JP3400555B2 - 血液吸引装置 - Google Patents

血液吸引装置

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JP3400555B2 JP18577194A JP18577194A JP3400555B2 JP 3400555 B2 JP3400555 B2 JP 3400555B2 JP 18577194 A JP18577194 A JP 18577194A JP 18577194 A JP18577194 A JP 18577194A JP 3400555 B2 JP3400555 B2 JP 3400555B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、採血管に採取した血液
を血沈測定用ピペットに吸引するための血液吸引装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】血液沈降速度を測定するためには、採血
管に採取した血液を血沈測定用ピペットに吸引し、血液
柱の高さを0点目盛表示に一致させることが必要であ
る。血液を血沈測定用ピペットに吸引するには、従来に
あっては、血沈測定用ピペットの下端開口部を採血管内
の採取血液中に挿入し、上端開口部に測定者が直接口を
付け、血沈測定用ピペット内の空気を吸引することによ
り、採血管より血沈測定用ピペットに血液を吸引してい
た。
【0003】しかし、測定者が血沈測定用ピペットに直
接口を付けて吸引する場合には、測定者が病原菌、ウィ
ルス等を含有する血液を誤って飲み込み、病気感染して
しまう等のいわゆるバイオハザードが発生するという問
題があった。かかるバイオハザードを防止するため、最
近にあっては、血沈測定用ピペットに測定者が直接口を
付けることなく、専用の器具又は装置によって血沈測定
用ピペットに血液を吸引する方法が採用されている。
【0004】例えば、一般的には、血沈測定用ピペット
の上端開口部に中空球状のゴム製吸引器具を装着し、こ
のゴム製吸引器具を測定者が手で押圧して圧縮し、ゴム
製吸引器具内部を減圧することにより、血沈測定用ピペ
ットに血液を吸引する方法が採用されている。
【0005】又、血沈測定用ピペットに代えて下端部に
針部を有する軟質チューブを使用し、血液を採取した採
血管の開口部をゴム製シールで閉塞し、前記軟質チュー
ブの針部をこのゴム製シールに穿刺し、上端開口部を血
沈スタンドに配設したプランジャーに接続し、採血管を
逆さに保持した状態でプランジャーを操作することによ
り、軟質チューブに血液を吸引する装置が開発されてい
る。
【0006】さらに、特開昭49−106185号公報
に開示されるように、回転自在とした円盤状支持台の周
縁部に周方向等間隔で血沈測定用ピペット及び血液容器
を支持し、一端部を吸引ポンプに接続したチューブの他
端部を所定位置で血沈測定用ピペットの上端開口部に接
続自在とし、光電スイッチ、リミットスイッチ等よりな
る0点調整機構を付設し、前記支持台を間欠的に回転さ
せて順次血沈測定用ピペットに血液を吸引する装置も開
発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム製吸引器
具を使用する方法にあっては、ゴム製吸引具の圧縮量を
調整して血液吸引とともに0点調整するのは困難であ
り、吸引後にゴム製吸引具を取り外し、血沈測定用ピペ
ットの上端開口を手で閉塞微調整して0点調整する必要
があり、0点調整が極めて面倒であるとともに、ゴム製
吸引具を取り外す際に血液をこぼす虞れもあった。
【0008】又、針部を有する軟質チューブを使用する
装置にあっては、専用の軟質チューブ及びゴム製シール
を使い捨てにするから、測定にかかるコストは高額とな
るし、ゴム製シールの適切な部所に軟質チューブの針部
を穿刺しないと針部が折損等して使用できなくなるし、
さらに、ゴム製シールに軟質チューブの針部を穿刺する
際、又、採血管を逆さに保持する際に血液をこぼす虞れ
もあった。
【0009】一方、特開昭49−106185号公報に
開示される装置にあっては、複雑な機構を有しており、
装置が高価とならざるを得ないし、円盤状支持台に支持
できる血沈測定用ピペットの数量にも限度があるから、
同時に数十、数百等多数の血沈測定用ピペットに血液を
吸引する場合には、血沈測定用ピペットを取り替えるの
に手間と時間がかかり、却って不便なものであった。
【0010】本発明は、かかる従来における問題点に鑑
みて為されたものであり、バイオハザードを防止するこ
とは勿論のこと、多数の血沈測定用ピペットに簡易かつ
