JP3404574B2 - パネルと薄肉金属部材の固定具および固定構造 - Google Patents
パネルと薄肉金属部材の固定具および固定構造Info
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- JP3404574B2 JP3404574B2 JP12961692A JP12961692A JP3404574B2 JP 3404574 B2 JP3404574 B2 JP 3404574B2 JP 12961692 A JP12961692 A JP 12961692A JP 12961692 A JP12961692 A JP 12961692A JP 3404574 B2 JP3404574 B2 JP 3404574B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパネルと薄肉金属部材の
固定具、およびそれにより固定されたパネルと薄肉金属
部材の固定構造に関する。
固定具、およびそれにより固定されたパネルと薄肉金属
部材の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建築用パネルとして、コンクリ
ート板や発泡コンクリート板(いわゆるALC板)等の
無機質板、または木質系板のようなパネルが一般に使用
されている。このようなパネルを建築物または構築物等
の支持部に取り付けるには、通常パネルの一面に予めC
型鋼やL型鋼のような薄肉金属部材を固定しておき、そ
の薄肉金属部材を前記支持部にボルト等で取り付ける方
法が採用されている。このようにパネルに薄肉金属部材
を固定するための固定具としては、従来からタッピング
スクリューやチューブラーリベット等が使用されてい
る。通常これらの固定具を使用することにより、製造工
場で予めパネルと薄肉金属部材を相互に固定し、施工し
易いように加工されて出荷される。
ート板や発泡コンクリート板(いわゆるALC板)等の
無機質板、または木質系板のようなパネルが一般に使用
されている。このようなパネルを建築物または構築物等
の支持部に取り付けるには、通常パネルの一面に予めC
型鋼やL型鋼のような薄肉金属部材を固定しておき、そ
の薄肉金属部材を前記支持部にボルト等で取り付ける方
法が採用されている。このようにパネルに薄肉金属部材
を固定するための固定具としては、従来からタッピング
スクリューやチューブラーリベット等が使用されてい
る。通常これらの固定具を使用することにより、製造工
場で予めパネルと薄肉金属部材を相互に固定し、施工し
易いように加工されて出荷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の固定具を使用してパネルに薄肉金属部材を固定するに
は、タッピングスクリューをねじ込む作業が必要であ
り、そのため固定に時間がかかると共に、孔あけに際し
て発生する切粉,切りくずにより、締付け不良や美観が
悪くなるなどの問題があった。チューブラーリベットに
おいては、パネルの厚さに応じて長さの異なるリベット
を用意しなければならず、またパネルの打込み側の裏面
には必ずリベット先端を変形させるためのダイス(当
板)が必要であり、パネルの形状によってはリベット打
ち作業の障害となることがあった。そこで本発明はこの
ような従来の固定具およびそれによって得られた固定構
造の問題点に鑑み、パネルに薄肉金属部材を固定する際
に孔をあける必要がなく、圧入等の簡便な方法で固定で
きるパネルと薄肉金属部材の固定具の提供、およびその
固定具によって得られた外観性の良好なパネルと薄肉金
属部材の固定構造の提供を課題とするものである。
の固定具を使用してパネルに薄肉金属部材を固定するに
は、タッピングスクリューをねじ込む作業が必要であ
り、そのため固定に時間がかかると共に、孔あけに際し
て発生する切粉,切りくずにより、締付け不良や美観が
悪くなるなどの問題があった。チューブラーリベットに
おいては、パネルの厚さに応じて長さの異なるリベット
を用意しなければならず、またパネルの打込み側の裏面
には必ずリベット先端を変形させるためのダイス(当
板)が必要であり、パネルの形状によってはリベット打
ち作業の障害となることがあった。そこで本発明はこの
ような従来の固定具およびそれによって得られた固定構
造の問題点に鑑み、パネルに薄肉金属部材を固定する際
に孔をあける必要がなく、圧入等の簡便な方法で固定で
きるパネルと薄肉金属部材の固定具の提供、およびその
固定具によって得られた外観性の良好なパネルと薄肉金
属部材の固定構造の提供を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、軸体(2) と、その軸体(2) の先端部に設けられ、直
径がそれより縮小するくびれ部(3a)を介して、直径がそ
の軸体(2) と同一の少なくとも一つの鍔部(3) と、その
鍔部(3) の先端側に設けられた先細りのテーパー部(5)
と、前記軸体(2) の後端に設けられ、直径が軸体(2) の
それより拡大された拡大頭部(4) と、を具備して、それ
らが一体に形成され、前記くびれ部(3a)の長さは、薄肉
金属部材(7) の板厚より長く形成され、 その薄肉金属部
材(7) とパネル(6) とが重ね合わされた状態で、そのパ
ネル(6) 側から前記テーパー部(5) が先端になるように
圧入され、前記鍔部(3) が薄肉金属部材(7) を貫通し
て、その貫通孔の外面側の孔縁にその鍔部(3) の前記く
びれ部(3a)に隣接する後端面が止着されると共に、前記
拡大頭部(4) がパネル(6)の貫通孔の孔縁に止着される
ように構成されたパネルと薄肉金属部材の固定具であ
る。また請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の
固定具により相互に固定されたパネルと薄肉金属部材の
固定構造である。
は、軸体(2) と、その軸体(2) の先端部に設けられ、直
径がそれより縮小するくびれ部(3a)を介して、直径がそ
の軸体(2) と同一の少なくとも一つの鍔部(3) と、その
鍔部(3) の先端側に設けられた先細りのテーパー部(5)
と、前記軸体(2) の後端に設けられ、直径が軸体(2) の
それより拡大された拡大頭部(4) と、を具備して、それ
らが一体に形成され、前記くびれ部(3a)の長さは、薄肉
金属部材(7) の板厚より長く形成され、 その薄肉金属部
材(7) とパネル(6) とが重ね合わされた状態で、そのパ
ネル(6) 側から前記テーパー部(5) が先端になるように
圧入され、前記鍔部(3) が薄肉金属部材(7) を貫通し
て、その貫通孔の外面側の孔縁にその鍔部(3) の前記く
びれ部(3a)に隣接する後端面が止着されると共に、前記
拡大頭部(4) がパネル(6)の貫通孔の孔縁に止着される
ように構成されたパネルと薄肉金属部材の固定具であ
る。また請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の
固定具により相互に固定されたパネルと薄肉金属部材の
固定構造である。
【0005】
【作用】本発明のパネルと薄肉金属部材の固定具を使用
して、パネルと薄肉金属部材を固定するには、先ずパネ
ルと薄肉金属部材を互いに重ね合わせ、パネル側から固
定具の拡大頭部を例えば油圧式の圧入治具により押圧し
て圧入する。薄肉金属部材は固定具の鍔部のテーパー部
により塑性変形されて拡開貫通されるが、貫通孔の孔縁
部はその鍔部の通過後、再び残留応力によるバネ作用に
よって軸体の外周面に接するように変形する。このよう
にしてパネルと薄肉金属部材は固定具を圧入するだけ
で、その軸体の先端部における鍔部と後端部における拡
大頭部の両者に挟持されて相互にワンタッチで固定され
る。
して、パネルと薄肉金属部材を固定するには、先ずパネ
ルと薄肉金属部材を互いに重ね合わせ、パネル側から固
定具の拡大頭部を例えば油圧式の圧入治具により押圧し
て圧入する。薄肉金属部材は固定具の鍔部のテーパー部
により塑性変形されて拡開貫通されるが、貫通孔の孔縁
部はその鍔部の通過後、再び残留応力によるバネ作用に
よって軸体の外周面に接するように変形する。このよう
にしてパネルと薄肉金属部材は固定具を圧入するだけ
で、その軸体の先端部における鍔部と後端部における拡
大頭部の両者に挟持されて相互にワンタッチで固定され
る。
【0006】
【実施例】次に、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の固定具の一例を示す斜視図である。
固定具1は軸体2と、その軸体2の先端部において軸方
向に所定間隔で設けられた二つの鍔部3と、前記軸体2
の後端部に設けられた拡大頭部4を備えている。軸体2
は下部に二つのくびれ部3aが設けられ、各くびれ部3
aの境に鍔部3が形成されている。この鍔部3の直径と
軸体2の直径とは同一に形成され、各鍔部3の先端には
テーパー部5が形成されている。さらに、軸体2と上段
のくびれ部3aとの境にもテーパー部5aが形成されて
いる。鍔部3は少なくとも一つ設ければ本発明の目的は
達成できるが、種々の厚さのパネルに共用できるように
する場合は、鍔部3を二つ以上軸方向に沿って所定間隔
で設けることが好ましい。
る。図1は本発明の固定具の一例を示す斜視図である。
固定具1は軸体2と、その軸体2の先端部において軸方
向に所定間隔で設けられた二つの鍔部3と、前記軸体2
の後端部に設けられた拡大頭部4を備えている。軸体2
は下部に二つのくびれ部3aが設けられ、各くびれ部3
aの境に鍔部3が形成されている。この鍔部3の直径と
軸体2の直径とは同一に形成され、各鍔部3の先端には
テーパー部5が形成されている。さらに、軸体2と上段
のくびれ部3aとの境にもテーパー部5aが形成されて
いる。鍔部3は少なくとも一つ設ければ本発明の目的は
達成できるが、種々の厚さのパネルに共用できるように
する場合は、鍔部3を二つ以上軸方向に沿って所定間隔
で設けることが好ましい。
【0007】例えば所定の厚さのグレードのパネルのみ
に使用する固定具の場合は、その鍔部3から拡大頭部4
までの長さをパネルの厚さと薄肉金属部材7の厚さの合
計とほぼ等しい間隔とする。また、薄いパネルと厚いパ
ネルの2種のグレードに共用できるように二つの鍔部3
を有する固定具の場合は、その先端部より一番目の鍔部
3から拡大頭部4までの長さを厚いパネルの厚さと薄肉
金属部材7の厚さの合計とほぼ等しい間隔とし、二番目
の鍔部3から拡大頭部4までの軸体の長さを薄いパネル
の厚さと薄肉金属部材7の厚さの合計とほぼ等しい間隔
とする。軸体2の後端部に設けられた拡大頭部4は、軸
体2からテーパー状に径が拡大した逆円錐形になってい
る。そして後述するように、この端面に圧入治具の駆動
出力軸が当接して固定具を圧入する。この固定具1はそ
の鍔部3の外径が軸体2の外径とほぼ等しくされている
ので、パネルへの圧入がより容易になると共に、パネル
に圧入したとき軸体2がパネルの孔縁部に密着できると
いう利点がある。またこの固定具1は、コンクリート釘
に通常使用されているような焼き入れ鋼材等により通常
の製造法で一体的に作ることができる。
に使用する固定具の場合は、その鍔部3から拡大頭部4
までの長さをパネルの厚さと薄肉金属部材7の厚さの合
計とほぼ等しい間隔とする。また、薄いパネルと厚いパ
ネルの2種のグレードに共用できるように二つの鍔部3
を有する固定具の場合は、その先端部より一番目の鍔部
3から拡大頭部4までの長さを厚いパネルの厚さと薄肉
金属部材7の厚さの合計とほぼ等しい間隔とし、二番目
の鍔部3から拡大頭部4までの軸体の長さを薄いパネル
の厚さと薄肉金属部材7の厚さの合計とほぼ等しい間隔
とする。軸体2の後端部に設けられた拡大頭部4は、軸
体2からテーパー状に径が拡大した逆円錐形になってい
る。そして後述するように、この端面に圧入治具の駆動
出力軸が当接して固定具を圧入する。この固定具1はそ
の鍔部3の外径が軸体2の外径とほぼ等しくされている
ので、パネルへの圧入がより容易になると共に、パネル
に圧入したとき軸体2がパネルの孔縁部に密着できると
いう利点がある。またこの固定具1は、コンクリート釘
に通常使用されているような焼き入れ鋼材等により通常
の製造法で一体的に作ることができる。
【0008】図2は本発明のパネルと薄肉金属部材の結
合構造を形成する斜視図であり、パネルと薄肉金属部材
を積み重ねた状態を示す。コンクリート板等のパネル6
の対向する両縁部下側に断面コ字型の鋼材からなる薄肉
金属部材7がそれぞれ配置され、両者は固定具1で相互
に固定される。図3は本発明の固定具をパネルと薄肉金
属部材に圧入するために使用される圧入治具の一例であ
る。圧入治具9は支持体10と駆動部11から構成さ
れ、該支持体10は上部片12、側部片13および下部
片14から構成された断面コ字型をなす。そして上部片
12には例えば油圧シリンダで構成される駆動部11が
取り付けられており、その駆動出力軸15が支持体10
の下部片14方向に突出されている。そしてこの駆動出
力軸15の軸線の延長上の下部片14にスリット状の欠
切部16が設けられている。
合構造を形成する斜視図であり、パネルと薄肉金属部材
を積み重ねた状態を示す。コンクリート板等のパネル6
の対向する両縁部下側に断面コ字型の鋼材からなる薄肉
金属部材7がそれぞれ配置され、両者は固定具1で相互
に固定される。図3は本発明の固定具をパネルと薄肉金
属部材に圧入するために使用される圧入治具の一例であ
る。圧入治具9は支持体10と駆動部11から構成さ
れ、該支持体10は上部片12、側部片13および下部
片14から構成された断面コ字型をなす。そして上部片
12には例えば油圧シリンダで構成される駆動部11が
取り付けられており、その駆動出力軸15が支持体10
の下部片14方向に突出されている。そしてこの駆動出
力軸15の軸線の延長上の下部片14にスリット状の欠
切部16が設けられている。
【0009】次に、図2のように積み重ねたパネルと薄
肉金属部材に圧入治具9で固定具1を圧入する方法を図
4により説明する。先ずパネル6の表面の固定具圧入位
置に固定具1を適宜の手段で立設し、次いで圧入治具9
における支持体10の下部片14を薄肉金属部材7の断
面コ字型の部分に挿入し、圧入治具9の駆動出力軸15
を固定具1に同軸的に合致させる。次にパネル6の上方
から駆動部11を駆動し、その駆動出力軸15の先端面
で固定具1の拡大頭部4を押圧する。押圧された固定具
1はその先端部に設けた鍔部3のテーパー部5により、
パネル6および薄肉金属部材7を順次拡開穿孔してそれ
らに貫通し圧入する。図4は二つの鍔部3を有する固定
具1により薄いグレードのパネル6と薄肉金属部材7を
固定している例であり、固定具1の拡大頭部4と二番目
の鍔部3によりパネル6表面と薄肉金属部材7が強固に
挟持され固定される。図5に、このようにして固定具1
でパネル6と薄肉金属部材7を固定して得られた本発明
の固定構造を示す。
肉金属部材に圧入治具9で固定具1を圧入する方法を図
4により説明する。先ずパネル6の表面の固定具圧入位
置に固定具1を適宜の手段で立設し、次いで圧入治具9
における支持体10の下部片14を薄肉金属部材7の断
面コ字型の部分に挿入し、圧入治具9の駆動出力軸15
を固定具1に同軸的に合致させる。次にパネル6の上方
から駆動部11を駆動し、その駆動出力軸15の先端面
で固定具1の拡大頭部4を押圧する。押圧された固定具
1はその先端部に設けた鍔部3のテーパー部5により、
パネル6および薄肉金属部材7を順次拡開穿孔してそれ
らに貫通し圧入する。図4は二つの鍔部3を有する固定
具1により薄いグレードのパネル6と薄肉金属部材7を
固定している例であり、固定具1の拡大頭部4と二番目
の鍔部3によりパネル6表面と薄肉金属部材7が強固に
挟持され固定される。図5に、このようにして固定具1
でパネル6と薄肉金属部材7を固定して得られた本発明
の固定構造を示す。
【0010】
【発明の効果】本発明のパネルと薄肉金属部材の固定具
は以上のような構成としたので、パネルや薄肉金属部材
に予め孔をあける必要がなく、圧入等の簡便な方法で固
定できる。そのとき、パネルに貫通する貫通孔は軸体の
直径と同一となり、軸体とパネルとの間に隙間があくこ
とがなく、緩みを防止して両者の固定を確実なものとす
る。さらに薄肉金属部材の貫通孔の孔縁部が、貫通後に
戻り変形して鍔部に係止される。即ち、貫通孔の外面側
の孔縁に鍔部3のくびれ部3aに、隣接する後端面が止
着される。そしてその薄肉金属部材の貫通部はくびれ部
に位置するため、薄肉金属部材と鍔部との固定を確実な
ものとし、固定具は抜け止めされる。特に、くびれ部3
aの長さを薄肉金属部材7の板厚より長く形成したの
で、薄肉金属部材貫通後の戻り変形を確実にし、その抜
け止め効果が確実なものとなる。また、その固定具によ
って固定されたパネルと薄肉金属部材の固定構造の外観
性は良好である。
は以上のような構成としたので、パネルや薄肉金属部材
に予め孔をあける必要がなく、圧入等の簡便な方法で固
定できる。そのとき、パネルに貫通する貫通孔は軸体の
直径と同一となり、軸体とパネルとの間に隙間があくこ
とがなく、緩みを防止して両者の固定を確実なものとす
る。さらに薄肉金属部材の貫通孔の孔縁部が、貫通後に
戻り変形して鍔部に係止される。即ち、貫通孔の外面側
の孔縁に鍔部3のくびれ部3aに、隣接する後端面が止
着される。そしてその薄肉金属部材の貫通部はくびれ部
に位置するため、薄肉金属部材と鍔部との固定を確実な
ものとし、固定具は抜け止めされる。特に、くびれ部3
aの長さを薄肉金属部材7の板厚より長く形成したの
で、薄肉金属部材貫通後の戻り変形を確実にし、その抜
け止め効果が確実なものとなる。また、その固定具によ
って固定されたパネルと薄肉金属部材の固定構造の外観
性は良好である。
【図1】本発明の固定具の一例を示す斜視図。
【図2】本発明の結合構造を形成する前段階として、パ
ネルと薄肉金属部材を積み重ねた状態を示す斜視図。
ネルと薄肉金属部材を積み重ねた状態を示す斜視図。
【図3】本発明の固定具をパネルと薄肉金属部材に圧入
するために使用される圧入治具の一例を示す斜視図。
するために使用される圧入治具の一例を示す斜視図。
【図4】図2のように積み重ねたパネルと薄肉金属部材
に、固定具1を圧入治具9で圧入する方法を説明する
図。
に、固定具1を圧入治具9で圧入する方法を説明する
図。
【図5】固定具1によりパネル6と薄肉金属部材7を固
