JP3407218B2 - 半導体光センサデバイス - Google Patents

半導体光センサデバイス

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JP3407218B2
JP3407218B2 JP34611399A JP34611399A JP3407218B2 JP 3407218 B2 JP3407218 B2 JP 3407218B2 JP 34611399 A JP34611399 A JP 34611399A JP 34611399 A JP34611399 A JP 34611399A JP 3407218 B2 JP3407218 B2 JP 3407218B2
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晶雄 泉
伸生 平田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体光センサチ
ップが実装される半導体光センサデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD(Charge Coupled Devic
e)、あるいは、MOS(Metal OxideSemiconductor)
のような半導体光センサデバイスは、セラミック外囲器
に封止された実装形態で用いられている。そして半導体
光センサチップはガラス非球面レンズにより結ばれた像
を検知する。図20(a)、図21(a)、図22
(a)は、セラミック外囲器にパッケージングされ、非
球面レンズが組み合わされた従来のCCD画像センサを
示す平面図であり、図20(b)、図21(b)、図2
2(b)は、各々のS−S断面図、T−T断面図、U−
U断面図である。この場合、光センサはCCD画像セン
サやMOS画像センサの他フォトダイオード、赤外線セ
ンサなど他の光センサでも良い。
【0003】図20(a),(b)に示された半導体光
センサデバイスは、検出部と光学部とを備えている。検
出部としては、半導体光センサチップ111がダイボン
ディングされるセラミック製の外囲器112、収容され
る半導体光センサチップ111の内部端子に対応してパ
ターニングされ、リードピン機能も兼ね備えるリードフ
レーム113、半導体光センサチップ111の各内部端
子とリードフレーム113とを接続するボンディングワ
イヤ114、外囲器112の開口部端面に図示しない低
融点ガラスまたは接着剤115によって固着される透明
板116から構成される。
【0004】この外囲器112の底面部に収容されてい
る半導体光センサチップ111は、透明板116により
封止されている。この外囲器112と透明板116とに
より封止された内部には図示しない透明充填剤が充填さ
れているか、ガスが充填されて中空であるか何れかであ
る。そしてこの検出部はリードフレーム113をはんだ
付けすることでプリント基板117に固定される。
【0005】また、光学部としては、ガラス非球面レン
ズ118、このガラス非球面レンズ118の結ぶ像が半
導体光センサチップ111上となる位置に決定し、か
つ、接着剤119によりプリント基板117に固定され
るレンズ固定フレーム120、このレンズ固定フレーム
120にガラス非球面レンズ118を固定するレンズ押
さえ金具121から構成される。
【0006】上記の構成からなる半導体光センサデバイ
スは、ガラス非球面レンズ118が結ぶ像を、透明板1
16を介して、半導体光センサチップ111上で検知
し、それによる信号をリードフレーム113を介して出
力することにより画像センサとして機能するものであ
る。
【0007】また、図21(a),(b)に示される半
導体光センサデバイスは、図20(a),(b)を用い
て説明した半導体光センサデバイスのうち光学部のみが
異なっている。光学部としては、ガラス非球面レンズ1
18、このガラス非球面レンズ118の結ぶ像が半導体
光センサチップ111上となる位置に決定し、かつ、フ
レーム固定支柱122とネジ123によりプリント基板
117に固定されるレンズ固定フレーム124、このレ
ンズ固定フレーム124にガラス非球面レンズ118を
固定するレンズ押さえ金具125から構成される。
【0008】また、図22(a),(b)に示される半
導体光センサデバイスは、図20(a),(b)を用い
て説明した半導体光センサデバイスのうち光学部が異な
るとともに検出部と光学部が一体に構成されている。光
学部としては、ガラス非球面レンズ118、このガラス
非球面レンズ118を載置するレンズ固定フレーム12
6、このレンズ固定フレーム126を検出部の透明板1
16に固定する接着剤127、ガラス非球面レンズ11
8を固定するレンズ押さえ金具128により構成され
る。このときガラス非球面レンズ118の結ぶ像は半導
体光センサチップ111上となるように、焦点位置を考
慮してガラス非球面レンズ118の位置が決定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これら従来技術の半導
体光センサデバイスでは、半導体光センサチップ111
を収容した外囲器112の中空状態の内部にガスを封止
する場合、封止したガスの状態によっては半導体光セン
サチップ111の表面またはボンディングワイヤ114
に劣化を生じるため、外囲器112の内部に不活性ガス
を充填しなければならず、製造に手間がかかる。また不
活性ガスを用いたとしても温度、湿度条件を厳密に制御
しなければ特性の低下を回避できない。更に、不活性ガ
スの充填後はガスのリーク検査を行わなければならない
ので、コストが高くなるという問題があった。
【0010】また、半導体光センサチップ111を収容
した外囲器112の内部に図示しない透明充填剤を充填
して半導体光センサチップ111の保護及び外囲器11
2の封止を行っている場合は、外囲器112の周囲温度
及び外囲器内部の温度の変化によりこの透明充填剤が膨
張または収縮し、これが原因で外囲器112と透明充填
剤との界面で剥離が発生したり、透明充填剤の内部に気
泡が発生し、場合によってはボンディングワイヤ114
が切断されるという問題があった。更に、温度変化によ
る透明充填剤の膨張または収縮により、透明板116の
上面から半導体光センサチップ111の表面までの距離
が変化し、光学特性が変動する問題もあった。
【0011】さらに、従来のCCDおよびMOS撮像素
子では、温度変化による焦点位置の変動を抑えるために
セラミック製の筐体とガラス非球面レンズを組み合わせ
て製造している。図20、図21および図22に示すよ
うに、レンズ固定フレーム120,124,126に1
枚または複数枚のガラス非球面レンズ118を載置し、
金属製のレンズ押さえ金具121,125,128を用
いて固定していた。このため、光学系の製造コストおよ
び製作の手間がかかるものとなっていた。
