JP3397227B2 - 波長多重伝送システム - Google Patents

波長多重伝送システム

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昇 高知尾
修 石田
正文 古賀
輝美 近間
寛 尾中
英之 宮田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各チャネルの光信
号周波数が光増幅器の利得帯域内で不等間隔に配置され
た波長多重伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化が進められている波長多重伝
送システムでは、各チャネルの光信号周波数は等間隔に
配置されている。しかし、光信号周波数が等間隔である
と、四光波混合によって各チャネルの信号光にクロスト
ークが生じる問題がある。ここで、四光波混合とは、光
周波数fi ,fj ,fk (k≠i,j)の3つの光波が
光ファイバの3次の非線形光学効果により、光周波数f
i+fj−fk の光波を発生させる非線形プロセスをい
う。
【0003】従来は、このような四光波混合を考慮し、
信号波長1.55μm帯に対して零分散波長が 1.3μm帯に
ある光ファイバが伝送路として用いられていた。この光
ファイバは、信号波長帯における波長分散が大きく、ま
た光信号パワーが集中する断面積が大きいので、発生す
る四光波混合光を小さくすることができる。そのため、
光信号周波数を等間隔に配置しても、四光波混合による
伝送品質の劣化が小さく、所要の伝送距離が実現されて
いた。
【0004】しかし、1チャネルあたりの伝送速度が
2.5Gb/s を越えると、波長分散が大きい光ファイバを
伝送路として用いる場合には分散補償が不可欠となる。
したがって、高速伝送を行う場合には、零分散波長が1.
55μm付近にある分散シフトファイバが有利となり、大
容量の伝送が必要となる基幹伝送路には分散シフトファ
イバが用いられている。また、将来の大容量伝送を考え
ると、1チャネルあたりの伝送速度が 2.5Gb/s を越え
る波長多重伝送システムの実現が期待されている。
【0005】ところが、分散シフトファイバを用いて波
長多重伝送を行う場合には、波長分散が小さいために発
生する四光波混合光のパワーが大きく、上述したような
四光波混合光の影響により伝送距離が制限される。した
がって、分散シフトファイバを伝送路として用いる波長
多重伝送システムでは、四光波混合光の影響を緩和する
ために、各チャネルの光信号周波数を不等間隔に配置す
る方法が考えられている。
【0006】ここで、光信号周波数fi ,fj ,f
k (k≠i,j)から発生する四光波混合光の光周波数
をfijk と表す。すなわち、 fijk=fi+fj−fk …(1) の関係が成り立つものとする。図7は、四光波混合光の
発生位置を示す。図において、チャネル1,2,3の光
信号周波数をf1 ,f2 ,f3 とする。3チャネルの信
号光から発生する四光波混合光は12波ある。
【0007】(a) は、各チャネルの光信号周波数が等間
隔に配置される場合の四光波混合光を示す。例えば、f
223 はfi =fj =f2 、fk =f3 としたときの四光
波混合光の光周波数を示す。これは、チャネル2,3の
信号光から発生した四光波混合光がチャネル1の信号光
と一致することを示している。また、f132 はfi =f
1 、fj =f3 、fk =f2 としたときの四光波混合光
の光周波数を示す。これは、チャネル1,2,3の信号
光から発生した四光波混合光がチャネル2の信号光と一
致することを示している。f312 、f221 についても同
様である。このような四光波混合光は、光フィルタ等を
用いて信号光から分離できないので、信号光に対するク
ロストークとなりSN比が劣化する。
【0008】(b) は、各チャネルの光信号周波数が不等
間隔に配置される場合の四光波混合光を示す。ここに示
すように、各チャネルの光信号周波数を不等間隔に配置
することにより、各チャネルの光信号周波数と発生する
四光波混合光の光周波数は一致せず、両者を光フィルタ
等を用いて分離することにより、四光波混合光の影響を
低減することができる。
【0009】このような不等間隔配置の周波数間隔を決
定するアルゴリズムは、特開平7−264166号公報
(特願平7−29043「多重チャネル光ファイバ通信
システム」)に記載されている。以下、このアルゴリズ
ムについて簡単に説明する。その原則は、任意の2チャ
ネルの周波数間隔が他のすべてのペアのチャネル間隔と
異なるように周波数間隔を定めることである。これは、
(1) 式を fijk−fi=fj−fk …(2) と変形することで理解できる。ここで、チャネル数を
N、ni-1 (2≦i≦N)を整数、信号光と四光波混合
光の最小周波数差をΔfとし、各チャネルの光周波数f
i を fi =fi-1+ni-1×Δf …(3) と表す。すなわち、任意の2チャネルの周波数間隔はN
−1個の整数ni-1 の部分和にΔfを乗じたものとな
り、周波数間隔を求める問題は任意のni-1 の部分和が
すべて異なるN−1個の整数をみつける問題となる。こ
こで、部分和とは、N−1個の整数ni-1 (2≦i≦
N、iは整数)のうち、任意の2チャネルの周波数間隔
を表しているni-1 の和を意味する。例えば、n1 、n
2 、n1+n2、n3+n4+n5+n6等を意味する。
【0010】さらに、実際の最小周波数間隔は、用いる
光フィルタの透過幅や、中継器として用いられる光増幅
器の周波数帯域を考慮して定められる。なお、光増幅器
としては、半導体光増幅器や希土類添加光ファイバ増幅
器などが用いられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の公報
には不等間隔配置の周波数間隔の決定に関する原則的な
方法が記載されているだけであり、それを実現するため
の光源については考慮されていない。現在、光源として
用いられる半導体レーザは、複数種類の中心周波数のも
のが製造されているが、各中心周波数は等間隔になって
おり、一部例外的な中心周波数のものが製造されている
だけである。したがって、不等間隔配置用の半導体レー
ザを製造するには、新たな設計と製造ラインが必要とな
る。しかも、その中心周波数は極めて多種類に及ぶの
で、各チャネルの光信号周波数を不等間隔に配置する波
長多重伝送システムのコストは高くなる可能性がある。
【0012】本発明は、等間隔の中心周波数を有する半
導体レーザを不等間隔配置用として転用可能とする不等
間隔配置の波長多重伝送システムを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の波長多重伝送シ
ステムでは、所定の基準周波数から所定の周波数差で等
間隔に配置された光周波数をグリッド周波数としたとき
に、各チャネルの光信号周波数の少なくとも2つがグリ
ッド周波数に一致し、かつその内の1つが基準周波数に
一致し、任意の2チャネルの周波数間隔が他のすべての
ペアのチャネル間隔と異なるような配列を求め、その配
列の中から、各チャネルの光信号周波数とそれぞれ最も
近いグリッド周波数との周波数ずれが所定値以内となる
配列の周波数間隔に各チャネルの光信号周波数を設定す
る。
【0014】また、本発明の波長多重伝送システムで
は、同様に各チャネルの光信号周波数の少なくとも2つ
がグリッド周波数に一致し、かつその内の1つが基準周
波数に一致し、任意の2チャネルの周波数間隔が他のす
べてのペアのチャネル間隔と異なるような配列を求め、
その配列の中から、各チャネルの光信号周波数とそれぞ
れ最も近いグリッド周波数との周波数ずれが所定値以内
で、かつその総和が最小となる配列の周波数間隔に各チ
ャネルの光信号周波数を設定する。このような波長多重
伝送システムでは、等間隔に配置される光周波数(グリ
ッド周波数)に対して、各チャネルごとに所定の周波数
ずれを与えることにより、各チャネルの光信号周波数を
不等間隔に配置することができる。また、所定の周波数
ずれを半導体レーザの温度制御等によって実現できる値
に設定すれば、等間隔の中心周波数を有する半導体レー
ザを不等間隔配置用として転用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本実施形態では、基準周波数1931
00GHz、周波数間隔 200GHzで等間隔配置を行った波長
多重伝送システムに対して、不等間隔配置の周波数間隔
を決定する手順について説明する。伝送速度は10Gb/s
、チャネル数は8チャネル、エルビウム添加光ファイ
バ増幅器を用いるとして光増幅器帯域は12nmとする。
【0016】(Δfの選択)(3) 式におけるfi として
193100GHzを定め、Δfとして 200GHzの整数分の1で
ある周波数を選択する。ここで、不等間隔に配置された
全チャネルが占める周波数帯域をなるべく小さくするた
めに、Δfはなるべく小さく選ぶ必要がある。ただし、
Δfの下限は、伝送速度に対応した四光波混合光のスペ
クトル広がりと周波数安定度によって決まる。
【0017】図1は、Δfを決定するシミュレーション
に用いた伝送系の構成を示す。図において、半導体レー
ザ11−1〜11−3から不等間隔に配置された各チャ
ネルの信号光CH1,CH2,CH3が出力され、光合
波器12で合波されて分散シフトファイバ13に入射さ
れる。分散シフトファイバ13では、信号光CH1,C
H2,CH3から四光波混合光が発生する。分散シフト
ファイバ13の出力光と半導体レーザ11−4から出力
された信号光CH4は、光カプラ14で合波されて光増
幅器15に入力され、周波数選択フィルタ16で四光波
混合光および信号光CH4が分離され、受光回路17に
入力される。
【0018】ここで、各チャネルの光信号周波数と四光
波混合光の光周波数の関係を図2に示す。Δfは、信号
光CH1,CH2,CH3から発生した四光波混合光と
信号光CH4の周波数差である。本シミレーションに用
いたパラメータは、 ファイバ損失 : 0.22dB/km 分散スロープ : 0.07ps/km/nm/nm 非線形屈折率(n2) : 2.7×10-20m2/W ファイバ実効断面積(Aeff): 50 μm2 である。本シミュレーションでは、信号光CH1,CH
2,CH3の光周波数を固定とし、信号光CH4の光周
波数を動かすことにより、信号光と四光波混合光の周波
数差Δfを変化させる。その計算結果を図3に示す。図
3において、横軸はΔf〔GHz〕、縦軸はビットエラー
レート10-9における受信感度ペナルティ〔dB〕を示す。
受信感度ペナルティが 0.5dB以下となるためには、Δf
は20GHz以上が適当であることがわかる。
【0019】ここで、半導体レーザを温度によって安定
化したときの周波数安定度を1GHzとすれば、3チャネ
ルの信号光から発生する四光波混合光は最大で3GHz変
動する。一方、四光波混合光から最も近い位置にある信
号光自身も1GHz変動するので、Δfは最大で4GHz変
動することになる。したがって、Δfは24GHz以上が適
当となるが、等間隔配置の周波数間隔 200GHzの整数分
の1という条件から最小値として25GHzが選択される。
これは、設定した伝送速度の 2.5倍である(請求項
3)。
【0020】(最小の周波数間隔およびni-1 の最小値
の設定)各チャネルの最小の周波数間隔は、一般的な周
波数選択フィルタの選択特性から 125GHzと設定する。
これにより (3)式におけるni-1 の最小値は5(=125G
Hz/25GHz) となる。したがって、8チャネルの占有帯域
を最小にするためには、5,6,7,8,9,10,11の
7個の数字を並べ替え、任意の2チャネルの周波数間隔
が他のすべてのペアのチャネル間隔と異なるような配列
を求める。そして、この配列の中から、各チャネルごと
に最も近いグリッド周波数に対する周波数ずれが所定値
(75GHz)以内になるものを所定の条件で選択する。本
発明の特徴は、この選択の仕方(所定の条件)にある。
【0021】(不等間隔配置の周波数間隔の選択)上記
の7つの整数の並べ方は全部で7×6×5×4×3×2
=5040通りである。この5040通りの配列について、任意
の2チャネルの周波数間隔が他のすべてのペアのチャネ
ル間隔と異なる配列か否かを次のようにして判別する。
以下、整数の配列が{7,9,11,6,8,10,5}の
場合について、図4を参照して説明する。
【0022】図4において、上欄左端に1を入れ、以下
順に上記の数7,9,11,6,8,10,5を積算した数
を入れる。すなわち、1+7=8、8+9=17、17+11
=28、28+6=34、34+8=42、42+10=52、52+5=
57を入れる。この8,17,28,34,42,52,57は、1を
基準として各チャネルまでの周波数差に相当する数であ
る。次に、この上欄の数を右欄に入れる。続いて、上欄
の数から右欄の数を引いた数を対応する欄に入れる。こ
の数が任意のチャネル間の周波数差に対応する値であ
る。この値に同じものがなければ、任意の2チャネルの
周波数間隔が他のすべてのペアのチャネル間隔と異なる
ことになる。この判別は、計算機によって簡単に行うこ
とができる。このような条件を満たす整数の配列は、上
記の{7,9,11,6,8,10,5}を含めて 206通り
となる。
【0023】この配列の中から、基準周波数に設定する
チャネルを決め、各チャネルごとに最も近いグリッド周
波数に対する周波数ずれが所定値(75GHz)以内になる
ものを選択する。上記の配列{7,9,11,6,8,1
0,5}がその条件を満たすか否かについて、図5を参
照して説明する。図5において、例えばチャネル5の周
波数CH5を基準周波数に設定する。上記の配列{7,
9,11,6,8,10,5}は各チャネルの周波数差を示
す。したがって、CH5とCH1の周波数差は7+9+
11+6=33となる。以下同様に、CH5から各チャネル
までの周波数差に対応した数は26,17,6,8,18,23
となる。
【0024】ここで、隣接するグリッド周波数の周波数
差(200GHz)/Δf(25GHz) =8であるので、数33,2
6,17,6,8,18,23を8で割った余りを求めれば、
各チャネルの周波数とグリッド周波数との周波数ずれを
求めることができる。例えば、CH1は、33÷8=4余
り1であるので、周波数ずれは25GHz×1=25GHzとな
る。また、CH8は、23÷8=2余り7であるので、周
波数ずれは25GHz×(8−7)=25GHzとなる。この過
程も計算機によって簡単に行うことができる。
【0025】ここで、以上の手順で得られた各チャネル
の波長および周波数と、各チャネルごとに最も近いグリ
ッド周波数との周波数ずれを表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】なお、表1は、192500GHzから193900GHz
まで 200GHzの等間隔配置例を基準にした不等間隔配置
例となる。ここでは、2チャネルの周波数がグリッド周
波数と一致し、他のチャネルの周波数についてもグリッ
ド周波数に対する周波数ずれの最大値は50GHzである。
この程度の周波数ずれであれば、半導体レーザの温度を
調整することにより簡単に対応することができる。した
がって、等間隔の中心周波数を有する半導体レーザを不
等間隔配置用として転用することができる。
【0028】また、上記の条件を満たす不等間隔配置の
周波数間隔が得られなければ、基準周波数に設定するチ
ャネルまたはΔfを変えて同様の手順を繰り返す。ま
た、同じ等間隔配置例を基準にした不等間隔間隔配置例
として、各チャネルの周波数ずれの総和が最小となる例
を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】また、192300GHzから193700GHzまで 200
GHzの等間隔配置例を基準にした不等間隔配置例とし
て、各チャネルの周波数ずれの最大値が50GHzになる例
を表3に示し、各チャネルの周波数ずれの総和が最小と
なる例を表4に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】図6は、表1〜表4に示した等間隔配置例
と不等間隔配置例を示す。この不等間隔配置の周波数間
隔を決定する条件を以下に整理して示す。 任意の2チャネルの周波数間隔が他のすべてのペア
のチャネル間隔と異なる配列を選択する。 各チャネルごとに最も近いグリッド周波数に対する
周波数ずれが所定値以内になるものを選択する。なお、
この所定値は、半導体レーザの発振周波数の温度制御範
囲内に設定する。
【0034】 周波数ずれの最大値が最小になるも
の、または周波数ずれの総和が最小になるものを選択す
る。なお、以上示した実施形態では、基準周波数が1931
00GHzである場合のものを示したが、他の基準周波数、
例えば192500GHzであっても同様に不等間隔配置の周波
数間隔を設定することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の波長多重
伝送システムでは、各チャネルごとにグリッド周波数か
ら所定の周波数ずれを与える方法で不等間隔配置を実現
する。したがって、等間隔の中心周波数を有する半導体
レーザを不等間隔配置用として転用することができ、不
等間隔配置をとる波長多重伝送システムのコストを低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Δfを決定するシミュレーションに用いた伝送
系の構成を示すブロック図。
【図2】各チャネルの光信号周波数と四光波混合光の光
周波数の関係を示す図。
【図3】Δfに対する受信感度ペナルティの計算結果を
示す図。
【図4】任意の2チャネルの周波数間隔が他のすべての
ペアのチャネル間隔と異なる配列か否かを判別する方法
を説明する図。
【図5】各チャネルの光信号周波数とグリッド周波数と
