JP3391105B2 - 投影型表示装置 - Google Patents

投影型表示装置

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JP3391105B2 JP20817194A JP20817194A JP3391105B2 JP 3391105 B2 JP3391105 B2 JP 3391105B2 JP 20817194 A JP20817194 A JP 20817194A JP 20817194 A JP20817194 A JP 20817194A JP 3391105 B2 JP3391105 B2 JP 3391105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投影型表示装置に係
り、詳細には、フォーカス調整の容易な投影型表示装置
に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、例えば、家庭用テレビジョン受像
機(以下、単にTV装置という)等の表示装置において
は、表示内容により臨場感を持たせるために高精細化・
大画面化の傾向にあり、特に、大画面化の要求に応える
ため、直視型CRT(CathodeRay Tube)に代わり、小
型CRTや液晶を利用したライトバルブを用いて、表示
画像をスクリーンに投影する、いわゆる、投影型表示装
置(以下、プロジェクション装置という)が普及してい
る。
【0003】プロジェクション装置には、投影形態によ
って、前面投写型プロジェクション装置と、背面投写型
プロジェクション装置とがあり、一般に、前面投写型プ
ロジェクション装置は、スクリーンサイズに自由度が高
いため、背面投写型プロジェクション装置と比較して大
画面化が容易で、一方、背面投写型プロジェクション装
置は、従来の直視型TV装置とほぼ同様な構成となって
いるため、前面投写型プロジェクション装置と比較して
扱いが容易であるという利点がある。
【0004】
【従来の技術】従来、前面投写型プロジェクション装置
は、例えば、50インチから120インチ程度のサイズ
を有する反射型ビーズスクリーン等に対し、光学系より
照射される画像光を前面方向に投影することにより画像
表示を行う表示装置であり、一方、背面投写型プロジェ
クション装置は、例えば、例えば、40インチから60
インチ程度のフレネルレンズ等により構成される透過型
平面スクリーン等に対し、光学系より照射される画像光
を背面方向から投影することにより画像表示を行う表示
装置である。
【0005】この場合、前面投写型プロジェクション装
置は、装置外部に設置されたスクリーンに画像を投影す
るため、光学系(投影レンズ)とスクリーンとの距離を
任意に設定でき、一般に、背面投写型プロジェクション
装置よりも大きなスクリーンサイズを得ることができ
る。
【0006】一方、背面投写型プロジェクション装置
は、内部スクリーンに画像を投影するため、光学系とス
クリーンとの距離が予め所定距離に決定され、フォーカ
スは基本的に固定されているため、一般に、フォーカス
調整が不要である。
【0007】また、前述の前面投写型プロジェクション
装置にあっても、使用時にはいつも同じサイズの投影ス
クリーンに同じ距離で投影する場合、前回使用時からフ
ォーカス位置をずらさない限り、フォーカス調整は不要
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前面投写型プロジェクション装置にあっては、異なるサ
イズのスクリーンに対して選択的に投写表示が可能であ
り、スクリーンサイズを大きくすることが容易である反
面、この場合、光学系(投影レンズ)とスクリーンとの
距離が任意距離、すなわち、距離が定まらないため、設
置する毎にフォーカス調整が必要となり、フォーカス調
整が面倒であるという問題点があった。
【0009】特に、前面投写型プロジェクション装置で
は、その特性上、周囲が明るいと、スクリーンに投影す
る画像が見づらくなることから投影位置の変更が比較的
頻繁に行われるため、フォーカス調整が面倒であると利
用に際して不便である。
【0010】また、従来の背面投写型プロジェクション
装置にあっては、前面投写型プロジェクション装置と比
較して画面が明るく、フォーカス調整が容易である反
面、画面サイズを変更することはできず、スクリーンサ
イズに制約があるため、予め設定されたスクリーンサイ
ズ、すなわち、装置本体サイズを越える表示画面サイズ
を得ることが原理的に不可能であり、装置本体サイズを
越える大画面化が難しいという問題点があった。
【0011】したがって、前面投写型プロジェクション
装置と背面投写型プロジェクション装置とは、それぞれ
が持つ利点により、画面サイズを優先するユーザは前面
投写型プロジェクション装置を、画面サイズよりも操作
性を優先するユーザは背面投写型プロジェクション装置
を、というように棲み分けがなされていた。
【0012】
【目的】本発明は、背面投写型としても前面投写型とし
ても利用でき、前面投写型として利用する場合、フォー
カス調整の容易な投影型表示装置を提供することを課題
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筐体内に、表示すべき画像を形成する画像形成手段と、
該画像形成手段により形成された画像を拡大投影する画
像投影手段と、該画像投影手段により投影された画像を
結像する内部スクリーンと、を備え、前記内部スクリー
ンは前記画像投影手段の投影経路外へ移動自在に設けら
れ、当該内部スクリーンが投影経路外に位置する場合、
前記画像投影手段により形成された画像を外部スクリー
ンに対して投影する投影型表示装置であって、前記内部
スクリーンに対するフォーカス調整位置を第一フォーカ
ス情報として記憶するとともに、前記外部スクリーンに
対する最終的なフォーカス調整位置を第二フォーカス情
報として記憶する記憶手段と、前記内部スクリーンの移
動位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段に
より、前記内部スクリーンが投影経路に位置する場合、
前記記憶手段に記憶された第一フォーカス情報に基づい
て前記画像投影手段のフォーカス位置を制御し、前記内
部スクリーンが投影経路外に位置する場合、前記記憶手
段に記憶された第二フォーカス情報に基づいて前記画像
投影手段のフォーカス位置を制御する制御手段と、を有
することを特徴としている。
【0014】そして、この場合、請求項1に記載する発
明に加えて、請求項2記載の発明のように、前記画像形
成手段は、画像データを表示する液晶表示パネルと、該
液晶表示パネルに光を照射する光源とを有し、前記画像
投影手段は、前記液晶表示パネルを透過する画像光を投
影する投影レンズと、該投影レンズによるフォーカス位
置を調整するレンズ駆動部とを有することが有効であ
る。
【0015】また、この場合、請求項2に記載する発明
に加えて、請求項3記載の発明のように、操作指示情報
を入力する入力部を設け、前記外部スクリーンに投影画
像を表示する場合、前記入力部に所望の画面サイズを入
力すると、前記外部スクリーンに前記投影レンズから該
外部スクリーンの設置位置までに必要な距離を表示する
ことが好ましい。
【0016】さらに、請求項2または3に記載する発明
に加えて、請求項4記載の発明のように、前記外部スク
リーンに投影画像を表示する場合、前記レンズ駆動部に
よって手動または自動的にフォーカス調整を行うことが
有効である。
【0017】そして、請求項2に記載する発明に加え
て、請求項5記載の発明のように、前記液晶表示パネル
は、TFTアクティブマトリクス型の液晶ライトバルブ
により構成することが有効である。
【0018】また、請求項2に記載する発明に加えて、
請求項6記載の発明のように、前記液晶表示パネルは、
高分子分散型液晶を用いた液晶ライトバルブにより構成
することが有効である。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明によれば、位置検出手段に
よって内部スクリーンが投影経路に位置すると検出され
た場合、制御手段により内部スクリーンに対するフォー
カス調整位置である第一フォーカス情報に基づいて画像
投影手段のフォーカス位置が制御され、一方、内部スク
リーンが投影経路外に位置すると検出された場合、制御
手段により外部スクリーンに対する最終フォーカス調整
位置である第二フォーカス情報に基づいて画像投影手段
のフォーカス位置が制御される。
【0020】これによって、背面投写型としても前面投
写型としても利用可能で、前面投写型として利用する場
合、フォーカス調整の容易な投影型表示装置が得られ
る。
【0021】そして、この場合、請求項2記載の発明に
よれば、液晶表示パネルと光源とが画像形成手段に備え
られるとともに、投影レンズとレンズ駆動部とが画像投
影手段に備えられ、液晶表示パネルに形成された画像が
投影レンズにより拡大投影される。
【0022】これによって、前述の請求項1記載の発明
に加えて、外部スクリーンに投影する場合、容易に大画
面表示が可能となる。
【0023】また、この場合、請求項3記載の発明によ
れば、外部スクリーンに投影表示がなされる場合に、入
力部より入力された所望の画面サイズに基づいて外部ス
クリーン上に投影レンズから外部スクリーンまでの必要
な距離が表示され、前述の請求項2記載の発明に加え
て、投影側または外部スクリーン側の設置が容易にな
る。
【0024】さらに、この場合、請求項4記載の発明に
よれば、入力部に投影画面サイズが入力されると、入力
された画面サイズに基づいてレンズ駆動部により投影レ
ンズが駆動されるとともに、自動的にフォーカス調整が
行われ、前述の請求項2または3記載の発明に加えて、
フォーカス調整の手間が不要となる。
【0025】そして、請求項5記載の発明によれば、液
晶表示パネルとしてTFTアクティブマトリクス型の液
晶ライトバルブが用いられ、前述の請求項2に記載の発
明に加えて、高速応答性に優れた表示が行われる。