【0012】また、光学系のコストを下げるために、撮
像素子の筐体として絶縁体であるプラスチックパッケー
ジを、また、レンズとしてプラスチックの非球面レンズ
を用いて製造したものは、透明充填剤の膨張または収縮
に応じて外囲器112も膨張または収縮し、温度変化に
よる焦点位置の変動がさらに大きくなり、鮮明な画像を
得ることが難しいという問題があった。
【0013】上記課題を解決するために、本発明は、半
導体光センサデバイスの温度変化に対する安定性を安価
な構成で向上させるとともに光学特性の劣化及び変動を
防止して、長寿命化と信頼性の向上をともに可能とする
半導体光センサデバイスを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、絶縁材料を用いて底部に開
放部を有するように構成される筐体と、前記筐体の内部
から外部へ引き出される配線部材と、前記筐体に固定さ
れる半導体光センサチップと、前記半導体光センサチッ
プ表面に設けられた端子と前記配線部材とを電気的に接
続する接続手段と、前記筐体の内部に充填されて半導体
光センサチップの上面を覆うとともに前記筐体の開放部
で膨張または収縮による体積変化を逃げる透明充填剤
と、前記透明充填剤を介して前記半導体光センサチップ
の上方に設けられ、かつ、前記筐体に接着または溶着さ
れる透明板と、前記半導体光センサチップ上で結像する
位置で前記透明板に接着または溶着されるレンズ部と、
を備えた半導体光センサデバイスであって、前記レンズ
部、前記透明板および前記筐体は同一の材料または熱膨
張率が略等しい材料により成形されることを特徴とす
る。
【0015】また、請求項2記載の発明は、絶縁材料を
用いて底部に開放部を有するように構成される筐体と、
前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、前
記筐体に固定される半導体光センサチップと、前記半導
体光センサチップ表面に設けられた端子と前記配線部材
とを電気的に接続する接続手段と、前記筐体の内部に充
填されて半導体光センサチップの上面を覆うとともに前
記筐体の開放部で膨張または収縮による体積変化を逃げ
る透明充填剤と、前記透明充填剤を介して前記半導体光
センサチップの上方に設けられ、かつ、前記半導体光セ
ンサチップ上で結像する位置で前記筐体に接着または溶
着されるレンズ部と、を備えた半導体光センサデバイス
であって、前記レンズ部および前記筐体は同一の材料ま
たは熱膨張率が略等しい材料により成形されることを特
徴とする。
【0016】また、請求項3記載の発明は、絶縁材料を
用いて底部に開放部を有するように構成される筐体と、
前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、前
記筐体に固定される半導体光センサチップと、前記半導
体光センサチップ表面に設けられた端子と前記配線部材
とを電気的に接続する接続手段と、前記筐体の内部に充
填されて半導体光センサチップの上面を覆うとともに前
記筐体の開放部で膨張または収縮による体積変化を逃げ
る透明充填剤と、前記透明充填剤の膨張または収縮によ
る体積変化を逃げるための開放部を形成しつつ前記半導
体光センサチップの上方に前記透明充填剤を介して配置
され、前記筐体に設けられた支柱に接着または溶着され
る透明板と、前記半導体光センサチップ上で結像する位
置で前記透明板に接着または溶着されるレンズ部と、を
備えた半導体光センサデバイスであって、前記レンズ
部、前記透明板および前記筐体は同一の材料または熱膨
張率が略等しい材料により成形されることを特徴とす
る。
【0017】また、請求項4記載の発明は、絶縁材料を
用いて底部に開放部を有するように構成される筐体と、
前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、前
記筐体に固定される半導体光センサチップと、前記半導
体光センサチップ表面に設けられた端子と前記配線部材
とを電気的に接続する接続手段と、前記筐体の内部に充
填されて半導体光センサチップの上面を覆うとともに前
記筐体の開放部で膨張または収縮による体積変化を逃げ
る透明充填剤と、前記透明充填剤の膨張または収縮によ
る体積変化を逃げるための開放部を形成しつつ前記半導
体光センサチップ上で結像する位置に前記透明充填剤を
介して配置され、前記筐体に設けられた支柱に接着また
は溶着されるレンズ部と、を備えた半導体光センサデバ
イスであって、前記レンズ部および前記筐体は同一の材
料または熱膨張率が略等しい材料により成形されること
を特徴とする。
【0018】また、請求項5記載の発明は、絶縁材料を
用いて底部に開放部を有するように構成される筐体と、
前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、前
記筐体に固定される半導体光センサチップと、前記半導
体光センサチップ表面に設けられた端子と前記配線部材
とを電気的に接続する接続手段と、前記筐体の内部に充
填されて半導体光センサチップの上面を覆うとともに前
記筐体の開放部で膨張または収縮による体積変化を逃げ
る透明充填剤と、前記透明充填剤を介して前記半導体光
センサチップの上方に設けられ、前記半導体光センサチ
ップに入射する光線を制限し、前記筐体に接着または溶
着される絞り板と、前記半導体光センサチップ上で結像
する位置で前記筐体もしくは前記絞り板に接着または溶
着されるレンズ部と、を備えた半導体光センサデバイス
であって、前記レンズ部および前記筐体は同一の材料ま
たは熱膨張率が略等しい材料により成形されることを特
徴とする。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項5に
記載の半導体光センサデバイスにおいて、前記レンズ部
は2個のレンズで1組をなすペアレンズが1組以上設け
られ、前記絞り板は前記1組以上のペアレンズの全ての
レンズの個数分の絞り穴が設けられていることを特徴と
する。
【0020】また、請求項7記載の発明は、請求項1〜
請求項6の何れか1項に記載の半導体光センサデバイス
において、前記開放部の前記透明充填剤を覆う薄膜を設
けることを特徴とする。
【0021】また、請求項8記載の発明は、請求項1〜
請求項6の何れか1項に記載の半導体光センサデバイス
において、前記開放部の前記透明充填剤の表面にコーテ
ィングを施すことを特徴とする。
【0022】また、請求項9記載の発明は、請求項1〜
請求項6の何れか1項に記載の半導体光センサデバイス
において、前記開放部の前記透明充填剤を覆う保護板を
設けることを特徴とする。
【0023】また、請求項10記載の発明は、請求項1
〜請求項9の何れか1項に記載の半導体光センサデバイ
スにおいて、前記透明充填剤は透明シリコーンゲルであ
ることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1(a)は本発明の第1実施形態の平
面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図19
は各実施形態に共通する半導体光センサデバイスの外観
を説明する外観図である。本実施形態は請求項1に記載
した発明の実施形態に相当し、外観は図19(a)に示
すような外観を有している。図1(b)において、プラ
スチック筐体1の底部には、半導体光センサチップ2が
ボンディングされている。半導体光センサチップ2は、
CCD画像センサ、MOS画像センサ、フォトダイオー
ド、または赤外線センサ等であり、プラスチック筐体1
は、半導体光センサチップ2のボンディング部分とこの
ボンディング部分を支える部分とを除いて開放された構
造、つまり、開放部1a,1bを有する。
【0025】このプラスチック筐体1は、配線部材とし
てのリードフレーム3が内部から外部へ貫通している。
ボンディングされている半導体光センサチップ2の表面
の内部端子とリードフレーム3とは、接続手段であるボ
ンディングワイヤ4を介して接続されている。更に、プ
ラスチック筐体1の上面外縁部には、透明板5が接着ま
たは溶着により固着されている。透明板5は、板状であ
って、プラスチック筐体1の上側開口を完全に覆う広さ
を有するように形成される。
【0026】この透明板5の上面外縁部には、レンズ部
6が、接着または溶着により固着される。このレンズ部
6は、半導体光センサチップ2上で像を結ぶレンズ6a
が一体成形されている。これらプラスチック筐体1、透
明板5およびレンズ部6は、同一の材料か、または、略
同一の熱膨張率を有する材料を用いて構成されている。
なお、理由については後述する。
【0027】このプラスチック筐体1の内部には透明充
填剤としての透明シリコーンゲル7が充填され、この透
明シリコーンゲル7はプラスチック筐体1の底部の開放
部1a,1bにおいて外気に対し露出している。第1実
施形態では、プラスチック筐体1の内部が透明シリコー
ンゲル7で完全に満たされ、半導体光センサチップ2及
びボンディングワイヤ4は透明シリコーンゲル7で完全
に封止され、保護されている。従って、従来のように封
止に用いられるガス状態が半導体光センサチップに影響
することはなく、安定した特性を維持することができ
る。
【0028】また、第1実施形態では、プラスチック筐
体1の底面が開放部1a,1bによって開放されてお
り、透明シリコーンゲル7がこれらの開放部1a,1b
から露出した形態となっている。このため、温度変化に
より透明シリコーンゲル7が膨張または収縮してもプラ
スチック筐体1の開放部1a,1bで露出する透明シリ
コーンゲル7が上下し、透明シリコーンゲル7の温度変
化による体積変動を吸収する。従って、透明充填剤によ
り筐体内部が完全に密封されている従来の構造のよう
に、充填剤の膨張、収縮に起因する、充填剤内部におけ
る気泡の発生や外気の吸引、充填剤と筐体との界面剥離
は発生せず、安定した特性を維持することができる。
【0029】更に、第1実施形態では、透明板5がプラ
スチック筐体1の上面に強固に固着されているので、筐
体内部の透明シリコーンゲル7が膨張または収縮して
も、透明板5の表面から半導体光センサチップ2の表面
までの距離を変えることはない。従って、透明シリコー
ンゲル7の体積変化が光学特性に影響することはない。
【0030】また、プラスチック筐体1、透明板5およ
びレンズ部6は同じ材料とするか、または、熱膨張率が
略等しい材料としたので、安価に構成することができ
る。また、例えば、温度が上昇するとこれらプラスチッ
ク筐体1、透明板5およびレンズ部6は一体となって膨
張するため、膨張前後の形状を比較すると、相似形状と
なっている。レンズ6aのレンズ径とレンズの厚さが大
きくなって曲率が変化するため焦点距離が長くなるが、
その分半導体光センサチップ2が載置されたプラスチッ
ク筐体1,透明板5も膨張するため、結果としてレンズ
6aの焦点距離を半導体光センサチップ2上に位置する
ように維持することができ、安定した特性を保つことが
できる。
【0031】この第1実施形態の半導体光センサデバイ
スの製造方法を以下に示す。金型に金属板(リードフレ
ーム3)を挿入し熱可塑性樹脂で射出成形したプラスチ
ック筐体1に半導体光センサチップ2をボンディング
し、そしてボンディングワイヤ4のボンディングを行な
い、透明板5をプラスチック筐体1に接着剤により接着
または溶剤、超音波等により溶着する。
【0032】更に、透明板5にレンズ部6を接着または
溶着する。このとき、プラスチック筐体1、透明板5お
よびレンズ部6は同じ材料とするか、または、熱膨張率
が略等しい材料としているので、接着または溶着が容易
である。その後、プラスチック筐体1を逆さにし底部の
開放部1a,1bより未硬化の透明シリコーンゲル7を
充填し、恒温槽に入れ透明シリコーンゲル7を熱硬化す
る。
【0033】プラスチック筐体1、透明板5およびレン
ズ部6が熱膨張または熱収縮したとしても、レンズ6a
の焦点位置が常に半導体光センサチップ2上に位置する
ようにでき、また、透明シリコーンゲル7は、底部の開
放部1a,1bにより膨張または収縮による体積の変動
を逃げ、安定した封止状態を維持する。温度変化の激し
い環境下にあっても、高い検出能力を持つ半導体光セン
サデバイスとすることができる。
【0034】なお、本実施形態のレンズ部6は円柱状に
形成されているものとして図1(a),(b)および図
19(a)で図示しているが、レンズ6の形状は円柱状
に限るものではなく、例えば、図19(b)で示すよう
に、板状・直方体の部材にレンズ6aを設けた構成とし
ても良い。このようにこれらレンズ部6の形状は適宜選
択される。後述する実施形態においても、円柱状のレン
ズ部または板状のレンズ部かを選択できる。
【0035】図2(a)は第2実施形態の平面図、図2
(b)は図2(a)のB−B断面図である。本実施形態
も請求項1に記載した発明の実施形態に相当し、外観は
図19(a)に示すような外観を有している。本実施形
態は、第1実施形態に加えて、プラスチック筐体1の半
導体光センサチップ2のボンディング位置に金属ダイパ
ッド8を備えたものである。金属ダイパッド8は、半導
体光センサチップ2のパッケージの電位をグラウンドに
落としたり、または、半導体光センサチップ2とプラス
チック筐体1との接着性を良くするために挿入されるも
のである。
【0036】なお、この金属ダイパッド8が配置される
プラスチック筐体1の部分には、開放部1cが形成され
ている。この開放部1cは、プラスチック筐体1の射出
成形時に射出される樹脂によって金属ダイパッド8が動
く事態を防止するためのピンが挿入される開放部であ
る。その他の構成は第1の実施形態と同一である。ま
た、板状・直方体状のレンズ部6を選択したならば図1
9(b)に示すような外観となる。このように構成して
も所定効果を得ることができる。
【0037】図3(a)は第3実施形態の平面図、図3
(b)は図3(a)のC−C断面図である。本実施形態
は請求項2に記載した発明の実施形態に相当し、外観は
図19(c)に示すような外観を有している。本実施形
態は、基本的には第1実施形態の半導体光センサデバイ
スから透明板5を除き、プラスチック筐体1にレンズ部
6を直接的に接着または溶着した半導体光センサデバイ
スとする。レンズ部6は、図19(c)に示すように、
板状・直方体状であって、プラスチック筐体1の開口を
完全に覆う大きさに形成される。そして、プラスチック
筐体1にレンズ部6を接着・溶着したとき、レンズ部6
のレンズ6aは、半導体光センサチップ2上で像を結ぶ
位置となるようにように構成される。さらに、プラスチ
ック筐体1およびレンズ部6は同じ材料とするか、また
は、熱膨張率が略等しい材料とする。
【0038】プラスチック筐体1およびレンズ部6が熱
膨張または熱収縮したとしても、レンズ6aの焦点位置
は常に半導体光センサチップ2上に位置するようにする
ことができ、また、透明シリコーンゲル7は、底部の開
放部1a、開放部1bにより熱膨張または熱収縮による
体積の変動を逃げ、安定した封止状態を維持する。温度
変化の激しい環境下にあっても、高い検出能力を持つ半
導体光センサデバイスとすることができる。
【0039】図4(a)は第4実施形態の平面図、図4
(b)は図4(a)のD−D断面図である。本実施形態
も請求項2に記載した発明の実施形態に相当し、外観は
図19(c)に示すような外観を有している。本実施形
態は、基本的には第3実施形態に加えて、プラスチック
筐体1の半導体光センサチップ2のボンディング位置に
金属ダイパッド8を備えた半導体光センサデバイスであ
る。そして、プラスチック筐体1およびレンズ部6は同
じ材料とするか、または、熱膨張率が略等しい材料とす
る。このような半導体光センサデバイスとしても本発明
の所定の効果を発揮する。
【0040】図5(a)は第5実施形態の平面図、図5
(b)は図5(a)のE−E断面図である。本実施形態
も請求項2に記載した発明の実施形態に相当し、外観は
図19(d)に示すような外観を有している。本実施形
態は、基本的には第3実施形態の半導体光センサデバイ
スの板状・直方体状のレンズ部6に代えて円柱状のレン
ズ部6をプラスチック筐体1に直接に接着・溶着した半
導体光センサデバイスとする。図5(a)のハーフトー
ン部で示すように、透明シリコーンゲル7は、下側の開
放部1a,1bに加えて上側の開放部1dでも外気に曝
されている。
【0041】レンズ部6のレンズ6aは半導体光センサ
チップ2上で像を結ぶように構成される。そして、プラ
スチック筐体1およびレンズ部6は同じ材料とするか、
または、熱膨張率が略等しい材料とする。プラスチック
筐体1およびレンズ部6が熱膨張または熱収縮したとし
ても、レンズ6aの焦点位置は常に半導体光センサチッ
プ2上に位置するようにすることができ、また、透明シ
リコーンゲル7は、底部の開放部1a,1b,1dによ
り熱膨張または熱収縮による体積の変動を逃げ、安定し
た封止状態を維持する。温度変化の激しい環境下にあっ
ても、高い検出能力を持つ半導体光センサデバイスとす
ることができる。また、本実施形態においても金属ダイ
パッド8を設けても良い。
【0042】図6(a)は第6実施形態の平面図、図6
(b)は図6(a)のF−F断面図である。本実施形態
は、請求項3に記載した発明の実施形態に相当する。本
実施形態の半導体光センサデバイスのプラスチック筐体
1は、上面と半導体光センサチップ2のボンディング位
置とそれを支える部分を除いた底面との2面が開放され
た構造となっている。このプラスチック筐体1は、その
内周面の二面から内側に向けて突設された透明板固定支
柱9を備えている。
【0043】このプラスチック筐体1は、リードフレー
ム3が内部から外部へ貫通している。また、プラスチッ
ク筐体1の底部は半導体光センサチップ2がボンディン
グされている。ボンディングされている半導体光センサ
チップ2表面の内部端子とリードフレーム3とはボンデ
ィングワイヤ4を介して接続されている。このプラスチ
ック筐体1の内部は透明シリコーンゲル7で充填され、
更にこの透明シリコーンゲル7の表面には透明板5が透
明板固定支柱9によりプラスチック筐体1に支持され
る。そして透明板5の外周には、図6(a)のハーフト
ーン部で示すように、開放部1dが構成され、透明シリ
コーンゲル7が外気に曝される。
【0044】この場合、透明板5はプラスチック筐体1
に直接に接することなく、透明シリコーンゲル7表面に
透明板5の底面が接する状態である。更に、透明板5の
上側外縁部にもレンズ部6が、接着または溶着により固
定される。このレンズ部6は、半導体光センサチップ2
上で像を結ぶレンズ6aが一体成形されている。
【0045】第6実施形態では、プラスチック筐体1の
内部が透明シリコーンゲル7で完全に満たされ、半導体
光センサチップ2及びボンディングワイヤ4は透明シリ
コーンゲル7で完全に封止され、保護されている。従っ
て、従来のように封止に用いられるガス状態が半導体チ
ップに影響することはなく、安定した特性を維持するこ
とができる。
【0046】また、第6実施形態では、プラスチック筐
体1の底面に加えて上面でも開放されており透明シリコ
ーンゲル7が露出した形態となっている。このため温度
変化により透明シリコーンゲル7が膨張または収縮して
もプラスチック筐体1の開放部1a,1b,1dで露出
するシリコーンゲルが上下し、透明シリコーンゲル7の
温度変化による体積変動を吸収する。従って、従来の透
明充填剤による密封構造のように充填剤の膨張または収
縮に起因する、充填剤内部の気泡の発生及び外気の吸
引、充填剤と筐体との界面剥離は発生せず、安定した特
性を維持することができる。
【0047】更に、第6実施形態では、透明板5がプラ
スチック筐体1の内周面に取り付けられた透明板固定支
柱9によって支持されているので、筐体内部の透明シリ
コーンゲル7が膨張、収縮しても、透明板5の表面から
半導体光センサチップ2の表面までの距離は変わらな
い。また、プラスチック筐体1、透明板5およびレンズ
部6は同じ材料とするか、または、熱膨張率が略等しい
材料であるので、安価に構成できる。また、温度上昇に
よりプラスチック筐体1、透明板5およびレンズ部6が
膨張して焦点位置が伸びたとしても、レンズ6aも膨張
して焦点位置を伸ばし、半導体光センサチップ2上に焦
点位置を維持することができ、安定した特性を維持する
ことができる。従って、透明シリコーンゲル7の体積変
化が光学特性に影響することなく安定した特性を維持す
ることができる。
【0048】なお、第6実施形態においても、必要に応
じて、プラスチック筐体1の内側底部の半導体光センサ
