JP3404785B2 - 情報資源管理装置および情報資源管理方法 - Google Patents

情報資源管理装置および情報資源管理方法

Info

Publication number
JP3404785B2
JP3404785B2 JP04881593A JP4881593A JP3404785B2 JP 3404785 B2 JP3404785 B2 JP 3404785B2 JP 04881593 A JP04881593 A JP 04881593A JP 4881593 A JP4881593 A JP 4881593A JP 3404785 B2 JP3404785 B2 JP 3404785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
information resource
information
usage request
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04881593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06243075A (ja
Inventor
俊春 鶴間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP04881593A priority Critical patent/JP3404785B2/ja
Publication of JPH06243075A publication Critical patent/JPH06243075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404785B2 publication Critical patent/JP3404785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報資源管理装置
よび情報資源管理方法に関するものであり、特に、ある
所定のネットワークに接続されている情報資源の管理の
態様に特徴がある情報資源管理装置および情報資源管理
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワークステーション等の各種
の情報端末から、これらに関連したネットワーク上に備
えられているファイル装置やプリンタ等の情報資源を利
用するためには、当該ネットワークを適宜に利用するた
めのプログラムが前記各種の情報端末に保持されている
ことが必要とされる。また、複数個の異なるネットワー
ク上に備えられている情報資源を利用するためには、例
えば特開平4−49453号公報[通信制御方式]に開
示されているように、利用しようとするネットワークに
アクセスするためのプログラムを情報端末の側で保持せ
ねばならない。しかしながら、このような対応策をとる
ときには、利用対象のネットワークや情報資源の個数お
よび種類が増加する毎に、この増加に対応して情報端末
の側におけるプログラムを更新することが必要となり、
それだけユーザ側の負担が増す結果となる。これに対し
て、例えば特開平4−120647号公報[電子メイル
システム]には次の事項が開示されている。即ち、単一
のネットワークを利用するためのプログラムを情報端末
に保持させるだけで、複数個の異なるネットワークにお
ける情報資源を利用できることが開示されている。な
お、この後者の公報においては、情報端末と情報資源と
の間で、情報資源の利用の仕方を記述した電子メイル形
式のテキストを交換することにより、情報資源の利用が
可能にされている。ところで、例えばパソコンやワーク
ステーションのようなテキスト情報を取り扱うことがで
きる情報端末が備えられているときには、この特開平4
−120647号公報[電子メイルシステム]で開示さ
れた情報資源の利用の仕方が有効であるが、例えばファ
クシミリ装置のようなテキスト情報を取り扱うことがで
きない情報端末が備えられているときには、前記公報で
開示されたような情報資源の利用の仕方を活用すること
ができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記された従来のこの
種の技術には次のような幾つかの問題点があった。即
ち、[1]パソコンやワークステーション等の情報端末
から関連のネットワークに備えられたファイル装置やプ
リンタ等の情報資源を利用するためには、利用対象のネ
ットワークにアクセスするためのプログラムを情報端末
の側で保持せねばならないが、このような対応策をとる
ときには、当該利用対象のネットワークや情報資源の個
数および種類が変動する毎に、この変動に対応して情報
端末の側におけるプログラムの更新をすることが必要と
なり、それだけユーザ側の負担が増大する。[2]ま
た、ある所定の情報端末と情報資源との間で、情報資源
の利用の仕方を記述した電子メイル形式のテキスト情報
を交換することにより、情報資源の利用を可能にするこ
