JP3387227B2 - ターボエンジン - Google Patents

ターボエンジン

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JP3387227B2
JP3387227B2 JP19151594A JP19151594A JP3387227B2 JP 3387227 B2 JP3387227 B2 JP 3387227B2 JP 19151594 A JP19151594 A JP 19151594A JP 19151594 A JP19151594 A JP 19151594A JP 3387227 B2 JP3387227 B2 JP 3387227B2
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伸一 石原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターボエンジンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は航空機に用いられているアフタバ
ーナ付きジェットエンジン(ターボエンジン)の一例を
示すもので、1はほぼ円筒状の入口ディフューザ、2は
入口ディフューザ1の後端に接続されたほぼ円筒状のエ
ンジン外筒である。
【0003】3は入口ディフューザ1内に回転自在に配
置されたファンローター、4はファンローター3の外側
部に複数列にわたって取り付けられたファン動翼、5は
前記入口ディフューザ1の内側部に各ファン動翼4の後
方に位置するように取り付けられたファン静翼であり、
入口ディフューザ1の内側部とファンローター3とファ
ン動翼4とファン静翼5とによって低圧圧縮機6が構成
されている。
【0004】7は前記エンジン外筒2内のファンロータ
ー3出側に回転自在に配置された圧縮機ローター、8は
圧縮機ローター7を周方向に取り囲むように前記エンジ
ン外筒2内に設けられたほぼ円筒状の前部流路形成筒、
9は前記圧縮機ローター7の外側部に複数列にわたって
取り付けられた圧縮機動翼、10は前記流路形成筒8の
内側部に各圧縮機動翼9の後方に位置するように取り付
けられた圧縮機静翼であり、前部流路形成筒8の内側部
と圧縮機ローター7と圧縮機動翼9と圧縮機静翼10と
によって高圧圧縮機11が構成されている。
【0005】12は前記エンジン外筒2内の高圧圧縮機
11出側に設けられたほぼ環状の燃焼室である。
【0006】13は前記エンジン外筒2内の燃焼室12
出側に回転自在に配置された圧縮機駆動タービンロータ
ー、14は圧縮機駆動タービンローター13の出側に回
転自在に配置されたファン駆動タービンローター、15
は圧縮機駆動タービンローター13とファン駆動タービ
ンローター14とを周方向に取り囲むように前記エンジ
ン外筒2内のほぼ中央部に設けられたほぼ円筒状の後部
流路形成筒である。
【0007】尚、圧縮機駆動タービンローター13は前
記圧縮機ローター7と一体的に回転可能に機械的に連結
され、又、ファン駆動タービンローター14は前記ファ
ンローター3と一体的に回転可能に機械的に連結されて
いる。
【0008】16は前記圧縮機駆動タービンローター1
3の外側部に取り付けられた圧縮機駆動タービン動翼、
17は前記後部流路形成筒15の内側部に各圧縮機駆動
タービン動翼16の前方に位置するように取り付けられ
た圧縮機駆動タービン静翼であり、前記後部流路形成筒
15の内側部と圧縮機駆動タービンローター13と圧縮
機駆動タービン動翼16と圧縮機駆動タービン静翼17
とによって高圧タービン部18が構成されている。
【0009】19は前記ファン駆動タービンローター1
4の外側部に取り付けられたファン駆動タービン動翼、
20は前記後部流路形成筒15の内側部に各ファン駆動
タービン動翼19の前方に位置するように取り付けられ
たファン駆動タービン静翼であり、前記後部流路形成筒
15の内側部とファン駆動タービンローター14とファ
ン駆動タービン動翼19とファン駆動タービン静翼20
とによって低圧タービン部21が構成されている。
【0010】22は前記前部流路形成筒8、燃焼室1
2、後部流路形成筒15の各外側面とエンジン外筒2の
内側面とにより形成されるバイパス流路、23は前記エ
ンジン外筒2内の低圧タービン部21の出側に設けられ
たほぼ円筒状のライナ、24はライナ23の外側部とエ
ンジン外筒2の内側部とにより形成される冷却空気流路
であり、前記ライナ23の前端部は、後部流路形成筒1
5の後端部を取り囲んでいる。
【0011】25は前記ライナ23内で且つ後部流路形
成筒15の後端部に取り付けられた周方向に延びる混合
器である。
【0012】26は前記エンジン外筒2とライナ23と
混合器25とを貫通して径方向へ延びる周方向に対し複
数設けられた燃料噴射器、27は前記ライナ23内の混
合器25出側に設けられた周方向に延びる保炎器、32
はエンジン外筒2の後端部に枢支された開度調整可能な
排気ノズル部であり、前記ライナ23と混合器25と燃
料噴射器26と保炎器27と排気ノズル部32とによっ
てアフタバーナ部28が構成されている。
【0013】尚、29は前記ファンローター3の前端部
に取り付けられたインレットコーン、30は前記ファン
駆動タービンローター14の後端部に取り付けられたテ
ールコーン、31は基端部が前記後部流路形成筒15の
内側部に固着され且つ先端部がテールコーン30の外側
部に固着されたストラットである。
【0014】そして、上述した構成を有するアフタバー
ナ付きジェットエンジンを起動させる場合、先ず、図示
しない起動用タービン(スタータ)を用いて圧縮機ロー
ター7及びこれと機械的に連結されたタービンローター
13を回転駆動する。
【0015】すると、圧縮機ローター7により空気が圧
縮され、燃焼室12へ空気が流入する。
【0016】タービンローター13などの回転数が所定
の回転数に達したならば、前記起動用タービンを停止す
ると共に、高圧圧縮機11から燃焼室12へ流入される
空気中に燃料を噴霧して該燃料を燃焼させる。
【0017】すると、発生した燃焼ガスが燃焼室12か
ら後方へ向って噴出され、その噴出のエネルギーにより
高圧タービン部18と低圧タービン部21とが駆動され
る。
【0018】こうして高圧タービン部18と低圧タービ
ン部21とが駆動されると、低圧タービン部21に連結
された低圧圧縮機6によりエンジン外部の空気が入口デ
ィフューザ1へ吸引されると共に圧縮されるようにな
り、圧縮された空気の一部がバイパス流路22側へ、大
半の空気が高圧タービン部18に連結された高圧圧縮機
11へと送られるようになり、高圧圧縮機11へ送られ
た空気は更に圧縮された後、燃焼室12へ流入するよう
になる。
【0019】よって、燃焼室12内へ継続して燃料を噴
霧することにより、前述した燃焼ガスが連続的に発生す
るようになる。
【0020】そして、低圧タービン部21を駆動した高
温の燃焼ガスと、バイパス流路22からライナ23を通
った空気とが混合器25の部分で混合され、この混合ガ
ス流がライナ23の内側部を通り、エンジン外筒2後端
部の排気ノズル部32からエンジン外部へ噴出され推力
を発生する。
【0021】ここで、航空機が急上昇を行う時など、よ
り大きな推力を必要とする場合には、燃料噴射器26か
ら上記混合ガス流中に燃料を噴霧し、燃料を燃焼させ
る。
【0022】すると、燃料が爆発的に燃焼されて保炎器
27の後面側に火炎が形成され、エンジン外部へ噴出さ
れる混合ガス流の温度が上昇する。
【0023】このように混合ガス流の温度が上昇する
と、該混合ガス流の体積が大きくなるため、エンジン外
部へ噴出される混合ガス流の流速が上昇してエンジンの
推力が増加される。
【0024】上記ターボエンジンにおける、圧縮機ロー
ター7と燃焼室12との境界部分Aには、図3に示すよ
うに、ラビリンスシール33が設けられており、該ラビ
リンスシール33により圧縮機ローターシャフト34と
圧縮機出口シール板35との間の圧縮機出口空間36に
高温高圧の圧縮空気37が入り込むのを防止している。
【0025】尚、前記圧縮機出口空間36の奥部には、
図示しないベアリングサンプ室との間を仕切るためのシ
ール38が設けられている。
【0026】又、図中、39は燃焼器内側ケーシングで
ある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のターボエンジンには、以下のような問題があった。
【0028】即ち、ラビリンスシール33やシール38
は、回転する圧縮機ローターシャフト34と、静止して
いる圧縮機出口シール板35との間に設けられるため、
間隙などのセッティングがうまくいかないと、シール性
能の低下やラビング(偏摩耗)などを誘発するので、セ
ッティングには細心の注意を要し、セッティングが非常
に煩わしいという問題があった。
【0029】又、ラビリンスシール33で封じ込められ
る空気の圧力には限界があり、実際には、圧縮空気37
は、ラビリンスシール33を抜けて前記圧縮機出口空間
36へ入り、該圧縮機出口空間36と図示しないベアリ
ングサンプ室との間を仕切るシール38部分にまで到達
するので、反対にこれを利用して、ベアリングサンプ室
に設けられた軸受の潤滑油が前記シール38部分から圧
縮機出口空間36側へ漏れるのを防止させていたが(こ
の時の圧縮空気37の適温は350度)、近年のよう
に、高圧圧縮機11の性能が著しく向上して、圧縮空気
37の温度が700度以上にも達するようになると、シ
ール38部分で高温の圧縮空気37により軸受の潤滑油
に引火するおそれがある。
【0030】本発明は、上述の実情に鑑み、高温の圧縮
空気が圧縮機出口空間とベアリングサンプ室との間を仕
切るシールの部分へ流れ込むことなどを防止し得るよう
にしたターボエンジンを提供することを目的とするもの
である。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、高圧圧縮機と燃焼室との間に、ラビリンスシ
ールを介して接続された圧縮機出口空間の内部に、ラビ
リンスシールの出口近傍に位置する空気受空間を形成
し、該空気受空間に、低圧タービン部出側の位置まで延
長する抽気管を接続し、前記ラビリンスシールを通過し
て圧縮機出口空間へ入り込んだ圧縮空気は、空気受空間
に入り且つ前記抽気管から取り出されて外部の低圧ター
ビン部出側の位置へ捨られることにより、ラビリンスシ
ールのセッティングを容易にすると共に圧縮機出口空間
の下流に位置するシールの部分への圧縮空気の流れ込み
を防止するよう構成されたことを特徴とするターボエン
ジン、にかかるものである。
【0032】本発明の請求項2に記載の発明は、高圧圧
縮機と燃焼室との間に、ラビリンスシールを介して接続
された圧縮機出口空間の内部に、ラビリンスシールの出
口近傍に位置する空気受空間を形成し、該空気受空間
に、低圧タービン部出側で且つアフタバーナ部の入側の
位置まで延長する抽気管を接続し、 前記ラビリンスシー
ルを通過して圧縮機出口空間へ入り込んだ圧縮空気は、
空気受空間に入り且つ前記抽気管から取り出されて外部
の低圧タービン部出側で且つアフタバーナ部の入側の位
置へ捨られることにより、ラビリンスシールのセッティ
ングを容易にすると共に圧縮機出口空間の下流に位置す
るシールの部分への圧縮空気の流れ込みを防止するよう
構成されたことを特徴とするターボエンジン、にかかる
ものである。
【0033】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0034】高圧圧縮機と燃焼室との間に設けられたラ
ビリンスシールを通過した高温の圧縮空気は、圧縮機出
口空間の内部に設けられた空気受空間へ入り、空気受空
間から抽気管を介して外部へ捨てられる。
【0035】この場合において、高温の圧縮空気を、温
度や圧力条件の近い、低圧タービン部出側か、或いは、
アフタバーナ部が設けられている場合には、更にアフタ
バーナ部の入側に捨てることにより、安全に処理するこ
とができる。
【0036】このように、本発明によれば、ラビリンス
シールを通過した空気を、空気受空間へ集めて外部へ捨
てるようにしているため、ラビリンスシールは高いシー
ル性能を確保する必要がなくなるので、ラビリンスシー
ルのセッティングが容易になる。
【0037】又、高温の圧縮空気が圧縮機出口空間へ滞
留しなくなるので、圧縮機出口空間に隣接する室へ供給
されている潤滑油が、高温の圧縮空気によって引火され
ることが防止される。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0039】図1は、本発明の一実施例である。
【0040】図中、7は圧縮機ローター、8は圧縮機ロ
ーター7の外周を包囲するように配置された流路形成
筒、9は圧縮機ローター7に取付けられた圧縮機動翼、
10は流路形成筒8に取付けられた圧縮機静翼、11は
高圧圧縮機、12は高圧圧縮機11の出側に設けられた
燃焼室、22はバイパス流路、33は圧縮機ローターシ
ャフト34と圧縮機出口シール板35との間に設けられ
た圧縮空気37が入り込むのを防止するためのラビリン
スシール、36は圧縮機ローターシャフト34と圧縮機
出口シール板35との間に形成される圧縮機出口空間、
38は圧縮機出口空間36と図示しないベアリングサン
プ室との間を仕切るシール、39は燃焼器内側ケーシン
グである。
【0041】尚、上記以外の構成は、図3と同様なの
で、必要に応じて図3を参照する。
【0042】本発明では、圧縮機出口シール板35のラ
ビリンスシール33出口付近に、ターボエンジンの周方
向へ延びるほぼリング状をした空気案内板40の屈曲さ
せた内縁部分41をシーム溶接などにより取付けて、ラ
ビリンスシール33を通過した圧縮空気37を外縁部4
2側の間隙43から受けるようにした空気受空間44を
形成する。
【0043】そして、空気受空間44を構成する圧縮機
出口シール板35の周方向数個所の位置に、ボスなどの
空気取出座45を取付け、該空気取出座45に抽気管4
6の一端部を接続する。
【0044】更に、抽気管46をバイパス流路22内に
通すと共に、抽気管46の他端部を、ターボエンジンの
低圧タービン部21の出側の位置、あるいはアフタバー
ナ部28がある場合には、アフタバーナ部28の入側の
位置、即ち、図2の位置47,48間の部分49まで延
長し、燃焼ガスに合流させる。
【0045】抽気管46は、又、熱変形に耐え得るよう
に、一端部側に屈曲部を形成している。
【0046】次に、作動について説明する。
【0047】ターボエンジン及びアフタバーナの作動に
ついては図2と同様なので説明を省略する。
【0048】本発明では、高圧圧縮機11で圧縮された
圧縮空気37のうち、ラビリンスシール33を通過して
圧縮機出口空間36へ入るものは、空気案内板40と圧
縮機出口シール板35との間に形成された空気受空間4
4へ入り、空気受空間44に周方向数個所取付けられた
空気取出座45に集められて、抽気管46から取り出さ
れ、ターボエンジンの低圧タービン部21の出側の位
置、あるいはアフタバーナ部28がある場合には、アフ
タバーナ部28の入側の位置、即ち、図2の位置47,
48間の部分49の燃焼ガス中に捨てられる。
【0049】このように、ラビリンスシール33を通過
した圧縮空気37を、圧縮機出口空間36の外部へ抜出
して捨てるようにしたことにより、ラビリンスシール3
3に厳密なシール機能は不要となり、ラビリンスシール
33は圧縮空気37の案内機能或いは整流機能さえ持て
ば良くなるので、ラビリンスシール33のセッティング
が大幅に容易化される。
【0050】又、ラビリンスシール33を通過した高温
の圧縮空気37は、圧縮機出口空間36の外部へ抜出し
て捨てられるので、700度以上にもなる高温の圧縮空
気37が圧縮機出口空間36と図示しないベアリングサ
ンプ室との間を仕切るシール38部分にまで到達して、
シール38部分で高温の圧縮空気37により軸受の潤滑
油が引火することを防止できる。
【0051】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターボエ
ンジンによれば、ラビリンスシールを通過して圧縮機出
口空間へ入り込んだ高温の圧縮空気を、圧縮機出口空間
の外部に捨てるようにしているので、ラビリンスシール
のセッティングを厳密に行わなくても良くなり、又、高
温の圧縮空気が圧縮機出口空間とベアリングサンプ室と
の間を仕切るシールの部分へ流れ込んで潤滑油を引火さ
せることを防止できるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の部分拡大側方断面図であ
る。
【図2】ターボエンジンの概略側方断面図である。
【図3】図2のA部分の拡大側方断面図である。
【符号の説明】
11 高圧圧縮機 12 燃焼室 21 低圧タービン部 28 アフタバーナ部 33 ラビリンスシール 36 圧縮機出口空間 37 圧縮空気 44 空気受空間 46 抽気管 47,48 位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧圧縮機と燃焼室との間に、ラビリン
    スシールを介して接続された圧縮機出口空間の内部に、
    ラビリンスシールの出口近傍に位置する空気受空間を形
    成し、該空気受空間に、低圧タービン部出側の位置まで
    延長する抽気管を接続し、前記ラビリンスシールを通過して圧縮機出口空間へ入り
    込んだ圧縮空気は、空気受空間に入り且つ前記抽気管か
    ら取り出されて外部の低圧タービン部出側の位置へ捨ら
    れることにより、ラビリンスシールのセッティングを容
    易にすると共に圧縮機出口空間の下流に位置するシール
    の部分への圧縮空気の流れ込みを防止するよう構成され
    たことを特徴とするターボエンジン。
  2. 【請求項2】 高圧圧縮機と燃焼室との間に、ラビリン
    スシールを介して接続された圧縮機出口空間の内部に、
    ラビリンスシールの出口近傍に位置する空気受空間を形
    成し、該空気受空間に、低圧タービン部出側で且つアフ
    タバーナ部の入側の位置の位置まで延長する抽気管を接
    続し、 前記ラビリンスシールを通過して圧縮機出口空間へ入り
    込んだ圧縮空気は、空気受空間に入り且つ前記抽気管か
    ら取り出されて外部の低圧タービン部出側で且つアフタ
    バーナ部の入側の位置へ捨られることにより、ラビリン
    スシールのセッティングを容易にすると共に圧縮機出口
    空間の下流に位置するシールの部分への圧縮空気の流れ
    込みを防止するよう構成されたことを特徴とするターボ
    エンジン。
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