チップ2のボンディング位置に金属ダイパッドを備える
ことが可能である。また、図示しないものの透明板固定
支柱9による支持に代えて透明板5を、図6(a)の上
下方向のみ(あるいは左右方向のみ)延長して開放部1
dを残しつつプラスチック筐体1に直接接着・溶着する
ことも可能である。これら構成は適宜設計される。ま
た、本実施形態のレンズ部6の形状は適宜選択され、円
柱状のレンズ部または板状のレンズ部かを選択できる。
【0049】図7(a)は第7実施形態の平面図、図7
(b)は図7(a)のG−G断面図である。本実施形態
は請求項4に記載した発明の実施形態に相当する。本実
施形態は、基本的には第6実施形態の半導体光センサデ
バイスから透明板5を除き、プラスチック筐体1の透明
板固定支柱9に板状・直方体状のレンズ部6を直接的に
接着または溶着した半導体光センサデバイスとする。図
7(a)のハーフトーン部で示すように、透明シリコー
ンゲル7は、開放部1dで外気に曝されている。レンズ
部6は、板状・直方体状に形成される。そして、プラス
チック筐体1の透明板固定支柱9にレンズ部6を接着・
溶着したとき、レンズ部6のレンズ6aは、半導体光セ
ンサチップ2上で像を結ぶ位置となるように構成され
る。そして、プラスチック筐体1およびレンズ部6は同
じ材料とするか、または、熱膨張率が略等しい材料とす
る。このような半導体光センサデバイスとしても本発明
の所定の効果を発揮する。
【0050】なお、第7実施形態においても、必要に応
じて、プラスチック筐体1の内側底部の半導体光センサ
チップ2のボンディング位置に金属ダイパッドを備える
ことが可能である。さらに、図示しないものの透明板固
定支柱9による支持に代えて板状のレンズ部6を、図7
(a)の上下方向のみ(あるいは左右方向のみ)に延長
して開放部1dを残しつつプラスチック筐体1に直接接
着・溶着することも可能である。これら構成は適宜設計
される。
【0051】図8(a)は第8実施形態の平面図、図8
(b)は図8(a)のH−H断面図である。本実施形態
は請求項5に記載した発明の実施形態に相当し、外観は
図19(b)に示すような外観を有している。本実施形
態は、基本的には第1実施形態の半導体光センサデバイ
スのプラスチック筐体1とレンズ部6との間に透明板5
に代えて絞り板13を設けた半導体光センサデバイスと
する。絞り板13は、絞り穴13aを有しており、板状
・直方体状であってプラスチック筐体1の開口を完全に
覆う大きさとなるように形成される。プラスチック筐体
1の上面外縁部に接着または溶着により固着される。ま
た、レンズ部6はこの絞り板13の上面外縁部に接着ま
たは溶着により固着される。
【0052】レンズ部6のレンズ6aは半導体光センサ
チップ2上で像を結ぶように構成される。そして、プラ
スチック筐体1およびレンズ部6は同じ材料とするか、
または、熱膨張率が略等しい材料とする。プラスチック
筐体1およびレンズ部6が熱膨張または熱収縮したとし
ても、レンズ6aの焦点位置は常に半導体光センサチッ
プ2上に位置するようにすることができ、また、透明シ
リコーンゲル7は、底部の開放部1a、開放部1bによ
り熱膨張または熱収縮による体積の変動を逃げ、安定し
た封止状態を維持する。温度変化の激しい環境下にあっ
ても、高い検出能力を持つ半導体光センサデバイスとす
ることができる。
【0053】なお、図示しないものの箱型に形成された
レンズ部6が、プラスチック筐体1に接着または溶着さ
れた絞り板13を覆うように配置され、このレンズ部6
をプラスチック筐体1の上面外縁部に接着または溶着に
より固着される形態としても良い。この場合、外観上は
図19(c)のようになる。また、レンズ部6を円柱状
に形成して、図19(a)のような外観となるように構
成しても良い。
【0054】図9(a)は第9実施形態の平面図、図9
(b)は図9(a)のI−I断面図である。本実施形態
は請求項6に記載した発明の実施形態に相当する。本実
施形態は、基本的には第8実施形態の半導体光センサデ
バイスと技術思想を同じくするものの、レンズ部6が2
個のレンズを1組以上(図9ではレンズ6a,レンズ6
bの1組)有するペアレンズ6cを備える半導体光セン
サデバイスである。
【0055】このペアレンズ6cのレンズ6a,レンズ
6bの下方に、絞り穴13a,13bが配置されるペア
レンズ用絞り板13cを、プラスチック筐体1の上面外
縁部に接着または溶着により固着し、また、ペアレンズ
6cをこのペアレンズ用絞り板13cの上面に接着また
は溶着により固着する。ペアレンズ6cは半導体光セン
サチップ2上の2個所で像を結ぶように構成される。そ
して、プラスチック筐体1およびレンズ部6は同じ材料
とするか、または、熱膨張率が略等しい材料とする。
【0056】プラスチック筐体1およびレンズ部6が熱
膨張または熱収縮したとしても、レンズ6aの焦点位置
は常に半導体光センサチップ2上に位置するようにする
ことができ、また、透明シリコーンゲル7は、底部の開
放部1aにより熱膨張または熱収縮による体積の変動を
逃げ、安定した封止状態を維持する。温度変化の激しい
環境下にあっても、高い検出能力を持つ半導体光センサ
デバイスとすることができる。
【0057】図10(a)は第10実施形態の平面図、
図10(b)は図10(a)のJ−J断面図である。本
実施形態は、請求項7に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(a)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、第1実施形態のプラスチック筐体1
の底部に、更に開放部1a,1bを覆う薄膜10を付加
したものである。薄膜10は、筐体1の内部に充填され
ている透明シリコーンゲル7を保護するため外気からの
水分、異物等の侵入を防ぐ。
【0058】この薄膜10の開放部における遮断部分
は、透明シリコーンゲル7の膨張または収縮に伴い膨ら
んだり、へこんだりするものである。この薄膜10は、
ゴム、プラスチック、合成樹脂等のフィルムでできてお
り、光を通さない工夫(黒色に着色等)を施されている
ことが望ましい。そして、プラスチック筐体1、透明板
5およびレンズ部6は同じ材料とするか、または、熱膨
張率が略等しい材料とする。このような半導体光センサ
デバイスとしても本発明の所定の効果を発揮する。な
お、レンズ部6を板状・直方体状に形成して、図19
(b)のような外観となるように構成しても良い。
【0059】図11(a)は第11実施形態の平面図、
図11(b)は図11(a)のK−K断面図である。本
施形態も請求項7に記載した発明の実施形態に相当し、
外観は図19(c)に示すような外観を有している。こ
の第10実施形態は、基本的には第3実施形態のプラス
チック筐体1の底部に、更に開放部1a,1bを覆う薄
膜10を付加したものである。薄膜10は、筐体1の内
部に充填されている透明シリコーンゲル7を保護するた
め外気からの水分、異物等の侵入を防ぐ。なお、レンズ
部6を円柱状に形成して、図19(d)のような外観と
なるように構成しても良い。
【0060】図12(a)は第12実施形態の平面図、
図12(b)は図12(a)のL−L断面図である。本
実施形態も請求項7に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(b)に示すような外観を有してい
る。この第12実施形態は、基本的には第8実施形態の
プラスチック筐体1の底部に、更に開放部1a,1bを
覆う薄膜10を付加したものである。薄膜10は、筐体
1の内部に充填されている透明シリコーンゲル7を保護
するため外気からの水分、異物等の侵入を防ぐ。なお、
レンズ部6を円柱状に形成して、図19(a)のような
外観となるように構成しても良い。
【0061】図13(a)は第13実施形態の平面図、
図13(b)は図13(a)のM−M断面図である。本
実施形態は、請求項8に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(a)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、第1実施形態の半導体光センサデバ
イスに加えて、プラスチック筐体1の開放部1a,1b
における透明シリコーンゲル7の表面に、シリコーンゲ
ル7よりも吸湿性が低く、硬化後の硬さがシリコーンゲ
ル7よりも硬いシリコーンゴムまたは合成樹脂等をコー
ティングしてコーティング膜11a,11bを形成した
ものである。
【0062】コーティング膜11a,11bは、透明シ
リコーンゲル7の膨張または収縮による開放部1a,1
bにおける上下動に伴って上下するとともに筐体1の内
部に充填されている透明シリコーンゲル7を保護するた
め外気からの水分、異物等の侵入を防ぐ。そして、プラ
スチック筐体1、透明板5およびレンズ部6は同じ材料
とするか、または、熱膨張率が略等しい材料とする。こ
のような半導体光センサデバイスとしても本発明の所定
の効果を発揮する。なお、レンズ部6を板状・直方体状
に形成して、図19(b)のような外観となるように構
成しても良い。
【0063】図14(a)は第14実施形態の平面図、
図14(b)は図14(a)のN−N断面図である。本
実施形態も請求項8に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(c)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、基本的には第3実施形態の半導体光
センサデバイスに加えて、プラスチック筐体1の開放部
1a,1bにおける透明シリコーンゲル7の表面に、シ
リコーンゲル7よりも吸湿性が低く、硬化後の硬さがシ
リコーンゲル7よりも硬いシリコーンゴムまたは合成樹
脂等をコーティングしてコーティング膜11a,11b
を形成したものである。そして、プラスチック筐体1お
よびレンズ部6は同じ材料とするか、または、熱膨張率
が略等しい材料とする。このような半導体光センサデバ
イスとしても本発明の所定の効果を発揮する。なお、レ
ンズ部6を円柱状に形成して、図19(d)のような外
観となるように構成しても良い。
【0064】図15(a)は第15実施形態の平面図、
図15(b)は図15(a)のO−O断面図である。本
実施形態も請求項8に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(b)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、基本的には第8実施形態の半導体光
センサデバイスに加えて、プラスチック筐体1の開放部
1a,1bにおける透明シリコーンゲル7の表面に、シ
リコーンゲル7よりも吸湿性が低く、硬化後の硬さがシ
リコーンゲル7よりも硬いシリコーンゴムまたは合成樹
脂等をコーティングしてコーティング膜11a,11b
を形成したものである。そして、プラスチック筐体1お
よびレンズ部6は同じ材料とするか、または、熱膨張率
が略等しい材料とする。このような半導体光センサデバ
イスとしても本発明の所定の効果を発揮する。なお、レ
ンズ部6を円柱状に形成して、図19(a)のような外
観となるように構成しても良い。
【0065】図16(a)は第16実施形態の平面図、
図16(b)は図16(a)のP−P断面図である。こ
の実施形態は、請求項9に記載した発明の実施形態に相
当し、外観は図19(a)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、第1実施形態におけるプラスチック
筐体1の底部に、更に孔部12a,12bを有する保護
板12を取り付けたものである。保護板12は、外気か
らの水分、異物等の侵入を防ぎ、しかも筐体内部に充填
されている透明シリコーンゲル7を保護するために開口
面積を小さくすると良い。そして、プラスチック筐体
1、透明板5およびレンズ部6は同じ材料とするか、ま
たは、熱膨張率が略等しい材料とする。このような半導
体光センサデバイスとしても本発明の所定の効果を発揮
する。なお、レンズ部6を板状・直方体状に形成して、
図19(b)のような外観となるように構成しても良
い。
【0066】図17(a)は第17実施形態の平面図、
図17(b)は図17(a)のQ−Q断面図である。本
実施形態も請求項9に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(c)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、基本的には第3実施形態の半導体光
センサデバイスのプラスチック筐体1の底部に、更に孔
部12a,12bを有する保護板12を取り付けたもの
である。そして、プラスチック筐体1およびレンズ部6
は同じ材料とするか、または、熱膨張率が略等しい材料
とする。このような半導体光センサデバイスとしても本
発明の所定の効果を発揮する。なお、レンズ部6を円柱
状に形成して、図19(d)のような外観となるように
構成しても良い。
【0067】図18(a)は第18実施形態の平面図、
図18(b)は図18(a)のR−R断面図である。本
実施形態も請求項9に記載した発明の実施形態に相当
し、外観は図19(b)に示すような外観を有してい
る。本実施形態は、基本的には第8実施形態の半導体光
センサデバイスのプラスチック筐体1の底部に、更に孔
部12a,12bを有する保護板12を取り付けたもの
である。そして、プラスチック筐体1およびレンズ部6
は同じ材料とするか、または、熱膨張率が略等しい材料
とする。このような半導体光センサデバイスとしても本
発明の所定の効果を発揮する。なお、レンズ部6を円柱
状に形成して、図19(a)のような外観となるように
構成しても良い。
【0068】なお、上記第10〜第18実施形態におい
ても、必要に応じてプラスチック筐体1の内側底部の半
導体光センサチップ2のボンディング位置に金属ダイパ
ッド8を備えることが可能である。また、第10〜第1
8実施形態においても、筐体の底部が開放された構造だ
けでなく、第6または第7実施形態の技術的特徴である
透明固定支柱9を使用して開放部1dを付加することが
できる。また、第10〜第18実施形態で開放部1a,
1bで外気に曝される透明シリコーンゲル7に薄膜1
0、コーティング膜11、および、保護板12を設ける
ことを説明したが、第5〜第7実施形態のようにさらに
上側で開放部1dを有する場合でも、この開放部1dと
外気に曝される透明シリコーンゲル7とに薄膜10、コ
ーティング膜11、または、保護板12の何れかを設け
て水分・異物の混入を防止することが望ましい。これら
いずれの形態としても本願発明の効果を奏する。
【0069】なお、本発明の適用範囲は上記実施形態に
限定されるものではなく、例えば、表面実装タイプの外
囲器を用いてその内部に透明充填剤を充填した場合に
も、同様に適用することが可能である。また、上述した
全ての実施形態では、外囲器内部に充填される透明充填
剤として透明シリコーンゲルを挙げたが、これに限ら
ず、透明シリコーンゴム、透明合成樹脂等を適用するこ
とも可能である。絶縁筐体についても、上記実施形態で
はプラスチック筐体を挙げたが、筐体材料としてプラス
チックの他、セラミック、セラミック/プラスチックコ
ンポジット材、等の適用が可能である。
【0070】また、プラスチック筐体の製造方法とし
て、第1実施形態から第18実施形態では、プラスチッ
ク筐体1を熱可塑性樹脂による射出成形で作っている
が、エポキシ系樹脂のような熱硬化性樹脂による注型成
形で作ることも可能である。更に、上記実施形態におい
て、半導体光センサチップ表面の内部端子と絶縁筐体の
配線パターン間の接続にボンディングワイヤを挙げた
が、これに限らずバンプによる接続手段の適用も可能で
ある。
【0071】なお、プラスチックの材料としては、一般
にCPOと呼ばれるシクロオレフィンポリマー系のプラ
スチック等が望ましい。また、略同一の熱膨張率を持つ
材料として、例えば、透明板5やレンズ部6として透明
のシクロオレフィンポリマー系のプラスチック等を用
い、プラスチック筐体1として色素を混入したシクロオ
レフィンポリマー系のプラスチック等を用いることが考
えられる。このような材料を用いることで、本発明を実
施することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体光センサデ
バイスは、半導体光センサデバイスの温度変化に対する
安定性を安価な構成で向上させるとともに光学特性の劣
化及び変動を防止して、長寿命化と信頼性の向上をとも
に可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は第1実施形態の平面図、図1
(b)は図1(a)のA−A断面図である。
【図2】図2(a)は第2実施形態の平面図、図2
(b)は図2(a)のB−B断面図である。
【図3】図3(a)は第3実施形態の平面図、図3
(b)は図3(a)のC−C断面図である。
【図4】図4(a)は第4実施形態の平面図、図4
(b)は図4(a)のD−D断面図である。
【図5】図5(a)は第5実施形態の平面図、図5
(b)は図5(a)のE−E断面図である。
【図6】図6(a)は第6実施形態の平面図、図6
(b)は図6(a)のF−F断面図である。
【図7】図7(a)は第7実施形態の平面図、図7
(b)は図7(a)のG−G断面図である。
【図8】図8(a)は第8実施形態の平面図、図8
(b)は図8(a)のH−H断面図である。
【図9】図9(a)は第9実施形態の平面図、図9
(b)は図9(a)のI−I断面図である。
【図10】図10(a)は第10実施形態の平面図、図
10(b)は図10(a)のJ−J断面図である。
【図11】図11(a)は第11実施形態の平面図、図
11(b)は図11(a)のK−K断面図である。
【図12】図12(a)は第12実施形態の平面図、図
12(b)は図12(a)のL−L断面図である。
【図13】図13(a)は第13実施形態の平面図、図
13(b)は図13(a)のM−M断面図である。
【図14】図14(a)は第14実施形態の平面図、図
14(b)は図14(a)のN−N断面図である。
【図15】図15(a)は第15実施形態の平面図、図
15(b)は図15(a)のO−O断面図である。
【図16】図16(a)は第16実施形態の平面図、図
16(b)は図16(a)のP−P断面図である。
【図17】図17(a)は第17実施形態の平面図、図
17(b)は図17(a)のQ−Q断面図である。
【図18】図18(a)は第18実施形態の平面図、図
18(b)は図18(a)のR−R断面図である。
【図19】半導体光センサデバイスの外観を説明する外
観図である。
【図20】図20(a)は従来技術の半導体光センサデ
バイスの平面図、図20(b)は図20(a)のS−S
断面図である。
【図21】図21(a)は従来技術の半導体光センサデ
バイスの平面図、図21(b)は図21(a)のT−T
断面図である。
【図22】図22(a)は従来技術の半導体光センサデ
バイスの平面図、図22(b)は図22(a)のU−U
断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチック筐体 1a,1b,1c,1d 開放部 2 半導体光センサチップ 3 リードフレーム 4 ボンディングワイヤ 5 透明板 6 レンズ部 6a レンズ 6b レンズ 6c ペアレンズ 7 透明シリコーンゲル 8 金属ダイパッド 9 透明板固定支柱 10 薄膜 11 コーティング膜 12 保護板 12a,12b 孔部 13 絞り板 13a 絞り穴 13b 絞り穴 13c ペアレンズ用絞り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 治 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−184012(JP,A) 特開 平7−177301(JP,A) 特開 平8−83859(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/00 - 1/60 H01L 27/14 H04N 5/30 - 5/335

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材料を用いて底部に開放部を有するよ
    うに構成される筐体と、 前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、 前記筐体に固定される半導体光センサチップと、 前記半導体光センサチップ表面に設けられた端子と前記
    配線部材とを電気的に接続する接続手段と、 前記筐体の内部に充填されて半導体光センサチップの上
    面を覆うとともに前記筐体の開放部で膨張または収縮に
    よる体積変化を逃げる透明充填剤と、 前記透明充填剤を介して前記半導体光センサチップの上
    方に設けられ、かつ、前記筐体に接着または溶着される
    透明板と、 前記半導体光センサチップ上で結像する位置で前記透明
    板に接着または溶着されるレンズ部と、 を備えた半導体光センサデバイスであって、前記レンズ
    部、前記透明板および前記筐体は同一の材料または熱膨
    張率が略等しい材料により成形されることを特徴とする
    半導体光センサデバイス。
  2. 【請求項2】絶縁材料を用いて底部に開放部を有するよ
    うに構成される筐体と、 前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、 前記筐体に固定される半導体光センサチップと、 前記半導体光センサチップ表面に設けられた端子と前記
    配線部材とを電気的に接続する接続手段と、 前記筐体の内部に充填されて半導体光センサチップの上
    面を覆うとともに前記筐体の開放部で膨張または収縮に
    よる体積変化を逃げる透明充填剤と、 前記透明充填剤を介して前記半導体光センサチップの上
    方に設けられ、かつ、前記半導体光センサチップ上で結
    像する位置で前記筐体に接着または溶着されるレンズ部
    と、 を備えた半導体光センサデバイスであって、 前記レンズ部および前記筐体は同一の材料または熱膨張
    率が略等しい材料により成形されることを特徴とする半
    導体光センサデバイス。
  3. 【請求項3】絶縁材料を用いて底部に開放部を有するよ
    うに構成される筐体と、 前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、 前記筐体に固定される半導体光センサチップと、 前記半導体光センサチップ表面に設けられた端子と前記
    配線部材とを電気的に接続する接続手段と、 前記筐体の内部に充填されて半導体光センサチップの上
    面を覆うとともに前記筐体の開放部で膨張または収縮に
    よる体積変化を逃げる透明充填剤と、 前記透明充填剤の膨張または収縮による体積変化を逃げ
    るための開放部を形成しつつ前記半導体光センサチップ
    の上方に前記透明充填剤を介して配置され、前記筐体に
    設けられた支柱に接着または溶着される透明板と、 前記半導体光センサチップ上で結像する位置で前記透明
    板に接着または溶着されるレンズ部と、 を備えた半導体光センサデバイスであって、 前記レンズ部、前記透明板および前記筐体は同一の材料
    または熱膨張率が略等しい材料により成形されることを
    特徴とする半導体光センサデバイス。
  4. 【請求項4】絶縁材料を用いて底部に開放部を有するよ
    うに構成される筐体と、 前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、 前記筐体に固定される半導体光センサチップと、 前記半導体光センサチップ表面に設けられた端子と前記
    配線部材とを電気的に接続する接続手段と、 前記筐体の内部に充填されて半導体光センサチップの上
    面を覆うとともに前記筐体の開放部で膨張または収縮に
    よる体積変化を逃げる透明充填剤と、 前記透明充填剤の膨張または収縮による体積変化を逃げ
    るための開放部を形成しつつ前記半導体光センサチップ
    上で結像する位置に前記透明充填剤を介して配置され、
    前記筐体に設けられた支柱に接着または溶着されるレン
    ズ部と、 を備えた半導体光センサデバイスであって、 前記レンズ部および前記筐体は同一の材料または熱膨張
    率が略等しい材料により成形されることを特徴とする半
    導体光センサデバイス。
  5. 【請求項5】絶縁材料を用いて底部に開放部を有するよ
    うに構成される筐体と、 前記筐体の内部から外部へ引き出される配線部材と、 前記筐体に固定される半導体光センサチップと、 前記半導体光センサチップ表面に設けられた端子と前記
    配線部材とを電気的に接続する接続手段と、 前記筐体の内部に充填されて半導体光センサチップの上
    面を覆うとともに前記筐体の開放部で膨張または収縮に
    よる体積変化を逃げる透明充填剤と、 前記透明充填剤を介して前記半導体光センサチップの上
    方に設けられ、前記半導体光センサチップに入射する光
    線を制限し、前記筐体に接着または溶着される絞り板
    と、 前記半導体光センサチップ上で結像する位置で前記筐体
    もしくは前記絞り板に接着または溶着されるレンズ部
    と、 を備えた半導体光センサデバイスであって、 前記レンズ部および前記筐体は同一の材料または熱膨張
    率が略等しい材料により成形されることを特徴とする半
    導体光センサデバイス。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の半導体光センサデバイス
    において、 前記レンズ部は2個のレンズで1組をなすペアレンズが
    1組以上設けられ、 前記絞り板は前記1組以上のペアレンズの全てのレンズ
    の個数分の絞り穴が設けられていることを特徴とする半
    導体光センサデバイス。
  7. 【請求項7】請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の
    半導体光センサデバイスにおいて、 前記開放部の前記透明充填剤を覆う薄膜を設けることを
    特徴とする半導体光センサデバイス。
  8. 【請求項8】請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の
    半導体光センサデバイスにおいて、 前記開放部の前記透明充填剤の表面にコーティングを施
    すことを特徴とする半導体光センサデバイス。
  9. 【請求項9】請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の
    半導体光センサデバイスにおいて、 前記開放部の前記透明充填剤を覆う保護板を設けること
    を特徴とする半導体光センサデバイス。
  10. 【請求項10】請求項1〜請求項9の何れか1項に記載
    の半導体光センサデバイスにおいて、 前記透明充填剤は透明シリコーンゲルであることを特徴
    とする半導体光センサデバイス。
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