JP3386778B2 - 通報装置 - Google Patents

通報装置

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JP3386778B2
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伸行 加倉井
俊和 堀口
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エヌイーシーインフロンティア株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセンサが異常状態
を検出した時に、予め決められた通報先に異常状態を通
報する通報装置に係り、特に装置に接続されるセンサの
種類に拘らずセンサの設定を簡略化できる通報装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通報装置は対象物の異常状態
(例えば、下水道の異常水位、異常水圧や異常流量等)
をセンサで検出し、検出した異常状態を予め決められた
通報先に有線あるいは無線で通報するものであるが、装
置に接続されるセンサの種類(例えば、メーク接点セン
サ、ブレーク接点センサ、アナログ電圧センサまたはア
ナログ電流センサ)によって正常状態または異常状態を
検出するセンサの駆動形態や出力されるセンサ信号が異
なる。
【0003】従来の通報装置は、各種のセンサを装置に
接続する際、各センサ毎に対応して駆動形態やセンサ信
号が設定されている。例えば、メーク接点センサを装置
に接続する場合、対象物が正常状態の時には接点がブレ
ーク状態、異常状態の時には接点がメーク状態となるた
め、ブレーク状態とメーク状態を電気的に識別できるセ
ンサ信号とするためには、例えばブレーク状態を装置の
駆動電圧(Hレベル)、メーク状態を接地(Lレベル)
となるよう装置側でセンサの駆動形態が設定されてい
る。したがって、メーク接点センサを使用する時には、
正常状態をHレベル、異常状態をLレベルで検出するこ
とができる。
【0004】一方、ブレーク接点センサを装置に接続す
る場合には、メーク接点センサの場合と接点構成が逆に
なるため、正常状態をLレベル、異常状態をHレベルで
検出することになる。
【0005】他方、アナログ電圧センサやアナログ電流
センサを装置に接続する場合には、正常状態ならびに異
常状態が、値は異なるがアナログ値のセンサ信号として
出力されるため、センサ信号が正常状態から異常状態に
変化するアナログの閾値を設定し、センサ信号が閾値を
下回る場合は正常状態、閾値以上の場合には異常状態と
して識別されている。なお、アナログ電圧センサとアナ
ログ電流センサとでは、装置側のセンサ駆動形態 (構成)が異なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の通報装置は、上
記のように装置にセンサを接続する際には、接続される
センサの種類に応じてセンサ信号やセンサ駆動形態を設
定する必要があり、設置するセンサの種類や数が多い場
合には、設定に多くの時間を要する課題がある。
【0007】また、従来の通報装置のセンサ接続端子
は、それぞれ接続可能なセンサが決まっているため、接
続時にセンサを誤接続する虞やセンサの設置作業が煩雑
になる課題がある。
【0008】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的はセンサの種類に拘わりなく
任意の接続端子にセンサを接続できるとともに、設定作
業を簡略化できる通報装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る通報装置は、センサは正常時にノーマル
ブレーク接点構成のメーク接点センサ、ノーマルメーク
接点構成のブレーク接点センサ、アナログ電圧値を出力
するアナログ電圧センサまたはアナログ電流値を出力す
るアナログ電流センサであり、切替スイッチを有し、こ
れらセンサの全てに共通して対応するためのインタフェ
ース部、このインタフェース部を介して供給されるセン
サ信号をディジタル値に変換するA/Dコンバータおよ
びこのA/Dコンバータからのディジタル値に基づいて
各センサを識別するとともに、異常状態を識別するセン
サ識別手段からなるセンサ判定手段と、このセンサ判定
手段に設定情報を供給する入力部と、センサ判定手段か
らの識別信号に基づいて異常通報を行う通報部とを備え
たことを特徴とする。
【0010】この発明に係る通報装置は、センサ判定手
段に、メーク接点センサ、ブレーク接点センサ、アナロ
グ電圧センサまたはアナログ電流センサのそれぞれに切
替スイッチを切り替えて共通に対応できるインタフェー
ス部と、インタフェース部を介して供給されるセンサ信
号をディジタル値に変換するA/Dコンバータと、変換
されたディジタル値のセンサ信号に基づいてセンサの種
類と異常状態を識別するセンサ識別手段とを備えたの
で、各センサを識別し、各センサを接続端子に限定する
ことなく接続できるとともに、各センサの異常状態を識
別することができる。
【0011】さらに、この発明に係る通報装置のセンサ
識別手段は、メーク接点センサまたはブレーク接点セン
サが正常状態の時にA/Dコンバータからのディジタル
値を記憶する初期状態記憶手段と、アナログ電圧センサ
またはアナログ電流センサの閾値に対応したディジタル
値を記憶する閾値記憶手段と、A/Dコンバータからの
ディジタル値を初期状態記憶手段または閾値記憶手段に
記憶されたディジタル値と照合し、異常状態を識別して
識別信号を発生する異常識別手段と、各センサを識別す
るための手順を指令するシーケンス手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】この発明に係る通報装置のセンサ識別手段
は、初期状態記憶手段でメーク接点センサまたはブレー
ク接点センサの正常時のディジタル値を記憶し、閾値記
憶手段でアナログ電圧センサまたはアナログ電流センサ
の閾値に対応したディジタル値を記憶し、異常識別手段
で各センサが任意時間に検出したセンサ信号に対応した
ディジタル値と正常時または異常時のディジタル値とを
照合するので、装置に接続されるセンサの種類に拘らず
センサの異常状態を識別することができる。また、シー
ケンス手段を備え、各センサを識別するための手順を指
令するので、各センサに対応したインタフェースを設定
してセンサを特定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る通報
装置の実施の形態全体要部ブロック構成図である。図1
において、通報装置1は、センサ判定手段2、入力部3
および通報部4を備え、通報装置1に接続されるセンサ
1〜センサNから供給されるセンサ信号X1〜XNに基づ
いてセンサ1〜センサNが検出する対象(例えば、下水
道の水位等)の状態が正常状態(適切な水位)か異常状
態(異常水位)かを判定し、異常状態と判定した場合に
は、通信回線を介してセンサ毎に予め決められた通報先
(1宛先または複数の宛先)に接続し、対象が異常状態
であることを通報する。
【0014】センサ判定手段2は、センサ1〜センサN
に共通して対応するインタフェース、マイクロプロセッ
サを基本に各種演算機能、処理機能およびメモリを備
え、通報装置1に接続されるセンサ1〜センサNの駆動
形態およびセンサ信号X1〜XNを設定するとともに、セ
ンサ信号X1〜XNに基づいて検出対象が正常状態にある
か異常状態にあるかを判定し、異常状態の時には異常判
定(異常識別)信号D1〜DNを通報部4に供給する。
【0015】入力部3は、キーボード、マウスまたはタ
ッチパネル等で構成し、センサ1〜センサNの駆動形
態、および通報先の設定やセンサ信号X1〜XNの設定に
必要な情報KJをセンサ判定手段2に提供する。
【0016】通報部4は、アナウンス装置および回線接
続装置(NCU)等で構成し、センサ判定手段2から異
常判定(異常識別)信号D1〜DNが供給された時には、
オートダイヤルで通報先と回線接続した後、音声テープ
や音声合成等で生成した異常案内を通信回線を介して通
報先に通報する。
【0017】なお、異常案内は、音声信号に限らず、通
報先に異常を知らせる情報であればよい。また、通報装
置1と通報先とを接続する通信回線は、有線回線に限ら
ず無線回線でもよい。
【0018】
【実施例1】通報装置1に接続されるセンサが無電圧メ
ーク接点センサ(メーク接点センサ)と無電圧ブレーク
接点センサ(ブレーク接点センサ)との場合について説
明する。
【0019】図2は、この発明に係る通報装置の一実施
例ブロック構成図である。図2において、無電圧メーク
接点センサ(メーク接点センサ)5Aは、ノーマルブレ
ーク接点構成で、検出対象が初期状態においてブレーク
(実線表示)の場合には正常状態と設定し、反転してメ
ーク(破線表示)となった場合には異常状態と設定す
る。無電圧ブレーク接点センサ(ブレーク接点センサ)
5Bは、ノーマルメーク接点構成で、検出対象が初期状
態においてメーク(実線表示)の場合には正常状態と設
定し、反転してブレーク(破線表示)となった場合には
異常状態と設定する。
【0020】メーク接点センサ5Aおよびブレーク接点
センサ5Bは、機械的なスイッチのメーク(オン)また
はブレーク(オフ)動作をするので、センサ信号を電気
的に検出する駆動形態 (構成)とするためには、駆動電圧Vを抵抗器Rを介し
てセンサの接続端子の一端に接続するためのインタフェ
ース部8A、8Bをセンサ判定手段2に設ける。この駆
動形態 (構成)により、メーク接点センサ5Aは、検出対象が
正常状態の場合には駆動電圧V(Hレベル)の値、異常
状態の場合には基準(接地)電位0(Lレベル)の値の
センサ信号XAを初期状態記憶手段6(センサ判定手段
2)に供給する。一方、ブレーク接点センサ5Bは、メ
ーク接点センサ5Aと全く逆となり、検出対象が正常状
態の場合には基準(接地)電位0(Lレベル)の値、異
常状態の場合には駆動電圧V(Hレベル)の値のセンサ
信号XBを初期状態記憶手段6(センサ判定手段2)に
供給する。
【0021】センサ判定手段2は、インタフェース部8
A、8Bの他に、マイクロプロセッサを基本にしてRA
M等のメモリ、論理演算機能を有し、初期状態記憶手段
6および異常識別手段7を備える。なお、メーク接点セ
ンサ5Aまたはブレーク接点センサ5Bのそれぞれに対
応して初期状態記憶手段6および異常識別手段7をそれ
ぞれ1個づつ備える。
【0022】初期状態記憶手段6は、書換え可能なRA
M等のメモリで構成し、入力部3の自動設定ボタン3A
が押下され、設定情報JIが供給されると、メーク接点
センサ5Aおよびブレーク接点センサ5Bからそれぞれ
供給されるセンサ信号XA、XBを正常状態の初期状態デ
ータXAO、XBOとして記憶する。正常状態とは、センサ
が検出する検出対象、例えば下水道の水位が通常水位に
ある状態である。
【0023】前述したように、検出対象が正常状態の
時、メーク接点センサ5Aから供給されるセンサ信号X
AはHレベル(駆動電圧V)、ブレーク接点センサ5B
から供給されるセンサ信号XBはLレベル(基準(接
地)電位0)なので、初期状態データXAOはHレベル
(駆動電圧V)、初期状態データXBOはLレベル(基準
(接地)電位0)で記憶される。したがって、自動設定
ボタン3Aが押下された状態で、初期状態記憶手段6に
記憶される正常状態の初期状態データXAO、XBOを監視
することにより、通報装置1の個々の接続端子に接続さ
れたメーク接点センサ5Aまたはブレーク接点センサ5
Bを特定することができる。なお、自動設定ボタン3A
に代えて、通報装置1の電源投入時のパワーオンリセッ
トにより、初期状態記憶手段6に初期状態データXAO、
XBOを記憶するよう構成してもよい。
【0024】異常識別手段7は、論理演算機能、例えば
ソフト制御の排他的論理和(Exclusive OR)演算機能を
備え、メーク接点センサ5Aから供給されるセンサ信号
XAと初期状態記憶手段6から供給される初期状態デー
タXAOとの排他的論理和演算を実行して照合し、識別信
号DAを通報部4に供給する。
【0025】また、異常識別手段7は、ブレーク接点セ
ンサ5Bから供給されるセンサ信号XBと初期状態記憶
手段6から供給される初期状態データXBOとの排他的論
理和演算を実行して照合し、識別信号DBを通報部4に
供給する。
【0026】初期状態記憶手段6に初期状態データXAO
(Hレベル)が記憶された後、メーク接点センサ5Aか
らセンサ信号XAが供給されると、異常識別手段7は、
センサ信号XAが正常状態のHレベル(駆動電圧V)の
場合、Hレベルのセンサ信号XAとHレベルの初期状態
データXAOとの排他的論理和演算を行い、Lレベルの識
別信号DAを通報部4に供給する。一方、センサ信号XA
が異常状態のLレベル(基準(接地)電位0)の場合、
Lレベルのセンサ信号XAとHレベルの初期状態データ
XAOとの排他的論理和演算を行い、Hレベルの識別信号
DAを通報部4に供給する。
【0027】このように、異常識別手段7は、メーク接
点センサ5Aから供給されるセンサ信号XAが正常状態
の場合にはLレベル、異常状態の場合にはHレベルの識
別信号DAを出力することにより、メーク接点センサ5
Aが検出した検出対象の正常状態または異常状態を識別
することができる。
【0028】また、初期状態記憶手段6に初期状態デー
タXBO(Lレベル)が記憶された後、ブレーク接点セン
サ5Bからセンサ信号XBが供給されると、異常識別手
段7は、センサ信号XBが正常状態のLレベル(基準
(接地)電位0)の場合、Lレベルのセンサ信号XBと
Lレベルの初期状態データXBOとの排他的論理和演算を
行い、Lレベルの識別信号DBを通報部4に供給する。
一方、センサ信号XBが異常状態のHレベル(駆動電圧
V)の場合、Hレベルのセンサ信号XBとLレベルの初
期状態データXBOとの排他的論理和演算を行い、Hレベ
ルの識別信号DBを通報部4に供給する。
【0029】このように、異常識別手段7は、ブレーク
接点センサ5Bから供給されるセンサ信号XBが正常状
態の場合にはLレベル、異常状態の場合にはHレベルの
識別信号DBを出力することにより、ブレーク接点セン
サ5Bが検出した検出対象の正常状態または異常状態を
識別することができる。
【0030】よって、異常識別手段7は、メーク接点セ
ンサ5Aおよびブレーク接点センサ5Bが検出対象の正
常状態を検出した場合はLレベルで認識し、メーク接点
センサ5Aおよびブレーク接点センサ5Bが検出対象の
異常状態を検出した場合はHレベルで認識することがで
きる。
【0031】なお、図1に示す通報部4を識別信号D
A、DBがHレベルの時にのみ起動するよう設定すること
により、検出対象が異常状態の時にのみ、通報先に異常
を通報することができる。
【0032】このように、センサ判定手段2は、初期状
態記憶手段6にメーク接点センサ5Aまたはブレーク接
点センサ5Bを接続した時の正常状態を初期状態データ
XAO、XBOとして記憶し、異常識別手段7で異常状態の
センサ信号XA、XBと初期状態データXAO、XBOとを照
合して異常状態を検出するので、メーク接点センサ5A
またはブレーク接点センサ5Bの接続端子を限定するこ
となくセンサを接続できるとともに、センサの異常状態
を自動的に識別することができる。
【0033】続いて、図2に示すセンサ判定手段のセン
サ設定の動作を動作フロー図に基づいて説明する。図5
は図2のセンサ判定手段のセンサ設定動作フロー図であ
る。最初に、ステップP1では自動設定ボタン3Aがオ
ン(押された)か否かを判定してオンの場合にはステッ
プP2に移行し、オフの場合にはスタートに戻る。
【0034】ステップP2では初期状態データXKOがH
レベルか否かを判定し、Hレベルの場合にはステップP
3に移行してメーク接点センサに設定する。一方、ステ
ップP2で初期状態データXKOがLレベルと判定された
場合にはステップP4に移行してブレーク接点センサに
設定する。
【0035】このように、この発明に係る通報装置1
は、初期状態記憶手段6にメーク接点センサ5Aまたは
ブレーク接点センサ5Bを接続した時の正常状態を初期
状態データXAO、XBOとして記憶し、異常識別手段7で
異常状態のセンサ信号XA、XBと初期状態データXAO、
XBOとを照合して異常状態を検出するセンサ判定手段2
を備えたので、メーク接点センサ5Aまたはブレーク接
点センサ5Bの接続端子を限定することなくセンサを接
続できるとともに、センサの異常状態を自動的に識別す
ることができる。
【0036】
【実施例2】次に、通報装置1に接続されるセンサが無
電圧メーク接点センサ(メーク接点センサ)、無電圧ブ
レーク接点センサ(ブレーク接点センサ)、アナログ電
圧センサまたはアナログ電流センサの場合について説明
する。
【0037】図3は、この発明に係る通報装置の一実施
例ブロック構成図である。図3において、センサ20
は、無電圧メーク接点センサ(メーク接点センサ)、無
電圧ブレーク接点センサ(ブレーク接点センサ)、アナ
ログ電圧センサまたはアナログ電流センサのいずれかで
ある。なお、メーク接点センサおよびブレーク接点セン
サの接点構成ならびにセンサ信号を電気的に検出する駆
動形態 (構成)については図2に示すものと同一である。
【0038】また、アナログ電圧センサまたはアナログ
電流センサは、センサが検出する検出対象(例えば、下
水道の水位)の状態変化に対応してセンサ信号(電圧
値、電流値)がアナログ量で変化し、センサ信号が電圧
値または電流値の所定値(閾値)を下回ると正常状態
(例えば、水位が正常)、所定値(閾値)以上ならば異
常状態(例えば、水位が異常)として検出する。さら
に、センサ信号がアナログ量のため、複数の閾値を設定
することもできる。
【0039】センサ判定手段10は、インタフェース部
11、A/Dコンバータ12、センサ識別手段13を備
え、4種のセンサ20(メーク接点センサ、ブレーク接
点センサ、アナログ電圧センサまたはアナログ電流セン
サ)のそれぞれに共通に対応できるインタフェース構成
を有する。
【0040】インタフェース部11は、抵抗器R1、R
2、可変抵抗器RV、スイッチsw1〜sw4を有する切替
スイッチ14を備え、4種の各センサ20が検出したセ
ンサ信号をアナログ電圧値のセンサ信号XPに変換して
A/Dコンバータ12に提供する。スイッチsw1〜s
w4は、電子スイッチで構成し、入力部19の自動設定
ボタンが押下(オン)されると、シーケンス手段18から
供給される指令信号C1〜C4の制御によってオン/オフ
動作を行う。スイッチsw1は、駆動電圧Vを抵抗器R1
を介してセンサ接続端子の一端へ接続または切断する。
スイッチsw2は、センサ20からのセンサ信号を接続
または切断する。スイッチsw3は、センサ接続端子の
一端を駆動電圧Vと接地(GND)間に接続された可変
抵抗器RVの抵抗可変端子に接続または切断する。スイ
ッチsw4は、センサ接続端子の一端を抵抗器R2を介し
て接地(GND)に接続または切断する。
【0041】センサ20がメーク接点センサまたはブレ
ーク接点センサの場合、スイッチsw1、sw2をオン、
sw3、sw4をオフに設定し、検出対象が正常時のHレ
ベル(駆動電圧V)またはLレベル(基準(接地)電位
0)のセンサ信号XPをA/Dコンバータ12に供給す
る。
【0042】センサ20がアナログ電圧センサの場合に
は、sw2をオン、sw1、sw3、sw4をオフに設定
し、検出対象が正常時の電圧値のセンサ信号XPをA/
Dコンバータ12に供給する。一方、センサ20がアナ
ログ電流センサの場合には、sw2、sw4をオン、sw
1、sw3をオフに設定し、検出対象が正常時の電流値を
抵抗器R2で変換した電圧値のセンサ信号XPをA/Dコ
ンバータ12に供給する。また、センサ20がアナログ
電圧センサまたはアナログ電流センサの場合に、入力部
19の図示しない閾値設定モードボタンからシーケンス
手段18を介してsw3をオン、sw1、sw2、sw4を
オフに設定し、可変抵抗器RVを調整して検出対象が異
常時とみなされるそれぞれのセンサの閾値(電圧値また
は電圧に変換した電流値)を強制的に設定し、強制的に
設定した閾値のセンサ信号XPをA/Dコンバータ12
に供給してもよい。さらに、センサ20がアナログ電圧
センサまたはアナログ電流センサの場合には、sw2、
sw4をオン、sw1、sw3をオフにして検出対象を異
常状態に調節し、そのときのセンサ20からの電圧値ま
たは電流値を閾値として設定し、閾値のセンサ信号XP
をA/Dコンバータ12に供給してもよい。
【0043】A/Dコンバータ12は、インタフェース
部11から供給される4種センサ20のアナログ電圧値
のセンサ信号XPを対応したディジタル値のセンサ信号
DPに変換し、このセンサ信号DPをセンサ識別手段13
に供給する。
【0044】センサ識別手段13は、マイクロプロセッ
サを基本に各種演算機能、処理機能、ROMや書換え可
能なRAM等のメモリで構成し、初期状態記憶手段1
5、閾値記憶手段16、異常識別手段17、シーケンス
手段18を備える。
【0045】初期状態記憶手段15は、RAM等の書換
え可能なメモリで構成し、検出対象が正常状態時のメー
ク接点センサまたはブレーク接点センサの場合に、A/
Dコンバータ12から供給されるディジタル値のセンサ
信号DPを初期状態データDNとして記憶する。初期状態
データDNが駆動電圧V(最大値)の場合、または0
(最小値)の場合には、センサ20をメーク接点センサ
またはブレーク接点センサと設定する。また、初期状態
データDNが最小値を越え最大値を下回る値の場合に
は、センサ20をアナログ電圧センサまたはアナログ電
流センサのいずれかと判定して閾値入力の準備をする。
【0046】閾値記憶手段16は、RAM等の書換え可
能なメモリで構成し、入力部19の閾値設定ボタンから
アナログ電圧センサまたはアナログ電流センサの閾値を
数字で入力し、設定する。例えば、アナログ電圧センサ
のセンサ信号XPの最大値を5Vとし、A/Dコンバー
タ12が256ステップでA/D変換する場合、4Vを
閾値とする時には数字205、3Vを閾値とする時には
数字154を入力する。また、閾値記憶手段16は、イ
ンタフェース部11の可変抵抗器RVを調整して検出対
象が異常時とみなし、センサの閾値(電圧値または電圧
に変換した電流値)を強制的に設定した時のA/Dコン
バータ12からのディジタル値のセンサ信号DP、また
は検出対象を異常状態に調節し、そのときのセンサ20
からの電圧値または電流値を閾値とした時にA/Dコン
バータ12からのディジタル値のセンサ信号DPを閾値
データDAとして記憶してもよい。
【0047】なお、アナログ電圧センサまたはアナログ
電流センサはアナログの電圧値または電流値を出力する
ので、閾値記憶手段16に閾値を複数設定して検出対象
のさまざまな状態、例えば水位が70%を越えた時の注
意通報、水位が90%を超えた時の警戒通報および水位
が100%に達した時の異常通報等に対応することがで
きる。
【0048】異常識別手段17は、ソフト制御の演算機
能、処理機能を備え、A/Dコンバータ12から供給さ
れるセンサ信号DPと、初期状態記憶手段15から供給
される初期状態データDNまたは閾値記憶手段16から
供給される閾値データDAとを比較して照合し、センサ
信号DPが異常の場合には、検出対象が異常状態と判定
して識別信号DOを出力し、図1に示す通報部4を起動
して通報先に異常通報を行う。
【0049】異常識別手段17は、初期状態記憶手段1
5に記憶された初期状態データDNからセンサ20がメ
ーク接点センサまたはブレーク接点センサと認識された
場合には、例えば排他的論理和演算機能を用いて図2で
説明したように識別信号DOを出力する。また、異常識
別手段17は、閾値記憶手段16に記憶された閾値デー
タDAからセンサ20がアナログ電圧センサまたはアナ
ログ電流センサと認識された場合には、例えば比較演算
機能を用いてセンサ信号DPと閾値データDAとを比較
し、センサ信号DPが閾値(DA)以上の場合(DP≧D
A)に異常状態の識別信号DOを出力する。なお、排他的
論理和機能または比較演算機能の選択は、センサ20の
種類が設定された時点で決定するように構成する。
【0050】シーケンス手段18は、ROM等のメモリ
とソフトプログラムで構成し、予め決定された時系列の
プログラムで動作し、指令信号C1〜C4をインタフェー
ス部11の切替スイッチ14に供給してスイッチsw1
〜sw4の切替えを制御し、4種の各センサ20に対応
したインタフェースを設定する。
【0051】このように、センサ識別手段13は、初期
状態記憶手段15でメーク接点センサまたはブレーク接
点センサの正常時のディジタル値DNを記憶し、閾値記
憶手段16でアナログ電圧センサまたはアナログ電流セ
ンサの閾値に対応したディジタル値DAを記憶し、異常
識別手段17で各センサが任意時間に検出したセンサ信
号XPに対応したディジタル値DPと正常時または異常時
のディジタル値(DN、DA)とを照合するので、装置に
接続されるセンサの種類に拘らずセンサの異常状態を識
別することができる。また、シーケンス手段18を備
え、各センサを識別するための手順を指令するので、各
センサに対応したインタフェースを設定してセンサを特
定することができる。
【0052】図4は図3のセンサ判定手段に4種のセン
サを接続した通報装置の全体ブロック構成図である。図
4において、センサ20A〜20Dは、それぞれメーク
接点センサ、ブレーク接点センサ、アナログ電圧セン
サ、アナログ電流センサであり、それぞれのセンサ20
A〜20Dは、図3に示すセンサ判定手段10であるセ
ンサ判定手段10A〜10Dに接続される。
【0053】続いて、図3に示すセンサ判定手段のセン
サ設定動作を動作フロー図に基づいて説明する。図6は
図3のセンサ判定手段のセンサ設定動作フロー図であ
る。なお、設定の前提条件として、対象となるメーク接
点センサ、ブレーク接点センサ、アナログ電圧センサお
よびアナログ電流センサの4種類のセンサは、全て検出
対象(例えば、下水道の水位)が正常状態(通常の水
位)を検出しているものとする。初めに、ステップS1
で入力部19の自動設定ボタンがオンか否かを判定し、
オンならばセンサ設定の動作が開始されたと判断してス
テップS2に移行し、オフならばスタートに戻る。
【0054】ステップS2ではインタフェース部11の
スイッチsw1およびsw2をオン、sw3およびsw4を
オフに設定し、ステップS3でA/Dコンバータ12か
らのディジタル値DPを読み込む。
【0055】続いて、ステップ4では読み込んだディジ
タル値DPが最小値か否かを判断する。ディジタル値DP
が最小値の場合にはステップS5に移行し、最小値でな
い場合にはステップS11に移行する。
【0056】ステップS5ではインタフェース部11の
スイッチsw2およびsw4をオン、sw1およびsw3を
オフに設定した後、ステップS6で再びA/Dコンバー
タ12からのディジタル値DPを読み込む。
【0057】ステップS7では読み込んだディジタル値
DPが最小値か否かを再度判断する。ディジタル値DPが
最小値の場合にはステップS8に移行し、最小値でない
場合にはステップS10でアナログ電流センサに設定す
る。
【0058】ステップS8ではインタフェース部11の
スイッチsw1およびsw2をオン、sw3およびsw4を
オフに設定した後、ステップS9でブレーク接点センサ
に設定する。
【0059】一方、ステップS11ではA/Dコンバー
タ12からのディジタル値DPが最大値か否かを判定
し、最大値と判定された場合にはステップS12でメー
ク接点センサに設定する。
【0060】ステップS11で最大値でないと判定され
た場合にはステップS13に移行し、インタフェース部
11のスイッチsw2をオン、sw1、sw3およびsw4
をオフに設定した後、ステップS14でアナログ電圧セ
ンサに設定する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通信装置の接続端子を限定することなくメーク接点
センサおよびブレーク接点センサを接続できるととも
に、センサの異常状態を自動的に識別することができる
ので、センサの設置および設定を正確に、かつ効率良く
実行することができる。
【0062】また、この発明によれば、通信装置の接続
端子を限定することなくメーク接点センサ、ブレーク接
点センサ、アナログ電圧センサおよびアナログ電流セン
サを接続できるとともに、各センサの異常状態を最少限
の設定で識別することができるので、センサの設置およ
び設定を正確に、かつ効率良く実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る通報装置の実施の形態全体要部
ブロック構成図
【図2】この発明に係る通報装置の一実施例ブロック構
成図
【図3】この発明に係る通報装置の一実施例ブロック構
成図
【図4】図3のセンサ判定手段に4種のセンサを接続し
た通報装置の全体ブロック構成図
【図5】図2のセンサ判定手段のセンサ設定動作フロー
【図6】図3のセンサ判定手段のセンサ設定動作フロー
【符号の説明】
1 通報装置 2,10 センサ判定手段 3,19 入力部 3A 自動設定ボタン 4 通報部 5A メーク接点センサ 5B ブレーク接点センサ 6,15 初期状態記憶手段 7,17 異常識別手段 11 インタフェース部 12 A/Dコンバータ 13 センサ識別手段 14 切替スイッチ 16 閾値記憶手段 18 シーケンス手段 20 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00 H04B 1/04 H04B 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサが検出対象の異常状態を検出した
    時に、センサから出力されるセンサ信号に基づいて異常
    状態を通報先に通報する通報装置において、 前記センサは正常時にノーマルブレーク接点構成のメー
    ク接点センサ、ノーマルメーク接点構成のブレーク接点
    センサ、アナログ電圧値を出力するアナログ電圧センサ
    またはアナログ電流値を出力するアナログ電流センサで
    あり、切替スイッチ(14)を有し、これらセンサの全
    てに共通して対応するためのインタフェース部(1
    1)、このインタフェース部(11)を介して供給され
    るセンサ信号をディジタル値に変換するA/Dコンバー
    タ(12)およびこのA/Dコンバータ(12)からの
    ディジタル値に基づいて前記各センサを識別するととも
    に、異常状態を識別するセンサ識別手段(13)からな
    るセンサ判定手段(10)と、このセンサ判定手段(1
    0)に設定情報を供給する入力部(19)と、前記セン
    サ判定手段(10)からの識別信号に基づいて異常通報
    を行う通報部(4)と、を備えたことを特徴とする通報
    装置。
  2. 【請求項2】 前記センサ識別手段(13)は、メーク
    接点センサまたはブレーク接点センサが正常状態の時に
    A/Dコンバータからのディジタル値を記憶する初期状
    態記憶手段(15)と、アナログ電圧センサまたはアナ
    ログ電流センサの閾値に対応したディジタル値を記憶す
    る閾値記憶手段(16)と、A/Dコンバータ(12)
    からのディジタル値を前期初期状態記憶手段(15)ま
    たは閾値記憶手段(16)に記憶されたディジタル値と
    照合し、異常状態を識別して識別信号を発生する異常識
    別手段(17)と、前記各センサを識別するための手順
    を指令するシーケンス手段(18)と、を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の通報装置。
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