JP3398014B2 - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JP3398014B2 JP16988097A JP16988097A JP3398014B2 JP 3398014 B2 JP3398014 B2 JP 3398014B2 JP 16988097 A JP16988097 A JP 16988097A JP 16988097 A JP16988097 A JP 16988097A JP 3398014 B2 JP3398014 B2 JP 3398014B2
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレメータリング
システム等に利用される塩化チオニル系リチウム電池を
主電源とした端末網制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の端末網制御装置、例えば
端末網制御装置を実施したテレメータリングシステム
は、センター装置側がホストコンピュータおよびセンタ
ー側網制御装置からなり、センター側網制御装置は、電
話回線を介してセンター側交換局に接続され、一方、端
末側システムは、端末網制御装置、メータ・オンオフス
イッチ等、ならびに宅内電話機からなるものである。
【0003】上記端末網制御装置は電話回線を介して端
末側交換局に接続され、また、メータ・オンオフスイッ
チ等、宅内電話機は端末網制御装置と接続され、上述し
た通信システムの電話回線網を利用してガスメータ、水
道メータ、電力メータ等の計測値を読んだり、オンオフ
スイッチにより接点情報を得たりできる。
【0004】そして、上記端末網制御装置は、電話回線
と宅内電話機との接続を制御する電話回線インターフェ
ース、電話回線を介してセンター装置へデータ送受する
ための通信回路、該端末網制御装置を集中制御するマイ
クロコンピュータを含み、さらに端末網制御装置は、各
回路系に電源供給する定電圧電源部と電源の塩化チオニ
ル系リチウム電池、複数のオンオフ接点入力インターフ
ェース、端末網制御装置がスタンバイ状態のときの平均
化電流を所定の値にするためのダミー電流制御回路を含
むものである。
【0005】また、電話回線インターフェースは、セン
ター装置からのノーリンキング通信のための起動をマイ
クロコンピュータに与えたり、オンオフ接点のオンオフ
切り替わり情報でセンター装置へ情報をあげるため電話
回線との接続動作を行うものである。
【0006】そして、端末網制御装置は、動作モードと
してスタンバイ(待機)モードと通信動作をする通信モ
ードの2つを有する。
【0007】端末網制御装置が出荷時の初期設定として
のスタンバイモード時、端末網制御装置は、マイクロコ
ンピュータに対して必要とされる最小の電流が供給され
るように、定電圧電源部を介して電池からの電源供給を
受ける。このとき、電池からはタイマカウンタの計時動
作を保証する電流と各回路部の漏れ電流の和として電流
と、ダミー電流制御回路の電流が供給される。
【0008】また、端末網制御装置出荷後、ユーザーの
使い方によってスタンバイモード時でも、端末網制御装
置にガス検針のためガスメータがつながれたり、水道検
針のため水道メータがつながれたり、種々センサーのオ
ンオフ接点情報を得るためにオンオフスイッチがつなが
れたりする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、端末網制御装
置が出荷後ユーザー宅に設置された場合、各種メータや
オンオフスイッチ等が、端末網制御装置にどのように接
続されるか想定できず、オンオフスイッチが複数接続さ
れた場合には、端末網制御装置の寿命は、つけられただ
け短くなり、かつスイッチオン状態がオフの状態より長
く設定されていると短くなる。
【0010】そして、北海道等極寒冷地(冬場−10℃
以下)に接続された場合に、冬季に半導体で構成される
端末網制御装置のスタンバイモード時の消費電流が低減
し、上記電池不活性化状態を避けるための必要最低限な
放電電流値を割る可能性もある。
【0011】これら短寿命化に対しては、電池容量の大
きな電池をつければ問題ないが、コストアップになる。
【0012】本発明は、上記問題に鑑み、端末網制御装
