JP3397224B2 - トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置 - Google Patents

トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置

Info

Publication number
JP3397224B2
JP3397224B2 JP19488594A JP19488594A JP3397224B2 JP 3397224 B2 JP3397224 B2 JP 3397224B2 JP 19488594 A JP19488594 A JP 19488594A JP 19488594 A JP19488594 A JP 19488594A JP 3397224 B2 JP3397224 B2 JP 3397224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
dust
water
pipe
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19488594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0842300A (ja
Inventor
隆 福池
俊幸 紺野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP19488594A priority Critical patent/JP3397224B2/ja
Publication of JPH0842300A publication Critical patent/JPH0842300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3397224B2 publication Critical patent/JP3397224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル工事における粉
塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置に関し、更に詳細
には、切羽付近で大量に発生する粉塵を確実に除去処理
できるトンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵
除去処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル工事の掘削はその規模や地質に
よって掘削方法が選択され、削岩機による掘削や発破に
よる粉砕削岩後、粉砕削岩は搬送手段により坑外に搬出
されている。トンネル工事における坑内は、削岩機や発
破により相当の粉塵が発生する他、有害ガスや内燃機関
の排ガス等も発生するため、坑内環境が悪くならないよ
うに常に新鮮な外気を供給する等、それぞれの規模にあ
わせた換気方式により換気されている。そして、作業員
は防塵マスク等により防塵し、また、切羽付近に粉塵を
処理する集塵機を設置して作業環境を改善している。更
に、粉塵が大量に発生する場合は、坑内の排気設備に接
続された粉塵処理装置を坑外に設置している。このよう
な粉塵処理装置として、汚染空気を複数のフィルタ層を
通過させてフィルタ層により粉塵を吸着し、さらに、フ
ィルタ層を通過して空気を、清水が散水された水洗ネッ
トを通過させ、粉塵を取り除いた空気を排気口より排気
するものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の粉塵除去処理方法によれば、切羽付近において複
数のフィルタにより粉塵を除去するため、粉塵の濃度が
高い場合には、大量の粉塵を一気に吸引処理しなければ
ならず、そのためには処理能力の大きな装置を坑外に設
置する必要があり、能力の大きな装置を設置すると装置
が大型化して設置スペースが余分に必要となり、他の機
材の移動に支障をきたす不具合があった。また、複数の
フィルタ層に粉塵を吸着することにより粉塵の除去が行
なわれるので、作業環境を悪化させないように維持する
には、複数のフィルタ層を頻繁に交換する必要があり、
フィルタ交換に手間取るという不具合があった。本発明
は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目
的は、坑外の設置スペースを最小限にし、フィルタの交
換作業をなくし、粉塵の除去処理を確実に行なえ、坑内
環境の向上を図れるトンネル工事における粉塵除去処理
方法及び粉塵除去処理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、坑口からトンネル切羽付近
に新鮮な外気を送風し、切羽付近から発生する粉塵を坑
外に排気して粉塵を除去する方法であって、排気用送風
機が介設された風管により切羽から粉塵を周囲の坑内空
気と共に吸引して坑外のエアチャンバーへ送風し、次い
で、空気圧縮機により加圧し、加圧された汚染空気を粉
塵除去処理装置に送り、粉塵除去処理装置で粉塵処理さ
れた空気を、送風機が介設された排気ダクトにより吸引
し排気するようにしたことを特徴とする。
【0005】また、請求項2記載の発明は、坑内切羽近
傍に吸引口を臨ませて坑外に延設された風管と、前記風
管に介設された排気用送風機と、坑外に位置する前記風
管の下流端に接続されフィルタが着脱可能に装着される
と共に予備排気口が設けられたエアチャンバーとで構成
された排気装置と、前記エアチャンバー内の空気が空気
圧縮機により圧縮して送給され、この送給された空気か
ら粉塵を取り除く粉塵除去処理部と、粉塵除去処理部に
接続されると共に送風機が介設され、粉塵が取り除かれ
た空気を排気する排気塔とを備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記粉塵除去処理部が、
ケース本体と、ケース本体の内部に仕切られ、上部が空
間部で連通された水槽部及び空気排出部を備え、前記水
槽部は、水を貯留する水槽と、この水槽の下部に延在し
外周面に多数の孔が設けられた有孔送気管と、下端が前
記有孔送気管に接続され上部が前記水槽に貯留される水
面よりも上方に位置し粉塵が混入された汚染空気を前記
有孔送気管に圧送する通風管と、前記水槽の上部に配設
されたフィルタと、前記フィルタに上方から散水する散
水管と、前記水槽に清水を供給する給水管と、前記水槽
の底部に連通された排水管とで構成され、前記空気排出
部は、前記空間部に連通する上空間部と、前記上空間部
の下方に設けられた下空間部と、前記上空間部と下空間
部の境の部分に設けられ水分を除去する除水板と、前記
下空間部の底部に設けられた排水管とで構成され、前記
空気圧縮機により圧縮された空気は前記有孔送気管に送
給され、前記排気塔は前記下空間部に接続されている
とを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、坑外から送風設
備により新鮮空気が坑内の切羽付近に供給され、粉塵で
汚染された空気は排気装置の風管先端の吸引口より送風
機の操作により吸引されて風管を通って坑外のエアーチ
ャンバに送られ、エアーチャンバと接続された空気送風
機でさらに加圧されて粉塵除去処理装置に送られ、粉塵
除去処理装置内で粉塵が除去され、さらに粉塵除去処理
装置に接続され送風機が介設された排気ダクトから排気
される。
【0007】請求項2記載の発明によれば、坑内におけ
る坑内切羽先端近傍で削岩機による掘削や発破により粉
塵が多量に発生すると粉塵除去処理装置が作動し、粉塵
で汚染された空気は排気用送風機により排気用吸引口か
ら風管に吸い込まれ、風管から坑外のエアーチャンバに
送られる。そして、粉塵で汚染された空気はエアーチャ
ンバから空気圧縮機により加圧して粉塵除去処理部に送
られ、粉塵除去処理部で粉塵が除去される。更に、粉塵
が除去された空気は、送風機により排気塔から排気され
る。坑内において粉塵の発生が軽微の場合は、エアチャ
ンバ内にフィルタを装着し、予備排気口を開放し、粉塵
をフィルタにより除去し、粉塵が除去された空気を予備
排気口から排気する。これにより、エアチャンバ内のフ
ィルタの交換時期を遅らせる効果がある。また、多量の
粉塵処理の時はフィルタを抜き出し、予備排気口を閉
め、前記の粉塵除去処理部に送って処理する。
【0008】請求項3記載の発明によれば、空気圧縮機
と水槽内に設けた有孔送気管とが通風管によって接続さ
れ、粉塵で汚染された空気が圧送されて水槽内の有孔排
気管から気泡として送出される。これにより、水槽内で
粉塵の粒子は水に撹拌されて除去され、さらに微細な粉
塵は上部に設けたフィルタに付着する。そして、上部か
らの散水(シャワー)によりフィルタに付着した微細な
粉塵は洗浄されて水槽内に貯留されて、水槽の汚れた水
は水槽下部の排水管から濁水沈殿濾過処理槽(図示せ
ず)に送水されて沈殿濾過され清水となり、さらに給水
管から水槽に給水循環される。清浄空気は空気排出部の
上空間部から下空間部に流れ、そこで除水板により水分
が除去され、送風機により下空間部、排気ダクト、排気
塔から排気される。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るトンネル工事における粉
塵除去処理方法をその装置と共に説明する。図1は粉塵
除去処理方法を説明するためのトンネル坑内の概略図、
図2は粉塵除去処理装置の断面側面図、図3は同平面図
を示す。A1はトンネル坑、A2は切羽、A3は防音
壁,A4は坑口を示し、トンネル坑A1の坑口A4側に
は、外気を吸入する送風設備1の給気管3がトンネル坑
口A4に設けられた防音壁A3を貫通して坑外からトン
ネル坑A1に配設されている。前記給気管3には押込み
用送風機5を介して風管7が連結され、風管7はトンネ
ル坑A1の上壁側に配設され、風管7の先端開口は切羽
A2に向けて配設されている。
【0010】トンネル坑A1の底壁側には、排気装置9
を構成する風管11が配設されている。前記風管11の
基端は、粉塵を周囲の空気と共に吸い込む吸い込み口1
101に形成され、この吸い込み口1101は切羽A2
に向けて配設され、また、先端部が前記防音壁A3を貫
通し坑外に突出され、この風管11の先端側に粉塵除去
処理装置15が連結されている。前記風管11の途中に
は排出用送風機13が介装され、坑外に位置する風管1
1の先端側には拡径したチャンバ17が設けられてい
る。前記チャンバ17の入口部には、図2および図3に
示すように、フイルタ19が配設され、フィルタ19よ
りも下流側のチャンバ17の上部には開閉弁(図示省
略)が配設され、開閉弁の上部には予備排気口21が設
けられており、通常時、すなわち、予備排気口21は切
羽A2に大量の粉塵の発生がない場合の坑内空気の排出
に用いられる。前記チャンバ17の下部の連通孔23に
は、図2および図3に示すように、粉塵空気を圧縮して
圧送する空気圧送圧縮部25が接続され、空気圧送圧縮
部25の圧送口には複数の分岐通気管26が突設され、
分岐通気管26の先端は屈曲し下方に延出する縦通気管
27に形成されている。
【0011】前記粉塵除去処理装置15は、図2に示す
ように、ケース本体31を備え、ケース本体31の内部
には、上部が空間部33で連通された水槽部35及び空
気排出部37が隣接して設けられている。前記水槽部3
5は、水を貯留する水槽39と、水槽39の下部に水平
に配設された複数の有孔送気管40と、水槽39に清水
を供給する給水管41と、水槽39の底部から濁水を排
出する排水管43などを備え、給水管41と排水管43
により水槽39内の水位が一定に保たれる。前記分岐通
気管26は水槽39内の水位よりも上方に位置し、縦通
気管27の下端は前記有孔送気管40にそれぞれ連結さ
れ、有孔送気管40の外周面には多数の孔40Aが形成
され、有孔送気管40の先端は閉塞されている。また、
前記水槽39の上部の開口部にはフィルタ45が配設さ
れ、このフィルタ45の上方には水を散水する複数の散
水管47が配設され、これらの散水管47は給水管49
に連結され、給水管49には給水ポンプ51が介装され
ており、粉塵が混入した空気が各有孔送気管40の孔4
0Aから水槽39内に送出され、水槽39内の水、上方
のフィルタ45により粉塵が除去される。
【0012】前記空気排出部37は、前記空間部33に
連通する上空間部53と、この上空間部53の底部に水
平に敷設され空気を通過させて水を除去する除水板57
と、除水板57の下方に形成された下空間部55と、下
空間部55に連結された排気管58などを備える。前記
下空間部55の下部には集水板59が設けられ、集水板
59の下部には排水管61が配設されおり、前記水槽3
9により粉塵が除去された空気が上空間部53から下空
間部55に通過する際に除水板57により除水され、除
去された水が集水板59により集められて排水管61に
より排出される。前記排気管58は下空間部55に連結
されたダクト63と、このダクトに連結され上方に起立
する排気塔65などで構成され、ダクト63と排気塔6
5間に送風機67が介装されている。なお、前記空気圧
送圧縮部25や粉塵除去処理装置15は、坑内A1に大
量の粉塵が発生した場合に使用される。また、前記排水
管43および排水管61は不図示の沈澱濾過槽を介して
吸水管41に連結され、排水が浄化されて再度水槽31
に還流される。
【0013】次に、送風設備1、排気装置9、粉塵除去
処理装置15の動作について説明する。まず、送風設備
1の押込み用送風機5を駆動すると、給気管3から取入
れられた新鮮な外気が、風管7を通じて先端開口から切
羽A2の付近に供給される。同時に、坑内A1に大量の
粉塵が発生しない通常時には、予備排気口21の開閉弁
を開放し、風管11の排出用送風機13を駆動する。こ
れにより切羽A2付近の粉塵空気が風管11の吸い込み
口1101され、チャンバ17に設けられたフィルタ1
9により粉塵を除去して清浄空気が予備排気口21から
大気に排出される。
【0014】坑内A1に大量の粉塵が発生した場合に
は、フィルタ19を抜き出すと共に予備排気口21の開
閉弁を閉止し、給水管41から水を水槽39に給水し、
散水管47の給水ポンプ51を駆動し、風管11の排出
用送風機13および送風機67を駆動する。これにより
切羽A2付近の粉塵が周囲の坑内空気と共に風管11の
吸い込み口1101から吸入され、そのまま風管11を
経てトンネル坑外のチャンバ17に送給される。そし
て、坑内空気はチャンバ17から空気圧送圧縮部25に
送給され、空気圧送圧縮部25により水槽39の水圧よ
りも高い圧力で加圧され、分岐通気管26、縦通気管2
7から有孔送気管40に圧縮圧送され、有孔送気管40
の多数の孔40Aから水槽39の水内に気泡として送出
される。
【0015】水槽39内では、気泡は水に撹拌されて粒
子の大きい粉塵が水に混入して除去され、さらに、気泡
内に残存する微細な粉塵は水面に浮上し、水面上のフィ
ルタ45に付着して除去され、フィルタ45に付着した
粉塵は上部の散水管47からの散水により水槽39内に
洗い流される。フィルタ19及び水槽部35により粉塵
が除去された清浄空気は空間部33から上空間部53に
至り、除水板57により水分が除去されて下空間部22
に移動する。この時、除水板57により除去された水は
集水板59により集められ、排水管61により排水され
る。そして、水分及び粉塵が除去された清浄空気は、吸
引ダクト63を通じて排気塔65から大気に排出され
る。
【0016】本実施例によれば、切羽付近の粉塵を周囲
の坑内空気と共に風管11により吸い込み、そのままト
ンネル坑外に送給し、トンネル坑外において粉塵の除去
処理を行なうようにしたので、トンネル坑外に処理能力
の大きい大型の粉塵除去処理装置を設置する不具合を解
消でき、また、フィルタの交換作業をなくすことができ
る。また、本実施例によれば、粉塵除去処理部15の水
槽39やフィルタ45によって除去されるので、坑内A
1に大量の粉塵の発生がある場合でも、装置を大型化す
ることなく、確実に、且つ、短時間のうちに粉塵を除去
することができ、さらに、坑内A1の空気に混在してい
る粉塵の確実な除去が可能となるので、坑内環境の向上
を図ることができるとともに、工事現場の周囲の環境の
悪化を防止することが可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る粉塵除去処理方法によれば、トンネル坑外に処理能
力の大きい大型の粉塵除去処理装置を設置する必要がな
くなり、また、フィルタの交換作業を省け、確実に粉塵
を除去処理して坑内環境の向上を図ることができる。ま
た、本発明に係る粉塵除去処理装置によれば、坑内に大
量の粉塵の発生がある場合でも、装置を大型化せず、確
実に且つ短時間のうちに粉塵を除去することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉塵除去処理方法を説明するためのトンネル坑
内の概略図である。
【図2】粉塵除去処理装置の断面側面図である。
【図3】粉塵除去処理装置の一部切り欠き平面図であ
る。
【符号の説明】
1 送風設備 9 排気装置 11 風管 15 粉塵除去処理装置 21 予備排気口 31 ケース本体 35 水槽部 37 空気排出部 39 水槽 40 有孔送気管 45 フィルタ 47 散水管 57 除水板 58 排気管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−7627(JP,A) 特開 昭57−6100(JP,A) 特開 昭62−233628(JP,A) 実開 昭55−144527(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21F 1/00 E21F 5/00 B01D 47/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坑口からトンネル切羽付近に新鮮な外気
    を送風し、切羽付近から発生する粉塵を坑外に排気して
    粉塵を除去する方法であって、 排気用送風機が介設された風管により切羽から粉塵を周
    囲の坑内空気と共に吸引して坑外のエアチャンバーへ送
    風し、 次いで、空気圧縮機により加圧し、加圧された汚染空気
    を粉塵除去処理装置に送り、 粉塵除去処理装置で粉塵処理された空気を、送風機が介
    設された排気ダクトにより吸引し排気するようにした、 ことを特徴とするトンネル工事における粉塵除去処理方
    法。
  2. 【請求項2】 坑内切羽近傍に吸引口を臨ませて坑外に
    延設された風管と、前記風管に介設された排気用送風機
    と、坑外に位置する前記風管の下流端に接続されフィル
    タが着脱可能に装着されると共に予備排気口が設けられ
    たエアチャンバーとで構成された排気装置と、 前記エアチャンバー内の空気が空気圧縮機により圧縮し
    て送給され、この送給された空気から粉塵を取り除く粉
    塵除去処理部と、 粉塵除去処理部に接続されると共に送風機が介設され、
    粉塵が取り除かれた空気を排気する排気塔と、 を備えることを特徴とするトンネル工事における粉塵除
    去処理装置。
  3. 【請求項3】 前記粉塵除去処理部は、ケース本体と、
    ケース本体の内部に仕切られ、上部が空間部で連通され
    た水槽部及び空気排出部を備え、 前記水槽部は、 水を貯留する水槽と、 この水槽の下部に延在し外周面に多数の孔が設けられた
    有孔送気管と、 下端が前記有孔送気管に接続され上部が前記水槽に貯留
    される水面よりも上方に位置し粉塵が混入された汚染空
    気を前記有孔送気管に圧送する通風管と、 前記水槽の上部に配設されたフィルタと、 前記フィルタに上方から散水する散水管と、 前記水槽に清水を供給する給水管と、 前記水槽の底部に連通された排水管とで構成され、 前記空気排出部は、 前記空間部に連通する上空間部と、 前記上空間部の下方に設けられた下空間部と、 前記上空間部と下空間部の境の部分に設けられ水分を除
    去する除水板と、 前記下空間部の底部に設けられた排水管とで構成され、 前記空気圧縮機により圧縮された空気は前記有孔送気管
    に送給され、 前記排気塔は前記下空間部に接続されている、 ことを特徴とする請求項2記載のトンネル工事における
    粉塵除去処理装置。
JP19488594A 1994-07-27 1994-07-27 トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置 Expired - Fee Related JP3397224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19488594A JP3397224B2 (ja) 1994-07-27 1994-07-27 トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19488594A JP3397224B2 (ja) 1994-07-27 1994-07-27 トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0842300A JPH0842300A (ja) 1996-02-13
JP3397224B2 true JP3397224B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=16331947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19488594A Expired - Fee Related JP3397224B2 (ja) 1994-07-27 1994-07-27 トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3397224B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190001111A (ko) * 2017-06-26 2019-01-04 (주) 두두에너텍 미세 물입자를 이용한 터널의 공기 정화시스템

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4722070B2 (ja) * 2007-03-20 2011-07-13 戸田建設株式会社 トンネル粉塵・排気ガス等の清浄装置
CN102296955A (zh) * 2011-05-27 2011-12-28 山东科技大学 一种掘进工作面封闭式除尘方法及系统
CN102410037A (zh) * 2011-08-29 2012-04-11 甘肃容和矿用设备集团有限公司 矿用隔爆型大容积设备壳体及其制造工艺
CN102505952A (zh) * 2011-11-03 2012-06-20 谢飞鸿 一种清除长隧道有害气体、粉尘的方法
CN102434183A (zh) * 2011-11-03 2012-05-02 谢飞鸿 一种清除长隧道掘进工作面有害气体、粉尘的空气净化机
CN104727818B (zh) * 2015-03-23 2017-04-05 中国葛洲坝集团第五工程有限公司 掘进移动式除尘装置
CN106110804B (zh) * 2016-05-25 2018-09-11 煤炭工业济南设计研究院有限公司 一种基于废弃矿井的雾霾处理系统
WO2019006656A1 (zh) * 2017-07-04 2019-01-10 陆健 一种雨洒除尘装置
CN107725096A (zh) * 2017-09-27 2018-02-23 宁波职业技术学院 一种盾构机接收井除尘装置
CN108224664A (zh) * 2017-12-29 2018-06-29 招商局重庆交通科研设计院有限公司 雾霾地区家庭人居环境内空气清洁净化的方法
CN108361057B (zh) * 2018-02-01 2024-03-15 北京京能科技有限公司 泡泡除尘机
CN108612557A (zh) * 2018-04-25 2018-10-02 陆淑鑫 一种隧道用多功能通风洒水装置
CN108843367B (zh) * 2018-07-17 2020-10-02 安徽三品技术服务有限公司 一种桥梁用便于隧道通风的装置
CN109611142A (zh) * 2018-12-05 2019-04-12 贵州大学 一种煤矿井下瓦斯防火快速抽排装置
CN109798144A (zh) * 2019-04-02 2019-05-24 河北科技大学 一种隧道施工用高压捕尘喷雾装置
CN110230478A (zh) * 2019-04-30 2019-09-13 中国一冶集团有限公司 锚杆钻孔降尘防护装置
CN110159334B (zh) * 2019-06-17 2024-03-22 西南交通大学 隧道工作面污风循环利用装置
KR102081541B1 (ko) * 2019-08-28 2020-02-25 이기성 음식물 쓰레기용 처리장치
CN111764947B (zh) * 2020-06-23 2022-02-15 河南理工大学 一种煤矿掘进工作面通风除尘安全系统
CN111804110A (zh) * 2020-08-04 2020-10-23 北京华森信安科技发展有限公司 一种煤矿生产用空气过滤装置
