JP3388562B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、塵埃を集じん部に付着
させる空気清浄機に係り、特に、集じん部を改良したも
のに関する。 【0002】 【従来の技術】空気清浄機の従来技術として、特開平1
−310753号公報に示される技術のものがある。こ
の従来技術は、銅箔,アルミ箔等からなる導電部(陽極
板)の表面が、ポリプロピレン樹脂かなる絶縁層によっ
て被覆され、導電部が外部に露出しないようにすると共
に、該導電部が集じん極板の空気流入側端部に対し内方
に引っ込んで配設されることにより、集じん特性の向上
及びコンパクト化を図るようにしている。また、導電部
の表面を絶縁層によって被覆する場合、その絶縁層のフ
ィルムをラミネートまたは融着して取付けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
従来技術では、導電部の表面がポリプロピレンの絶縁層
によって被覆されているので、該絶縁層と導線部との熱
による膨張率(線膨張係数)が異なり、そのため、熱に
よって変形したり、また貼り合わせ部に応力が発生した
りすると、導電部から絶縁層が剥がれる問題がある。ま
た、ポリプロピレンの絶縁層は可燃物であるので、万
一、絶縁層が導電部から剥がれることによって異常放電
した場合、該絶縁層に着火し、火災に至ると云う危険性
を招く問題がある。 【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、熱による変形や貼り合わせ部に応力が発生して
も、絶縁層が導電部から剥がれるのを確実に防止でき、
また火災などが起こることなく、安全性を考慮した空気
清浄機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明では、プラス側を
なす薄板とマイナス側をなす薄板とが互い違いに配列さ
れた複数の薄板からなる集じん部を有する空気清浄機に
おいて、前記複数の薄板のうち、プラス側又はマイナス
側をなす薄板の片面又は両面に不燃性絶縁材からなる誘
電体を貼り付け、かつ前記薄板における板厚tと縦弾
性係数Eの積と、該誘電体における板厚tと縦弾性
係数Eの積とが、 t*E≦t*E の関係となることを特徴としている。 【0006】 【作用】本発明では、プラス側とマイナス側との薄板の
何れか一方に対し、少なくとも片面に貼り付けられ、か
つ不燃性絶縁材からなる誘電体を設けているので、誘電
体とこれを貼り付けた薄板とが、熱膨張率の違いにより
内部応力を発生することとなり、そのため、誘電体が薄
板から剥がれるおそれがある。しかし、上述の如く、誘
電体の前記何れか一方の薄板に対する剥し力を小さく構
成しているので、誘電体が薄板から剥がれるのを防止し
得る。また、上述の如く、集じん部の薄板における板厚
と縦弾性係数との関係が、誘電体における板厚と縦弾性
係数との関係以下となっているので、これら薄板と誘電
体との双方の板厚を小さくすることができ、それだけ薄
板に対する誘電体の剥し力を確実に小さく抑えることが
でき、しかも、板厚を薄くしたにも拘らず、誘電体が高
電圧で破壊されるおそれがない。従って、薄板上に堆積
した塵埃に電界が集中しても、異常放電することがない
ので、絶縁体として確実に機能することができる。 【0007】そして、誘電体が不燃性絶縁材で構成され
ているので、万一、誘電体の一部が外力により破損し、
異常放電が発生しても、燃えるおそれがないので、火災
などの危険性を招くおそれがない。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図13に
より説明する。図1乃至図6は本発明の第1の実施例を
示している。実施例の空気清浄機を述べる前に、まず、
一般的な空気清浄機について説明すると、図14に示す
ように、互いに対向する上・下部の電極1,1の間に、
電離部3及び集じん部2が配設されている。電離部3
は、空気の流入側に位置しており、放電板4とイオン化
線5が設けられ、空気の流入方向Bに沿って塵埃Aが送
り込まれると、放電板4,イオン化線5とで正のコロナ
放電を行うことによってプラスイオンを発生させ、該発
生したプラスイオンが塵埃Aに付着して電荷をもつ。 【0009】一方、集じん部2は、プラス側薄板である
陽極板6と、マイナス側薄板である集じん板7との導電
部からなり、これらが空気の流入方向に沿って互い違い
に配列されている。なお、集じん板7のうち、一部の集
じん板7が幅方向に延長することにより、前記電離部3
の放電板4を構成している。そして、集じん部2は、電
離部3にて電荷された塵埃Aが流れ込んでくると、該塵
埃Aが陽極板6,集じん板7間の電界によって集じん板
7に吸着され、付着するようにしている。そのため、電
離部3には電離のための高電圧が、集じん部2には集じ
んのための高電圧が夫々印加されている。このような空
気清浄機にあっては、集じん効率ηが数1により求める
ことができる。 【0010】 【数1】 【0011】なお、Dp:集じん部2の間隔,Lp:集
じん部2の幅方向の長さ,Ec:電離部3の電界,I
c:電離部電流,Ep:集じん部2の電界,Vg:通過
風速,K:係数である。従って、この式により、同じ通
過風速で集じん効率を向上したり、集じん効率を維持し
ながら集じん電極6,7の奥行き(幅方向)を小さくす
るためには、集じん電極の間隔Dpを小さくするか、集
じん部電界Epを高くするのが効果的である。 【0012】実施例においては、図1に示すように、集
じん部2の集じん板7の表裏面が不燃性絶縁材料からな
る誘電体8により夫々被覆されている。該誘電体8は、
集じん板7に付着した塵埃に電界が集中した場合、集じ
ん電極7及び陽極板6との間に誘電体8が存在すること
により、即ち、集じん部2のプラス側とマイナス側との
間に位置することにより、短絡を防ぐことができるよう
にしている。この誘電体8としては、例えばマイカ充填
樹脂,石綿充填樹脂,ガラス繊維充填樹脂,ポリ四ふっ
化エチレン(テフロン)などで構成されている。 【0013】また、誘電体8は、集じん板7における剥
し力が小さくなるように構成されている。この場合、誘
電体8と集じん板7との材質については、該集じん板7
の(板厚×縦弾性係数)が誘電体8の(板厚×縦弾性係
数)以下となることにより誘電体8の剥し力を確実に小
さくさせ、これにより、熱膨張の違いによって誘電体8
が導電部から剥がれるのを防ぐようにしている。このよ
うな誘電体8は、図1及び図2に示すように、集じん板
7の表裏面全体にわたって貼り付けられている。なお、
集じん板7と陽極板6とは互いに同じアルミ製の材質で
ある。 【0014】実施例の集じん電極機は、上記の如き構成
よりなるので、次にその作用効果について説明する。誘
電体8が集じん板7の表裏面に貼り付けられていると、
熱膨張の違いにより集じん7が誘電体8より幅方向に長
くなり、双方7,8の貼り合わされた面に剥し力が発生
し、図3に示すように、剥がれようとするおそれがあ
る。これを防ぐため、図4(a)から同図(b)となる
ようにするため、集じん板7と、これに貼り合わせる誘
電体8との変形量を同じにすることが考えられる。しか
し、そのようにしたとしても、夫々7,8に内部応力が
発生することとなる。この内部応力σ1,σ2は数2,
数3で表すことができる。 【0015】 【数2】 【0016】 【数3】 【0017】ここで、σ1:導電性薄板(6,7)の応
力,σ2:不燃性絶縁材からなる誘電体8の応力,t
1:導電性薄板の板厚,t2:誘電体の板厚,ΔT:温
度変化,E1:導電性薄板の縦弾性係数,E2:誘電体
の縦弾性係数,α1:導電性薄板の線膨張係数,α2:
誘電体の線膨張係数である。 【0018】一方、夫々7,8の貼り合わされた面に発
生する剥し力Pは、図5に示す内部構造となり、以下に
示す数4の関係となる。 【0019】 【数4】 【0020】なお、Lp:集じん部2の幅方向の長さで
ある。そして、上記数2〜数4により次式数5を得るこ
とができる。 【0021】 【数5】 【0022】即ち、数5により、集じん板7に対する誘
電体8の剥し力Pを小さくするためには、上記板厚t
1,t2を小さくすればよいことがわかる。しかし、こ
の場合、誘電体8の板厚t2を小さくすることは、誘電
体8の層が高電圧によって破壊されるおそれがある。そ
こで、下記のような数6により、導電板の(板厚×縦弾
性係数)が、誘電体8の(板厚×縦弾性係数)以下とな
る材料で構成されることが望ましい。 【0023】 【数6】 【0024】実施例では、上述の如く、誘電体8の集じ
ん電極7に対する剥し力が小さく、しかも集じん板7,
陽極板6の(板厚×縦弾性係数)が誘電体8の(板厚×
縦弾性係数)以下となる材料で構成されているので、こ
れら双方の板厚t1,t2を小さくすることができ、そ
れだけ集じん板7に対する誘電体8の剥し力を確実に小
さくすることができ、しかも、板厚を薄くしたにも拘ら
ず、誘電体8が高電圧で破壊されるおそれがない。従っ
て、集じん板7上に堆積した塵埃Aに電界が集中して
も、異常放電することがないので、絶縁体として的確に
機能することができる。このため、数1により、集じん
部2において集じん板7と陽極板6間の間隔Dpを小さ
くすることにより、集じん効率を上げることができ、ま
た集じん効率をそのままにしても、集じん部の幅方向の
寸法Lpを小さくすることができる。本例では、集じん
部2の寸法Lp=96mm,集じん部印加電圧DC4.
5kV,集じん部間隔Dp=6mmの場合、集じん効率
ηが90%であるものを、集じん部印加電圧DC4.5
kVで、集じん部間隔Dp=4mmにすることができ、
そのときの集じん部電解が7.5kV/mmから11.
25kV/mmに上昇し、集じん部寸法Lp=48mm
に半減させても、集じん効率ηが90%を維持できるこ
とが確認された。従って、集じん部の陽極板6と集じん
板7との間隔Dpを小さくすることができると共に、集
じん効率を高めることができる。 【0025】また、誘電体8が不燃性絶縁材で構成され
ているので、万一、誘電体8の一部が外力により破損
し、異常放電が発生しても、燃えるおそれがないので、
火災などの危険性を招くおそれがない。本例の場合、集
じん板7,陽極板6はアルミ製であるが、因みに誘電体
8として、前述した材料(マイカ充填樹脂,石綿充填樹
脂,ガラス繊維充填樹脂,ポリ四ふっ化エチレン)の場
合の特性について図6に示す。因みに、破壊電圧2が9
kV/mmのマイカ充電樹脂を用いた場合、電離部3の
イオン化線5にDC9kV,集じん部2の陽極板7にD
C4.5kVを夫々印加すると、該集じん部2の印加電
圧DC4.5kVに耐えるには、片側0.25mmあれ
ば耐圧7.25kVとなり、十分であることが確認され
た。そして、マイカ充填樹脂の縦弾性係数を2110k
g/mm2とし、集じん部2の導電層にアルミニウムを
採用した場合、数6より、t1≦0.073mmが算出
されることから、導電層としては板厚0.05mmのア
ルミ箔が良いことがわかる。 【0026】また、誘電体8として、マイカ,石綿など
は強度的に脆いが、天然で採れる材料であるから、比較
的安価である。一方、誘電体8としてのガラス繊維充填
物は、強度的に十分であり、またテフロンは有機化合物
であるので、天然材より比較的加工性に優れている。こ
れらを目的に応じ適宜選定すればよい。 【0027】なお参考までに述べると、集じん部2にお
いて、誘電体8の板厚を0.25、集じん板7の板厚を
0.05としているので、誘電体8を両面に有する集じ
ん板7全体として0.55(=0.25×2+0.0
5)mmの厚さとなるが、誘電体を用いていない陽極板
6の板厚は0.6であり、誘電体を用いない板全体と、
誘電体を用いた板全体の厚さをほぼ同じにしている。 【0028】図7乃至図12は本発明の他の実施例を示
している。まず、図7に示す実施例は、不燃性絶縁材と
しての誘電体8が、集じん部2の集じん板7のみなら
ず、陽極板6にも貼り付けられている。この場合、誘電
体8は、集じん板7及び陽極板6に対し、同一面にだけ
貼り付けられる。誘電体8と集じん板7,陽極板6から
なる導電層とは、第1の実施例と同様に、導電層の(板
厚×縦弾性係数)が誘電体8の(板厚×縦弾性係数)以
下となる材料で構成されており、基本的には第1の実施
例と同様の作用効果を得ることができる。これに加え、
誘電体8が集じん板7,陽極板6の互いに同一面に貼り
付けられていると、集じん板7と陽極板6とをプラス
側,マイナス側の区別なく製作することができるばかり
でなく、その組付け時にもそれを注意する必要がないの
で、それだけ組み付けを容易に行うことができる。 【0029】図8に示す実施例は、誘電体8として、材
質が異なるもの8a,8bを夫々用意し、それらが集じ
ん板7の表面,裏面に貼り付けられている。この場合の
誘電体8a,8bの双方と、集じん板7との材料は前述
の如き関係に保たれている。この実施例では、集じん板
7に貼り付けられた誘電体8a,8bの互いの材質を変
えると、集じん部2における任意の箇所での電界調節を
微妙に行うことができる。 【0030】図9及び図10に示す実施例は、集じん板
7の表裏面に誘電体8が貼り付けられる他、該誘電体8
が集じん板7の幅方向の端面を、隙間9を介し覆うよう
にしたものである。このときの隙間9は、集じん板7の
熱膨張を見込んだ大きさである。従って、集じん板7が
熱膨張しても、誘電体8が変形することがなく、熱膨張
の悪影響を受けることがない。 【0031】図11に示す実施例は、誘電体8が陽極板
6の表裏面に貼り付けられ、しかもその誘電体8を貼り
付けている陽極板6が、互いに隣列する集じん板7に比
較し、幅方向に長い寸法に形成されている。このように
集じん板7と陽極板6との幅方向の長さが違った場合、
短い方の集じん板7の端面と陽極板6との間で異常放電
が発生するおそれがある。しかし上述の如く、陽極板6
の表裏面が誘電体8で覆われているので、集じん板7の
端面と陽極板6との間の空間距離を確保することがで
き、集じん板端面からの異常放電の発生を防止すること
ができる。 【0032】なお、これまでの実施例では、誘電体8
が、集じん部2の陽極板6と集じん板7との何れか一方
に貼り付けられた例を示したが、双方6,7に貼り付け
ても同様の作用効果を得ることができるのは勿論であ
る。その実施例を図12により説明する。図12におい
て、誘電体8が集じん部2の陽極板6の表裏面のみなら
ず、集じん板7の表裏面にも貼り付けられ、しかも集じ
ん板7の幅方向の長さが陽極板8より短く形成されてい
る。そのように集じん板7と陽極板8とで幅方向の長さ
を変えると、図11に示す実施例に比較し、異常放電の
発生をより確実に防止することができる。 【0033】図13は本発明のさらに他の実施例を示し
ている。この実施例においては、誘電体8が集じん部2
の集じん板7と陽極板6との表裏面に夫々貼り付けられ
たものであって、図12の実施例と基本的には同様であ
る。そして、集じん板7,陽極板6には貫通穴10が夫
々設けられ、該貫通穴10に導電性のスタッド11が挿
通すると共に、スタッド11の上部,下部が上部集じん
電極1A,下部集じん電極1Bに設けられた碍子1Cに
支持されている。スタッド11は集じん板7,陽極板6
の貫通穴10とほぼ同じ外径をなしており、貫通したと
き、それら集じん板7,陽極板6と接触し、これにより
両者6,7に通電するようにしている。スタッド11に
おいて陽極板6と集じん板7との間の外周には絶縁性の
Dピース12が夫々設けられ、これによって陽極板6と
集じん板7との距離を保っている。従って、導電性のス
タッド11により集じん部2,電離部3に確実に通電す
ることができる。 【0034】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、集
じん部のプラス側である陽極板と集じん板との少なくと
も何れか一方の面に、不燃性絶縁材からなる誘電体を貼
り付け、該誘電体がプラス側とマイナス側との間に存在
することによって異常放電を防止し得るように構成した
ので、集じん部の間隔を狭くしても、集じん効率を高め
ることができ、また同じ集じん効率であっても、集じん
部の幅方向を小さくすることができ、しかも万一、異常
放電が発生しても、燃えるおそれがないので、火災など
の危険性を招くことがない結果、より効率化及びより小
形化を図れると共に、信頼性を高めることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による空気清浄機の第1の実施例を示す
説明図。 【図2】誘電体を貼り付けた集じん板を示す説明用斜視
図。 【図3】同じく誘電体を貼り付けた集じん板が熱膨張し
たときの状態を示す断面図。 【図4】熱膨張によって集じん板が延びた状態を示す断
面図(a)及び集じん板と誘電体との材質の変形量を同
じにしたときの断面図(b)。 【図5】誘電体と集じん板(陽極板)との応力の違いに
よって剥し力が作用する状態を示す説明図。 【図6】誘電体として用いた種々の材料特性を示す説明
図。 【図7】本発明による空気清浄機の第2の実施例を示す
説明図。 【図8】本発明による空気清浄機の第3の実施例を示す
説明図。 【図9】本発明による空気清浄機の第4の実施例を示す
説明図。 【図10】集じん板が熱膨張したときの状態を示す断面
説明図。 【図11】本発明による空気清浄機の第5の実施例を示
す説明図。 【図12】本発明による空気清浄機の第6の実施例を示
す説明図。 【図13】本発明の空気清浄機の他の実施例を示す取付
け状態の説明図。 【図14】一般的な空気清浄機を示す説明図。 【符号の説明】 2…集じん部、3…電離部、5…イオン化線、6…陽極
板、7…集じん板、8…不燃性絶縁材からなる誘電体、
A…塵埃。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プラス側をなす薄板とマイナス側をなす
    薄板とが互い違いに配列された複数の薄板からなる集じ
    ん部を有する空気清浄機において、 前記複数の薄板のうち、プラス側又はマイナス側をなす
    薄板の片面又は両面に不燃性絶縁材からなる誘電体を貼
    り付け、 かつ前記薄板における板厚tと縦弾性係数Eの積
    と、該誘電体における板厚tと縦弾性係数Eの積と
    が、 t*E≦t*E の関係となることを特徴とする空気清浄機。
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