置に接続されるメータ・オンオフスイッチ等の状態に影
響されずに、電池不活性化状態を避けるための必要最低
限な放電電流を設定する端末網制御装置の提供を目的と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の端末網制御装置
は上記のような目的を達成するためになされたもので、
通信回線を接続し、低レベルの放電に伴って内部に塩化
膜を成長させる塩化チオニル系リチウム電池を電源にし
た装置であって、電池不活性化状態を避けるための必要
最低限な放電電流をユーザー毎の端末網制御装置の使用
状況に応じて一定にするために、オンオフ接点入力イン
ターフェースを持つMポートを備え、このオンオフ接点
入力インターフェースを持つMポート(以後Mポートと
呼ぶ)の数をカウントする手段を備え、そのMポートに
接続されたオンオフスイッチのオンオフの状態を検知す
る手段を備え、オンオフの状態を検出できるように端末
網制御装置が設定されたときにそれに見合った電流分だ
けダミー電流として電池電流を軽減できるダミー電流制
御回路を備え、かつそのMポートのスイッチがオン状態
の時にはさらに電池電流が増加するので、その増加分に
見合ったダミー電流を軽減するダミー電流制御回路を備
え、端末網制御装置の初期のスタンバイモード時の電池
放電電流を一定に保つことを特徴とするものである。
【0014】また、システム管理者が、寒冷地での端末
網制御装置の設置を知り得た場合には、センター装置よ
り端末網制御装置を起動し、通信し、コマンド設定にて
希望の期間だけダミー電流を増加させることができる機
能を備えることを特徴とするものである。
【0015】これらの構成により、端末網制御装置の寿
命がユーザーの使用状態によって短縮することを防げ、
また、寒冷地の場合は外部からのコマンド設定により端
末網制御装置の短寿命化を防げる。
【0016】また、オンオフ接点入力回路の数をカウン
トする機能を設けておけば、端末網制御装置の製品化に
対して、オンオフスイッチ等の接続するポートの数に対
応するダミー電流制御回路を用意すれば、自動で電池放
電電流を制御して、端末網制御装置の短寿命化を防げ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の端末網制御装置の
実施の形態をテレメータリングシステムに実施した場合
について図面とともに説明する。まず、本発明の端末網
制御装置の基本的な構成について説明する。
【0018】本発明の端末網制御装置を実施したテレメ
ータリングシステムは図1に示すように構成するもので
あり、図1において、センター装置1側はホストコンピ
ュータ2およびセンター側網制御装置3からなり、セン
ター側網制御装置3は、電話回線6を介してセンター側
交換局4に接続されている。
【0019】一方、端末側システム7は、端末網制御装
置8、メータ・オンオフスイッチ等9、ならびに宅内電
話機10からなり、端末網制御装置8は電話回線6を介
して端末側交換局5に接続されている。また、メータ・
オンオフスイッチ等9、宅内電話機10は端末網制御装
置8と接続されている。
【0020】上述した通信システムの電話回線網を利用
して、ガスメータ、水道メータ、電力メータ等の計測値
を読んだり、オンオフスイッチにより接点情報を得たり
することができる。
【0021】図2は、図1に示された端末網制御装置8
の概略構成図であり、図2において端末網制御装置8
は、電話回線6と宅内電話機10との接続を制御する電
話回線インターフェース13、電話回線6を介してセン
ター装置1へデータ送受するための通信回路16、該端
末網制御装置8を集中制御するマイクロコンピュータ1
4を含み、さらに、端末網制御装置8は、各回路系に電
源供給する定電圧電源部17と電源の塩化チオニル系リ
チウム電池18、複数のオンオフ接点入力インターフェ
ース19、端末網制御装置8がスタンバイ状態のときの
平均化電流を所定の値にするためのダミー電流制御回路
20を含むものである。
【0022】また、電話回線インターフェース13は、
センター装置1からのノーリンキング通信のための起動
をマイクロコンピュータ14に与えたり、オンオフ接点
のオンオフ切り替わり情報でセンター装置1へ情報をあ
げるため電話回線6との接続動作を行うものである。
【0023】図3は、図2に示されたマイクロコンピュ
ータ14の概略構成図であり、図3において、マイクロ
コンピュータ14は、計時動作のタイマカウンタ14
1、カウンタ141から与えられるクロック信号に応答
してその動作速度が制御されるCPU142、端末網制
御装置8内で保持すべき書き換え可能なデータおよび内
部で発生する一時的なデータを保持するためのデータメ
モリ143、CPU142により実行される命令をプロ
グラムにしてストアするためのプログラムメモリ14
4、CPU142とオンオフ接点入力インターフェース
19等外部のデバイスとを接続するためのI/O(入出
力)インターフェース145を含むものである。
【0024】タイマカウンタ141は、常に計時動作を
しており、所定時間ごとにタイマ割り込み信号をCPU
142に与え、また、I/Oインターフェース145
は、前述したセンター装置1からのノーリンキング通信
のための起動をCPU142に与えるよう動作する。C
PU142は、タイマ割り込み動作、ノーリンキング通
信のための起動信号、図4のオンオフスイッチ91から
の信号に応答して、後述するような割り込み処理を行う
ものである。
【0025】端末網制御装置8は、動作モードとしてス
タンバイ(待機)モードと通信動作をする通信モードの
2つを有し、端末網制御装置8が出荷時の初期設定とし
てのスタンバイモード時、端末網制御装置8は、マイク
ロコンピュータ14に対して必要とされる最小の電流が
供給されるように、定電圧電源部17を介して電池18
からの電源供給を受ける。このとき、電池18からはタ
イマカウンタ141の計時動作を保証する電流と各回路
部の漏れ電流の和として電流Iaと、ダミー電流制御回
路20の電流1bが供給される。
【0026】また、端末網制御装置8出荷後、ユーザー
の使い方によってスタンバイモード時でも、端末網制御
装置8にガス検針のためガスメータがつながれたり、水
道検針のため水道メータがつながれたり、種々センサー
のオンオフ接点情報を得るために図4のオンオフスイッ
チ91がつながれたりする。このとき上記端末網制御装
置8の電池電流la,lbに加えて、後述の電流lcが
合計の電池電流となるものである。
【0027】電流lcは、オンオフ接点入力インターフ
ェース19に接続されるスイッチ91の状態により次の
lc1とlc2の場合が考えられ、該スイッチ91が、
オープンのときのlc1は図4のオンオフ接点入力イン
ターフェースのトランジスタ193のベース回路部の電
流lc1だけであり、クローズの時のlcは上記電流l
c1とトランジスタ193のエミッタ回路部の電流lc
2の和となる。
【0028】このようなスタンバイモード時は、塩化チ
オニル系リチウム電池18の放電電流は、電池18の陽
極部に塩化膜が成長して内部抵抗が増加しない(活性化
状態)ような所定の平均化電流より大きな電流を流して
やる必要があり、そうしないとスタンバイモードから中
負荷使用の通信モードに移行したときに電池18の内部
抵抗が原因で、電池端子電圧が低下して該装置8が正常
に動作するための電池電圧レベルが得られず、装置8の
暴走するという欠点がある(このように電池の内部抵抗
が増加し、中負荷時に電池端子電圧が減少する現象を電
池不活性状態と呼ぶ)。
【0029】また、端末網制御装置8出荷時の初期電池
電流は、メータ・オンオフスイッチの種々接続に影響さ
れない必要最小限の平均化放電電流に設定する必要があ
る。これは、端末網制御装置8の寿命に影響するためで
ある。
【0030】次に本発明の端末網制御装置の第1の実施
の形態を詳細に説明する。図2に示すように、第1の実
施の形態に係る端末網制御装置8の内部構成は、出荷時
に初期設定として電池18の総消費電流として図3に示
すマイクロコンピュータ14のタイマカウンタ141の
計時動作を保証する電流分と定電圧電源部等の他回路部
の漏れ電流の和として電流laと、ダミー電流制御回路
20に流れる電流lbからなる。すなわち、この電流値
la+lbが、電池18の不活性化を阻止するための最
小限の電流値として設計してある。
【0031】図5にダミー電流制御回路の実施の形態の
一例を示す。初期の端末網制御装置8は、マイクロコン
ピュータ14の制御を受けるダミー抵抗R11〜Rn2
が、オンオフ接点入力インターフェース19の数の倍だ
けあり、マイクロコンピュータ14の出力ポートの制御
で電池18とスイッチングしダミー電流が流れている。
この電流の総和がlbである。
【0032】これにプラスアルファとなる消費電流とし
て、図4に示すオンオフ接点入力インターフェース19
(Mポート)で消費される電流lc1,lc2であり、
複数のMポートから端末網制御装置8は構成されてい
る。この電流分は、端末網制御装置8の製品寿命を短く
するものであり、ダミー電流と相殺させれば製品寿命は
短くならない。
【0033】しかし、端末網制御装置8に接続される種
々メータが検針時に消費される電流分は、個々ユーザー
の種々条件によって左右され、製品寿命も当然左右され
る。だが、通常の検針は、月に1回であり、製品寿命に
はほとんど影響しないのが実際である。
【0034】図4でMポートの一実施の形態として使用
方法を説明する。端末網制御装置8が、Mポートを使用
設定されるとマイクロコンピュータ14は、所定の周期
でMポートをサンプリングする。すなわち抵抗194に
バイアスをかけ、トランジスタ193をオンして、Mポ
ートに接続されているオンオフスイッチ91の状態を抵
抗192が接続されているマイクロコンピュータ14の
入力ポートで判定する。本ポートがHighの時は、ス
イッチ91はオフと判定される。
【0035】スイッチ91がオフ時の消費電流の増加
は、マイクロコンピュータ14の出力ポートが接続され
ている抵抗194,195に流れる電流lc1であり、
マイクロコンピュータ14の出力ポートがオンされてい
る間だけ流れ、ある所定の周期でサンプリングしている
のでパルスであるが、平均化電流としてあらわす。
【0036】また、本ポートがLowの時は、スイッチ
91はオンと判定される。スイッチ91がオン時の消費
電流の増加は、マイクロコンピュータ14の出力ポート
が接続されている抵抗194,195に流れる電流lc
1と、マイクロコンピュータ14の出力ポートがオンさ
れている間だけ流れる抵抗191とトランジスタ193
とスイッチ91に流れる電流lc2の和である。
【0037】このlc2も上記ある所定の周期でサンプ
リングしているのでパルスであるが、平均化電流として
あらわす。このlc1に相当する電流値をダミー抵抗R
n1、lc2に相当する電流値をダミー抵抗Rn2に持
たせる。このダミー抵抗値は、電池18のスタンバイモ
ード時の端末電圧とから容易に算出できる。
【0038】これらより、図5のダミー電流制御回路が
ダミー抵抗Rn1とRn2を一組として、Mポートの整
数倍で構成される。
【0039】さらに制御動作は、図6のフローチャート
に示すように、端末網制御装置8が出荷初期状態では、
ダミー抵抗すべてがオンしている。市場でMポートが使
用設定されると、はじめにMポートに接続のスイッチの
オンオフに関わらずダミー抵抗Rn1がオープンされ
る。次にMポートのオンオフをみてオンであればRn2
をオープンする。このルーチンをMポートのサンプリン
グの毎に繰り返せば忠実に電池18の不活性化を阻止す
るための最小限の電流値を維持でき、製品寿命もMポー
トの使用に左右されない。
【0040】次に、本発明の端末網制御装置の第2の実
施の形態を説明する。第2の実施の形態に係る端末網制
御装置8の特徴は、ダミー電流を作り制御するが、図7
に示すようにダミー電流を作る抵抗等、マイクロコンピ
ュータ14の一つの出力ポートを利用するものである。
【0041】第2の実施の形態に係る端末網制御装置8
の特徴も、第1の実施の形態と同じく複数のMポートの
使用負荷に合わせて、上記マイクロコンピュータ14の
一つの出力ポートでダミー電流をパルス制御するもので
ある。
【0042】第2の実施の形態に係る制御動作を図8の
フローチャートに基づいて説明する。初期設定として端
末網制御装置8の上記の第1の実施の形態でのダミー電
流lbをダミー抵抗R20を使用して、n個のパルスに
て実現する。次にMポートが設定されると、その数a個
の場合ダミーパルスをax個減ずる。
【0043】次にそのアクティブなMポートがオンのポ
ート数をカウントしb個の場合さらにby個減ずる。以
上をMポートのサンプリング時に実行すれば、忠実に電
池18の不活性化を阻止するための最小限の電流値を維
持でき、製品寿命もMポートの使用に左右されない。
【0044】ここでxは、第1の実施の形態で説明した
lc1に相当する平均化電流をダミー抵抗R20で計算
したパルス数にあたる。また、yは第1の実施の形態で
説明したlc2に相当する平均化電流をダミー抵抗R2
0で計算したパルス数にあたる。
【0045】次に、本発明の端末網制御装置の第3の実
施の形態を説明する。第3の実施の形態に係る端末網制
御装置8の特徴は、図9に示すように、開発したマイク
ロコンピュータ14が種々端末網制御装置8の一部品と
して利用された場合等に、Mポートがアッセンされる可
能性がある。
【0046】このとき、マイクロコンピュータ14のM
ポートのサンプリング用の出力ポートを入出力ポートに
し、図9に示すようにプルアップ抵抗211をスイッチ
ング素子212にてMポートの出力段に設けて、本ポー
トにMポートの外付け素子の有無を判定するものであ
る。
【0047】図10に第3の実施の形態の制御動作のフ
ローチャートを示す。
【0048】次に本発明の端末網制御装置の第4の実施
の形態を説明する。第4の実施の形態に係る端末網制御
装置8の特徴は、スタンバイモード時の電流は、半導体
であるマイクロコンピュータ14や他の半導体回路の消
費電流より−20℃等の寒冷地の冬場の温度では、lu
Aの単位で減少することより、これを上記第1の実施の
形態や第2の実施の形態のダミー電流制御の方法で制御
するものである。
【0049】図11に第4の実施の形態の制御動作のフ
ローチャートを示す。
【0050】
【発明の効果】本発明の端末網制御装置は上記のような
構成であるから、請求項1,請求項2,請求項3の記載
の発明は、塩化チオニル系リチウム電池を中負荷で使用
しても電池端子電圧の大きな減少を招かずに、機器の暴
走を招くことなく、長寿命で低温でも信頼性のあるもの
に設計できる。
【0051】また、Mポートの使用必要な端末網制御装
置では、Mポートの無い端末網制御装置(メータポート
のみのもの)に比べ無駄な電流も流すことなく、コスト
パフォーマンスが高く、信頼性の高いものとなる。
【0052】そして、請求項4記載の発明は、端末網制
御装置に使用のマイクロコンピュータのポート設定をプ
ルアップ抵抗付きの入出力ポートに設定すれば、塩化チ
オニル系リチウム電池を使用の端末網制御装置において
簡単にMポートの有無を検出でき自動でダミー電流制御
ができる。
【0053】そしてまた、請求項5記載の発明は、寒冷
地での端末網制御装置には、塩化チオニル系リチウム電
池しかヒーターなしでは考えられないが、本コマンド設
定により信頼性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末網制御装置の実施の形態を示す端
末網制御装置を実施したテレメータリングシステムの概
略構成図である。
【図2】本発明の端末網制御装置の実施の形態を示す概
略ブロック図である。
【図3】本発明の端末網制御装置の実施の形態を示す端
末網制御装置内のマイクロコンピュータのブロック図で
ある。
【図4】本発明の端末網制御装置の実施の形態を示す端
末網制御装置内のオンオフ接点入力インターフェースの
説明図である。
【図5】本発明の端末網制御装置の第1の実施の形態を
示すダミー電流制御回路のブロック図である。
【図6】本発明の端末網制御装置の第1の実施の形態の
制御動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の端末網制御装置の第2の実施の形態を
示すダミー電流制御回路のブロック図である。
【図8】本発明の端末網制御装置の第2の実施の形態の
制御動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の端末網制御装置の第3の実施の形態を
示すオンオフ接点入力インターフェース回路の有無検知
回路図である。
【図10】本発明の端末網制御装置の第3の実施の形態
の制御動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の端末網制御装置の第3の実施の形態
の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 センター装置 2 ホストコンピュータ 3 センター側網制御装置 4 センター側交換局 5 端末側交換局 6 電話回線 7 端末側システム 8 端末網制御装置 9 メータ・オンオフスイッチ等 10 宅内電話機 13 電話回線インターフェース 14 マイクロコンピュータ 16 通信回路 17 定電圧電源 18 電池 19 オンオフ接点入力インターフェース 20 ダミー電流制御回路 91 オンオフスイッチ 141 タイマーカウンタ 142 CPU 143 データメモリ 144 プログラムメモリ 145 I/Oインターフェース 191 オンオフ接点入力インターフェースの抵抗 192 オンオフ接点入力インターフェースの抵抗 193 オンオフ接点入力インターフェースのトランジ
スタ 194 オンオフ接点入力インターフェースの抵抗 195 オンオフ接点入力インターフェースの抵抗 211 検知用プルアップ抵抗 212 検知用プルアップ抵抗制御スイッチ 213 オンオフ接点入力インターフェース出力ポート
スイッチ(入出力ポートの出力側) 214 検知用入力回路(入出力ポートの入力側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08C 13/00 - 17/02 G08C 19/00 - 23/04 G08C 25/00 - 25/04 H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 H04M 11/00 - 11/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低レベルの放電に伴って内部に塩化膜を
    成長させる塩化チオニル系リチウム電池を電源にした端
    末網制御装置において、該電池の中負荷使用時の電圧降
    下が大きくならないように平均化直流電流を所定の値だ
    け流す手段と、複数のオンオフ接点入力インターフェー
    ス回路を持ち、該複数のオンオフ接点入力インターフェ
    ース回路の消費する消費電力の和とダミー電流の消費電
    力の和が一定の値になるよう制御することを特徴とする
    端末網制御装置。
  2. 【請求項2】 上記複数のオンオフ接点入力インターフ
    ェース回路の消費する消費電力の和と上記ダミー電流の
    消費電力の和が一定になるように制御するための第1の
    手段は、初期に設定された電池の中負荷使用時の電圧降
    下が大きくならないような平均化直流電流を所定の値だ
    け流す手段に対して、上記オンオフ接点入力インターフ
    ェース回路の数と接続されたオンオフ接点の状態に対応
    した数のダミー抵抗をスイッチングできる回路を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の端末網制御装置。
  3. 【請求項3】 上記複数のオンオフ接点入力インターフ
    ェース回路の消費する消費電力の和と上記ダミー電流の
    消費電力の和が一定になるように制御するための第2の
    手段は、初期に設定された電池の中負荷使用時の電圧降
    下が大きくならないような平均化直流電流を所定の値だ
    け流す手段に対して、該上記オンオフ接点入力インター
    フェース回路の数と接続されたオンオフ接点の状態に対
    応したダミー電流の消費電力となるように該ダミー電流
    を制御するためのパルスを増減させるパルス制御機能
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の端末網制御装
    置。
  4. 【請求項4】 上記オンオフ接点入力インターフェース
    回路の数をカウントする機能を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の端末網制御装置。
  5. 【請求項5】 上記端末網制御装置の寒冷地使用時等で
    消費電流が減少するときにセンター装置等外部からのコ
    マンド設定でダミー電流アップを制御する機能及びそれ
    が不必要となったときに同様にダミー電流をダウン制御
    する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の端末
    網制御装置。
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