の関係を示す図。
【図6】表1〜表4に示した等間隔配置例と不等間隔配
置例を示す図。
【図7】四光波混合光の発生位置を示す図。
【符号の説明】
11 半導体レーザ 12 光合波器 13 分散シフトファイバ 14 光カプラ 15 光増幅器 16 周波数選択フィルタ 17 受光回路
フロントページの続き (72)発明者 古賀 正文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 近間 輝美 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 尾中 寛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 宮田 英之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−171109(JP,A) 高知尾昇 他,不等間隔波長配置によ る10Gb/s、8CH WDM伝送シス テムの検討,電子情報通信学会技術研究 報告,日本,社団法人電子情報通信学 会,1996年 7月 9日,Vol.96, No.132,pp.19−24 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 G02B 6/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャネルの光信号周波数が光増幅器の
    利得帯域内で不等間隔に配置された波長多重伝送システ
    ムにおいて、 所定の基準周波数から所定の周波数差で等間隔に配置さ
    れた光周波数をグリッド周波数としたときに、前記各チ
    ャネルの光信号周波数の少なくとも2つがグリッド周波
    数に一致し、かつその内の1つが基準周波数に一致し、任意の2チャネルの周波数間隔が他のすべてのペアのチ
    ャネル間隔と異なるような配列を求め、 前記配列の中から、 前記各チャネルの光信号周波数とそ
    れぞれ最も近いグリッド周波数との周波数ずれが所定値
    以内となる配列の周波数間隔に各チャネルの光信号周波
    数が設定されたことを特徴とする波長多重伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 各チャネルの光信号周波数が光増幅器の
    利得帯域内で不等間隔に配置された波長多重伝送システ
    ムにおいて、 所定の基準周波数から所定の周波数差で等間隔に配置さ
    れた光周波数をグリッド周波数としたときに、前記各チ
    ャネルの光信号周波数の少なくとも2つがグリッド周波
    数に一致し、かつその内の1つが基準周波数に一致し、任意の2チャネルの周波数間隔が他のすべてのペアのチ
    ャネル間隔と異なるような配列を求め、 前記配列の中から、 前記各チャネルの光信号周波数とそ
    れぞれ最も近いグリッド周波数との周波数ずれが所定値
    以内で、かつその総和が最小となる配列の周波数間隔に
    各チャネルの光信号周波数が設定されたことを特徴とす
    る波長多重伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の波長多
    重伝送システムにおいて、 各チャネルの信号光と四光波混合光の最小周波数差(Δ
    f)が伝送速度の 2.5倍以上に設定されたことを特徴と
    する波長多重伝送システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の波長多重伝送システムにおいて、 所定の基準周波数が193100〔GHz〕に設定されたことを
    特徴とする波長多重伝送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の波長多重伝送システムにおいて、 所定の基準周波数が192500〔GHz〕に設定されたことを
    特徴とする波長多重伝送システム。
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高知尾昇 他,不等間隔波長配置による10Gb/s、8CH WDM伝送システムの検討,電子情報通信学会技術研究報告,日本,社団法人電子情報通信学会,1996年 7月 9日,Vol.96,No.132,pp.19−24

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