CN112065494B (zh) * 2020-09-15 2022-09-02 中国水利水电第四工程局有限公司 一种适用于长大隧道施工的通风装置
CN112324484B (zh) * 2020-10-10 2022-07-22 湖南科技大学 矿井掘进巷道用封闭除尘和污风循环利用装置及使用方法
CN113074019B (zh) * 2021-04-27 2022-06-24 重庆工程职业技术学院 一种煤矿自动巡航除尘机器人及其控制方法
CN113137269B (zh) * 2021-05-25 2022-09-13 重庆工程职业技术学院 延长导流式矿井瓦斯加速排出系统
CN113374519B (zh) * 2021-06-07 2023-05-19 中铁十九局集团轨道交通工程有限公司 一种盾构隧道施工用降温设备
CN114704888A (zh) * 2022-03-09 2022-07-05 沈阳工业大学 一种用于面粉加工间的通风空调系统
CN114898651B (zh) * 2022-05-24 2023-07-14 燕山大学 一种土木工程虚拟仿真实验平台
CN116146271A (zh) * 2023-03-15 2023-05-23 中铁一局集团(广州)建设工程有限公司 一种狭小隧洞悬臂掘进机降尘装置以及施工降尘方法
CN116464500A (zh) * 2023-05-12 2023-07-21 鹤壁煤电股份有限公司 一种巷道掘进的自动降尘装置
CN117108334B (zh) * 2023-10-17 2023-12-19 北京城建信捷轨道交通工程咨询有限公司 城市轨道交通隧道施工用通风装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190001111A (ko) * 2017-06-26 2019-01-04 (주) 두두에너텍 미세 물입자를 이용한 터널의 공기 정화시스템
KR101978342B1 (ko) 2017-06-26 2019-05-14 (주) 두두에너텍 미세 물입자를 이용한 터널의 공기 정화시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0842300A (ja) 1996-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3397224B2 (ja) トンネル工事における粉塵除去処理方法及び粉塵除去処理装置
EP0589698B1 (en) Method for washing a tank and for recovering and treating the residual tank liquid
JP2005000915A (ja) 多噴射流ノズルを備えた塵埃除去装置
CN211474166U (zh) 一种煤矿井下作业用的降尘装置
KR100696577B1 (ko) 환기를 겸할 수 있는 터널공사용 차량탑재형 집진장치
KR101080177B1 (ko) 이동식 석면오염토양 정화 장치
JP4060869B2 (ja) 工作機械におけるミスト捕集及びエアブロー装置
KR102083354B1 (ko) 다기능 집진기 및 이를 이용한 봉인식 터널 환기방법
JP4634351B2 (ja) 除塵装置および除塵方法
KR20080025098A (ko) 기포를 이용한 이동식 분진 집진 제거장치
KR100912866B1 (ko) 터널공사용 차량탑재형 분진제거장치
JPH08323339A (ja) 土壌浄化方法および装置
JP2003148100A (ja) トンネル坑内の換気装置
CN213610539U (zh) 一种绿色建筑施工现场用降尘设备
JPH06213593A (ja) ボイラーの洗浄方法及びその方法に使用する除塵装置
CN210645625U (zh) 一种喷涂粉尘过滤装置
JP2006314979A (ja) Voc汚染土壌現位置浄化工法
JP2003027899A (ja) 粉塵排除方法およびこれに用いる集塵装置
KR101088474B1 (ko) 석면오염토양 정화 방법 및 시스템
CN216259804U (zh) 一种废铁回收车间用降尘装置
JP2004084474A (ja) 湿式集塵機及びトンネル坑内の換気装置
CN215311175U (zh) 一种离线式负压收尘器
KR100703959B1 (ko) 비산 먼지 및 가스물질을 제거하는 이동식 세정식 집진장치
KR102112451B1 (ko) 준설장치
CN211815922U (zh) 一种道路施工防尘装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130214

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140214

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees