JP3411601B2 - 回転式飲料充填機のロータリジョイント - Google Patents

回転式飲料充填機のロータリジョイント

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジュース、酒類等の飲
料を容器に充填する回転式飲料充填機のロータリジョイ
ントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転式飲料充填機を図7に示す。
この回転式飲料充填機では、回転軸の上・下にロータリ
ジョイント14、15が設置されている。このロータリ
ジョイント14、15は、飲料充填機の外部に設置した
固定系(飲料タンクやガスボンベ)の配管16から送ら
れた飲料や充填ガスを回転系(回転テーブル)の貯液タ
ンク17→容器へ供給する働きをする。
【0003】図8、図9は、上記ロータリジョイント1
4の詳細を示している。図8の18が内部に飲料流路
(図9の18’参照)を設けた回転軸、19が同回転軸
18の周りに多段に配設した複数個のスタッフィングボ
ックス(固定側部材)、20が上記回転軸18の上下端
部を回転可能に支持する上下2個の軸受で、図9に示す
ように上記各スタッフィングボックス19と回転軸18
との間には、2個のリング状シール部材21が介装され
て、同各リング状シール部材21の間のスタッフィング
ボックス19には、配管16と回転軸18内に設けた飲
料流路18’とを繋ぐ飲料流路22が設けられている。
【0004】上記リング状シール部材21には、Oリン
グ、キャップシール、リップシール等のリング状シール
部材が使用されているが、シール近傍には、液が流れ難
くて、シール近傍の空間部やシールの隙間に飲料が滞留
する。飲料流路の殺菌や飲料を交換するとき、及びシー
ル摩耗粉等の異物を洗浄するとき、飲料流路に洗浄液を
流しただけでは、シール部に滞留した飲料を洗い流し難
くて、長時間の洗浄や分解洗浄が必要になる。
【0005】このため、本出願人は、図10、図11に
示す回転式飲料充填機のロータリジョイントを既に提案
した(特願昭平3−105877号)。図10の6が回
転軸、20が同回転軸6の上下端部を回転可能に支持す
る軸受、1、4、4が上記回転軸6の周りに多段に配設
したスタッフィングボックス(固定側部材)、3aが同
スタッフィングボックス1に設けた第1の飲料流路、3
bが上記回転軸6に設けた第2の飲料流路、5、5が上
記スタッフィングボックス4、4に設けた洗浄液流路、
23、23が飲料流路3の洗浄時のみに洗浄液の洗浄液
流路5から第1の飲料流路3aおよび第2の飲料流路3
への流入を許容する一方向性軸シールで、同一方向性
軸シール23がスタッフィングボックス1に設けた第1
飲料流路3とスタッフィングボックス4に設けた洗
浄液流路5との間の回転軸6の周りに装着されている。
【0006】図11は、上記一方向性軸シール23の詳
細を示している。24が合い口を持つ樹脂製シールリン
グで、2個以上の樹脂製シールリング24を回転軸6の
周り合い口をずらして嵌挿し、その周りにゴムリング2
5を装着して、樹脂製シールリング24を僅かに締付
け、ゴムシートパッド26により樹脂製シールリング2
4の飲料流路側端面に軽予圧を与える。またゴムリング
25の片側をスタッフィングボックス溝27に差し込む
一方、樹脂製シールリング24のつれ回りを防止するた
めにスタッフィングボックス4と樹脂製シールリング2
4との間に回り止めピン28を介装している。
【0007】飲料がスタッフィングボックス1の第1の
飲料流路3から回転軸6の第2の飲料流路3へ供給
される場合には、飲料の一部がゴムシートパッド26内
に設けた流路(図示せず)を経てゴムリング25の背面
側に形成した飲料導入用圧力室へ導入されて(矢印11
参照)、ゴムリング25の背面に圧力が加えられ、樹脂
製シールリング24が回転軸6に押し付けられて、互い
の間にシール面圧が生じ、セルフシールが行われて、飲
料の第1の飲料流路3aおよび第2の飲料流路3b外
の漏洩が防止される。
【0008】第1の飲料流路3が洗浄される場合に
は、洗浄液が洗浄液流路5からスタッフィングボックス
4と回転軸6との間へ流入し(矢印12参照)、ゴムリ
ング25が押し拡げられて、樹脂製シールリング24の
面圧が失われ、洗浄液が樹脂製シールリング24と回転
軸6との間の隙間から第1の飲料流路3へ流入して
(逆流洗浄が行われて)、シール部に滞留していた飲料
が洗い出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図10、図11に
示す回転式飲料充填機のロータリジョイントでは、シー
ル部に滞留した飲料をロータリジョイントを分解するこ
となく洗浄できて、洗浄時間の短縮とメンテナンス間隔
の長期化とが可能になったが、一方向性軸シール23が
ストレート型であるため、回り止めピン28部にかかる
負担が大きく、樹脂製シールリング24のピン孔が早期
に損傷して、ロータリジョイントの信頼性が損なわれ
る。
【0010】また一方向性軸シール23の構造が複雑な
ため、ロータリジョイントの組立時、シールの装着作業
に多くの時間を要する。またシール面圧を得るために、
ゴムリング25の背面側に飲料導入用圧力室及びスタッ
フィングボックス溝27を設けているため、飲料滞留部
の容積が大きくて、洗浄時間が長くなるという問題があ
った。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、信頼性を向上できる。ま
たロータリジョイント組立時のシールの装着作業、及び
メンテナンス作業を迅速に、確実に行うことができる。
さらに洗浄時間を短縮できる回転式飲料充填機のロータ
リジョイントを提供しようとする点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、第2の飲料流路を回転軸に設け、上記
第2の飲料流路に連絡する第1の飲料流路と洗浄液流路
とを上記回転軸を取り囲む固定側部材に設け、上記第2
飲料流路および上記第1の飲料流路の洗浄時のみに
洗浄液の上記洗浄液流路から上記第2の飲料流路および
上記第1の飲料流路への流入を許容する一方向性軸シー
ルを、上記第1の飲料流路と上記洗浄液流路との間の
回転軸の周りに装着した回転式飲料充填機のロータリ
ジョイントにおいて、前記一方向性軸シールを、積層し
た複数個のシールリングと、同各シールリングの外周部
を包み込むゴムリングとにより構成し、同ゴムリングの
外周面を裁頭円錐状に形成し、前記固定側部材の内周面
を上記ゴムリングの外周面と対向し、かつ前記外周面に
沿う形状に形成している。
【0013】また、上記の回転式飲料充填機のロータリ
ジョイントにおいて、前記一方向性軸シールの前記飲料
流路側の端面に、該端面から突出するパッドが一体に設
けら れている。
【0014】
【作用】本発明の回転式飲料充填機のロータリジョイン
トは前記のように構成されており、飲料供給時には、飲
料の一部を第1の飲料流路からシール部へ入れ、ゴムリ
ングの裁頭円錐状部と固定側部材の裁頭円錐状部とによ
り水平分力及び垂直分力を発生させ、各シールリングを
回転軸に押し付けて、軸シール面圧を発生させるととも
に、ゴムリングの一部を固定側部材に押し付けて、シー
ル面圧を発生させ、回転軸と固定側部材との間を流体密
に遮断して、飲料の第1の飲料流路および第2の飲料流
外への漏洩を防止する。また洗浄時には、洗浄液を洗
浄液流路からシール部へ入れ、一方向性軸シールを第1
飲料流路の方向へ移動させて、一方向性軸シールと固
定側部材との間に隙間を生じさせるとともに、回転軸と
各シールリングとの間のシール面圧を消失させ、洗浄液
を上記隙間から第1の飲料流路へ流入させて、シール部
に滞留していた飲料を洗い出す。
【0015】
【実施例】(第1実施例) 次に本発明の回転式飲料充填機のロータリジョイントを
図1〜図5に示す第1実施例により説明すると、図1の
1が飲料流路用スタッフィングボックス(固定側部
材)、3が同スタッフィングボックス1に設けた第1
飲料流路、4、4が上記飲料流路用スタッフィングボ
ックス1の上下にOリング9を介して設置した洗浄液流
路用スタッフィングボックス(固定側部材)、5、5が
同各スタッフィングボックス4に設けた洗浄液流路、6
が上記スタッフィングボックス1、4、4により取り囲
まれた回転軸、20が同回転軸6の上下端部を回転可能
に支持する軸受で、同回転軸6の内部にも、上記スタッ
フィングボックス1の第1の飲料流路3に連絡する
2の飲料流路3が設けられている。
【0016】2が一方向性軸シールで、同一方向性軸シ
ール2が上記スタッフィングボックス1に設けた第1の
飲料流路3と上記スタッフィングボックス4に設けた
洗浄液流路5との間の回転軸6の周りに装着されてい
る。この一方向性軸シール2を図2〜図5により具体的
に説明すると、7が合い口を持つ複数個の樹脂製シール
リング、8がゴムリングで、各樹脂製シールリング7は
合い口がずらして積層され、その外周がゴムリング8に
より包み込まれ、同各樹脂製シールリング7が同ゴムリ
ング8により僅かに締付けられて、一方向性軸シール2
が一体的に構成されている。
【0017】上記ゴムリング8は、大端面部8aと裁頭
円錐面部8bと小端面部8cとにより構成され、上記ス
タッフィングボックス4の内周面には、上記裁頭円錐面
部8bと同じ角度を持った裁頭円錐面部10が形成さ
れ、上記大端面部8aには、数mm角または円柱状のパ
ッド8dが複数個設けられている。そして一方向性軸シ
ール2が第1の飲料流路3と洗浄液流路5との間の回
転軸6の周りに装着されたときに、上記各パッド8dに
より、ゴムリング8の裁頭円錐面部8bがスタッフィン
グボックス4の裁頭円錐面部10に軽予圧で押し付けら
れる。
【0018】上記のようにゴムリング8の裁頭円錐面部
8bがスタッフィングボックス4の裁頭円錐面部10に
押し付けられたときの摩擦力により、シールの回り止め
が行われるので、回り止めピン(図11の28参照)が
不要になる。また飲料の液圧を受けてシール力を発生さ
せるためのシール受圧面がゴムリング8の大端面部8a
のみになり、シール近傍の液滞留部を各パッド8dによ
り形成された空間部のみの最小限になっている。
【0019】次に前記図1〜図5に示す回転式飲料充填
機のロータリジョイントの作用を具体的に説明する。 (1)図4は、飲料供給時の状態を示している。このと
き、飲料の一部がスタッフィングボックス1の第1の
料流路3を経てシール部へ入って(矢印11参照)、
一方向性軸シール2のゴムリング8の大端面部8aに圧
力が加えられる。この圧力により、ゴムリング8の裁頭
円錐面部8bがスタッフィングボックス4の裁頭円錐面
部10に押し付けられ、このとき発生する水平分力によ
り、各シールリング7が回転軸6に押し付けられて、軸
シール面圧が発生するとともに、垂直分力Pにより、各
シールリング7同士が密接し、セルフシールが行われ
て、飲料の第1の飲料流路3aおよび第2の飲料流路3
外への漏洩が防止される。
【0020】この状態で回転軸6が回転すると、回転軸
6と各シールリング7との間の軸シール面に発生する摩
擦力により、一方向性軸シール2に回転トルクが生じる
が、ゴムリング8の裁頭円錐面部8bとスタッフィング
ボックス4の裁頭円錐面部10との間に生じている摩擦
力の方が上記摩擦力よりも大きいので、一方向性軸シー
ル2のつれ回りが防止される。 (2)図5は、洗浄時の状態を示している。このとき、
洗浄液がスタッフィングボックス4の洗浄液流路5を経
てシール部へ入って(矢印12参照)、一方向性軸シー
ル2のゴムリング8の小端面部8cに圧力を加える。こ
の圧力により、一方向性軸シール2が第1の飲料流路3
の方向へ押され、ゴムリング8の裁頭円錐面部8bが
スタッフィングボックス4の裁頭円錐面部10から離れ
て、互いの間に隙間が生じるとともに、各シールリング
7が回転軸6から離れて、互いの間に隙間が生じ、洗浄
液がこれらの隙間から第1の飲料流路3へ流入して、
シール部に滞留していた飲料が洗い出される。このとき
の洗浄液の圧力は、1kg/cm2 以下の低圧で充分で
ある。
【0021】(第2実施例) 図6は、本発明の回転式飲料充填機のロータリジョイン
トの第2実施例を示している。一方向性軸シール2の構
造は、上記第1実施例と同じであるが、一方向性軸シー
ル2がスタッフィングボックス1に設けた第1の飲料流
路3とスタッフィングボックス4に設けた洗浄液流路
5との間の回転軸6の周りに装着されて、ゴムリング8
の裁頭円錐面部8bがスタッフィングボックス1の裁頭
円錐面部10に対向する一方、ゴムリング8の大端面部
8aが洗浄液流路5の方向を向き、小端面部8cが第1
飲料流路3の方向を向いている。 (1)飲料供給時には、飲料の一部がスタッフィングボ
ックス1の第1の飲料流路3を経てシール部へ入って
(矢印11参照)、一方向性軸シール2のゴムリング8
の小端面部8c及び裁頭円錐面部8bに圧力を加える。
このとき、ゴムリング8の裁頭円錐面部8bに発生する
押付力の水平分力により、各シールリング7が回転軸6
に押し付けられて、軸シール面圧が発生するとともに、
垂直分力Paにより、ゴムリング8の大端面部8aがス
タッフィングボックス4に押し付けられて、シール面圧
が発生する。その際、ゴムリング8の小端面部8cに加
わる圧力も大端面部8aのシール面圧に加わる。
【0022】上記各シールリング7と回転軸6との間に
発生する軸シール面圧と、ゴムリング8の大端面部8a
とスタッフィングボックス4との間に発生するシール面
圧とのバランスは、ゴムリング8の裁頭円錐面部8bの
角度により、コントロールされる。また一方向性軸シー
ル2の回り止めは、ゴムリング8の裁頭円錐面部8bと
スタッフィングボックス1の裁頭円錐面部10との摩擦
力により行われる。 (2)洗浄時には、洗浄液がスタッフィングボックス4
の洗浄液流路5を経てシール部へ入って(矢印12参
照)、一方向性軸シール2のゴムリング8の大端面部8
aに圧力を加える。この圧力により、一方向性軸シール
2の大端面部8aがスタッフィングボックス4から離れ
て、互いの間に隙間が生じるとともに、各シールリング
7のシール面圧が消失して、シールがブレークされ、洗
浄液が上記隙間から第1の飲料流路3へ流入して、シ
ール部に滞留していた飲料が洗い出される。
【0023】
【発明の効果】本発明の回転式飲料充填機のロータリジ
ョイントは前記のように飲料供給時には、飲料の一部を
第1の飲料流路からシール部へ入れ、ゴムリングの裁頭
円錐状部と固定側部材の裁頭円錐状部とにより水平分力
及び垂直分力を発生させ、各シールリングを回転軸に押
し付けて、軸シール面圧を発生させるとともに、ゴムリ
ングの一部を固定側部材に押し付けて、シール面圧を発
生させ、回転軸と固定側部材との間を流体密に遮断し
て、飲料の第1の飲料通路および第2の飲料流路外への
漏洩を防止する。このとき、ゴムリングと固定側部材と
の間のシール面圧により、一方向性軸シールのつれ回り
を防止するので、回り止めピンを不要にできて、ロータ
リジョイントの信頼性を向上できる。
【0024】また一方向性軸シールを、積層した複数個
のシールリングと同各シールリングの外周部を包み込む
ゴムリングとにより、一体的に構成しているので、ロー
タリジョイント組立時のシールの装着作業、及びメンテ
ナンス作業を迅速に、確実に行うことができる。またゴ
ムリングの背面側に設けた容積の大きい飲料導入用圧力
室及びスタッフィングボックス溝を不要にできて、洗浄
時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転式飲料充填機のロータリジョイン
トの第1実施例を示す縦断側面図である。
【図2】同ロータリジョイントの一方向性軸シールの拡
大縦断側面図である。
【図3】同ロータリジョイントの一方向性軸シールの分
解斜視図である。
【図4】同ロータリジョイントの飲料供給時の作用説明
図である。
【図5】同ロータリジョイントの洗浄時の作用説明図で
ある。
【図6】本発明の回転式飲料充填機のロータリジョイン
トの第2実施例を示す縦断側面図である。
【図7】従来の回転式飲料充填機を示す側面図である。
【図8】同回転式飲料充填機のロータリジョイントを示
す縦断側面図である。
【図9】同ロータリジョイントの一部拡大縦断側面図で
ある。
【図10】本件出願人が既に提案した回転式飲料充填機
のロータリジョイントを示す縦断側面図である。
【図11】同ロータリジョイントの一方向性軸シールの
拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 固定側部材(スタッフィングボックス) 2 一方向性軸シール 3 第1の飲料流路3b 第2の飲料流路 4 固定側部材(スタッフィングボックス) 5 洗浄液流路 6 回転軸 7 シールリング 8 ゴムリング 8b ゴムリング8の裁頭円錐状部 10 固定側部材4の裁頭円錐状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−339792(JP,A) 特開 昭63−176890(JP,A) 実開 昭52−170721(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67C 3/00 F16L 39/04 A23L 2/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2の飲料流路を回転軸に設け、上記第
    2の飲料流路に連絡する第1の飲料流路と洗浄液流路と
    を上記回転軸を取り囲む固定側部材に設け、上記第2の
    飲料流路および上記第1の飲料流路の洗浄時のみに
    浄液の上記洗浄液流路から上記第1の飲料流路および上
    記第2の飲料流路への流入を許容する一方向性軸シール
    を、上記第1の飲料流路と上記洗浄液流路との間の上記
    回転軸の周りに装着した回転式飲料充填機のロータリジ
    ョイントにおいて、 前記一方向性軸シールを、積層した複数個のシールリン
    グと、同各シールリングの外周部を包み込むゴムリング
    とにより構成し、同ゴムリングの外周面を裁頭円錐状に
    形成し、前記固定側部材の内周面を上記ゴムリングの外
    周面と対向し、かつ前記外周面に沿う形状に形成したこ
    とを特徴とする回転式飲料充填機のロータリジョイン
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転式飲料充填機のロー
    タリジョイントにおいて、 前記一方向性軸シールの前記飲料流路側の端面に、該端
    面から突出するパッドが一体に設けられていることを特
    徴とする回転式飲料充填機のロータリジョイント。
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