JP3396044B2 - オルガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体 - Google Patents

オルガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、新規なシリコーン系ブ
ロック共重合体に関し、より詳しくは、新規なオルガノ
ポリシロキサン−ポリラクトン共重合体に関する。 【0002】 【従来の技術】オルガノポリシロキサンは、耐熱性、耐
寒性、耐候性、耐薬品性、難燃性、電気特性に優れ、撥
水性、消泡性、離型性などの特異な界面特性を示すた
め、産業上広く用いられている。これらの優れた特性を
既存の有機高分子化合物に付与するためオルガノポリシ
ロキサンを直接有機高分子化合物に配合したり、共重合
させる試みが多くなされている。しかしながら、一般的
にはオルガノポリシロキサンは有機高分子化合物とは相
溶性が悪く、前者が液体の化合物である場合には成型品
の表面に滲みだし、その表面から接触等により散逸し、
長期間にわたって成型品の表面特性を一定に保つことは
困難である。固体のオルガノポリシロキサン化合物、例
えば架橋されたシリコーンゴム等はもちろん有機高分子
化合物と均一に混合されることは困難である。そこで、
相溶性や界面特性や反応性を改善するため、オルガノポ
リシロキサンをアルキル基、アラルキル基、アミノ基、
カルボキシル基、エポキシ基などの有機基で変性したも
のを用いる場合が多い。しかしながら、変性した有機基
によって、耐熱性、耐寒性、耐候性、耐加水分解性が低
下したり、着色する問題がある。又、有機高分子化合物
との相溶性が不十分であったり、有機基の耐熱性が劣る
ために成型中分解することにより、成型品より遊離した
り、成型不良を起こすためその使用および対象とする有
機高分子化合物が限られていた。オルガノポリシロキサ
ンとポリエステルとの共重合体は、特公昭48−411
7、特公昭50−39648、および特公平1−492
97にその記載があり、その界面特性を応用して有機高
分子化合物への配合等を触れているが、さらに親水性を
有する置換基を導入することによって界面特性を改良し
たものはない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規なシリ
コーン系ブロック共重合体に関し、より詳しくは、オル
ガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体にポリオキ
シアルキレン基を導入することにより得られる新規なオ
ルガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体を提供す
ることにある。 【0004】【課題を解決するための手段】 本発明は、1分子中にけ
い素原子に直結した水素原子を少なくとも1個以上有す
るオルガノポリシロキサンと、1分子中にアルケニル基
を少なくとも1個以上有するポリラクトンオリゴマーと
の反応物にポリオキシアルキレン基を導入した下記の一
般式(1)、(2)または(3)で表されるオルガノポ
リシロキサン−ポリラクトン共重合体に関するものであ
る。るが、特にポリオキシアルキレン基が好ましい。【化4】 【化5】 【化6】 (式中、Rは水素基又はアルキル基、a、b及びcは正
数、dは2〜20、mは5〜30、nは0〜30の正数
である。) 【0005】【発明の実施の態様】 以下に、本発明について、更に詳
細に説明する。 本発明において1分子中にけい素原子に
直結した水素原子を少なくとも1個以上有するオルガノ
ポリシロキサンの分子構造は、直鎖構造、網状構造、ま
たは三次元構造を含んでいてもよく、これらの単一重合
体もしくは2種以上の重合体の混合物も使用できる。
発明において親水性を有する置換基は、ポリオキシアル
キレン基である。 【0006】本発明のオルガノポリシロキサン−ポリラ
クトン共重合体は、さらにエポキシ基、アミノ基、水酸
基、カルボキシル基、アシル基、メルカプト基、メタク
リロ基、イソシアネート基、ウレイド基、ビニル基、ア
ミド基、イミド基、イミノ基、アルデヒド基、ニトロ
基、ニトリル基、オキシム基、アゾ基、ヒドラゾン基、
アルコキシ基、アルコキシシリル基等の反応性官能基
や、アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、
デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、エイコシル基
など)、アリール基(例えばフェニル基、ナフチル基な
ど)、アラルキル基(例えばベンジル基、フェニルエチ
ル基など)、トリル基、キシリル基、シクロヘキシル
基、ハロゲン化アルキル基(例えばクロロプロピル基、
トリフロロプロピル基など)等の置換基等を分子中に導
入してもよい。 【0007】本発明のオルガノポリシロキサン−ポリラ
クトン共重合体は以下の方法で得られるが、特にこれら
に限定される訳ではない。 1.(a)1分子中に、けい素原子に直結した水素原子
を少なくとも1個以上有するオルガノポリシロキサンと
(b)1分子中に、アルケニル基を少なくとも1個以上
有するポリラクトンオリゴマーとを(a)の化合物を
(b)の化合物に対して、(a)の化合物の水素原子の
総モル数が(b)の化合物のアルケニル基の総モル数に
対して過剰になるように用いて反応させ、非加水分解型
のオルガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体を生
成させ、該共重合体と、(c)ポリオキシアルキレン
を有するエチレン性不飽和基含有化合物を反応させて得
られる。また、(a)の化合物を(c)の化合物に対し
て、(a)の化合物の水素原子の総モル数が(c)の化
合物の不飽和基の総モル数に対して過剰になるように用
いて反応させてから、該共重合体と(b)の化合物とを
反応させても得られる。(a)の化合物を(b)の化合
物と(c)の化合物に同時に反応させても構わない。さ
らに、(a)の化合物を(b)の化合物または(c)の
化合物と反応させた後、1分子中に、けい素原子に直結
した水素原子を少なくとも1個以上有するオルガノポリ
シロキサンオリゴマーと酸の存在下で反応させ、引き続
き(c)の化合物または(b)の化合物と反応させるこ
とによっても得られる。 【0008】2.(a)1分子中に、けい素原子に直結
した水素原子を少なくとも1個以上有するオルガノポリ
シロキサンと(b)1分子中に、アルケニル基を1個有
するポリラクトンオリゴマーとを反応させ、非加水分解
型のオルガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体を
生成させ、該共重合体と、ポリオキシアルキレン基を1
個以上有するオルガノポリシロキサンまたはシランを、
酸またはアルカリの存在下で反応させて得られる。ま
た、(a)の化合物とポリオキシアルキレン基を1個以
上有するオルガノポリシロキサンまたはシランを、酸ま
たはアルカリの存在下で反応させてから、(b)の化合
物と反応させても構わない。 【0009】オルガノポリシロキサン−ポリラクトン共
重合体の具体的な例としては、以下のものを挙げること
ができるが、これらに限定されるものではない。【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【0010】本発明においてオルガノポリシロキサン−
ポリラクトン共重合体は、それ自体公知である従来の合
成方法の組合わせにより製造することができる。例え
ば、上記式(4)で表される化合物の場合、対応するメ
チルハイドロジェンポリシロキサンに【化12】 および【化13】 を白金系触媒の存在下で付加反応することによって得ら
れる。 【0011】同様に、上記式(6)で表される化合物の
場合、対応するメチルハイドロジェンポリシロキサンに【化14】 および【化15】 を白金系触媒の存在下で付加反応することによって得ら
れる。また、上記式(7)で表される化合物の場合、対
応するメチルハイドロジェンポリシロキサンに【化16】 で示される両末端アリル変性ポリラクトンを白金系触媒
の存在下で付加反応させることによって次式【化17】 の化合物を得、引き続き、酸触媒の存在下に次式【化8】 で示されるメチルハイドロジェンポリシロキサンを再平
衡反応させることによって次式【化19】 の化合物を得、さらに次式【化20】 で示される末端アリル変性ポリオキシアルキレン化合物
と白金系触媒の存在下で付加反応することによって得ら
れる。 【0011】また、上記式(4)で表される化合物の場
合、対応するメチルハイドロジェンポリシロキサンに 【化6】 で示される両末端アリル変性ポリラクトンを白金系触媒
の存在下で付加反応させることによって次式 【化7】の化合物を得、引き続き、酸触媒の存在下に次式 【化8】 で示されるメチルハイドロジェンポリシロキサンを再平
衡反応させることによって次式 【化9】 の化合物を得、さらに次式 【化10】 で示される末端アリル変性ポリオキシアルキレン化合物
と白金系触媒の存在下で付加反応することによって得ら
れる。 【0012】さらに、上記式(8)で表される化合物の
場合、対応するメチルハイドロジェンポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体に次式【化21】 で示される末端アリル変性ポリラクトンを白金系触媒の
存在下で付加反応させることによって得られる。もちろ
ん、製造方法に関しては、特に上述したものに限定され
ることはない。 【0013】本発明においてオルガノポリシロキサン−
ポリラクトン共重合体は、その優れた界面特性から、例
えば、紙・パルプの改質剤、繊維の表面改質剤などとし
て利用することができ、紙おむつ、ナプキン、トイレッ
トペーパー、ティッシュペーパー等の紙・パルプ製品に
耐久性および耐候性のあるやわらかい風合いや親水性を
付与し、繊維の表面改質剤としては、その素材として羊
毛、絹、麻、木綿、アスベストのような天然繊維、レー
ヨン、キュプラ、アセテート等の再生繊維、ポリエステ
ル、ポリエステルエーテル、ポリアクリロニトリル、ビ
ニロン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の有機合成繊維、ガラス繊
維、カーボン繊維等の無機合成繊維のいかなる繊維であ
ってもよく、また織物、編物、不織布、樹脂加工布など
のいかなる形態のものであってもその繊維の表面を処理
することができ、該繊維に耐久性および耐候性のあるや
わらかい風合いや親水性を付与する。このため、工業用
や家庭用の柔軟剤および工業用や家庭用洗剤へ配合する
ことができる。 【0014】また、皮膚用、毛髪用および浴用などの化
粧品・トイレタリー製品に利用することができ、肌や毛
髪にうるおいやしっとり感、すべすべ感を与えることを
可能とする。 【0015】さらに天然ゴムやスチレン−ブタジエン共
重合ゴム、ブタジエンゴム、イソブチレン−イソプレン
共重合ゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合ゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合ゴム、エチレン−プロピレン共重
合ゴム等の合成ゴムや、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体、ポリスチレン、ポリウレタン、エ
ポキシ等の合成樹脂または無機フィラーやガラス等の無
機材料に利用することができ、耐熱性、耐寒性、耐候
性、耐薬品性、難燃性、撥水性、離型性、耐加水分解
性、耐油性、すべり性、アンチブロック性、耐摩耗性、
低圧縮歪み性、帯電防止性、防曇性や応力緩和性を付与
する。特に、エポキシ樹脂に配合するなどして用いた場
合、該組成物は、半導体封止材、電気積層板、コンデン
サー、抵抗器 電位差計、変圧器等の電子部品等へ利用
することができる。 【0016】また、塗料改質剤としてポリエステル樹脂
やアクリル樹脂などからなる塗料用樹脂に配合でき、金
属、木材、コンクリートなどへの耐候性、耐久性および
帯電防止性の優れた塗装を可能とする。 【0017】従って、本発明はオルガノポリシロキサン
−ポリラクトン共重合体に関し、中でも、本発明のオル
ガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体は、紙・パ
ルプの改質剤、繊維の表面改質剤、化粧品・トイレタリ
ー製品添加剤、ゴム・樹脂の改質剤、塗料改質剤として
好適に使用される。 【0018】 【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想を体現するものは本発明の
範囲内に包含される。 【0019】参考例1 機会的攪拌機、凝縮器、温度計および窒素送入口を備え
た1,000mlの3つ口フラスコ中に、メチルハイド
ロジェンポリシロキサン【化22】 63g,トルエン200g,白金として20ppmとな
る様に塩化白金酸の10%メタノール溶液を入れた。こ
の混合物に、温度を80〜100℃に維持するような速
度で、アリル末端ポリカプロラクトン【化23】 99g,アリルポリエーテル【化24】 238gを徐々に添加した。この反応の終了はSiHに
対するAgNO3試験が負になることで判定した。次い
で反応混合物をNaHCO3で中和し、ろ過し、回転式
蒸発装置により50℃/1mmHgで溶媒を除去した
後、下記の式で表わされる分子量11,500の共重合
体を342g得た。【化25】 【0020】参考例2 ジヒドロポリジメチルシロキサン【化26】 100g,アリル末端ポリカプロラクトン【化27】 138g,トルエン200g,および白金20ppmを
用い参考例1と同様な操作を行い、次式【化28】 で表わされる分子量3,600の共重合体を215g得
た後、さらにトルエン200g,次式【化29】 の環状ヒドロメチルポリシロキサン10.6g、硫酸5
0ppmを入れた。この混合物を室温にて4時間反応さ
せた後、NaHCO3で中和した後、白金として20p
pmとなる様に塩化白金酸の10%メタノール溶液を入
れた。この混合物に、温度を80〜100℃に維持する
ような速度でアリルポリエーテル【化30】 81gを徐々に添加した。この反応の終了はSiHに対
するAgNO3試験が負になることで判定した。次いで
反応混合物をNaHCO3で中和し、ろ過し、回転式蒸
発装置により50℃/1mmHgで溶媒を除去した後、
下記の式で表わされる分子量5,000の共重合体を2
93g得た。【化31】 【0021】実施例1 両末端アリル化ポリカプロラクトン【化32】 248g,ジヒドロポリジメチルシロキサン【化33】 252g、トルエン200g,および白金20ppmを
用い参考例1と同様な操作を行い、下記の式で表わされ
る分子量6,900の共重合体を430g得た。【化34】 次に、同じ装置内に、この共重合体400g、トルエン
200g、次式【化35】 の環状ヒドロメチルポリシロキサン10.6g、硫酸5
0ppmを入れた。この混合物を室温にて4時間反応さ
せた後、NaHCO3で中和した後、白金として20p
pmとなる様に塩化白金酸の10%メタノール溶液を入
れた。この混合物に、温度を80〜100℃に維持する
ような速度でアリルポリエーテル【化36】 81gを徐々に添加した。この反応の終了はSiHに対
するAgNO3試験が負になることで判定した。次いで
反応混合物をNaHCO3で中和し、ろ過し、回転式蒸
発装置により50℃/1mmHgで溶媒を除去した後、
下記の式で表わされる分子量8,200の共重合体を4
78g得た。【化37】 【0022】参考例3〜4、実施例2、比較例1 ポリオール(ポリカプロラクトンジオール,MW200
0)、MDI、1,4−ブタンジオールを、NCO/O
H(当量比)が1.05、1,4−ブタンジオール/ポ
リオール(モル比)が2.0になる様な割合で混合した
もの100重量部に上記参考例1〜2及び実施例1で得
られた反応性オルガノポリシロキサン−ポリラクトン共
重合体をそれぞれ10重量部添加し、80℃で1時間混
合してプレポリマーを得た。また、比較例1として、共
重合体未添加のものも用意した。これらを注型し、80
℃で1.5時間、120℃で20時間硬化させ、室温で
1週間熟成させた後、JISK−7311に準じて物性
を測定した。また、同じ試料を用いて耐油性、耐熱性、
耐水性を測定した。【表1】 【0023】参考例5〜6、実施例3、比較例2 機械的攪拌機、凝縮器、温度計および窒素送入口を備え
た2,000mlの3つ口フラスコ中に、溶媒のトルエ
ン250g、酢酸ブチル250g、ラジカル触媒のDi
−tert−butylperoxide 5gを入
れ、窒素ガス雰囲気下120℃に加熱し、ビニルモノマ
ーの混合液(スチレン200g、メタクリル酸メチル5
0g、アクリル酸ブチル122g、メタクリル酸3g、
メタクリル酸ヒドロキシエチル125g)およびラジカ
ル開始剤のAIBN3gを滴下ロートより一定速度で攪
拌下に4時間で滴下した。更に、上記参考例1〜2、実
施例1で得られた反応性オルガノポリシロキサン−ポリ
ラクトン共重合体をそれぞれ10g添加し、ラジカル触
媒であるAIBN2gを添加し、4時間撹拌下に120
℃で熟成反応を行い、不揮発分50%の透明の樹脂溶液
を得た。また、比較例2として、共重合体未添加のもの
も用意した。これらの試料について、無黄変型ポリイソ
シアネートを配合し、硬化塗膜を調整し、物性評価を行
った。【表2】 【0024】 【発明の効果】本発明は、新規なオルガノポリシロキサ
ン−ポリラクトン共重合体に関するものである。このオ
ルガノポリシロキサン−ポリラクトン共重合体は、紙・
パルプの改質剤、繊維の表面改質剤、化粧品・トイレタ
リー製品添加剤、ゴム・樹脂の改質剤、塗料改質剤とし
て好適に使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/00 - 77/62 C08G 63/00 - 63/91 C08G 65/00 - 65/48

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1分子中にけい素原子に直結した水素原
    子を少なくとも1個以上有するオルガノポリシロキサン
    と、1分子中にアルケニル基を少なくとも1個以上有す
    るポリラクトンオリゴマーとの反応物にポリオキシアル
    キレン基を導入した下記の一般式(1)、(2)または
    (3)で表されるオルガノポリシロキサン−ポリラクト
    ン共重合体。【化1】 【化2】 【化3】 (式中、Rは水素基又はアルキル基、a、b及びcは正
    数、dは2〜20、mは5〜30、nは0〜30の正数
    である。)
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WO2008143016A1 (ja) * 2007-05-10 2008-11-27 Hitachi Chemical Co., Ltd. 封止用エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた電子部品装置
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