JP3386356B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP3386356B2 JP35821397A JP35821397A JP3386356B2 JP 3386356 B2 JP3386356 B2 JP 3386356B2 JP 35821397 A JP35821397 A JP 35821397A JP 35821397 A JP35821397 A JP 35821397A JP 3386356 B2 JP3386356 B2 JP 3386356B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
座席の側方にエアバッグを膨張展開させ、乗員の側部を
保護するエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平6−72267号
公報に示されるように、袋状のエアバッグと、このエア
バッグにガスを供給するインフレータとを備えたサイド
エアバッグ装置が知られている。そして、このサイドエ
アバッグ装置は、通常時は小さく折り畳まれて収納され
るとともに、自動車の衝突時には、インフレータから供
給される高温高圧のガスにより、乗員とドアパネルとの
間に膨張展開して、乗員の胸部(胴部)および頭部を保
護するようになっている。また、エアバッグの内側に
は、吊りベルトが設けられ、エアバッグの幅方向の展開
寸法を規制するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなサイドエアバッグ装置では、ステアリングホイール
用のエアバッグ装置に比べても、エアバッグの容量が小
さく、迅速な展開が求められるとともに、収納時にはイ
ンフレータに密接して小さく折り畳まれ、エアバッグの
展開時には、エアバッグがガスの熱の影響を受けやす
く、特に、エアバッグの内側に吊りベルトを設けた構成
では、この吊りベルト自体や、この吊りベルトをエアバ
ッグに縫い付ける糸にガスが直接当たり、熱の影響を受
けやすい。そこで、耐熱性の高い基布や糸を用いるなど
の構成により、製造コストが上昇する問題を有してい
る。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ガスの熱の影響を低減できるエアバッグ装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、袋状のエアバッグと、このエアバッグの内部
に位置する開口部からガスを噴射するガス噴射手段と、
ガスの噴射時には離反可能に前記開口部を覆う防炎布と
を具備し、前記防炎布は、前記ガス噴射手段に巻き付け
られ、前記開口部を覆って固定されるとともに、この開
口部から離間した位置に、破断可能な破断部が設けられ
ものである。
【0006】そして、この構成では、エアバッグは、ガ
ス噴射手段が開口部から噴射するガスにより膨張展開す
る。ガスの噴射時には、防炎布が開口部から離反しなが
ら、ガスの熱を受け、他の部分への熱の影響を抑制す
る。
【0007】そして、防炎布は、開口部を覆って固定さ
れるとともに、この開口部から離間した位置に、破断可
能な破断部が設けられため、ガスの噴射時に離反可能に
開口部を覆う構成が容易に実現される。また、破断部
は、開口部から離間した位置に設けることにより、破断
部の破断後の所定の時間、防炎布にガスが当たり、他の
部分へのガスの熱の影響が抑制される。さらに、防炎布
は、ガス噴射手段に巻き付けられたため、防炎布は、場
所をとらずに収納され、安定して支持され、ガスの噴射
時に離反可能に開口部を覆う構成が容易に実現されると
ともに、破断部の破断後の所定の時間、防炎布にガスが
当たり、他の部分へのガスの熱の影響が抑制される。
【0008】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、ガス噴射手段は、ガ
スを発生させるインフレータと、このインフレータを覆
うとともに開口部を設けたリテーナとを備えたものであ
る。
【0009】そして、この構成では、インフレータをリ
テーナで覆い、このリテーナに設けた開口部からガスを
噴射させることにより、噴射されるガスの温度が下げら
れるとともに、ガスの噴射方向が容易に制御される。ま
た、このリテーナに、防炎布が容易に取り付けられる
【0010】請求項記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、防炎布は
端部がガス噴射手段に固定されたものである。
【0011】そして、この構成では、防炎布は、安定し
て支持され、ガスの噴射時に離反可能に開口部を覆う構
成が容易に実現される。
【0012】請求項記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、防炎布は、
一端部がガス噴射手段に固定され、他端部がエアバッグ
に固定されたものである。
【0013】そして、この構成では、防炎布によりガス
の噴射時に離反可能に開口部を覆う構成が容易に実現さ
れるとともに、防炎布の長さの自由度が高まり、破断部
の破断後、防炎布にガスが当たり、他の部分へのガスの
熱の影響が抑制される時間の自由度が向上する。
【0014】請求項記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないしいずれか記載のエアバッグ装置において、エ
アバッグの内側には、開口部に対向して、前記エアバッ
グの展開形状を規制するテザーが設けられたものであ
る。
【0015】そして、この構成では、開口部に対向して
設けたテザーによりエアバッグの展開形状が規制され、
所望の形状にエアバッグが展開する。テザーに対するガ
スの熱的影響は、防炎布により抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグの一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】図2および図3において、1は自動車の座
席であり、この座席1のシートバック2の側面部3に、
エアバッグ装置4が装着されている。そして、このエア
バッグ装置4は、センターピラー5およびドアパネル
と、座席1上の乗員との間に膨張展開する、いわゆるサ
イドエアバッグ装置、側突用エアバッグ装置を構成して
いる。
【0018】そして、このエアバッグ装置4は、ガスを
発生させ噴射するインフレータ6およびこのインフレー
タ6を覆うリテーナ7からなるガス噴射手段8と、この
ガスにより膨張展開する袋状のエアバッグ11と、このエ
アバッグ11の内側に配置される防炎布12、テザー14およ
び隔壁布15と、これらの部材を収納するケース体16とな
どを備えている。
【0019】そして、インフレータ6は、図4などに示
すように、略円柱状の本体部6aを備え、この本体部6aの
内部に充填した推進薬を反応させて、上側部の周面に設
けたガス噴射口6bから高温高圧のガスを噴射するいわゆ
るパイロ式インフレータを構成している。また、このイ
ンフレータ6の本体部6aの上端部からはボルト部6cが突
設されているとともに、下端部には円板状の蓋部6dが設
けられている。
【0020】また、リテーナ7は、金属板あるいは樹脂
などにて、インフレータ6の本体部6aの外径寸法より内
径寸法が大きい円柱状に形成され、下側部には一方に向
かい矩形状の開口部7aが形成されている。また、このリ
テーナ7の上端部は蓋部7bが設けられ、この蓋部7bの中
央部にはボルト用通孔7cが設けられている。さらに、リ
テーナ7の側面部には、モジュールユニット取り付け用
の上下一対のリテーナボルト7dが固着されている。
【0021】そして、このリテーナ7の下端の開口から
インフレータ6を挿入し、ボルト部6cをボルト用通孔7c
に挿入して上側からナット18を螺合して締め付けること
により、インフレータ6の蓋部6dがリテーナ7の下端の
開口を閉塞した状態で固定され、ガス噴射手段8が構成
される。そして、この状態で、リテーナ7の開口部7aと
インフレータ6のガス噴射口6bとは位置をずらし、直接
対向しないように配置されており、インフレータから
噴射されたガスを冷却しつつ下側から噴射するようにな
っている。
【0022】また、エアバッグ11は、図1、図5および
図6に示すように、第1の基布21と第2の基布22とを互
いに縫い合わせて形成されている。すなわち、第1の基
布21および第2の基布22は、メインパネルなどとも呼ば
れるもので、互いに略L字状をなす同形状の織布で、基
端部23を除き、外周部を所定の縫合線24に沿って糸で縫
い合わされ、偏平な略L字状の袋状をなす本体部25が形
成されている。
【0023】また、隔壁布15は、第1および第2の基布
21,22と同じ織布あるいはより耐熱性の強い織布にて形
成され、両側部が所定の縫合線で第1および第2の基布
21,22に糸で縫い合わされている。そして、この隔壁布
15により、本体部25の内側が、基端側に位置する第1の
分室としての胸部保護部25a と、先端側に位置する第2
の分室としての頭部保護部25b とに区画されている。さ
らに、隔壁布15の上部には、略楕円孔状などの小孔状を
なす挿通部15a が形成され、この挿通部15a により、胸
部保護部25a と、頭部保護部25b とが互いに連通されて
いる。
【0024】そして、テザー14は、吊り紐などとも呼ば
れるもので、本体部25の胸部保護部25a の内側に配置さ
れ、両側部が所定の縫合線29で第1および第2の基布2
1,22に糸(テザー取付縫製糸)で縫い合わされて、エ
アバッグ11の展開時の幅方向(図2に示すW方向)の展
開寸法を規制している。
【0025】さらに、防炎布12は、ナイロンの織布、ナ
イロンの織布にシリコンコートしたもの、アラミド繊
維、炭素繊維など、第1および第2の基布21,22と同じ
織布あるいはより耐熱性の強い織布にて形成され、図7
に示すように、インフレータ6からガスが噴射されてい
ない初期状態では、リテーナ7の下側部の外周部に巻き
付けられ、開口部7aを覆っている。そして、この防炎布
12は、両端部近傍に設けられた孔部をリテーナ7のリテ
ーナボルト7dに挿入して固定されているとともに、開口
部7aから外れた後方の位置に、防炎布12の幅方向すなわ
ち上下方向を長手方向として破断部31が形成されてい
る。そして、この破断部31は、破線状に切れ目の入った
スリットなどにて形成された、防炎布12の他の部分より
強度の小さい弱部であり、インフレータ6からガスが噴
射された作動状態では、図1および図6などに示すよう
に、破断部31が破断し、ガスの流れ(矢印A)に従って
展開する。
【0026】そして、このように外周部に防炎布12を巻
き付け、内側にインフレータ6を収納したリテーナ7
は、エアバッグ11の胸部保護部25a の内側に、開口部7a
をテザー14に向けて配置される。この状態で、リテーナ
ボルト7dが、第1および第2の基布21,22の基端部23近
傍にそれぞれ形成した上下一対のバッグ取付用孔21a ,
22a を挿通し、ケース体16に形成した孔部を挿通し、さ
らに、シートバック2の内部に設けた取付部材に形成し
た孔部を挿通して、図示しないナットを螺合して締め付
けられ、エアバッグ11がリテーナ7に保持された状態
で、エアバッグ装置4がシートバック2の内部に取り付
けられる。また、この状態で、エアバッグ11は、テザー
14、隔壁布15などともに、丸め、さらに蛇腹状に小さく
折り畳まれて、ケース体16に収納される。
【0027】また、必要に応じて、第1あるいは第2の
基布21,22には、リテーナ7に沿って、補強布33が当て
られている。
【0028】次に、このエアバッグ装置4の展開動作を
説明する。
【0029】まず、車両が側面衝突などの衝撃を受ける
と、制御装置によりインフレータ6が起動され、ガス噴
射口6bから高温高圧のガスを噴射する。すると、このガ
スは、インフレータ6の本体部6aの外側面とリテーナ7
の内側面との間に沿って下降し、リテーナ7の開口部7a
を覆う防炎布12に圧力を加える。すると、この圧力によ
り、防炎布12の破断部31が破断し、防炎布12はガスの流
れに従って展開方向に流れ、以後はガスの流れの抵抗に
はならない。この状態で、リテーナ7の開口部7aが開口
し、エアバッグ11の胸部保護部25a の底面近傍に向けて
ガスが噴射され、エアバッグ11の膨張が始まる。する
と、このエアバッグ11の膨張の圧力により、ケース体16
が変形などして開くとともに、隔壁布15で区画された胸
部保護部25a の底面からガスが充填されてドアパネルと
乗員との間に膨張展開し、続いて、挿通部15a を介して
頭部保護部25b にガスが流入し、頭部保護部25a がドア
パネルと乗員との間に膨張展開して、乗員を保護する。
この膨張展開の際、テザー14がエアバッグ11の幅方向
(横方向)への展開寸法を規制し、シートバック2の側
面部3とセンターピラー5との間の隙間をエアバッグ11
が円滑に通過できるようになっている。
【0030】そして、エアバッグ11の展開時には、エア
バッグ11の内側は、パイロ式のインフレータ6から噴射
されるガスの熱にさらされるとともに、ガス圧による膨
張の力が加わり、特に、開口部7aに対向して位置するテ
ザー14の取り付け部分の基布および糸には、熱的、力学
的ストレスが大きく加わりやすいが、本実施の形態で
は、リテーナ7の開口部7aに密着して巻き付く形で防炎
布12を配置したため、特に展開の初期において、開口部
7aに対向する位置に折り畳まれている第1および第2の
基布21,22およびテザー14の基布および糸に高熱の直噴
ガスが当たることを抑制し、ガスの熱から保護すること
で、耐熱性の高い基布や糸を用いなくとも、テザー14の
破損を防ぎ、エアバッグ11を所定の形状に展開できる。
また、防炎布12は、リテーナ7の開口部7aを密着して閉
鎖しており、高温のガスを受け止めてから展開するた
め、熱により焦げる場合があるが、エアバッグ11の展開
には支障がない。
【0031】なお、上記の実施の形態では、防炎布12
は、両端部近傍をリテーナ7のリテーナボルト7dに固定
し、このリテーナ7の後側部に位置してスリット状の破
断部31を設けたが、防炎布12の固定位置あるいは破断部
31の位置および形状は、種々の形態を採ることができ
る。
【0032】例えば、図8に示すように、防炎布12は、
一端部を補強布と重ねてリテーナボルト7dで固定すると
ともに、他端部をエアバッグ11のメインパネルである第
1の基布21に糸(テザー防炎布取付縫製糸)で縫い付け
て固定することもできる。そして、この構成では、上記
の構成の作用効果に加え、エアバッグ装置4を組み立て
る際の作業性を良好にできる。
【0033】また、例えば、図9および図10に示すよ
うに、防炎布12は、一端部を第1の基布21に縫い付け、
他端部を第2の基布22に縫い付けて、さらに、これら両
端部をリテーナボルト7dで固定することもできる。
【0034】さらに、防炎布12は、必ずしも両端部を固
定する必要はなく、一端部を固定して他端は固定せずに
単にリテーナ7の外周部に巻き付けた状態とし、あるい
は、離反可能に固定することなどもできる。
【0035】また、本発明は、側突用のエアバッグ装置
の他、他の部分に取り付けられるエアバッグ装置にも適
用できる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、エアバッグは、ガス噴射手段が開口部から噴射する
ガスにより膨張展開できる。このガスの噴射時には、防
炎布が開口部から離反しながら、ガスの熱を受けること
により、他の部分への熱の影響を抑制できる。そこで、
他の部分は耐熱性の高い基布や糸などで構成する必要が
なく、製造コストを低減できる。そして、防炎布は、開
口部を覆って固定できるとともに、この開口部から離間
した位置に、破断可能な破断部を設けたため、ガスの噴
射時に離反可能に開口部を覆う構成を容易に実現でき
る。また、破断部は、開口部から離間した位置に設ける
ことにより、破断部の破断後の所定の時間、防炎布にガ
スが当たり、他の部分へのガスの熱の影響を抑制でき
る。さらに、防炎布は、ガス噴射手段に巻き付けられた
ため、防炎布は、場所をとらずに収納でき、安定して支
持でき、ガスの噴射時に離反可能に開口部を覆う構成を
容易に実現できるとともに、破断部の破断後の所定の時
間、防炎布にガスが当たり、他の部分へのガスの熱の影
響を抑制できる。
【0037】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、インフレータをリテーナで
覆い、このリテーナに設けた開口部からガスを噴射させ
ることにより、噴射されるガスの温度を下げることがで
きるとともに、ガスの噴射方向を容易に制御でき、エア
バッグを円滑に展開できる。また、このリテーナを取り
付け部材として利用し、防炎布を容易に取り付けでき
【0038】請求項記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、防炎布は、両端部
をガス噴射手段に固定することにより、防炎布を安定し
て支持でき、ガスの噴射時に離反可能に開口部を覆う構
成を容易に実現できる。
【0039】請求項記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、防炎布の一端部を
ガス噴射手段に固定し他端部をエアバッグに固定するこ
とにより、防炎布によりガスの噴射時に離反可能に開口
部を覆う構成を容易に実現できるとともに、防炎布の長
さの自由度が高まり、破断部の破断後、防炎布にガスが
当たり他の部分へのガスの熱の影響が抑制される時間の
自由度を向上できる。
【0040】請求項記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないしいずれか記載の効果に加え、エアバッ
グの内側に、開口部に対向して、エアバッグの展開形状
を規制するテザーを設けることにより、エアバッグの展
開形状を規制し、所望の形状にエアバッグを展開でき
る。そして、テザーに対するガスの熱的影響は、防炎布
により抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
動作の説明図である。
【図2】同上エアバッグ装置の動作の説明図である。
【図3】同上エアバッグ装置を備えた座席の斜視図であ
る。
【図4】同上エアバッグ装置のインフレータおよびリテ
ーナを示す分解斜視図である。
【図5】同上エアバッグ装置の動作の説明図である。
【図6】同上エアバッグ装置の動作の説明図である。
【図7】同上エアバッグ装置の一部の斜視図である。
【図8】本発明のエアバッグの他の実施の形態を示す図
3のI−I相当位置の断面図である。
【図9】本発明のエアバッグのさらに他の実施の形態を
示す一部の分解斜視図である。
【図10】同上エアバッグ装置の一部の断面図である。
【符号の説明】
4 エアバッグ装置 6 インフレータ 7 リテーナ 7a 開口部 8 ガス噴射手段 11 エアバッグ 12 防炎布 14 テザー 31 破断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状のエアバッグと、 このエアバッグの内部に位置する開口部からガスを噴射
    するガス噴射手段と、 ガスの噴射時には離反可能に前記開口部を覆う防炎布と
    を具備し 前記防炎布は、前記ガス噴射手段に巻き付けられ、前記
    開口部を覆って固定されるとともに、この開口部から離
    間した位置に、破断可能な破断部が設けられた ことを特
    徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 ガス噴射手段は、ガスを発生させるイン
    フレータと、このインフレータを覆うとともに開口部を
    設けたリテーナとを備えたことを特徴とする請求項1記
    載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 防炎布は、両端部がガス噴射手段に固定
    されたことを特徴とする請求項1または2記載のエアバ
    ッグ装置。
  4. 【請求項4】 防炎布は、一端部がガス噴射手段に固定
    され、他端部がエアバッグに固定されたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 エアバッグの内側には、開口部に対向し
    て、前記エアバッグの展開形状を規制するテザーが設け
    られたことを特徴とする請求項1ないしいずれか記載
    のエアバッグ装置。
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