JP3388779B2 - 電子案内装置及び電子道案内装置及び自動車等運行体装置 - Google Patents

電子案内装置及び電子道案内装置及び自動車等運行体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図、景色を表示して
案内を行う電子案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子案内装置には、CDファイルを使っ
て道路案内を行う例、人工衛星を使って広域の位置指定
を可能にするGPS(グローバル・ポジショニング・シ
ステム)、漁船等に搭載されて航路案内を行うロランの
例等種々である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの電子案内装置
は、自己位置測定結果の地図上への表示を行うといった
やり方をとっており、周辺の風景といったその位置固有
な情報は全く利用していない。そのため、利用者は、町
名や著名な建物を視覚で認識して、はじめて測定結果に
安心でき信頼性を得ている。
【0004】本発明の目的は、各位置固有な情報を案内
情報として利用してなる電子案内装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、区分化された
地図を格納する地図ファイルと、地図上の任意の位置及
びそこでの視点、並びに、季節及び又は一日の時間帯を
パラメータとして風景静止画を格納する風景静止画ファ
イルと、地図区分を指定する第1の指定器と、この指定
で地図ファイルから読み出した区分地図を表示する第1
の表示器と、第1の表示器に表示した区分地図上のマー
キングされた風景静止画対象位置及びそこでの視点、並
びに、季節及び又は一日の時間帯を指定する第2の指定
器と、この指定したパラメータ(位置及びそこでの視
点、並びに、季節及び又は一日の時間帯)に従って風景
静止画ファイルからの風景静止画を読み出す手段と、読
み出した風景静止画を表示する第2の表示器と、より成
る電子案内装置を開示する。
【0006】更に本発明は、上記第2の指定器で指定す
る地図上の任意の位置での視点は、第1の表示器の表示
中の区分地図上の該当マークの位置に、視点方向を示す
矢印マークで表示させることとした請求項1の電子案内
装置を開示する。
【0007】本発明の電子案内装置は、更に、風景を撮
像する撮像手段と、該撮像風景とファイルから読み出し
た風景静止画とを画像として比較し、最も近い風景静止
画の位置を現在の撮像位置近傍として認定する手段と、
を設けた。
【0008】
【作用】本発明によれば、地図の他に、ファイル化した
季節及び又は1日の時間帯を指定して読み出した風景静
止画を表示させることとしたが故に、地図と風景静止画
との両者を利用しての案内が可能になる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の電子案内装置の実施例図であ
る。この電子案内装置は、ディジタル入力器3、4、地
図ファイルメモリ5、風景静止画ファイル6、表示メモ
リ7、8、表示器9、10、操作部11より成る。ディ
ジタル入力器3は、地図原図1を読み取りディジタル電
子地図を作成する。ディジタル入力器4は、地図の任意
の点(位置)における風景静止画2を読み取りディジタ
ル電子風景静止画を作成する。ディジタル入力器3、4
による作成は、自動読み取りであっても、人間による手
動読み取りであってもよい。地図の任意の位置とは、道
路や航路案内にとって重要な分岐点となる位置であり、
道路では大きな交差点や著名な建物の近辺位置が該当す
る。
【0010】地図ファイルメモリ5は、ディジタル入力
器3で作成した地図を格納する。地図は区分化して格納
する。ここで区分化とは、日本に関してみれば、行政区
分による例が代表的である。 第一次区分化……北海道、東北、関東等による区分化、 第二次区分化……関東に関してみれば東京、神奈川、千
葉等による区分化、 第三次区分化……東京に関してみれば、千代田区、港
区、品川区等による区分化、 第四次区分化……港区に関してみれば、西新橋、東新橋
等による区分化、 第五次区分化……西新橋に関してみれば、1丁目、2丁
目とかの区分、
【0011】これらの区分以外に道路に沿っての区分も
ありうる。道路の種類によっての区分化もありうる。行
政区分との組合せによる区分もありうる。また名所旧跡
等をも加味してもよい。
【0012】風景静止画ファイル6は、区分化された地
図上の任意の位置毎に撮影された風景画を格納するファ
イルである。ここで区分化された地図とは、第一次区分
化の如き広い地域中の位置と云うよりは、第二次区分化
以降での地図を指す。風景を特定するための位置だから
である。地図上の任意の位置とは、この電子案内装置の
使用目的によって異なり、歩行者が携帯形として持ち歩
く場合には、道路上の特徴的な位置や有名な建物の見え
る位置及び道路における交差点等の位置を指す。自動車
搭載した場合には、自動車の運転の分岐点となる位置
(主として大きな交差点)が選ばれる。
【0013】更に、風景静止画とは、視点によって異な
るものであり、大きな十字路交差点では、少なくとも直
交する2方向の視点からの2つの風景静止画を用意して
おくことが好ましい。4方向の視点からの4つの風景静
止画を用意しておけば更によい。しかし、小さな交差点
や道路では一方向からの視点による1個の風景静止画を
用意するだけでよい。ファイル容量を少なくでき、且つ
案内にも支障はないと考えられるからである。
【0014】操作部11は、例えばキーボードやマウス
より成るものであり、使用者によって区分地図の特定
化、風景静止画位置及び視点の特定化のために使用す
る。表示メモリ7は、この操作部11で指定された区分
地図をファイル5から読み出して表示用に一時ラッチす
る。表示メモリ8は、この操作部11で指定された風景
静止画位置及び視点で読み出された風景静止画を表示用
に一時ラッチする。
【0015】表示器9は、表示メモリ7の区分地図を表
示し、表示器10は、表示メモリ8の風景静止画を表示
する。この表示にあっては、先ず表示器9で区分地図を
表示しておき、操作部11でその表示中の区分地図の一
点(現在位置や近接する目標位置)を指定し、この指定
した一点の風景静止画を読み出して表示させるとの手順
をとる。
【0016】以上の図1によれば、地図ファイル5、風
景静止画ファイル6に対して操作部11で現在位置を含
む区分地図名、及びこの区分地図中での現在位置又は現
在位置に近接する位置を指定することで、風景静止画が
表示器10に表示され、使用者(歩行者や自動車運転
者)は、その表示内容と現実の自己の視界でみた風景と
が一致していれば現在位置が確認できる。不一致であれ
ば、視覚上での現在位置は地図上での現在位置でないこ
とになり、進行方向の訂正等を行う。逆に指定位置が間
違っている場合には、指定位置を更新させて一致する風
景があれば、その一致する風景位置が視覚上での現在位
置と確認できる。
【0017】図2は、区分地図の種類と内容とが膨大で
あり、風景静止画の数と内容とが膨大であり、ファイル
5、6にそのままでは入りきらない時に有効な電子案内
装置の実施例図を示す。区分地図は、第1の高能率符号
化方式(これをM方式と呼ぶ)で符号化し、(10分の
1以下の圧縮率)風景静止画は第2の高能率符号化方式
(これをV方式と呼ぶ)であるV方式で符号化する(1
0分の1以下の圧縮率)。この符号化を実現する手段が
装置12、13である。一方、地図ファイル5から読み
出した区分地図は逆変換(M−1)し、風景静止画は逆
変換(V−1)して元に戻す。この逆変換を実現する手
段が装置14、15である。ここで、MとVとで区分し
たのは、地図に比べて風景静止画は画素数が大きいため
である。尚、高能率符号化方式には、ベクトル符号化方
式や予測符号化方式などの各種の方式があり、適宜使用
できる。
【0018】図3の実施例は、図に比較して2つの表示
器9、10の代わりに1個のCRT17を設け、これに
伴って表示メモリ7、8の代わりに1個のフレームメモ
リ16を設けた点に特徴を持つ実施例図である。本実施
例では、CRT17上の画面表示をマルチウィンド化
し、区分地図及び風景静止画を表示画面上に区分して表
示せしめることにした。これにより、1つのCRTで2
つの表示器の機能を果たす。
【0019】図4は、使用例を示す図である。この図
は、図1〜3の各実施例に共通する。操作部11は、位
置マーカ指示部(方向指定スイッチS、移動スイッチ
)、画像表示スイッチS、プリセットスイッチS
、区分地図指定スイッチSを持 つ。区分地図名を
スイッチSの指定で読み出して表示器9(左側)に表
示させ ておく。この表示指示はスイッチSにて行
う。表示中の区分地図には、多数の 丸マークが、地図
上の分岐位置対応に付されており、操作者はその中から
現在位置に相当する位置、又は現在位置に近接する位置
の丸マークを、位置マーカで選択する。この選択では、
スイッチSを操作して矢印マークBを選択対象丸マー
ク7Aまで移動し、次いで視点の方向を方向スイッチ
で指定し、図4に示す ような丸マークA内に入る
ように矢印マークの位置決めを行い、これを操作部11
内のコンピュータが読み取る。コンピュータは、丸マー
クAの位置での矢印マークBの方向での風景静止画をフ
ァイル6から読み出し、これを表示器10(右側)に表
示する。かくして、矢印マークBの方向に沿って進行し
ている歩行者や自動車にとっては、その正面の風景が表
示器10に表示されることになり、現在位置が確認でき
る。
【0020】もし、図4の指示した矢印方向の風景静止
画が格納されていなければ、コンピュータはその旨を画
面に表示し、併せて格納されている方向の指示を画面に
行う。かくして、この画面に指示されている方向を指定
することで、その対応画面の表示を行う。勿論、再操作
を持つのではなく、コンピュータが、その位置での格納
画面を自動的に読み出し、違う視点方向であることを表
示した上で自動的に表示させるようにしてもよい。
【0021】図5は、使用のための更に具体的な例を示
す図である。図5(a)は関東全図であり、これを1〜
41の如く、41区分化しておく。図5(b)はその中
の区分番号14の地図であり、福生及び立川近辺を示す
図である。この地図中の主要な分岐点位置に丸マークを
重ねて書き込んでおく。この丸マークとは図4に示した
丸マークAのことである。丸マークの付されている位置
には、風景静止画が作成されてファイル6上に格納ずみ
であることを示している。従って、図5(b)の地図上
の任意の位置の丸マークを指示し、図4に示す如く矢印
マークBをその位置に持ってゆくことによって、対応す
る風景静止画がファイル6から読み出され表示されるこ
とになる。
【0022】図5(c)は、丸マークのついた区分地図
のモデルを示す。このモデルは、大都会でのビル群の中
の地図を示した例であり、出発地から→→→→
を経て目的地に到達する系路を選ぶ例を示してある。
出発点、の点、の点、→の点に丸マークが付さ
れているものとしており、この各丸マーク位置をたどる
ことによって、目的地へ到達できる。図5(d)に示す
ように、各丸マークについて風景静止画が表示されて、
自己の位置及び進行方向の確認をする。
【0023】図4のプリセットスイッチSは、目的地
までのルートのプリセットに使用する。即ち、出発点よ
り目的地までのルート(図5の例では〜のルート)
を選択し、プリセットをスタートする。矢印マーカで地
図上をたどりながら必要位置で画像表示を指示する。図
5の〜でプリセット完了とする。画像表示スイッチ
を押す度に〜点で設定した矢印方向の風景画が
CRT上に表示される 。このプリセット操作をしてお
けば、歩行や走行にあって、交差点等の分岐点に到達す
る毎に位置指定や表示操作の手間がはぶける。勿論、プ
リセット操作をしないで歩行や走行する例も多い。
【0024】図6は、人間の視覚で現在位置を判断する
のではなく、自動的な現在位置確認を行うための実施例
図である。この実施例は、歩行者用よりは、自動車搭載
用に適する。TVカメラ18を搭載しておき、このTV
カメラ18で進行方向の風景を撮像する。画像比較部1
9では、風景静止画ファイル6から次々に風景静止画を
読み出して、画像の一致度の比較を行う。そして最も近
い風景静止画を、現在位置(撮像位置)に最も近い位置
の風景静止画と認定し、併せてその風景静止画の位置を
求める。これは、風景静止画に位置情報を付加しておく
ことによって可能である。尚、全ての位置の全ての視点
方向の風景静止画を読み出し比較していたのでは実時間
性に欠ける恐れがある。この場には、比較対象位置を操
作者がある程度、絞り込んで指定しておくことによっ
て、実時間処理は可能である。又、実時間処理可能か否
かは画像比較法のアルゴリズムにもよる。画像の全画素
点比較では枚数が少なくても実時間性は保てず、ある程
度特徴部を抽出しておき、特徴部分相互の比較をするだ
けであれば比較処理時間は少なくてよい。
【0025】図6では、撮像画像と複合化後の風景静止
画との比較を行ったが、高能率符号化を行った符号化後
の画像比較も可能である。この実施例を図7に示す。T
Vカメラ18と画像比較部19との間にV変換を行うた
めの画像信号処理部20を設け、一方、風景静止画ファ
イル6から読み出した風景静止画はV逆変換を行うこと
なく画像比較部19へ直接に入力させるようにした。こ
の画像比較では、画像圧縮されているため、情報量が少
なく、高速比較処理が可能になる。
【0026】図5(b)の例に見られるように、風景静
止画を得る位置は離散的である。従って、TVカメラに
よる撮像位置と丸マーク印位置とは、この装置を搭載し
た自動車の走行にあっては殆ど一致せず、比較部19で
も画像間の一致をはかれる例は少ない。この対策として
は、現在位置に対して、その前後の丸マーク印位置を指
定してこの2点における風景静止画を読み出し、この2
つの画像合成をはかって2点間の途中の画像を得、これ
をTVカメラ18で得た撮像画像と比較するやり方をと
る方法がある。図8にはその実施例を示す。中間位置画
像作成部21で画像合成をはかり中間位置での風景静止
画を作成する。比較部19では、この作成した風景静止
画とTVカメラ18での撮像画像との比較を行う。画像
合成法は、補間処理によって行う。但し、全く異なる風
景静止画相互にあっては、画像合成は意味がない。尚、
図8においても、図7の如き圧縮画像相互の処理は当然
に可能である。
【0027】本発明は各種の変形及び応用例がありう
る。以下述べる。 (1)、風景静止画の種類……風景は春、夏、秋、冬の
各季節によって変化することがある。特に樹木をその一
部に含むような場合には、落葉や新緑によって風景が変
化する。更に、一日の中でも、昼と夜とでは明暗が異な
る。従って、風景静止画をファイルするに当たっては、
位置、視点の他に季節や一日の時間帯をパラメータとし
て作成しファイル化することが好ましい。この場合、一
日の時間帯については、夜の画像は昼の画像を処理(明
度処理等)して得ることが可能である。又、表示色はカ
ラー、白黒どちらでもよく、白黒であれば、それ程多く
のパラメータによる風景静止画の入力は必要でない。 (2)、風景静止画の入力……写真、絵のどちらでもよ
い。又、電子的に合成したものでもよい。
【0028】(3)、風景静止画の存在位置を丸マーク
で知らせるようにしたが、丸マークを表示せずに矢印マ
ークを任意の位置に持ってゆけば、その位置に最も近接
する風景静止画を読み出すような仕組みでもよい。この
場合。この近接位置とは、進行方向に沿っての近接位置
を選ぶようにすることが好ましい。 (4)、地図ファイルと風景静止画ファイルとは別々と
したが、1枚のICカードに一体して形成しておくこと
で、小型化、集中化をはかれる。 (5)、自己ファイル化……入力器3、4は、本来使用
者にとっては不要である。地図及び風景を格納したファ
イル5、6を購入して機器にセットするだけで使えるた
めである。しかし、自家製案内装置を作成したい要求が
あり、この場合には、入力器3、4を取り付けておき、
自家製の地図や風景を入力するようにしておくことが必
要である。
【0029】(6)、歩行者形帯用道案内装置……前記
各実施例を歩行者が形帯可能に小型化することで、歩行
者専用の道案内装置を実現できる。この場合、ファイル
5、6は、地域別、目的別に作成しておき、それぞれに
応じた使い方をする。図9にその外観図を示す。ICメ
モリはファイル5、6を組み込んだものであり、表示器
9、10は液晶ディスプレイを使った。又スイッチS
とSとは一体化した。 (7)、固定形の道案内装置(いわゆる案内掲示板)…
…従来の掲示板に換わって、風景をも併せて表示可能な
電子掲示板を提供できる。 (8)、自動車……自動車に搭載したナビゲーションシ
ステムとして使いうる。図1、図2のみでなく、図6、
図7、図8の如きTVカメラを一体化した装置にあって
は、特にこの自動車用として好適である。この場合、T
Vカメラは、自動車の進行方向の運転者の視界に合わせ
た撮像ができるような位置決めが必要である。
【0030】(9)、自動車以外の例……船舶や航空機
等の他の運行体装置への搭載も可能である。 (10)、風景航法……図8の例で可能であり、風景を
撮像、この像と風景ファイル内画像を比較照合し(画像
認識)、位置/ルートを特定する。最初の一枚は時間が
掛かるが位置が限定されるにつれ照合枚数は減って行
く。継続的照合により認識精度は順次向上し、自己位
置、経過ルートを自動的に表示することができる。 (11)、複合航法……自動車や船舶等で使われている
GPS、ロラン慣性航法、ジャイロ航法等々の最終確認
に併用することにより最も自然で人間的な航法−道案内
が可能になる。 (12)、シームレス地図……継目の無い地図、即ち電
子地図のことであり、通常の地形表示の他に風景表示を
可能にする電子地図を提供できる。尚、旅行や登山等に
利用する場合には、現在位置が常に地図の中心部にある
ことが望ましい。これは、(イ)大型の地図からのトリ
ミング、或は(ロ)地図周辺部が重複する地図群間のハ
ンドオーバにより可能となる。
【0031】(13)、音声案内……任意の位置毎にそ
の位置近辺を音声によってガイドするようにすれば、案
内装置としては更に役立つ。このためには、音声ガイド
メモリ、及びスピーカーを付加し、音声ガイドメモリを
矢印マークの指定と連動させておくことにより、矢印マ
ークの指定した位置では、その位置の音声ガイドが読み
出されてスピーカーより流れる。勿論、矢印マークと別
のアクセススイッチを設けておき、このアクセススイッ
チで欲しい位置の音声ガイドを読み出してスピーカーよ
り流すようにしてもよい。更に、音声の種類としては、
数カ国語を格納して選択できるようにしておけば、ガイ
ドとしての役割は更に高くなる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、地図のみの案内だけで
なく、視覚に合わせた風景静止画を併せて表示すること
としたため、人にとってやさしい案内装置を提供でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子案内装置の実施例図である。
【図2】本発明の電子案内装置の他の実施例図である。
【図3】本発明の電子案内装置の他の実施例図である。
【図4】本発明の電子案内装置の具体的な使用例を示す
図である。
【図5】本発明の電子案内装置の具体的な地図による使
用例を示す図である。
【図6】本発明の電子案内装置の他の実施例図である。
【図7】本発明の電子案内装置の他の実施例図である。
【図8】本発明の電子案内装置の他の実施例図である。
【図9】本発明の歩行者道案内装置の外観図である。
【符号の説明】
1 地図原図 2 風景 3 ディジタル電子地図入力器 4 ディジタル静止図入力器 5 地図ファイル 6 風景静止画ファイル 7、8 表示メモリ 9、10 表示器 11 操作部 12 画像信号処理部(M変換部) 13 画像信号処理部(V変換部) 14 画像信号処理部(逆M変換部) 15 画像信号処理部(逆V変換部) 16 フレームメモリ 17 CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−298391(JP,A) 特開 平4−125679(JP,A) 特開 平2−195375(JP,A) 特開 昭62−212776(JP,A) 特開 昭52−77400(JP,A) 特開 昭63−24398(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 29/00 - 29/10

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区分化された地図を格納する地図ファイ
    ルと、地図上の任意の位置及びそこでの視点、並びに、
    季節及び又は一日の時間帯をパラメータとして風景静止
    画を格納する風景静止画ファイルと、地図区分を指定す
    る第1の指定器と、この指定で地図ファイルから読み出
    した区分地図を表示する第1の表示器と、第1の表示器
    に表示した区分地図上のマーキングされた風景静止画対
    象位置及びそこでの視点、並びに、季節及び又は一日の
    時間帯を指定する第2の指定器と、この指定したパラメ
    ータ(位置及びそこでの視点、並びに、季節及び又は一
    日の時間帯)に従って風景静止画ファイルからの風景静
    止画を読み出す手段と、読み出した風景静止画を表示す
    る第2の表示器と、より成る電子案内装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の指定器で指定する地図上の任
    意の位置での視点は、第1の表示器の表示中の区分地図
    上の該当マークの位置に、視点方向を示す矢印マークで
    表示させることとした請求項1の電子案内装置。
  3. 【請求項3】 季節及び又は一日の時間帯での風景静止
    画は、基準風景静止画に対する画像処理から得たものと
    した請求項1の電子案内装置。
  4. 【請求項4】 更に、風景を撮像する撮像手段と、該撮
    像風景とファイルから読み出した風景静止画とを画像と
    して比較し、最も近い風景静止画の位置を現在の撮像位
    置近傍として認定する手段と、を設けた請求項1の電子
    案内装置。
  5. 【請求項5】 上記風景静止画ファイルの風景静止画
    は、使用者が自己編集したものを含むものとする請求項
    1又は4の電子案内装置。
  6. 【請求項6】 音声ガイドメモリを設け、随時音声ガイ
    ドを表示内容に併せて表示させるようにした請求項1又
    は4の電子案内装置。
  7. 【請求項7】 上記地図ファイル及び風景静止画ファイ
    ルでは、区分地図及び風景静止画は共に高能率符号化方
    式で符号化された状態で格納され、読み出し時にはこれ
    を復号化して区分地図及び風景静止画を得るようにした
    請求項1又は4の電子案内装置。
  8. 【請求項8】 上記風景静止画ファイルでは、風景静止
    画は高能率符号化方式で符号化された状態で格納され、
    読み出し時にはこれを復号化して風景静止画を得るよう
    にした請求項1又は4の電子案内装置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は4の電子案内装置を歩行者
    携帯形に構成した電子道案内装置。
  10. 【請求項10】 更に、GPS、ロラン、慣性航法、ジ
    ャイロ航法等の他の航法を実現する手段を併せて搭載し
    てなる請求項4の電子案内装置。
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