定した本発明の固定構造を示す部分断面図。
定した本発明の固定構造を示す部分断面図。
1 固定具
2 軸体
3 鍔部
3a くびれ部
4 拡大頭部
5 テーパー部
5a テーパー部
6 パネル
7 薄肉金属部材
8 圧入位置
9 圧入治具
10 支持体
11 駆動部
12 上部片
13 側部片
14 下部片
15 駆動出力軸
16 欠切部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 平1−106611(JP,U)
実開 平4−138114(JP,U)
実開 平2−50507(JP,U)
実開 昭62−114209(JP,U)
実開 昭63−78715(JP,U)
実開 昭52−47655(JP,U)
実開 昭50−20076(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16B 15/00
F16B 19/04
F16B 5/04
Claims (2)
- 【請求項1】 軸体(2) と、 その軸体(2) の先端部に設けられ、直径がそれより縮小
するくびれ部(3a)を介して、直径がその軸体(2) と同一
の少なくとも一つの鍔部(3) と、 その鍔部(3) の先端側に設けられた先細りのテーパー部
(5) と、 前記軸体(2) の後端に設けられ、直径が軸体(2) のそれ
より拡大された拡大頭部(4) と、 を具備して、それらが一体に形成され、前記くびれ部(3a)の長さは、薄肉金属部材(7) の板厚よ
り長く形成され、 その薄肉金属部材(7) とパネル(6) とが 重ね合わされた
状態で、そのパネル(6) 側から前記テーパー部(5) が先
端になるように圧入され、前記鍔部(3) が薄肉金属部材
(7) を貫通して、その貫通孔の外面側の孔縁にその鍔部
(3) の前記くびれ部(3a)に隣接する後端面が止着される
と共に、前記拡大頭部(4) がパネル(6)の貫通孔の孔縁
に止着されるように構成されたパネルと薄肉金属部材の
固定具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の固定具により相互に固
定されたパネルと薄肉金属部材の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12961692A JP3404574B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | パネルと薄肉金属部材の固定具および固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12961692A JP3404574B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | パネルと薄肉金属部材の固定具および固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05296219A JPH05296219A (ja) | 1993-11-09 |
JP3404574B2 true JP3404574B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=15013876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12961692A Expired - Fee Related JP3404574B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | パネルと薄肉金属部材の固定具および固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3404574B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6816855B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2021-01-20 | 富士富株式会社 | 打ち込み式ねじ釘 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP12961692A patent/JP3404574B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05296219A (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |