JP3390812B2 - 電気コネクタ装置 - Google Patents
電気コネクタ装置Info
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- JP3390812B2 JP3390812B2 JP2000356745A JP2000356745A JP3390812B2 JP 3390812 B2 JP3390812 B2 JP 3390812B2 JP 2000356745 A JP2000356745 A JP 2000356745A JP 2000356745 A JP2000356745 A JP 2000356745A JP 3390812 B2 JP3390812 B2 JP 3390812B2
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- electrical connector
- housing
- connector device
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/721—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures cooperating directly with the edge of the rigid printed circuits
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、電気コネクタの個々の部品
を多数の異なる向きで組み立てて、異なる構成の電気コ
ネクタを形成することのできる電気コネクタ装置に係
る。
クタに係り、より詳細には、電気コネクタの個々の部品
を多数の異なる向きで組み立てて、異なる構成の電気コ
ネクタを形成することのできる電気コネクタ装置に係
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電気コネクタは、複数の導電性
端子を取り付けるある形態の絶縁ハウジングを備えてい
る。このハウジングは、コネクタの嵌合界面を電磁干渉
又は高周波干渉から保護する金属シールドのようなケー
スに取り付けられる。この一般的形式の電気コネクタ
は、プリント回路板への実装を含む種々様々な用途に使
用される。その結果、このようなコネクタは、多数の電
気的機能を受け入れるために種々様々な構成、向き及び
方向性嵌合のものが提供されている。
端子を取り付けるある形態の絶縁ハウジングを備えてい
る。このハウジングは、コネクタの嵌合界面を電磁干渉
又は高周波干渉から保護する金属シールドのようなケー
スに取り付けられる。この一般的形式の電気コネクタ
は、プリント回路板への実装を含む種々様々な用途に使
用される。その結果、このようなコネクタは、多数の電
気的機能を受け入れるために種々様々な構成、向き及び
方向性嵌合のものが提供されている。
【０００３】例えば、プリント回路板実装型電気コネク
タは、プリント回路板の各側に取り付けられる。しかし
ながら、コネクタと相補的な相手コネクタとの嵌合の向
きを見かけの良さ又は機能的な理由で決定しようとする
場合には、プリント回路板の反対側に取り付けるのでは
なくその片側に取り付けるために異なるコネクタを用意
しなければならない。
タは、プリント回路板の各側に取り付けられる。しかし
ながら、コネクタと相補的な相手コネクタとの嵌合の向
きを見かけの良さ又は機能的な理由で決定しようとする
場合には、プリント回路板の反対側に取り付けるのでは
なくその片側に取り付けるために異なるコネクタを用意
しなければならない。
【０００４】コネクタが基板実装型コネクタでない場合
には、コネクタハウジング、端子、金属シェル等の個別
のコネクタ部品を交換しなければならず、それらが機能
的に非常に類似しているが異なる向きで使用されるとい
う点で問題を引き起こす。基板実装型コネクタの場合に
は、回路板の半田付け面に対して端子をしばしば異なる
方向に向けねばならない。
には、コネクタハウジング、端子、金属シェル等の個別
のコネクタ部品を交換しなければならず、それらが機能
的に非常に類似しているが異なる向きで使用されるとい
う点で問題を引き起こす。基板実装型コネクタの場合に
は、回路板の半田付け面に対して端子をしばしば異なる
方向に向けねばならない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような電気コネク
タの大量生産を受け入れるために、上記のような複数の
若干異なるコネクタを製造するように僅かに変更された
非常に類似した製造設備を設けることがしばしば要求さ
れる。従って、製造設備がほぼ２倍になるために、型、
ダイ及び組立ツールの投下資本が増大することによりコ
ネクタの製造コストが著しく高くなる。それに加えて、
製造設備の利用率及び製品の収率が、特定の製品仕様に
対する要求に関連して著しく変化する。異なるコネクタ
の在庫コストも個々のコストを増加する。目で見て区別
することが非常に困難な倉庫内の部品は、要求に応じて
正しい製品が供給されるよう確保するために多数の（冗
長な）チェック及び在庫管理を必要とする。本発明は、
多数の異なる構成の電気コネクタを形成するように複数
のコネクタ部品を多数の向きで組み立てることのできる
電気コネクタ装置を提供することにより、これらの問題
を解消することに向けられる。
タの大量生産を受け入れるために、上記のような複数の
若干異なるコネクタを製造するように僅かに変更された
非常に類似した製造設備を設けることがしばしば要求さ
れる。従って、製造設備がほぼ２倍になるために、型、
ダイ及び組立ツールの投下資本が増大することによりコ
ネクタの製造コストが著しく高くなる。それに加えて、
製造設備の利用率及び製品の収率が、特定の製品仕様に
対する要求に関連して著しく変化する。異なるコネクタ
の在庫コストも個々のコストを増加する。目で見て区別
することが非常に困難な倉庫内の部品は、要求に応じて
正しい製品が供給されるよう確保するために多数の（冗
長な）チェック及び在庫管理を必要とする。本発明は、
多数の異なる構成の電気コネクタを形成するように複数
のコネクタ部品を多数の向きで組み立てることのできる
電気コネクタ装置を提供することにより、これらの問題
を解消することに向けられる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、上記特徴の新規で且つ改良された電気コネクタ装置
を提供することである。本発明の別の目的は、新規で且
つ改良された基板実装型の電気コネクタ装置を提供する
ことである。本発明の更に別の目的は、多数の異なるコ
ネクタ構成を与えるようにコネクタの部品を多数の向き
で組み立てることのできるコネクタ装置を提供すること
である。
は、上記特徴の新規で且つ改良された電気コネクタ装置
を提供することである。本発明の別の目的は、新規で且
つ改良された基板実装型の電気コネクタ装置を提供する
ことである。本発明の更に別の目的は、多数の異なるコ
ネクタ構成を与えるようにコネクタの部品を多数の向き
で組み立てることのできるコネクタ装置を提供すること
である。
【０００７】本発明の電気コネクタ装置は、空洞を有
し、少なくとも２つの異なる向きで基板に取り付けるこ
とのできる金属シールドを備えている。絶縁ハウジング
は、金属シールドの各向きに対して少なくとも２つの異
なる向きで金属シールドの空洞内に取り付けることがで
きる。複数の端子は、ハウジングの各向きに対して少な
くとも２つの異なる向きでハウジングに取り付けること
ができる。それ故、金属シールド、絶縁ハウジング及び
導電性端子の異なる向きの全組合せが、同じコネクタ部
品を使用して電気コネクタの少なくとも８つの異なる構
成を効果的に与える。
し、少なくとも２つの異なる向きで基板に取り付けるこ
とのできる金属シールドを備えている。絶縁ハウジング
は、金属シールドの各向きに対して少なくとも２つの異
なる向きで金属シールドの空洞内に取り付けることがで
きる。複数の端子は、ハウジングの各向きに対して少な
くとも２つの異なる向きでハウジングに取り付けること
ができる。それ故、金属シールド、絶縁ハウジング及び
導電性端子の異なる向きの全組合せが、同じコネクタ部
品を使用して電気コネクタの少なくとも８つの異なる構
成を効果的に与える。
【０００８】金属シールドは、２つの側面を有し、その
各々を基板に取り付けることができると共に、その一方
のみが開放シームを有する。金属シールドは、そのシー
ム付き側面が基板から離れて、金属シールドに弾力性を
与える第１の向きと、そのシーム付き側面が基板に当接
して、基板から離れた金属シールドの側面にほぼ完全な
シールド作用を与える第２の向きとで取り付けることが
できる。絶縁ハウジングは、相補的な相手コネクタが１
つの向きでしかハウジングに嵌合できないようにする極
性決め手段を含む。それ故、相手コネクタは、金属シー
ルドに対して少なくとも２つの異なる向きを有する。
各々を基板に取り付けることができると共に、その一方
のみが開放シームを有する。金属シールドは、そのシー
ム付き側面が基板から離れて、金属シールドに弾力性を
与える第１の向きと、そのシーム付き側面が基板に当接
して、基板から離れた金属シールドの側面にほぼ完全な
シールド作用を与える第２の向きとで取り付けることが
できる。絶縁ハウジングは、相補的な相手コネクタが１
つの向きでしかハウジングに嵌合できないようにする極
性決め手段を含む。それ故、相手コネクタは、金属シー
ルドに対して少なくとも２つの異なる向きを有する。
【０００９】端子は、一対の脚部が湾曲部によって接合
されたほぼＵ字型の形状である。各端子の一方の脚部の
みが終端部分を有し、これら終端部分は、端子の少なく
とも２つの異なる向きに対応してハウジングに対して異
なる位置に配置される。端子の湾曲部は、相補的な相手
コネクタの複数の端子の適当なコンタクト部分に係合す
るためのコンタクト部分を含む。基板はプリント回路板
であり、それ故、端子の終端部分は、プリント回路板の
適当な回路トレースに接続するためのテール部分を構成
する。
されたほぼＵ字型の形状である。各端子の一方の脚部の
みが終端部分を有し、これら終端部分は、端子の少なく
とも２つの異なる向きに対応してハウジングに対して異
なる位置に配置される。端子の湾曲部は、相補的な相手
コネクタの複数の端子の適当なコンタクト部分に係合す
るためのコンタクト部分を含む。基板はプリント回路板
であり、それ故、端子の終端部分は、プリント回路板の
適当な回路トレースに接続するためのテール部分を構成
する。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の他の目的、特徴及び効果
は、添付図面を参照した以下の詳細な説明より明かとな
ろう。添付図面の先ず図１を参照すれば、本発明の電気
コネクタ装置１０は、金属シェル即ちシールド１２と、
絶縁ハウジング１４と、複数の導電性端子１６とを備え
ている。端子１６がハウジング１４に取り付けられ、そ
してハウジング１４がシールド１２内に取り付けられる
と、コネクタ装置１０は、前方嵌合面１８及び後方終端
面２０を有する。
は、添付図面を参照した以下の詳細な説明より明かとな
ろう。添付図面の先ず図１を参照すれば、本発明の電気
コネクタ装置１０は、金属シェル即ちシールド１２と、
絶縁ハウジング１４と、複数の導電性端子１６とを備え
ている。端子１６がハウジング１４に取り付けられ、そ
してハウジング１４がシールド１２内に取り付けられる
と、コネクタ装置１０は、前方嵌合面１８及び後方終端
面２０を有する。
【００１１】図１と共に図７を参照すれば、金属シール
ド１２は、導電性シートメタル材料で打抜き成形され
る。このシールド１２は、ほぼ長方形であり、ハウジン
グ１４を受け入れるための細長い空洞２２を画成する。
空洞２２は、２つの大きな即ち長い側面２４、２６と、
一対の小さな即ち狭い端面２８とで画成される。金属シ
ールドを成形する際には、シートメタル材料が長方形に
折り曲げられ、図７に明確に示すように、シートメタル
材料の一対の対向端がシーム３０で当接される。各細長
い側面２４、２６の両端には一対のラッチ開口３２が設
けられ、これは、相補的な相手コネクタ（図示せず）の
適当なラッチに相互係合する。
ド１２は、導電性シートメタル材料で打抜き成形され
る。このシールド１２は、ほぼ長方形であり、ハウジン
グ１４を受け入れるための細長い空洞２２を画成する。
空洞２２は、２つの大きな即ち長い側面２４、２６と、
一対の小さな即ち狭い端面２８とで画成される。金属シ
ールドを成形する際には、シートメタル材料が長方形に
折り曲げられ、図７に明確に示すように、シートメタル
材料の一対の対向端がシーム３０で当接される。各細長
い側面２４、２６の両端には一対のラッチ開口３２が設
けられ、これは、相補的な相手コネクタ（図示せず）の
適当なラッチに相互係合する。
【００１２】金属シールド１２の上記説明から、細長い
側面２６は開放シーム３０を有するが、細長い側面２４
はこのようなシームがないことが明かである。両側面２
４、２６は平らであり、そしてシールド１２は、プリン
ト回路板のような平らな基板の表面に固定される。金属
シールド１２は、例えば、プリント回路板の適当なパッ
ドに半田付けすることができる。金属シールド１２は、
２つの異なる向きのいずれかでプリント回路板に取り付
けることができる。第１に、金属シールド１２は、図１
及び７に示すように、側面２６及びシーム３０をプリン
ト回路板に接触させて取り付けることができる。この向
きでは、細長い側面２４及び端面２８にシームがないこ
とから、プリント回路板に取り付けられた下部側面２６
を除いて全ての面に対してほぼ完全なシールド作用が与
えられる。第２に、金属シールド１２にある程度の柔軟
性を与えることが望ましいときには、細長い側面２４を
コネクタの下面としてプリント回路板に接触させるよう
にして、シールド１２をプリント回路板に取り付けるこ
とができる。この第２の向きでは、開放シーム３０がコ
ネクタの固定の下面ではなくコネクタの上面にあり、従
って、シールド１２の上部側面２６に対して伸縮性即ち
柔軟性が与えられる。
側面２６は開放シーム３０を有するが、細長い側面２４
はこのようなシームがないことが明かである。両側面２
４、２６は平らであり、そしてシールド１２は、プリン
ト回路板のような平らな基板の表面に固定される。金属
シールド１２は、例えば、プリント回路板の適当なパッ
ドに半田付けすることができる。金属シールド１２は、
２つの異なる向きのいずれかでプリント回路板に取り付
けることができる。第１に、金属シールド１２は、図１
及び７に示すように、側面２６及びシーム３０をプリン
ト回路板に接触させて取り付けることができる。この向
きでは、細長い側面２４及び端面２８にシームがないこ
とから、プリント回路板に取り付けられた下部側面２６
を除いて全ての面に対してほぼ完全なシールド作用が与
えられる。第２に、金属シールド１２にある程度の柔軟
性を与えることが望ましいときには、細長い側面２４を
コネクタの下面としてプリント回路板に接触させるよう
にして、シールド１２をプリント回路板に取り付けるこ
とができる。この第２の向きでは、開放シーム３０がコ
ネクタの固定の下面ではなくコネクタの上面にあり、従
って、シールド１２の上部側面２６に対して伸縮性即ち
柔軟性が与えられる。
【００１３】図１と共に図６を参照すれば、絶縁ハウジ
ング１４は、プラスチック等で一体成形された１部片構
造である。ハウジング１４は、一対の端翼部３６間に延
びる細長い本体部分３４を備えている。この本体部分３
４の長手方向に離間された複数のリブ４０により複数の
周囲チャンネル３８が形成される。リブ４０は、本体部
分３４の両側及び前側から外方に突出し、従って、チャ
ンネル３８はほぼＵ字型である。更に、一対のアーム４
２が翼部分３６の前方に突出し、相手コネクタをハウジ
ング１４と一方向にしか嵌合できないようにする極性決
め溝４４が形成される。しかしながら、以下で明かとな
るように、ハウジング１４は、金属シールド１２の空洞
２２に２つの異なる向きで挿入することができる。それ
故、相手コネクタも、金属シールド１２に対して２つの
異なる向きをもつことになる。
ング１４は、プラスチック等で一体成形された１部片構
造である。ハウジング１４は、一対の端翼部３６間に延
びる細長い本体部分３４を備えている。この本体部分３
４の長手方向に離間された複数のリブ４０により複数の
周囲チャンネル３８が形成される。リブ４０は、本体部
分３４の両側及び前側から外方に突出し、従って、チャ
ンネル３８はほぼＵ字型である。更に、一対のアーム４
２が翼部分３６の前方に突出し、相手コネクタをハウジ
ング１４と一方向にしか嵌合できないようにする極性決
め溝４４が形成される。しかしながら、以下で明かとな
るように、ハウジング１４は、金属シールド１２の空洞
２２に２つの異なる向きで挿入することができる。それ
故、相手コネクタも、金属シールド１２に対して２つの
異なる向きをもつことになる。
【００１４】図４と共に図５を参照すれば、各端子１６
は、一対の脚部４６、４８が湾曲部５０により接合され
た全体的にＵ字型の形状である。湾曲部５０は、端子の
コンタクト部分を形成し、湾曲部５０の前面５０ａは、
相補的な相手コネクタの複数の端子各々の適当なコンタ
クト部分に係合し得る。各端子１６の脚部４６の後端に
は、位置変位したテール５２が設けられ、これは、例え
ば半田付けによりプリント回路板上の適当な回路トレー
スに接続される。テール５２は、シールド１２の大きな
側面２４又は２６がプリント回路板に固定されるとき
に、それと平らになるように位置が変位している。Ｕ字
型端子１６は、以下に述べるように、２つの異なる向き
のいずれか一方でハウジング１４のＵ字型チャンネル３
８に取り付けることができる。
は、一対の脚部４６、４８が湾曲部５０により接合され
た全体的にＵ字型の形状である。湾曲部５０は、端子の
コンタクト部分を形成し、湾曲部５０の前面５０ａは、
相補的な相手コネクタの複数の端子各々の適当なコンタ
クト部分に係合し得る。各端子１６の脚部４６の後端に
は、位置変位したテール５２が設けられ、これは、例え
ば半田付けによりプリント回路板上の適当な回路トレー
スに接続される。テール５２は、シールド１２の大きな
側面２４又は２６がプリント回路板に固定されるとき
に、それと平らになるように位置が変位している。Ｕ字
型端子１６は、以下に述べるように、２つの異なる向き
のいずれか一方でハウジング１４のＵ字型チャンネル３
８に取り付けることができる。
【００１５】図１に説明を戻すと、図２ないし４につい
てコネクタ装置１０の異なる組立上の組合せを説明する
前に、金属シールド１２は、そのシーム付き側面２６を
下にして図１に示す向きでプリント回路板のような基板
に取り付けできることを再び述べておく。或いは又、シ
ールド１２は、これを反転して、シームのない側面２４
を基板上に取り付けることもでき、上述した２つの異な
る機能的目的のために２つの異なるコネクタ構成が与え
られる。ハウジング１４は、図示されたように極性決め
溝４４が上を向くようにして、矢印Ａ（図１）の方向に
シールド１２の空洞２２に挿入される。或いは又、ハウ
ジング１４は、極性決め溝４４が下を向くように反転す
ることもできる。ハウジング１４のこの２つの異なる向
きは、シールド１２の２つの異なる向きと組合わされる
と、電気コネクタの４つの異なる構成を与える。更に、
端子１６は、２つの異なる向き、即ちテール５２が図示
されたように下方に突出した向き、又はテール５２が上
方に突出するように反転した向きで、矢印Ｂの方向にハ
ウジング１４に取り付けることができる。端子１６のこ
れら２つの異なる向きを、ハウジング１４及びシールド
１２の異なる向きに追加することにより、電気コネクタ
装置１０は、８つの完全に異なる構成で提供できること
が理解できよう。
てコネクタ装置１０の異なる組立上の組合せを説明する
前に、金属シールド１２は、そのシーム付き側面２６を
下にして図１に示す向きでプリント回路板のような基板
に取り付けできることを再び述べておく。或いは又、シ
ールド１２は、これを反転して、シームのない側面２４
を基板上に取り付けることもでき、上述した２つの異な
る機能的目的のために２つの異なるコネクタ構成が与え
られる。ハウジング１４は、図示されたように極性決め
溝４４が上を向くようにして、矢印Ａ（図１）の方向に
シールド１２の空洞２２に挿入される。或いは又、ハウ
ジング１４は、極性決め溝４４が下を向くように反転す
ることもできる。ハウジング１４のこの２つの異なる向
きは、シールド１２の２つの異なる向きと組合わされる
と、電気コネクタの４つの異なる構成を与える。更に、
端子１６は、２つの異なる向き、即ちテール５２が図示
されたように下方に突出した向き、又はテール５２が上
方に突出するように反転した向きで、矢印Ｂの方向にハ
ウジング１４に取り付けることができる。端子１６のこ
れら２つの異なる向きを、ハウジング１４及びシールド
１２の異なる向きに追加することにより、電気コネクタ
装置１０は、８つの完全に異なる構成で提供できること
が理解できよう。
【００１６】この多構成コネクタ装置１０は、図１ない
し４を比較することにより最も良く理解できよう。例え
ば、図１と図２を比較すると、シールド１２は、シーム
付き側面２６が図１では下向きであるが、図２では上を
向くように反転されていることが明かである。同様に、
ハウジング１４は、図１の向きに対して図２では反転さ
れており、従って、ハウジング１４の極性決め溝４４
は、図１では上向きであるが、図２では下向きにされて
いる。端子１６は、図１及び図２とも、同じ向きであ
る。
し４を比較することにより最も良く理解できよう。例え
ば、図１と図２を比較すると、シールド１２は、シーム
付き側面２６が図１では下向きであるが、図２では上を
向くように反転されていることが明かである。同様に、
ハウジング１４は、図１の向きに対して図２では反転さ
れており、従って、ハウジング１４の極性決め溝４４
は、図１では上向きであるが、図２では下向きにされて
いる。端子１６は、図１及び図２とも、同じ向きであ
る。
【００１７】図１と図３を比較すると、シールド１２及
びハウジング１４は、両方とも、同じ向きであることが
明らかである。即ち、図１及び図３の両方においてシー
ルド１２のシーム付き側面２６は下を向きそしてハウジ
ング１４の極性きめ溝４４は上を向いている。しかしな
がら、端子１６は向きが反転され、テール５２は、図１
では下方に突出しているが、図３では上方に突出してい
る。
びハウジング１４は、両方とも、同じ向きであることが
明らかである。即ち、図１及び図３の両方においてシー
ルド１２のシーム付き側面２６は下を向きそしてハウジ
ング１４の極性きめ溝４４は上を向いている。しかしな
がら、端子１６は向きが反転され、テール５２は、図１
では下方に突出しているが、図３では上方に突出してい
る。
【００１８】図１と図４を比較すると、シールド１２
は、同じ向きであって、そのシーム付き側面２６は、図
１及び図４の両方において基板に取り付けられるように
下を向いている。しかしながら、ハウジング１４及び端
子１６は、図１の向きに対して図４では反転されてい
る。即ち、ハウジング１４の極性決め溝４４は、図１で
は上方を向いているが図４では下方を向き、そして端子
１６のテール５２は、図１では下方に突出しているが、
図４では上方に突出している。
は、同じ向きであって、そのシーム付き側面２６は、図
１及び図４の両方において基板に取り付けられるように
下を向いている。しかしながら、ハウジング１４及び端
子１６は、図１の向きに対して図４では反転されてい
る。即ち、ハウジング１４の極性決め溝４４は、図１で
は上方を向いているが図４では下方を向き、そして端子
１６のテール５２は、図１では下方に突出しているが、
図４では上方に突出している。
【００１９】図１ないし４の上記比較から明らかなよう
に、金属シールド１２の２つの異なる向きと、ハウジン
グ１４の２つの異なる向きと、端子１６の２つの異なる
向きとの組合せにより、同じ３つの部品即ちシールド、
ハウジング及び端子で、８つの異なる構成の電気コネク
タを提供することができる。このような電気コネクタ装
置は、型、ダイ及び組立ツールのコスト、並びに８つの
異なるコネクタの在庫をもつコスト、更に、異なる要求
に応じて８つの異なるコネクタを供給する問題を著しく
低減することができる。
に、金属シールド１２の２つの異なる向きと、ハウジン
グ１４の２つの異なる向きと、端子１６の２つの異なる
向きとの組合せにより、同じ３つの部品即ちシールド、
ハウジング及び端子で、８つの異なる構成の電気コネク
タを提供することができる。このような電気コネクタ装
置は、型、ダイ及び組立ツールのコスト、並びに８つの
異なるコネクタの在庫をもつコスト、更に、異なる要求
に応じて８つの異なるコネクタを供給する問題を著しく
低減することができる。
【００２０】本発明は、請求の範囲に記載した本発明の
精神及び範囲から逸脱せずに、上記とは異なる形態でも
実施できることが明らかであろう。従って、上記の説明
は、本発明を単に例示するものに過ぎず、これに限定す
るものではないことを理解されたい。
精神及び範囲から逸脱せずに、上記とは異なる形態でも
実施できることが明らかであろう。従って、上記の説明
は、本発明を単に例示するものに過ぎず、これに限定す
るものではないことを理解されたい。
【図１】本発明による電気コネクタ装置の斜視図で、コ
ネクタ部品を所定の向きで分解して示した斜視図であ
る。
ネクタ部品を所定の向きで分解して示した斜視図であ
る。
【図２】図１と同様の図であるが、金属シールド及びハ
ウジングの向きを反転した状態を示す図である。
ウジングの向きを反転した状態を示す図である。
【図３】図１と同様の図であるが、端子の向きだけを反
転した状態を示す図である。
転した状態を示す図である。
【図４】図１と同様の図であるが、ハウジング及び端子
の向きを反転した状態を示す図である。
の向きを反転した状態を示す図である。
【図５】１つの端子を示す斜視図である。
【図６】ハウジングの斜視図である。
【図７】図１のシールドを下から見た斜視図である。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
// Ｈ０１Ｒ 107:00 Ｈ０１Ｒ 23/02 Ｄ
23/68 Ｍ
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01R 13/648 - 13/658
H01R 24/00
H01R 24/08
Claims (18)
- 【請求項１】 空洞２２を有し、少なくとも２つの異な
る向きで基板に取り付けることのできる金属シールド１
２と、 上記金属シールド１２の各向きに対して少なくとも２つ
の異なる向きで上記金属シールド１２の空洞２２内に取
り付けることのできる絶縁ハウジング１４と、上記ハウ
ジング１４の各向きに対して少なくとも２つの異なる向
きで上記ハウジング１４に取り付けることのできる複数
の導電性端子１６とを備え、 上記金属シールド１２、絶縁ハウジング１４及び導電性
端子１６の異なる向きの全組合せが電気コネクタの少な
くとも８つの異なる構成を効果的に与えることを特徴と
する電気コネクタ装置１０。 - 【請求項２】 上記金属シールド１２は、２つの側面２
４、２６を有し、その各々を基板に取り付けることがで
きると共に、その一方２６のみが開放シーム３０を有
し、これにより、金属シールド１２は、そのシーム付き
側面２６が基板から離れて、金属シールド１２に弾力性
を与える第１の向きと、そのシーム付き側面２６が基板
に当接して、基板から離れた金属シールド１２の面２
４、２８にほぼ完全なシールド作用を与える第２の向き
とで取り付けることができる請求項１に記載の電気コネ
クタ装置１０。 - 【請求項３】 上記絶縁ハウジング１４は、相補的な相
手コネクタが１つの向きでしかハウジング１４に嵌合で
きないようにする極性決め手段４４を含み、相手コネク
タは、金属シールド１２に対して上記少なくとも２つの
異なる向きを有する請求項１に記載の電気コネクタ装置
１０。 - 【請求項４】 上記端子１６は、一対の脚部４６、４８
が湾曲部５０により接合されたほぼＵ字型の形状であ
り、各端子１６の一方の脚部４６のみが終端部分５２を
有し、これら終端部分５２は、端子１６の上記少なくと
も２つの異なる向きに対応してハウジング１４に対して
異なる位置に配置される請求項１に記載の電気コネクタ
装置１０。 - 【請求項５】 上記端子１６の上記湾曲部５０は、相補
的な相手コネクタの複数の端子の適当なコンタクト部分
に係合するためのコンタクト部分５０ａを含む請求項４
に記載の電気コネクタ装置１０。 - 【請求項６】 上記端子１６の上記終端部分５２は、プ
リント回路板の適当な回路トレースに接続するためのテ
ール部分を構成する請求項４に記載の電気コネクタ装置
１０。 - 【請求項７】 空洞２２及び少なくとも２つの対向側面
２４、２６を有する金属シールド１２であって、各側面
２４、２６を基板に取り付けることができると共に、そ
の一方２６のみが開放シーム３０を有し、これにより、
金属シールド１２は、そのシーム付き側面２６が基板か
ら離れて、金属シールド１２に弾力性を与える第１の向
きと、そのシーム付き側面２６が基板に当接して、基板
から離れた金属シールド１２の面２４、２８にほぼ完全
なシールド作用を与える第２の向きとで取り付けること
ができる金属シールド１２と、 上記金属シールド１２の各向きに対して少なくとも２つ
の異なる向きで上記金属シールド１２の空洞２２内に取
