JP3389081B2 - メール用ゲートウェイおよびメール用ゲートウェイサービス方法 - Google Patents

メール用ゲートウェイおよびメール用ゲートウェイサービス方法

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JP3389081B2
JP3389081B2 JP31566497A JP31566497A JP3389081B2 JP 3389081 B2 JP3389081 B2 JP 3389081B2 JP 31566497 A JP31566497 A JP 31566497A JP 31566497 A JP31566497 A JP 31566497A JP 3389081 B2 JP3389081 B2 JP 3389081B2
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芳文 大久保
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日本電気テレコムシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール用メッセー
ジの送受信においてプロトコル変換する回路に関し、特
にISDN回線とインターネット内のメールサーバ間の
中継動作を行うゲートウェイのメールの送受信の制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な電子メールやり取りとし
て、インターネットで使用されているTCP/IPプロ
トコルを前提としたメールの配送のためのプロトコルが
ある。このメールの配送のためのプロトコルとしては、
インターネット標準のSMTP(Simple Mai
l Transfer Protocol:簡易メール
転送プロトコルの略称)が最も一般的に使用されてお
り、ドメイン形式のメールアドレスを使って宛先の指定
を行い、メールの送受信を行っている。
【0003】また、ISDNとLANとの間のデータの
やり取りを行う方式として、例えば特開平6−1646
45号公報に開示されている。この方式は、中継装置に
当たる通信装置がISDNを経由してきたデータを受信
し、アドレス対応表によりISDNの着サブアドレスを
前記LANに接続された通信端末の電子メールアドレス
に変換し、相手先にデータを送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の標準
的な方式では、メールの送受信はインターネット用のメ
ールアドレスを取得しているユーザのみが使用できるも
のであったため、インターネット用メールアドレスを保
持していないユーザがISDNターミナルを使用しても
インターネット間でメールの送受信を行うことができな
いという問題点があった。
【0005】また、上記の特開平6−164645号公
報に開示されている方式では、中継装置が着サブアドレ
ス毎に送信先のアドレスに対応したアドレス対応表を準
備しなければならない。これは、システム構築時に送信
先のアドレスを調査し、一点一点通信先のアドレスとサ
ブアドレスに対応した関係を設定していく必要がある。
そのため、システム構築に膨大な工数がかかるという問
題点、送信側でその対応を知っておく必要があるという
問題点、大規模なシステムであればあるほど膨大なデー
タ量が必要となる問題点、更にLAN側に接続された端
末からはサブアドレスの存在がわからないためISDN
に接続された端末に送信できないという問題点があっ
た。
【0006】本発明の目的は、ユーザ自信がインターネ
ット用メールアドレスを取得していなくても、ISDN
網からインタネットに接続されたメールサーバに送信が
でき、インターネット内の任意のメールサーバから受信
した電子メールをISDN網経由でメールアドレスを取
得していない着側ユーザに対して送信することができる
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のメール用ゲートウェイは、制御メッセー
ジにデータを載せる通信プロトコルを有するISDN回
線とメール専用の通信プロトコルでメールの通信を行う
インタネットとに接続され、前記ISDN回線と前記イ
ンタネット間でデータの中継を行うゲートウェイにおい
て、前記ISDN回線または前記インタネットから自分
宛のメールを受信して中継する中継手段と、前記中継手
段に伴って前記ISDN回線前記インタネットとの間
でメールのやり取りを行う場合はプロトコル変換の制御
を行うプロトコル変換制御手段を備え、前記プロトコ
変換制御手段において、前記ISDN回線から第1の
メール情報を含む第1の呼設定メッセージを受信した場
合は前記第1のメール情報を前記メール専用のプロトコ
ルにプロトコル変換し前記第1のメール情報内にあるメ
ールアドレスを宛先と判断しインタネットに送信する第
1の送信手段と、前記インタネットから前記メール専用
のプロトコルで第2のメール情報を受信した場合、前記
第2のメール情報をISDNの第2の呼設定メッセージ
プロトコル変換し前記第2のメール情報内にある電話
番号を宛先と判断し前記ISDN回線に送信する第2の
送信手段とを有することを特徴としている。
【0008】更に、前記第1のメール情報は、前記第1
呼設定メッセージユーザ・ユーザ情報のフィール
ドに設定されたデータであることを特徴としている。
【0009】更に、前記第2のメール情報は、前記第2
呼設定メッセージ上のユーザ・ユーザ情報のフィール
ドに設定されたデータであることを特徴としている。
【0010】更に、前記第2の送信手段において、宛先
として前記電話番号を呼設定メッセージ上の着番号のフ
ィールドに設定することを特徴としている。
【0011】更に、前記第1のメール情報は、発信者の
電話番号と、前記ゲートウェイの電話番号と、送信相手
のメールアドレスと、メール本文とを含むことを特徴と
している。
【0012】また、本発明のメール用ゲートウェイサー
ビス方法は、制御メッセージにデータを載せる通信プロ
トコルを有するISDN回線とメール専用の通信プロト
コルでメールの通信を行うインタネットとに接続され前
記ISDN回線と前記インタネット間でデータの中継を
行うゲートウェイと、前記ISDN回線と装置とに接続
され前記ISDN回線と前記装置間でデータの中継を行
うISDNターミナルアダプタとを備えたメール用ゲー
トウェイサービス方法であって、前記装置から前記イン
タネットに接続されたメールサーバ宛にメール情報を送
信した場合、前記ISDNターミナルアダプタにおいて
前記メール情報を受信したら第1の呼設定メッセージの
ユーザ・ユーザ情報のフィールドに前記メール情報を設
定して前記第1の呼設定メッセージを前記ゲートウェイ
の電話番号宛に前記ISDN回線を介して送信する第1
のステップを有し前記ゲートウェイは、前記第1のス
テップで送信した前記第1の呼設定メッセージを受信し
場合に前記第1の呼設定メッセージ上の前記ユーザ・
ユーザ情報を前記インタネット用電子メールのプロトコ
ルに変換し前記ユーザ・ユーザ情報内のフィールドに設
定されている電子メールアドレスから宛先のIPアドレ
を識別しその識別したIPアドレス宛に前記インタネ
ット経由で送信する第2のステップと、インタネット用
電子メールプロトコルによるメール情報を前記インター
ネットから受信した場合に前記メール情報をISDN回
線で使用されるプロトコルに変換し、第2の呼設定メッ
セージのユーザ・ユーザ情報のフィールドに前記メール
情報を設定して前記第2の呼設定メッセージの着番号の
フィールドに送信先の電話番号を設定し前記ISDN回
線に前記第2の呼設定メッセージを送信する第3ステッ
プとを有することを特徴としている。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】先ず、作用について、以下に説明
する。
【0015】ISDNのサービスには送受信側ユーザ・
網インタフェース(UNI:User−Network
Interface)間で規定されているベアラ(伝
達)・サービス(第1層〜第3層)がある。その第3層
(OSI参照モデルのネットワーク層に該当)における
ITU−T勧告のQ.931で規定されている呼設定メ
ッセージであるSETUPメッセージ内のユーザ・ユー
ザ情報(UUI:User User Inforom
ationの略で128バイト以下)のフィールドにメ
ール情報を載せるようにしている(以降、この方法を利
用した通信方式をUUIメールと略す)。
【0016】ISDN回線に接続されたUUIメール用
ゲートウェイはISDN回線側からUUIメールを受信
し、受信したメール情報をSMTP用のプロトコルに変
換し、インターネット経由でSMTPサーバ側(メール
サーバ)へ送信する。さらに、SMTPサーバ側から受
信したメール情報をUUIメールにプロトコル変換し、
ISDN回線に送信する。これによりISDNターミナ
ルアダプタを持つ操作者がメールアドレスを取得してい
ない場合でも、UUIメール用ゲートウェイの電話番号
とメール送信相手のメールアドレスが分かれば、任意の
メールサーバに対してメールを送信することができる。
また、インターネット内からの操作者はメールアドレス
を取得していないメール送信相手に対しても、UUIメ
ール用ゲートウェイのメールアドレスと送信相手の電話
番号が分かればメールを送信することができるため、送
信相手が広範囲になり、資源の有効活用ができる。
【0017】次に、本発明の実施の形態について、図を
用いて説明する。
