JP3408782B2 - 無線周波数ビーム照準方法及び装置 - Google Patents
無線周波数ビーム照準方法及び装置Info
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- JP3408782B2 JP3408782B2 JP2000193917A JP2000193917A JP3408782B2 JP 3408782 B2 JP3408782 B2 JP 3408782B2 JP 2000193917 A JP2000193917 A JP 2000193917A JP 2000193917 A JP2000193917 A JP 2000193917A JP 3408782 B2 JP3408782 B2 JP 3408782B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
- H01Q3/30—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array
- H01Q3/34—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means
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- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/02—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星無線周波数
(RF)ビームの照準方法及び装置に関する。特に、本
発明は、フィードバック制御ビーム照準において、機械
式及び電子式ビーム照準を統合した照準方法及び装置に
関するものである。
(RF)ビームの照準方法及び装置に関する。特に、本
発明は、フィードバック制御ビーム照準において、機械
式及び電子式ビーム照準を統合した照準方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星は、RFビーム照準技法を用いて、
地上及び宇宙に基地を置く目標にアンテナの照準を合わ
せている。目標は、一例として、宇宙/地上の通信、宇
宙/宇宙の衛星間リンク、及び、撮像のためのレーダ・
ビームを目的とすることが考えられる。一般に用いられ
ているビーム照準技法には、機械式ビーム照準及び電子
式ビーム照準の2種類がある。
地上及び宇宙に基地を置く目標にアンテナの照準を合わ
せている。目標は、一例として、宇宙/地上の通信、宇
宙/宇宙の衛星間リンク、及び、撮像のためのレーダ・
ビームを目的とすることが考えられる。一般に用いられ
ているビーム照準技法には、機械式ビーム照準及び電子
式ビーム照準の2種類がある。
【0003】機械式ビーム照準は、衛星又は衛星上の個
々のアンテナを機械的に動かす即ち旋回(スリューイン
グ)させることにより、アンテナが発生するビームを特
定の目標に指向させている。機械式ビーム照準は、用途
によって価格効率的である場合もあるが、多くの場合、
本体及びアンテナの動力学(ダイナミックス)のため
に、スルー・レートが低〜中程度となる可能性がある。
々のアンテナを機械的に動かす即ち旋回(スリューイン
グ)させることにより、アンテナが発生するビームを特
定の目標に指向させている。機械式ビーム照準は、用途
によって価格効率的である場合もあるが、多くの場合、
本体及びアンテナの動力学(ダイナミックス)のため
に、スルー・レートが低〜中程度となる可能性がある。
【0004】更に、衛星は完全な剛体ではないので、衛
星は、動的に静定するにはかなりの時間量を必要とし、
その間、ビームの照準は比較的不正確となる。したがっ
て、衛星及びそのコンポーネントが静定するのに要する
時間中、システムは通常無動作状態となる。さもなけれ
ば、著しい性能劣化を招く。レーダ衛星撮像システムに
ついての一般的な規則として、衛星の動力学的静定によ
る照準誤差がビーム幅の1/10又は1/20以下に達
するまで、撮像は保留とする。
星は、動的に静定するにはかなりの時間量を必要とし、
その間、ビームの照準は比較的不正確となる。したがっ
て、衛星及びそのコンポーネントが静定するのに要する
時間中、システムは通常無動作状態となる。さもなけれ
ば、著しい性能劣化を招く。レーダ衛星撮像システムに
ついての一般的な規則として、衛星の動力学的静定によ
る照準誤差がビーム幅の1/10又は1/20以下に達
するまで、撮像は保留とする。
【0005】図1には、典型的な合成開口レーダ(SA
R)の撮像衛星に対する目標アクセス領域102、10
4が示されている。SARシステムは、相対的運動に基
づいてその有効撮像開口を拡大するので、飛行方向の直
下、直前、又は直後の撮像は困難である。減衰制約及び
電力の制約のため、地球周縁付近における長距離撮像に
は限界がある。その結果、「蝶形」瞬時撮像視野(FO
R:field−of−regard)となる。図1で
は、FORは、70度の地上仰角(GEA:groun
d elevation angle)106及び20
度のGEA108によって制限されるものと仮定してい
る。衛星の移動方向110及び見掛け上の目標の運動1
12も示す。
R)の撮像衛星に対する目標アクセス領域102、10
4が示されている。SARシステムは、相対的運動に基
づいてその有効撮像開口を拡大するので、飛行方向の直
下、直前、又は直後の撮像は困難である。減衰制約及び
電力の制約のため、地球周縁付近における長距離撮像に
は限界がある。その結果、「蝶形」瞬時撮像視野(FO
R:field−of−regard)となる。図1で
は、FORは、70度の地上仰角(GEA:groun
d elevation angle)106及び20
度のGEA108によって制限されるものと仮定してい
る。衛星の移動方向110及び見掛け上の目標の運動1
12も示す。
【0006】目標は、撮像時間中、FORの内側に留ま
っていなければならない。レーダ・パワーを低減するた
めには、高度が比較的低い軌道が望ましい場合が多い
が、このような軌道では、地上の目標に対する衛星の相
対的な運動が速くなり(約7km/秒)、ターゲットが
FOR内に留まる時間が比較的短くなる(例えば、1分
未満)。FOR内部には多くの場合、関心のある目標が
多数あるので、各目標をできるだけ迅速に撮像しなけれ
ばならない。
っていなければならない。レーダ・パワーを低減するた
めには、高度が比較的低い軌道が望ましい場合が多い
が、このような軌道では、地上の目標に対する衛星の相
対的な運動が速くなり(約7km/秒)、ターゲットが
FOR内に留まる時間が比較的短くなる(例えば、1分
未満)。FOR内部には多くの場合、関心のある目標が
多数あるので、各目標をできるだけ迅速に撮像しなけれ
ばならない。
【0007】しかしながら、図2及び図3に関して以下
で更に詳しく説明するように、機械的な旋回によって誘
発される静定誤差のために、衛星はかなりの時間の間、
目標を高精度で撮像することが不可能となる。各目標の
分解能、FOR内において撮像可能な目標の総数、及び
レーダ撮像システム全体の有効性も、対応して低下す
る。
で更に詳しく説明するように、機械的な旋回によって誘
発される静定誤差のために、衛星はかなりの時間の間、
目標を高精度で撮像することが不可能となる。各目標の
分解能、FOR内において撮像可能な目標の総数、及び
レーダ撮像システム全体の有効性も、対応して低下す
る。
【0008】図2は、低地球軌道(「LEO」)衛星の
機内で用いられる機械式RFビーム照準システムの、コ
ンピュータ・シミュレーションによって選られた位置誤
差プロファイル200を示す。位置誤差プロファイル2
00は、図3に示す機械的旋回角度プロファイル300
により生じたものである。図3に示すシミュレーション
は、RFビーム幅が約0.2度、12秒シミュレート機
械式衛星本体旋回(t=0で開始する)が90度で、衛
星及びそれに堅固に取り付けられているアンテナの姿勢
を調節すると仮定する。規準動作に必要な照準精度(参
照番号202で示すように、約0.01度〜0.02
度)に到達する前に必要な静定時間は、約16秒(t=
12〜約28)であった。
機内で用いられる機械式RFビーム照準システムの、コ
ンピュータ・シミュレーションによって選られた位置誤
差プロファイル200を示す。位置誤差プロファイル2
00は、図3に示す機械的旋回角度プロファイル300
により生じたものである。図3に示すシミュレーション
は、RFビーム幅が約0.2度、12秒シミュレート機
械式衛星本体旋回(t=0で開始する)が90度で、衛
星及びそれに堅固に取り付けられているアンテナの姿勢
を調節すると仮定する。規準動作に必要な照準精度(参
照番号202で示すように、約0.01度〜0.02
度)に到達する前に必要な静定時間は、約16秒(t=
12〜約28)であった。
【0009】したがって、画像を捕獲する前に、利用可
能な衛星時間の大部分を費やして、衛星が旋回し静定す
るのを待っていなければならない。あいにく、迅速に静
定する精密な機械式照準は極めて高価であり、採用する
ことは非常に困難である。機械式照準システムに伴う長
い旋回時間及び長い静定時間は、電子式照準システムに
は存在しない。更に、電子式照準システムは、多くの場
合、機械式照準システムよりも精度が高い。何故なら、
機械式照準及び制御ハードウエアに伴うジッタや本体の
動力学が発生しないからである。しかしながら、広角二
次元(例えば、方位及び仰角方向に操舵可能に)フェー
ズド・アレイの実現によって全ての機械式照準を一掃す
るのは、コストがかかり複雑過ぎる。
能な衛星時間の大部分を費やして、衛星が旋回し静定す
るのを待っていなければならない。あいにく、迅速に静
定する精密な機械式照準は極めて高価であり、採用する
ことは非常に困難である。機械式照準システムに伴う長
い旋回時間及び長い静定時間は、電子式照準システムに
は存在しない。更に、電子式照準システムは、多くの場
合、機械式照準システムよりも精度が高い。何故なら、
機械式照準及び制御ハードウエアに伴うジッタや本体の
動力学が発生しないからである。しかしながら、広角二
次元(例えば、方位及び仰角方向に操舵可能に)フェー
ズド・アレイの実現によって全ての機械式照準を一掃す
るのは、コストがかかり複雑過ぎる。
【0010】第1に、広角二次元電子式ビーム照準は、
多数の可変時間遅延送受(「TR」)モジュール、なら
びに互いに密接したRF放射/受信エレメントを必要と
するので、法外に高価となる。更に、TRモジュール分
離に対する物理的な制約のために、角度カバレッジが制
限される場合もある。広角二次元電子式ビーム照準シス
テムの別の重大な欠点の1つとして、適正に二次元フェ
ーズド・アレイを動作させるために必要となる、(シス
テム・パワー及び重量の増大だけでなく)バックエンド
信号(backend signal)発生の増大及び
信号処理の複雑化があげられる。
多数の可変時間遅延送受(「TR」)モジュール、なら
びに互いに密接したRF放射/受信エレメントを必要と
するので、法外に高価となる。更に、TRモジュール分
離に対する物理的な制約のために、角度カバレッジが制
限される場合もある。広角二次元電子式ビーム照準シス
テムの別の重大な欠点の1つとして、適正に二次元フェ
ーズド・アレイを動作させるために必要となる、(シス
テム・パワー及び重量の増大だけでなく)バックエンド
信号(backend signal)発生の増大及び
信号処理の複雑化があげられる。
【0011】レーダは、静定誤差による悪影響を受ける
用途の一例であるが、他の例である通信用途において
も、機械的旋回によって誘発される静定誤差が発生す
る。信頼性の高い通信には、送受信アンテナを高精度に
整合する必要があるので、静定誤差に起因するアンテナ
の照準ずれ(mispointing)は、例えば、2
つのエンティティが通信する時間長、通信の信頼性、又
は通信のレートを悪化させる可能性がある。低コスト
で、カバレッジ区域が広いという機械式照準の特徴と、
高精度で迅速な照準が可能な電子式ビーム操舵の機能を
兼ね備えた、RFビーム照準方法及び装置が、この業界
では長い間求められていた。
用途の一例であるが、他の例である通信用途において
も、機械的旋回によって誘発される静定誤差が発生す
る。信頼性の高い通信には、送受信アンテナを高精度に
整合する必要があるので、静定誤差に起因するアンテナ
の照準ずれ(mispointing)は、例えば、2
つのエンティティが通信する時間長、通信の信頼性、又
は通信のレートを悪化させる可能性がある。低コスト
で、カバレッジ区域が広いという機械式照準の特徴と、
高精度で迅速な照準が可能な電子式ビーム操舵の機能を
兼ね備えた、RFビーム照準方法及び装置が、この業界
では長い間求められていた。
【0012】
【発明が解決すべき課題】本発明の目的は、改良された
RFビーム照準装置及び方法を提供することである。本
発明の別の目的は、低コストで、カバレッジ区域が広い
という機械式照準の特徴と、高精度で迅速な照準が可能
な電子式RFビーム照準の機能を兼ね備えたビーム照準
方法及び装置を提供することである。本発明の更に別の
目的は、フィードバック制御による、RFビーム照準装
置及び方法を提供することである。本発明の更にまた別
の目的は、送信のみ、受信のみ、又は送受信レーダ及び
通信用途に用いる、RFビーム照準装置及び方法を提供
することである。
RFビーム照準装置及び方法を提供することである。本
発明の別の目的は、低コストで、カバレッジ区域が広い
という機械式照準の特徴と、高精度で迅速な照準が可能
な電子式RFビーム照準の機能を兼ね備えたビーム照準
方法及び装置を提供することである。本発明の更に別の
目的は、フィードバック制御による、RFビーム照準装
置及び方法を提供することである。本発明の更にまた別
の目的は、送信のみ、受信のみ、又は送受信レーダ及び
通信用途に用いる、RFビーム照準装置及び方法を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の目的の1つ以上
は、全体的に又は部分的に、本発明によって達成され
る。本発明は、アンテナ照準に対する機械的な旋回によ
って誘発される動的な静定誤差の影響を補償する方法及
び装置を提供する。機械的旋回が最初に行われるのは、
少なくとも一次元において電子的に操舵可能なアンテナ
を支持する衛星上である。アンテナは、例えば、フェー
ズド・アレイ・アンテナとすることができ、機械的旋回
は、衛星自体(例えば、スラスタを用いた本体の旋
回)、又はアンテナ自体(例えば、アンテナを装着した
ジンバルを作動させることによる)の機械式照準操作と
することができる。機械的旋回によって生じた動的静定
アンテナ照準誤差に応答して、本方法は電子姿勢補正を
実行する。したがって、機械的旋回は粗い広域照準を行
い、一方、電子姿勢補正は、正確で狭い角度の迅速照準
を行なう。
は、全体的に又は部分的に、本発明によって達成され
る。本発明は、アンテナ照準に対する機械的な旋回によ
って誘発される動的な静定誤差の影響を補償する方法及
び装置を提供する。機械的旋回が最初に行われるのは、
少なくとも一次元において電子的に操舵可能なアンテナ
を支持する衛星上である。アンテナは、例えば、フェー
ズド・アレイ・アンテナとすることができ、機械的旋回
は、衛星自体(例えば、スラスタを用いた本体の旋
回)、又はアンテナ自体(例えば、アンテナを装着した
ジンバルを作動させることによる)の機械式照準操作と
することができる。機械的旋回によって生じた動的静定
アンテナ照準誤差に応答して、本方法は電子姿勢補正を
実行する。したがって、機械的旋回は粗い広域照準を行
い、一方、電子姿勢補正は、正確で狭い角度の迅速照準
を行なう。
【0014】電子式姿勢補正は、衛星姿勢基準システム
によって与えられる現在の衛星姿勢に基づいてアンテナ
姿勢を判定し、現在のアンテナ姿勢を所望のすなわち目
標のアンテナ姿勢と比較し、アンテナを目標のアンテナ
姿勢に向けて電子的に操舵することを含む。動的静定に
よって誘発されたアンテナ照準誤差は、これによって、
機械的旋回を完了した直後に、規準動作に対する所定の
照準精度の範囲内に減少する。
によって与えられる現在の衛星姿勢に基づいてアンテナ
姿勢を判定し、現在のアンテナ姿勢を所望のすなわち目
標のアンテナ姿勢と比較し、アンテナを目標のアンテナ
姿勢に向けて電子的に操舵することを含む。動的静定に
よって誘発されたアンテナ照準誤差は、これによって、
機械的旋回を完了した直後に、規準動作に対する所定の
照準精度の範囲内に減少する。
【0015】本方法は、例えば、目標追跡シーケンスの
間に動作し、更に、電子式姿勢補正と同時に機械式姿勢
補正も追加的に行い、目標を追跡することができる。電
子式姿勢補正と同様、機械式姿勢補正は、衛星姿勢基準
システムを用いて現在の衛星姿勢からアンテナ姿勢を判
定し、現在のアンテナ姿勢を目標のアンテナ姿勢と比較
し、機械的にアンテナを目標のアンテナ姿勢に向けて操
舵することによって進めることができる。通常、機械式
姿勢補正は、電子式姿勢補正よりも遥かに遅く進展す
る。一例として上げれば、電子式姿勢補正は、約100
0Hz以上で行なうことができるが、一方、機械式姿勢
補正は約100Hz以下で行なう場合もある。
間に動作し、更に、電子式姿勢補正と同時に機械式姿勢
補正も追加的に行い、目標を追跡することができる。電
子式姿勢補正と同様、機械式姿勢補正は、衛星姿勢基準
システムを用いて現在の衛星姿勢からアンテナ姿勢を判
定し、現在のアンテナ姿勢を目標のアンテナ姿勢と比較
し、機械的にアンテナを目標のアンテナ姿勢に向けて操
舵することによって進めることができる。通常、機械式
姿勢補正は、電子式姿勢補正よりも遥かに遅く進展す
る。一例として上げれば、電子式姿勢補正は、約100
0Hz以上で行なうことができるが、一方、機械式姿勢
補正は約100Hz以下で行なう場合もある。
【0016】アンテナは、送信アンテナ、受信アンテ
ナ、又は送受信アンテナとして用いることができる。ア
ンテナは、例えば、通信及びRADAR用途を含む、事
実上あらゆる種類の用途においても使用可能である。更
に、電子式姿勢補正は、機械的旋回によって誘発される
静定誤差が消滅する時間を越えて(例えば、図2におけ
る時点t=28を越えて)継続可能である。言い換える
と、本方法は、他のソースからの照準におけるあらゆる
追加のエラーも継続して補償するために、用いることが
できる。
ナ、又は送受信アンテナとして用いることができる。ア
ンテナは、例えば、通信及びRADAR用途を含む、事
実上あらゆる種類の用途においても使用可能である。更
に、電子式姿勢補正は、機械的旋回によって誘発される
静定誤差が消滅する時間を越えて(例えば、図2におけ
る時点t=28を越えて)継続可能である。言い換える
と、本方法は、他のソースからの照準におけるあらゆる
追加のエラーも継続して補償するために、用いることが
できる。
【0017】また、本発明は、アンテナ照準に対する静
定誤差の影響を補償するRFビーム照準装置にも関す
る。ビーム照準装置は、姿勢基準システムを含み、この
姿勢基準システムが判定する現在の衛星姿勢に基づい
て、アンテナ姿勢出力を発生する。また、姿勢基準シス
テムに結合された、又はその一部である姿勢比較回路も
含む。
定誤差の影響を補償するRFビーム照準装置にも関す
る。ビーム照準装置は、姿勢基準システムを含み、この
姿勢基準システムが判定する現在の衛星姿勢に基づい
て、アンテナ姿勢出力を発生する。また、姿勢基準シス
テムに結合された、又はその一部である姿勢比較回路も
含む。
【0018】制御回路(例えば、機内(オンボード)コ
ンピュータの一部)は、姿勢基準システム及び姿勢比較
回路に結合されているか、あるいはその一部である。制
御回路は、衛星上における機械的旋回によって誘発され
る動的静定アンテナ照準誤差に応答して、姿勢制御誤差
信号を発生するように姿勢比較回路に指令する。電子式
ビーム照準システムが備えられ、姿勢制御誤差信号に応
答してアンテナを操舵し、規準動作に対する所定の照準
精度以内に、動的静定アンテナ照準誤差を低下させる。
ンピュータの一部)は、姿勢基準システム及び姿勢比較
回路に結合されているか、あるいはその一部である。制
御回路は、衛星上における機械的旋回によって誘発され
る動的静定アンテナ照準誤差に応答して、姿勢制御誤差
信号を発生するように姿勢比較回路に指令する。電子式
ビーム照準システムが備えられ、姿勢制御誤差信号に応
答してアンテナを操舵し、規準動作に対する所定の照準
精度以内に、動的静定アンテナ照準誤差を低下させる。
【0019】姿勢基準システムは、例えば、スター・ト
ラッカ、太陽センサ又は慣性基準ユニットからの入力を
受け入れることができる。電子式ビーム照準システム
は、通常、方位方向にアンテナを操舵するための可変時
間遅延モジュール、及び仰角方向にアンテナを操舵する
可変時間遅延モジュールを含む。本発明の一実施形態で
は、アンテナは主に単一次元(例えば、仰角)に操舵可
能であるが、第二次元(例えば、方位)にある程度のバ
ックスキャン操舵容量を含み、動的静定照準誤差を補償
することができる。
ラッカ、太陽センサ又は慣性基準ユニットからの入力を
受け入れることができる。電子式ビーム照準システム
は、通常、方位方向にアンテナを操舵するための可変時
間遅延モジュール、及び仰角方向にアンテナを操舵する
可変時間遅延モジュールを含む。本発明の一実施形態で
は、アンテナは主に単一次元(例えば、仰角)に操舵可
能であるが、第二次元(例えば、方位)にある程度のバ
ックスキャン操舵容量を含み、動的静定照準誤差を補償
することができる。
【0020】RFビーム照準装置は、先に注記したよう
に、目標追跡シーケンスの間に機械的操舵を迅速な電子
式操舵と組み合わせるように、動作することができる。
加えて、RFビーム照準システムは、目標捕獲機械的旋
回操作を開始し、その後、電子式操舵技法、又は電子式
及び機械式操舵技法の組み合わせに動作を移行させるこ
とによって、動的静定誤差を解消することができる。本
発明の追加の構造、機能、及び特徴の多くは、以下の本
発明の詳細な説明において説明する。
に、目標追跡シーケンスの間に機械的操舵を迅速な電子
式操舵と組み合わせるように、動作することができる。
加えて、RFビーム照準システムは、目標捕獲機械的旋
回操作を開始し、その後、電子式操舵技法、又は電子式
及び機械式操舵技法の組み合わせに動作を移行させるこ
とによって、動的静定誤差を解消することができる。本
発明の追加の構造、機能、及び特徴の多くは、以下の本
発明の詳細な説明において説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】これより図4を参照する。図4
は、機械式及び電子フィードバック制御ビーム照準方法
のプロセス/論理フロー図400を示す。ステップ40
2において、衛星は、例えば、衛星が目標を撮像するよ
うに命令されたときに、目標照準コマンド・シーケンス
を起動する。ステップ404において、コマンド・シー
ケンスにより、衛星の機械的な旋回が行われ、目標を捕
獲するためにアンテナの粗い姿勢調節が行われる。衛星
は、衛星自体を移動させる本体旋回操作を用いたり(ア
ンテナが衛星に固着されている場合)、又はアンテナが
装着されているジンバルを活性化することによって、あ
るいはこれら双方によって機械的旋回を行なうことがで
きる。
は、機械式及び電子フィードバック制御ビーム照準方法
のプロセス/論理フロー図400を示す。ステップ40
2において、衛星は、例えば、衛星が目標を撮像するよ
うに命令されたときに、目標照準コマンド・シーケンス
を起動する。ステップ404において、コマンド・シー
ケンスにより、衛星の機械的な旋回が行われ、目標を捕
獲するためにアンテナの粗い姿勢調節が行われる。衛星
は、衛星自体を移動させる本体旋回操作を用いたり(ア
ンテナが衛星に固着されている場合)、又はアンテナが
装着されているジンバルを活性化することによって、あ
るいはこれら双方によって機械的旋回を行なうことがで
きる。
【0022】ステップ406において、衛星はアンテナ
の現在の姿勢(現姿勢)を判定する。このプロセスの一
部として、衛星は、例えば、姿勢基準センサ(例えば、
スター・トラッカ)からの入力、又は慣性基準システム
からの入力を受け入れることができる。ステップ408
において、アンテナの現姿勢を所望のアンテナ姿勢と比
較し、ステップ410において、追加の機械的旋回命令
を発生し(目標が未だ電子アクセスFORの範囲外にあ
ると仮定する)、例えば、機械式制御アクチュエータの
作動によって、衛星及びそのアンテナの姿勢を更に調節
する(ステップ412)。
の現在の姿勢(現姿勢)を判定する。このプロセスの一
部として、衛星は、例えば、姿勢基準センサ(例えば、
スター・トラッカ)からの入力、又は慣性基準システム
からの入力を受け入れることができる。ステップ408
において、アンテナの現姿勢を所望のアンテナ姿勢と比
較し、ステップ410において、追加の機械的旋回命令
を発生し(目標が未だ電子アクセスFORの範囲外にあ
ると仮定する)、例えば、機械式制御アクチュエータの
作動によって、衛星及びそのアンテナの姿勢を更に調節
する(ステップ412)。
【0023】ステップ406〜412は、目標方向への
機械的旋回のために行われ、例えば、低帯域幅フィード
バック制御ループを用いる。一例として、フィードバッ
ク制御ループは、約100Hzで実行することができ
る。ステップ414における制御ループの完了時に、衛
星は概略的に少なくとも粗い目標照準を達成している
が、機械的旋回によって誘発される動的静定誤差(例え
ば、図2に示すような)を総じて受けている。
機械的旋回のために行われ、例えば、低帯域幅フィード
バック制御ループを用いる。一例として、フィードバッ
ク制御ループは、約100Hzで実行することができ
る。ステップ414における制御ループの完了時に、衛
星は概略的に少なくとも粗い目標照準を達成している
が、機械的旋回によって誘発される動的静定誤差(例え
ば、図2に示すような)を総じて受けている。
【0024】SARシステムに関する論述において先に
説明したように、衛星アンテナは、撮像中その目標を追
跡する。したがって、ステップ416において、衛星は
目標追跡コマンド・シーケンスを起動する。ステップ4
18において、衛星はアンテナの現姿勢を判定する。ス
テップ420において、アンテナの現姿勢を所望のすな
わち目標のアンテナ姿勢と比較し、電子式及び機械式姿
勢補正を実行することができる。即ち、機械式姿勢補正
では、ステップ422において、衛星は追加の機械的旋
回命令を発生し(ステップ424において実行する)、
衛星及びそのアンテナの姿勢を徐々に調節し、目標を追
跡する。
説明したように、衛星アンテナは、撮像中その目標を追
跡する。したがって、ステップ416において、衛星は
目標追跡コマンド・シーケンスを起動する。ステップ4
18において、衛星はアンテナの現姿勢を判定する。ス
テップ420において、アンテナの現姿勢を所望のすな
わち目標のアンテナ姿勢と比較し、電子式及び機械式姿
勢補正を実行することができる。即ち、機械式姿勢補正
では、ステップ422において、衛星は追加の機械的旋
回命令を発生し(ステップ424において実行する)、
衛星及びそのアンテナの姿勢を徐々に調節し、目標を追
跡する。
【0025】電子式姿勢補正は、最初は先に説明したよ
うに進めることができ、現在のアンテナ姿勢(現アンテ
ナ姿勢)の判定(ステップ418)、及び目標のアンテ
ナ姿勢との比較(ステップ420)を含む。しかしなが
ら、電子式姿勢補正では、衛星は、ステップ426にお
いて電子式ビーム照準コマンドを発生することにより、
アンテナ照準において静定誤差及びその他の誤差を補正
する。電子式ビーム照準コマンドは、例えば、フェーズ
・アレイ・アンテナを実現するために用いられる可変時
間遅延モジュールの位相及び振幅設定値を、設定又は調
節することができる(ステップ428)。
うに進めることができ、現在のアンテナ姿勢(現アンテ
ナ姿勢)の判定(ステップ418)、及び目標のアンテ
ナ姿勢との比較(ステップ420)を含む。しかしなが
ら、電子式姿勢補正では、衛星は、ステップ426にお
いて電子式ビーム照準コマンドを発生することにより、
アンテナ照準において静定誤差及びその他の誤差を補正
する。電子式ビーム照準コマンドは、例えば、フェーズ
・アレイ・アンテナを実現するために用いられる可変時
間遅延モジュールの位相及び振幅設定値を、設定又は調
節することができる(ステップ428)。
【0026】ステップ418〜428は、目標追跡プロ
セスの間に、比較的低い帯域幅の機械フィードバック制
御ループ430、及び比較的高い帯域幅の電子フィード
バック制御ループ432を二重に用いて行われる。一例
として、機械フィードバック制御ループ430は約10
0Hzで繰り返され、電子フィードバック制御ループは
これよりもかなり速く(例えば、1000Hz以上)、
実行することができる。機械的制御及び電子的制御を行
なうレートは、機械的及び電子的制御ループを実施する
ために用いる技術によってのみ、制限される。したがっ
て、前述の例は、本発明の性能に対する基本的な限界を
表わす訳ではなく、1つの可能な実施態様の例に過ぎな
い。ステップ434における目標追跡が完了すると、衛
星は追加の撮像又は通信タスクの準備を行なうことがで
きる。
セスの間に、比較的低い帯域幅の機械フィードバック制
御ループ430、及び比較的高い帯域幅の電子フィード
バック制御ループ432を二重に用いて行われる。一例
として、機械フィードバック制御ループ430は約10
0Hzで繰り返され、電子フィードバック制御ループは
これよりもかなり速く(例えば、1000Hz以上)、
実行することができる。機械的制御及び電子的制御を行
なうレートは、機械的及び電子的制御ループを実施する
ために用いる技術によってのみ、制限される。したがっ
て、前述の例は、本発明の性能に対する基本的な限界を
表わす訳ではなく、1つの可能な実施態様の例に過ぎな
い。ステップ434における目標追跡が完了すると、衛
星は追加の撮像又は通信タスクの準備を行なうことがで
きる。
【0027】電子式ビーム照準は通常、非常に精度が高
く正確でしかも高速であるので、電子フィードバック制
御ループ432は、機械的旋回によって誘発される動的
静定アンテナ照準誤差を、機械的旋回が完了した直後
に、規準動作に対する所定の照準精度範囲内に低下させ
ることができる。したがって、本発明により、衛星は静
定誤差(例えば、図2及び図3を参照)が消滅するまで
待って、長時間を浪費する代わりに、この時間を有効に
用いることが可能となる。図4に示すビーム照準方法
は、多種多様な用途に用いることができる。例えば、レ
ーダ撮像用途に加えて、無指向性又は双方向通信衛星
は、前述の技法を用いて、送信及び/又は受信アンテナ
の整合を、精度高く維持することができる。
く正確でしかも高速であるので、電子フィードバック制
御ループ432は、機械的旋回によって誘発される動的
静定アンテナ照準誤差を、機械的旋回が完了した直後
に、規準動作に対する所定の照準精度範囲内に低下させ
ることができる。したがって、本発明により、衛星は静
定誤差(例えば、図2及び図3を参照)が消滅するまで
待って、長時間を浪費する代わりに、この時間を有効に
用いることが可能となる。図4に示すビーム照準方法
は、多種多様な用途に用いることができる。例えば、レ
ーダ撮像用途に加えて、無指向性又は双方向通信衛星
は、前述の技法を用いて、送信及び/又は受信アンテナ
の整合を、精度高く維持することができる。
【0028】次に図5に移る。図5は、本発明による特
定の本体旋回実施形態によるフィードバック制御ビーム
照準装置500のブロック図を示す。図5は、スター・
トラッカ504、慣性基準ユニット506、及び太陽セ
ンサ508(通常、システム異常の場合にのみ用いる)
を、関連する処理用電子回路510と共に含まれる、姿
勢基準システムのコンポーネント502を示す。
定の本体旋回実施形態によるフィードバック制御ビーム
照準装置500のブロック図を示す。図5は、スター・
トラッカ504、慣性基準ユニット506、及び太陽セ
ンサ508(通常、システム異常の場合にのみ用いる)
を、関連する処理用電子回路510と共に含まれる、姿
勢基準システムのコンポーネント502を示す。
【0029】図5はまた、機械式姿勢制御及びビーム照
準コンポーネント512も示す。ビーム照準コンポーネ
ントは、制御電子回路516を有するトルク・ロッド5
14、電子回路522を有する制御モーメント・ジャイ
ロ518、及びバルブ駆動電子回路526を有するスラ
スタ524を含む。反応ホイール、制御モーメント・ジ
ャイロ、及び姿勢制御に基づくスラスタが最も一般的に
用いられるが、別の姿勢制御アーキテクチャも使用可能
であり、例えば、モーメンタム・ホイール(momen
tum wheel)を用いたピッチ・モーメンタム・
バイアス・システム(pitch momentum
biased system)を使用可能である。
準コンポーネント512も示す。ビーム照準コンポーネ
ントは、制御電子回路516を有するトルク・ロッド5
14、電子回路522を有する制御モーメント・ジャイ
ロ518、及びバルブ駆動電子回路526を有するスラ
スタ524を含む。反応ホイール、制御モーメント・ジ
ャイロ、及び姿勢制御に基づくスラスタが最も一般的に
用いられるが、別の姿勢制御アーキテクチャも使用可能
であり、例えば、モーメンタム・ホイール(momen
tum wheel)を用いたピッチ・モーメンタム・
バイアス・システム(pitch momentum
biased system)を使用可能である。
【0030】オンボード・コンピュータ(OBC)52
8及び冗長オンボード・コンピュータ530は、フィー
ドバック制御ビーム照準装置500の制御回路として機
能する。OBCは、位置推算決定(ephemeris
determination)532、姿勢判定53
4、姿勢制御536、モーメンタム・アンローディング
(momentum unloading)540、及
び電子式ビーム照準542のためのソフトウエア・モジ
ュールを実行する。また、図5には、フェーズド・アレ
イ・ペイロード・アンテナ・アセンブリ544も示され
ている。ペイロード・アセンブリ544は、例えば、一
次元又は二次元のフェーズド・アレイ・アンテナのいず
れか、RF通信アセンブリあるいはレーダ・アセンブリ
とすることができ、送信アンテナ、受信アンテナ、又は
送受信アンテナとして用いることができる。
8及び冗長オンボード・コンピュータ530は、フィー
ドバック制御ビーム照準装置500の制御回路として機
能する。OBCは、位置推算決定(ephemeris
determination)532、姿勢判定53
4、姿勢制御536、モーメンタム・アンローディング
(momentum unloading)540、及
び電子式ビーム照準542のためのソフトウエア・モジ
ュールを実行する。また、図5には、フェーズド・アレ
イ・ペイロード・アンテナ・アセンブリ544も示され
ている。ペイロード・アセンブリ544は、例えば、一
次元又は二次元のフェーズド・アレイ・アンテナのいず
れか、RF通信アセンブリあるいはレーダ・アセンブリ
とすることができ、送信アンテナ、受信アンテナ、又は
送受信アンテナとして用いることができる。
【0031】姿勢基準コンポーネント502、OBC5
28、530、及び付随する姿勢判定ソフトウエア53
4は、衛星に姿勢基準システムを提供し、衛星及び衛星
上のアンテナの姿勢を判定する。姿勢判定システムは、
カルマン・フィルタ・センサ及び慣性基準ユニットのデ
ータを用いて、宇宙船(スペース)姿勢の推定値を生成
することが好ましい。本体旋回システムを含む多くのシ
ステムでは、ビーム照準方向及び衛星姿勢は、通常互い
に対して固定されている。したがって、アンテナ姿勢
(及びビーム照準方向)の判定は、衛星姿勢の判定の後
に行われる。
28、530、及び付随する姿勢判定ソフトウエア53
4は、衛星に姿勢基準システムを提供し、衛星及び衛星
上のアンテナの姿勢を判定する。姿勢判定システムは、
カルマン・フィルタ・センサ及び慣性基準ユニットのデ
ータを用いて、宇宙船(スペース)姿勢の推定値を生成
することが好ましい。本体旋回システムを含む多くのシ
ステムでは、ビーム照準方向及び衛星姿勢は、通常互い
に対して固定されている。したがって、アンテナ姿勢
(及びビーム照準方向)の判定は、衛星姿勢の判定の後
に行われる。
【0032】姿勢制御コンポーネント512、OBC5
28、530、及び付随する姿勢制御ソフトウエア53
6は、衛星に姿勢制御システムを提供する。命令した姿
勢の推定姿勢に対する比較は、姿勢制御ソフトウエア・
モジュール536の動作によって、OBC528、53
0の回路で実行することが好ましい。姿勢制御ソフトウ
エア・モジュール536は、機械式姿勢コンポーネント
512を活性化することにより、衛星を目的の姿勢に再
度向け直すコマンドを発生する機能も行なう。実際の姿
勢と命令された姿勢との間の差を、通常姿勢制御誤差と
呼び、これは、例えば、OBC528、530によって
処理されるアンテナ照準誤差データ信号によって、例え
ば、内部的に表わされる。
28、530、及び付随する姿勢制御ソフトウエア53
6は、衛星に姿勢制御システムを提供する。命令した姿
勢の推定姿勢に対する比較は、姿勢制御ソフトウエア・
モジュール536の動作によって、OBC528、53
0の回路で実行することが好ましい。姿勢制御ソフトウ
エア・モジュール536は、機械式姿勢コンポーネント
512を活性化することにより、衛星を目的の姿勢に再
度向け直すコマンドを発生する機能も行なう。実際の姿
勢と命令された姿勢との間の差を、通常姿勢制御誤差と
呼び、これは、例えば、OBC528、530によって
処理されるアンテナ照準誤差データ信号によって、例え
ば、内部的に表わされる。
【0033】機械式ビーム照準システムは、命令された
アンテナ照準方向を、推定アンテナ照準方向と比較す
る。図5のシステムのような本体旋回システムでは、ア
ンテナ照準方向及び衛星姿勢は、通常互いに対して固定
されているので、姿勢制御システムは、機械式アンテナ
(及びビーム)照準の機能も実行する。
アンテナ照準方向を、推定アンテナ照準方向と比較す
る。図5のシステムのような本体旋回システムでは、ア
ンテナ照準方向及び衛星姿勢は、通常互いに対して固定
されているので、姿勢制御システムは、機械式アンテナ
(及びビーム)照準の機能も実行する。
【0034】フェーズド・アレイ・ペイロード・アセン
ブリ544、OBC528、530、及び関連する電子
式ビーム照準ソフトウエア542は、ペイロード・アセ
ンブリ544に電子式ビーム照準システムを提供する。
先に注記したように、ペイロード・アセンブリ544
は、衛星に固着することができる。しかしながら、ペイ
ロード・アセンブリは、ジンバル上に装着することによ
り、機械的にアンテナを照準に向ける第2機構を備える
ことも可能である。
ブリ544、OBC528、530、及び関連する電子
式ビーム照準ソフトウエア542は、ペイロード・アセ
ンブリ544に電子式ビーム照準システムを提供する。
先に注記したように、ペイロード・アセンブリ544
は、衛星に固着することができる。しかしながら、ペイ
ロード・アセンブリは、ジンバル上に装着することによ
り、機械的にアンテナを照準に向ける第2機構を備える
ことも可能である。
【0035】図6は、本発明のジンバルを用いた実施形
態による、フィードバック制御ビーム照準装置600の
ブロック図を示す。図6のエレメントの大部分は、図5
に関連して先に説明済みである(したがって、図5と同
一の参照番号が付されている)。しかしながら、図6で
は、OBC528、530は、アンテナ照準ソフトウエ
ア・モジュール602も実行すること、及びペイロード
544がジンバル・システム604上に位置することを
注記しておく。
態による、フィードバック制御ビーム照準装置600の
ブロック図を示す。図6のエレメントの大部分は、図5
に関連して先に説明済みである(したがって、図5と同
一の参照番号が付されている)。しかしながら、図6で
は、OBC528、530は、アンテナ照準ソフトウエ
ア・モジュール602も実行すること、及びペイロード
544がジンバル・システム604上に位置することを
注記しておく。
【0036】ジンバル・システム604は、1組のジン
バル駆動電子回路606、ならびに連動するモータ及び
レゾルバ608を含む。ジンバル・システム604は、
OBC528、530、及びアンテナ照準ソフトウエア
・モジュール602の指揮の下で動作し、所望通りにペ
イロード544の姿勢を調節する。しかしながら、ジン
バル・システムは機械的なシステムであり、したがっ
て、ペイロード544の照準では、衛星本体旋回操作と
同様に、動的静定誤差を誘発する。実際、機械式姿勢調
節の間、衛星本体の旋回をジンバル動作と共に用いるこ
とも可能である。先に説明したように、ペイロード・ア
センブリ544は、例えば、従来の一次元又は二次元の
フェーズド・アレイ・アンテナとすることができる。1
つの可能なペイロード・アセンブリ544を、図7に概
略的に示している。
バル駆動電子回路606、ならびに連動するモータ及び
レゾルバ608を含む。ジンバル・システム604は、
OBC528、530、及びアンテナ照準ソフトウエア
・モジュール602の指揮の下で動作し、所望通りにペ
イロード544の姿勢を調節する。しかしながら、ジン
バル・システムは機械的なシステムであり、したがっ
て、ペイロード544の照準では、衛星本体旋回操作と
同様に、動的静定誤差を誘発する。実際、機械式姿勢調
節の間、衛星本体の旋回をジンバル動作と共に用いるこ
とも可能である。先に説明したように、ペイロード・ア
センブリ544は、例えば、従来の一次元又は二次元の
フェーズド・アレイ・アンテナとすることができる。1
つの可能なペイロード・アセンブリ544を、図7に概
略的に示している。
【0037】図7は、二次元フェーズド・アレイ合成開
口レーダ700を示す。レーダ700は、例えば、制御
コンピュータ704及びデータ・シンセサイザ706を
含む、ペイロード制御回路702を備えている。また、
着信データを捕獲するために用いるソリッド・ステート
・レコーダ708及びデータ・ハンドラ710も備えて
いる。ペイロード制御回路702及びデータ・ハンドラ
710は、低パワーRF電子回路712とインターフェ
ースする。低パワーRF電子回路712は、通常、受信
回路714、及び波形発生器716を含む。
口レーダ700を示す。レーダ700は、例えば、制御
コンピュータ704及びデータ・シンセサイザ706を
含む、ペイロード制御回路702を備えている。また、
着信データを捕獲するために用いるソリッド・ステート
・レコーダ708及びデータ・ハンドラ710も備えて
いる。ペイロード制御回路702及びデータ・ハンドラ
710は、低パワーRF電子回路712とインターフェ
ースする。低パワーRF電子回路712は、通常、受信
回路714、及び波形発生器716を含む。
【0038】また、図7は、アンテナ自体を構成したハ
ードウエア・エレメントも示す。即ち、ビーム形成回路
718は、一般に、多数の方位操舵可変時間遅延モジュ
ール720に結合されている。一方、方位操舵可変時間
遅延モジュール720は、方位ビーム形成回路722に
結合され、更に、方位ビーム形成回路722の後段に、
多数の仰角可変遅延時間遅延モジュール724及び仰角
ビーム形成回路726が配置されている。送信/受信モ
ジュール728は、仰角ビーム形成回路726を放射エ
レメント730に結合する。図7に示す構造は二次元の
送受信動作に適したものであるが、本発明は、送信の
み、受信のみ、送信/受信、及び一次元又は二次元のフ
ェーズド・アレイ・アンテナにも同様に、適用可能であ
る。
ードウエア・エレメントも示す。即ち、ビーム形成回路
718は、一般に、多数の方位操舵可変時間遅延モジュ
ール720に結合されている。一方、方位操舵可変時間
遅延モジュール720は、方位ビーム形成回路722に
結合され、更に、方位ビーム形成回路722の後段に、
多数の仰角可変遅延時間遅延モジュール724及び仰角
ビーム形成回路726が配置されている。送信/受信モ
ジュール728は、仰角ビーム形成回路726を放射エ
レメント730に結合する。図7に示す構造は二次元の
送受信動作に適したものであるが、本発明は、送信の
み、受信のみ、送信/受信、及び一次元又は二次元のフ
ェーズド・アレイ・アンテナにも同様に、適用可能であ
る。
【0039】電子式ビーム照準システム500は、例え
ば、電子式ビーム照準ソフトウエア542を用いて、命
令されたアンテナ照準方向を推定アンテナ照準方向と比
較する。電子式ビーム照準ソフトウエア542は、ペイ
ロード・アセンブリ544の制御のために、ビーム操舵
コマンドを発生する。制御コンピュータ704(通常、
OBC528、530とは別個のコンピュータ)は、ビ
ーム操舵コマンドを処理し、可変時間遅延モジュール7
20、724を直接制御して、アンテナを操舵すること
ができる。
ば、電子式ビーム照準ソフトウエア542を用いて、命
令されたアンテナ照準方向を推定アンテナ照準方向と比
較する。電子式ビーム照準ソフトウエア542は、ペイ
ロード・アセンブリ544の制御のために、ビーム操舵
コマンドを発生する。制御コンピュータ704(通常、
OBC528、530とは別個のコンピュータ)は、ビ
ーム操舵コマンドを処理し、可変時間遅延モジュール7
20、724を直接制御して、アンテナを操舵すること
ができる。
【0040】動作の間、衛星は多くの目標を撮像しなけ
ればならない場合もある。これらの目標にビームの照準
を合わせるために、機械式ビーム照準システム512
は、図4に関して先に説明したように動作する。衛星が
機械的にアンテナの照準を合わせた後、一例として、ジ
ッタ、剛性本体の動的な不均衡、ソフトウエア・アルゴ
リズムの限界、及び機械式方位照準精度の限界を含む影
響によって、照準制御誤差が誘発される。
ればならない場合もある。これらの目標にビームの照準
を合わせるために、機械式ビーム照準システム512
は、図4に関して先に説明したように動作する。衛星が
機械的にアンテナの照準を合わせた後、一例として、ジ
ッタ、剛性本体の動的な不均衡、ソフトウエア・アルゴ
リズムの限界、及び機械式方位照準精度の限界を含む影
響によって、照準制御誤差が誘発される。
【0041】例示した本発明は、概略(すなわち、粗
い)機械式ビーム照準システムを狭角電子式ビーム照準
システムと結合する。電子式ビーム照準は、機械式照準
システムにおける初期照準誤差を補正する。一例を図8
に示す。図8は、撮像する地上目標810の視野800
を示す。LEO SAR撮像衛星の地球に対する相対的
な運動は、主に方位方向である。したがって、ビームの
電子式照準は、この相対的運動の影響を中和し、所望の
又は必要な時間フレームの間、特定の目標上に衛星が静
止することができるように、方位方向で行なう必要があ
る。特定の目標上での静止時間は、勿論、所望の解像度
及び撮像面積によって異なる。例えば、狭いビーム角度
を有するLEOフェーズド・アレイ・レーダ・システム
では、所望の静定時間は、10秒未満から1分までの範
囲となる可能性がある。
い)機械式ビーム照準システムを狭角電子式ビーム照準
システムと結合する。電子式ビーム照準は、機械式照準
システムにおける初期照準誤差を補正する。一例を図8
に示す。図8は、撮像する地上目標810の視野800
を示す。LEO SAR撮像衛星の地球に対する相対的
な運動は、主に方位方向である。したがって、ビームの
電子式照準は、この相対的運動の影響を中和し、所望の
又は必要な時間フレームの間、特定の目標上に衛星が静
止することができるように、方位方向で行なう必要があ
る。特定の目標上での静止時間は、勿論、所望の解像度
及び撮像面積によって異なる。例えば、狭いビーム角度
を有するLEOフェーズド・アレイ・レーダ・システム
では、所望の静定時間は、10秒未満から1分までの範
囲となる可能性がある。
【0042】機械式ビーム照準では、目標810を中心
とするFOR804内における初期RFビーム照準位置
802(例えば、初期目標捕獲の結果として)は、所望
の照準位置806からかなり離れており、旋回後の静定
時間中にずれる場合もある。規準動作に対する照準精度
(例えば、0.01度〜0.02度)を、シフトした位
置808として示す。
とするFOR804内における初期RFビーム照準位置
802(例えば、初期目標捕獲の結果として)は、所望
の照準位置806からかなり離れており、旋回後の静定
時間中にずれる場合もある。規準動作に対する照準精度
(例えば、0.01度〜0.02度)を、シフトした位
置808として示す。
【0043】本発明の電子式ビーム照準技法は、固有の
機械的照準誤差を補正し、初期ビーム照準位置802を
直ちに所望の照準位置806に補正するために用いるこ
とができる。電子式ビーム角度照準範囲は、初期照準誤
差を補正するために必要な角度領域のみをカバーするよ
うに、極めて狭くすることも可能である。例えば、図2
に示したように、角度領域はわずか0.1度とすること
も可能である。このような角度領域は、SARフェーズ
ド・アレイ・アンテナ・レーダ・システムのバックスキ
ャン機能によってカバーすることができる。このSAR
フェーズド・アレイ・アンテナ・レーダ・システムは、
方位制御には機械的旋回を、また仰角制御には電子式操
舵を主に用いるが、方位における少量の電子式操舵も可
能である。該システムは、公知のフェーズド・アレイ・
アンテナ理論を用いて実現することができる。
機械的照準誤差を補正し、初期ビーム照準位置802を
直ちに所望の照準位置806に補正するために用いるこ
とができる。電子式ビーム角度照準範囲は、初期照準誤
差を補正するために必要な角度領域のみをカバーするよ
うに、極めて狭くすることも可能である。例えば、図2
に示したように、角度領域はわずか0.1度とすること
も可能である。このような角度領域は、SARフェーズ
ド・アレイ・アンテナ・レーダ・システムのバックスキ
ャン機能によってカバーすることができる。このSAR
フェーズド・アレイ・アンテナ・レーダ・システムは、
方位制御には機械的旋回を、また仰角制御には電子式操
舵を主に用いるが、方位における少量の電子式操舵も可
能である。該システムは、公知のフェーズド・アレイ・
アンテナ理論を用いて実現することができる。
【0044】その結果、フェーズド・アレイに対する操
舵要求は非常に軽くなり、これによって、広角二次元フ
ェーズド・アレイ・システムから可変時間遅延即ちTR
モジュールの数を削減し、システムの複雑度も低下す
る。電子式ビーム照準の帯域幅は、機械式照準帯域幅よ
りもかなり広くとり、制御誤差を補償することが好まし
い。SARの場合、このシステムは、事実上、撮像が可
能となる前に動的静定を待つ必要性が全くなくなるの
で、撮像当たりの時間全体が格段に短縮し、目標数が増
加するかあるいは目標領域が拡大する。
舵要求は非常に軽くなり、これによって、広角二次元フ
ェーズド・アレイ・システムから可変時間遅延即ちTR
モジュールの数を削減し、システムの複雑度も低下す
る。電子式ビーム照準の帯域幅は、機械式照準帯域幅よ
りもかなり広くとり、制御誤差を補償することが好まし
い。SARの場合、このシステムは、事実上、撮像が可
能となる前に動的静定を待つ必要性が全くなくなるの
で、撮像当たりの時間全体が格段に短縮し、目標数が増
加するかあるいは目標領域が拡大する。
【0045】図2に示したシミュレーションに関して、
例えば、本発明は、機械的旋回の後に、少なくとも16
秒余分に目標の高精度な撮像を可能にする。言い換える
と、先に論じた電子操舵フィードバック・ループ432
によって、衛星は、旋回が完了した直後(時点t=1
2)に撮像を開始することができ、動的静定誤差が消滅
するまで(時点t=28)待つことはない。余分な撮像
時間を用いて、例えば、追加の目標を撮像したり、単一
目標の画像を改善することが可能となる。
例えば、本発明は、機械的旋回の後に、少なくとも16
秒余分に目標の高精度な撮像を可能にする。言い換える
と、先に論じた電子操舵フィードバック・ループ432
によって、衛星は、旋回が完了した直後(時点t=1
2)に撮像を開始することができ、動的静定誤差が消滅
するまで(時点t=28)待つことはない。余分な撮像
時間を用いて、例えば、追加の目標を撮像したり、単一
目標の画像を改善することが可能となる。
【0046】機械的旋回後の静定による初期照準誤差を
補償することに加えて、本発明を用いれば、機械式シス
テム全体に対する照準要求を削減し、機械式システムの
複雑性及びコストを大幅に軽減することも可能となる。
精密ジンバル機構、堅固な構造、及びジッタ抑制システ
ムは、特に、大型のフェーズド・アレイのように、ジン
バル・アセンブリ上で比較的大きな質量と共に用いる場
合には、非常に高価となる場合がある。
補償することに加えて、本発明を用いれば、機械式シス
テム全体に対する照準要求を削減し、機械式システムの
複雑性及びコストを大幅に軽減することも可能となる。
精密ジンバル機構、堅固な構造、及びジッタ抑制システ
ムは、特に、大型のフェーズド・アレイのように、ジン
バル・アセンブリ上で比較的大きな質量と共に用いる場
合には、非常に高価となる場合がある。
【0047】先に説明したように、図示した実施形態
は、RFフェーズド・アレイ通信システムと共に用いる
ことも可能である。時間限定通信(limited t
imeduration communicatio
n)は、衛星間接続/切断リンク動作、及びLEO衛星
からの地上通信双方に共通である。機械式及び電子式ビ
ーム照準を組み合わせることによって、リンク獲得時間
の短縮という利点が得られ、オプションとして、機械及
び電子エレメント全体に照準要求を割り当てることによ
り、全体的なシステム・コストを削減する。
は、RFフェーズド・アレイ通信システムと共に用いる
ことも可能である。時間限定通信(limited t
imeduration communicatio
n)は、衛星間接続/切断リンク動作、及びLEO衛星
からの地上通信双方に共通である。機械式及び電子式ビ
ーム照準を組み合わせることによって、リンク獲得時間
の短縮という利点が得られ、オプションとして、機械及
び電子エレメント全体に照準要求を割り当てることによ
り、全体的なシステム・コストを削減する。
【0048】以上、本発明の特定的なエレメント、実施
形態及び用途について示しかつ説明したが、当業者は、
特に前述の教示を基に、変更を行なうことができるの
で、本発明はこれらに限定される訳ではないことは理解
されよう。したがって、特許請求の範囲は、かかる変更
を包含し、本発明の技術的思想及び範囲に該当する機能
を含むことを意図するものである。
形態及び用途について示しかつ説明したが、当業者は、
特に前述の教示を基に、変更を行なうことができるの
で、本発明はこれらに限定される訳ではないことは理解
されよう。したがって、特許請求の範囲は、かかる変更
を包含し、本発明の技術的思想及び範囲に該当する機能
を含むことを意図するものである。
【図1】合成開口レーダ撮像システムに対する典型的な
目標アクセスの制約を示す図である。
目標アクセスの制約を示す図である。
【図2】本体固定レーダによる機械式ビーム照準のみを
用いたビーム照準システムのシミュレーションにおけ
る、位置誤差プロファイルを示すグラフである。
用いたビーム照準システムのシミュレーションにおけ
る、位置誤差プロファイルを示すグラフである。
【図3】本体旋回機械式ビーム照準システムのシミュレ
ーションにおける、旋回角度プロファイルを示すグラフ
である。
ーションにおける、旋回角度プロファイルを示すグラフ
である。
【図4】機械式及び電子フィードバック制御ビーム照準
方法のプロセス/論理フロー図である。
方法のプロセス/論理フロー図である。
【図5】本発明の特定の本体旋回実施形態による、フィ
ードバック制御ビーム照準装置のブロック図である。
ードバック制御ビーム照準装置のブロック図である。
【図6】本発明の特定のシンバルを用いた実施形態によ
るフィードバック制御ビーム照準方法のブロック図であ
る。
るフィードバック制御ビーム照準方法のブロック図であ
る。
【図7】本発明のフィードバック制御ビーム照準装置と
共に使用可能なアンテナ・ペイロードのブロック図であ
る。
共に使用可能なアンテナ・ペイロードのブロック図であ
る。
【図8】機械式照準誤差を補正するために電子式照準を
用いたアンテナ姿勢制御の結果を示す図である。
用いたアンテナ姿勢制御の結果を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 リチャード・ビー・シャーウッド
アメリカ合衆国カリフォルニア州90274,
パロス・ヴァーデス・エステイツ,ヴィ
ア・バルモンテ 4004
(72)発明者 エドワード・ジェイ・シモンズ,ジュニ
アー
アメリカ合衆国カリフォルニア州90630,
サイプレス,パセオ・デ・オロ 4255
(56)参考文献 特開 平9−136699(JP,A)
特開 平8−58699(JP,A)
特開 平2−206778(JP,A)
特開 昭51−83754(JP,A)
米国特許6002364(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01Q 3/04
H01Q 3/26
Claims (15)
- 【請求項1】 アンテナ照準に対する静定誤差の影響を
補償する方法において、衛星上において支持されかつ電
子的に操舵可能なアンテナを、少なくとも一次元におい
て機械的旋回を行なう機械的旋回ステップと、 機械的旋回によって生じた動的静定アンテナ照準誤差に
応じて、電子式姿勢補正を行なうステップであって、衛
星姿勢基準システムを用いて、現在の衛星姿勢からアン
テナ姿勢を判定し、現在のアンテナ姿勢を目標のアンテ
ナ姿勢と比較する電子式姿勢補正ステップと、 アンテナを目標のアンテナ姿勢に向けて電子的に操舵す
ることによって、動的静定アンテナ照準誤差を所定の照
準精度以内に減少させる電子的操舵ステップとからなる
ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、機械的旋
回ステップは、アンテナをジンバルによって旋回させる
ステップからなることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法において、電子式姿
勢補正ステップは、目標追跡シーケンスの間に行われ、
前記方法は更に、目標追跡シーケンスの間に、衛星姿勢
基準システムを用いて現衛星姿勢からアンテナ姿勢を判
定し、 現在のアンテナ姿勢を目標のアンテナ姿勢と比較し、 アンテナを北表のアンテナ姿勢に向けて機械的に操舵す
ることによって機械式姿勢補正を行なうステップを含む
ことを特徴とする方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の方法において、電子式姿
勢補正ステップは第1レートで繰り返され、機械式姿勢
補正ステップは第2レートで繰り返され、第1レートは
第2レートよりも高いことを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の方法において、電子的操
舵ステップは、アンテナの送受信ビーム操舵に関連する
少なくとも1つの可変時間遅延モジュールを調節するス
テップを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の方法において、電子的操
舵ステップは、アンテナの送受信ビーム操舵の通信に関
連する少なくとも1つの可変時間遅延モジュールを調節
するステップを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法において、電子的操
舵ステップは、RADARならびにアンテナの送受信ビ
ーム操舵の通信の一方に関連する少なくとも1つの可変
時間遅延モジュールを調節するステップを含むことを特
徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項1記載の方法において、電子式姿
勢補正ステップは、動的静定照準誤差が規準動作に関す
る所定の照準精度未満に低下するまで、継続することを
特徴とする方法。 - 【請求項9】 アンテナ照準に対する静定誤差の影響を
補償するRFビーム照準装置において、 現在の衛星姿勢に基づいて、少なくとも一次元において
電子的に操舵可能なアンテナの姿勢を表わすアンテナ姿
勢出力を発生する衛星姿勢基準システムと、 姿勢基準システムに結合された姿勢比較回路と、 姿勢基準システム及び姿勢比較回路に結合され、衛星上
での機械的旋回によって誘発される動的静定アンテナ照
準誤差に応答して、姿勢比較回路に姿勢制御誤差出力信
号を発生するように指令する制御回路と、 制御回路及びアンテナに結合され、姿勢制御誤差出力信
号に応答してアンテナを操舵し、かつ、動的静定アンテ
ナ照準誤差を、規準動作に関する所定の照準精度以内に
低下させる電子式ビーム照準システムとを備えることを
特徴とするRFビーム照準装置。 - 【請求項10】 請求項9記載のビーム照準装置であっ
て、該装置は更に、制御回路を備えた衛星機内コンピュ
ータを含むことを特徴とするビーム照準装置。 - 【請求項11】 請求項10記載のビーム照準装置にお
いて、姿勢基準システムは、スター・トラッカ、太陽セ
ンサ、及び慣性基準ユニットの1つから入力を受け入れ
ることを特徴とするビーム照準装置。 - 【請求項12】 請求項9記載のビーム照準装置におい
て、電子式ビーム照準システムは、アンテナの方位方向
操舵に関連する少なくとも1つの可変時間遅延モジュー
ルを備えることを特徴とするビーム照準装置。 - 【請求項13】 請求項9記載のビーム照準装置におい
て、電子式ビーム照準システムは、アンテナの仰角方向
操舵に関連する少なくとも1つの可変時間遅延モジュー
ルを備えることを特徴とするビーム照準装置。 - 【請求項14】 アンテナ照準機能を改善した衛星にお
いて、 少なくとも一次元で電子的に操舵可能なアンテナと、 機械式ビーム照準システムと、 現在の衛星姿勢に基づいてアンテナ姿勢出力を発生する
衛星姿勢基準システムと、 姿勢基準システムに結合された姿勢比較回路と、 姿勢基準システム及び姿勢比較回路に結合され、衛星上
における機械的旋回によって誘発される動的静定誘発ア
ンテナ照準誤差に応答して、姿勢比較回路に制御誤差出
力信号を発生するように指令する制御回路と、 姿勢比較回路及びアンテナに結合され、アンテナ照準誤
差信号に応答してアンテナを操舵し、かつ動的静定によ
って誘発されるアンテナ照準誤差を、規準動作に関する
所定の照準精度以内に低下させる電子式ビーム照準シス
テムとを備えることを特徴とする衛星。 - 【請求項15】 請求項14記載の衛星において、制御
回路が目標追跡シーケンスを開始する際に、機械式ビー
ム照準システムは第1レートで動作してアンテナを目標
のアンテナ姿勢に操舵し、電子式ビーム照準システムは
第2レートで動作して動的静定によって誘発されるアン
テナ照準誤差を低下させることを特徴とする衛星。
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-
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-
2000
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- 2000-06-28 JP JP2000193917A patent/JP3408782B2/ja not_active Expired - Fee Related
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