JP3404283B2 - Lan対応端末への給電システム及びlan対応電話端末への給電システム - Google Patents

Lan対応端末への給電システム及びlan対応電話端末への給電システム

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JP3404283B2
JP3404283B2 JP06785598A JP6785598A JP3404283B2 JP 3404283 B2 JP3404283 B2 JP 3404283B2 JP 06785598 A JP06785598 A JP 06785598A JP 6785598 A JP6785598 A JP 6785598A JP 3404283 B2 JP3404283 B2 JP 3404283B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network)対応電話端末への給電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年情報処理の分野において、業務内容
に応じた、適性な規模のコンピュータの使い分けや、小
型機への移行が急速に進んでいる。このライトサイジン
グやダウンサイジングを推進するために、複数のワーク
ステーション(以後WSと記す)や複数のパソコン(以
後PCと記す)を用いて分散処理、または、水平分散処
理するためのLANの技術開発が進められている。更
に、このLAN環境に適合できるLAN対応電話の技術
開発も同時に進められている。かかる場合に、この電話
端末への給電システムが、重要な解決課題になってい
る。
【0003】即ち、LAN環境を構築している伝送線路
中には、データ信号が、流れている。従って、この伝走
路を公衆回線のように、電話端末への電源供給路と併用
することは難しい。特に、直流分を抑圧したマンチェス
タ符号を伝送符号として用いているイーサネットLAN
等では殆ど不可能に近い。ここでマンチェスタ符号と
は、伝送ビットが、そのビットの中央で必ず極性が反転
し、この反転の方向で論理値、1、0を定義する符号で
ある。つまり、直流分が抑圧される。そこで電話端末
は、個々に商用電源からACアダプタを介して電源供給
を受けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、以下に記すような解決すべき課題が
残されていた。 1、電話端末個々に商用電源からACアダプタを介して
電源供給を受けていたため、電話端末を設置するための
準備作業が煩雑であった。 2、電話端末の設置位置を変更する度毎に、操作員が手
動で、設置位置をネットワークに対して明確にする必要
がありポータビリティー性に欠けていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉本発明は、集線装置と、集線装置に通信及び給電が可能
なケーブルを介して接続されているローカルエリアネッ
トワーク(LAN)対応の複数の給電すべき端末及び他
の端末とを備えるLAN対応端末への給電システムにお
いて、各端末のリンク非確立でケーブルを介して各端末
へ給電を開始する給電部と、ケーブルに流れる電流の電
流値が給電すべき端末の接続時に流れるべき規定電流値
の設定範囲内であるか否かを監視する電流監視部と、電
流監視部が設定範囲外と判定すると給電部の給電を停止
させる給電制御切替部と、を含むことを特徴とする。
【0006】〈構成2〉 集装置を中心にして、ケーブルを介して放射状に端末
機器を接続したLANにおいて、上記端末機器間で送受
信されるデータ信号を伝送するための信号線と上記LA
Nに接続される電話端末へ給電をする給電線を備え、給
電線を介して電話端末へ給電する給電部と、この給電部
が上記給電線へ給電を行う状態と、給電線への給電を停
止する状態との切り替えを行う給電制御切替部と、上記
給電線に流れる電流値を監視する電流監視部とを備え、
上記給電部から上記給電線へ給電を行う状態で、上記給
電線に流れる電流が、電話端末を接続したときに流れる
べき規定電流値の範囲から逸脱していることを、上記電
流監視部が検出したときは、上記給電制御切替部は、上
記給電部が給電線へ給電を行う状態から給電線への給電
を停止する状態に切り替えることを特徴とするLAN対
応電話端末への給電システム。
【0007】〈構成3〉 構成2に記載のLAN対応電話端末への給電システムに
おいて、信号線を監視して、この信号線に繋がる端末機
器のリンク確立を確認するLNK検出部を設け、上記給
電部から上記給電線へ給電を行う状態で、上記給電線に
流れる電流が、電話端末を接続したときに流れるべき規
定電流値の範囲にあって、かつ、上記LNK検出部がリ
ンク確立を確認できたときは、上記給電制御切替部
は、給電部が上記給電線へ給電を行う状態を継続するこ
とを特徴とするLAN対応電話端末への給電システム。
【0008】〈構成4〉構成2に記載のLAN対応電話
端末への給電システムにおいて、信号線を監視して、こ
の信号線に繋がる端末機器のリンク確立を確認するLN
K検出部を設け、上記給電部から上記給電線へ給電を停
止した状態で、上記LNK検出部がリンク確立を確認で
きたときは、給電線への給電を停止する状態を維持する
ことを特徴とするLAN対応電話端末への給電システ
ム。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例の構成〉図1は、具体例による給電システムの
ブロック図である。具体例は、本発明をイーサネットL
AN・10BASE−T(以後10BASE−Tと記
す)に適合させた一例である。
【0010】図より、具体例による給電システムは、電
話端末検出部1と、給電制御切替部2と、ケーブル3
と、電話端末4と、コネクタAと、コネクタBと、DC
/DCコンバータ10と、制御部11を、備える。ま
た、電話端末検出部1は、電流監視部5と、給電部6
と、タイマ部7と、LNK検出部8と、LNK検出状態
監視部9とを、備える。電話端末検出部1は、HUBの
1構成部分であって、そのHUBに接続されている全て
の電話端末4の存在位置を確認して、電源を供給する部
分である。ここでHUBとは、端末機器と接続する信号
線を複数本、スター状に集線する集線装置である。
【0011】給電制御切替部2は、電話端末検出部1が
電話端末4の存在を確認する時に、給電部6が給電線3
Bへ給電を行う状態から給電線3Bへの給電を停止する
状態に切り替えるための切替スイッチである。ケーブル
3は、電話端末検出部1と電話端末4を接続する、信号
線3Aと、給電線3Bと、アース線3Cが一体となった
ケーブルである。信号線3Aは、LANを構成する機器
間で送受信されるデータ信号を伝送する導線であり、給
電線3Bは、給電部6が電話端末4へ直流電源を供給す
る導線である。10BASE−Tでは、UTPケーブル
(通称非シールドより線対)が用いられている。電話端
末4は、LAN対応の電話器である。
【0012】コネクタAは、ケーブル3を電話端末検出
部1に接続するコネクタである。コネクタBは、ケーブ
ル3を電話端末4に接続するコネクタである。10BA
SE−Tでは、コネクタA、コネクタBとして、8ピン
コネクタRJ45(通称モジュラージャック)が用いら
れている。8ピンの接続位置については後述する。
【0013】DC/DCコンバータ10は、給電線3B
を介して、電話端末検出部1から送られてくる直流電圧
を電話端末4が必要とする直流電圧に変換して給電する
部分である。制御部11は、給電システム全体を制御し
て、動作切替、状態判断等を行う部分である。
【0014】次に電話端末検出部1の内部構成について
説明する。電流監視部5は、電話端末検出部1が電話端
末4の存在を確認する時に、給電線3Bに流れる電流値
を測定する部分である。給電部6は、電話端末4に電源
を供給する部分である。タイマ部7は、電話端末検出部
1が電話端末4の存在を確認する時に、電話端末4に、
電圧を印加する時間を規定する部分である。
【0015】LNK検出部8は、電話端末検出部1が電
話端末4の存在を確認する時に、ネットワーク側の物理
レイヤ20から信号を受け入れて、電話端末4、また
は、その他の端末機器がLANに対してリンク確立され
たかどうかを確認する部分である。ここでリンク確立と
は、端末機器が、LANと一体になって動作可能な待機
状態になっていることをいう。LNK検出状態監視部9
は、電話端末検出部1が電話端末4の存在を確認する時
に、電話端末4、または、その他の端末機器がLANに
対してリンク確立されたあと、継続して監視を続ける部
分である。
【0016】次にコネクタAの8ピンの接続位置につい
て説明する。上記RJ45は、NO1〜NO8まで8本
のピンを有する。NO1、NO2ピンをネットワーク側
の送信ラインに接続し、NO3、NO6ピンをネットワ
ーク側の受信ラインに接続する。NO4、NO5、NO
7、NO8ピンの内、任意の2本(ここではNO4、N
O5ピンと定める)を給電システム用として使用し、残
り2本を解放または、接地する(ここではNO7、NO
8ピンを接地する)。
【0017】同様にコネクタBの8ピンの接続位置につ
いて説明する。上記RJ45は、NO1〜NO8まで8
本のピンを有する。NO1、NO2ピンを端末側の送信
ラインに接続し、NO3、NO6ピンを端末側の受信ラ
インに接続する。NO4、NO5、NO7、NO8ピン
の内、任意の2本(ここではNO4、NO5ピンと定め
る)を給電システム用として使用し、残り2本を端末機
器に筐体接地する(ここではNO7、NO8ピンを筐体
接地する)。更に、コネクタAのNO1、NO2ピンを
コネクタBのNO3、NO6ピンと、コネクタAのNO
3、NO6ピンをコネクタBのNO1、NO2ピンと、
コネクタAのNO4、NO5、NO7、NO8ピンをそ
れぞれコネクタBのNO4、NO5、NO7、NO8ピ
ンに、それぞれ接続する。
【0018】〈具体例の動作〉次に、具体例による給電
システムの動作について説明する。図2は、具体例によ
る給電システムの動作説明図である。動作段階S−1〜
S−9に従って説明する。 S−1(電源ON).操作者が、給電システムのスイッ
チをオンする。通常このスイッチは、LANの起動スイ
ッチと一致している。給電システムが起動し、LNK検
出部8(図1)が動作を開始するためS−2へ進む。
【0019】S−2(LNK検出?監視時間T1).L
NK検出部8(図1)は、タイマ部7(図1)によって
規定されるT1時間、ネットワークを監視する。LNK
検出できた時、WS、PC等、このHUBに接続されて
いる、端末機器が、リンク確立されていると判断してS
−3へ進む。または、LNK検出できなかった時はS−
4へ進む。ここでLNK検出できなかった時とは、端末
機器が、WS、PC等であった場合は、電源オフの状態
であり、電話端末4であった場合は、給電待ち(給電さ
れていないので動作できない)の状態である。または、
端末機器が接続されていない場合も想定される。最初に
LNK検出できた時について説明する。
【0020】S−3(LNK状態監視継続?).LNK
検出状態監視部9(図1)がLNK検出部8(図1)に
代わって、LNK検出状態を監視し続ける。このLNK
検出状態が続く限り、ネットワークは、動作し続ける正
常稼働状態である。もし、LNK検出できない状態に変
化した時は、S−2へ戻って再度、LNK検出から、や
り直す。次に、S−2でLNK検出できなかった時につ
いて説明する。この時は、HUBに接続されている端末
機器の調査を実行するためにS−4へ進む。
【0021】S−4(接続端末調査).上記S−2でL
NK検出できなかった時、以下に説明する動作段階をへ
て、接続端末調査を実行する。まず制御部11(図1)
は、給電制御切替部2(図1)を切り替えてコネクタA
(図1)のNO4、NO5ピンに直流電圧を印加してS
−5へ進む。 S−5(電流値規定範囲内?)電流監視部5(図1)が
コネクタA(図1)のNO4、NO5ピンに流れる電流
値を測定して、その電流値が、規定電流値の範囲内かど
うかを調べる。規定電流値の範囲とは、電話端末を接続
したとき妥当な電流値を中心にした適切な範囲である。
接続された電話端末のタイプによってこの範囲の上限値
と下限値が決まる。この範囲は、経験的に選定するとよ
い。
【0022】従ってコネクタA(図1)のNO4、NO
5ピンに流れる電流値が、規定電流値の範囲内であれ
ば、接続されている端末機器が、電話端末4(図1)で
ある確率が高い。その時は、S−6へ進む。また、コネ
クタAのNO4、NO5ピンに流れる電流値が、規定電
流値の範囲外の場合は、接続されている端末機器が、電
話端末4(図1)以外の端末機器である確率が高い。何
故ならば、接続されている端末機器が、電話端末4(図
1)以外の端末機器である時、このコネクタA(図1)
のNO4、NO5ピンは、筐体接地、または開放状態に
なっている。即ち、筐体接地されている時に流れる電流
値は、規定電流値より、大きくなる。但し、安全面から
の上限値以上は、流れないように制限されている。ま
た、開放状態になっている時は、殆ど電流が流れない。
かかる場合は、S−8へ進む。まず最初に規定電流値の
範囲内である場合について説明する。
【0023】S−6(LNK検出?監視時間T2).S
−2での監視時間T1に加えて、更にT2時間待った結
果、LNK検出されない時は、上記S−3へ進んで、L
NK検出状態監視部9(図1)がLNK検出部8(図
1)に代わって、LNK検出状態を監視し続ける。この
状態は、端末機器が電話端末4(図1)の場合である。
このLNK検出されていない状態が続く限り、ネットワ
ークは稼働状態でない。かかる場合は、電話端末4(図
1)に規定電流値の範囲内で、電流が流れ続ける。も
し、この状態が継続しなかった時は、S−2へ戻って再
度、LNK検出から、やり直す。
【0024】また上記S−2での監視時間T1に加え
て、更にT2時間待った時点でLNK検出された時は、
電話端末4(図1)以外の他の端末機器が接続され
率が高い。この場合は、一旦、コネクタA(図1)のN
O4、NO5ピンへの電圧印加を停止する。その後S−
4へ戻って再度、S−5、S−6、S−7、S−4、の
ループを繰り返す。このループを繰り返す間に接続され
ている端末機器が、再度、電話端末4(図1)であった
時は、LNK検出されるのを待つ。もし、電話端末4
(図1)以外であった時は、S−5からS−8へ分岐す
るのを待つ。つまり電話端末4(図1)以外の端末機器
の電源がオンされるのを待つ。
【0025】または、その間に、電話端末4(図1)
や、電話端末4(図1)以外の端末機器が接続されて、
上記ループ繰り返しが停止するのを待つ。但し、このル
ープ繰り返しの間にコネクタA(図1)のNO4、NO
5ピンに流れる電流値は規定電流値なので、このループ
繰り返しが長時間にわたることになっても、特に弊害は
発生しない。次にS−5において、電流値が、規定電流
値の範囲外であり、S−8へ進んだ場合について説明す
る、
【0026】S−8(電圧印加停止).既にS−5で説
明したように電話端末4(図1)以外の端末機器が接続
されている確率が高い。かかる場合は、一旦コネクタA
(図1)のNO4、NO5ピンへの電圧印加を停止して
S−9へ進む。 S−9(LNK検出?監視時間T3).S−2での監視
時間T1に加えて、更にT3時間待った結果、LNK検
出された時は、上記S−3へ進んで、LNK検出状態監
視部9(図1)がLNK検出部8(図1)に代わって、
LNK検出状態を監視し続ける。このLNK検出状態が
続く限り、ネットワークは、動作し続ける正常稼働状態
である。この状態は、電話端末4(図1)以外の端末機
器が接続されている場合である。かかる場合は、S−8
で電圧印加が、停止されているので、給電線に電流は流
れない。
【0027】もし、LNK検出されなかった時は、S−
4へ戻って再度、S−5、S−8、S−9、S−4、の
ループを繰り返す。このループを繰り返す間に接続され
た端末機器が、LNK検出されるのを待つ。またその間
に、電話端末4(図1)や、電話端末4(図1)以外の
端末機器が接続されることによって、上記ループ繰り返
しが停止するのを待つ。但し、このループ繰り返しの間
にコネクタAのNO4、NO5ピンに流れる電流値は、
安全面からの上限値以上は、流れないように制限されて
いる。従って、このループ繰り返しが長時間にわたるこ
とになっても、特に弊害は発生しない。
【0028】以上、具体例では、イーサネットLAN・
10BASE−Tに限定して説明したが、本発明は、こ
のイーサネットLAN・10BASE−Tに限定される
ものではない。HUBまたは、それに代わる集線装置に
よって、端末機器がスター状に接続されるスター型LA
Nであれば、全てに適合可能である。
【0029】図3に、本発明を使用したLANの構成例
ブロック図を示す。図のLANは、集線装置30Aと3
0Bとをリンク用のケーブル31を用いて接続した構成
のものである。各集線装置30A、30Bには、それぞ
れ電話端末4A〜4Cと、パーソナルコンピュータ等の
他の端末装置32A〜32Eが、信号線及び給電線を含
むケーブル3によりスター状に接続されている。
【0030】また、各集線装置30A、30Bの内部に
は、既に説明した給電制御切替部2と、LNK検出部8
とが設けられている。この構成で、集線装置30Aは、
既に説明した制御によって、電話端末4Aと4Bとを認
識してこれらを接続したケーブル3に給電する。他の端
末装置32A〜32Bには、給電をしない。同様にし
て、集線装置30Bは、電話端末4Cを認識してこれを
接続したケーブル3に給電する。他の端末装置32C〜
32Eには、給電をしない。
【0031】スター型のLANでは、こうして、集線装
置がこれに接続された各端末装置のリンク確立状態と供
給電流を個別にチェックできるから、電話端末を接続す
れば自動的に個別に給電を開始できる。図の例のよう
に、一般に多用されている複数の集線装置を使用したL
ANにおいても、各集線装置がそれぞれ本発明の制御を
実施すればよい。
【0032】
【発明の効果】スター型LANの集線装置に本発明によ
るLAN対応電話の給電システムを備えることにより、
以下の効果を得た。 1.電話端末をLANに配置するにあたって、電話端末
個々に商用電源からACアダプタを介して電源供給を受
ける必要がなくなり、電話端末を設置するための準備作
業が楽になった。 2.電話端末の設置位置を変更する度毎に、操作員が手
動で、設置位置をネットワークに対して明確にする必要
がなくなり、ポータビリティー性が向上した。
【0033】3.更に、集線装置と電話端末を接続する
ケーブルに印加される電圧が、低電圧であるため、接続
ケーブルとして、非シールドより線対を、コネクタとし
てモジュラージャックを用いることが可能になり、より
一層電話端末の設置が容易、かつ安価になった。即ち、
電話端末の設置または、移動に際して、操作者は、モジ
ュラージャックを挿入するだけで済むことになり、ポー
タビリティー性が大きく向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例による給電システムのブロック図であ
る。
【図2】具体例による給電システムの動作説明図であ
る。
【図3】本発明を使用したLANの構成例ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 電話端末検出部 2 給電制御切替部 3 ケーブル 3A 信号線 3B 給電線 3C アース線 4 電話端末 5 電流監視部 6 給電部 7 タイマ部 8 LNK検出部 9 LNK検出状態監視部 10 DC/DCコンバータ 11 制御部 A,B コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 19/08 H04M 19/08 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/44 H04M 11/06 H04M 19/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集線装置と、該集線装置に通信及び給電
    が可能なケーブルを介して接続されているローカルエリ
    アネットワーク(LAN)対応の複数の給電すべき端末
    及び他の端末とを備えるLAN対応端末への給電システ
    ムにおいて、 前記各端末のリンク非確立で前記ケーブルを介して前記
    各端末へ給電を開始する給電部と、 前記ケーブルに流れる電流の電流値が前記給電すべき端
    末の接続時に流れるべき規定電流値の設定範囲内である
    か否かを監視する電流監視部と、 該電流監視部が前記設定範囲外と判定すると前記給電部
    の給電を停止させる給電制御切替部と、 を含むことを特徴とするLAN対応端末への給電システ
    ム。
  2. 【請求項2】 集装置を中心にして、ケーブルを介し
    て放射状に端末機器を接続したLANにおいて、前記ケ
    ーブルが前記端末機器間で送受信されるデータ信号を伝
    送するための信号線と前記LANに接続される電話端末
    へ給電をする給電線を備え、前記 給電線を介して前記電話端末へ給電する給電部と、 この給電部が前記給電線へ給電を行う状態と、前記給電
    線への給電を停止する状態との切り替えを行う給電制御
    切替部と、 前記給電線に流れる電流値を監視する電流監視部とを備
    え、 前記給電部から前記給電線へ給電を行う状態で、 前記給電線に流れる電流が、前記電話端末を接続したと
    きに流れるべき規定電流値の範囲から逸脱していること
    を、前記電流監視部が検出したときは、 前記給電制御切替部は、前記給電部が前記給電線へ給電
    を行う状態から給電線への給電を停止する状態に切り
    替えることを特徴とするLAN対応電話端末への給電シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のLAN対応電話端末へ
    の給電システムにおいて、前記 信号線を監視して、この信号線に繋がる端末機器の
    リンク確立を確認するLNK検出部を設け、 前記給電部から前記給電線へ給電を行う状態で、 前記給電線に流れる電流が、前記電話端末を接続したと
    きに流れるべき規定電流値の範囲にあって、かつ、前記
    LNK検出部がリンク確立を確認できたときは、 前記給電制御切替部は、前記給電部が前記給電線へ給電
    を行う状態を継続することを特徴とするLAN対応電話
    端末への給電システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のLAN対応電話端末へ
    の給電システムにおいて、前記 信号線を監視して、この信号線に繋がる端末機器の
    リンク確立を確認するLNK検出部を設け、 前記給電部から前記給電線へ給電を停止した状態で、 前記LNK検出部がリンク確立を確認できたときは、 給電線への給電を停止する状態を維持することを特徴と
    するLAN対応電話端末への給電システム。
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