【0018】図1は、本発明のUUIメール用ゲートウ
ェイサービスのシステム構成図である。
【0019】図1において、ISDNターミナルアダプ
タ1、このISDNターミナルアダプタ1とシリアルケ
ーブル21に接続されたパソコン20、ISDN回線3
0、インタネット60、ISDN回線30とインターネ
ット60に接続されたUUIメール用ゲートウェイ4
0、インターネット60に接続されたSMTPプロトコ
ルで動作するメールサーバ80,メールサーバ80の配
下であるパソコン90から構成する。なお、利用者の装
置としてパソコンを使用したが、その他コンピュータを
含む通信機器等の装置を用いてもよい。
【0020】図2は、図1のISDNターミナルアダプ
タ1の装置構成図である。
【0021】図2において、ISDNターミナルアダプ
タ1は、ISDN回線の通信プロトコルを制御する呼制
御回路10、ISDN回線30と接続しメッセージやデ
ータ転送を実現するISDNインタフェース制御回路1
4、シリアルケーブル21を介してパソコン20とのデ
ータ送受信を行うパソコンインタフェース制御回路1
2、受信したデータを解析してメール用メッセージに変
換し、さらにUUIメール用ゲートウェイ40から受信
したメール情報をメモリ11に登録するメール編集制御
回路13、UUIメール用ゲートウェイからのメール情
報を保持しておくメモリ11を備えている。
【0022】図3は、図1における本発明のUUIメー
ル用ゲートウェイの装置構成図である。
【0023】図3において、UUIメール用ゲートウェ
イ40は、ISDN回線の通信プロトコルを制御する呼
制御回路50、ISDN回線30と接続しメッセージや
データ転送を実現するISDNインタフェース制御回路
52、ISDN回線30を介して受信したメール情報を
解析し、そのメール情報をSMTPプロトコルに変換し
てメモリ51に蓄積するプロトコル変換制御回路54、
メモリ51に蓄積されたメール情報をインターネット6
0に転送するための専用線インタフェース制御回路53
を備えている。
【0024】図2において、呼制御回路10は、メモリ
11、パソコンインタフェース制御回路12、ISDN
インタフェース制御回路14、メール編集制御回路13
と接続し、ISDNインタフェース制御回路14を介し
てISDN回線30に対して通信プロトコル制御を行
う。パソコンインタフェース制御回路12は、シリアル
ケーブル21を介して接続されたパソコン20からのデ
ータを受信し、そのデータを呼制御回路10を介してメ
ール編集制御回路13へ通知する機能を有する。ISD
Nインタフェース制御回路14は、ISDN回線30と
のインタフェースを制御し、回線の同期・リンクの確
立、かつメッセージの送受信の制御を行う。メール編集
制御回路13は、呼制御回路10と接続し、パソコンイ
ンタフェース制御回路12を介してパソコン20から受
信したデータを解析し、呼設定メッセージ上のユーザ・
ユーザ情報のフィールドにメール情報を載せて、ISD
Nインタフェース制御回路14に渡す。また、メール編
集制御回路13は、ISDNインタフェース制御回路1
4を介してUUIメール用ゲートウェイから受信したメ
ール情報をメモリ11に格納する。メモリ11は、呼制
御回路10に接続され、メール編集制御回路13がメー
ル情報を記録するメモリである。
【0025】図3において、呼制御回路50は、メモリ
51、ISDNインタフェース制御回路52、専用線イ
ンタフェース制御回路53、プロトコル変換制御回路5
4と接続し、ISDNインタフェース制御回路52を介
してISDN回線30の通信プロトコル制御を行う。I
SDNインタフェース制御回路52は、ISDN回線3
0とのインタフェースを制御し、回線の同期・リンクの
確立、かつメッセージの送受信の制御を行う。プロトコ
ル変換制御回路54は、呼制御回路50と接続し、IS
DNインタフェース制御回路52を介してISDN回線
から受信したメール情報をSMTPプロトコルに変換
し、変換したメール情報をメモリ51に記憶して専用線
インタフェース制御回路53に通知する機能を有する。
専用線インタフェース制御回路53は、呼制御回路50
と接続し、プロトコル変換制御回路54から通知された
メール情報をメモリ51から読み込み、その情報をイン
ターネット60を介してメールサーバ80へ送信する機
能を有する。メモリ51は呼制御回路50に接続され、
プロトコル編集制御回路54が呼制御回路50を介し
て、メール情報を記録するメモリである。
【0026】次に、本発明の実施形態の一例を図1を参
照して説明する。
【0027】発信側のパソコン20からメール情報を付
加してUUIメール用ゲートウェイ40へ発信すると、
ISDNターミナルアダプタ1はパソコン20からメー
ル情報を受信し、UUIメールに編集してISDN回線
30に送信する。
【0028】UUIメール用ゲートウェイ40は、IS
DN回線から受信したUUIメールをSMTPプロトコ
ル用コマンドに変換して、インターネット60を介して
SMTPサーバ80へ送信でき、インターネット経由で
任意のメールサーバに対してメールを送信することがで
きる。また、インターネット60内のメールサーバ80
から到着したメール情報をUUIメール用ゲートウェイ
40が受信し、UUIメールに変換して発信側ISDN
ターミナルアダプタ1に送信することができ、インター
ネット内からメールアドレスを取得していない着信側ユ
ーザに対してメールを送信することができる。
【0029】次に本発明の一実施の形態の動作について
図1,図2,図3、および図4を参照して説明する。
【0030】先ず、ISDN側のパソコン20からイン
タネット60に接続されたパソコン90へ電子メールを
送信する場合の動作について説明する。
【0031】発信側パソコン20から電子メールを送信
する場合、UUIメール用ゲートウェイ40の電話番号
に対してメール情報70を発信する。このメール情報7
0には、発信者の電話番号、UUIメール用ゲートウェ
イ40の電話番号、送信相手のメールアドレス(ドメイ
ン形式で示されるアドレスまたはIPアドレス)、およ
びメール本文が入っている。
【0032】パソコン20が発信したメール情報70は
ISDNターミナルアダプタ1と接続しているシリアル
ケーブル21を経由して発信側ISDNターミナル1内
のパソコンインタフェース制御回路12によって受信さ
れる。メール編集制御回路13はパソコンから受信した
メール情報をもとにUUIメールとして、メール情報7
0を呼設定メッセージ(以下、SETUPと呼ぶ)のユ
ーザ・ユーザ情報のフィールドに設定し、呼制御回路1
0はSETUP71をISDNインタフェース制御回路
14を通してISDN回線30へ送信する。
【0033】UUIメール用ゲートウェイ40内のIS
DN回線インタフェース制御回路52でISDN回線3
0からのSETUP71を受信し、SETUP71のな
かのユーザ・ユーザ情報をメモリ51に蓄積していく。
プロトコル変換制御回路54はメモリ51に蓄積された
ユーザ・ユーザ情報のなかのメール情報をSMTPプロ
トコル用コマンドに変換する。この場合のメール情報に
は、発信者の電話番号、送信相手のメールアドレス(ド
メイン形式のアドレスまたはIPアドレス)、およびメ
ール本文を入れる。なお、プロトコル変換制御回路54
は、呼制御回路50を通してメールサーバ80にメール
情報を送るために送信先アドレスとしてメモリ51内の
変換テーブルによりIPアドレスを決め、IPヘッダ・
フィールド(TCP/IPプロトコル)の宛先アドレス
に設定する。このとき、IPアドレスがメール情報内に
メールアドレスとして設定している場合は、変換テーブ
ルを使用しないでそのままIPヘッダフィールドの宛先
アドレスとして設定する。
【0034】呼制御回路50はSMTPコマンド72を
専用線インタフェース制御回路53を通してメールサー
バ80側のインターネット60へ送信する。すなわち、
メールサーバ80に届くことによりメールサーバ配下の
パソコン90に届いたことになる。このようにして、イ
ンターネット経由で任意のメールサーバに対してメール
を送信することができる。
【0035】次に、インタネット60に接続されたパソ
コン90(メールサーバ80の配下)からメールサーバ
80を介して電子メールが入ってくる場合の動作につい
て説明する。
【0036】インターネット内のメールサーバ80から
到着したSMTPプロトコル用のコマンドであるSMT
Pコマンド73は、UUIメール用ゲートウェイ40と
接続しているインターネット60を経由してUUIメー
ル用ゲートウェイ40内の専用線インタフェース制御回
路53によって受信される。プロトコル変換制御回路5
4は呼制御回路50を経由してSMTPコマンド73を
UUIメールに変換してメモリ51に蓄積する。この場
合、UUIメールの情報として、発信者のアドレス(ド
メイン形式のアドレスまたはIPアドレス)、送信相手
の電話番号、およびメールの本文が含まれる。なお、受
信したSMTPコマンド73からUUIメールの情報に
変換した場合に128バイト以上になれば、128バイ
ト以下になるようにUUIメールの情報が分割してメモ
り51に格納される。
【0037】呼制御回路50は、メモリ51に蓄積され
たメール情報を取り出してSETUPのなかのユーザ・
ユーザ情報のフィールドに設定し、ISDNインタフェ
ース制御回路52を通して任意な電話番号に対してSE
TUP74をISDN回線30へ送信する。このときの
SETUP74の中の着番号のフィールドには、送信先
の電話番号が直接設定されるため、送信先のISDNタ
ーミナルアダプタ1に送られる。なお、プロトコル変換
回路54の制御で128バイトを越えたために分割され
て格納されたUUIメールの情報がある場合は、ISD
N回線30に分割された数だけSETUP74が送出す
ることになる。
【0038】ISDNターミナルアダプタ1は、SET
UP74をISDN回線30からISDNインタフェー
ス制御回路14を経由して受信し、メモリ11に蓄積す
る。パソコン20からのメール読み出し要求75に対し
て、ISDNターミナルアダプタ1内の呼制御回路10
はメモリ11から蓄積されたメール情報76を取り出
し、パソコンインタフェース制御回路12を通してシリ
アルケーブル21を介してメール情報76を送信するこ
とができる。
【0039】上記説明において、ISDNターミナルア
ダプタ1はパソコンに近いところに設置されるかまたは
パソコン内に実装されることが多い。
【0040】また、電子メールのプロトコルとしてSM
TPを例として説明したが、他の電子メールのプロトコ
ルを利用しても本特許に含まれることは言うまでもな
い。
【0041】以上説明したように、メールアドレスを取
得していない着側ユーザに対してメールを送信すること
ができる。
【0042】また、本発明のメール用ゲートウェイは、
ISDN回線に接続された各ユーザのサブアドレスとI
Pアドレスとの対応表を持つことなく、送信先のドメイ
ン形式のアドレスとIPアドレス(この場合もサーバ側
のIPアドレスのみで個別のユーザ情報を必要としな
い)との対応表を持つだけでよい。この場合も、予めメ
ール情報の中にIPアドレスが設定されていれば変換表
を必要としない。そのため、メール用ゲートウェイは各
個別ユーザの送受信先のアドレス情報を予め知っておく
という膨大な情報を必要としない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明の第1の効果
は、操作者はメール一通を廉価な価格(例えば、現状価
格で0.4円)で任意のメールサーバに対してメールを
送信し、インターネット内のメールサーバに対してメー
ルを送信することができる。その理由は、SETUPの
なかのユーザ・ユーザ情報にメール情報を設定している
ため、1回のSETUPは0.4円が課金されるのみで
ある。
【0044】第2の効果は、メールアドレスを取得して
いない着側ユーザに対してインターネット内からメール
を送信することができる。その理由はUUIメール用ゲ
ートウェイが任意のメールサーバから受信したメール情
報を任意の相手に対してISDN回線を介して送信する
ことができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のシステム構成図であ
る。
【図2】図1のISDNターミナルアダプタの装置の内
部構成例を示す装置構成図である。
【図3】図1のUUIメール用ゲートウェイの装置の内
部構成例を示す装置構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態例を示すISDNターミ
ナルアダプタとUUIメール用ゲートウェイとのシーケ
ンス図である。
【符号の説明】
1 ISDNターミナルアダプタ 20,90 パソコン 21 シリアルケーブル 30 ISDN回線 40 UUIメール用ゲートウェイ 60 インターネット 10,50 呼制御回路 11,51 メモリ 12 パソコンインタフェース制御回路 13 メール編集制御回路 14,52 ISDNインタフェース制御回路 53 専用線インタフェース制御回路 54 プロトコル変換制御回路 70 メール情報 71,74 SETUP 72,73 SMTPコマンド 75 メール読み出し要求 76 メール情報 80 メールサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−326226(JP,A) 特開 平5−48667(JP,A) 高槻 芳、「携帯電話が電子メール端 末に 企業利用を視野にJ−フォンが新 サービス」、日経コミュニケーション、 1997年10月6日、第255号,pp.79 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/54 H04L 12/58

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御メッセージにデータを載せる通信プ
    ロトコルを有するISDN回線とメール専用の通信プロ
    トコルでメールの通信を行うインタネットとに接続さ
    れ、前記ISDN回線と前記インタネット間でデータの
    中継を行うゲートウェイにおいて、前記ISDN回線または前記インタネットから自分宛の
    メールを受信して中継する中継手段と、 前記中継手段に伴って 前記ISDN回線前記インタネ
    ットとの間でメールのやり取りを行う場合はプロトコル
    変換の制御を行うプロトコル変換制御手段を備え、 前記プロトコル変換制御手段において、前記ISDN回
    線から第1のメール情報を含む第1の呼設定メッセージ
    受信した場合は前記第1のメール情報を前記メール専
    用のプロトコルにプロトコル変換し前記第1のメール情
    報内にあるメールアドレスを宛先と判断しインタネット
    に送信する第1の送信手段と、 前記インタネットから前記メール専用のプロトコルで
    2のメール情報を受信した場合、前記第2のメール情報
    ISDNの第2の呼設定メッセージにプロトコル変換
    し前記第2のメール情報内にある電話番号を宛先と判断
    し前記ISDN回線に送信する第2の送信手段とを有す
    ることを特徴とするメール用ゲートウェイ。
  2. 【請求項2】 前記第1のメール情報は、前記第1の
    設定メッセージユーザ・ユーザ情報のフィールドに
    設定されたデータであることを特徴とする請求項1記載
    のメール用ゲートウェイ。
  3. 【請求項3】 前記第2のメール情報は、前記第2の
    設定メッセージ上のユーザ・ユーザ情報のフィールドに
    設定されたデータであることを特徴とする請求項1記載
    のメール用ゲートウェイ。
  4. 【請求項4】 前記第2の送信手段において、宛先とし
    て前記電話番号を呼設定メッセージ上の着番号のフィー
    ルドに設定することを特徴とする請求項1記載のメール
    用ゲートウェイ。
  5. 【請求項5】 前記第1のメール情報は、発信者の電話
    番号と、前記ゲートウェイの電話番号と、送信相手のメ
    ールアドレスと、メール本文とを含むことを特徴とする
    請求項第1記載のメール用ゲートウェイ。
  6. 【請求項6】 制御メッセージにデータを載せる通信プ
    ロトコルを有するISDN回線とメール専用の通信プロ
    トコルでメールの通信を行うインタネットとに接続され
    前記ISDN回線と前記インタネット間でデータの中継
    を行うゲートウェイと、前記ISDN回線と装置とに接
    続され前記ISDN回線と前記装置間でデータの中継を
    行うISDNターミナルアダプタとを備えたメール用ゲ
    ートウェイサービス方法であって、 前記装置から前記インタネットに接続されたメールサー
    宛にメール情報を送信した場合、前記ISDNターミ
    ナルアダプタにおいて前記メール情報を受信したら第1
    呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報のフィールド
    に前記メール情報を設定して前記第1の呼設定メッセー
    ジを前記ゲートウェイの電話番号宛に前記ISDN回線
    を介して送信する第1のステップを有し前記ゲートウェイは、 前記第1のステップで送信した前
    第1の呼設定メッセージを受信した場合に前記第1の
    呼設定メッセージ上の前記ユーザ・ユーザ情報を前記イ
    ンタネット用電子メールのプロトコルに変換し前記ユー
    ザ・ユーザ情報内のフィールドに設定されている電子メ
    ールアドレスから宛先のIPアドレスを識別しその識別
    したIPアドレス宛に前記インタネット経由で送信する
    第2のステップと インタネット用電子メールプロトコルによるメール情報
    を前記インターネットから受信した場合に前記メール情
    報をISDN回線で使用されるプロトコルに変換し、第
    2の呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報のフィール
    ドに前記メール情報を設定して前記第2の呼設定メッセ
    ージの着番号のフィールドに送信先の電話番号を設定し
    前記ISDN回線に前記第2の呼設定メッセージを送信
    する第3ステップと を有することを特徴とするメール用
    ゲートウェイサービス方法。
JP31566497A 1997-11-17 1997-11-17 メール用ゲートウェイおよびメール用ゲートウェイサービス方法 Expired - Lifetime JP3389081B2 (ja)

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高槻 芳、「携帯電話が電子メール端末に 企業利用を視野にJ−フォンが新サービス」、日経コミュニケーション、1997年10月6日、第255号,pp.79

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