り付けることのできる絶縁ハウジング１４と、上記ハウ
ジング１４に取り付けることのできる複数の導電性端子
１６とを備え、上記金属シールド１２及び絶縁ハウジン
グ１４の異なる向きの全組合せが電気コネクタの少なく
とも４つの異なる構成を与えることを特徴とする電気コ
ネクタ装置１０。 - 【請求項８】 上記絶縁ハウジング１４は、相補的な相
手コネクタが１つの向きでしかハウジング１４に嵌合で
きないようにする極性決め手段４４を含み、相手コネク
タは、金属シールド１２に対して上記少なくとも２つの
異なる向きを有する請求項７に記載の電気コネクタ装置
１０。 - 【請求項９】 空洞２２を有する金属シールド１２と、 少なくとも２つの異なる向きで上記金属シールド１２の
空洞２２内に取り付けることのできる絶縁ハウジング１
４と、 上記ハウジング１４の各向きに対して少なくとも２つの
異なる向きで上記ハウジング１４に取り付けることので
きる複数の導電性端子１６とを備え、 上記絶縁ハウジング１４及び導電性端子１６の異なる向
きの全組合せが電気コネクタの少なくとも４つの異なる
構成を効果的に与えることを特徴とする電気コネクタ装
置１０。 - 【請求項１０】 上記絶縁ハウジング１４は、相補的な
相手コネクタが１つの向きでしかハウジング１４に嵌合
できないようにする極性決め手段４４を含み、相手コネ
クタは、金属シールド１２に対して上記少なくとも２つ
の異なる向きを有する請求項９に記載の電気コネクタ装
置１０。 - 【請求項１１】 上記端子１６は、一対の脚部４６、４
８が湾曲部５０により接合されたほぼＵ字型の形状であ
り、各端子１６の一方の脚部４６のみが終端部分５２を
有し、これら終端部分５２は、端子１６の上記少なくと
も２つの異なる向きに対応してハウジング１４に対して
異なる位置に配置される請求項９に記載の電気コネクタ
装置１０。 - 【請求項１２】 上記端子１６の上記湾曲部５０は、相
補的な相手コネクタの複数の端子の適当なコンタクト部
分に係合するためのコンタクト部分５０ａを含む請求項
１１に記載の電気コネクタ装置１０。 - 【請求項１３】 上記端子１６の上記終端部分５２は、
プリント回路板の適当な回路トレースに接続するための
テール部分を構成する請求項１１に記載の電気コネクタ
装置１０。 - 【請求項１４】 空洞２２を有し、少なくとも２つの異
なる向きで基板に取り付けることのできる金属シールド
１２と、 上記金属シールド１２の空洞２２内に取り付けることの
できる絶縁ハウジング１４と、 少なくとも２つの異なる向きで上記ハウジング１４に取
り付けることのできる複数の導電性端子１６とを備え、 上記金属シールド１２及び導電性端子１６の異なる向き
の全組合せが電気コネクタの少なくとも４つの異なる構
成を効果的に与えることを特徴とする電気コネクタ装置
１０。 - 【請求項１５】 上記金属シールド１２は、２つの側面
２４、２６を有し、その各々を基板に取り付けることが
できると共に、その一方２６のみが開放シーム３０を有
し、これにより、金属シールド１２は、そのシーム付き
側面２６が基板から離れて、金属シールド１２に弾力性
を与える第１の向きと、そのシーム付き側面２６が基板
に当接して、基板から離れた金属シールド１２の側面２
４、２８にほぼ完全なシールド作用を与える第２の向き
とで取り付けることができる請求項１４に記載の電気コ
ネクタ装置１０。 - 【請求項１６】 上記端子１６は、一対の脚部４６、４
８が湾曲部５０により接合されたほぼＵ字型の形状であ
り、各端子１６の一方の脚部４６のみが終端部分５２を
有し、これら終端部分５２は、端子１６の上記少なくと
も２つの異なる向きに対応してハウジング１４に対して
異なる位置に配置される請求項１４に記載の電気コネク
タ装置１０。 - 【請求項１７】 上記端子１６の上記湾曲部５０は、相
補的な相手コネクタの複数の端子の適当なコンタクト部
分に係合するためのコンタクト部分５０ａを含む請求項
１６に記載の電気コネクタ装置１０。 - 【請求項１８】 上記端子１６の上記終端部分５２は、
プリント回路板の適当な回路トレースに接続するための
テール部分を構成する請求項１６に記載の電気コネクタ
装置１０。
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