JP3392373B2 - 地図作成管理システムおよび家屋図作成管理システム - Google Patents

地図作成管理システムおよび家屋図作成管理システム

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JP3392373B2
JP3392373B2 JP20665299A JP20665299A JP3392373B2 JP 3392373 B2 JP3392373 B2 JP 3392373B2 JP 20665299 A JP20665299 A JP 20665299A JP 20665299 A JP20665299 A JP 20665299A JP 3392373 B2 JP3392373 B2 JP 3392373B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期間にわたって
地図の履歴管理が可能な地図作成管理システム、およ
び、長期間にわたって地図の履歴管理が可能な家屋図作
成管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、土地は区画され、それぞれの土
地区画には所有者が存在し、その所有者の意図により、
適宜な目的に使用される。また、おのおのの土地区画は
課税対象となり、その所有者には、土地税法に従い、土
地区画の地目(種類/使用目的)や地積(面積)などに
応じ、市町村長により課税がされる。
【0003】また、その課税対象となる土地区画を記載
したいわゆる行政地図は、担当の法務局により作成管理
されるが、この行政地図は持ち出せないため、市町村長
は、行政地図を複製し、その複製物を用いて課税等の作
業を行う用にしている。
【0004】一方、土地区画は、その所有者の意図する
ところにより、あるいは、他の要因により、所有者が変
動したり、複数に分割されたり(これを「分筆」とい
う)、あるいは、複数の土地区画が1つの土地区画に統
合される(これを「合筆」という)など、様々な態様に
変動する。
【0005】そして、このような土地区画の変動に伴
い、課税額が変動するため、その担当法務局では、それ
ぞれの土地区画について種々の変動が生じる度にその変
動の内容を登記し、担当市町村長による後日の課税算出
時等に不正がないように期している。
【0006】また、法務局では、かかる土地区画の変動
に伴う行政地図の修正作業を定期的に行うようにしてお
り、それにより、現状の土地区画の状態を適切に保存管
理できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、土地区
画の変動は、しばしば発生し、また、1つの法務局が担
当する地域の土地区画の数が膨大であるため、登記書類
の数が非常に多く、例えば、市町村長が課税算出時のた
めの資料の作成に、多くの人手と時間を要しており、そ
の運用コストが多額であった。
【0008】また、このような事態は、1つの担当市町
村長だけでなく、全国の市町村長において生じているた
め、課税時期におけるかかる作業のためのコストは、莫
大な額となっていた。
【0009】さらに、課税時期における作業は、最新の
土地区画情報を得るだけであり、作業内容自体は比較的
容易ではあるが、例えば、所有者から確認請求があった
場合など、過去の土地区画の状態を再現する必要がある
場合には、過去の登記書類の帳簿を検索して、必要な情
報をまとめ上げる必要があり、人手で作業するには、長
期の時間と多大な作業コストがかかるという事態も生じ
ていた。
【0010】ところで、これらの業務の電算化も一部で
は導入されているものの、その電算化手法は、基本的に
は、各土地区画の地図データ以外の属性の管理検索など
を容易にするためのものであり、肝心の地図データにつ
いては、改訂の度に改訂後の地図データを作成し、新た
な地図データとして保管しているため、例えば、100
年単位での長期間にわたって適用するには不十分であっ
た。
【0011】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、長期間にわたって地図の履歴管理が可能な地
図作成管理システム、および、長期間にわたって地図の
履歴管理が可能な家屋図作成管理システムを提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、地図の図葉の
図郭に含まれる1つ以上の土地区画のそれぞれについ
て、その土地区画を識別するための管理番号、および、
その土地区画形状をあらわす数値化された座標データセ
ット、および、その土地区画形状のトポロジー形状特性
をあらわす地図タイプ、および、その土地区画の所有者
などの所定の属性を記憶するためのテキストデータ、お
よび、その土地区画が属する図葉をあらわす図葉識別情
報、および、その土地区画が登記された日付をあらわす
第1の異動日情報を少なくとも含む土地区画データを記
憶する土地区画データ記憶手段と、上記土地区画の変化
の登記された日付をあらわす第2の異動日情報、およ
び、その土地区画の形状の変化前と変化後の地図データ
情報、および、当該土地区画の隣接土地区画の変化に伴
い、その隣接土地区画と当該土地区画の隣接関係を処理
可能にするために当該土地区画に追加される加点座標情
報、および、変化前後での土地区画間の親子関係などの
つながりをあらわす系統情報、および、所有者などをあ
らわす属性情報を少なくとも含む履歴情報を記憶する履
歴情報記憶手段と、上記土地区画データ記憶手段に記憶
した土地区画データおよび上記記憶手段に記憶した履歴
情報に基づいて、指定された日付における1つ以上の図
葉に含まれる地図を作成管理する地図作成管理手段を備
えたものである。
【0013】また、前記地図作成管理手段は、隣接する
複数の図葉の図郭にまたがる土地区画については、それ
ぞれの前記土地区画データ記憶手段に記憶されている前
記座標データセットに基づいて描画される土地区画形状
境界線のうち、図郭境界線を構成するものについては、
作成する地図から消去するようにしたものである。
【0014】また、家屋図の図葉の図郭に含まれる1つ
以上の家屋のそれぞれについて、その家屋を識別するた
めの管理番号、および、その家屋形状をあらわす数値化
された座標データセット、および、その家屋形状のトポ
ロジー形状特性をあらわす家屋図タイプ、および、その
家屋の所有者などの所定の属性を記憶するためのテキス
トデータ、および、その家屋が属する図葉をあらわす図
葉識別情報、および、その家屋が登記された日付をあら
わす第1の異動日情報を少なくとも含む家屋データを記
憶する家屋データ記憶手段と、上記家屋の変化の登記さ
れた日付をあらわす第2の異動日情報、および、その家
屋の形状の変化前と変化後の家屋図データ情報、およ
び、当該家屋の隣接家屋の変化に伴い、その隣接家屋と
当該家屋の隣接関係を処理可能にするために当該家屋に
追加される加点座標情報、および、変化前後での家屋間
の親子関係などのつながりをあらわす系統情報、およ
び、所有者などをあらわす属性情報を少なくとも含む履
歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、上記家屋データ
