JP3402470B2 - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP3402470B2 JP2000374953A JP2000374953A JP3402470B2 JP 3402470 B2 JP3402470 B2 JP 3402470B2 JP 2000374953 A JP2000374953 A JP 2000374953A JP 2000374953 A JP2000374953 A JP 2000374953A JP 3402470 B2 JP3402470 B2 JP 3402470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空間を快適に
する加湿装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】加湿装置としては、水
を加熱して蒸気を発生させる方式のもの、フィルター等
に水を浸透させファンで送風して気化させる方式のも
の、超音波による振動で水滴を放出する方式のもの、あ
るいはこれらの方式の組み合せによるものが従来から製
品化されている。
【0003】湿度は、一般的に40〜60%が適湿といわれ
ている。湿度が低すぎると、インフルエンザウィルスな
どの活動が活発になり、風邪の原因となり、湿度が高す
ぎると、不快感、湿気によるカビの発生の原因となる。
これらの問題を解消するために加湿装置は有効ではある
が、さらに室内環境の快適性を総合的に考慮するなら
ば、室内に浮遊する塵埃やハウスダスト、雑菌、花粉等
に対する対処、さらにはストレスや疲労の回復等、多面
的な対応が求められている。
【0004】そのうち室内空間を浄化する目的では、電
動送風機の駆動により空気吸い込み口より室内の空気を
取り入れ、空気流路中に設けたフィルターを通過させ
て、空気中に浮遊する塵埃や花粉等を捕集し、浄化した
空気を排出口から排出する空気浄化装置が用いられてい
る。しかし、このようなフィルターを用いる空気浄化装
置では、使用するにつれて塵埃や花粉等によりフィルタ
ーが目詰まりし、通過する空気量が減少して浄化性能が
低下する欠点があり、浄化性能を復元するためには新し
いフィルターに交換する必要があった。
【0005】また、ストレスや疲労の回復の手段として
近時マイナスイオンが注目されている。つまり、マイナ
スイオンは血管を拡張し、血圧を正常化し、血液をアル
カリ傾向にし、骨を丈夫にし、利尿を促進し、呼吸を鎮
静し、脈拍を減少させ、疲労回復を促進し、睡眠を促進
し、食欲を増進させるなどの好ましい作用効果を人体に
もたらすことが知られている。そして、マイナスイオン
を発生させる方式としては、水が分裂したとき大きな粒
子は正に帯電し、小さな粒子は負に帯電するというレナ
ード効果を利用したものや、高圧電極で放電によりマイ
ナスイオンを発生させるものがある。レナード効果を利
用したマイナスイオン発生器としては、マイナスイオン
発生機能のみの単機能製品や、加湿装置と複合した製品
等が提案されているが、レナード効果を利用した場合、
水の衝突音による騒音が問題になる。また、レナード効
果を利用したものも高圧電極でマイナスイオンを発生さ
せるものも、室内空気が塵埃や花粉等で汚れていると、
これにマイナスイオンが吸着され、また、湿度が60%を
超えて高湿度になると、細かい水滴が再結合してマイナ
スイオンが発生しにくくなるという問題があった。
【0006】以上のように、従来のフィルター方式の空
気浄化装置では、使用に伴い浄化性能が低下し、フィル
ター交換が必要であり、フィルターが高価であり、フィ
ルターの品番を調べてから購入しなければならず、手間
がかかるという欠点があった。
【0007】また、従来のマイナスイオン発生器では、
レナード効果を利用したものは騒音が大きく、室内空気
が汚れているとマイナスイオンが急激に減少し、高湿度
になるとマイナスイオンが発生しにくいという欠点があ
った。
【0008】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、室内空間を総合的に快適にできる加湿装
置を提供することを目的とする。より具体的には、加湿
に加えて空気浄化が浄化性能の劣化なくできるようにす
ることや、加湿に加えてマイナスイオンの供給を確実に
できるようにし、空気の汚れによるマイナスイオンの減
衰を抑制して、マイナスイオンの発生をより促進する
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】求項の発明の加湿装
置では、給水部から蒸発槽に水が供給され、この蒸発槽
で加熱手段により水が加熱されて蒸気が発生する。この
蒸気は、蒸気側風路で送風手段により冷却されて送風さ
れる。また、送風手段により送風された空気は、蒸気側
風路と分岐した非蒸気側風路をも通って排出されるが、
この非蒸気側風路に配設されたマイナスイオン発生手段
から発生したマイナスイオンがともに排出される。前述
のようにマイナスイオン発生手段は、蒸発槽で発生した
蒸気が通過しない非蒸気側風路にあるので、高湿度によ
りマイナスイオンの発生が阻害されることが防止され
。さらに、送風手段に空気が流入する前に、この空気
に含まれている塵埃類がサイクロン式集塵装置により捕
集される。このサイクロン式集塵装置により清浄にされ
た空気がマイナスイオン発生手段に供給されるので、空
気の汚れによるマイナスイオンの減衰が抑制され、マイ
ナスイオンの発生がより促進される。
【0010】また、請求項の発明の加湿装置では、使
用者が選択手段により、蒸気の発生およびマイナスイオ
ンの発生の両方を行う加湿併用モードとマイナスイオン
の発生のみを行うマイナスイオン単独モードとを選択で
きる。つまり、もともと湿度が高い季節などには、マイ
ナスイオンの発生のみを行うこともできる。また、使用
者は、表示手段によりマイナスイオン発生手段が作動し
ていることを確認できる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の加湿装置の第1実施
例について図1および図2を参照しながら説明する。図
1は加湿装置の簡略化した構造を示す正面図、図2は空
気の流れが分るように図示した説明図である。図1にお
いて、1は加湿装置本体で、この加湿装置本体1は本体
ケース2により外殻が形成されている。この本体ケース
2内の図示左側には、蒸気を発生させる蒸発槽3が下部
に設けられているとともに、この蒸発槽3に水を供給す
る給水部としての給水タンク4が設けられている。この
給水タンク4は、バルブ5により蒸発槽3に接続されて
いる。また、前記蒸発槽3には、この蒸発槽3内の水を
加熱する加熱手段としてのヒーター6が設けられてい
る。さらに、蒸発槽3上にはダクト7が立設されてお
り、このダクト7の上端は、前記本体ケース2の上面に
開口した蒸気側風路排出口8になっている。
【0012】また、前記本体ケース2内の図示右側に
は、サイクロン式集塵装置11が設けられている。このサ
イクロン式集塵装置11は、下方へ向かって径の小さくな
るほぼ円錐台形筒状のサイクロン12からなっている。そ
して、このサイクロン12の上部の外周部にはその接線方
向へ開口する吸い込み口13が形成されている。また、サ
イクロン12の下部にはダストボックス14が着脱自在に設
けられている。さらに、サイクロン12の上面中央部には
出口筒15が上方へ突出させて形成されている。
【0013】そして、前記サイクロン12の吸い込み口13
は、前記本体ケース2の前面部に開口形成された空気吸
い込み口21に連通している。また、前記本体ケース2内
の図示右側の後部には送風手段である電動送風機22が設
けられているが、この電動送風機22の吸い込み側に前記
サイクロン12の出口筒15がダクト23(図2に概略的に図
示)により連通している。つまり、サイクロン式集塵装
置11は電動送風機22の上流に位置している。また、電動
送風機22の排気側は、ダクト24により前記本体ケース2
の上面に開口形成された非蒸気側風路排出口25に連通し
ている。さらに、前記ダクト24の途中から分岐したダク
ト26が前記蒸発槽3上のダクト7の中間部に接続されて
いる。これにより、前記本体ケース2内における空気吸
い込み口21からの風路は、電動送風機22の下流で2分岐
し、前記蒸発槽3で発生した蒸気が通過する蒸気側風路
27と蒸気が通過しない非蒸気側風路28とを形成してい
る。つまり、ダクト24の内部が非蒸気側風路28を形成
し、ダクト26が接続されたダクト7の内部が蒸気側風路
27を形成している。そして、電動送風機22からダクト26
を通してダクト7内に送風されることにより、発生した
蒸気が冷却されるようになっている。
【0014】つぎに、前記の構成についてその作用を説
明する。なお、図面において参照符号の付されていない
矢印は空気の流れを示している。本加湿装置の運転時に
は、給水タンク4から蒸発槽3に水が供給され、この蒸
発槽3でヒーター6により水が加熱されて蒸気が発生す
る。これとともに、電動送風機22の駆動により空気吸い
込み口21から加湿装置本体1内に取り入れられ排出口
8,25から加湿装置本体1外へ排出される気流が生じ
る。空気吸い込み口21から取り入れられた空気は、まず
吸い込み口13からサイクロン12内に流入する。このサイ
クロン12内では、その円錐台状の外周部に沿って螺旋状
に旋回しながら下降する気流が生じ、その際塵埃類に与