【0026】また、請求項6記載の発明によれば、液晶
表示パネルとして高分子分散型液晶を用いた液晶ライト
バルブが用いられ、前述の請求項2に記載の発明に加え
て、背面投写型プロジェクション装置にあって明るい表
示が行われる。
【0027】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して実施例を説明す
る。
【0028】図1〜図9は本発明に係る投影型表示装置
の一実施例を示す図である。
【0029】まず、構成を説明する。
【0030】図1は、本実施例の投影型表示装置1の要
部構成を示すブロック図である。
【0031】図1において、投影型表示装置1は、制御
手段2、画像形成手段3、画像投影手段4、内部スクリ
ーン5、外部スクリーン6、位置検出手段である位置検
出センサ7、入力部8、リモコン9、リモコン受信部1
0から構成されている。なお、図1中、3aはテレビチ
ューナユニットである。
【0032】本実施例の投影型表示装置1は、装置本体
に対角10インチの内部スクリーン5を備える、投影画
面サイズ10インチの背面投写型プロジェクション装置
であり、装置本体に内蔵された内部スクリーン5をスラ
イド移動(図1中、5’)させることにより、外部に設
置された透過型または反射型の外部スクリーン6に10
インチから最大60インチまでの間での任意サイズの投
影画像を投影でき、外部スクリーン6として反射型スク
リーンを利用するときのために投影画像の左右反転機能
を備えている。
【0033】制御手段2は、CPU(Central Processi
ng Unit )21、ROM(Read Only Memory)22、R
AM(Random Access Memory)23から構成され、投影
型表示装置1の表示に関する各種制御を行うものであ
る。
【0034】CPU21は、入力部8またはリモコン受
信部10から入力される入力信号に基づいて、ROM2
2内に格納される各種プログラムを実行するとともに、
後述するチューニング制御を含む投影型表示装置1内の
各ブロックを制御するための各種制御信号を各ブロック
に対して出力するものである。
【0035】ROM22は、EEPROM(Erasable P
rogrammable Read Only Memory)等により構成され、投
影型表示装置1内で利用されるプログラムやデータ等を
格納する半導体メモリである。
【0036】RAM23は、DRAM(Dynamic Random
Access Memory)等により構成され、CPU21のプロ
グラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等を格
納したり、作業領域として利用される半導体メモリであ
る。
【0037】図2は、画像形成手段3及びテレビチュー
ナユニット3aの要部構成を示すブロック図であり、図
3は、本実施例における投影型表示装置1の光学系を示
す要部断面図である。
【0038】本実施例における投影型表示装置1の光学
系は、特に、画像形成手段3の液晶表示パネル31及び
光源32と、画像投影手段4の投影レンズ24とから構
成されている。
【0039】画像形成手段3は、液晶表示パネル31、
光源32、切替回路33、コモンドライバ34、セグメ
ントドライバ35から構成され、切替回路33から選択
的に入力される画像データを、内部スクリーン5または
外部スクリーン6に表示すべき画像として液晶表示パネ
ル31上に形成するものである。
【0040】液晶表示パネル31は、図3に示すよう
に、両面に偏光板31a,31bを有するTFT(Thin
Film Transistor)によるアクティブマトリクス型のカ
ラーLCD(Liquid Crystal Display)パネルから構成
される液晶ライトバルブからなり、光源32は、液晶ラ
イトバルブに対して光を照射するメタルハライドランプ
から構成されている。
【0041】なお、使用する液晶ライトバルブには、T
FT型のカラーLCDの他にも、例えば、STN(Supe
r Twisted Nematic )型のカラーLCDを用いてもよ
く、この場合は、使用する液晶ライトバルブに適した駆
動回路を合わせて用いる必要がある。
【0042】切替回路33は、CPU21からの制御信
号に基づいてセグメントドライバ35に入力する画像デ
ータを切り替えるものである。
【0043】コモンドライバ34は、液晶表示パネル3
1の走査側電極(コモン電極)を駆動する駆動回路であ
り、セグメントドライバ35は、液晶表示パネル31の
データ側走査側電極(セグメント電極)を駆動する駆動
回路である。
【0044】テレビチューナユニット3aは、アンテナ
41、チューナ回路42、テレビリニア回路43、音声
回路44、スピーカ45、クロマ回路46、同期分離回
路47、タイミング制御回路48から構成され、画像形
成手段3によって形成される画像としてテレビ送受信画
像を画像形成手段3に対して出力するものである。
【0045】以下、テレビチューナユニット3aによる
受信画像が画像形成手段3の液晶表示パネル31に表示
