JP3409906B2 - 自動車用走行テスト路 - Google Patents

自動車用走行テスト路

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JP3409906B2
JP3409906B2 JP01097594A JP1097594A JP3409906B2 JP 3409906 B2 JP3409906 B2 JP 3409906B2 JP 01097594 A JP01097594 A JP 01097594A JP 1097594 A JP1097594 A JP 1097594A JP 3409906 B2 JP3409906 B2 JP 3409906B2
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water
running test
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test section
safety zone
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博司 上野
昭夫 石井
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Nippon Road Co Ltd
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Nippon Road Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハイドロプレーニン
グ等のテスト走行を行なうための自動車用テスト路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキテストやハイドロプレー
ニング用のテスト路にあっては、所定の巾と長さを有す
る溝内に、給水を行ないオーバーフローさせることで水
位が常に一定に維持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したハイドロプレ
ーニング用のテスト路にあっては、一定に維持された水
位に対して車両を高速で進入させることで、水膜の影響
により車輪が接地面から浮き上がる現象を調べるもので
あるが、次のような問題を招来する。
【0004】(1) 水を溜めるテスト路と助走区間との間
に段差領域が作られるため、その段差の影響でテスト路
への円滑で自然な進入が望めなくなる。 (2) 車両進入時に、多量の水がテスト路から溢れ排水さ
れるが、元の水位に復帰するまで多くの時間を必要とす
る。 (3) 溢れ出た水を元の水位まで迅速に復帰させるには多
くの給水栓が必要となり、設備に多大の費用がかかる
等、コスト性の面で望ましくない。 (4) テスト走行時に作られた波は、消えるまで時間がか
かるようになるため、次のテスト試験の待ち時間が長く
なる等、能率の面で望ましくない。 (5) 溜め方式となるため、長期間使用しない時には、底
に苔や藻が発生する虞れがある。
【0005】そこで、この発明は前記問題点を解消した
自動車用テスト路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、助走区間と、助走区間とほぼ水平に連
続して続く走行テスト区間と、走行テスト区間とほぼ水
平に連続して続く前方安全地帯と、走行テスト区間の左
右両側方に配置された側方安全地帯とを有し、前記側方
安全地帯に、走行テスト区間へ向けて下降傾斜する勾配
を設ける一方、前方安全地帯、走行テスト区間、助走区
間にわたって、前方安全地帯側から助走区間側へ向けて
水が流れるよう下降傾斜する勾配を設けると共に、前方
安全地帯側となる走行テスト区間の終端側に、走行テス
ト区間の全巾にわたってほぼ均一に水を噴き出す水噴き
出し口を、助走区間側となる走行テスト区間の始端側
に、前記水噴き出し口からの水を呑み込む水呑み込み口
をそれぞれ設けてある。
【0007】
【作用】かかる走行テスト路によれば、助走区間から走
行テスト区間に対して円滑、かつ自然に進入できるよう
になる。しかも、車両進入時に、左右に押し分けられた
水は、下降傾斜する側方安全地帯の勾配によって走行テ
スト区間内へ再び流れ落ちるようになり、元の水位への
回復に短い時間で済むようになる。
【0008】また、走行中に作られる波は、水噴き出し
口から水呑み込み口へ向けて流れる水流によって吸収さ
れ押し流されるため短い時間で消えるようになる。
【0009】また、水噴き出し口からの水の噴き出しを
止めることで、路面上の水は勾配によって水呑み込み口
へ流れ落ちる結果、路面の乾燥状態が確保できるように
なり、長期間使用しなくても苔や藻は発生しない。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図5の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。
【0011】図中1は助走区間、3は走行テスト区間を
それぞれ示しており、走行テスト区間3の前方は前方安
全地帯5、左右は側方安全地帯7,7となっている。
【0012】走行テスト区間3は、ほぼ平らな所定の巾
と長さを有している。走行テスト区間3の始端側は、助
走区間1と、終端側は、前方安全地帯5とほぼ水平に連
続しており、前方安全地帯5、走行テスト区間3、助走
区間1にわたって、前方安全地帯5側から助走区間1側
へ向けて水が流れるよう下降傾斜する勾配が設けられて
いる。
【0013】これにより、段差の影響を受けることなく
走行テスト区間3への進入走行が可能となっている。
【0014】側方安全地帯7は、図2に示すように、走
行テスト区間3へ向けて下降傾斜する勾配が設けられ、
走行テスト区間3の路面と所定の高さの段差dを有して
連続している。
【0015】側方安全地帯7の勾配は、車両進入時に、
左右に押し出された水が、再び走行テスト区間3へ流れ
落ちる広さと角度に設定されている。
【0016】一方、前方安全地帯5側となる走行テスト
区間3の終端側には、全巾にわたって水を噴き出す水噴
き出し口9が、また助走区間1側となる始端側には、水
噴き出し口9からの水を呑み込む水呑み込み口11がそ
れぞれ設けられている。
【0017】水噴き出し口9は、図3及び図4に示すよ
うに、ゴミ等が侵入しないように網状のカバー13が設
けられると共に、走行テスト区間3の全巾にわたって上
方が開放する横長の形状となっている。水噴き出し口9
から溢れるようにして送り出された水は、走行テスト区
間3の全巾にわたってほぼ均等に流れるようになってい
る。また、水噴き出し口9の巾は、車両の走行に支障の
起きない寸法に設定されている。
【0018】水噴き出し口9の床面には、給水管15か
ら立上がるノズル17が所定の間隔で配置されている。
給水管15は、タンク19と連通し、開閉弁21を開閉
することで、ノズル17を介して水噴き出し口9への水
の供給量の制御が可能となっている。
【0019】水呑み込み口11は、図1に示すように、
走行テスト区間3の全巾より長い横長の形状となってい
て、下方に埋没された誘導管23と接続連通している。
水呑み込み口11は、網状の蓋25が設けられると共に
車両の走行に支障の起きない巾に設定されている。
【0020】誘導管23は前記タンク19を介して給水
管15と接続連通し、タンク19側に設けられたポンプ
Pによって、誘導管15からの水を再びノズル17へ送
ることで水の循環利用が図られている。
【0021】タンク19には水道管27が接続され、規
定水位以下になると水道管27から水が補給されるよう
になっている。
【0022】このように構成された自動車用テスト路に
よれば、助走区間1から走行テスト区間3へ進入走行さ
せることでハイドロプレーニングテストが行なえるよう
になる。このテスト走行時において、助走区間1から走
行テスト区間3への進入時に、段差がないため、円滑、
自然に進入できる。また、進入時に左右に押し出された
水は、側方安全地帯7,7へ押し上げられるが、勾配に
よって、再び走行テスト区間1内に自然に流れ落ちるた
め、元の水位に迅速に復帰する。また、走行時に発生し
た波は、水噴き出し口9から水呑み込み口11へ向けて
流れる水流によって吸収され押し流されるため速やかに
消えるようになる。
【0023】一方、テスト終了後は、ポンプPを停止す
ることで、走行テスト区間3の水は水呑み込み口11へ
流れ込むため、路面の乾燥状態が確保されるようにな
り、苔や藻は発生しない。
【0024】なお、この実施例では、前方安全地帯5側
から助走区間1側へ向けて水が流れるようになっている
が、助走区間1側から前方安全地帯5側へ向けて水が流
れるよう走行テスト区間3の始端側に、水噴き出し口9
を、終端側に水呑み込み口11を設けるようにすること
も可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1) 全区間にわたって段差がないため、走行テスト区間
へ円滑に自然に進入することができる。 (2) 車両の進入によって左右へ押し出された水は、側方
安全地帯の勾配により再び走行テスト区間内へ流れ落ち
るため元の水位への回復が早い。 (3) 水流によって、波を吸収し押し流すことができるた
め、速やかに波を消せることができる。 (4) 使用しない時の走行テスト区間は、乾燥状態におか
れるため、苔や藻の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる自動車用テスト路の概要平面
図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】水噴き出し口の拡大した平面図。
【図4】水噴き出し口の拡大した切断側面図。
【図5】図1のB−B線拡大断面図。
【符号の説明】
1 助走区間 3 走行テスト区間 5 前方安全地帯 7 側方安全地帯 9 水噴き出し口 11 水呑み込み口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−137304(JP,A) 特開 平4−124307(JP,A) 特開 昭63−251502(JP,A) 実開 昭62−76641(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 助走区間と、助走区間とほぼ水平に連続
    して続く走行テスト区間と、走行テスト区間とほぼ水平
    に連続して続く前方安全地帯と、走行テスト区間の左右
    両側方に配置された側方安全地帯とを有し、前記側方安
    全地帯に、走行テスト区間へ向けて下降傾斜する勾配を
    設ける一方、前方安全地帯、走行テスト区間、助走区間
    にわたって、前方安全地帯側から助走区間側へ向けて水
    が流れるよう下降傾斜する勾配を設けると共に、前方安
    全地帯側となる走行テスト区間の終端側に、走行テスト
    区間の全巾にわたってほぼ均一に水を噴き出す水噴き出
    し口を、助走区間側となる走行テスト区間の始端側に、
    前記水噴き出し口からの水を呑み込む水呑み込み口をそ
    れぞれ設けたことを特徴とする自動車用走行テスト路。
  2. 【請求項2】 助走区間と、助走区間とほぼ水平に連続
    して続く走行テスト区間と、走行テスト区間とほぼ水平
    に連続して続く前方安全地帯と、走行テスト区間の左右
    両側方に配置された側方安全地帯とを有し、前記側方安
    全地帯に、走行テスト区間へ向けて下降傾斜する勾配を
    設ける一方、助走区間、走行テスト区間、前方安全地帯
    にわたって、助走区間側から前方安全地帯側へ向けて水
    が流れるよう下降傾斜する勾配を設けると共に、助走区
    間側となる走行テスト区間の始端側に、走行テスト区間
    の全巾にわたってほぼ均一に水を噴き出す水噴き出し口
    を、前方安全地帯側となる走行テスト区間の終端側に、
    前記水噴き出し口からの水を呑み込む水呑み込み口をそ
    れぞれ設けたことを特徴とする自動車用走行テスト路。
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JPH07216807A JPH07216807A (ja) 1995-08-15
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