記憶手段に記憶した家屋データおよび上記記憶手段に記
憶した履歴情報に基づいて、指定された日付における1
つ以上の図葉に含まれる家屋図を作成管理する家屋図作
成管理手段を備えたものである。
【0015】また、前記家屋図作成管理手段は、隣接す
る複数の図葉の図郭にまたがる家屋については、それぞ
れの前記家屋データ記憶手段に記憶されている前記座標
データセットに基づいて描画される家屋形状境界線のう
ち、図郭境界線を構成するものについては、作成する家
屋図から消去するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】まず、地図の構成について説明すると、地
図は、図1に示すように図葉単位に描画されて作成さ
れ、図葉単位に管理される。
【0018】また、この図葉の内側に、所定寸法の図郭
が線引きされ、その図郭の内側に、土地区画の地図が描
かれる。また、図郭の形状は、地図の発行者によって適
宜に定義される場合があり、また、図示のような一定の
矩形に限らず、不定の矩形または不定形となる場合もあ
る。
【0019】また、通常、土地区画は、輪郭で囲まれた
一定の広がりを持つ平面形状としてあらわされ、本実施
例では、トポロジー的な形状特性に鑑み、計算機処理の
ために土地区画の形状のタイプとして、土地区画の輪郭
が閉じている形状を持つ図2に示すような閉矩形、土地
区画の輪郭が閉じていない形状を持つ開矩形(線路のよ
うな形状;図示略)、および、複数の土地区画を内包す
るような形状であり、図3に示す内矩形の3つの土地タ
イプ(地図タイプ)を設定する。
【0020】ここで、内矩形について説明すると、図3
は、例えば、道路に囲まれた分譲地のような土地区画で
あり、図4に示すような最外周の境界で定義される土地
区画を「親の土地区画」といい、図5に示すような親の
土地区画の内側に含まれる土地区画を子の土地区画とい
う。また、子の土地区画は、さらに子の土地区画を含む
ことができる。このような入れ子関係は、本実施例で
は、3段階まで定義することができる。またさらに、親
の土地区画および子の土地区画の形状は、閉矩形に限ら
れない。
【0021】また、土地区画は、複数の図郭(図葉)に
またがる場合がある。例えば、図6では、1つの土地区
画が2つの図郭MPaと図郭MPbにまたがっている。
この場合、同一の土地区画について、図郭MPaにおい
ては、点PC1,PC2,PC3,PC4で形状が定義
される土地区画としてあらわされ、また、図郭MPbに
おいては、点PD1,PD2,PD3,PD4で形状が
定義される土地区画としてあらわされる。そして、2つ
の図郭MPa,MPbが結合された時点で、土地区画全
体の形状が得られる。
【0022】また、同一の図郭に、同一の土地区画の形
状が複数あらわれる場合もある。例えば、図7に示すよ
うな道路などの場合である。この場合、同一の道路につ
いての形状が、図郭MPaに1つ、図郭MPbに3つあ
らわれている。また、それぞれの形状は、作図の都合上
1つの土地区画として表現される。
【0023】ここで、通常、土地区画には、識別のため
の物件番号が付与されるが、本実施例では、上述のよう
に、同一の図郭に、同一の土地区画についての複数の分
割された土地区画があらわれる場合に備え、それぞれの
土地区画について、物件番号に拡張番号を連結してなる
管理番号を付与して、おのおのの土地区画を適切に識別
できるようにしている。
【0024】この管理番号は、「[物件番号]+[拡張
番号]」というフォーマットを持つ。図7の場合、対象
としている道路について、例えば、「00001」とい
う物件番号が付与されている場合、図郭MPaには、同
一の道路についての土地区画が1つのみあらわれるの
で、その土地区画については、「00000100
([000001(物件番号)]+[00(拡張番
号)])」という管理番号が付与される。
【0025】また、図郭MPbには、同一の道路につい
ての土地区画が3つあらわれるので、それぞれの土地区
画について、「00000100([000001(物
件番号)]+[00(拡張番号)])」、「00000
101([000001(物件番号)]+[01(拡張
番号)])」、「00000102([000001
(物件番号)]+[02(拡張番号)])」という管理
番号が、おのおの付与される。
【0026】したがって、管理番号を参照するとき、下
位2桁を除いた部分で、それぞれの土地区画の物件番号
を認識し、下位2桁で同一物件番号の異なる土地区画を
認識することができる。
【0027】さて、それぞれの土地区画の形状は、その
形状の頂点の座標により定義される。例えば、図2に示
した閉矩形の土地区画の形状は、点PA1,PA2,P
A3,PA4,PA5,PA6,PA7の7つの点で規
定される。ここで、閉矩形の場合、最初の点PA1と最
後の点PA7は、必ず同じ座標値を取る。
【0028】次に、土地区画の変遷について説明する。
【0029】例えば、図8(a)に示すように、周囲を
道路で囲まれた土地区画が、地番123と地番124の
2つの土地区画に分かれている状態を考える。なお、そ
れぞれの土地区画に付与した数値(物件番号)は、担当
法務局により付与される地番である。また、地番は、例
えば、124−アのように、親番(124)と枝番
(ア)の組み合わせから構成される場合もある。
【0030】ここで、地番124の土地区画の所有者の
事情等により、ある時期で地番124の土地区画が2つ
に分割され、同図(b)に示すように、分割されたそれ
ぞれの土地区画には、124−アと124−イの地番が
新たに付与された。このように、1つの土地区画を2つ
以上の土地区画に分割することを「分筆」という。ま
た、分筆前の土地区画を「分筆元の土地区画」といい、
分筆後の土地区画を「分筆先の土地区画」という。
【0031】また、同図(a)の状態から、地番123
の土地区画と地番124の土地区画が統合され、図9に
示すように1つの土地区画が出来上がり、その新たな土
地区画には、統合前の土地区画の元の地番である123
が付与された。このように、複数の土地区画を1つの土
地区画に統合することを「合筆」という。また、合筆前
の土地区画を「合筆元の土地区画」といい、合筆後の土
地区画を「合筆先の土地区画」という。
【0032】そして、分筆の様子を系統図で表すと、例
えば、図10(a)に示すようなものとなる。この場
合、地番124の土地区画が2つに分筆されて、それぞ
れの分筆先の土地区画には、地番124−アと地番12
4−イが新たに登記上付与され、元の地番124の土地
区画は、登記上消滅した。このように分筆の結果、登記
上消滅した土地区画は、「分筆閉鎖された」という。
【0033】また、分筆の他の例は、例えば、同図
(b)に示すようなものである。この場合、土地区画1
24が2つに分筆されて、一方の分筆先の土地区画には
元の地番124が登記上付与され、他方の分筆先の土地
区画には、地番124−アが新たに登記上付与された。
【0034】また、合筆の様子を系統図で表すと、例え
ば、図11(a)に示すようなものとなる。この場合、
地番123の土地区画と地番124の土地区画が1つに
合筆されて、合筆先の土地区画には、合筆元の一方の土
地区画の地番である123が付与された。また、地番1
24の土地区画は、登記上消滅した。このように合筆の
結果、登記上消滅した土地区画は、「合筆閉鎖された」
という。
【0035】また、合筆の他の例は、例えば、同図
(b)に示すようなものである。この場合、地番123
の土地区画と地番124の土地区画が1つに合筆され
て、合筆先の土地区画には、地番125が新たに付与さ
れた。この場合には、合筆元の2つの地番123の土地
区画と地番124の土地区画は、合筆閉鎖される。
【0036】さらに、分筆と合筆は、任意の組み合わせ
で時系列的に発生し、その例を図12(a),(b)に
示す。
【0037】同図(a)の場合、まず、地番124の土
地区画がある時期に2つに分筆されて、それぞれの分筆
先の土地区画には、地番124−アと地番124−イが
新たに登記上付与され、分筆元の地番124の土地区画
は、分筆閉鎖された。その後、地番124−アの土地区
画と地番124−イの土地区画、および、地番123の
土地区画が合筆され、合筆先の土地区画には1つの合筆
元の土地区画の地番である地番123が登記上付与され
た。この場合には、合筆元の地番のうち地番124−ア
と地番124−イの土地区画は合筆閉鎖される。
【0038】また、同図(b)の場合には、まず、地番
124の土地区画がある時期に2つに分筆されて、それ
ぞれの分筆先の土地区画には、地番124−アと地番1
24−イが新たに登記上付与され、分筆元の地番124
の土地区画は、分筆閉鎖された。その後、地番124−
アの土地区画と地番124−イの土地区画、および、地
番123の土地区画が合筆され、合筆先の土地区画には
地番125が新たに登記上付与された。この場合には、
合筆元の3つの地番124−ア、124−イ、123の
土地区画は合筆閉鎖される。
【0039】このようにして、おのおのの土地区画は、
時系列的に分筆・合筆され、その形状等の態様、およ
び、所有者等の属性が時系列的に変化する。
【0040】以上のように、地図を作成管理する際、最
初に作成した時点での各土地区画の様子に加え、おのお
のの土地区画について、時系列的な変遷の様子を適切に
あらわすことができるようにする必要がある。
【0041】したがって、まず、地図の作成時点での各
土地区画の形状および各属性値をあらわす情報を作成
し、土地区画の形状や属性が変化するたびに、その形状
変化および属性変化をあらわす履歴情報を作成すること
で、適切な地図作成管理システムを実現することができ
る。
【0042】このような地図作成管理システムの装置構
成は、例えば、図13に示すような標準的なワークステ
ーション装置WSを利用して実現することができる。こ
のワークステーション装置WSには、装置機能を実現す
るための本体装置(CPU)、種々の情報を画面表示す
るためのCRT表示装置、種々の情報を入力するための
キーボード装置および画面指示装置などを備える。
【0043】また、このワークステーション装置WSで
は、図14に示すように、現在注目している地図である
注目地図と、この注目地図に隣接する8つの隣接地図の
表示データをワークエリアに展開し、ユーザが表示領域
を移動した場合の表示更新が迅速に行えるようにしてい
る。
【0044】ワークステーション装置WSに表示する表
示領域と、ワークエリアに展開する地図データとの関係
の一例を図15に示す。
【0045】同図において、地図データPLdは、図1
4に示したような注目地図を中心とした9個の地図デー
タを、そのつながりに応じた座標に展開して構成したも
のであり、左上に位置する地図(図14の隣接地図#
1)の左上の点が原点座標として定義されている。
【0046】また、各地図データのX方向のサイズをW
(座標値単位)、Y方向のサイズをH(座標値単位)と
すると、隣接地図#1の各座標(x,y)は、地図デー
タPLd上では(x,y)としてあらわされ、隣接地図
#2の各座標(x,y)は、地図データPLd上では
(W+x,y)としてあらわされ、隣接地図#3の各座
標(x,y)は、地図データPLd上では(2W+x,
y)としてあらわされ、隣接地図#4の各座標(x,
y)は、地図データPLd上では(x,H+y)として
あらわされ、注目地図の各座標(x,y)は、地図デー
タPLd上では(W+x,H+y)としてあらわされ、
隣接地図#5の各座標(x,y)は、地図データPLd
上では(2W+x,H+y)としてあらわされ、隣接地
図#6の各座標(x,y)は、地図データPLd上では
(2H+x,y)としてあらわされ、隣接地図#7の各
座標(x,y)は、地図データPLd上では(2H+
x,W+y)としてあらわされ、隣接地図#8の各座標
(x,y)は、地図データPLd上では(2H+x,2
W+y)としてあらわされる。
【0047】そして、この地図データPLdにおいて、
ワークステーション装置WSの表示領域SLのデータ
は、表示領域SLの原点Os(dif_x,dif_
y)を基準として、表示領域SLのサイズに応じた座標
領域の点を、地図データPLdから抽出して得られる。
【0048】また、ユーザがワークステーション装置W
Sの表示画面上で、例えば、表示領域の移動操作を行う
と、それに伴って原点Osの座標を変位し、その変位後
の座標値が、現在の地図データPLdの境界を超えるよ
うな場合には、地図データPLdを構成する地図を、そ
の変位に応じた態様に変更し、表示領域SLの表示内容
を更新するようにしている。
【0049】図16は、1つの土地区画について作成さ
れる土地区画情報の一例を示している。
【0050】この土地区画情報は、それぞれの土地区画
情報を区別できるようにするためのID(識別情報)、
対応する土地区画に付与される管理番号、この土地区画
情報を作成した日付をあらわす作成日付、対応する土地
区画が登記された日付をあらわす異動日、対応する土地
区画の形状を構成する点の座標を集めてなるベクトルデ
ータと陰線属性情報(後述)からなる座標データセッ
ト、座標データセットに含まれる点の数をあらわす座標
数、対応する土地区画の形状の特性をあらわす地図タイ
プ(閉矩形、開矩形、内矩形の別)、地図タイプが内矩
形の場合の子の土地区画の数を記憶するための子の数、
地図タイプが内矩形の場合に内包される全ての子の管理
番号を記憶した子の管理番号テーブル、登記上必要とな
る情報のうち、地図データを除いた書誌的事項を全て含
むデータであるテキストデータ、および、この土地区画
がいずれの地図図葉に属するかを記憶するための図葉番
号からなる。
【0051】ここで、図6に示したように、複数の図郭
にまたがる土地区画について考えると、それぞれの図郭
における土地区画においては、隣接する土地区画と連結
する部分を構成する線分が、図郭の境界線にあらわれ
る。
【0052】例えば、図郭MPaの土地区画において
は、点PC3と点PC4を結ぶ線分LC4が図郭MPa
の境界線に一致し、また、図郭MPbの土地区画におい
ては、点PD1と点PD2を結ぶ線分LD1が図郭MP
aの境界線に一致する。
【0053】しかしながら、本来、これらの線分LC
4,LD1は、土地区画の形状を構成するものではない