されるまでの過程を詳しく説明する。
【0046】まず、アンテナ41により受信したテレビ
放送電波は、チューナ回路42に供給される。
【0047】チューナ回路42では、チューニング制御
を行うCPU21からのチューニング信号に応じて指定
の放送チャネルが選択され、受信信号が中間周波信号に
変換される。そして、チューナ回路42から出力される
中間周波信号は、テレビリニア回路43へ送られる。
【0048】テレビリニア回路43は、図示しない、中
間周波増幅回路、映像検波回路、映像増幅回路、AFT
検波回路等の各回路により構成されており、中間周波増
幅回路によってチューナ回路42から入力される中間周
波信号が増幅されるとともに、映像検波回路によって中
間周波信号が検波出力され、この映像検波回路の出力信
号の中から取り出された音声信号が音声回路44に出力
される。
【0049】音声回路44は、図示しない、音声検波回
路及び音声増幅回路からなり、音声検波回路によってテ
レビリニア回路43から出力される音声信号が音声検波
されて低周波信号に変換されるとともに、音声増幅回路
によって音声増幅された低周波信号がスピーカ45に出
力される。
【0050】また、テレビリニア回路43における映像
検波回路による検波出力信号は、映像増幅回路により増
幅された後、クロマ回路46及び同期分離回路47に出
力される。
【0051】クロマ回路46では、テレビリニア回路4
3から出力される映像信号に基づいてクロマ信号が生成
され、このクロマ信号が切替回路33を介して(この場
合、CPU21からの制御信号によって切替回路33は
クロマ回路46とA/D変換器42とをスルー接続して
いる)A/D変換器42に対して出力される。
【0052】一方、同期分離回路47では、テレビリニ
ア回路43から出力される映像信号に含まれた水平同期
信号H−SYNC及び垂直同期信号V−SYNCが分離
され、復号同期信号C−SYNCがチューニング制御を
行うCPU21に出力されるとともに、水平同期信号H
−SYNC及び垂直同期信号V−SYNCがタイミング
制御回路48に出力される。
【0053】さらに、テレビリニア回路43では、中間
周波増幅回路から出力される中間周波信号がAFT検波
回路によってAFT検波されることによって取り出され
るAFT信号がチューニング制御を行うCPU21に出
力される。
【0054】ちなみに、チューニング制御機能を有する
CPU21では、入力部8より、例えば、チューニング
設定用データ、チューニングアップ/ダウン指示等のキ
ー入力が与えられ、入力部8におけるチューニングアッ
プ/ダウンキーの操作及びテレビリニア回路43からの
AFT信号等に基づいてチューニング信号が作成され、
チューナ回路42に出力される。
【0055】タイミング制御回路48では、同期分離回
路47から入力される水平同期信号H−SYNC及び垂
直同期信号V−SYNCに基づいて表示制御用のタイミ
ング信号が作成され、作成されたタイミング信号がコモ
ンドライバ34及びセグメントドライバ35に対して出
力され、コモンドライバ34及びセグメントドライバ3
5の動作制御が行われる。
【0056】なお、コモンドライバ34では、タイミン
グ制御回路48からのタイミング信号に基づいて走査信
号が生成され、この走査信号により液晶表示パネル31
のコモン電極が順次駆動される。
【0057】一方、セグメントドライバ35では、タイ
ミング制御回路からのタイミング信号に基づいて3〜4
ビットの映像データが順次読み込まれ、1ライン分の映
像データが読み込まれた後、その映像データに応じて階
調信号が作成され、この階調信号により液晶表示パネル
31のセグメント電極が駆動される。
【0058】以上の過程を経て、テレビチューナユニッ
ト3aによる受信画像が画像形成手段3の液晶表示パネ
ル31に表示される。
【0059】画像投影手段4は、図3に示すように、メ
タルハライドランプから照射されて液晶ライトバルブを
透過した画像光を拡大投映するためのプラスチック製で
短焦点型の投影レンズ24及びフレネルレンズ24a
と、図1に示すように、投影レンズ24を光軸に対して
前後水平方向に駆動するレンズ駆動部25と、図3に示
すように、投影レンズ24から投影される画像光を内部
スクリーン5の背面位置に導く反射ミラー26とを有
し、画像形成手段3における液晶表示パネル31での表
示画像を内部スクリーン5または外部スクリーン6に拡
大投影するものである。
【0060】図4〜図6は、本実施例の投影型表示装置
1の全体構成を示す斜視図であり、図4は、投影型表示
装置1の内部スクリーン5使用時の状態を示す斜視図、
図5は、内部スクリーン5のスライド移動状態を示す斜
視図、図6は、投影型表示装置1の外部スクリーン6使
用時の状態を示す斜視図である。
【0061】図4〜図5において、51は、スライドス
イッチボタン、52は、パワースイッチボタン、53
は、リモコン受光窓、54は、排気ルーバ、55は、図
2における外部入力端子となるビデオ入力端子を含むビ
デオ入出力端子である。
【0062】内部スクリーン5は、図4に示すように、
対角10インチサイズのフレネルレンズからなる透過型
のスクリーンであり、10インチを越える表示を行う場
合には、図5の白抜き矢印Aに示すように、スライドス
イッチボタン51を押下することにより、内部スクリー
ン5は自重によって下方にスライド移動し、投影型表示
装置1の前方に設置された外部スクリーン6に対し、反
射ミラー26を介して20インチから最大60インチま
での間での任意サイズの投影画像を投影できるようにな
っている。
【0063】図7,図8は、本実施例の投影型表示装置
1で利用される外部スクリーン6を示す斜視図であり、
図7は、40インチサイズの外部スクリーン6aを示す
斜視図、図8は、60インチサイズの外部スクリーン6
bを示す斜視図である。
【0064】外部スクリーン6は、図7に示すような4
0インチサイズの透過型スクリーン6a、あるいは、図
8に示すような60インチサイズの透過型スクリーン6
bにより構成され、投影型表示装置1の表示画面となる
反射ミラー26の前方位置に設けられる。
【0065】位置検出センサ7は、内部スクリーン5の
現在位置が、図4に示すように、通常位置にあるか、ま
たは、図6に示すように、下方位置にあるかを検出する
ためのセンサである。
【0066】入力部8は、本実施例における投影型表示
装置1の各種操作のための入力指示を行うキー入力部で
あり、リモコン9は、投影型表示装置1から離れた位置
で入力部8からの入力と同様の入力指示を行うためのコ
ントローラである。
【0067】ちなみに、入力部8及びリモコン9共通の
入力ボタンとしては、フォーカス調整(+)ボタン、フ
ォーカス調整(−)ボタン、決定ボタン等があり、さら
に、リモコン9側には、OPEN/CLOSEボタンが
設けられている。
【0068】リモコン受信部10は、リモコン9からの
無線(赤外線)による入力信号を受信し、制御手段2に
伝達するものである。
【0069】この場合、入力部8に20インチから60
インチまでの所望の画面サイズを入力すると、〔表1〕
に示すように、ROM22内に格納された投影距離と画
面サイズとの関係を定義するテーブルデータに基づい
て、投影レンズ24から外部スクリーン6の設置位置ま
でに必要な距離を表示したりするものである。
【0070】
【表1】 次に、本実施例の動作を説明する。
【0071】図9は、フォーカス調整時におけるフォー
カスパターン及びインジケータの表示例を示す図であ
る。
【0072】図9に示すフォーカスパターンは、実際に
投影された画像のフォーカス調整を視認により行うため
のパターン画像であり、インジケータは、投影サイズを
示すためのものである。
【0073】まず、図9(a)に示すように、通常時に
おいて、本実施例の投影型表示装置1は、10インチサ
イズの内部スクリーン5に投影表示する背面投写型プロ
ジェクション装置として動作する。この場合、インジケ
ータにより10インチサイズが示される。
【0074】次に、スライドスイッチボタン51を押下
することにより、図9(b)に示すように、内部スクリ
ーン5を下方にスライド移動させると、位置検出センサ
8により内部スクリーン5が移動したことが検出され、
動作モードが電動フォーカスモードとなって、ラストメ
モリ値(20インチ〜60インチのいずれか)に基づい
て自動的に投影レンズ24が駆動され、ラストメモリ値
に記憶された投影距離でフォーカスが合うように調整さ
れる。
【0075】このラストメモリは、外部スクリーン6に
対して投影表示を行った場合の最終的な表示インチ数を
記憶しておくものであり、これによって、予め外部スク
リーン6が固定位置に設置され、投影型表示装置1の設
置位置も決まっているような場合、外部スクリーン6に
対して投影表示を行うときには、フォーカス調整の手間
を省くことができる。
【0076】この場合、初めての設置の場合は、ラスト
メモリ値には、例えば、40インチの情報が記憶され、
実際の外部スクリーン6の設置位置に合わせて、前述し
た、フォーカス調整(+)ボタン、フォーカス調整
(−)ボタンにより微調整が行われ、この微調整値がラ
ストメモリ値として記憶されることになる。
【0077】ここで、画面サイズ設定を20インチから
40インチの間、もしくは、40インチ〜60インチの
サイズで投影表示したい場合は、リモコン9のフォーカ
ス調整(+)ボタン、フォーカス調整(−)ボタンを操
作することにより、1ステップずつ画面サイズを変更す
ることができ、それに合わせて20インチから40イン
チの間、もしくは、40インチから60インチの間の任
意の画面サイズを形成する投影距離でフォーカスが合う
ように投影レンズ24が駆動される。
【0078】ちなみに、この場合、リモコン9のフォー
カス調整(+)ボタン、フォーカス調整(−)ボタンを
一定時間押し続けることによって連続的に画面サイズを
変更することもでき、また、フォーカスパターンを視認
しながら、投影型表示装置1本体、もしくは、リモコン
9のフォーカス調整(+)ボタン、フォーカス調整
(−)ボタンによりフォーカスの微調整を行うこともで
きる。
【0079】この後、決定ボタンを押すことにより画面
が消去され、最終的な調整値がラストメモリ値としてR
AM23に記憶される。
【0080】そして、リモコン9の操作により内部スク
リーン5を元の位置に戻すと、図9(d)に示すよう
に、インジケータの指標が60インチから20インチま
で移動するとともに、内部スクリーン5にフォーカスが
合うように、投影レンズ24が駆動される。
【0081】このように、本実施例では、目的とする表
示画面サイズに応じたフォーカス調整が自動的に行われ
る。
【0082】図10は、外部スクリーン6上に表示され
るガイド情報の表示処理のフローチャートである。
【0083】前述の電動フォーカスモードでは、設定さ
れた画面サイズに必要な投影レンズ24のフォーカス調
整をするだけであり、投影表示のために、外部スクリー
ン6の位置、または、投影型表示装置1の本体位置(正
確には、投影レンズ24の位置)を移動するという作業
が残されたままである。
【0084】そこで、本実施例では、セッティングに必
要な情報を外部スクリーン6上に表示することにより、
セッティングをより容易なものとしている。
【0085】まず、内部スクリーン5の移動が検出され
ると、例えば、赤外線距離センサ(図示せず)等により
距離計測が行われ(ステップS1)、計測された距離が
〔表1〕に示すテーブルデータに照らし合わせられるこ
とにより表示サイズが計算され(ステップS2)、現在
の投影レンズ24から外部スクリーン6までの距離と、
画面サイズとが外部スクリーン6上に表示される(ステ
ップS3)。
【0086】ここで、表示サイズの指定があるか否かが
チェックされ(ステップS4)、指定がある場合、この
指定サイズから〔表1〕に示すテーブルデータが参照さ
れつつ最適距離が算出されるとともに(ステップS
5)、現在の投影レンズ24及び外部スクリーン6間の
距離と、最適な投影レンズ24及び外部スクリーン6間
の距離との差が指定画面サイズの表示と共に表示される
(図11参照)。
【0087】図11では、外部スクリーン6の位置が固
定され、比較的移動の容易な投影型表示装置1本体側の
移動に必要な前後距離が表示される例を示しており、こ
の場合、投影型表示装置1本体側を外部スクリーン6側
に、あと120mm移動させるとジャストフォーカスと
なることを表している。
【0088】一方、上記ステップS4の処理において、
表示サイズの指定がない場合、予め設定された一定時間
の間に入力があるか否かがチェックされ(ステップS
7)、入力がない場合は、外部スクリーン6上の表示が
消去され(ステップS8)、また、入力がある場合は、
表示が行われた状態でステップS4の処理に進む。
【0089】このように、外部スクリーン6上にセッテ
ィングに必要な各種情報を表示することにより、機器の
設置が極めて容易に行うことができる。
【0090】以上説明したように、本実施例では、電動
フォーカスモードによるフォーカス調整機能によって、
使用者は、フォーカス調整の手間から解放され、さら
に、好みによる微調整を行うこともできる。
【0091】なお、前述の実施例では、液晶ライトバル
ブとしてTFT型カラーLCDパネルを利用しており、
図3に示すように、TFT型カラーLCDパネルは、液
晶表示パネル31の両面に偏光板31a,31bを形成
して構成されているため、偏光板31a,31bによる
光の損失が生じる。
【0092】具体的には、光源32から照射される自然
光は、偏光板31aによって偏光した光を取り出す段階
で約60%吸収され、吸収された光は熱に変換されて偏
光板31aの温度を上昇させる。そして、残り約40%
の直線偏光光が液晶表示パネル31に照射される。さら
に、液晶表示パネル31を透過して裏面に形成された偏
光板31bにより約60%の光が吸収されると、実際に
利用される光は元の自然光の20%程度となる。
【0093】すなわち、光源32から照射される自然光
から偏光板31a,31bで一定方向の偏光成分だけを
取り出すのではなく、すべての光を一定方向に偏光した
光に変換することができれば、それは単に利用できる光
量を増やすだけに留まらず、偏光板の熱による劣化の問
題も解消することができる。
【0094】したがって、光源32からの光を有効に利
用するために、液晶ライトバルブとして、偏光板31
a,31bを使用するTFT型カラーLCDパネルやS
TN型カラーLCDパネルの代わりに、高分子分散型液
晶を用いた液晶ライトバルブを用いてもよい。
【0095】高分子分散型液晶は、偏光板31a,31
bを必要とするTNモードと違い、入射光の散乱・吸収
によりコントラストを形成し、電界がない場合、入射光
は散乱状態を示し、電界がある場合、ネマティック液晶
ドロップレットが電界方向に配列して透過状態となる。
【0096】これによって、高分子分散型液晶は、偏光
板を利用しないため、TNの3倍近い明るさが得られ、
また、同時にゲストホスト表示として利用すると広い視
野角を実現でき、TNよりも高速な応答速度(2〜5m
s)を備えていることから、前述の実施例と比較して透
過光を効率良く利用することができる。
【0097】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0098】例えば、上記実施例では、消費電力の増
大、装置温度の上昇、部品の劣化等を考慮して、光源3
2にメタルハライドランプを用いたものを例に採り説明
しているが、これに限らず、上記条件に合わせて、ハロ
ゲンランプやキセノンランプ等で構成してもよい。
【0099】また、上記実施例においては、光学性能と
重量とのバランスを考慮して、投影レンズ24にプラス
チック製の光学レンズを採用しているが、光学レンズの
素材や枚数等は必要とする性能に合わせて任意に選択で
きる。
【0100】さらに、上記実施例では、外部スクリーン
6として40インチサイズの透過型スクリーン6a及び
60インチサイズの透過型スクリーン6bを用いていた
が、外部スクリーンのサイズは任意であり、また、透過
型に限らず、反射型のスクリーンであってもよい。ただ
し、この場合、表示画像の左右反転機能を使用すること
になる。
【0101】そして、上記実施例では、カラー表示を行
うためにカラーLCDパネルを液晶表示パネル31とし
て使用しているが、カラー表示を行うために、R,G,
Bの3枚の液晶表示パネルを用いたり、1枚の液晶表示
パネルにR,G,Bの画素を配列することによりカラー
表示を行うものであってもよく、この場合、同程度の画
素ピッチであれば、3枚用いるものと比較して拡大投写
像に粗さが目立つが、構造が簡単になるため、小型・軽
量化や低価格化が可能となる。
【0102】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、位置検出手段
によって内部スクリーンが投影経路に位置すると検出し
た場合、制御手段によって内部スクリーンに対するフォ
ーカス調整位置である第一フォーカス情報に基づいて画
像投影手段のフォーカス位置を制御し、一方、内部スク
リーンが投影経路外に位置すると検出した場合、制御手
段により外部スクリーンに対する最終フォーカス調整位
置である第二フォーカス情報に基づいて画像投影手段の
フォーカス位置を制御する。
【0103】これによって、背面投写型としても前面投
写型としても利用でき、さらに、前面投写型として利用
する場合、フォーカス調整の容易な投影型表示装置を得
ることができる。
【0104】そして、この場合、請求項2記載の発明で
は、液晶表示パネルと光源とを画像形成手段に備えると
ともに、投影レンズとレンズ駆動部とを画像投影手段に
備え、液晶表示パネルに形成した画像を投影レンズによ
り拡大投影することができる。
【0105】これによって、前述の請求項1記載の発明
に加えて、外部スクリーンに投影する場合、容易に大画
面表示を行うことができる。
【0106】また、この場合、請求項3記載の発明で
は、外部スクリーンに投影表示を行う場合に、入力部よ
り入力した所望の画面サイズに基づいて外部スクリーン
上に投影レンズから外部スクリーンまでの必要な距離を
表示し、前述の請求項2記載の発明に加えて、投影側ま
たは外部スクリーン側を容易に設置することができる。
【0107】さらに、この場合、請求項4記載の発明で
は、入力部に投影画面サイズを入力すると、入力した画
面サイズに基づいてレンズ駆動部によって投影レンズを
駆動するとともに、自動的にフォーカス調整を行い、前
述の請求項2または3記載の発明に加えて、フォーカス
調整の手間が不要となり、最適化されたフォーカス調整
を容易に得ることができる。
【0108】そして、請求項5記載の発明では、液晶表
示パネルとしてTFTアクティブマトリクス型の液晶ラ
イトバルブを用いることにより、前述の請求項2に記載
の発明に加えて、高速応答性に優れた表示を行うことが
できる。
【0109】また、請求項6記載の発明では、液晶表示
パネルとして高分子分散型液晶を用いた液晶ライトバル
ブを用いることにより、前述の請求項2に記載の発明に
加えて、背面投写型プロジェクション装置にあって明る
い表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における投影型表示装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図2】画像形成手段及びテレビチューナユニットの要
部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例における投影型表示装置の光学系を示
す要部断面図である。
【図4】投影型表示装置の内部スクリーン使用時の状態
を示す斜視図である。
【図5】内部スクリーンのスライド移動状態を示す斜視
図である。
【図6】投影型表示装置の外部スクリーン使用時の状態
を示す斜視図である。
【図7】40インチサイズの外部スクリーンを示す斜視
図である。
【図8】60インチサイズの外部スクリーンを示す斜視
図である。
【図9】フォーカス調整時におけるフォーカスパターン
及びインジケータの表示例を示す図である。
【図10】外部スクリーン上に表示されるガイド情報の
表示処理のフローチャートである。
【図11】ガイド表示部における表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 投影型表示装置 2 制御手段 3 画像形成手段 3a テレビチューナユニット 4 画像投影手段 5 内部スクリーン 6 外部スクリーン 7 位置検出センサ(位置検出手段) 8 入力部 9 リモコン 10 リモコン受信部 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 投影レンズ 24a フレネルレンズ 25 レンズ駆動部 26 反射ミラー 31 液晶表示パネル 31a,31b 偏光板 32 光源 33 切替回路 34 コモンドライバ 35 セグメントドライバ 41 アンテナ 42 チューナ回路 43 テレビリニア回路 44 音声回路 45 スピーカ 46 クロマ回路 47 同期分離回路 48 タイミング制御回路 51 スライドスイッチボタン 52 パワースイッチボタン 53 リモコン受光窓 54 排気ルーバ 55 ビデオ入出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/74 G03B 3/00 A (56)参考文献 特開 平5−100314(JP,A) 特開 平5−46107(JP,A) 特開 平5−72469(JP,A) 特開 平5−323451(JP,A) 特開 平6−27431(JP,A) 特開 平4−263237(JP,A) 特開 平4−313737(JP,A) 特開 平6−138431(JP,A) 特開 平3−120580(JP,A) 特開 平5−207405(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30 H04N 5/74 G02F 1/1335 - 1/13363

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に、 表示すべき画像を形成する画像形成手段と、 該画像形成手段により形成された画像を拡大投影する画
    像投影手段と、 該画像投影手段により投影された画像を結像する内部ス
    クリーンと、 を備え、 前記内部スクリーンは前記画像投影手段の投影経路外へ
    移動自在に設けられ、当該内部スクリーンが投影経路外
    に位置する場合、前記画像投影手段により形成された画
    像を外部スクリーンに対して投影する投影型表示装置で
    あって、 前記内部スクリーンに対するフォーカス調整位置を第一
    フォーカス情報として記憶するとともに、前記外部スク
    リーンに対する最終的なフォーカス調整位置を第二フォ
    ーカス情報として記憶する記憶手段と、 前記内部スクリーンの移動位置を検出する位置検出手段
    と、 前記位置検出手段により、前記内部スクリーンが投影経
    路に位置する場合、前記記憶手段に記憶された第一フォ
    ーカス情報に基づいて前記画像投影手段のフォーカス位
    置を制御し、前記内部スクリーンが投影経路外に位置す
    る場合、前記記憶手段に記憶された第二フォーカス情報
    に基づいて前記画像投影手段のフォーカス位置を制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする投影型表示装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成手段は、画像データを表示す
    る液晶表示パネルと、該液晶表示パネルに光を照射する
    光源とを有し、 前記画像投影手段は、前記液晶表示パネルを透過する画
    像光を投影する投影レンズと、該投影レンズによるフォ
    ーカス位置を調整するレンズ駆動部とを有することを特
    徴とする請求項1記載の投影型表示装置。
  3. 【請求項3】操作指示情報を入力する入力部を設け、 前記外部スクリーンに投影画像を表示する場合、前記入
    力部に所望の画面サイズを入力すると、前記外部スクリ
    ーンに前記投影レンズから該外部スクリーンの設置位置
    までに必要な距離を表示することを特徴とする請求項2
    記載の投影型表示装置。
  4. 【請求項4】前記外部スクリーンに投影画像を表示する
    場合、前記レンズ駆動部によって手動または自動的にフ
    ォーカス調整を行うことを特徴とする請求項2または3
    記載の投影型表示装置。
  5. 【請求項5】前記液晶表示パネルは、TFTアクティブ
    マトリクス型の液晶ライトバルブであることを特徴とす
    る請求項2記載の投影型表示装置。
  6. 【請求項6】前記液晶表示パネルは、高分子分散型液晶
    を用いた液晶ライトバルブであることを特徴とする請求
    項2記載の投影型表示装置。
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