JP3395117B2 - 金属製品の樹脂コーテイング方法 - Google Patents
金属製品の樹脂コーテイング方法Info
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Description
の広い分野で使用される各種の金属製品の表面を合成樹
脂によりコーテイングする方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電気製品、車両部品等の産業分野で使用
される金属製品、台所用品や日用家庭用品等の民生分野
で使用される各種の金属製品は、表面を合成樹脂でコー
テイングすることにより美麗に仕上げ、また、樹脂膜に
より素材たる金属材の表面を保護し、防錆処理をしてい
る。 【0003】金属製品を樹脂コーテイングするための基
本的な技術は、金属製品を加熱し、この加熱した製品
を、空気の噴出により乾燥状態で浮遊する粉末樹脂を貯
蔵する貯槽内に入れ、樹脂を製品の表面に付着させて加
熱した製品自体の熱で粉末樹脂を溶かし、製品の表面に
薄い樹脂膜を形成するものである。 【0004】樹脂コーテイングに際して金属製品を加熱
するためには加熱炉が使用されるが、この加熱炉として
は図6、図7に示す箱型加熱炉1や、株式会社幸書房が
昭和52年8月5日に初版第1刷として発行した「最新
工業塗装技術」の542頁と543頁に「写真5.4.
2」および「図5.4.1」として記載される山型加熱
炉2が使用されている。 【0005】箱型の加熱炉Aは、金属製の大型箱体a
(高さ1〜3m、横巾3〜5m、長さ5m〜10m)の
下面を全面に開口し、密閉した上部空間を製品の加熱空
間bとするとともにこの加熱空間bに面して加熱炉Aの
ある側面には製品の搬入口cを形成し、この搬入口cと
対向する側面には加熱後の製品の搬出口dを形成し、下
面開口部の中央には電気やガス等を熱源とする加熱装置
eを設置したものである。 【0006】搬入口cや搬出口d等は加熱空間bとほぼ
同じ高さ位置にあるため、通常は内外気の還流を防止す
るために搬入口cと搬出口dは閉じている。即ち、図示
のような観音開きの扉fやあるいは図示していない左右
にスライド可能な扉等によって開閉可能となっており、
扉fの開閉作業は製品の搬入、搬出に応じて自動的に行
われるようになっている。 【0007】加熱すべき金属製品gは、図7および図8
に示すように、加熱炉A内を通りかつ加熱炉Aの内外を
循環可能な一本あるいは二本のチェーンコンベアのよう
な搬送装置hに、例えば丈夫な針金やフック等を使用
し、容易に取り付け、取り外しができるようにして適当
な間隔で吊り下げてある。搬入口cから加熱空間bに搬
入された製品gは、所定の時間、所定の温度で加熱され
つつ搬出口d方向へ移動する。加熱時間や加熱温度等
は、製品gの大きさや材質の板厚等によって異なるが、
通常は3〜15分、280〜320℃の範囲内である。
尚、搬入口cや搬出口dを形成する前記扉fの上部には
搬送装置hが通過可能な空間が形成してある。 【0008】粉末樹脂の貯槽iは、搬出口d側において
加熱炉A内の下方に設置してあり、図示しないシリンダ
ーのような上下動機構により上昇、下降が可能となって
いる。移動中に加熱空間b内で加熱され、搬出口dに達
した製品gに対して貯槽iを上昇させ、吊り下げた状態
の製品gを貯槽i内に漬け、一定の時間経過後に貯槽i
を下降させれば製品gの表面に粉末樹脂が溶けた状態で
付着することになる。上記は一次加熱処理であり、粉末
樹脂を溶かした状態で付着させた製品gは、搬出口dか
ら外部に出された後、更に、他の加熱炉で二次加熱処理
がなされる。 【0009】前記の山型の加熱炉Bは、図9のように水
平状の加熱空間bに対して製品の搬入口cと搬出口dと
を傾斜状の通路jを介して連結したものであり、全体と
して搬入口cや搬出口d等は加熱空間bよりも下方に位
置した形状となっている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】上記する箱型の加熱炉
Aでは、製品の搬入口cと搬出口dとは加熱空間bとほ
ぼ同じ高さ位置にあるので、製品gの搬入や搬出に際し
てはその都度扉fを全面開放しなければならい。このた
め、扉fの開放に従って加熱空間b内の高熱が外部に流
出し、また同時に低温の外気が加熱空間b内に流入して
加熱炉A全体内に急激な温度変化を生じさせ、加熱炉A
内の全体の温度が一時的に低下する。 【0011】製品gは、搬送装置hによって一定の時間
間隔で加熱炉A内に搬入されるため、搬入口cの開放に
より加熱炉A内の温度が変化した場合、製品gごとにま
た単体の製品g自体でも部分的に温度差を生じ、樹脂の
付着状態に不良を生ずることがある。 【0012】前記のように加熱炉A内の温度が低下した
場合、全ての製品gを所定の温度で均一に加熱するため
には、加熱装置bによって加熱炉A内の温度を急激に上
昇させる必要があるがそのためには必要以上の熱量と時
間を要し、熱効率がきわめて悪く燃料を無駄に使用して
不経済なものであった。 【0013】更に、製品gを吊り下げたチェーンコンベ
アのような搬送装置h自体も加熱炉A内を通るため、高
熱により損傷が激しく、整備点検や部品交換等に不経済
なものであった。また、一次加熱処理により製品に付着
した粉末樹脂は、完全に溶けることがなく製品g表面の
樹脂面は粗い状態である。このため一次加熱炉に近接し
て設置した他の加熱炉で二次加熱処理をして樹脂膜を溶
かし、綺麗な平滑面とする必要がある。図示しない二次
加熱炉は、一次加熱炉Aと同型であるが、加熱時間を短
くし、加熱温度を低くすることができるので小型化する
ことができる。 【0014】しかし、一次および二次と二台の加熱炉を
必要とするために全体の占有面積はかなり大きく、工場
内での設置面積が大きいので、工場での作業範囲を制限
するものであった。特に、加熱炉Aの回りはきわめて高
温であり、夏場に工場内を冷房で冷やすことができない
状態であり、二台の加熱炉Aを設置した場合には更に高
温状態となり、作業者の労力負担はきわめて大きいもの
であった。更に、二台の加熱炉の燃費負担がきわめて大
きく、整備点検にも費用を要するものであった。 【0015】山型加熱炉Bにおいて、吊り下げた製品g
を搬入口cから通路jを通して加熱空間bに送る場合、
および加熱後の製品gを通路jを通して搬出口dに送る
場合、加熱空間bでの製品の吊り下げ間隔L1と同じ間
隔で製品gを吊り下げた場合、傾斜状通路jでの製品g
の吊り下げ間隔L2は間隔L1よりも10〜30%程度
小さくなる。 【0016】従って、この間隔L2において製品g相互
が接触し、傷つけないようにするためには、通路j内で
の製品g相互の間隔を充分に大きくする必要がある。こ
のため製品gの吊り下げ間隔が全体として大きなものと
なり、一定時間内での製品の送り量に制限があるととも
に製品の送りに時間を要するものであった。 【0017】一定の時間内での加熱製品量を多くするた
めには、搬入口cからの製品gの搬入数量を多くする必
要があるが、このためには搬入口cから加熱空間bまで
の通路jを長くしなければならない。このように製品数
量を多くするためには通路jの傾斜状態を緩やかにする
必要があるが、通路jの傾斜面を緩やかにすると加熱空
間bと搬入口cおよび搬出口dとの高低差は小さなもの
となり、従って、加熱空間b内の熱は外部に逃れやす
く、低い温度の外気は通路jを通って加熱空間b内に入
りやすくなる。 【0018】加熱空間bと搬入口cおよび搬出口dとを
傾斜状の通路jで連絡することにより、搬入口cと搬出
口dとは加熱空間bの下側に位置するとしても垂直下側
でないので、加熱空間b内の温度より低い外気温度が通
路jを通して加熱空間b内に入り易く、加熱温度に変化
を生じ、製品gの加熱温度にむらを生ずるものであっ
た。 【0019】更に、通路jの傾斜面を長くすると、加熱
空間bで加熱された製品gを搬出する際、製品温度は通
路j途中で低下し、製品gは所定の温度を保持すること
ができなくなり、樹脂の付着に不良を生ずることにな
る。特に、山型加熱炉Bでは二次加熱炉を有していない
のでこの温度低下の問題は非常に大きなものである。ま
た、加熱空間bと搬入口cおよび搬出口dとの距離間隔
が大きくなれば、平面における装置全体の占有面積が大
きくなるものであった。 【0020】上記する箱型加熱炉Aや山型加熱炉Bの種
々の問題点を解消し、特に、箱型加熱炉および加熱方法
の改良として本願出願人は、昭和59年6月1日に特願
昭59−112706号および特願昭59−11270
7号として樹脂コーテイング用の加熱炉や加熱方法を提
供している。 【0021】この加熱炉は、製品の搬入口および搬出口
を加熱空間と同じ高さに面した側面に形成することな
く、下面を全面に開口した大型箱体の密閉した上部の加
熱空間の垂直下方において両側の対称位置に形成したも
のであり、加熱すべき製品を搬入口に運んだり、加熱後
の製品を搬出するための搬送装置は、加熱炉内を通るこ
となく、加熱炉の外周を循環するようにしてある。 【0022】加熱空間は密閉状態であるから、加熱炉内
と外部との間で内外気の還流現象を生ずることなく、熱
効率を良くして均一な加熱処理をすることができる利点
を有している。しかし、この加熱炉の場合も、前記の箱
型加熱炉と同じく、一次加熱後に近接した他の加熱炉を
使用して二次加熱処理をする必要があり、熱効率や均一
な加熱等の問題点は解消されたとしても従来の箱型加熱
炉の占有面積、燃費、高温等の問題点は残るものであっ
た。 【0023】本発明は、上記する従来の箱型加熱炉や山
型加熱炉等の問題点に鑑み、箱型の加熱炉であり、か
つ、加熱すべき製品の搬入口および加熱後の製品の搬出
口等を加熱空間の垂直真下に面して対称位置に形成した
加熱炉を一台使用し、同じ加熱炉で製品の一次加熱と、
樹脂を溶かした状態で付着させた製品の二次加熱を行う
ようにした樹脂コーテイング方法を提供することを目的
とするものである。 【0024】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、箱体2の下面を全面開口し、上部密閉空
間を加熱空間3とし、加熱空間3の垂直真下において開
口部の両側対称位置に加熱すべき製品9の搬入口4と加
熱後の製品9の搬出口5を有する加熱炉1の周囲を循環
する搬送装置13から取り外した製品9を、搬入口4か
ら搬出口5方向へ移送途中に加熱空間3で製品9を一次
加熱し、一次加熱後の製品9を搬出口5の下方に設置し
た粉末樹脂の貯槽6内に漬け、表面に溶けた樹脂膜を形
成した製品9を同じ加熱炉1の加熱空間3に送って二次
加熱をするようにしてある。 【0025】 【実施例】以下、図面に従って本発明の一実施例を詳細
に説明する。図1、図2および図3は本発明方法に使用
する加熱炉を示すものであり、この加熱炉1は、金属製
の大型箱体2の下面を全面に開放し、密閉した上部空間
を金属製品の加熱空間3とするとともに加熱すべき製品
の搬入口4および加熱後の製品の搬出口5は、箱体2の
開口部において加熱空間3の垂直真下の両側対称位置に
形成してあり、搬出口5に面した下方には粉末樹脂の貯
槽6を設置したものである。 【0026】尚、符号7は、電気、ガス等を熱源とする
公知の加熱装置であって、加熱炉1の加熱空間2の下方
に設置してあり、また、符号8は、加熱空間2の中空部
において搬入口4から搬出口5方向へ水平状態で設置し
た平行な一対の案内レールである。このような加熱炉1
の構成は、前記した従来の加熱炉と同じである。 【0027】図4に示す金属製品9は、長方形状のハン
ガー10に針金やフック等を使用して着脱可能に吊り下
げてあり、このハンガー10自体はやはり針金やフック
等を使用して、従来と同様、加熱炉1内を通ることなく
加熱炉1の周囲を循環するチェーンコンベアのような搬
送装置11に、例えばフックを使用し引っかけた状態で
着脱可能に吊り下げてあり、ハンガー10は長さ方向に
そって連続して間欠的に移送されるようになっている。 【0028】搬入口4および搬出口5に面した下方に
は、シリンダー駆動による一対の昇降装置11、12が
それぞれ設置してあり、加熱すべき製品9を加熱空間2
に送り、また、加熱後の製品9を上下動可能としてあ
る。図5に示すように、搬送装置13によって搬入口4
の前まで移送された製品9は、ハンガー10ごと搬送装
置13から外され、水平状態で一対の昇降装置11に載
せられる。搬送装置13から昇降装置11への製品9の
移し替えは、図5に示す移送機構によるか、または作業
者の手作業によってなされる。 【0029】移送機構は、例えば、ハンガー10の長さ
範囲内で水平な一対のアーム14と、製品9が入り得る
間隔を有し、昇降装置11と同じ高さ位置にある一対の
チェーンコンベアのような移送装置15とからなってい
る。アーム14はハンガー10方向に前進、後退可能で
あるとともに上下動可能となっている。また、移送装置
15は、搬送装置13と昇降装置11間を循環可能とな
っている。 【0030】搬送装置13によって製品9が搬入口4の
前に達するとアーム14がハンガー10の下方に前進
し、アーム14を上へ上げることによりハンガー10は
搬送装置13から外される。その後、アーム14を下降
させてハンガー10を移送装置15上に載せればよい。
ハンガー10は移送装置15によって移動し、そのまま
昇降装置11上に載せられる。アーム14は、ハンガー
10を移送装置15に移した後、所定の位置に復帰して
いる。 【0031】上記のようにして製品9を吊り下げたハン
ガー10が移し替えられ、定置された昇降装置11は、
上昇してハンガー10を案内レール8の高さ位置まで送
り、次に、ハンガー10は案内レール8上に移し替えら
れる。このためには、例えば図2に示すように、案内レ
ール8に面した高さ位置で加熱炉1の外部にシリンダー
16を設置しておき、加熱炉1内に突出して伸縮するロ
ッド17により昇降装置11が案内レール8と平行状態
となって停止した時、ロッド17が延びてハンガー10
を案内レール8上に押せばよい。 【0032】案内レール8が自走しない単なる棒状体の
場合には、連続して送られ、案内レール8上に載せられ
た複数のハンガー10は、次に送り込まれたハンガー1
0の横巾間隔だけ搬出口5方向に送られる。一対の案内
レール8を加熱空間2内で循環する移送装置、例えば、
チェーンコンベアのような自走可能な移送装置としてお
けば、ハンガー10の両側をそれぞれ移送装置上に載せ
ることにより、製品9は間欠的に所定の間隔ごとに連続
して搬出口5方向へ移送されることになる。いずれにし
ても製品9は、搬入口4側から搬出口5方向へ連続して
間欠的に移送されつつ加熱されることになる。 【0033】加熱空間2を通過しつつ加熱された製品9
が搬出口5側に達すると、その前にあらかじめ昇降装置
12が上昇して案内レール8と同じ高さ位置で待機して
いる。従って、案内レール8から昇降装置12にハンガ
ー10が水平状態で移し替えられる。その後、昇降装置
12は下降し、最下点位置に達すると製品9は貯槽6内
に漬けられ粉末樹脂が製品9の表面に付着することにな
る。 【0034】樹脂は、加熱された製品9自体の熱で溶か
された状態で付着するが、昇降装置12は再び上昇し、
製品9を加熱空間2まで運び、所定の時間、二次加熱処
理をする。二次加熱時間は、製品9の材質や肉厚、大き
さ等によって異なるが、通常は1〜20分の範囲内であ
る。二次加熱をした製品9は、昇降装置12によって搬
出口5まで下降させられ、外部に取り出される。この
時、製品9は外部を循環する搬送装置13に移し替えて
もよく、昇降装置12から搬送装置13への移し替え
は、作業者の手作業によるか前記と同じアーム14と移
送装置15とからなる移送機構が使用される。 【0035】貯槽6は、搬出口5の下方で定置状態と
し、昇降装置12が下降して製品9を樹脂内に漬けるよ
うにしても良いが、昇降装置12の下降に従って貯槽6
も上昇させ、所定の高さ位置で製品9を貯槽6内に漬け
るようにしてもよい。尚、定置位置における貯槽6と搬
出口5間には、ハンガー10および製品9が搬出可能な
空間が形成されている。 【0036】前記したアーム14および移送装置15か
らなる移送機構は、一例を示すものであり、これに限定
されるものではない。従って、例えば、アーム14を有
する基台自体を昇降装置11間に往復移動可能としてお
けば、移送装置15を必要とせずにアーム14から直接
に昇降装置11へハンガー10を移し替えることができ
る。 【0037】 【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、密閉し
た上部の加熱空間3の垂直下方両側に製品の搬入口4と
搬出口5を形成した箱型加熱炉1で加熱すべき製品9の
一次加熱および加熱後に樹脂を溶かした状態で付着させ
た製品9の二次加熱を行うことができるので、加熱炉1
は一台使用するのみであり、樹脂コーテイング作業の時
間を短縮して作業能率の向上を図ることができ、装置全
体の工場内での占有面積を少なくすることができるもの
である。 【0038】加熱炉1は一台のみであるから、燃費を少
なくすることができるとともに整備点検のための作業時
間の短縮、費用のと節減等を図ることができ、また、搬
送装置13を小型化でき、二台の加熱炉を必要としてい
た従来技術から比較すると作業者の縮小、全体の費用の
節約を図ることができるものである。 【0039】しかも、一台の加熱炉であるから周囲の温
度上昇を制限することができ、作業者の労力負担を軽減
して、作業能率の向上を図ることができるものである。
る。 【図5】搬送装置に吊り下げた製品を昇降装置に移送す
るための機構の一例を示す概略図である。 【図6】従来の箱型加熱炉の斜視図である。 【図7】従来の箱型加熱炉の中央断面図である。 【図8】従来の箱型加熱炉を平面から見た断面図であ
る。 【図9】従来の山型加熱炉の概略図である。 【符号の説明】 1 加熱炉 2 箱体 3 加熱空間 4 搬入口 5 搬出口 6 貯槽 7 加熱装置 8 案内レール 9 製品 10 ハンガー 11 昇降装置 12 昇降装置 13 搬送装置 14 アーム 15 移送装置 16 シリンダー 17 ロッド A 加熱炉 B 加熱炉 a 箱体 b 加熱空間 c 搬入口 d 搬出口 e 加熱装置 f 扉 g 製品 h 搬送装置 i 貯槽 j 通路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製品を連続的に樹脂コーテイングす
る方法において、箱体2の下面を全面開口し、上部密閉
空間を加熱空間3とし、加熱空間3の垂直真下において
開口部の両側対称位置に加熱すべき製品9の搬入口4と
加熱後の製品9の搬出口5を有する加熱炉1の周囲を循
環する搬送装置13から取り外した製品9を、搬入口4
から搬出口5方向へ移送途中に加熱空間3で製品9を一
次加熱し、一次加熱後の製品9を搬出口5の下方に設置
した粉末樹脂の貯槽6内に漬け、表面に溶けた樹脂膜を
形成した製品9を同じ加熱炉1の加熱空間3に送って二
次加熱をするようにしたことを特徴とする金属製品の樹
脂コーテイング方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24629493A JP3395117B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 金属製品の樹脂コーテイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24629493A JP3395117B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 金属製品の樹脂コーテイング方法 |
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JPH0775756A JPH0775756A (ja) | 1995-03-20 |
JP3395117B2 true JP3395117B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=17146417
Family Applications (1)
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JP24629493A Expired - Fee Related JP3395117B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 金属製品の樹脂コーテイング方法 |
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-09-07 JP JP24629493A patent/JP3395117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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