えられる遠心力により空気と塵埃類とが分離される。そ
して、塵埃類はサイクロン12の外周に沿って落下し、そ
の下方のダストボックス14内に貯留する。一方、塵埃類
が分離された空気はダストボックス14内において上昇気
流に反転し、サイクロン12内の中央部を直線状に上昇
し、出口筒15からサイクロン12外へ流出する。サイクロ
ン12から流出した空気は電動送風機22を通り、さらに、
一部は非蒸気側風路28を通って非蒸気側風路排出口25か
ら排出され、残りは蒸気側風路27を通って蒸発槽3で発
生した蒸気を冷却しながら、この蒸気とともに蒸気側風
路排出口8から排出される。
【0015】前記実施例の構成によれば、加湿しながら
室内空間を浄化でき、室内空間を総合的に快適にできる
加湿装置を提供できる。また、空気浄化のための集塵装
置をサイクロン式集塵装置11としたので、フィルター式
集塵装置の欠点である目詰まりによる浄化性能の低下が
ない。また、フィルターが不要であることにより、高価
なフィルターの交換も不要である。サイクロン式集塵装
置11のダストボックス14は、その内部に捕集された塵埃
や花粉等を定期的に捨てて清掃することにより、何度で
も使用可能である。
【0016】つぎに、本発明の加湿装置の第2実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。なお、本第2実施
例の加湿装置は前記第1実施例の加湿装置と基本的に同
じ構成を有しているので、対応する部分には同一符号を
付して、その説明を省略する。本第2実施例は、前記第
1実施例において、サイクロン式集塵装置11の下流で電
動送風機22の上流に電気集塵装置31を加えたものであ
る。
【0017】したがって、サイクロン式集塵装置11の出
口筒15から流出した空気は、ついで電気集塵装置31を通
る。この電気集塵装置31では、塵埃類への帯電とこの帯
電を利用した吸着とによって塵埃類が捕集される。サイ
クロン式集塵装置11は、埃、花粉等の比較的大きな塵埃
類の捕集に適したものであるが、電気集塵装置31によ
り、サイクロン式集塵装置11で捕集しきれないたばこの
煙、ウィルス等の微細な塵埃類を捕集できる。したがっ
て、さらに高い空気清浄効果が得られる。しかも、サイ
クロン式集塵装置11の下流に電気集塵装置31を配設した
ことにより、前段すなわち上流のサイクロン式集塵装置
11で比較的大きな塵埃や花粉が取り除かれた空気が後段
の電気集塵装置31を通るので、この電気集塵装置31への
負荷が減り、電気集塵装置31の汚れや目詰まりが大幅に
低減し、電気集塵装置31を長寿命化できる。
【0018】なお、前記第2実施例において、サイクロ
ン式集塵装置11の下流に位置する電気集塵装置31をフィ
ルター式集塵装置に代えてもよい。このフィルター式集
塵装置のフィルターとしてはHEPAフィルターを用い
ることができるが、他に紙や不織布などのフィルターを
用いることもできる。この場合も、前記第2実施例と同
様の作用効果が得られる。すなわち、フィルター式集塵
装置により、サイクロン式集塵装置11で捕集しきれない
微細な塵埃類を捕集でき、より高い空気清浄効果が得ら
れるとともに、前段すなわち上流のサイクロン式集塵装
置11で比較的大きな塵埃や花粉が取り除かれた空気が後
段のフィルター式集塵装置を通るので、このフィルター
式集塵装置への負荷が減り、フィルターの汚れや目詰ま
りが大幅に低減し、フィルター式集塵装置を長寿命化で
きる。
【0019】つぎに、本発明の加湿装置の第3実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。この第3実施例の
加湿装置は、前記第1実施例と同様に、蒸気を発生させ
る蒸発槽3と、この蒸発槽3に水を供給する給水タンク
4(図4では図示していない)と、蒸発槽3内の水を加
熱する加熱手段としてのヒーター6と、蒸発槽3上に立
設され上端が蒸気側風路排出口8になったダクト7と、
送風機である電動送風機22と、この電動送風機22の排気
側を非蒸気側風路排出口25に連通させるダクト24と、こ
のダクト24の途中から分岐し前記蒸発槽3上のダクト7
の中間部に接続されたダクト26とを備えている。なお、
36は電動送風機22の吸い込み側に連通する空気吸い込み
口である。この空気吸い込み口36からの風路は、電動送
風機22の下流で2分岐し、前記蒸発槽3で発生した蒸気
が通過する蒸気側風路27と蒸気が通過しない非蒸気側風
路28とを形成している。つまり、ダクト24の内部が非蒸
気側風路28を形成し、ダクト26が接続されたダクト7の
内部が蒸気側風路27を形成している。そして、電動送風
機22からダクト26を通してダクト7内に送風されること
により、発生した蒸気が冷却されるようになっている。
さらに、前記非蒸気側風路28内には、高圧電極からなり
放電によりマイナスイオンを発生させるマイナスイオン
発生手段としてのマイナスイオン発生装置37が配設され
ている。
【0020】そして、加湿装置の運転時には、給水タン
ク4から蒸発槽3に水が供給され、この蒸発槽3でヒー
ター6により水が加熱されて蒸気が発生する。これとと
もに、電動送風機22の駆動により空気吸い込み口36から
取り入れられ排出口8,25から排出される気流が生じ
る。空気吸い込み口36から取り入れられた空気は、電動
送風機22を通った後、一部は非蒸気側風路28を通って非
蒸気側風路排出口25から排出され、残りは蒸気側風路27
を通って蒸発槽3で発生した蒸気を冷却しながら、この
蒸気とともに蒸気側風路排出口8から排出される。ま
た、マイナスイオン発生装置37から発生したマイナスイ
オンが非蒸気側風路28において空気流中に放出され、非
蒸気側風路排出口25から排出される。マイナスイオン発
生装置37は非蒸気側風路28にあるので、蒸発槽3で発生
した蒸気に直接触れない。
【0021】前記実施例の構成によれば、加湿しなが
ら、人体に好ましい作用効果を与えるマイナスイオンを
供給でき、室内空間を総合的に快適にできる加湿装置を
提供できる。つまり、マイナスイオンにより、ストレス
解消や疲労回復の効果を得ることができる。しかも、蒸
発槽3で発生した蒸気が通らない非蒸気側風路28にマイ
ナスイオン発生装置37を配設したので、すなわち、マイ
ナスイオンを加湿側に通過させないので、高湿度により
マイナスイオンの発生が阻害されることを防止できる。
【0022】つぎに、本発明の加湿装置の第4実施例に
ついて図5を参照しながら説明する。なお、本第4実施
例の加湿装置は前記第1実施例の加湿装置と基本的に同
じ構成を有しているので、対応する部分には同一符号を
付して、その説明を省略する。本第4実施例は、前記第
1実施例において、非蒸気側風路28内に、高圧電極から
なり放電によりマイナスイオンを発生させるマイナスイ
オン発生手段としてのマイナスイオン発生装置37を加え
たものである。あるいは、前記第3実施例において、電
動送風機22の上流に、前記第1実施例と同様のサイクロ
ン式集塵装置11を加えたものである。したがって、マイ
ナスイオン発生装置37は、サイクロン式集塵装置11の下
流に位置している。
【0023】したがって、本第4実施例の加湿装置で
は、前記第1実施例および第3実施例の加湿装置と同様
の作用効果が得られる。すなわち、加湿しながら室内空
間を浄化できるとともに、人体に好ましい作用効果を与
えるマイナスイオンを供給でき、室内空間を総合的に快
適にできる加湿装置を提供できる。また、サイクロン式
集塵装置11は、目詰まりによる浄化性能の低下がないと
ともに、フィルターの交換が不要である。さらに、蒸発
槽3で発生した蒸気がマイナスイオン発生装置37に直接
触れないので、高湿度によりマイナスイオンの発生が阻
害されることを防止できる。それに加えて、サイクロン
式集塵装置11により清浄にされた空気がマイナスイオン
発生装置37の高圧電極に供給されるので、空気の汚れに
よるマイナスイオンの減衰を抑制でき、マイナスイオン
の発生をより促進できる。
【0024】つぎに、本発明の加湿装置の第5実施例に
ついて図6を参照しながら説明する。本第5実施例の加
湿装置は前記第3実施例または第4実施例の加湿装置に
構成を付加したものであり、したがって、以下の説明に
おいて、図4または図5に記載の参照符号も適宜引用す
る。図6において、41は、前記ヒーター6のオンオフや
給水タンク4から蒸発槽3への給水を制御して加湿の有
無を切り換える加湿制御手段である。また、42は、加湿
の有無およびマイナスイオン発生装置37によるマイナス
イオンの発生の有無を使用者が所定の操作により選択す
るための選択手段である。この選択手段42は、加湿の有
無状態にかかわらず、マイナスイオン発生装置37の高圧
電極をオンオフできる切り換えスイッチと、この高圧電
極をオンオフ状態にかかわらず、加湿の有無を切り換え
られる切り換えスイッチとからなっている。したがっ
て、加湿装置の運転モードとして、加湿すなわち蒸気の
発生およびマイナスイオンの発生の両方を行う加湿併用
モードと、加湿のみを行う加湿単独モードと、マイナス
イオンの発生のみを行うマイナスイオン単独モードとの
選択が可能である。さらに、43は、マイナスイオン発生
装置37が作動していること、つまりその高圧電極がオン
していてマイナスイオンが放出されていることをランプ
表示などにより報知する表示手段である。
【0025】したがって、本第5実施例の加湿装置で
は、湿度が高い季節などで加湿が不要なときは、加湿を
行わずに、マイナスイオンの発生のみを行える。また、
表示手段43により、マイナスイオンの発生が行われてい
ることを使用者が確認できる。
【0026】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記第5実施例では、加湿併用モードと加湿単独モード
とマイナスイオン単独モードとの選択を可能としたが、
加湿併用モードとマイナスイオン単独モードとの選択の
みを可能としてもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明の加湿装置によれば、
湿しながら、ストレス解消や疲労回復などの人体に好ま
しい作用効果を与えるマイナスイオンを供給でき、室内
空間を総合的に快適にできる。しかも、蒸発槽で発生し
た蒸気が通らない非蒸気側風路にマイナスイオン発生装
置を配設したので、高湿度によりマイナスイオンの発生
が阻害されることを防止できる。
【0028】また、室内空間の浄化をもでき、室内空間
をより一層快適にできる。また、空気浄化のためにサイ
クロン式集塵装置を用いたので、目詰まりによる浄化性
能の低下がないとともに、フィルター交換などの必要も
もとよりない。さらに、サイクロン式集塵装置により清
浄された空気がマイナスイオン発生手段に供給されるの
で、空気の汚れによるマイナスイオンの減衰を抑制で
き、マイナスイオンの発生をより促進できる。
【0029】また、請求項の発明の加湿装置によれ
ば、湿度が高い季節などには、加湿を行わずに、マイナ
スイオンの発生のみを行うこともできる。さらに、マイ
ナスイオンが発生していることを使用者が確実に確認で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加湿装置の第1実施例を示す概略正面
図である。
【図2】同上説明図である。
【図3】本発明の加湿装置の第2実施例を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の加湿装置の第3実施例を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の加湿装置の第4実施例を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の加湿装置の第5実施例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
3 蒸発槽 4 給水タンク(給水部) 6 ヒーター(加熱手段) 11 サイクロン式集塵装置 22 電動送風機(送風手段) 27 蒸気側風路 28 非蒸気側風路37 マイナスイオン発生装置(マイナスイオン発生手
段) 42 選択手段 43 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萱森 雅之 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東 芝ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 及川 巧 大阪府茨木市太田東芝町1−6 株式会 社東芝大阪工場内 (56)参考文献 特開 平11−72246(JP,A) 特開2000−317349(JP,A) 特開 昭49−103268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 6/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気を発生させる蒸発槽と、この蒸発槽
    に水を供給する給水部と、前記蒸発槽内の水を加熱する
    加熱手段と、発生した蒸気を冷却する送風手段とを備え
    た加湿装置において、前記送風手段の下流で風路を分岐
    させて、前記蒸発槽で発生した蒸気が通過する蒸気側風
    路と蒸気が通過しない非蒸気側風路とを形成し、この非
    蒸気側風路にマイナスイオン発生手段を配設すると共
    に、前記送風手段の上流にサイクロン式集塵装置を配設
    したことを特徴とする加湿装置。
  2. 【請求項2】 蒸気の発生およびマイナスイオンの発生
    の両方を行う加湿併用モードとマイナスイオンの発生の
    みを行うマイナスイオン単独モードとを選択する選択手
    段と、前記マイナスイオン発生手段が作動していること
    を報知する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の加湿装置。
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