JP3409267B2 - 光ファイバ心線対照方法及び光ファイバ心線対照装置 - Google Patents

光ファイバ心線対照方法及び光ファイバ心線対照装置

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JP3409267B2
JP3409267B2 JP24767194A JP24767194A JP3409267B2 JP 3409267 B2 JP3409267 B2 JP 3409267B2 JP 24767194 A JP24767194 A JP 24767194A JP 24767194 A JP24767194 A JP 24767194A JP 3409267 B2 JP3409267 B2 JP 3409267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ心線を有する
光ファイバ線路の光ファイバ心線を対照させる光ファイ
バ心線対照装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバ心線対照装置は、光フ
ァイバに低周波信号(例えば270Hz)で変調された
光信号(例えば波長1550nm)を入射させ、光ファ
イバからのもれ光を光電変換して増幅し、増幅後の信号
をバンドパスフィルタで低周波変調周波数近辺の信号を
取り出し、その信号を整流しコンパレータ回路により電
圧的に光ファイバ心線の対照を判別するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の光
ファイバ心線対照装置では、バンドパスフィルタで低周
波変調周波数近辺の信号を取り出しているので、例えば
270Hzの周波数で変調された光信号だけでなく、2
70Hz付近の周波数で変調された光信号も検知してし
まい誤判別を行ってしまうことがあるという問題点があ
り、また、異なった低周波信号で変調された光信号で光
ファイバ心線の対照を判別するため場合、バンドパスフ
ィルタ内の回路を変更しなければならず、低周波信号の
周波数を変更するのが困難であるという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、所定の低周波信号で変調され
た光信号以外の光信号では光ファイバ心線の対照を判別
せず、低周波信号の周波数を容易に変更できる光ファイ
バ心線対照装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る光ファ
イバ心線対照方法は、あらかじめ定めた任意の周波数で
変調された光信号を光ファイバ心線に入射させ、光ファ
イバ心線に伝搬している光信号の漏洩光を受光し、その
漏洩光に対応した電気信号の変調周波数と任意の周波数
を比較し、一致したときだけ光ファイバ心線の対照信号
を出力するものである。 第2の発明に係る光ファイバ心線対照方法は、あらかじ
め定めた任意の周波数の矩形波信号で変調された光信号
光ファイバ心線に入射させ、光ファイバ心線に伝搬して
いる光信号の漏洩光を受光し、その漏洩光に対応した電
気信号のパルス数を一定時間カウントし、そのカウント
値と任意の周波数に対応して予め設定された設定値を比
較し、一致したときだけ光ファイバ心線の対照信号を出
力するものである。
【0006】第3の発明に係る光ファイバ心線対照装置
は、あらかじめ定めた任意の周波数で変調された光信号
を発生し、その光信号を光ファイバ心線に入射する発光
手段と、光ファイバ心線に伝搬している光信号の漏洩光
を受光し、その漏洩光に対応した電気信号を出力する受
光手段と、受光手段の出力信号の変調周波数と任意の周
波数を比較し、一致したときに対照信号を出力する対照
判別手段と、対照判別手段から出力された対照信号に基
づいて、光ファイバ心線の対照を知らせる測定結果教示
手段とを備えるものである。
【0007】第4の発明に係る光ファイバ心線対照装置
は、あらかじめ定めた任意の周波数の矩形波信号で変調
された光信号を発生し、その光信号を光ファイバ心線に
入射する発光手段と、光ファイバ心線に伝搬している光
信号の漏洩光を受光し、その漏洩光に対応した電気信号
を出力する受光手段と、受光手段の出力信号のパルス数
を一定時間カウントし、そのカウント値と任意の周波数
に対応して予め設定された設定値を比較し、一致したと
きに対照信号を出力する対照判別手段と、対照判別手段
から出力された対照信号に基づいて、光ファイバ心線の
対照を知らせる測定結果教示手段とを備えるものであ
る。
【0008】第5の発明に係る光ファイバ心線対照装置
は、第3又は第4の発明の光ファイバ心線対照装置にお
いて、受光手段の出力信号を直流電圧に変換し、その直
流電圧と基準電圧を比較し、直流電圧が基準電圧より大
きく、かつ対照判別手段から対照信号が出力されていな
いときに活線信号を出力する活線判別手段と、活線判別
手段から出力された活線信号に基づいて、光ファイバ心
線が活線状態であることを知らせる活線状態教示手段と
を備えるものである。
【0009】
【作用】第1の発明においては、あらかじめ定めた任意
周波数で変調された光信号を光ファイバ心線に入射さ
せ、光ファイバ心線に伝搬している光信号の漏洩光を受
光し、その漏洩光に対応した電気信号の変調周波数と任
意の周波数を比較し、一致したときだけ光ファイバ心線
の対照信号を出力する。 第2の発明においては、あらかじめ定めた任意の周波数
の矩形波信号で変調された光信号光ファイバ心線に入射
させ、光ファイバ心線に伝搬している光信号の漏洩光を
受光し、その漏洩光に対応した電気信号のパルス数を一
定時間カウントし、そのカウント値と任意の周波数に対
応して予め設定された設定値を比較し、一致したとき
光ファイバ心線の対照信号を出力する。
【0010】第3の発明においては、発光手段により、
あらかじめ定めた任意の周波数で変調された光信号が発
生され、その光信号が光ファイバ心線に入射され、受光
手段により、光ファイバ心線に伝搬している光信号の漏
洩光が受光され、その漏洩光に対応した電気信号が出力
され、対照判別手段により、受光手段の出力信号の変調
周波数と任意の周波数が比較され、一致したときに対照
信号が出力され、測定結果教示手段により、対照判別手
から出力された対照信号に基づいて、光ファイバ心線
の対照が知らされる。
【0011】第4の発明においては、発光手段により、
あらかじめ定めた任意の周波数の矩形波信号で変調され
た光信号が発生され、その光信号が光ファイバ心線に入
射され、受光手段により、光ファイバ心線に伝搬してい
る光信号の漏洩光が受光され、その漏洩光に対応した電
気信号が出力され、対照判別手段により、受光手段の出
力信号のパルス数が一定時間カウントされ、そのカウン
ト値と任意の周波数に対応して予め設定された設定値が
比較され、一致したときに対照信号が出力され、測定結
果教示手段により、対照判別手段から出力された対照信
に基づいて、光ファイバ心線の対照が知らされる。
【0012】第5の発明においては、活線判別手段によ
り、受光手段の出力信号が直流電圧に変換され、その直
流電圧と基準電圧が比較され、直流電圧が基準電圧より
大きく、かつ対照判別手段から対照信号が出力されてい
ないときに活線信号が出力され、活線状態教示手段によ
り、活線判別手段から出力された活線信号に基づいて、
光ファイバ心線が活線状態であることが知らされる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る光ファイバ心
線対照装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、10は所定周波数、例えば270Hzの矩形波信号
を発生させる発振器、11は発振器10からの矩形波信
号が入力され、その矩形波信号で変調された例えば波長
が1550nmの光信号を発生させる発光素子、12は
光ファイバ心線、13は光ファイバ12からの漏洩光を
受光する例えばレンズ付きホトダイオード等の受光素
子、14は受光素子13からの電流信号を電圧信号に変
換する電流−電圧変換器、15は電流−電圧変換器の出
力電圧の交流分のみを増幅する交流増幅回路、16は交
流増幅回路の出力信号を0レベルとプラスレベルのみの
矩形波に変換するパルスレベル変換器である。
【0014】17はパルスレベル変換器16の出力信号
をカウントするカウンタ回路、18はカウンタ回路17
でカウントされたカウント値を記憶するラッチ回路、1
9はカウンタ回路17及びラッチ回路18に一定時間
(例えば1秒)ごとにリセット信号を出力するクロック
発生回路、20は光ファイバ心線12の対照を判別する
ための数値(例えば、発振器10の周波数が270Hz
でクロック回路の一定時間が1秒であれば270)を設
定する数値設定回路、21はラッチ回路に記憶されてい
るカウント値と数値設定回路20で設定された設定値を
比較し、一致したときに光ファイバ心線12の対照を判
断して信号を出力するデジタルコンパレータ回路、22
はデジタルコンパレータ回路21の出力信号により光フ
ァイバ心線12の対照の判別結果を例えばブザーや表示
ランプなどにより知らせる測定結果回路である。
【0015】また、23は電流−電圧変換器14の出力
電圧を増幅し、CR積分フィルタでアナログ信号に変換
する増幅・フィルタ回路、24は増幅・フィルタ回路2
3の出力信号と基準電圧25(光ファイバ心線12が通
信等で使用中で活線状態であるときの最低電圧)を比較
し、増幅・フィルタ回路23の出力信号が基準電圧25
より大きいときに信号を出力するアナログコンパレータ
回路、26はデジタルコンパレータ回路11の出力信号
とアナログコンパレータ回路24の出力信号が入力さ
れ、デジタルコンパレータ回路11の出力信号が入力さ
れず、アナログコンパレータ回路24の出力信号が入力
されたときに、光ファイバ心線12の活線状態を判断し
て信号を出力する判別回路、27は判別回路26の出力
信号により光ファイバ心線12の活線状態の判別結果を
例えば活線表示ランプなどにより知らせる活線表示回路
である。
【0016】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、発振器10で発生された矩形波信号を発光素
子11に入力させ、発光素子11から矩形波信号で変調
された光信号を発生させ、その光信号を対照を判別する
光ファイバ心線12に一端に入射させる。そして、光フ
ァイバ心線12の他端を光ファイバ心線12を伝搬して
いる信号に影響がなく、かつ光ファイバ心線12を伝搬
している信号が光ファイバ心線12から漏洩する光が受
光素子13で検出できるように所定の曲率半径で湾曲さ
せ、その湾曲された光ファイバ心線12から漏洩する漏
洩光は受光素子13で受光される。
【0017】また、受光素子13で受光された漏洩光は
電流信号に変換され、その電流信号は電流−電圧変換器
14で電圧信号に変換されて交流増幅回路15で交流分
のみが増幅される。そして、交流増幅回路15で増幅さ
れた電圧信号はカウンタ回路17でカウントできるよう
に、パルスレベル変換器16で0レベルとプラスレベル
のみの矩形波に変換されカウンタ回路17に入力され
る。
【0018】そして、カウンタ回路17ではクロック発
生回路19からの一定時間ごとのリセット信号により、
入力されたパルスレベル変換器16からの出力信号を一
定時間カウントし、そのカウント値はラッチ回路18に
出力され、ラッチ回路18でクロック発生回路19から
一定時間ごとのリセット信号が入力されたときのカウン
ト値が記憶され、その記憶されたカウント値はデジタル
コンパレータ回路11に入力され、数値設定回路20に
記憶されている設定値と比較される。そして、デジタル
コンパレータ回路11での比較の結果、ラッチ回路18
に記憶されているカウント値と数値設定回路20に記憶
されている設定値が一致していれば、信号を測定結果回
路22に出力してブザーや表示ランプなどが駆動され
る。
【0019】また、電流−電圧変換器14の出力電圧は
増幅・フィルタ回路23にも入力されており、電流−電
圧変換器23でアナログ信号に変換され、その変換され
たアナログ信号はアナログコンパレータ回路24で基準
電圧25と比較される。そして、アナログコンパレータ
回路24での比較の結果、増幅・フィルタ回路23の出
力信号が基準電圧25より大きいときに信号が判別回路
26に出力され、判別回路26ではデジタルコンパレー
タ回路21から信号が入力されておらず、アナログコン
パレータ回路24からの信号が入力されたときに信号を
活線表示回路27に出力し活線表示ランプなどが駆動さ
れる。
【0020】したがって、この実施例では、発光素子1
1からの発振器10の矩形波信号で変調された光信号を
受光素子13で受光したときには、測定結果回路22の
ブザーや表示ランプなどが駆動され、光ファイバ心線1
2の対照を判別できる。また、発光素子11からの発振
器10の矩形波信号で変調された光信号を受光素子13
で受光しておらず、光ファイバ心線12が一般の使用状
態でその伝搬信号を受光素子13で受光したときは、活
線表示回路27の活線表示ランプなどが駆動され、光フ
ァイバ心線12の活線状態を判別できる。
【0021】さらに、発光素子11からの発振器10の
矩形波信号で変調された光信号を受光素子13で受光せ
ず、かつ光ファイバ心線12が一般の使用状態でその伝
搬信号も受光素子13で受光しなかったときは、測定結
果回路22のブザーや表示ランプなどは駆動されず、か
つ活線表示回路27の活線表示ランプなども駆動されな
いので、光ファイバ心線12が活線状態(発光素子11
からの発振器10の矩形波信号で変調された光信号が伝
搬しているときも含めて)でなく死線状態あることを判
別できる。
【0022】なお、この実施例では、発振器10で発生
させる矩形波信号の周波数を270Hzにしているが、
この周波数に限るものではなく可変するようにしてもよ
い。この場合、数値設定回路20に設定されている設定
値を発振器10の周波数に合わせて可変するようにすれ
ばよい。また、この実施例では、クロック発生回路19
での一定時間ごとのリセット信号の出力は1秒ごとに行
っているが、その他の時間ごと(例えば0.5秒ごと)
にリセット信号を出力するようにしてもよい。この場
合、数値設定回路20に設定されている設定値を発振器
10の周波数の1/2にすればよい。
【0023】また、この実施例では、所定周波数の矩形
波信号で変調された光信号の漏洩光を受光し、そのパル
ス信号のパルス数を一定時間カウントし、そのカウント
値が予め設定された設定値と一致するかを判断し、光フ
ァイバ心線の対照を判別しているが、矩形波信号に限る
ものではなく、所定周波数の信号であればその他の信号
で変調された光信号を使用してもよい。その場合、カウ
ンタ回路17に入力する信号をカウンタ回路17でカウ
ントできる信号に変換するようにすればよい。さらに、
受光した漏洩光の周波数を計測して、その周波数が光信
号の変調周波数と一致するかを判断し、光ファイバ心線
の対照を判別するようにしてもよい。
【0024】また、この実施例のラッチ回路18に記憶
されているカウント値を表示器などにより表示するよう
にしてもよく、その場合は、表示器などに発振器10で
発生させる矩形波信号の周波数に相当する数値が表示さ
れることになり、測定結果回路22による光ファイバ心
線12の対照を判別するだけでなく、表示器などの表示
を確認することによっても光ファイバ心線12の対照を
判別することができるようになる。
【0025】そして、この実施例では、発光素子11か
らの発振器10の所定の周波数の矩形波信号で変調され
た光信号を受光素子13で受光し、そのパルス数を一定
時間カウントし、予め設定された設定値と比較すること
により、光ファイバ心線12の対照判断するので、発振
器10での所定の周波数以外のパルス光では、光ファイ
バ心線12の対照を判別することはないので、短時間で
正確な判別ができ、信頼性の高い光ファイバ心線の対照
を行うことが可能となり、また、デジタル信号をカウン
トして判別を行うのでレベル調整などが不要となり簡単
に光ファイバ心線の対照を行うことが可能となる。
【0026】また、発振器10の発生させる矩形波信号
の周波数が異なったときでも、数値設定回路20での設
定値をその周波数に合わせて設定するだけで簡単に異な
った周波数での光ファイバ心線12の対照の判別に対応
させることができ、同時に複数の光ファイバ心線対照装
置を用いて、複数の光ファイバ心線12の対照の判別を
同時に行うときでも、それぞれの光ファイバ心線対照装
置の発振器10で発生させる矩形波信号の周波数を異な
ったものにし、その数値設定回路20での設定値をそれ
ぞれ周波数に合わせて設定することにより、簡単に他の
光ファイバ心線対照装置の影響を受けずに、複数の光フ
ァイバ心線12の対照の判別を同時に行うことが可能と
なる。
【0027】さらに、発光素子11からの発振器10の
所定周波数の矩形波信号で変調された光信号以外の光信
号が光ファイバ心線12を伝搬しているときでも、デジ
タルコンパレータ回路21とアナログコンパレータ回路
24の出力信号が入力される判別回路26により、光フ
ァイバ心線12の活線状態を判別するので、光ファイバ
心線12が活線状態であるか否かの判断も同時に行うこ
とが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、あら