から、地図表示時には表示されてはならない。そこで、
本実施例では、座標データセットに、土地区画の形状を
構成する線分のうち、地図表示時に表示させないものを
陰線属性として追加登録するようにしている。例えば、
図6の場合、図郭MPaの土地区画の4番目の線分LC
4が陰線属性にセットされ、図郭MPbの1番目の線分
LD1が陰線属性にセットされる。
【0054】なお、このように、複数の図郭にまたがる
土地区画の形状は、おのおのの図郭で正確に座標が一致
しないと、図郭の境界部分での座標値が不一致となる場
合がある。そこで、このような場合には、例えば、図6
の場合には、図郭MPaの点PC1と図郭MPbの点P
D4を結ぶ線分を引き、その線分が図郭MPa,MPb
の境界と交わる点を、それぞれ点PC4,PD1として
再設定することで、このような不具合を解消するように
している。
【0055】また、この場合に適用する履歴情報の一例
を図17(a)に示す。この履歴情報は、土地区画の態
様または属性についての何らかの変動があった場合に形
成され、また、ある土地区画の態様の変化により他の複
数の土地区画が影響を受ける場合には、その影響を受け
る土地区画についても形成される。
【0056】その理由について、次に説明する。例え
ば、図8(a)の状態から同図(b)の状態に地番12
4の土地区画が分筆される際、分筆元の地番124の土
地区画にあらたに引かれる境界線が、隣接する地番12
3の土地区画の境界線と交わり、交点P1が新たに形成
される。
【0057】一方、土地区画の形状をあらわす地図デー
タは、その形状の頂点となる点を所定方法で順次配列し
てなるデータであり、したがって、この新たに形成され
た交点P1は、地番123の土地区画の形状を構成する
頂点として新たに追加される。
【0058】ここで、地番123の土地区画自身の形状
は、実は変化していないのであるが、計算機処理する際
の都合上、この交点P1は、地番123の土地区画をあ
らわす座標の点として新たに追加する必要がある。これ
は、このような処置をしないと、地番123の土地区画
が、地番124−アと地番124−イの土地区画と隣接
しているという状態を、計算機処理により認識すること
ができないこととなるためである。
【0059】このような計算機処理による認識は、例え
ば、分筆後の情報と分筆前の情報との単なる差分情報を
作成するだけでは、実現することができない。
【0060】すなわち、例えば、図8(a)の状態か
ら、地番124が分筆され、同図(b)の状態に変化
し、地番124−アと地番124−イが作成される場合
を考える。このとき、分筆されるのは地番124であ
り、地番123は分筆合筆のいずれもされない。
【0061】したがって、同図(a)の状態を基準とし
て、同図(b)の状態の地図データの差分情報を作成す
ると、その差分情報には、地番124についての情報の
みが作成される。すなわち、この場合の差分情報には地
番124を地番124−アと地番124−イに分割する
座標情報が差分情報として作成される。
【0062】一方、同図(b)の状態では、地番123
と地番124−アが隣接していると認識される必要があ
り、かつ、地番123と地番124−イが隣接している
と認識される必要がある。
【0063】そして、このような隣接態様の認識は、地
番124−アと地番124−イの境界座標のうち、地番
123に連絡する点P1の座標が、地番123の地図デ
ータの座標に含まれていなければ、正しく処理されない
のである。
【0064】これは、計算機処理により、地番123の
地図データに含まれる座標データを追跡して、隣接する
土地区画を判断処理する際、隣接する地番124−アと
の接点(すなわち、点P1)、および、地番124−イ
との接点(同じく、点P1)が、地番123の地図デー
タに含まれていなければ、地番123が地番124−ア
と隣接すること、および、地番123が地番124−イ
と隣接することが認識されないためである。
【0065】さらに、地図データは、土地区画の形状を
構成する複数の頂点の座標から構成されるベクトルデー
タであるから、地図作成時、地番123の形状におい
て、点P1の上を通るように見える線分は、計算機処理
上形成されるものであり、そのために、この線分に含ま
れる座標と、点P1の座標が完全に一致するとは限らな
い。
【0066】ここで、この座標の完全一致性は、座標デ
ータを構成するデータ形式(例えば、単精度整数、倍精
度整数、浮動小数点データ、固定小数点データなど)の
全ての桁において完全に一致することが求められるた
め、2点の座標から線分の座標を算出した際の演算誤差
により、点P1の座標が線分の座標に含まれないという
事態を生じ得る。
【0067】そして、点P1の座標が、上記線分に含ま
れる座標に完全に一致しない場合には、地番123の地
図データには、点P1の座標が含まれないこととなるた
め、地番123が地番124−アと隣接すること、およ
び、地番123が地番124−イと隣接することが認識
されない。
【0068】そこで、本実施例では、同図(b)の状況
においては、地番123の地図データに加えて、点P1
の座標を加点座標情報として履歴情報に含めることで、
地番123の地図データには、点P1の座標が含まれる
こととなり、その結果、地番123が地番124−アと
隣接すること、および、地番123が地番124−イと
隣接することが、計算機処理上適切に認識されることと
なるのである。
【0069】この履歴情報は、おのおのの履歴情報を識
別するためのID、対応する土地区画の管理のために付
与される物件番号、分筆・合筆時の親子関係を記憶する
ための親子区別データ、同一の土地区画の態様または属
性の変化に関して関連する複数の履歴情報を識別するた
めのシステム群番号、土地区画の態様または属性の変化
の内容をあらわす処理タイプ、その土地区画の態様また
は属性の変化が生じた日付を西暦で記憶した実行日付
(西暦)、土地区画の態様または属性の変化が生じた日
付を和暦で記憶した実行日付(和暦)、土地区画の変化
の内容が登記された日付を西暦で記憶した異動日、土地
区画の態様または属性の変化により生じた所有者等の表
示の内容をその変化の前後についてあらわす訂正テキス
ト、対応する土地区画が属する地図をあらわす地図名、
対応する土地区画に関する地図データからなる。また、
この履歴情報は、区画レコードという情報単位として扱
われる。
【0070】ここで、親子区別データには、「親」、
「子」、「なし」(分筆・合筆の処理以外の場合)のい
ずれかの内容が配置される。また、処理タイプには、分
筆された土地区画をあらわす「分筆」、合筆された土地
区画をあらわす「合筆」、登記上の地目が変更された土
地区画をあらわす「登記地目変更」、現況としての地目
が変更された土地区画をあらわす「現況地目変更」、土
地所有者が移転した土地区画をあらわす「所有権移
転」、登記上の地積(面積)が訂正された土地区画をあ
らわす「登記地積更生」、現況としての土地区画の地積
が訂正された土地区画をあらわす「現況地積更生」、地
図データが訂正された土地区画をあらわす「地図訂
正」、所有者の氏名や住所などの表示が訂正された土地
区画をあらわす「表示訂正」、分筆等により座標が変化
した土地区画をあらわす「加点区画」、分筆閉鎖した土
地区画をあらわす「分筆閉鎖」、合筆閉鎖した土地区画
をあらわす「合筆閉鎖」、および、単独で閉鎖された土
地区画をあらわす「単独閉鎖」などのいずれかの内容が
配置される。
【0071】また、訂正テキストは、登記上必要となる
情報のうち、地図データを除いた書誌的事項を全て含
む。例えば、変更前についての所有者の氏名および住
所、地積、地目、土地区画に付与されている住所(大
字、小字、および、地番を含む。)および、物件番号な
どの各種項目と、それらの項目の変更後の内容が配置さ
れる。
【0072】また、地図データは、土地区画の態様の変
化の前後のデータを保存する領域が確保されており、そ
れぞれ次のように使用される。
【0073】すなわち、分筆された土地区画であり、か
つ、分筆先の親になる場合には、地図データとしては、
図17(b)に示すように、分筆前の土地区画形状をあ
らわす分筆前地図データと、分筆後の土地区画形状をあ
らわす分筆後地図データが配置される。また、分筆され
た土地区画であり、かつ、分筆先の親でない場合(すな
わち、分筆先の子の場合)には、地図データとしては、
同図(c)に示すように、分筆後の土地区画形状をあら
わす分筆後地図データのみが配置される。なお、合筆の
場合にも同様の地図データが配置される。
【0074】また、「分筆閉鎖」、「合筆閉鎖」、「単
独閉鎖」された土地区画の場合には、同図(d)に示す
ように閉鎖前の土地区画形状をあらわす閉鎖前地図デー
タのみが配置される。
【0075】また、「加点区画」の土地区画の場合に
は、同図(e)に示すように、加点前の土地形状をあら
わす加点前地図データと、加点後の土地形状をあらわす
加点後地図データが配置される。
【0076】そして、ワークステーション装置WSに
は、この履歴情報が、生成順に順次保存される。
【0077】以上の構成で、地図データを作成するとき
の処理の一例を図18に示す。
【0078】まず、ユーザは、地図を図葉単位にスキャ
ナ(図示略)を用いて読み込み(処理101)、その読
み込んで得た画像データをワークステーション装置WS
に表示させながら、図郭の座標を入力する(処理10
2)。
【0079】次いで、ユーザは、ワークステーション装
置WSの表示内容を見ながら、各土地区画について、形
状を構成する点をプロットし、各土地区画の座標を入力
する(処理103)。
【0080】次に、スキャナ読み込み時の地図の曲がり
や、歪みなどに基づく、座標の誤差を修正する(処理1
04)。これは、例えば、図郭の座標値を修正するとと
もに、向きを修正(回転)すると、それに連動して、全
ての土地区画の座標値を修正することで実現される。
【0081】そして、各土地区画について必要な地番や
テキストデータを入力する(処理105,106)。地
番入力時には、物件番号だけではなく、上述した管理番
号を生成して入力する。
【0082】次いで、大字、小字などの境界線を描く
(処理107)。この境界線のデータは、表示している
地図にオーバーレイする異なるレイヤのデータとして、
単独に処理され、ファイルされる。
【0083】同様に、種々の注記を入力する(処理10
8)。また、この注記の内容は、表示している地図およ
び境界線にオーバーレイするさらに異なるレイヤのデー
タとして、単独に処理され、ファイルされる。
【0084】以上のようにして、必要な情報の入力を終
了すると、各データファイルを保存して(処理10
9)、この地図データ作成処理を終了する。
【0085】次に、土地区画の履歴処理について説明す
る。
【0086】この履歴処理では、ワークステーション装
置WSは、図19に示すように、まず、指定された地図
を表示し(処理201)、その表示中の地図に対してい
ずれかの作業が選択されるまで待つ(判断202のNO
ループ)。
【0087】いずれかの作業が選択されて、判断202
の結果がYESになると、その選択された作業が、画面
操作(画面スクロール、拡大、縮小等)であるか、分筆
処理であるか、合筆処理であるか、あるいは、それ以外
の処理であるかを判定する(判断203,204,20
5)。いずれでもない場合で、判断205の結果がNO
になるときには、そのときに指定された作業に対応した
処理を実行する(処理206)。
【0088】選択された作業が画面操作であり、判断2
03の結果がYESになるときには、指定された画面操
作処理を実行し(処理207)、ユーザが指定した画面
操作に対応した内容に表示画面を更新する。
【0089】また、選択された作業が分筆処理であり、
判断204の結果がYESになるときには、指定された
土地区画について、分割する境界線を記入させ、その記
入された境界線で複数に分割する分筆処理を実行する
(処理208)。
【0090】また、選択された作業が合筆処理であり、
判断205の結果がYESになるときには、指定された
複数の土地区画を統合する合筆処理を実行する(処理2
09)。
【0091】分筆処理の一例を図20に示す。
【0092】まず、その時点でのシステム群番号の最大
値を得て、その最大値に1を加えた値を、この分筆処理
におけるシステム群番号として設定し(処理301)、
そのときに指定された土地区画について、上述した履歴
情報の分筆元区画レコードを作成する(処理302)。
【0093】次いで、境界線により分割された2つの分
筆先の土地区画について、分筆先区画レコードを作成す
る(処理303)。そして、そのときの分筆作業により
影響を受ける他の土地区画について、区画レコードを作
成する(処理304)。
【0094】分筆元区画レコードの作成処理(処理30
2)の一例を図21に示す。
【0095】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理401)、分筆元の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理40
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」をあ
らわすデータをセットし(処理403)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理404)。
【0096】ここで、分筆元が残る場合であるかどうか
を調べる(判断405)。分筆元の土地区画に付与され
ていた物件番号が分筆先の土地区画に付与され、分筆元
が残る場合で、判断405の結果がYESになるときに
は、区画レコードの「処理タイプ」に「分筆」をあらわ
す値をセットし(処理406)、区画レコードの「実行
日付(西暦)」と「実行日付(和暦)」にそれぞれ分筆
発生日付の西暦表示値と和暦表示値をセットする(処理
407)。また、「異動日」には、その分筆が登記され
た日付をセットする。
【0097】次いで、区画レコードの地図データとし
て、分筆前の土地区画形状をあらわす分筆前地図データ
と、分筆後の土地区画形状をあらわす分筆後地図データ
をセットして(処理408)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理409)、この分筆
処理を終了する。
【0098】また、分筆元の土地区画に付与されていた
物件番号が閉鎖される場合で、判断405の結果がNO
になるときには、区画レコードの「処理タイプ」に「分
筆閉鎖」をあらわす値をセットし(処理410)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ分筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理411)。また、「異動日」に
は、その分筆が登記された日付をセットする。
【0099】次いで、区画レコードの地図データとし
て、閉鎖前の土地区画形状をあらわす分筆前地図データ
をセットして(処理412)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理413)、この分筆
処理を終了する。
【0100】分筆先区画レコードの作成処理(処理30
3)の一例を図22に示す。なお、この処理は、分筆先
として生成される土地区画の全てについて実行される。
【0101】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理501)、分筆先の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理50
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「子」をあ
らわすデータをセットし(処理503)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理504)。
【0102】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「分筆」をあらわす値をセットし(処理505)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ分筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットし(処理506)、また、「異動日」には、
その分筆が登記された日付をセットし、区画レコードの
地図データとして、分筆後の土地区画形状をあらわす分
筆後地図データをセットして(処理507)、区画レコ
ードを完成し、その区画レコードを保存して(処理50
8)、この分筆処理を終了する。
【0103】分筆により影響を受ける土地の区画レコー
ド作成処理(処理304)の一例を図23に示す。な
お、この処理は、分筆により影響を受ける全ての土地区
画について、それぞれ実行される。
【0104】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理601)、その土地区画の物
件番号を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理
602)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」
をあらわすデータをセットし(処理603)、区画レコ
ードの「システム群番号」に生成したシステム群番号の
値をセットする(処理604)。
【0105】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「加点区画」をあらわす値をセットし(処理605)、
区画レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ分筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理506)。また、「異動日」に
は、その分筆が登記された日付をセットする。
【0106】次に、区画レコードの地図データとして、
分筆前の土地区画形状をあらわす分筆前地図データと、
分筆後の土地区画形状をあらわす分筆後地図データをセ
ットして(処理607)、区画レコードを完成し、その
区画レコードを保存して(処理608)、この分筆処理
を終了する。
【0107】合筆処理の一例を図24に示す。
【0108】まず、その時点でのシステム群番号の最大
値を得て、その最大値に1を加えた値を、この合筆処理
におけるシステム群番号として設定し(処理701)、
そのときに合筆処理の対象として指定された複数の土地
区画について、上述した履歴情報の合筆元区画レコード
を作成する(処理702)。
【0109】次いで、合筆先の土地区画について、合筆
先区画レコードを作成する(処理703)。そして、そ
のときの合筆作業により影響を受ける他の土地区画につ
いて、区画レコードを作成する(処理704)。
【0110】合筆元区画レコードの作成処理(処理70
2)の一例を図25に示す。なお、この処理は、分筆元
として指定された複数の土地区画の全てについて実行さ
れる。
【0111】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理801)、合筆元の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理80
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」をあ
らわすデータをセットし(処理803)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理804)。
【0112】ここで、合筆元が残る場合であるかどうか
を調べる(判断805)。合筆元の土地区画に付与され
ていた物件番号が合筆先の土地区画に付与され、合筆元
が残る場合で、判断805の結果がYESになるときに
は、区画レコードの「処理タイプ」に「合筆」をあらわ
す値をセットし(処理806)、区画レコードの「実行
日付(西暦)」と「実行日付(和暦)」にそれぞれ合筆
発生日付の西暦表示値と和暦表示値をセットする(処理
807)。また、「異動日」には、その合筆が登記され
た日付をセットする。
【0113】次いで、区画レコードの地図データとし
て、合筆前の土地区画形状をあらわす合筆前地図データ
と、合筆後の土地区画形状をあらわす合筆後地図データ
をセットして(処理808)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理809)、この合筆
処理を終了する。
【0114】また、合筆元の土地区画に付与されていた
物件番号が閉鎖される場合で、判断805の結果がNO
になるときには、区画レコードの「処理タイプ」に「合
筆閉鎖」をあらわす値をセットし(処理810)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ合筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理811)。また、「異動日」に
は、その合筆が登記された日付をセットする。
【0115】次いで、区画レコードの地図データとし
て、閉鎖前の土地区画形状をあらわす合筆前地図データ
をセットして(処理812)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理813)、この合筆
処理を終了する。
【0116】合筆先区画レコードの作成処理(処理70
3)の一例を図26に示す。
【0117】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理901)、合筆先の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理90
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「子」をあ
らわすデータをセットし(処理903)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理804)。
【0118】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「合筆」をあらわす値をセットし(処理905)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ合筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットし(処理906)、また、「異動日」には、
その合筆が登記された日付をセットし、区画レコードの
地図データとして、合筆後の土地区画形状をあらわす合
筆後地図データをセットして(処理907)、区画レコ
ードを完成し、その区画レコードを保存して(処理90
8)、この合筆処理を終了する。
【0119】合筆により影響を受ける土地の区画レコー
ド作成処理(処理304)の一例を図27に示す。な
お、この処理は、合筆により影響を受ける全ての土地区
画について、それぞれ実行される。
【0120】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理1001)、その土地区画の
物件番号を区画レコードの「物件番号」にセットし(処
理1002)、区画レコードの「親子区別データ」に
「親」をあらわすデータをセットし(処理1003)、
区画レコードの「システム群番号」に生成したシステム
群番号の値をセットする(処理1004)。
【0121】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「加点区画」をあらわす値をセットし(処理100
5)、区画レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日
付(和暦)」にそれぞれ合筆発生日付の西暦表示値と和
暦表示値をセットする(処理1006)。また、「異動
日」には、その合筆が登記された日付をセットする。
【0122】次に、区画レコードの地図データとして、
合筆前の土地区画形状をあらわす合筆前地図データと、
合筆後の土地区画形状をあらわす合筆後地図データをセ
ットして(処理1007)、区画レコードを完成し、そ
の区画レコードを保存して(処理1008)、この合筆
処理を終了する。
【0123】このようにして、分筆作業および合筆作業
により、それぞれの対象となった土地区画について、履
歴情報を作成して保存するので、行政地図の改訂に必要
な全ての情報を保持することとなる。
【0124】そして、ワークステーション装置WSで
は、過去の地図を作成して表示する機能も備えており、
そのときの処理の概略例を図28に示す。
【0125】まず、ユーザに対して表示日付を入力させ
(処理1101)、そのときの表示中の地図に含まれる
全土地区画について、入力された表示日付よりも前で最
も近い日付の異動日を持つ区画レコードを全て読み出す
(処理1102)。
【0126】そして、それらの区画レコードに含まれる
地図データに基づき、表示情報を作成し(処理110
3)、その表示情報の内容を表示する(処理110
4)。また、上述したような陰線属性が設定された線分
は、表示しない。
【0127】以上説明したように、本実施例では、地図
データの履歴情報を作成して保存し、それらの履歴情報
に基づいて、指定された日付の地図データを作成するよ
うにしているので、改訂の度に地図データを作成し、保
管する場合に比べて、システムにデータ容量を大幅に削
減することができ、したがって、100年単位で地図を
作成管理するシステムを実現することができる。
【0128】例えば、ある市で保存する地図の図葉枚数
を100枚とし、1枚の図葉データ量は1000筆分で
平均2MBとし、平均して1日に20筆分、10枚の図
葉で変化が生じると仮定した場合、1年間分のデータを
保存する際に必要なデータ量は、約7.1GB(=36
5x10x2MB)となり、100年間分では約713
GBとなり、法務局が管理対象とするデータ量として
は、非現実的なほど大きくなる。
【0129】一方、本実施例の場合に、同様の条件で地
図データを作成した場合、1件分の履歴情報のデータ量
を8KBとすると、1年間分のデータを保存する際に必
要なデータ量は、約60MB(=365x20x8K
B)となり、100年間分では約5.7GBとなり、小
さな規模の法務局でも十分に取り扱うことのできるデー
タ量となる。
【0130】したがって、本実施例を適用した地図作成
管理システムでは、100年単位の地図管理を実現する
ことが可能となり、各市町村長などが行う課税作業に要
する手間を大幅に削減することができる。
【0131】また、過去の分筆・合筆の履歴情報を保存
し、その履歴情報に基づいて、指定された日付の地図を
生成表示することができるので、例えば、住民から確認
請求があったときの請求日における地図を迅速に表示で
き、市町村長のサービス性が大幅に向上するとともに、
そのためのコストを大幅に削減することができることと
なる。
【0132】ところで、行政地図には、土地区画以外に
家屋についても作成され、家屋についての課税金額を算
出する際に参照されているが、このような家屋について
の行政地図に対しても、本発明を同様にして適用するこ
とができる。ただし、家屋については、おのおのの家屋
は、その構成が変更されると、別個の物件として扱われ
る場合が多いので、土地区画のような親子関係のデータ
を省略することができる場合もある。
【0133】また、地図には、上述した行政地図以外に
も、例えば、道路地図、住宅地図、地形図、地勢図、い
わゆるコンタ図(等高線が記入されている地図)、海
図、航空地図などが含まれるが、このような各種地図に
ついても、本発明を同様にして適用することができる。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
地図データの履歴情報を作成して保存し、それらの履歴
情報に基づいて、指定された日付の地図データを作成す
るようにしているので、改訂の度に地図データを作成
し、保管する場合に比べて、システムに必要なデータ容
量を大幅に削減することができ、その結果、100年単
位で地図を作成管理するシステムを実現することができ
るという効果を得る。
【0135】また、過去の分筆・合筆の履歴情報を保存
し、その履歴情報に基づいて、指定された日付の地図を
生成表示することができるので、例えば、住民から確認
請求があったときの請求日における地図を迅速に表示で
き、市町村長のサービス性が大幅に向上するとともに、
そのためのコストを大幅に削減することができるという
効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】地図の構成を説明するための概略図。
【図2】閉矩形の一例を示す概略図。
【図3】内矩形の一例を示す概略図。
【図4】内矩形の一例を説明するための概略図。
【図5】内矩形の一例を説明するための概略図(続
き)。
【図6】土地区画が複数の図郭(図葉)にまたがる場合
の一例を示した概略図。
【図7】同一の図郭に、同一の土地区画の形状が複数あ
らわれる場合の一例を示した概略図。
【図8】土地区画の分筆の一例を説明するための概略地
図。
【図9】土地区画の合筆の一例を説明するための概略地
図。
【図10】分筆の態様を示す系統図。
【図11】合筆の態様を示す系統図。
【図12】分筆・合筆の組み合わせの態様を示す系統
図。
【図13】ワークステーション装置WSの一例を示す概
略図。
【図14】ワークステーション装置が内部的に保持する
地図データを説明するための概略図。
【図15】ワークステーション装置WSに表示する表示
領域と、ワークエリアに展開する地図データとの関係の
一例を示した概略図。
【図16】1つの土地区画について作成される土地区画
情報の一例を示した概略図。
【図17】履歴情報の一例を示した概略図。
【図18】地図データを作成するときの処理の一例を示
したフローチャート。
【図19】土地区画の履歴処理の一例を示したフローチ
ャート。
【図20】分筆処理の一例を示したフローチャート。
【図21】分筆元区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図22】分筆先区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図23】分筆により影響を受ける土地の区画レコード
作成処理の一例を示したフローチャート。
【図24】合筆処理の一例を示したフローチャート。
【図25】合筆元区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図26】合筆先区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図27】合筆により影響を受ける土地の区画レコード
作成処理の一例を示したフローチャート。
【図28】過去の地図を作成して表示する処理の一例を
示したフローチャート。
【符号の説明】
WS ワークステーション装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 CSDB(日本国特許庁)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図の図葉の図郭に含まれる1つ以上の
    土地区画のそれぞれについて、その土地区画を識別する
    ための管理番号、および、その土地区画形状をあらわす
    数値化された座標データセット、および、その土地区画
    形状のトポロジー形状特性をあらわす地図タイプ、およ
    び、その土地区画の所有者などの所定の属性を記憶する
    ためのテキストデータ、および、その土地区画が属する
    図葉をあらわす図葉識別情報、および、その土地区画が
    登記された日付をあらわす第1の異動日情報を少なくと
    も含む土地区画データを記憶する土地区画データ記憶手
    段と、 上記土地区画の変化の登記された日付をあらわす第2の
    異動日情報、および、その土地区画の形状の変化前と変
    化後の地図データ情報、および、当該土地区画の隣接土
    地区画の変化に伴い、その隣接土地区画と当該土地区画
    の隣接関係を処理可能にするために当該土地区画に追加
    される加点座標情報、および、変化前後での土地区画間
    の親子関係などのつながりをあらわす系統情報、およ
    び、所有者などをあらわす属性情報を少なくとも含む履
    歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、 上記土地区画データ記憶手段に記憶した土地区画データ
    および上記記憶手段に記憶した履歴情報に基づいて、指
    定された日付における1つ以上の図葉に含まれる地図を
    作成管理する地図作成管理手段を備えたことを特徴とす
    る地図作成管理システム。
  2. 【請求項2】 前記地図作成管理手段は、隣接する複数
    の図葉の図郭にまたがる土地区画については、それぞれ
    の前記土地区画データ記憶手段に記憶されている前記座
    標データセットに基づいて描画される土地区画形状境界
    線のうち、図郭境界線を構成するものについては、作成
    する地図から消去することを特徴とする請求項1記載の
    地図作成管理システム。
  3. 【請求項3】 家屋図の図葉の図郭に含まれる1つ以上
    の家屋のそれぞれについて、その家屋を識別するための
    管理番号、および、その家屋形状をあらわす数値化され
    た座標データセット、および、その家屋形状のトポロジ
    ー形状特性をあらわす家屋図タイプ、および、その家屋
    の所有者などの所定の属性を記憶するためのテキストデ
    ータ、および、その家屋が属する図葉をあらわす図葉識
    別情報、および、その家屋が登記された日付をあらわす
    第1の異動日情報を少なくとも含む家屋データを記憶す
    る家屋データ記憶手段と、 上記家屋の変化の登記された日付をあらわす第2の異動
    日情報、および、その家屋の形状の変化前と変化後の家
    屋図データ情報、および、当該家屋の隣接家屋の変化に
    伴い、その隣接家屋と当該家屋の隣接関係を処理可能に
    するために当該家屋に追加される加点座標情報、およ
    び、変化前後での家屋間の親子関係などのつながりをあ
    らわす系統情報、および、所有者などをあらわす属性情
    報を少なくとも含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手
    段と、 上記家屋データ記憶手段に記憶した家屋データおよび上
    記記憶手段に記憶した履歴情報に基づいて、指定された
    日付における1つ以上の図葉に含まれる家屋図を作成管
    理する家屋図作成管理手段を備えたことを特徴とする家
    屋図作成管理システム。
  4. 【請求項4】 前記家屋図作成管理手段は、隣接する複
    数の図葉の図郭にまたがる家屋については、それぞれの
    前記家屋データ記憶手段に記憶されている前記座標デー
    タセットに基づいて描画される家屋形状境界線のうち、
    図郭境界線を構成するものについては、作成する家屋図
    から消去することを特徴とする請求項3記載の家屋図作
    成管理システム。
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