とも提案されているが、このようなテキスト情報を取り
扱うことができる情報端末(例えばパソコンやワークス
テーション)の外に、前記テキスト情報を取り扱うこと
ができない情報端末(例えばファクシミリ装置)も存在
しており、このようなときには全く利用することができ
ない。
【0004】この発明は上記された問題点を解決するた
めになされたものであって、接続可能な全ての通信手段
に共通するプロトコルを備えることなく、ある所定の通
信手段から対応の情報資源管理装置への所要のデータ伝
送は前記所定の通信手段の特性に適合した態様を適用す
ることにより、該情報資源管理装置側に備えられたイン
タフェース機能部に基づいて、前記所定の通信手段の種
類の差に起因する伝送情報の差を吸収することが可能に
され、また、使用される通信媒体に変更を施すことな
く、既存の各種の情報端末をそのままの状態で情報資源
管理装置に対する端末として利用することができること
に加えて、接続されている情報端末の種類に依存するこ
となく、共通の作業要求を発することも可能にされるよ
うな情報資源管理装置および情報資源管理方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
果たすためになされたものであり、この発明に係る情報
資源管理装置は、複数の通信規約に対応し、ネットワー
を介して様々な装置とデータの送受信を行う通信イン
タフェース手段(21a〜21n)と、前記通信インタ
フェース手段により受信したデータのうち前記ネットワ
ーク上の資源(3a〜3m)に対する利用要求を受け付
ける各通信規約毎の利用要求受付手段(22a〜22
n)と、前記利用要求受付手段により受け付けた前記利
用要求を内部形式の利用要求に変換する各通信規約毎の
利用要求変換手段(23a〜23n)と、前記ネットワ
ーク上の利用可能な情報資源と通信規約の対応関係、お
よび前記通信規約ごとに当該通信規約が含むアクセスラ
イブラリの規定を保持する情報資源利用ライブラリ手段
(26)と、前記利用要求変換手段により変換された前
記利用要求に基づき、当該利用要求に関連のある情報資
源に対するアクセスを、前記情報資源利用ライブラリ手
段を参照して特定されたアクセスライブラリを用いて行
利用要求処理手段(25)とを有することを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】この発明に係る情報資源管理装置によれば、通
信インタフェース手段(21a〜21n)と、各通信規
約毎の利用要求受付手段(22a〜22n)と、各通信
規約毎の利用要求変換手段(23a〜23n)と、情報
資源利用ライブラリ手段(26)と、利用要求処理手段
(25)と備えられる。通信インタフェース手段(21
a〜21n)が、複数の通信規約に対応し、ネットワー
クを介して様々な装置とデータの送受信を行い、各通信
規約毎の利用要求受付手段(22a〜22n)が、前記
通信インタフェース手段により受信したデータのうち前
記ネットワーク上の資源に対する利用要求を受け付ける
と、各通信規約毎の利用要求変換手段(23a〜23
n)が、前記利用要求受付手段により受け付けた前記利
用要求を内部形式の利用要求に変換する。情報資源利用
ライブラリ手段(26)が、前記ネットワーク上の利用
可能な情報資源と通信規約の対応関係、および前記通信
規約ごとに当該通信規約が含むアクセスライブラリの規
定を保持しているので、利用要求処理手段(25)が、
前記利用要求変換手段により変換された前記利用要求に
基づき、当該利用要求に関連のある情報資源に対するア
クセスを、前記情報資源利用ライブラリ手段を参照して
特定されたアクセスライブラリを用いて行う。そして、
この発明に係る情報資源管理装置は上記された特徴を備
えて構成されているために、接続可能な全ての通信手段
に共通するプロトコルを備えることなく、ある所定の通
信手段から対応の情報資源管理装置への所要のデータ伝
送は前記所定の通信手段の特性に適合した態様を適用す
ることにより、該情報資源管理装置側に備えられたイン
タフェースに基づいて、前記所定の通信手段の種類の差
に起因する伝送情報の差を吸収することが可能にされる
という利点が得られる。また、使用される通信媒体に変
更を施すことなく、既存の各種の情報端末をそのままの
状態で情報資源管理装置に対する情報端末として利用す
ることができるとともに、該情報端末の種類に依存する
ことなく、共通の作業要求を発することができるという
利点も得られる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の実施例である情報資源管
理装置の構成を例示するブロック図である。この図1に
おいて、1a,・・・1nは第1〜第n通信媒体であっ
て、例えばTCP/IPやOSIのような各種のネット
ワークや電話回線に相当しており、ここでは図示されて
いないが、パソコン、ワークステーションのような各種
のOA機器、または、電話機、ファクシミリ装置のよう
な通信機器がそれぞれに接続されている。2は情報資源
管理装置であり、これには次の諸手段が含まれている。
即ち、前記第1〜第n通信媒体1a,・・・1nからの
情報(データ)をそれぞれに仲介する第1〜第n通信イ
ンタフェース部21a,・・・21n,これら第1〜第
n通信インタフェース部21a,・・・21nからの利
用要求をそれぞれに受け付ける第1〜第n利用要求受付
部22a,・・・22n,前記第1〜第n利用要求受付
部22a,・・・22nからの利用要求に関する情報を
情報資源管理装置2において適用できるフォーマットに
変換する第1〜第n利用要求変換部23a,・・・23
n,これら第1〜第n利用要求変換部23a,・・・2
3nから出力された利用要求に関するデータ(情報)を
格納しておくための、データベース機能を果たす利用要
求(データ)格納部24、前記利用要求(データ)格納
部24からある指定の利用要求に関するデータ(情報)
を取りだし、このデータについて所要の解釈操作を施す
ことによって後述の情報資源に関する利用の制御をする
利用要求実行処理制御部25,および、この情報資源管
理装置2において利用できる情報資源に関するデータ
(情報)を管理する情報資源利用ライブラリ管理部26
が含まれている。また、第1,第2〜第m情報資源3
a,3b,・・・3mはそれぞれにファイル装置その他
の情報格納手段であり、いずれも前記の情報資源管理装
置2に接続されている。
【0008】次に、前記図1に示されたこの発明の実施
例装置の動作について説明する。いま、第1通信媒体1
aに接続されている情報端末(図示されない)から、情
報資源管理装置2における第1通信インタフェース部2
1aを介して、ある所要の情報資源の利用要求に関する
データ(情報)が第1利用要求受付部22aに取り込ま
れたとする。このようにして取り込まれた利用要求に関
するデータ(情報)は、後段の第1利用要求変換部23
aに伝送されて、情報資源管理装置2において共通に使
用できるフォーマットの、情報資源の利用要求に関する
データ(情報)に変換される。
【0009】前記情報資源管理装置2において共通に使
用できるフォーマットの、情報資源の利用要求に関する
データ(情報)としては、[1]ある所定の情報資源の
利用要求を記述するための言語を用いてなるテキストデ
ータや、[2]情報資源管理装置2の利用要求実行処理
制御部25に含まれている適当な中央処理ユニット(C
PU)(図示されない)によって直接的に解釈できるコ
ード等を挙げることができる。ここでは、前記[1]に
おける情報資源の利用要求を記述するための言語(以
後、要求記述言語と呼ぶ)を用いるものとして説明をし
ていく。図2は、上記実施例において適用可能な、所定
の要求記述言語を使用してなる情報資源の利用要求のた
めのテキストデータの例示図である。この図2における
テキストデータには:いずれかの情報資源に対応するフ
ァイル装置としてのFileService−Aから所
要のテキストファイルであるfile−1を取り出す
(get)旨の第1の手続(S1);前記所要のテキス
トファイルであるfile−1に対応したイメージデー
タを作成する(create)旨の第2の手続(S
2);および、前記所要のテキストファイルであるfi
le−1に対応したイメージデータを、指定されたあて
先(0XX***####)にファクシミリ伝送する
(faxout−image)旨の第3の手続(S
3);の記述が例示されている。
【0010】上記のような情報資源の利用要求に関する
情報(利用要求データ)は、第1利用要求受付部22a
で受け付けられ、これに続く第1利用要求変換部23a
で情報資源管理装置2において共通に使用できるフォー
マットに変換されてから、利用要求(データ)格納部2
4に格納される。図3は、上記実施例の利用要求(デー
タ)格納部24における利用要求データの格納の態様に
関する例示図である。この図3において、要求データ格
納キュー31には、情報資源の利用要求に関するデータ
(情報)がその到来の順序で待ち合わせをするように格
納されている。即ち、最先の利用要求である第1利用要
求は前記要求データ格納キュー31における最先のアド
レス1に格納され、これに続く第2利用要求は次続のア
ドレス2に格納され、更にこれに第3利用要求はその後
続のアドレス3に格納されており、以下同様にして、第
n利用要求は要求データ格納キュー31における対応の
アドレスnに格納され、第(n+1)利用要求以降のも
のもそれぞれに対応するアドレス(n+1)以降に格納
されることになる。
【0011】前記利用要求(データ)格納部24に格納
されている利用要求データは、その格納された順序に
(即ち、FIFOの順序に)利用要求実行処理制御部2
5において所要の実行処理が施される。ここで、前記図
2に示された利用要求についてみると、手続(S1)か
ら(S3)までの記述文を解釈して、関連のある情報資
源に対するアクセスがなされる。例えば、前記図2にお
けるFileService−Aが、図1における第1
情報資源3aに対応しているとすれば、この第1情報資
源3aに対するアクセスがなされることになる。なお、
図1における第1〜第m情報資源3a〜3mに対する具
体的なアクセスの仕方については、情報資源管理装置2
における情報資源利用ライブラリ管理部26に登録され
ている。
【0012】図4は、上記実施例における情報資源利用
ライブラリ管理部26の機能的な構成例示図である。こ
の図4において、情報資源利用ライブラリ管理部26内
の情報資源群ライブラリ41には、上記実施例の情報資
源管理装置2に関連する情報資源が登録・格納されてい
る。ここでは、前記図1における第1情報資源3aはフ
ァイル装置に相当し、第2情報資源3bはプリンタに相
当しており、そして、第m情報資源3mはFAX(ファ
クシミリ装置)に相当しているとして登録・格納されて
いる。また、これらの情報資源は、それらの種類に対応
するプロトコル毎に分類されている。例えば、情報資源
群ライブラリ41におけるファイル装置(3a)につい
ては、その第1プロトコル41aにおいて、アクセスラ
イブラリとして[get]や[store]を含むよう
に規定されており、また、対象装置群としては[Fil
eService−A]を含むように規定されている。
また、別のFAX(3m)については、その第1プロト
コル41dにおいて、アクセスライブラリとして[fa
xout]を含むように規定されており、また、対象装
置群としては[FAX−B]を含むように規定されてい
る。次に、情報資源利用ライブラリ管理部26内の情報
資源管理装置ユーティリティ42には、利用要求実行処
理制御部25で行われる情報資源群へのアクセス操作機
能以外の、利用要求データに対する解釈・実行に必要な
機能が保持されている。例えば、この情報資源管理装置
ユーティリティ42には、前記図2におけるテキストフ
ァイルの中の、手続(S2)に対応するイメージデータ
の作成のための[create−image(42
a)]なる機能が保持されている。
【0013】ここで、前記図2および図4を参照しなが
ら、情報資源管理装置2における利用要求実行処理制御
部25と情報資源利用ライブラリ管理部26との間の機
能的な関係について説明しておく。まず、図4に示され
ていることから認められるように、FileServi
ce−Aは情報資源群ライブラリ41のファイル装置
(3a)における第1プロトコル41aに属しているた
め、利用要求実行処理制御部25においては、前記ファ
イル装置(3a)における第1プロトコル41aのアク
セスライブラリ[get]を起動させて、FileSe
rvice−A(図1における第1情報資源3aに対
応)から、所要のテキストファイルであるfile−1
を取り出すようにされる。これに次いで、情報資源利用
ライブラリ管理部26における情報資源管理装置ユーテ
ィリティ42の[create−image(42
a)]を起動させて、前記のテキストファイルfile
−1に対応するイメージデータを作成するようにされ
る。最後に、前記情報資源群ライブラリ41のFAX
(3m)における第1プロトコル41dのアクセスライ
ブラリ[faxout]を起動させて、前記作成された
イメージデータを指定された電話番号を有するFAX
(ファクシミリ装置)に対して出力するようにされる。
【0014】図5は、上記実施例の主要部における動作
を表すフローチャートである。その図5の(A)におい
ては、上記実施例装置の通信インタフェース部から利用
要求(データ)格納部までの動作の流れが示されてお
り、また、図5の(B)においては、上記実施例装置の
利用要求(データ)格納部から情報資源利用ライブラリ
管理部までが関連する動作の流れが示されている。ま
ず、図5の(A)において、例えば第1通信媒体1aと
関連する情報端末(図示されない)が起動し(S51
A)、当該情報端末からの利用要求が第1通信インタフ
ェース部21aを介して第1利用要求受付部22aで受
け付けられる(S52A)。この受け付けに応じて、前
記情報端末からの利用要求が、第1利用要求変換部23
aにより、実施例装置において共通に使用できるフォー
マットの利用要求データに変換される(S53A)。そ
して、このように変換された利用要求データは利用要求
(データ)格納部24の所定のアドレスに格納され(S
54A)、ここでの所要の処理は全て終了される(S5
5A)。次に、図5の(B)において、ある所定の起動
がなされて(S51B)、順番等で規定された利用要求
データが利用要求(データ)格納部24の所定のアドレ
スから取り出される(S52B)。この取り出された利
用要求データについて、利用要求実行処理制御部25で
所要の処理が施され、情報資源利用ライブラリ管理部2
6を介して所望の情報資源に対するアクセス操作等が実
行される(S53B)。これに続く判定ステップS54
Bにおいては、処理を待機している利用要求データが利
用要求(データ)格納部24に残存しているか否かの判
定がなされる。この判定の結果がYESであったときに
は、即ち、待機中の利用要求データが残存しているとき
には、先のステップS52Bに戻って以後の作業が繰り
返される。これに対して、前記の判定ステップS54B
の判定の結果がNOであったときには、即ち、待機中の
利用要求データがもはや残存していないときには、ここ
での所要の処理は全て終了される(S55B)。
【0015】図6は、上記実施例において情報端末とし
てFAX(ファクシミリ装置)が使用された場合のイン
タフェース部を中心とする要部を示す構成図である。こ
の図6において、所要台数のFAX60a〜60nが通
信媒体61としての公衆電話回線に接続されている。前
記FAX60a〜60nのいずれかから通信媒体61を
介して伝送されたデータは、受信処理部63および要求
データ生成部64からなるインタフェース部62に渡さ
れる。前記受信処理部63にはFAX受信装置63aお
よびイメージ処理部63bが含まれており、FAX受信
装置63aを介して伝送されたFAXデータは、後段の
イメージ処理部63bにおいてノイズの除去やスキュー
の補正のような前処理が施されて、これに続く所要の処
理が円滑になるようにされる。受信処理部63に続く要
求データ生成部64には、イメージ解析部64aおよび
FAXデータ登録部64bが含まれており、前記イメー
ジ処理部63bにおいて前処理が施されたFAXデータ
はイメージ解析部64aに渡される。また、FAXデー
タ登録部64bには、付属の情報資源に対する利用要求
に関連する幾つかの標準的なパターンが登録・蓄積され
ている。そして、これらの標準的なパターンと、イメー
ジ解析部64aに渡されたFAXデータに対応するイメ
ージデータとの比較がこのイメージ解析部64aにおい
て実行され、この比較の結果に基づいて、前記付属の情
報資源に対する利用要求が所定の要求記述言語の文法に
合わせて変換される。これに次いで、前記のように変換
された利用要求は後段の要求データ登録部65に登録さ
れて、対応の処理が施されることを待機するようにされ
る。
【0016】図7は、上記実施例においてある所定の情
報端末からの通信手段として電子メールが使用された場
合のインタフェース部を中心とする要部を示す構成図で
ある。この図7において、所要台数の(パソコンやワー
クステーション等の)情報端末70a〜70nが通信媒
体71としてのネットワークに接続されている。前記情
報端末70a〜70nのいずれかから通信媒体71を介
して電子メールの形式で伝送されたデータは、メールボ
ックス71aに一旦蓄積される。前記電子メールの形式
を備えたデータは、当該メールの送受信に必要な情報を
管理する部分と、ネットワークに付属の情報資源の利用
要求を記述した部分とから構成されている。そして、こ
のメールボックス71aに続くインタフェース部72
は、メール回収部73aを含む受信処理部73、およ
び、メール解析部74aを含む要求データ生成部74か
ら構成されている。前記受信処理部73内のメール回収
部73aにおいては、メールボックス71aの検索が定
期的に実行される。そして、届けられたメールの存在が
確認されたときには、後段の要求データ生成部74にお
けるメール解析部74aに対して、この存在の確認され
たメールが渡される。このメール解析部74aにおいて
は、まず、前記渡されたメールから情報資源の利用要求
を記述した部分が取り出される。このようにして取り出
された利用要求の記述部分は所定の要求記述言語の文法
に合わせて変換される。これに次いで、前記のように変
換された利用要求は後段の要求データ登録部75に登録
されて、対応の処理が施されることを待機するようにさ
れる。
【0017】
【発明の効果】以上説明されたように、この発明に係る
情報資源管理装置によれば、接続可能な全ての通信手段
に共通するプロトコルを備えることなく、ある所定の通
信手段から対応の情報資源管理装置への所要のデータ伝
送は前記所定の通信手段の特性に適合した態様を適用す
ることにより、該情報資源管理装置側に備えられたイン
タフェースに基づいて、前記所定の通信手段の種類の差
に起因する伝送情報の差を吸収するようにされている。
このために、使用される通信媒体に変更を施すことな
く、既存の各種の情報端末をそのままの状態で情報資源
管理装置に対する情報端末として利用することが可能に
なり、更には、当該情報端末の種類に依存することなく
共通の作業要求を発することもできるという効果が奏せ
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である情報資源管理装置の構
成を例示するブロック図である。
【図2】上記実施例において適用可能な、所定の要求記
述言語を使用してなる情報資源の利用要求のためのテキ
ストデータの例示図である。
【図3】上記実施例の利用要求(データ)格納部24に
おける利用要求データの格納の態様に関する例示図であ
る。
【図4】上記実施例における情報資源利用ライブラリ管
理部26の機能的な構成例示図である。
【図5】上記実施例の主要部における動作を表すフロー
チャートである。
【図6】上記実施例において情報端末としてFAX(フ
ァクシミリ装置)が使用された場合のインタフェース部
を中心とする要部を示す構成図である。
【図7】上記実施例においてある所定の情報端末からの
通信手段として電子メールが使用された場合のインタフ
ェース部を中心とする要部を示す構成図である。
【符号の説明】
1a〜1n−−第1〜第n通信媒体;21a〜21n−
−第1〜第n通信インタフェース部;22a〜22n−
−第1〜第n利用要求受付部;23a〜23n−−第1
〜第n利用要求変換部;24−−利用要求(データ)格
納部;25−−利用要求実行処理制御部;26−−情報
資源利用ライブラリ管理部;3a〜3m−−第1〜第m
情報資源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−75921(JP,A) 特開 平3−75954(JP,A) 特開 昭62−118655(JP,A) 特開 平3−162154(JP,A) 特開 平5−28067(JP,A) 特開 平4−123545(JP,A) 特開 平4−167040(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 H04L 12/00 H04L 29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信規約に対応し、ネットワークを
    介して様々な装置とデータの送受信を行う通信インタフ
    ェース手段と、 前記通信インタフェース手段により受信したデータのう
    ち前記ネットワーク上の資源に対する利用要求を受け付
    ける各通信規約毎の利用要求受付手段と、 前記利用要求受付手段により受け付けた前記利用要求を
    内部形式の利用要求に変換する各通信規約毎の利用要求
    変換手段と、 前記ネットワーク上の利用可能な情報資源と通信規約の
    対応関係、および前記通信規約ごとに当該通信規約が含
    むアクセスライブラリの規定を保持する情報資源利用ラ
    イブラリ手段と、 前記利用要求変換手段により変換された前記利用要求に
    基づき、当該利用要求に関連のある情報資源に対するア
    クセスを、前記情報資源利用ライブラリ手段を参照して
    特定されたアクセスライブラリを用いて行う利用要求処
    理手段と、 を有する情報資源管理装置。
  2. 【請求項2】ネットワーク上の利用可能な情報資源と通
    信規約の対応関係、および前記通信規約ごとに当該通信
    規約が含むアクセスライブラリの規定を情報資源ライブ
    ラリに保持しておき、 通信インタフェース手段によりネットワークを介して受
    信したデータのうち前記ネットワーク上の資源に対する
    利用要求を各通信規約毎の利用要求受付手段により受け
    付け、 前記受け付けた利用要求を各通信規約毎の利用要求変換
    手段により内部形式の利用要求に変換し、 前記変換された利用要求に基づき、当該利用要求に関連
    のある情報資源に対するアクセスを、前記情報資源利用
    ライブラリを参照して特定されたアクセスライブラリを
    用いて行う、 ことを特徴とする情報資源管理方法。
JP04881593A 1993-02-16 1993-02-16 情報資源管理装置および情報資源管理方法 Expired - Fee Related JP3404785B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04881593A JP3404785B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 情報資源管理装置および情報資源管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04881593A JP3404785B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 情報資源管理装置および情報資源管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06243075A JPH06243075A (ja) 1994-09-02
JP3404785B2 true JP3404785B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=12813712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04881593A Expired - Fee Related JP3404785B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 情報資源管理装置および情報資源管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404785B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6516356B1 (en) 1997-09-30 2003-02-04 International Business Machines Corporation Application interface to a media server and a method of implementing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06243075A (ja) 1994-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7069341B2 (en) Method and apparatus for controlling an input or output device over the internet
US5689625A (en) Document server for processing a distribution job in a document processing system
EP0749064B1 (en) Apparatus and method for programming a print job with a job ticket obtained from a remote storage area
US5920404A (en) Method and system for dynamic control of a messaging environment from a facsimile processor
US5627658A (en) Automatic networked facsimile queuing system
US5499109A (en) System for transferring messages between input and output devices in a communication device
US5982507A (en) Method and system for generating in a headerless apparatus a communications header for use in routing of a message
EP0312739B1 (en) Apparatus and method for interconnecting an application of a transparent services access facility to a remote source
US8154754B2 (en) Apparatus, method, and program for processing job data from a network
US7822864B2 (en) Communication apparatus, program product for adding communication mechanism to communication apparatus for providing improved usability and communication efficiency, and recording medium storing program product
US6988123B2 (en) Methods and apparatus for remote execution of an application over the internet
JP3404785B2 (ja) 情報資源管理装置および情報資源管理方法
EP0459774A2 (en) File access system in distributed data processing system
JP3649027B2 (ja) スキャナ制御装置、スキャナ制御システムおよび制御方法
US7068383B1 (en) Smart front end for a print communication protocol
JPH064239A (ja) Lanのプリンタサーバシステム
EP0777176B1 (en) Document server for processing a distribution job in a document processing system
WO2002069568A1 (en) Group-independent message transfer method and system lending specified application module
JP2000122819A (ja) ネットワークプリンタ
JP2005012829A (ja) スキャナ制御装置、スキャナ制御システムおよび制御方法
JP3225711B2 (ja) ジョブ処理システムおよびジョブ処理実行装置
JP3740179B2 (ja) 画像表示制御装置とその方法および画像表示制御システム
JPH10116165A (ja) ネットワーク印刷システム
JPH0884213A (ja) ホスト接続機能付ファクシミリ装置
JPH1049319A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees