JP3407549B2

JP3407549B2 - Mounting structure for side impact sensor

Info

Publication number: JP3407549B2
Application number: JP18060496A
Authority: JP
Inventors: 雅之吉川
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 1996-07-10
Filing date: 1996-07-10
Publication date: 2003-05-19
Anticipated expiration: 2016-07-10
Also published as: JPH1024800A

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【発明の属する技術分野】本発明は側面衝突用センサの
取付構造に係り、特にサイドドアに側方から力が作用し
た場合に、エアバッグ装置等を作動させるための側面衝
突用センサの取付構造に関する。【０００２】【従来の技術】従来、自動車等の車両に適用される側面
衝突用センサの取付構造の例としては、実開平１−１１
７９５７号、実開平６−１０３５号等に示される構造が
知られている。【０００３】図７に示される如く、実開平１−１１７９
５７号の側面衝突用センサの取付構造では、サイドドア
７０の下方に位置するサイドシル（ロッカともいう）７
２内に、衝突センサ７４が配設されており、この衝突セ
ンサ７４は、ロッカインナパネル７６に取付けられてい
る。【０００４】また、図８に示される如く、実開平６−１
０３５号の側面衝突用センサの取付構造では、サイドド
ア８０内に配設されたインパクトビーム８２に伝達部材
８４が固定されており、この伝達部材８４の先端部８４
Ａが、ロッカ８６内に配設された衝突センサ８８の近傍
に達している。【０００５】【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図７に
示される側面衝突用センサの取付構造では、衝突センサ
７４を取り付けるための、作業穴及びこの作業穴を塞ぐ
蓋を、例えば、ロッカアウタパネル７８に設ける必要が
あり、部品点数が増え車体重量が増加する。【０００６】また、図８に示される側面衝突用センサの
取付構造では、伝達部材８４がインパクトビーム８２の
前部に固定されている。従って、インパクトビーム８２
の後部に衝突が発生した場合には、インパクトビーム８
２の後部の変形に比べて、インパクトビーム８２の前部
の変形が遅れると共に、変形量も小さくなるため、衝突
検知に時間がかかる恐れがある。更に、水が入り易い場
所であるため、防水対策が必要であると共に、サイドド
ア８０を強閉した場合に、衝突センサ８８が作動するの
を防止するための機構が必要となり、部品点数が増え車
体重量が増加する。【０００７】また、センタピラー内に衝突センサを配設
する側面衝突用センサの取付構造も考えられるが、この
構成では、他車両が自車両のセンタピラーに真横から衝
突した場合には、優れたセンシング機能を発揮するが、
他車両が自車両に斜め側方から衝突した場合、即ち、自
車両のフロントサイドドア又はロッカのフロントピラー
とセンタピラーとの間に他車両のバンパが最初に衝突し
た場合には、フロントサイドドアからセンタピラーに衝
撃が伝わり難く、衝突検知が遅れる傾向にある。このた
め、この構成では、ロッカ断面及びサイドドア内のイン
パクトビームを補強してセンタピラーに衝撃を伝え易く
する構成が必要となり、補強部材等により車体の重量が
大幅に増加する。【０００８】本発明は上記事実を考慮し、車体の大幅な
重量増加を抑え、且つ衝突検知を効率的に素早く行える
側面衝突用センサの取付構造を得ることが目的である。【０００９】【００１０】【００１１】【００１２】【００１３】【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
側面衝突用センサの取付構造は、ロッカインナ外側表面
に加速度センサを取り付けたブラケットを取り付け、前
記加速度センサを取り付けたブラケットは、フロントサ
イドドア開口部に形成されたオープニングフランジのロ
ッカ上部となる直線部と、前記オープニングフランジの
センタピラー下部の前後部となる湾曲部と、の境界点を
通る車両平面視に垂直なロッカ断面を跨ぐように取り付
けられ、該ロッカ断面を挟んで車両の前側と後側のそれ
ぞれに固定点を備えることを特徴としている。従って、
他車両が、センタピラーに真横から衝突した場合及びフ
ロントサイドドアに斜め前方から衝突した場合の双方に
おいて、ロッカが車幅方向内側へ変形する際に、ロッカ
インナ外側表面の車幅方向内側への移動量が他の位置の
移動量に比べ大きくなり、この位置に取り付けた加速度
センサによって、真横からの衝突及び斜め衝突に対して
非常に効率的に素早く衝突を検知できる。また、従来の
技術では必要とした、ロッカ断面の補強部材等が必要最
小限で済むので、車体の大幅な重量増加を抑えることが
できる。また、加速度センサを取り付けたブラケットが
フロントサイドドア開口部に形成されたオープニングフ
ランジのロッカ上部となる直線部と、前記オープニング
フランジのセンタピラー下部の前後部となる湾曲部と、
の境界点を通る車両平面視に垂直なロッカ断面を跨ぐよ
うに取り付けられ、ロッカ断面を挟んで車両の前側と後
側のそれぞれに固定点を備えるため、真横からの衝突及
び斜め衝突に対して非常に効率的に素早く衝突を検知で
きる。【００１４】【発明の実施の形態】本発明の側面衝突用センサの取付
構造の一実施形態を図１〜図６に従って説明する。【００１５】なお、図中矢印ＦＲは車両前方方向を、矢
印ＵＰは車両上方方向を、矢印ＩＮは車幅内側方向を示
す。【００１６】図２に示される如く、本実施形態の車両で
はサイドメンバアウタパネル１０に、センタピラー部１
２とロッカ部１４とが一体的に形成されている。センタ
ピラー部１２の前部にはフロントサイドドア開口部１６
が形成されており、このフロントサイドドア開口部１６
の内周部にはフロントサイドドア１７（図３参照）用の
オープニングフランジ１８が形成されている。なお、ロ
ッカ部１４の上部に形成されているオープニングフラン
ジ１８の直線部１８Ａと、センタピラー部１２の下部の
前部に形成されているオープニングフランジ１８の湾曲
部１８Ｂと、の境界点がＰ１で示されている。【００１７】図１に示される如く、サイドメンバアウタ
パネル１０のセンタピラー部１２の車幅方向内側部に
は、センタピラーインナパネル２０が接合されており、
センタピラー部１２とで車両上下方向に延びる閉断面構
造とされたセンタピラー２１を形成している。【００１８】図２に示される如く、センタピラー部１２
の車幅方向内側には、センタピラーアウタリインフォー
ス２２が配設されており、センタピラーアウタリインフ
ォース２２はセンタピラーインナパネル２０とで車両上
下方向に延びる閉断面部を形成している。【００１９】図３に示される如く、サイドメンバアウタ
パネル１０のロッカ部１４の車両前方から見た断面形状
は、開口部を車幅方向内方へ向けたコ字状とされてお
り、開口端部に上フランジ１４Ａと下フランジ１４Ｂが
形成されている。また、ロッカ部１４の車幅方向内側部
には、ロッカインナパネル２４が配設されている。【００２０】ロッカインナパネル２４の車両前方から見
た断面形状は、開口部を車幅方向外方へ向けたコ字状と
されており、上壁部２４Ａの車幅方向外側端部には上フ
ランジ２４Ｂが形成されている。また、ロッカインナパ
ネル２４の下壁部２４Ｃの車幅方向外側端部には下フラ
ンジ２４Ｄが形成されている。ロッカインナパネル２４
の上フランジ２４Ｂと下フランジ２４Ｄは、それぞれサ
イドメンバアウタパネル１０のロッカ部１４の上フラン
ジ１４Ａと下フランジ１４Ｂに接合されており、サイド
メンバアウタパネル１０のロッカ部１４とロッカインナ
パネル２４とで車両前後方向に延びる閉断面構造とされ
たロッカ２５が形成している。【００２１】図１に示される如く、オープニングフラン
ジ１８の直線部１８Ａと湾曲部１８Ｂとの境界点Ｐ１の
車幅方向内側となるロッカインナパネル２４の部位は、
センサ取付部３０となっている。このセンサ取付部３０
では、ロッカインナパネル２４の上壁部２４Ａには、セ
ンサ取付孔３２、３４（図２参照）が穿設されている。
これらのセンサ取付孔３２、３４は、境界点Ｐ１を通る
車両平面視に垂直なロッカ断面Ｓ１をとり、このロッカ
断面Ｓ１の、ロッカインナパネル２４の上壁部２４Ａに
おける断面線Ｌ１に対して前後方向にそれそれ略等しい
距離に形成されている。また、上壁部２４Ａの下面側に
は、センサ取付孔３２、３４と同軸的にウエルドナット
３６、３８（図２参照）が固定されている。【００２２】また、センサ取付部３０では、ロッカイン
ナパネル２４の側壁部２４Ｅに、センサ取付孔４０、４
２（図２参照）が穿設されている。これらのセンサ取付
孔４０、４２は、ロッカ断面Ｓ１の、ロッカインナパネ
ル２４の側壁部２４Ｅにおける断面線Ｌ２に対して前後
方向にそれそれ略等しい距離に形成されている。また、
側壁部２４Ｅの車幅方向外面側には、センサ取付孔４
０、４２と同軸的にウエルドナット４１、４４（図２参
照）が固定されている。【００２３】ロッカインナパネル２４のセンサ取付部３
０には、加速度センサ（Ｇセンサ）４６が、ブラケット
４８を介して取付けられている。【００２４】ブラケット４８は、上壁部４８Ａと側壁部
４８Ｂとから成り、車両前後方向から見た断面形状はＬ
字状となっている。上壁部４８Ａの前後両端部には、上
壁部４８Ａより一段下がった前フランジ４８Ｃ及び後フ
ランジ４８Ｄがそれぞれ形成されており、側壁部４８Ｂ
の前後両端部には、側壁部４８Ｂより一段車幅方向外側
に位置する前フランジ４８Ｅ及び後フランジ４８Ｆがそ
れぞれ形成されている。【００２５】これらの前フランジ４８Ｃ、後フランジ４
８Ｄ、前フランジ４８Ｅ、後フランジ４８Ｆには、それ
ぞれ貫通孔５０、５２、５４、５６が穿設されている。
これらの貫通孔５０、５２、５４、５６には、それぞれ
ボルト５８が挿入されており、ボルト５８は、ロッカイ
ンナパネル２４の側壁部２４Ｅに固定されたウエルドナ
ット３６、３８、４１、４２に螺合している。【００２６】従って、加速度センサ４６は、ロッカ断面
Ｓ１を車両前後方向に跨いだ位置に取付けられている。【００２７】図４に示される如く、ロッカインナパネル
２４のセンタピラー２１を挟んで前後両側には、それぞ
れ、フロントフロアクロスメンバ６０とセンタフロアク
ロスメンバ６２の車幅方向両端部６０Ａ、６２Ａがそれ
ぞれ接合されている。【００２８】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の側面衝突用センサの取付構造では、図４に矢印
Ａで示される如く、他車両がセンタピラー２１の車両
前後方向略中央に真横から衝突した場合には、他車両の
バンパ部がセンタピラー２１の比較的下部と衝突する。
このため、この位置（図４に間隔が狭い斜線で示す領域
Ｍ１）での衝突初期における移動量は、その周囲（図４
に間隔が広い斜線で示す領域Ｍ２）より大きい。【００２９】なお、図４において、斜線が無い領域Ｍ３
は、領域Ｍ２に比べ更に移動量が少ない領域である。【００３０】また、センタピラー２１の移動に対し、ロ
ッカ２５の断面は曲げ及び捩じり方向に力を受け、セン
タピラー２１の移動に対して効力を発揮する。特に、フ
ロントフロアクロスメンバ６０及びセンタフロアクロス
メンバ６２がロッカ２５の支持部材となるため、ロッカ
２５のセンタピラー２１との結合部から、フロントフロ
アクロスメンバ６０及びセンタフロアクロスメンバ６２
との結合部との間で、ロッカ２５の移動量が急減する。
一方、ロッカ２５の断面は、車両前方から点Ｐ１にかけ
て略同じ閉断面形状となっており、点Ｐ１より後側にお
いては、断面が急激に大きくなる。更に、ロッカ２５の
断面は、センタピラー２１との結合部から後側におい
て、前側とは逆に、断面が急激に小さくなる点Ｐ２（図
６参照）がある。【００３１】このため、断面急変部となる点Ｐ１、Ｐ２
において、折れが生じ、図６に二点鎖線で示される如
く、ロッカ２５の平面視での変形モードは台形状とな
る。【００３２】一方、図５に矢印Ｂで示される如く、他車
両が斜め前方から衝突した場合には、ロッカ２５の移動
量は、他車両のバンパ部が、自車両のフロントサイドド
アの前後方向中央下部と衝突する。このため、図３に示
される如く、フロントサイドドア１７の下端部１７Ａ
が、サイドメンバアウタパネルのロッカ部１４の比較的
上部を押すため、ロッカ２５の断面が図３の時計回転方
向（図３の矢印Ｃ方向）へ捩じられながら、車幅方向内
側（図３の矢印Ｄ方向）へ移動する。【００３３】この結果、断面急変部である点Ｐ１がロッ
カ２５の折れのきっかけとなり、この位置（図５に間隔
が狭い斜線で示す領域Ｍ１）での衝突初期における移動
量は、その周囲（図５に間隔が広い斜線で示す領域Ｍ
２）より大きく、図６に一点鎖線で示される如く、ロッ
カ２５の平面視での変形モードは三角形状となる。【００３４】なお、図５において、斜線が無い領域Ｍ３
は、領域Ｍ２に比べ更に移動量が少ない領域である。【００３５】従って、点Ｐ１近辺は、真横からの衝突及
び斜め衝突に対して非常に効率的に変移する位置である
ため、この位置に加速度センサ４６を設けることで、衝
突検知を早く行える。【００３６】また、本実施形態の側面衝突用センサの取
付構造では、作業穴を塞ぐ蓋、また、従来の技術では必
要とした、ロッカ断面を補強する補強部材等が必要最小
限で済むため、車体の大幅な重量増加を抑えることがで
きる。【００３７】また、本実施形態の側面衝突用センサの取
付構造では、加速度センサ４６の取付位置が、シート側
面近傍になるため、シートにエアバッグ装置を搭載する
場合には、ハーネスの長さを短くでき、組付性が向上す
ると共に、コストダウンになる。【００３８】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、加速度センサ４６を、
境界点Ｐ１付近のロッカインナパネル２４の上壁部２４
Ａに、境界点Ｐ１を通るロッカ断面Ｓ１を車両前後方向
に跨いで取付けたが、加速度センサ４６の取付位置は、
この位置に限定されず、境界点Ｐ１付近であれば、他の
位置でも良い。【００３９】【００４０】【発明の効果】請求項１記載の本発明の側面衝突用セン
サの取付構造は、ロッカインナ外側表面に加速度センサ
を取り付けたブラケットを取り付け、加速度センサを取
り付けたブラケットは、フロントサイドドア開口部に形
成されたオープニングフランジのロッカ上部となる直線
部と、オープニングフランジのセンタピラー下部の前後
部となる湾曲部と、の境界点を通る車両平面視に垂直な
ロッカ断面を跨ぐように取り付けられ、ロッカ断面を挟
んで車両の前側と後側のそれぞれに固定点を備えるた
め、車体の大幅な重量増加を抑え、且つ衝突検知を効率
的に素早く行えるという優れた効果を有する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION [0001] 1. Field of the Invention [0002] The present invention relates to a side collision sensor mounting structure, and more particularly to an operation of an airbag device when a force acts on a side door from the side. The present invention relates to a mounting structure of a side collision sensor for causing a collision. 2. Description of the Related Art Conventionally, an example of a mounting structure of a side collision sensor applied to a vehicle such as an automobile is disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-11.
Nos. 7957 and 6-1035 are known. [0003] As shown in FIG.
In the mounting structure of the side collision sensor of No. 57, the side sill (also referred to as rocker) 7 located below the side door 70 is provided.
2, a collision sensor 74 is provided, and the collision sensor 74 is attached to the rocker inner panel 76. Further, as shown in FIG.
In the mounting structure of the side collision sensor of No. 035, a transmission member 84 is fixed to an impact beam 82 provided in the side door 80, and a distal end portion 84 of the transmission member 84 is provided.
A reaches the vicinity of the collision sensor 88 provided in the rocker 86. However, in the mounting structure of the side collision sensor shown in FIG. 7, a work hole for mounting the collision sensor 74 and a lid for closing the work hole are, for example, a rocker. It is necessary to provide on the outer panel 78, the number of parts increases, and the weight of the vehicle body increases. [0008] In the mounting structure of the side collision sensor shown in FIG. 8, the transmission member 84 is fixed to the front portion of the impact beam 82. Therefore, the impact beam 82
If a collision occurs at the rear of the
The deformation of the front portion of the impact beam 82 is delayed and the amount of deformation is smaller than the deformation of the rear portion of the impact beam 82, so that it may take time to detect the collision. Furthermore, since it is a place where water easily enters, a waterproofing measure is required, and a mechanism for preventing the collision sensor 88 from operating when the side door 80 is strongly closed is required, which increases the number of parts. The body weight increases. [0007] A side collision sensor mounting structure in which a collision sensor is disposed in the center pillar is also conceivable. However, this configuration is excellent when another vehicle collides with the center pillar of the own vehicle from the side. Demonstrates the sensing function,
If the other vehicle collides with the own vehicle from an oblique side, that is, if the bumper of the other vehicle first collides between the front side door of the own vehicle or the front pillar and the center pillar of the rocker, the front side door It is difficult for the impact to be transmitted to the center pillar, and the collision detection tends to be delayed. For this reason, in this configuration, it is necessary to provide a structure for reinforcing the impact beam in the rocker cross section and the side door to easily transmit an impact to the center pillar, and the weight of the vehicle body is greatly increased by the reinforcing member and the like. In view of the above, an object of the present invention is to provide a mounting structure for a side collision sensor capable of suppressing a significant increase in the weight of a vehicle body and efficiently and quickly detecting a collision. According to the first aspect of the present invention, there is provided a side collision sensor mounting structure according to the present invention, wherein an acceleration sensor is mounted on a rocker inner outer surface. Attach bracket , front
The bracket to which the acceleration sensor is attached
Opening flange formed in the opening
The straight part that becomes the upper part of the lid and the opening flange
Boundary point between the front and rear curved sections below the center pillar
Mounted so as to straddle a rocker section perpendicular to the passing vehicle
And the front and rear sides of the vehicle across the rocker section.
It is characterized in that each has a fixed point . Therefore,
When the rocker deforms inward in the vehicle width direction, both when the other vehicle collides with the center pillar from the side and the front side door diagonally from the front, the rocker inner outer surface moves inward in the vehicle width direction. The amount becomes larger than the movement amount at other positions, and the acceleration sensor attached to this position can detect the collision very efficiently and quickly against the collision from the side and the oblique collision. Further, since the required number of reinforcing members having a rocker cross-section required in the related art is minimized, a significant increase in the weight of the vehicle body can be suppressed. Also, a bracket to which the acceleration sensor is attached is a straight portion which is an upper portion of a rocker of an opening flange formed at a front side door opening, and a curved portion which is a front and rear portion of a lower portion of a center pillar of the opening flange.
It is mounted so as to straddle the rocker section perpendicular to the vehicle plane view passing through the boundary point of the vehicle, and has fixed points on the front side and the rear side of the vehicle across the rocker section, so that collisions from the sideways and oblique collisions It can detect collisions very efficiently and quickly. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS One embodiment of a mounting structure for a sensor for side collision according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the drawings, an arrow FR indicates a forward direction of the vehicle, an arrow UP indicates an upward direction of the vehicle, and an arrow IN indicates an inward direction of the vehicle width. As shown in FIG. 2, in the vehicle of this embodiment, the center pillar portion 1 is provided on the side member outer panel 10.
2 and the rocker portion 14 are integrally formed. A front side door opening 16 is provided at the front of the center pillar 12.
The front side door opening 16
An opening flange 18 for a front side door 17 (see FIG. 3) is formed on an inner peripheral portion of the opening. The boundary point between the straight portion 18A of the opening flange 18 formed on the upper portion of the rocker portion 14 and the curved portion 18B of the opening flange 18 formed on the lower front portion of the center pillar portion 12 is P1. It is shown. As shown in FIG. 1, a center pillar inner panel 20 is joined to the inner side of the center pillar portion 12 of the side member outer panel 10 in the vehicle width direction.
The center pillar portion 12 forms a center pillar 21 having a closed cross-sectional structure extending in the vehicle vertical direction. As shown in FIG. 2, the center pillar 12
A center pillar outer reinforcement 22 is disposed inside the vehicle in the vehicle width direction, and the center pillar outer reinforcement 22 and the center pillar inner panel 20 form a closed cross section extending in the vehicle vertical direction. As shown in FIG. 3, the cross-sectional shape of the rocker portion 14 of the side member outer panel 10 as viewed from the front of the vehicle is U-shaped with the opening directed inward in the vehicle width direction. Are formed with an upper flange 14A and a lower flange 14B. A rocker inner panel 24 is disposed inside the rocker portion 14 in the vehicle width direction. The cross-sectional shape of the rocker inner panel 24 as viewed from the front of the vehicle has a U-shape with an opening directed outward in the vehicle width direction. A flange 24B is formed. A lower flange 24D is formed at the outer end in the vehicle width direction of the lower wall portion 24C of the rocker inner panel 24. Rocker inner panel 24
The upper flange 24B and the lower flange 24D are joined to the upper and lower flanges 14A and 14B of the rocker portion 14 of the side member outer panel 10, respectively. A rocker 25 having a closed cross section extending in the direction is formed. As shown in FIG. 1, the portion of the rocker inner panel 24 located inside the boundary point P1 between the straight portion 18A and the curved portion 18B of the opening flange 18 in the vehicle width direction is as follows.
The sensor mounting portion 30 is provided. This sensor mounting part 30
Then, sensor mounting holes 32 and 34 (see FIG. 2) are formed in the upper wall portion 24A of the rocker inner panel 24.
These sensor mounting holes 32 and 34 have a rocker cross section S1 perpendicular to the vehicle plane view passing through the boundary point P1, and are located before and after a cross section line L1 of the rocker cross section S1 in the upper wall portion 24A of the rocker inner panel 24. The directions are formed at substantially equal distances. Weld nuts 36 and 38 (see FIG. 2) are fixed coaxially with the sensor mounting holes 32 and 34 on the lower surface side of the upper wall portion 24A. In the sensor mounting portion 30, the sensor mounting holes 40, 4 and 4 are formed in the side wall portion 24E of the rocker inner panel 24.
2 (see FIG. 2). These sensor mounting holes 40 and 42 are formed at a distance substantially equal to the cross section line L2 of the side wall 24E of the rocker inner panel 24 in the rocker cross section S1 in the front-rear direction. Also,
A sensor mounting hole 4 is provided on the outer side of the side wall portion 24E in the vehicle width direction.
Weld nuts 41 and 44 (see FIG. 2) are fixed coaxially with 0 and 42. The sensor mounting portion 3 of the rocker inner panel 24
At 0, an acceleration sensor (G sensor) 46 is attached via a bracket 48. The bracket 48 has an upper wall portion 48A and a side wall portion 48B.
It is shaped like a letter. A front flange 48C and a rear flange 48D which are one step lower than the upper wall portion 48A are formed at both front and rear ends of the upper wall portion 48A, respectively.
A front flange 48E and a rear flange 48F located outside the side wall portion 48B in the one-stage vehicle width direction are formed at both front and rear ends. The front flange 48C and the rear flange 4
8D, the front flange 48E, and the rear flange 48F are provided with through holes 50, 52, 54, 56, respectively.
Bolts 58 are inserted into these through holes 50, 52, 54, 56, respectively, and the bolts 58 are screwed into weld nuts 36, 38, 41, 42 fixed to the side wall 24 </ b> E of the rocker inner panel 24. I agree. Therefore, the acceleration sensor 46 is mounted at a position straddling the rocker section S1 in the vehicle longitudinal direction. As shown in FIG. 4, front and rear cross members 60A and 62A of a front floor cross member 60 and a center floor cross member 62 are respectively provided on both front and rear sides of the center pillar 21 of the rocker inner panel 24. Are joined. Next, the operation of the present embodiment will be described. In the mounting structure of the sensor for side collision according to the present embodiment, as shown by the arrow A in FIG. It collides with a relatively lower part of the center pillar 21.
For this reason, the amount of movement at the initial stage of the collision at this position (the area M1 indicated by slanting lines with a small interval in FIG.
Is larger than a region M2) indicated by oblique lines with a large interval. It should be noted that, in FIG.
Is a region in which the movement amount is smaller than that in the region M2. The section of the rocker 25 receives a force in the bending and torsion directions with respect to the movement of the center pillar 21, and exerts an effect on the movement of the center pillar 21. In particular, since the front floor cross member 60 and the center floor cross member 62 serve as support members for the rocker 25, the front floor cross member 60 and the center floor cross member 62
The movement amount of the rocker 25 is sharply reduced between the connecting portion and the connecting portion.
On the other hand, the cross section of the rocker 25 has substantially the same closed cross section from the front of the vehicle to the point P1, and the cross section increases sharply behind the point P1. Further, in the cross section of the rocker 25, there is a point P2 (see FIG. 6) where the cross section sharply becomes smaller on the rear side from the connection portion with the center pillar 21, contrary to the front side. For this reason, the points P1 and P2, which are the suddenly changing sections,
, The deformation mode of the rocker 25 in a plan view becomes trapezoidal as shown by a two-dot chain line in FIG. On the other hand, as shown by arrow B in FIG. 5, when another vehicle collides diagonally from the front, the amount of movement of the rocker 25 is determined by the fact that the bumper of the other vehicle moves in the front-rear direction of the front side door of the own vehicle. Collision with lower center. For this reason, as shown in FIG.
However, since the upper part of the rocker portion 14 of the side member outer panel is pressed relatively, the cross section of the rocker 25 is twisted in the clockwise direction of FIG. (In the direction of arrow D). As a result, the point P1, which is a suddenly changing section, triggers the rocker 25 to break. Area M indicated by oblique lines with a large interval in 5
2) The deformation mode of the rocker 25 in a plan view is triangular as shown by a chain line in FIG. It should be noted that, in FIG.
Is a region in which the movement amount is smaller than that in the region M2. Therefore, since the vicinity of the point P1 is a position where the displacement is very efficient with respect to the collision from the side and the oblique collision, the provision of the acceleration sensor 46 at this position makes it possible to detect the collision quickly. Further, in the mounting structure of the sensor for side impact according to the present embodiment, the cover for closing the working hole and the reinforcing member for reinforcing the cross section of the rocker, which are required in the prior art, are required at a minimum. Significant weight increase of the vehicle body can be suppressed. In the mounting structure of the sensor for side collision according to the present embodiment, the mounting position of the acceleration sensor 46 is located near the side of the seat. Therefore, when the airbag device is mounted on the seat, the length of the harness is reduced. It can be shortened, the assemblability is improved, and the cost is reduced. In the above, the present invention has been described in detail with respect to a specific embodiment. However, the present invention is not limited to such an embodiment, and various other embodiments are included in the scope of the present invention. It is clear to a person skilled in the art that is possible. For example, in the present embodiment, the acceleration sensor 46 is
Upper wall portion 24 of rocker inner panel 24 near boundary point P1
A, the rocker cross section S1 passing through the boundary point P1 is attached across the vehicle longitudinal direction.
The position is not limited to this position, and may be another position as long as it is near the boundary point P1. [0039] [0040] [Effect of the Invention] mounting structure of a side impact sensor according to claim 1 the invention described, the mounting bracket attached an acceleration sensor on the rocker inner exterior surface prep acceleration sensor
Bracket attached to the front side door opening
The straight line on the rocker top of the opening flange formed
And the front and rear of the lower part of the center pillar of the opening flange
Perpendicular to the vehicle plane view passing through the boundary point between the curved part
It is attached so as to straddle the rocker section, and sandwiches the rocker section.
Since the vehicle has fixed points on the front side and the rear side of the vehicle, a significant increase in weight of the vehicle body can be suppressed, and collision detection can be performed efficiently and quickly.

【図面の簡単な説明】【図１】本発明の一実施形態に係る側面衝突用センサの
取付構造を示す車両斜め前方内側から見た斜視図であ
る。【図２】本発明の一実施形態に係る側面衝突用センサの
取付構造を示す車両斜め前方内側から見た分解斜視図で
ある。【図３】図１の３−３線に沿った断面図である。【図４】本発明の一実施形態に係る側面衝突用センサの
取付構造における真横からの衝突時の移動量を示す斜視
図である。【図５】本発明の一実施形態に係る側面衝突用センサの
取付構造における斜め前方からの衝突時の移動量を示す
斜視図である。【図６】本発明の一実施形態に係る側面衝突用センサの
取付構造における真横及び斜め前方からの衝突時の各変
形モードを示す概略平面図である。【図７】従来の実施形態に係る側面衝突用センサの取付
構造を示すドア前方から見た断面図である。【図８】従来の他の実施形態に係る側面衝突用センサの
取付構造を示すドア前方から見た断面図である。【符号の説明】１０サイドメンバアウタパネル１２センタピラー部１４ロッカ部１６フロントサイドドア開口部１８オープニングフランジ１８Ａオープニングフランジの直線部１８Ｂオープニングフランジの湾曲部２１センタピラー２４ロッカインナパネル２５ロッカ３０センサ取付部４６加速度センサＰ１境界点BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view showing a mounting structure of a sensor for side collision according to an embodiment of the present invention, as viewed obliquely from the front inside the vehicle. FIG. 2 is an exploded perspective view showing the mounting structure of the sensor for side collision according to one embodiment of the present invention, as viewed from the obliquely front inner side of the vehicle. FIG. 3 is a sectional view taken along line 3-3 in FIG. 1; FIG. 4 is a perspective view showing a moving amount at the time of a collision from the side, in the mounting structure of the sensor for side collision according to one embodiment of the present invention. FIG. 5 is a perspective view showing an amount of movement at the time of a collision from an oblique front in the mounting structure of the sensor for side collision according to one embodiment of the present invention. FIG. 6 is a schematic plan view showing each deformation mode at the time of a collision from right beside and obliquely forward in the mounting structure of the sensor for side collision according to one embodiment of the present invention. FIG. 7 is a sectional view showing a mounting structure of a sensor for side collision according to a conventional embodiment, as viewed from the front of a door. FIG. 8 is a sectional view showing a mounting structure of a sensor for side collision according to another conventional embodiment, as viewed from the front of a door. DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Side member outer panel 12 Center pillar portion 14 Rocker portion 16 Front side door opening 18 Opening flange 18A Straight portion of opening flange 18B Curved portion of opening flange 21 Center pillar 24 Rocker inner panel 25 Rocker 30 Sensor mounting portion 46 acceleration sensor P1 boundary point

フロントページの続き (56)参考文献特開平４−212650（ＪＰ，Ａ) 特開平９−118193（ＪＰ，Ａ) 特開平４−297353（ＪＰ，Ａ) 特開平５−330399（ＪＰ，Ａ) 特開平３−273959（ＪＰ，Ａ) 実開平１−117957（ＪＰ，Ｕ) 実開平３−121155（ＪＰ，Ｕ) 実開平４−133961（ＪＰ，Ｕ) 実開平４−55448（ＪＰ，Ｕ) 実開平６−6130（ＪＰ，Ｕ) 英国特許出願公開2266075（ＧＢ，Ａ) 実用新案登録2542433（ＪＰ，Ｙ２) 実用新案登録2540810（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B60R 21/32 B60R 21/22 B62D 25/20 Continuation of the front page (56) References JP-A-4-212650 (JP, A) JP-A-9-118193 (JP, A) JP-A-4-297353 (JP, A) JP-A-5-330399 (JP) JP-A-3-273959 (JP, A) JP-A-1-117957 (JP, U) JP-A-3-121155 (JP, U) JP-A-4-133961 (JP, U) JP-A 4-55448 (JP, U) JP-A-6-6130 (JP, U) UK Patent Application Publication 2,260,075 (GB, A) Utility Model Registration 2542433 (JP, Y2) Utility Model Registration 2540810 (JP, Y2) (58) Field surveyed (Int.Cl. ⁷ , DB name) B60R 21/32 B60R 21/22 B62D 25/20

Claims

(57) fitted with a bracket mounted an acceleration sensor to the Claims 1] rocker inner outer surfaces, the acceleration sensor
The attached bracket is located at the front side door opening.
Directly at the top of the rocker of the formed opening flange
Line part and the center pillar lower part of the opening flange
To the vehicle front view passing through the boundary between
The rocker is mounted so as to straddle the vertical rocker section.
There are fixed points on the front and rear sides of the vehicle across the cross section.
Mounting structure of the sensor side impact, characterized in that to obtain.