かじめ定めた任意の周波数で変調された光信号を光ファ
イバ心線に入射させ、光ファイバ心線に伝搬している光
信号の漏洩光を受光し、その漏洩光に対応した電気信号
の変調周波数と任意の周波数を比較し、一致したとき
光ファイバ心線の対照信号を出力するようにしたの
で、あらかじめ定めた周波数以外の周波数で変調された
光信号では、光ファイバ心線の対照を判別することはな
いので、短時間で正確な判別ができ、信頼性の高い光フ
ァイバ心線の対照を行うことができるという効果を有す
る。
【0029】第2の発明によれば、あらかじめ定めた任
意の周波数の矩形波信号で変調された光信号光ファイバ
心線に入射させ、光ファイバ心線に伝搬している光信号
の漏洩光を受光し、その漏洩光に対応した電気信号のパ
ルス数を一定時間カウントし、そのカウント値と任意の
周波数に対応して予め設定された設定値を比較し、一致
したときだけファイバ心線の対照信号を出力するように
したので、任意の周波数以外の周波数で変調された光信
号では、光ファイバ心線の対照を判別するので、短時間
で正確な判別ができ、またカウント値と比較する設定値
を変化させることが容易にできるので、異なった周波数
で変調された光信号で光ファイバ心線の対照を行うこと
もできるという効果を有する。
【0030】第3の発明によれば、発光手段により光フ
ァイバ心線に入射されたあらかじめ定めた任意の周波数
で変調された光信号の漏洩光を、受光手段により受光
し、その受光した漏洩光に対応した電気信号を出力し、
対照判別手段により、受光手段の出力信号の変調周波数
ら任意の周波数を比較し、一致したときに対照信号
出力し、測定結果教示手段により、対照判別手段から出
力された対照信号に基づいて、光ファイバ心線の対照を
知らせるようにしたので、任意の周波数以外の周波数で
変調された光信号では、光ファイバ心線の対照を判別す
ることはないので、短時間で正確な判別ができ、信頼性
の高い光ファイバ心線の対照を行うことができるという
効果を有する。
【0031】第4の発明によれば、発光手段により光フ
ァイバ心線に入射されたあらかじめ定めた任意の周波数
の矩形波信号で変調された光信号の漏洩光を、受光手段
により受光し、その受光した漏洩光に対応した電気信号
を出力し、対照判別手段により、受光手段の出力信号の
パルス数を一定時間カウントし、そのカウント値とあら
かじめ定めた周波数に対応して予め設定された設定値を
比較し、一致したときに対照信号を出力し、測定結果教
示手段により、対照判別手段から出力された対照信号
基づいて、光ファイバ心線の対照を知らせるようにした
ので、任意の周波数以外の周波数で変調された光信号で
は、光ファイバ心線の対照を判別することはなく、判別
のためのレベル調整も不要となるので、短時間で正確な
判別ができ、また簡単な回路で信頼性の高い光ファイバ
心線の対照を行うことができるという効果を有する。ま
た、容易にカウント値と比較する設定値を変化させるこ
とができるので、異なった周波数で変調された光信号で
光ファイバ心線の対照を行うことも容易にできるという
効果を有する。
【0032】第5の発明によれば、活線判別手段によ
り、受光手段の出力信号を直流電圧に変換し、その直流
電圧と基準電圧を比較し、直流電圧が基準電圧より大き
く、かつ対照判別手段から対照信号が出力されていない
ときに信号を出力し、活線状態教示手段により、活線判
別手段から出力された活線信号に基づいて、光ファイバ
心線が活線状態であることを知らせるようにしたので、
任意の周波数の矩形波信号で変調された光信号以外の光
信号が光ファイバ心線に伝搬しており、その漏洩光を受
光したときは光ファイバ心線の活線状態を判別するの
で、光ファイバ心線が活線状態であるか否かの判断も同
時に行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ファイバ心線対照装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 発振器 11 発光素子(発光手段) 12 光ファイバ心線 13 受光素子(受光手段) 14 電流−電圧変換器 15 交流増幅回路 16 パルスレベル変換器 17 カウンタ回路(対照判別手段) 18 ラッチ回路(対照判別手段) 19 クロック発生回路(対照判別手段) 20 数値設定回路(対照判別手段) 21 デジタルコンパレータ回路(対照判別手段) 22 測定結果回路(測定結果教示手段) 23 増幅・フィルタ回路(活線判別手段) 24 アナログコンパレータ回路(活線判別手段) 25 基準電圧(活線判別手段) 26 判別回路(活線判別手段) 27 活線表示回路(活線状態教示手段)
フロントページの続き (72)発明者 田村 繁夫 東京都昭島市武蔵野3丁目11番3号 三 和エム・アイ・テクノス株式会社内 (72)発明者 柳 公 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 西澤 善幸 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 清家 健夫 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (56)参考文献 特開 平2−106704(JP,A) 特開 平2−178605(JP,A) 特開 平2−234039(JP,A) 特開 昭63−289503(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G01M 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定めた任意の周波数で変調さ
    れた光信号を光ファイバ心線に入射させ、前記光ファイ
    バ心線に伝搬している光信号の漏洩光を受光し、その漏
    洩光に対応した電気信号の変調周波数と任意の周波数を
    比較し、一致したときだけ前記光ファイバ心線の対照信
    号を出力することを特徴とする光ファイバ心線対照方
    法。
  2. 【請求項2】 あらかじめ定めた周波数の矩形波信号で
    変調された光信号光ファイバ心線に入射させ、前記光フ
    ァイバ心線に伝搬している光信号の漏洩光を受光し、そ
    の漏洩光に対応した電気信号のパルス数を一定時間カウ
    ントし、そのカウント値と任意の周波数に対応して予め
    設定された設定値を比較し、一致したときだけ前記光フ
    ァイバ心線の対照信号を出力することを特徴とする光フ
    ァイバ心線対照方法。
  3. 【請求項3】 あらかじめ定めた任意の周波数で変調さ
    れた光信号を発生し、その光信号を光ファイバ心線に入
    射する発光手段と、 前記光ファイバ心線に伝搬している光信号の漏洩光を受
    光し、その漏洩光に対応した電気信号を出力する受光手
    段と、 該受光手段の出力信号の変調周波数と任意の周波数を比
    較し、一致したときに対照信号を出力する対照判別手段
    と、 該対照判別手段から出力された前記対照信号に基づい
    て、前記光ファイバ心線の対照を知らせる測定結果教示
    手段とを備えることを特徴とする光ファイバ心線対照装
    置。
  4. 【請求項4】 あらかじめ定めた任意の周波数の矩形波
    信号で変調された光信号を発生し、その光信号を光ファ
    イバ心線に入射する発光手段と、 前記光ファイバ心線に伝搬している光信号の漏洩光を受
    光し、その漏洩光に対応した電気信号を出力する受光手
    段と、 該受光手段の出力信号のパルス数を一定時間カウント
    し、そのカウント値と任意の周波数に対応して予め設定
    された設定値を比較し、一致したときに対照信号を出力
    する対照判別手段と、 該対照判別手段から出力された前記対照信号に基づい
    て、前記光ファイバ心線の対照を知らせる測定結果教示
    手段とを備えることを特徴とする光ファイバ心線対照装
    置。
  5. 【請求項5】 前記受光手段の出力信号を直流電圧に変
    換し、その直流電圧と基準電圧を比較し、前記直流電圧
    が基準電圧より大きく、かつ前記対照判別手段から前記
    対照信号が出力されていないときに活線信号を出力する
    活線判別手段と、 該活線判別手段から出力された前記活線信号に基づい
    て、前記光ファイバ心線が活線状態であることを知らせ
    る活線状態教示手段とを備えることを特徴とする請求項
    3又は4記載の光ファイバ心線対照装置。
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