数に対応する数の複数のチップに拡散さ
    れ、前記複数のチップの各々が1チップずつ配置された
    前記複数のスロットを順に受信する受信手段と、 前記複数のチップに対してチップデインタリーブ処理を
    施すチップデインタリーブ手段と、 チップデインタリーブ処理されたデータに対して尤度推
    定を行なう尤度推定手段と、 を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置
  6. 【請求項6】 送信制御データを所定の拡散率で拡散す
    る拡散手段と、 拡散された送信制御データに対してチップインタリーブ
    処理を行うチップインタリーブ手段と、 通信相手によって受信された制御データの受信レベルが
    閾値を超えた場合に、チップインタリーブ処理された送
    信制御データの送信を打ち切る送信制御手段と、 を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置。
  7. 【請求項7】 チップインタリーブ処理された送信制御
    データを送信する際の送信電力1スロットずつ高くす
    る増幅率制御手段、をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項6記載のCDMA無線通信装
    置。
  8. 【請求項8】 チップインタリーブ処理された送信制御
    データを受信する受信手段と、 その受信制御データに対してチップ毎にデインタリーブ
    処理を行うチップデインタリーブ手段と、 そのチップデインタリーブ処理されたチップについて受
    信レベルを検出するレベル検出手段と、 その受信レベルに対して閾値判定を行い、その受信レベ
    ルが閾値を超えた場合に、通信相手へ制御データの送信
    を打ち切ることを指示する判定手段と、 を具備することを特徴とするCDMA無線通信装置。
  9. 【請求項9】 チップデインタリーブ処理されたチップ
    の受信レベルを積算する積算手段、をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項8記載のCDMA無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のCDMA無線通信装置を搭載することを特徴とする
    通信端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のCDMA無線通信装置を搭載することを特徴とする
    基地局装置。
  12. 【請求項12】 1フレームを構成する複数のスロット
    の数に対応する拡散率で1シンボルを拡散して得られ
    る、前記複数のスロットの数と同数のチップの各々を、
    前記複数のスロットの各々に1チップずつ配置して送信
    する、 ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
  13. 【請求項13】 送信制御データを所定の拡散率で拡散
    し、拡散された送信制御データに対してチップインタリ
    ーブ処理を行い、通信相手によって受信された制御デー
    タの受信レベルが閾値を超えた場合に、チップインタリ
    ーブ処理された送信制御データの送信を打ち切る、 ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
  14. 【請求項14】 チップインタリーブ処理された送信制
    御データを受信し、その受信制御データに対してチップ
    毎にデインタリーブ処理を行い、そのチップデインタリ
    ーブ処理されたチップについて受信レベルを検出し、そ
    の受信レベルに対して閾値判定を行い、その受信レベル
    が閾値を超えた場合に、通信相手へ制御データの送信を
    打ち切ることを指示する、 ことを特徴とするCDMA無線通信方法。
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