迅速に血液を吸引することができ、0点調整も面倒では
なく、血液をこぼす虞れもなく、構成簡単かつ操作容易
で、測定にかかるコストも低額となる血液吸引装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の血液吸引装置は、血沈測定用ピペットの上
端開口部を閉塞するピペット閉塞部材と、このピペット
閉塞部材を固定する閉塞部材支持部材と、血液流入防止
容器と、吸引ポンプと、前記ピペット閉塞部材と前記血
液流入防止容器とを接続する接続チューブと、前記血液
流入防止容器と前記吸引ポンプとを接続する接続チュー
ブとより構成されるものである。
【0012】血沈測定用ピペット上端開口部の密閉度を
変化させて血液吸引速度を調整することができるよう、
前記ピペット閉塞部材は、軟質合成樹脂材料よりなり、
血沈測定用ピペットの上端開口部に当接する球面状凹部
を形成するとともに、空気流通孔2cを形成したものと
することが好ましい。
【0013】又、作業者の姿勢に対応した吸引作業を行
なうことができ、採取血液の粘着度の相違に対応した吸
引速度で吸引を行なうことができよう、前記閉塞部材支
持部材は、閉塞部材取付部と支柱押圧部とよりなり、閉
塞部材取付部と支柱押圧部の相対角度を適宜設定可能と
し、ピペット閉塞部材を閉塞部材取付部より適宜長さ突
出、固定可能とし、支柱押圧部を支柱の適宜高さに固定
可能とするのが好ましい。
【0014】さらに、接続チューブ内の吸入圧力を調整
して、より採取血液の粘着度の相違に対応した吸引速度
で吸引を行なうため、前記ピペット閉塞部材と前記血液
流入防止容器との間に圧力調整部材を設置してもよい。
【0015】
【作用】吸引ポンプを作動させ、血沈測定用ピペットの
下端開口部を採血管内の血液中に挿入し、上端開口部を
ピペット閉塞部材の球面状凹部に当接すれば、血沈測定
用ピペット内の空気が吸引され、血沈測定用ピペット内
が減圧され、採血管より血液が血沈測定用ピペットに吸
引される。
【0016】血液吸引時に血沈測定用ピペットの上端開
口部とピペット閉塞部材の球面状凹部との当接圧力及び
角度を適宜微調整すれば、血沈測定用ピペット上端開口
部の密閉度を変化させて血液吸引速度を調整することが
でき、又、圧力調整部材の操作により接続チューブ内の
吸入圧力を調整すれば、より血液吸引速度を調整するこ
とができる。
【0017】血液流入防止容器を設置したことにより、
万が一ピペット閉塞部材の空気流通孔に血液を吸引して
しまった場合でも、吸引ポンプにまで血液が流入するこ
とはなく、吸引ポンプの機能を阻害することはない。
【0018】
【実施例】本発明の血液吸引装置の一実施例について、
図面を参照しつつ説明する。血液吸引装置1は、図1に
示すように、ピペット閉塞部材2、閉塞部材支持部材
3、血液流入防止容器4、吸引ポンプ5、接続チューブ
6,7よりなる。
【0019】ピペット閉塞部材2は、図2に示すよう
に、軟質合成樹脂材料より成形した円筒体であり、前部
には血沈測定用ピペットAを当接する球面状凹部2aを
形成し、後部には連結管8を嵌入する連結管嵌入孔2b
を形成し、球面状凹部2aと連結管嵌入孔2bとを微小
径の空気流通孔2cにより連絡してある。軟質合成樹脂
材料としては、シリコンゴム等の柔軟性、耐水性、耐薬
品性の高い合成ゴムを使用することが好ましい。
【0020】閉塞部材支持部材3は、図3に示すよう
に、閉塞部材取付部9と支柱押圧部10とよりなり、閉
塞部材取付部9の嵌合凹部9aに支柱押圧部10の嵌合
凸部10aを回動自在に嵌合してあり、ネジ孔9bに角
度調整ネジ11をねじ込むことにより、閉塞部材取付部
9と支柱押圧部10の相対角度を適宜に設定できるよう
になっている。閉塞部材取付部9には閉塞部材取付孔9
cを貫設してあり、この閉塞部材取付孔9cに前記連結
管8を挿入し、ネジ孔9dに長さ調整ネジ12をねじ込
むことにより、ピペット閉塞部材2を閉塞部材取付部9
より適宜長さ突出させて固定できるようになっている。
又、支柱押圧部10には支柱挿入孔10bを欠設してあ
り、この支柱挿入孔10bに支柱13を挿入し、ネジ孔
10cに高さ調整ネジ14をねじ込むことにより、支柱
押圧部10を支柱13の適宜高さに固定できるようにな
っている。
【0021】血液侵入防止容器4は、図1に示すよう
に、本体15と蓋体16とからなり、ケース17の上面
部に上方突設された容器載置部17aに載置してある。
蓋体16には開口16a,16bを穿設してあり、開口
16aを介して圧力調整部材18の連結管19の下端部
を、開口16bを介して連結管20の下端部を本体15
内に挿入してある。前記圧力調整部材18は、連結管1
9内の適宜位置に圧力調整弁21を設置したものであ
り、圧力調整弁21を回転することによって接続チュー
ブ6より吸引する空気流量を変化させ、吸入圧力を調整
できるようにしてある。
【0022】吸引ポンプ5は、ケース17内に設置さ
れ、到達真空度−250mmHg、開放時流量7Nl/
min程度の真空ポンプを使用しているが、血沈測定用
ピペットAに適宜速度で血液を吸引できるような仕様の
ものを使用すればよい。
【0023】ケース17の正面部には電源スイッチ22
及び作動ランプ23を配設し、背面部にはチューブ取出
孔17bを形成し、上面部には支柱13を立設してあ
る。又、装置全体の重心を低位置として安定性を良好に
するため、ケース17の底面部には鉄板等の大重量の板
材24を固着してある。
【0024】接続チューブ6は一端部を連結管8の一端
部に、他端部を連結管19の上端部に接続し、接続チュ
ーブ7は一端部を連結管20の上端部に、他端部を吸引
ポンプ5の吸入口部5aに接続してある。
【0025】次に、本発明の血液吸引装置1の使用方法
及び作用について説明する。先ず、閉塞部材支持部材3
を支柱13の上下方向に移動し、高さ調整ネジ14を締
め付けて閉塞部材支持部材3の高さ位置を設定し、閉塞
部材取付部9を支柱押圧部10に対して回転し、角度調
整ネジ11を締め付けて閉塞部材取付部9の傾斜角度を
設定する。又、連結管8を閉塞部材取付孔9cの軸方向
に移動し、長さ調整ネジ12を締め付けてピペット閉塞
部材2の突出長さを設定する。
【0026】閉塞部材支持部材3の高さ位置を適宜設定
すれば、立ち姿勢、座り姿勢等の作業者の姿勢に対応し
た吸引作業を行なうことができ、閉塞部材取付部9の傾
斜角度を適宜設定すれば、採取血液の粘着度の相違に対
応した吸引速度で吸引を行なうことができ、又、ピペッ
ト閉塞部材2の突出長さを適宜設定すれば、支柱13に
作業者の手が触れる等なく余裕をもった吸引作業を行な
うことができる。
【0027】一方、電源スイッチ22を押下して吸引ポ
ンプ5を作動させるとともに、圧力調整弁21を操作
し、接続チューブ6内の吸入圧力を調整する。かかる圧
力調整弁21の操作により、より採取血液の粘着度の相
違に対応した吸引速度で血液吸引を行なうことができ
る。
【0028】そして、採血管Bを一方の手で、血沈測定
用ピペットAを他方の手で把持し、血沈測定用ピペット
Aの下端部を採血管B内の血液中に挿入し、上端部をピ
ペット閉塞部材2の球面状凹部2aに当接する。
【0029】これにより、血沈測定用ピペットA内の空
気は、ピペット閉塞部材2の空気流通孔2c、連結管
8、接続チューブ6、血液侵入防止容器4、接続チュー
ブ7を流通して吸引ポンプ5に吸引される。従って、血
沈測定用ピペットA内が減圧され、採血管Bより血液が
血沈測定用ピペットAに吸引される。
【0030】血液流入防止容器4を設置したことによ
り、万が一ピペット閉塞部材2の空気流通孔2cに血液
を吸引してしまった場合でも、血液侵入防止容器4内に
血液が流入するに止まり、吸引ポンプ5にまで血液が流
入することはないから、吸引ポンプ5の機能を阻害する
ことはない。
【0031】尚、血液吸引時に血沈測定用ピペットAの
上端開口部とピペット閉塞部材2の球面状凹部2aとの
当接圧力及び角度を手で適宜微調整することにより、血
沈測定用ピペットA上端開口部の密閉度を変化させて血
液吸引速度を調整することができ、採取血液の粘着度の
相違に対応させた吸引を行なうことができる。
【0032】血沈測定用ピペットAの0点目盛表示より
若干高い位置まで血液を吸引したら、血沈測定用ピペッ
トAの上端開口部をピペット閉塞部材2の球面状凹部2
aから離反させると同時に上端開口部を指で押圧して閉
塞する。そして、血沈測定用ピペットAの上端部を閉塞
する指の押圧力を微調整して血沈測定用ピペットAの下
端開口部から微小量血液を採血管Bに戻し、血沈測定用
ピペットAの血液の高さを0点目盛表示に一致させる。
【0033】尚、0点調整作業時には、血沈測定用ピペ
ットAの上端開口部をピペット閉塞部材2の球面状凹部
2aから静かに離反すればよいから、血液をこぼしたり
することはない。
【0034】以上のように、血沈測定用ピペットAへの
吸引は、血沈測定用ピペットAの上端部をピペット閉塞
部材2の球面状凹部2aに当接すればよいから、作業は
簡単であり、多数の血沈測定用ピペットAに血液を吸引
する場合にも、簡易かつ短時間で行なうことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の血液吸引装置によれば、血沈測
定用ピペットの上端部をピペット閉塞部材の球面状凹部
に当接すれだけで血沈測定用ピペットに血液を吸引する
ことができるから、吸引作業は極めて簡単であり、多数
の血沈測定用ピペットに短時間で血液を吸引することが
できる。
【0036】圧力調整部材を操作して接続チューブ内の
吸入圧力を調整することができるから、又、当接圧力及
び角度を微調整して血沈測定用ピペット上端開口部の密
閉度を変化させることができるから、血液吸引速度を調
整することができ、採取血液の粘着度の相違に対応させ
た吸引を行なうことができる。
【0037】又、0点調整作業時には、血沈測定用ピペ
ットの上端開口部をピペット閉塞部材の球面状凹部から
静かに離反すればよいから、0点調整も面倒ではなく、
血液をこぼす虞れもない。
【0038】さらに、本発明の血液吸引装置は、ピペッ
ト閉塞部材、閉塞部材支持部材、血液流入防止容器及び
吸引ポンプを主たる構成要素とする極めて簡単な構成で
あり、汎用の血沈測定用ピペットを使用するものである
から、測定にかかるコストも低額である。
【0039】又、血液流入防止容器を設置したから、吸
引ポンプにまで血液が流入して吸引ポンプの機能を阻害
することはなく、又、閉塞部材支持部材の高さ位置、閉
塞部材取付部の傾斜角度、ピペット閉塞部材の突出長さ
を適宜設定自在としたから、吸引作業の効率化を図るこ
とができ、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の血液吸引装置の一部切欠正面図であ
る。
【図2】ピペット閉塞部材の(A)は左側面図、(B)
は正面図、(C)は右側面図、(D)は縦断面図であ
る。
【図3】閉塞部材支持部材の(A)は正面図、(B)は
縦断面図である。
【図4】本発明の血液吸引装置の使用状態を示す説明図
である。
【図5】当接角度を微調整して血沈測定用ピペット上端
開口部の密閉度を変化させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 血液吸引装置 2 ピペット閉塞部材 2a 球面状凹部 2c 空気流通孔 3 閉塞部材支持部材 4 血液流入防止容器 5 吸引ポンプ 6,7 接続チューブ 9 閉塞部材取付部 10 支柱押圧部 18 圧力調整部材 A 血沈測定用ピペット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−106185(JP,A) 特開 平5−80061(JP,A) 特開 平3−17557(JP,A) 特開 昭57−107142(JP,A) 特開 昭61−11661(JP,A) 実開 平2−113164(JP,U) 実開 平1−135361(JP,U) 特公 平6−1269(JP,B2) 特公 昭38−17443(JP,B1) 特公 平6−38080(JP,B2) 実公 平5−47408(JP,Y2) 実公 平5−27000(JP,Y2) 実公 平2−34611(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/00 - 1/44 G01N 33/48 - 33/98 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血沈測定用ピペットの上端開口部を閉塞
    するピペット閉塞部材部と、このピペット閉塞部材を固
    定する閉塞部材支持部材と、血液流入防止容器と、吸引
    ポンプと、前記ピペット閉塞部材と前記血液流入防止容
    器とを接続する接続チューブと、前記血液流入防止容器
    と前記吸引ポンプとを接続する接続チューブとを具備
    し、前記ピペット閉塞部材は、軟質合成樹脂材料よりな
    り、血沈測定用ピペットの上端開口部に当接する球面状
    凹部を形成するとともに、空気流通孔を形成して構成さ
    れる血液吸引装置。
  2. 【請求項2】 前記閉塞部材支持部材は、閉塞部材取付
    部と支柱押圧部とよりなり、閉塞部材取付部と支柱押圧
    部の相対角度を適宜設定可能とし、ピペット閉塞部材を
    閉塞部材取付部より適宜長さ突出、固定可能とし、支柱
    押圧部を支柱の適宜高さに固定可能としてなることを特
    徴とする請求項1記載の血液吸引装置。
  3. 【請求項3】 前記ピペット閉塞部材と前記血液流入防
    止容器との間に圧力調整部材を設置したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の血液吸引装置。
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