JP3387248B2 - 燃料電池発電装置 - Google Patents

燃料電池発電装置

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JP3387248B2 JP00161195A JP161195A JP3387248B2 JP 3387248 B2 JP3387248 B2 JP 3387248B2 JP 00161195 A JP00161195 A JP 00161195A JP 161195 A JP161195 A JP 161195A JP 3387248 B2 JP3387248 B2 JP 3387248B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料電池の発電電力
をインバータで交流電力に変換し,連系スイッチを介し
て交流電力系統との間で電力の授受を行う燃料電池発電
装置、ことに交流電力系統に異常が発生したとき連系ス
イッチを遮断し,かつインバータを一時停止するリトラ
イモード運転を行う燃料電池発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の燃料電池発電装置の電気系
統を簡略化して示す系統図であり、単位セルの積層体か
らなる燃料電池1の発電電力はインバータ2で交流電力
に変換され、連系スイッチ3を介して接続された交流電
力系統4との間で電力の授受が行われる。上記主電気系
統の交流側にはそれぞれ系統スイッチ5S,6S,およ
び7Sを介して接続された複数の補機系統5,6,およ
び負荷抵抗器系統7が設けられる。また、これら連系ス
イッチ3および各系統スイッチ5S,6S,および7S
の開閉制御は、全体を連携制御する制御系統10が検出
部11からの検出信号11Cを受けて発する制御信号1
2C,13C,15C,16C,17Cなどにより協調
制御され、燃料電池1の発電電力,インバータ2の出力
電力と交流電力系統4が要求する電力との平衡が保持さ
れる。
【0003】ここで、出力電流の増加に逆比例して出力
電圧が低下する垂下特性を有する燃料電池において、交
流電力系統4に供給する電力が一定レベル以下に低下す
ると各単位セルの発電電圧が上昇し、電極触媒の劣化を
招くという問題がある。そこで、これらの交流電力系統
4への供給電力が一定レベル以下に下がると制御系統が
制御信号17Cにより負荷抵抗器系統7の系統スイッチ
7Sを切り入れして模擬負荷運転を行い、燃料電池1の
出力電力が上記一定レベル以下に低下することを防ぐよ
う構成される。
【0004】そして、このような燃料電池発電装置が運
転中、交流電力系統4で何らかの異常,例えば過電流,
過電圧,不足電圧,周波数異常などが発生すると、これ
を検出部11により検出信号11Cとして検出した制御
系統10が、連携スイッチ3に向けて遮断信号13Cを
出力するとともに、インバータ2に向けて一時停止を指
令する信号12Cを出力するので、燃料電池発電装置は
リトライモード運転に移行し、インバータ2の一時停止
が解除されるまでの間インバータ2の交流側が無電圧状
態に保持され、交流電力系統4で発生した異常事態が燃
料電池発電装置に波及することを防止するよう構成され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リトライモード運転を
行う従来の燃料電池発電装置において、燃料電池1の出
力が大きく,したがって負荷抵抗器系統7の系統スイッ
チ7Sが開いた状態で交流電力系統4に異常が発生した
と仮定する。このとき、補機系統5,6は系統スイッチ
5S,6Sが閉じた状態で連系スイッチ3の遮断,およ
びインバータ2の一時停止が同時に行われることにな
る。ところが、補機系統5中に含まれるモータはその回
転運動を直ちに停止できないため、モータの巻線に自己
励磁現象による過電圧が発生し、この過電圧がモータに
並列接続された他の補機に印加されることになり、弱点
理論に基づいて耐電圧性能が低い補機の絶縁が過電圧に
脅かされるという問題が発生する。
【0006】この発明の目的は、モータの自己励磁現象
による過電圧を抑制できるリトライモード制御回路部を
備えた燃料電池発電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明の燃料電池発電装置は、燃料電池の発電
電力をインバータで交流電力に変換し,連系スイッチを
介して交流電力系統との間で電力の授受を行う主電気系
統と、全体を連携制御する制御系統とを備え、前記交流
電力系統に異常が発生したとき、これを検出器により検
出した前記制御系統が前記連系スイッチの遮断,および
前記インバータの一時停止を指令するリトライモード運
転を行う燃料電池発電装置において、モータを含む補機
系統が含まれてなる複数の補機系統が補機系統スイッチ
を介して前記主電気系統の交流側に接続されるととも
に、負荷抵抗器系統が負荷抵抗器系統スイッチを介して
前記主電気系統の交流側に接続され、前記制御系統が、
前記連系スイッチの遮断と同時に前記負荷抵抗器系統ス
イッチの強制投入を指令する負荷抵抗器系統制御部と、
前記連系スイッチの遮断より一定時間遅れて前記インバ
ータの一時停止を指令するインバータ一時停止制御部と
からなるリトライモード制御回路部を備える。
【0008】ここで、リトライモード制御回路部は、連
系スイッチの遮断を検知してオンとなり負荷抵抗器系統
スイッチに向けて投入指令を発するスイッチング回路か
らなる負荷抵抗器系統制御部と、前記投入指令により動
作を開始して一定時間遅れたオン指令を発するタイマー
回路,および前記オン信号により動作してインバータに
向けて一時停止指令を発するスイッチング回路からなる
インバータ一時停止制御部とを備える。
【0009】そして、負荷抵抗器系統制御部が、連系ス
イッチの遮断に連動してオンとなる連系スイッチの補助
接点と、この補助接点に駆動コイルが直列接続された負
荷抵抗器系統スイッチとからなるものとする。また、リ
トライモード制御回路部は、検出部からの異常検知信号
がその設定レベルを越えたときオン信号を発するコンパ
レータ回路,およびこのコンパレータ回路の出力オン信
号によりオンとなり負荷抵抗器系統スイッチに向けて投
入指令を発するスイッチング回路からなる負荷抵抗器系
統制御部と、前記投入指令により動作を開始して一定時
間遅れたオン指令を発するタイマー回路,および前記オ
ン信号により動作してインバータに向けて一時停止指令
を発するスイッチング回路からなるインバータ一時停止
制御部とを備える。
【0010】さらに、リトライモード制御回路部は、検
出部からの異常検知信号が第1の設定レベルを越えたと
きオン信号を発する第1のコンパレータ回路,およびこ
のコンパレータ回路の出力オン信号によりオンとなり負
荷抵抗器系統スイッチに向けて投入指令を発するスイッ
チング回路からなる負荷抵抗器系統制御部と、検出部か
らの異常検知信号が第2の設定レベルを越えたときオン
信号を発する第2のコンパレータ回路,およびこのコン
パレータ回路の出力オン信号により動作してインバータ
に向けて一時停止指令を発するスイッチング回路からな
るインバータ一時停止制御部とを備える。
【0011】
【作用】この発明の燃料電池発電装置においては、交流
電力系統に異常が発生したとき、これを検出器により検
出した制御系統が連系スイッチの遮断を指令すると同時
に負荷抵抗器系統制御部が負荷抵抗器系統の系統スイッ
チの強制投入を指令し、これより一定時間遅れてリトラ
イモード制御回路部がインバータの一時停止を指令する
ので、インバータ一時停止後に補機としてのモータの自
己励磁作用に因って発生する電磁エネルギーを負荷抵抗
器に流れる電流として吸収し、過電圧を抑制する機能が
得られる。
【0012】ここで、リトライモード制御回路部におい
ては、連系スイッチの遮断を検知してオンとなり負荷抵
抗器系統スイッチに投入指令を発するスイッチング回路
として、例えば連系スイッチの遮断に連動してオンとな
る連系スイッチの補助接点を用いて負荷抵抗器系統制御
部を構成することにより、連系スイッチの遮断と同時に
負荷抵抗器をインバータの出力側に接続する機能が得ら
れる。また、投入指令により動作を開始して一定時間遅
れたオン指令を発するタイマー回路と、このオン信号に
より動作してインバータに向けて一時停止指令を発する
スイッチング回路とでインバータ一時停止制御部を構成
すれば、インバータの一時停止によって補機回路のモー
タの自己励磁現象によって発生する過電圧を負荷抵抗器
によって抑制することができる。
【0013】また、この発明の異なるリトライモード制
御回路部においては、負荷抵抗器系統制御部のコンパレ
ータ回路で異常を検知して負荷抵抗器系統スイッチの投
入を指令すると同時に、この投入指令によりインバータ
一時停止制御部のタイマー回路を駆動し、一定時間遅れ
てスイッチング回路からインバータに一時停止指令を発
することにより、インバータの一時停止によって補機回
路のモータの自己励磁現象によって発生する過電圧を負
荷抵抗器によって抑制することができる。
【0014】さらに、この発明の他のリトライモード制
御回路部においては、負荷抵抗器系統制御部およびイン
バータ一時停止制御部を互いにしきい値の異なるコンパ
レータ回路とスイッチング回路とで構成したことによ
り、異常検知信号が第1の設定レベルを越えると先ず負
荷抵抗系統を接続し、異常検知信号がこれより高い第2
の設定レベルに到達した時点でインバータを一時停止さ
せる操作を異常検知信号の立ち上がり時間を利用して行
えるとともに、異常検知信号が第2の設定レベルに到達
しない場合には、交流電力系統の異常が軽微であると判
断してリトライモード運転への移行を回避することも可
能になる。
【0015】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例になる燃料電池発電装置の電気
系統を有接点回路を例に簡略化して示す接続図、図2は
実施例におけるリトライモード運転状態を示すタイムチ
ャートであり、従来例と同じ参照符号を付けた部材は従
来例のそれと同じ機能をもつので、その説明を省略す
る。図において、この発明の燃料電池発電装置は、リト
ライモード制御回路部21として連系スイッチ3の遮断
と同時に負荷抵抗器系統7の系統スイッチ7Sの強制投
入を指令する負荷抵抗器系統制御部22と、連系スイッ
チ3の遮断より一定時間遅れてインバータ2の一時停止
を指令するインバータ一時停止制御部23を備える。こ
こで、負荷抵抗器系統制御部22は、連系スイッチ3の
遮断に連動してオンとなる連系スイッチ3の補助接点3
-1,3-2と,負荷抵抗器系統スイッチ7Sの駆動コイル
7S-Tとの直列回路として構成される。また、インバー
タ一時停止制御部23は、負荷抵抗器系統スイッチ7S
の補助接点(メーク接点)7S-1の閉路により動作する
タイマー回路24と、このタイマー回路24の接点24
-1の閉路により動作してインバータ2に向けて一時停止
指令25Cを発するリレーまたはスイッチング素子など
のスイッチング回路25とで構成される。
【0016】このように構成されたリトライモード制御
回路部21を備えた燃料電池発電装置が比較的大きな交
流電力を交流電力系統4に供給している状態(負荷抵抗
7の系統スイッチ7Sとその補助接点7S-1,7S-2
開いた状態)で、t1 時点で交流電力系統4に異常が発
生したと仮定する。このとき、検出部11からの異常検
知信号11Cにより制御系統10が異常を検知し、遮断
指令13Cにより連系スイッチ3を遮断すると、これに
連動した補助接点3-1,3-2が閉じ、この補助接点に駆
動コイル7S-Tが直列接続された負荷抵抗器系統スイッ
チ7Sが閉じ、インバータ2の出力側に負荷抵抗系統7
が接続される。また、これと同時に負荷抵抗器系統スイ
ッチ7Sの補助接点(メーク接点)7S-1が閉じてタイ
マー回路24が動作を開始し、一定時間(Δt秒)後タ
イマー回路24の接点24-1の閉路によりリレーまたは
スイッチング素子25が動作し、インバータ2に向けて
一時停止指令25Cを発することにより、インパータ2
はその出力を一時停止する。このとき、補機系統5中に
含まれるモータはその回転運動を直ちに停止できないた
め、モータの巻線に自己励磁現象よる過電圧が発生す
る。しかし、自己励磁作用に因って発生する電磁エネル
ギーは負荷抵抗器7に流れる電流として吸収され、従来
技術で問題になった過電圧は抑制され、他の補機に与え
る過電圧の影響を排除できる。
【0017】なお、t2 時点でインバータ2の一時停止
を解除するには、制御系統10から解除指令12Cをイ
ンバータ2に向けて出力するよう構成されてよく、ま
た、タイマー回路24のオン時間に時限特性を持たせる
よう構成してもよい。図3はこの発明の異なる実施例に
なる燃料電池発電装置の電気系統を有接点回路を例に簡
略化して示す接続図であり、この発明の燃料電池発電装
置は、リトライモード制御回路部31として連系スイッ
チ3の遮断と同時に負荷抵抗器系統7の系統スイッチ7
Sの強制投入を指令する負荷抵抗器系統制御部32と、
連系スイッチ3の遮断より一定時間遅れてインバータ2
の一時停止を指令するインバータ一時停止制御部23を
備える。ここで、負荷抵抗器系統制御部32は、検出部
11からの異常検知信号11Cが設定器35の設定レベ
ルを越えたときオン信号を発するコンパレータ回路34
と、このコンパレータ回路34の出力オン信号によりオ
ンとなる電気接点,トランジスタスイッチなどのスイッ
チング回路36と負荷抵抗器系統スイッチ7Sの駆動コ
イル7S-Tとの直列回路とで構成される。また、インバ
ータ一時停止制御部23は前述の実施例と同様に、負荷
抵抗器系統スイッチ7Sの補助接点(メーク接点)7S
-1の閉路により動作するタイマー回路24と、このタイ
マー回路24の接点24-1の閉路により動作してインバ
ータ2に向けて一時停止指令25Cを発するリレーまた
はスイッチング素子25とで構成される。したがって、
コンパレータ回路34の設定レベルにより交流電力系統
4の異常を早期に検出し、負荷抵抗系統7の投入,イン
バータ2の一時停止を行える利点が得られる。
【0018】図4はこの発明の他の実施例になる燃料電
池発電装置の電気系統を有接点回路を例に簡略化して示
す接続図であり、この発明の燃料電池発電装置は、リト
ライモード制御回路部41として連系スイッチ3の遮断
と同時に負荷抵抗器系統7の系統スイッチ7Sの強制投
入を指令する負荷抵抗器系統制御部32と、連系スイッ
チ3の遮断より一定時間遅れてインバータ2の一時停止
を指令するインバータ一時停止制御部43を備える。こ
こで、負荷抵抗器系統制御部32は前述の異なる実施例
と同様に、検出部11からの異常検知信号11Cが設定
器35の設定レベル(第1の設定レベル)を越えたとき
オン信号を発するコンパレータ回路34と、このコンパ
レータ回路34の出力オン信号によりオンとなる電気接
点,トランジスタスイッチなどのスイッチング回路36
と負荷抵抗器系統スイッチ7Sの駆動コイル7S-Tとの
直列回路とで構成される。また、インバータ一時停止制
御部43は検出部11からの異常検知信号11Cが設定
器45の設定レベル(第2の設定レベル)を越えたとき
オン信号を発するコンパレータ回路44と、このコンパ
レータ回路44の出力オン信号によりオンとなる電気接
点,トランジスタスイッチなどのスイッチング回路46
とこのスイッチング回路46の閉路により動作してイン
バータ2に向けて一時停止指令25Cを発するリレーま
たはスイッチング素子25とで構成される。したがっ
て、異常検知信号11Cが第1の設定レベルを越えると
先ず負荷抵抗系統7を接続し、異常検知信号がこれより
高い第2の設定レベルに到達した時点でインバータ2を
一時停止させる操作を異常検知信号の立ち上がり時間を
利用して短時間で行えるとともに、異常検知信号11C
が第2の設定レベルに到達しないような軽微な異常に対
しては、リトライモード運転への移行を回避することも
可能になり、さらに異常検知信号11Cが第1の設定レ
ベルを下回った場合には負荷抵抗系統スイッチ7Sをオ
フして定常運転への復帰を早めるなど、高度な判断機能
を有するリトライモード制御回路部を備えた燃料電池発
電装置が得られる。
【0019】なお、上述の実施例はリトライモード制御
回路部を有接点回路で構成した場合を例に説明したが、
リトライモード制御回路部を無接点回路で構成しても良
く、またその一部をディジタル信号回路で構成しても前
述の実施例と同様な機能が得られる。
【0020】
【発明の効果】この発明の燃料電池発電装置は前述のよ
うに、燃料電池発電装置と連系運転している交流電力系
統に異常が発生し、連系スイッチを遮断してリトライモ
ード運転に移行する際、先ず負荷抵抗系統スイッチの閉
路を指令する負荷抵抗系統制御部と、一定時間遅れてイ
ンバータの一時停止を指令するインバータ一時停止制御
部とを有するリトライモード制御回路部を備えるよう構
成した。その結果、負荷抵抗を必要としない重負荷時に
系統異常が発生した場合、インバータの一時停止に伴っ
て補機としてのモータの自己励磁現象により従来発生し
た過電圧を、インパータの一時停止に先立って接続され
た負荷抵抗により吸収抑制することが可能となり、過電
圧が他の補機に与える悪影響が排除され、したがって安
定運転に対する信頼性に優れた燃料電池発電装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる燃料電池発電装置の電
気系統を有接点回路を例に簡略化して示す接続図
【図2】実施例におけるリトライモード運転状態を示す
タイムチャート
【図3】この発明の異なる実施例になる燃料電池発電装
置の電気系統を有接点回路を例に簡略化して示す接続図
【図4】この発明の他の実施例になる燃料電池発電装置
の電気系統を有接点回路を例に簡略化して示す接続図
【図5】従来の燃料電池発電装置の電気系統を簡略化し
て示す系統図
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ 3 連系スイッチ 3-1 連系スイッチの補助接点 4 交流電力系統 5 モータを含む補機系統 5S 系統スイッチ 6 他の補機系統 6S 系統スイッチ 7 負荷抵抗系統 7S 負荷抵抗系統スイッチ 7S-1負荷抵抗系統スイッチの補助接点(スイッチング
回路) 7S-T負荷抵抗系統スイッチの駆動コイル 10 制御系統 11 検出部 11C 異常検出信号 21 リトライモード制御回路部 22 負荷抵抗系統制御部 23 インバータ一時停止制御部 24 タイマー回路 24-1 タイマー接点 25 スイッチング回路 25C 一時停止指令 27C 投入指令 31 リトライモード制御回路部 32 負荷抵抗系統制御部 34 コンパレータ(第1のコンパレータ) 35 設定器 36 コンパレータ接点(スイッチング回路) 41 リトライモード制御回路部 43 インバータ一時停止制御部 44 第2のコンパレータ 45 設定器(第2の設定値) 46 コンパレータ接点(スイッチング回路)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/04 H02J 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料電池の発電電力をインバータで交流電
    力に変換し,連系スイッチを介して交流電力系統との間
    で電力の授受を行う主電気系統と、全体を連携制御する
    制御系統とを備え、前記交流電力系統に異常が発生した
    とき、これを検出器により検出した前記制御系統が前記
    連系スイッチの遮断,および前記インバータの一時停止
    を指令するリトライモード運転を行う燃料電池発電装置
    において、モータを含む補機系統が含まれてなる複数の
    補機系統が補機系統スイッチを介して前記主電気系統の
    交流側に接続されるとともに、負荷抵抗器系統が負荷抵
    抗器系統スイッチを介して前記主電気系統の交流側に接
    続され、前記制御系統が、前記連系スイッチの遮断と同
    時に前記負荷抵抗器系統スイッチの強制投入を指令する
    負荷抵抗器系統制御部と、前記連系スイッチの遮断より
    一定時間遅れて前記インバータの一時停止を指令するイ
    ンバータ一時停止制御部とからなるリトライモード制御
    回路部を備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。
  2. 【請求項2】リトライモード制御回路部は、連系スイッ
    チの遮断を検知してオンとなり負荷抵抗器系統スイッチ
    に向けて投入指令を発するスイッチング回路からなる負
    荷抵抗器系統制御部と、前記投入指令により動作を開始
    して一定時間遅れたオン指令を発するタイマー回路,お
    よび前記オン信号により動作してインバータに向けて一
    時停止指令を発するスイッチング回路からなるインバー
    タ一時停止制御部とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の燃料電池発電装置。
  3. 【請求項3】負荷抵抗器系統制御部が、連系スイッチの
    遮断に連動してオンとなる連系スイッチの補助接点と、
    この補助接点に駆動コイルが直列接続された負荷抵抗器
    系統スイッチとからなることを特徴とする請求項2記載
    の燃料電池発電装置。
  4. 【請求項4】リトライモード制御回路部は、検出部から
    の異常検知信号がその設定レベルを越えたときオン信号
    を発するコンパレータ回路,およびこのコンパレータ回
    路の出力オン信号によりオンとなり負荷抵抗器系統スイ
    ッチに向けて投入指令を発するスイッチング回路からな
    る負荷抵抗器系統制御部と、前記投入指令により動作を
    開始して一定時間遅れたオン指令を発するタイマー回
    路,および前記オン信号により動作してインバータに向
    けて一時停止指令を発するスイッチング回路からなるイ
    ンバータ一時停止制御部とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の燃料電池発電装置。
  5. 【請求項5】リトライモード制御回路部は、検出部から
    の異常検知信号が第1の設定レベルを越えたときオン信
    号を発する第1のコンパレータ回路,およびこのコンパ
    レータ回路の出力オン信号によりオンとなり負荷抵抗器
    系統スイッチに向けて投入指令を発するスイッチング回
    路からなる負荷抵抗器系統制御部と、検出部からの異常
    検知信号が第2の設定レベルを越えたときオン信号を発
    する第2のコンパレータ回路,およびこのコンパレータ
    回路の出力オン信号により動作してインバータに向けて
    一時停止指令を発するスイッチング回路からなるインバ
    ータ一時停止制御部とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の燃料電池発電装置。
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