JP3386056B2 - 複合電子部品 - Google Patents

複合電子部品

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JP3386056B2
JP3386056B2 JP2001310280A JP2001310280A JP3386056B2 JP 3386056 B2 JP3386056 B2 JP 3386056B2 JP 2001310280 A JP2001310280 A JP 2001310280A JP 2001310280 A JP2001310280 A JP 2001310280A JP 3386056 B2 JP3386056 B2 JP 3386056B2
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acoustic wave
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば携帯電話
機の分波器等を構成するのに用いられる複合電子部品に
関し、より詳細には、電磁シールド効果を果たすパッケ
ージ構造を有する弾性表面波装置が内蔵されている複合
電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機の小型化及び軽量化が
進んでおり、使用される電子部品においても、小型化及
び低背化、並びに複合化が進んでいる。電子部品の複合
化や高密度実装が進むと、機器内部における信号の混信
が生じ易くなる。したがって、電子部品や、複数の電子
部品をまとめてなる複合電子部品では、混信を防止する
ことが重要な課題となっている。
【0003】そこで、混信を防止するために、従来、種
々の施策が施されている。図16は、従来の弾性表面波
装置の一例としての弾性表面波フィルタを説明するため
の模式的断面図である。弾性表面波フィルタ101で
は、パッケージ102内に弾性表面波素子103が収納
されている。パッケージ102は、パッケージ本体10
4と、蓋材105とからなる。パッケージ本体104
は、アルミナなどの絶縁性セラミックスにより構成され
ている。パッケージ本体104には、弾性表面波素子1
03と接続される複数の電極が形成されており、ボンデ
ィングワイヤ106,107により、弾性表面波素子1
03とこれらの電極とが電気的に接続されている。
【0004】また、パッケージ本体104に形成されて
いる複数の電極の内、グラウンド電位に接続される電極
108が存在し、該電極108に、弾性表面波素子10
3のグラウンド電位に接続される端子がボンディングワ
イヤにより接続されている。
【0005】蓋材105は、金属からなり、内部に収納
されている弾性表面波素子103を外部の電磁波から保
護している。蓋材105は、弾性表面波素子103のグ
ラウンド電位に接続される電極及びパッケージ本体10
4の電極106に導通されている。したがって、パッケ
ージ外からのノイズの侵入が抑制される。このような構
成は、たとえば、特開平12−049565号公報に開
示されている。
【0006】また、上記のような弾性表面波装置を用い
た複合電子部品においても、同様の対策が施されてい
る。たとえば、特開平9−181567号公報には、図
17に略図的に示す分波器が開示されている。ここで
は、平板状のケース基板121上に、弾性表面波装置1
22,123、コンデンサー124,125及びコイル
126が搭載されている。これらの部品を囲繞するよう
にケース基板121上に、金属からなるカバー材127
がケース基板121に固定されている。
【0007】なお、弾性表面波装置122,123は、
略図的に示されているが、前述した弾性表面波装置10
1と同様に電磁シールド効果を果たすために、上面が導
電性材料で構成されている。
【0008】この分波器では、弾性表面素子が弾性表面
波装置122,123のパッケージ構造により電磁ノイ
ズから遮断されており、さらに、上記金属からなるカバ
ー材127により外部からのノイズの侵入が抑制され
る。
【0009】なお、携帯電話機においては、その機能毎
に電子回路ブロックを形成し、複数の電子回路ブロック
を合成することにより製品が構成されている。図18は
携帯電話機の回路ブロック図を示す。
【0010】図18から明らかなように、基地局からの
高周波信号がアンテナ131により受信され、分波器1
32により受信系の各部品133〜137を経てIF信
号に変換される。逆に、端末機内で発生したIF送信信
号は、送信系部品138〜142を経て分波器132を
介してアンテナ131に出力される。
【0011】この場合、微力な信号が取り扱われる受信
系においては、高周波信号をろ過・増幅するRF受信ブ
ロック143や、IF信号をろ過・増幅するIF受信ブ
ロック144のそれぞれにおいて、各ブロック全体をグ
ラウンド電位を有する導電性カバー材で囲むことによ
り、外部ノイズからの遮断が図られている。
【0012】なお、上記導電性カバー材をグラウンド電
位に接続することにより、上記のように電磁シールド効
果を果たすだけでなく、複合電子部品におけるグラウン
ド電位の強化も果たされている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、弾性表
面波装置のパッケージの蓋材をグラウンド電位に接続す
ることにより、外部ノイズの侵入の防止が図られてい
た。同様に、分波器などの複合電子部品においても、導
電性カバー材をグラウンド電位に接続することにより、
外部ノイズの侵入の防止及びグラウンド電位の強化が図
られていた。
【0014】他方、弾性表面波装置では、特に、並列腕
共振子及び直列腕共振子を有するラダー型フィルタのよ
うな弾性表面波装置では、並列腕共振子とグラウンド電
位との間に存在するインダクタンス成分によりその特性
が大きく変化することが知られている。このインダクタ
ンス成分は、弾性表面波装置では、弾性表面波素子上の
グラウンド電位に接続される電極パッドからパッケージ
のグラウンド電位に接続される電極へのボンディングワ
イヤ、パッケージ内のビアホール電極もしくは配線パタ
ーンにおいて発生している。
【0015】さらに、弾性表面波装置を搭載してなる複
合電子部品では、ケース基板に形成されたビアホール電
極やパターニングされた導電パターンなど、信号が通過
するさまざまな経路においてもインダクタンス成分が発
生している。
【0016】したがって、並列腕共振子とグラウンド電
位との間に介在する全てのインダクタンスを合成した値
が、弾性表面波装置や弾性表面波装置を用いた複合電子
部品の特性に大きな影響を与える。
【0017】また、携帯電話機の小型化及び薄型化に伴
って、実装される電子部品の低背化が進んでいる。した
がって、携帯電話機に係る物理的な衝撃や歪み、場合に
よっては半田屑や埃などの導電性浮遊物により、弾性表
面波装置のパッケージにおいて電磁シールド効果を果た
すための導電性部材と、複合電子部品における上記導電
性カバー材とが接触することがあった。したがって、こ
れらが導通することにより、寄生インダクタンス成分が
変化し、弾性表面波装置の特性が悪化するという問題が
あった。
【0018】すなわち、たとえば図19に示すラダー型
回路構成を有する弾性表面波装置を内蔵している複合電
子部品においては、弾性表面波装置内のボンディングワ
イヤ等によるインダクタンスL1〜L3と、弾性表面波
装置のパッケージにおける配線やスルーホール電極等に
おけるインダクタンスL4と、複合電子部品のケース構
造に設けられた配線等によるインダクタンスL5とが存
在する。なお、図19において、P1は弾性表面波装置
のパッケージのグラウンド端子を示す。この構造におい
て、上記のように弾性表面波装置のパッケージの電磁シ
ールド効果を果たすための導電性部材と、複合電子部品
の導電性カバー材とが接触し、導通すると、破線Xで示
す導電路が形成されることになる。そのため、弾性表面
波装置の並列腕共振子とグラウンド電位との間のインダ
クタンス成分が変化し、上記のように特性の劣化が生じ
る。
【0019】なお、並列腕共振子を有するラダー型回路
構成の弾性波表面波装置だけでなく、他の構造の弾性表
面波装置においても、弾性表面波装置内の信号経路及び
複合電子部品における信号経路により生じるインダクタ
ンス成分の変化により特性の劣化が生じることがあっ
た。
【0020】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消し、物理的な衝撃や埃の付着等に起因する物理的
シールドや、電磁シールド効果を果たすための複合電子
部品の導電性ケース材と、内蔵されている弾性表面波装
置の電磁シールド効果を果たすための導電性部材との導
通を確実に防止することが可能とされている複合電子部
品を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、弾性表面波素子とグ
ラウンド電位との間に寄生するインダクタンス成分の変
化による特性の劣化が生じ難い、複合電子部品を提供す
ることにある。
【0022】本発明のさらに他の目的は、電磁シールド
機能を果たすためにグラウンド電位に接続される導電性
カバー材を有する複合電子部品において、該導電性カバ
ー材によるグラウンド電位機能を強化することができる
複合電子部品を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、弾
性表面波装置を内蔵した複合電子部品であって、第1の
ケース材と、前記第1のケース材上に搭載されており、
パッケージと、パッケージ内に収納された弾性表面波素
子と、グラウンド端子とを有し、前記パッケージが少な
くとも一部において導電体を有する弾性表面波装置と、
絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより
構成されており、前記第1のケース材に固定されてお
、グラウンド電位に接続される導電性の第2のケース
材とを備え、前記パッケージの導電体の外表面と前記第
2のケース材の内面とが対向している部分の少なくとも
一部に絶縁性材料層が形成されていることを特徴とす
る。パッケージの導電体の外表面と第2のケース材の内
面とが対向している部分の少なくとも一部とは、パッケ
ージの導電体の外表面と第2のケース内面とが対向して
いる部分の全てまたは一部を意味し、この場合、絶縁性
材料層は、パッケージの導電体の外表面及び第2のケー
ス材の内面の少なくとも一方に形成されてもよく、ある
いは両者の間に単に介在されていてもよい。
【0024】第1の発明の特定の局面では、絶縁性材料
層は、パッケージの導電体の外表面に形成されている。
第1の発明のさらに他の特定の局面では、絶縁性材料層
は第2のケース材の内面に形成されている。
【0025】本願の第2の発明は、弾性表面波装置が内
蔵された複合電子部品であって、第1のケース材と、前
記第1のケース材上に搭載されており、パッケージと、
パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラウン
ド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部にお
いて導電体を有する弾性表面波装置と、絶縁体と、絶縁
体の外表面に付与された導電膜とにより構成されてお
り、前記第1のケース材に固定されており、グラウンド
電位に接続される導電性の第2のケース材とを備え、前
記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケース材の
内面とが接触することを防ぐための突起物が前記第1の
ケース材及び第2のケース材の少なくとも一方に形成さ
れていることを特徴とする複合電子部品である第2の
発明のある特定の局面では、前記第1のケース材が、平
板状のケース基板であり、前記第2のケース材が、平板
状の第1のケース材上に搭載された前記弾性表面波装置
を覆うように、天板と、天板の一部の側縁から下方に延
びる側壁とを有する。
【0026】第3の発明は、第1のケース材と、前記第
1のケース上に搭載されており、パッケージと、パッ
ケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラウンド端
子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部において
導電体を有する弾性表面波装置と、前記第1のケース材
に固定されており、前記パッケージの前記導電体と対向
されている部分に開口を有し、グラウンド電位に接続さ
れる導電性の第2のケース材とを備えることを特徴とす
複合電子部品である第3の発明のある特定の局面で
は、前記第1のケース材が、平板状のケース基板であ
り、前記第2のケース材が、平板状の第1のケース材上
に搭載された前記弾性表面波装置を覆うように、天板
と、天板の一部の側縁から下方に延びる側壁とを有す
る。
【0027】
【0028】第1〜第3の発明のさらに他の特定の局面
では、第2のケース材が、金属により構成されている。
第1〜第3の発明の別の特定の局面では、第2のケース
材が、絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜に
より構成されている。
【0029】第1〜第3の発明のさらに他の特定の局面
では、パッケージが、第1,第2のパッケージ材を有
し、第1のパッケージ上に弾性表面波素子が搭載されて
おり、第2のパッケージ材が上記導電体を有する。
【0030】第1〜第3の発明の他の特定の局面によれ
ば、第1のパッケージ材が、上方に開いた開口を有する
ように、底板と、底板の側縁から上方に延ばされた環状
側壁とを有し、第2のパッケージ材が第1のパッケージ
材の開口を閉成するように取り付けられる平板状の蓋材
である。
【0031】第1〜第3の発明のさらに他の特定の局面
では、第1のパッケージ材が平板状のパッケージ基板で
あり、第2のパッケージ材が、平板状のパッケージ基板
上に搭載された弾性表面波素子を囲繞するように取り付
けられており、天板と、天板の側縁から下方に延びるよ
うに設けられた環状側壁とを有する。
【0032】本発明のさらに他の特定の局面では、第2
のパッケージ材が、金属キャップにより構成されてい
る。本願の第4の発明によれば、第1のケース材と、前
記第1のケース材上に搭載されており、パッケージと、
パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラウン
ド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部にお
いて導電体を有する弾性表面波装置と、絶縁体と、絶縁
体の外表面に付与された導電膜とにより構成されてお
り、前記第1のケース材に固定されており、グラウンド
電位に接続される導電性の第2のケース材とを備え、前
記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケース材の
内面とが対向している部分の少なくとも一部に絶縁性材
料層が形成されており、前記パッケージが、上方に開い
た開口を有するように、底板と、底板の側縁から上方に
延ばされた環状側壁とを有する第1のパッケージ材と、
第1のパッケージ材の開口を閉成するように取り付けら
れる平板状の第2のパッケージ材とを有し、第1のパッ
ケージ材上に前記弾性表面波素子が搭載されており、第
2のパッケージ材が導電体を有することを特徴とする、
複合電子部品が提供される。 第4の発明のある特定の局
面では、前記絶縁性材料層が、前記パッケージの導電体
の外表面に形成されている。 第4の発明のさらに別の特
定の局面では、前記絶縁性材料層が前記第2のケース材
の内面に形成されている。 第5の発明によれば、第1の
ケース材と、前記第1のケース上に搭載されており、パ
ッケージと、パッケージ内に収納された弾性表面波素子
と、グラウンド端子とを有し、前記パッケージが少なく
とも一部において導電体を有する弾性表面波装置と、絶
縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより構
成されており、前記第1のケース材に固定されており、
グラウンド電位に接続される導電性の第2のケース材と
を備え、前記パッケージの導電体の外表面と前記第2の
ケース材の内面とが接触することを防ぐための突起物が
前記第1のケース材及び第2のケース材の少なくとも一
方に形成されており、前記パッケージ材が、上方に開い
た開口を有するように、底板と、底板の側縁から上方に
延ばされた環状側壁と を有する第1のパッケージ材と、
第1のパッケージ材の開口を閉成するように取り付けら
れる平板状の蓋材からなる第2のパッケージ材とを有
し、第1のパッケージ材上に前記弾性表面波素子が搭載
されており、前記第2のパッケージ材が導電体を有する
ことを特徴とする、複合電子部品が提供される。 第4及
び第5の発明のある特定の局面では、前記第1のケース
材が、平板状のケース基板であり、前記第2のケース材
が、平板状の第1のケース材上に搭載された前記弾性表
面波装置を覆うように、天板と、天板の一部の側縁から
下方に延びる側壁とを有する。 第4及び第5の発明のさ
らに他の特定の局面では、前記第2のケース材が、金属
により構成されている。 第4及び第5の発明のさらに他
の特定の局面では、前記第2のケース材が、絶縁体と、
絶縁体の外表面に付与された導電膜により構成されてい
る。本発明のさらに他の特定の局面では、弾性表面波装
置が複数個、第1のケース材上に搭載されている。
【0033】本発明のさらに他の特定の局面では、弾性
表面波装置が、複数の弾性表面波素子を有する。本発明
のさらに他の特定の局面では、複数の弾性表面波素子
が、梯子型回路構成の直列腕共振子及び並列腕共振子を
構成している。
【0034】本発明の他の特定の局面によれば、本発明
に係る複合電子部品を有する通信機が提供される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の具体的な実施例を説明することにより、本発明を明ら
かにする。
【0036】図1は、本発明の第1の実施例に係る複合
電子部品としての分波器を示す分解斜視図である。分波
器1は、第1のケース材としての平板状のケース基板2
を有する。ケース基板2は、ガラスエポキシ系のプリン
ト基板やアルミナ基板などの従来より用いられている絶
縁性基板により構成されている。ケース基板2の上面に
は、電極3,4などを含む複数の電極が形成されてい
る。
【0037】ケース基板2の上面には、弾性表面波装置
5,6が搭載されている。弾性表面波装置5,6の他
に、コンデンサ7,8及びコイル9が搭載されている。
コンデンサ7,8及びコイル9は、図1及び図2では略
図的に示されているが、実際には、図3に平面図で示す
形状を有する。
【0038】本実施例では、上記コンデンサ7,8は、
積層コンデンサにより構成されているが、他の構造のコ
ンデンサにより構成されていてもよい。また、コイル9
に代えて、他のインダクタンス部品、たとえば積層イン
ダクタなどが用いられてもよい。
【0039】本実施例の分波器の回路構造を、図7に示
す。図中の端子11は送信信号の入力端子(Tx端
子)、端子12は受信信号の出力端子(Rx端子)、端
子13はアンテナにつながる入出力端子(ANT端子)
である。Tx端子11とANT端子13の間には送信周
波数帯域に通過特性を持つ弾性表面波装置6が、同様
に、Rx端子12とANT端子13の間には受信周波数
帯域に通過特性を持つ弾性表面波装置5が接続されてい
る。また、ANT端子と弾性表面波装置5との間には整
合用のコイル9やコンデンサ7,8が図7に示すように
接続されている。
【0040】図7に示した分波器の回路構成は、従来よ
り携帯電話機の分波器として用いられているものと同様
であり、上述した弾性表面波装置5,6、コンデンサ
7,8及びコイル9は、ケース基板2上において図7に
示した回路構成を有するように電気的に接続されてい
る。
【0041】図1及び図2に示すように、上記弾性表面
波装置5,6、コンデンサ7,8及びコイル9を囲繞す
るように、第2のケース材としての金属ケース16がケ
ース基板2の上面に固定される。金属ケース16は、天
板16aと、天板16aの外周側縁から下方に延びる環
状側壁16bとを有する。また、環状側壁16bの長辺
側に、外方かつ水平方向に突出された舌片16c,16
dが形成されている。舌片16c,16dは、ケース基
板2の上面に設けられた電極3,4に接合され、かつ電
気的に接続される。電極3,4は、ケース基板2に設け
られており、かつグラウンド電位に接続される電極であ
る。
【0042】すなわち、金属ケース16は、ケース基板
2のグラウンド電位に接続される電極3,4に電気的に
接続され、グラウンド電位に電気的に接続されている。
次に、弾性表面波装置5,6の詳細を図4〜図6を参照
して説明する。弾性表面波装置6は、弾性表面波装置5
と同様に構成されているため、以下においては、弾性表
面波装置5を代表して説明する。
【0043】図4を参照して、弾性表面波装置5におい
ては、パッケージ21内に弾性表面波素子チップ22が
収納されている。パッケージ21は、第1のパッケージ
材21aと、第2のパッケージ材としての蓋材21bと
を有する。第1のパッケージ材21aは、底板21a1
と、底板21a1 の側方において上方に延びている環状
側壁21a2 とを有する。この第1のパッケージ材21
の底板21a1 上に、弾性表面波素子チップ22が搭載
されている。
【0044】なお、図4では、略図的に示されている
が、第1のパッケージ材21aには、複数の電極23,
24等が形成されており、電極23,24等が、ボンデ
ィングワイヤ25,26により弾性表面波素子チップ2
2に形成されている電極パッドと電気的に接続されてい
る。
【0045】また、第1のパッケージ材21aの上方開
口を閉成するように、平板状の第2のパッケージ材とし
ての金属からなる蓋材21bが導電性接着剤27により
第1のパッケージ材21aに接合されている。
【0046】第1のパッケージ材21aは、アルミナな
どの絶縁性セラミックスにより構成されており、前述し
た電極23,24等がアルミナとともに一体焼成により
形成されている。
【0047】なお、蓋材21bは、アルミニウムやステ
ンレスなどの適宜の金属により構成されており、内部に
収納されている弾性表面波素子チップ22を電磁シール
ドとする機能を有する。
【0048】本実施例では、上記蓋材21bの上面に、
絶縁性材料層28が形成されている。弾性表面波素子チ
ップ22の詳細を、図5及び図6を参照して説明する。
【0049】弾性表面波素子チップ22は、圧電基板3
1を有する。圧電基板31上に、複数のIDT32〜3
8が形成されている。これらのIDT32〜38によ
り、それぞれ、弾性表面波共振子が構成されており、弾
性表面波共振子32〜38は、図6に示す回路構成を有
するように電気的に接続されている。すなわち、弾性表
面波共振子32,35,38が並列腕共振子を構成し、
弾性表面波共振子33,34,36,37は直列腕共振
子を構成し、全体としてラダー型回路を構成するよう
に、共振子32〜38が電気的に接続されている。
【0050】なお、図4では2本のボンディングワイヤ
25,26のみを示したが、図5に示した弾性表面波素
子チップ22上の電極パッドが、第1のパッケージ材2
1aに設けられている電極に、それぞれ、ボンディング
ワイヤにより接合されている。
【0051】すなわち、弾性表面波装置5は、複数の弾
性表面波共振子を内蔵している。もっとも、本発明にお
いて、各弾性表面波装置5,6は、1個の弾性表面波共
振子のみを内蔵していてもよく、また、1個以上の弾性
表面波素子を内蔵していてもよい。
【0052】弾性表面波装置6については、上記弾性表
面波装置5と同様に構成されているためその詳細な説明
は省略する。図1に戻り、本実施例の分波器1の特徴
は、弾性表面波装置5,6の上面に絶縁性材料層28が
形成されていることにある。絶縁性材料層28は、本実
施例では、合成樹脂基材の片面に粘着剤層が設けられた
絶縁テープにより構成されている。もっとも、絶縁性材
料層28は、弾性表面波装置5,6の蓋材21bの上面
に合成樹脂や絶縁塗料をコーティングすることにより形
成されていてもよい。
【0053】いずれにせよ、弾性表面波装置5,6のパ
ッケージの外表面の導電体であって、第1のケース材と
しての金属ケース16の内面と対向している部分、すな
わち本実施例では、蓋材21bの上面に絶縁性材料層2
8が形成されることになる。
【0054】したがって、外力が加わって、金属ケース
16の天板16aの内面が、弾性表面波装置5,6の上
面に接触したり、両者の間に半田屑や導電性の埃が存在
したとしても、上記絶縁性材料層28の存在により、金
属ケース16と蓋材21bとの間の導通を確実に遮断す
ることができる。
【0055】本実施例の分波器1では、外力や半田屑も
しくは導電性の埃等による上記導通が確実に遮断される
ため、該導通に起因する特性の劣化が生じ難い。これ
を、具体的な実験例に基づき説明する。
【0056】図8は、本実施例の分波器1において、A
NT端子→Rx端子間の通過特性を、図9は分波器のア
イソレーション特性を示す。なお、図8及び図9におけ
る実線が本実施例における特性を示し、破線は、弾性表
面波装置5の絶縁材料層28を設けずに、蓋材21bと
金属ケース16の内面とを接触させた比較例の特性を示
す。ここで、本実施例の送信帯域は824〜849MH
z、受信帯域は869〜894MHzである。
【0057】図8及び図9から明らかなように、金属ケ
ース16の内面と弾性表面波装置5の蓋材21bとが導
通した場合、送信帯域の減衰量が約4dB減少し、かつ
同帯域におけるアイソレーションが約10dB劣化して
いることがわかる。これは、弾性表面波装置5の並列腕
共振子とグラウンド電位との間のインダクタンス成分の
大きさが、上記導通により変化したためである。
【0058】しかしながら、本実施例のように、絶縁性
材料層28が形成されている場合、金属ケース16と蓋
材21との導通が確実に遮断されるため、図8及び図9
に実線で示す特性が維持される。すなわち、外力が加わ
り、金属ケース16の内面が絶縁性材料層28の上面に
接触したり、両者の間に半田屑や導電性の埃が介在した
としても、上記導通が確実に遮断されるので、所望の特
性を安定に得ることができる。
【0059】加えて、金属ケース16がグラウンド電位
に維持されているので、充分な電磁シールド効果が発揮
される。よって、絶縁性材料層28が存在するため、金
属ケース16の天板16aと弾性表面波装置5,6の上
面との間の距離を短くすることができ、それによって分
波器の低背化を進め得ることもわかる。
【0060】図10は、上記弾性表面波装置5の第1の
変形例を示す断面図である。図4に示したように、弾性
表面波装置5では、金属板からなる蓋材21bの上面に
絶縁性材料層28が形成されていた。
【0061】これに対して、図10に示す変形例の弾性
表面波装置5Aでは、合成樹脂板などの絶縁板28aの
下面にメタライズ層28bが形成されている。すなわ
ち、導電体としてのメタライズ層28bにより、電磁シ
ールド機能が果たされ、絶縁板28aが絶縁性材料層を
構成している。
【0062】図11は、弾性表面波装置5の第2の変形
例を示す縦断面図である。弾性表面波装置5では、ボン
ディングワイヤ25,26により弾性表面波素子チップ
22と第1のパッケージ材21aに設けられた電極との
電気的接続が図られていたが、図11に示す弾性表面波
装置5Bでは、フェイスダウン方式で弾性表面波素子チ
ップ22が第1のパッケージ材21の底板21aに搭載
されている。したがって、バンプ41,42により、第
1のパッケージ材21aに設けられた電極と弾性表面波
素子チップ22の電極とが電気的に接続されている。
【0063】図12は、弾性表面波装置5の第3の変形
例を示す断面図である。弾性表面波装置5Cでは、第1
のパッケージ材43と、金属キャップ44とによりパッ
ケージが構成されている。すなわち、第1のパッケージ
材43が、平板状のパッケージ基板により構成されてお
り、第2のパッケージ材が天板44aと天板44aの外
周側縁から下方に延びる環状側壁44bとを有する金属
キャップ44により構成されている。
【0064】金属キャップ44の上面には、樹脂をコー
ティングすることにより、絶縁性材料層28Aが形成さ
れている。このように、本発明に用いられる弾性表面波
装置における第1,第2のパッケージ材の形状について
は特に限定されず、種々変更され得る。図10〜図12
に示した各弾性表面波装置5A〜5Cにおいても、上面
に、すなわち分波器の電磁シールド機能を果たす金属ケ
ース16の内面に対向する部分に、絶縁性材料層とし
て、絶縁板28a、絶縁性材料層28,28Aが配置さ
れているので、上記実施例と同様に、分波器の金属ケー
ス16と、弾性表面波装置のパッケージの電磁シールド
機能を果たす部分としての導電体との対向部分間の導通
を確実に遮断することができる。
【0065】図13は、本発明の第2の実施例に係る分
波器を説明するための略図的分解斜視図である。第2の
実施例の分波器51では、弾性表面波装置5,6の第2
のパッケージ材の上面には、絶縁性材料層28が設けら
れていない。そのかわりに、分波器51の第2のケース
材としての金属ケース16の天板16aの下面に絶縁性
材料層52が設けられている。その他の構成について
は、第1の実施例と同様であるため、同一部分について
は、同一の参照番号をすることにより、第1の実施例で
行った説明を引用することとする。
【0066】絶縁性材料層52は、絶縁性材料層28と
同様の材料で構成することができる。本実施例のよう
に、弾性表面波装置5,6側ではなく、第2のケース材
としての金属ケース16の天板16aの内面に絶縁性材
料層52を設けてもよい。この場合においても、弾性表
面波装置5,6の電磁シールド機能を果たしている部
分、すなわち蓋材21bの外表面と、分波器のケース材
である第2のケース材としての金属ケース16の、上記
蓋材21bと対向している部分との間に絶縁性材料層5
2が配置されることになるため第1の実施例と同様に、
金属ケース16と金属からなる蓋材21bとの間の導通
を確実に遮断することができ、第1の実施例と同様に周
波数特性やアイソレーション特性の劣化を確実に防止す
ることができる。
【0067】すなわち、本発明においては、絶縁性材料
層は、弾性表面波装置側に設けられてもよく、あるいは
複合電子部品のケース材側に設けられていてもよく、さ
らに、特に図示はしないが、第1,第2の実施例の絶縁
性材料層28と絶縁材料層52とを併用してもよい。す
なわち、弾性表面波装置側及び複合電子部品のケース材
側のいずれにも絶縁性材料層を設けてもよい。
【0068】図14は、本発明の第3の実施例に係る複
合電子部品としての分波器を示す略図的分解斜視図であ
る。本実施例の分波器を例えば図18に示した分波器1
32の代わりに用いることができ、それによって、本発
明に係る通信機を構成することができる。
【0069】第3の実施例の分波器61では、金属ケー
ス16Aと弾性表面波装置5,6との間の導通を遮断す
るために絶縁性材料層は設けられていない。そのかわり
に、金属ケース16Aの天板16aには、開口16e,
16fが形成されている。開口16e,16fが矩形の
平面形状を有し、弾性表面波装置5,6の蓋材21bと
対向するように形成されている。
【0070】すなわち、本実施例では、上記開口16
e,16fの形成により弾性表面波装置5,6の蓋材2
1bの上方に、空気からなる絶縁性材料層が構成される
ことになり、それによって、第1の実施例と同様に、金
属ケース16Aと弾性表面波装置5,6の蓋材21bと
の導通を遮断することが可能とされている。したがっ
て、好ましくは、上記開口16e,16fは、その平面
形状は、蓋材21bの上面の形状よりも大きくされる。
【0071】図15は、本発明の第4の実施例に係る複
合電子部品としての分派器を示す略図的分解斜視図であ
る。本実施例の分派器71では、金属ケース16と、弾
性表面波装置5,6との間の導通を遮断するために絶縁
性材料層は設けられていない。その代わりに、ケース基
板2上に、突起物72が設けられている。突起物72の
高さは、ケース基板2上に固定された弾性表面波装置
5,6の上面の高さよりも高くされている。突起物72
は、弾性表面波装置5,6に接触しない限り、絶縁性材
料及び導電性材料のいずれによって構成されてもよい。
もっとも、突起物72が弾性表面波装置5,6に接触す
るおそれがある場合は、弾性表面波装置5,6と金属ケ
ース16の導通を確実に防止するために、突起物72は
絶縁性材料で構成されることが好ましい。突起物72
は、ケース基板2の上面に一体に形成されていてもよ
い。また、突起物72は、ケース基板2と別部材として
用意され、ケース基板2の上面に固定されてもよい。固
定方法については特に限定されず、例えば、ケース基板
2の上面に穴を形成し、突起物72を該穴に挿入し、接
着剤やねじ止め等により固定する方法が挙げられる。
【0072】また、突起物72は円柱状の形状を有する
ように図示されているが、角柱状などの他の形状を有す
るものであってもよい。なお、その他の構成については
第1の実施例と同様であるため、同一部分については、
同一の参照を付することにより、第1の実施例の説明を
援用することとする。
【0073】本実施例では、突起物72の存在により金
属ケース16の内面と弾性表面波装置5,6との接触が
妨げられる。例えば、金属ケース16の天面が下方に撓
んだとしても、突起物72と金属ケース16の内面とが
接触することになる。そのため、金属ケース16の内面
が弾性表面波装置5,6の上面に接触し難い。従って、
特性が安定であり、信頼性に優れた分波器72を提供す
ることができる。
【0074】なお、本実施例では、1本の突起物72が
設けられているが、複数本の突起物が設けられてもよ
い。また、突起物72はケース基板2に設けられていた
が、第2のケース材としての金属ケース16の内面から
第1のケース材としてのケース基板2側に延びるように
突起物が形成されていてもよく、ケース基板2及び金属
ケース16の双方に突起物が構成されていてもよい。
【0075】なお、上述してきた第1〜第4の実施例及
び各変形例では、2個の弾性表面波装置5,6が分波器
1内に内蔵されていたが、1個の弾性表面波装置のみが
内蔵されている複合電子部品にも本発明を適用すること
ができる。また、3個以上の弾性表面波装置が複合電子
部品に内蔵されていてもよい。
【0076】さらに、分波器だけでなく、マルチモード
用RFフィルタ、通過域を分割したスプリットタイプR
Fフィルタなど弾性表面波装置を内蔵した各種複合部品
にも本発明を適用することができる。
【0077】また、第1〜第3の実施例では、第1のケ
ース材が平板状のケース基板であり、第2のケース材が
天板と、天板の外周側縁から下方に延びる環状側壁を有
する金属ケース16,16Aにより構成されていたが、
第1のケース材が、底板と、底板の外周側縁から上方に
延びる環状側壁を有し、該第1のケース材の上方を開口
を閉成するように平板状の第2のケース材が取り付けら
れるケース構造を有するものであってもよい。この場合
には、平板状の第2のケース材が、電磁シールド機能を
果たすように金属により、あるいは絶縁体の外表面に導
電性材料層を形成した構造により構成される。
【0078】また、第1〜第3の実施例では、金属ケー
ス16,16Aが設けられていたが、アルミナや合成樹
脂などの絶縁体の外表面に導電膜を形成することにより
第1のケース材が構成されていてもよい。
【0079】
【発明の効果】本発明に係る複合電子部品では、第1の
ケース材と、絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導
電膜とにより構成されたグラウンド電位に接続される第
2のケース材とを備え、パッケージの導電体の外表面と
第2のケース材の内面とが対向している部分の少なくと
も一部に絶縁性材料層が形成されているので、外力が加
わったり、半田屑や導電性の埃が付着したとしても、上
記絶縁性材料層により、導電体の外表面と第2のケース
材の内面との間の導通が確実に遮断される。したがっ
て、特性の劣化が生じ難く、特性が安定であり、信頼性
に優れた複合電子部品を提供することができる。また第
2のケース材による十分なシールド効果も得られる。
2の発明に係る複合電子部品では、第1のケース材と、
絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより
構成されたグラウンド電位に接続される第2のケース材
とを備え、第1のケース材上に弾性表面波装置が搭載さ
れており、第1のケース材に固定されており、かつグラ
ウンド電位に接続される導電性の第2のケース材とを備
え、弾性表面波装置のパッケージの導電体の外表面と第
2のケース材の内面とが接触することを防止するための
突起物が第1のケース材及び第2のケース材の少なくと
も一方に形成されている。従って、第1,第2の発明の
複合電子部品と同様に、外力が加わったり、半田くずや
導電性のほこりが付着したとしても、第2のケース材と
弾性表面波装置のパッケージの導電体との導通を確実に
遮断することができる。よって、特性が安定であり、信
頼性に優れた複合電子部品を提供することができる。
【0080】第の発明に係る複合電子部品では、第1
のケース材上に弾性表面波装置が搭載されており、弾性
表面波装置を囲繞するように第1のケース材に固定され
た第2のケース材において、弾性表面波装置のパッケー
ジの導電体と対向されている部分に開口が形成されてい
る。したがって、第1の発明の複合電子部品と同様に、
外力が加わったり、半田屑や導電性の埃が付着したりし
ても、第2のケース材と弾性表面波装置のパッケージの
導電体との導通とを確実に遮断することができる。よっ
て、特性が安定であり、信頼性に優れた複合電子部品を
提供することができる。
【0081】第の発明に係る複合電子部品では、第1
のケース材と、前記第1のケース材上に搭載されてお
り、パッケージと、パッケージ内に収納された弾性表面
波素子と、グラウンド端子とを有し、前記パッケージが
少なくとも一部において導電体を有する弾性表面波装置
と、絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とに
より構成されており、前記第1のケース材に固定されて
おり、グラウンド電位に接続される導電性の第2のケー
ス材とを備え、前記パッケージの導電体の外表面と前記
第2のケース材の内面とが対向している部分の少なくと
も一部に絶縁性材料層が形成されており、前記パッケー
ジが、上方に開いた開口を有するように、底板と、底板
の側縁から上方に延ばされた環状側壁とを有する第1の
パッケージ材と、第1のパッケージ材の開口を閉成する
ように取り付けられる平板状の第2のパッケージ材とを
有し、第1のパッケージ材上に前記弾性表面波素子が搭
載されており、第2のパッケージ材が導電体を有するた
め、第1の発明と同様に外力が加わったり、半田くずや
導電のほこりが付着したとしても、特性の劣化が生じ難
、特性が安定であり、信頼性に優れた複合電子部品を
提供することができる。第5の発明では、第1のケース
材と、前記第1のケース上に搭載されており、パッケー
ジと、パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グ
ラウンド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一
部において導電体を有する弾性表面波装置と、絶縁体
と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより構成さ
れており、前記第1のケース材に固定されており、グラ
ウンド電位に接続される導電性の第2のケース材とを備
え、前記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケー
ス材の内面とが接触することを防ぐための突起物が前記
第1のケース材及び第2のケース材の少なくとも一方に
形成されており、前記パッケージ材が、上方に開いた開
口を有するように、底板と、底板の側縁から上方に延ば
された環状側壁とを有する第1のパッケージ材と、第1
のパッケージ材の開口を閉成するように取り付けられる
平板状の蓋材からなる第2のパッケージ材とを有し、第
1のパッケージ材上に前記弾性表面波素子が搭載されて
おり、前記第2のパッケージ材が導電体を有するため、
第1の発明と同様に、外力が加わったり、半田くずや導
電性のほ こりが付着したとしても、特性の劣化が生じ難
く、特性が安定であり、信頼性に優れた複合電子部品を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る複合電子部品とし
ての分波器を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した分波器の斜視図。
【図3】第1の実施例の分波器で用いられているケース
基板とケース基板上に搭載された弾性表面波装置、コイ
ル及びコンデンサを説明するための平面図。
【図4】第1の実施例で用いられている弾性表面波装置
の断面図。
【図5】図4に示されている弾性表面波装置に用いられ
ている弾性表面波素子チップの平面図。
【図6】図5に示した弾性表面素子チップにより構成さ
れている回路構成を示す回路図。
【図7】第1の実施例の分波器の回路構成を示す図。
【図8】第1の実施例の分波器及び比較のために用意し
た分波器の周波数特性を示す図。
【図9】第1の実施例の分波器及び比較のために用意し
た分波器のアイソレーション特性を示す図。
【図10】弾性表面波装置の第1の変形例を示す断面
図。
【図11】弾性表面波装置の第2の変形例を示す断面
図。
【図12】弾性表面波装置の第3の変形例を示す断面
図。
【図13】本発明の第2の実施例に係る分波器を示す略
図的分解斜視図。
【図14】本発明の第3の実施例に係る分波器を示す略
図的分解斜視図。
【図15】本発明の第4の実施例に係る分派器を示す略
図的分解斜視図。
【図16】従来の弾性表面波装置を示す断面図。
【図17】従来の複合電子部品としての分波器の一例を
示す分解斜視図。
【図18】図17に示した分波器の回路構成を示す概略
ブロック図。
【図19】従来の分波器における問題点を説明するため
の回路図。
【符号の説明】
1…分波器 2…ケース基板(第1のケース材) 3,4…電極 5,6…弾性表面波装置 5A…弾性表面波装置 5B…弾性表面波装置 5C…弾性表面波装置 7,8…コンデンサ 9…コイル 16…金属ケース(第2のケース材) 16a…天板 16b…環状側壁 16e,16f…開口 21…パッケージ 21a…第1のパッケージ材 21a1 …底板 21a2 …環状側壁 21b…蓋材(第2のパッケージ材) 22…弾性表面波素子チップ 25,26…ボンディングワイヤ 28…絶縁性材料層 28a…絶縁基板(絶縁性材料層) 28b…メタライズ層 28A…絶縁性材料層 31…圧電基板 32〜38…弾性表面波共振子 43…パッケージ基板(第1のパッケージ材) 44…金属キャップ(第2のパッケージ材) 44a…天板 44b…環状側壁 51…分波器 52…絶縁性材料層 61…分波器 71…分派器 72…突起物

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のケース材と、 前記第1のケース材上に搭載されており、パッケージ
    と、パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラ
    ウンド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部
    において導電体を有する弾性表面波装置と、絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより
    構成されており、 前記第1のケース材に固定されてお
    、グラウンド電位に接続される導電性の第2のケース
    材とを備え、 前記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケース材
    の内面とが対向している部分の少なくとも一部に絶縁性
    材料層が形成されていることを特徴とする、複合電子部
    品。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性材料層が、前記パッケージの
    導電体の外表面に形成されている、請求項1に記載の複
    合電子部品。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性材料層が前記第2のケース材
    の内面に形成されている、請求項1に記載の複合電子部
    品。
  4. 【請求項4】 第1のケース材と、 前記第1のケース材上に搭載されており、パッケージ
    と、パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラ
    ウンド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部
    において導電体を有する弾性表面波装置と、絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより
    構成されており、前記第1のケース材に固定されてお
    り、グラウンド電位に接続される導電性の第2のケース
    材とを備え、 前記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケース材
    の内面とが接触することを防ぐための突起物が前記第1
    のケース材及び第2のケース材の少なくとも一方に形成
    されてい ることを特徴とする、複合電子部品。
  5. 【請求項5】 前記第1のケース材が、平板状のケース
    基板であり、前記第2のケース材が、平板状の第1のケ
    ース材上に搭載された前記弾性表面波装置を覆うよう
    に、天板と、天板の一部の側縁から下方に延びる側壁と
    を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の複合電子部
    品。
  6. 【請求項6】 第1のケース材と、 前記第1のケース材上に搭載されており、パッケージ
    と、パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラ
    ウンド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部
    において導電体を有する弾性表面波装置と、 前記第1のケース材に固定されており、前記パッケージ
    の前記導電体と対向されている部分に開口を有し、グラ
    ウンド電位に接続される導電性の第2のケース材とを備
    えることを特徴とする 複合電子部品。
  7. 【請求項7】 前記第1のケース材が、平板状のケース
    基板であり、前記第2のケース材が、平板状の第1のケ
    ース材上に搭載された前記弾性表面波装置を覆うよう
    に、天板と、天板の一部の側縁から下方に延びる側壁と
    を有する、請求項6に記載の複合電子部品。
  8. 【請求項8】 前記第2のケース材が、金属により構成
    されている、請求項6または7に記載の複合電子部品。
  9. 【請求項9】 前記第2のケース材が、絶縁体と、絶縁
    体の外表面に付与された導電膜により構成されている、
    請求項6または7に記載の複合電子部品。
  10. 【請求項10】 前記パッケージが、第1,第2のパッ
    ケージ材を有し、第1のパッケージ材上に前記弾性表面
    波素子が搭載されており、前記第2のパッケージ材が導
    電体を有する、請求項1〜のいずれかに記載の複合電
    子部品。
  11. 【請求項11】 前記第1のパッケージ材が、上方に開
    いた開口を有するように、底板と、底板の側縁から上方
    に延ばされた環状側壁とを有し、前記第2のパッケージ
    材が第1のパッケージ材の開口を閉成するように取り付
    けられる平板状の蓋材である、請求項10に記載の複合
    電子部品。
  12. 【請求項12】 前記第1のパッケージ材が平板状のパ
    ッケージ基板であり、前記第2のパッケージ材が、平板
    状のパッケージ基板上に搭載された弾性表面素子を囲繞
    するように取り付けられており、天板と、天板の側縁か
    ら下方に延びるように設けられた環状側壁とを有する、
    請求項10に記載の複合電子部品。
  13. 【請求項13】 前記第2のパッケージ材が、金属キャ
    ップにより構成されている、請求項1に記載の複合電
    子部品。
  14. 【請求項14】 第1のケース材と、 前記第1のケース材上に搭載されており、パッケージ
    と、パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラ
    ウンド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部
    において導電体を有する弾性表面波装置と、 絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより
    構成されており、前記第1のケース材に固定されてお
    り、グラウンド電位に接続される導電性の第2のケース
    材とを備え、 前記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケース材
    の内面とが対向している部分の少なくとも一部に絶縁性
    材料層が形成されており、 前記パッケージが、上方に開いた開口を有するように、
    底板と、底板の側縁から上方に延ばされた環状側壁とを
    有する第1のパッケージ材と、第1のパッケージ材の開
    口を閉成するように取り付けられる平板状の第2のパッ
    ケージ材とを有し、第1のパッケージ材上に前記弾性表
    面波素子が搭載されており、第2のパッケージ材が導電
    体を有することを特徴とする、複合電子部品。
  15. 【請求項15】 前記絶縁性材料層が、前記パッケージ
    の導電体の外表面に形成されている、請求項14に記載
    の複合電子部品。
  16. 【請求項16】 前記絶縁性材料層が前記第2のケース
    材の内面に形成されている、請求項14に記載の複合電
    子部品。
  17. 【請求項17】 第1のケース材と、 前記第1のケース材上に搭載されており、パッケージ
    と、パッケージ内に収納された弾性表面波素子と、グラ
    ウンド端子とを有し、前記パッケージが少なくとも一部
    において導電体を有する弾性表面波装置と、 絶縁体と、絶縁体の外表面に付与された導電膜とにより
    構成されており、前記第1のケース材に固定されてお
    り、グラウンド電位に接続される導電性の第2のケース
    材とを備え、 前記パッケージの導電体の外表面と前記第2のケース材
    の内面とが接触することを防ぐための突起物が前記第1
    のケース材及び第2のケース材の少なくとも一方に形成
    されており、 前記パッケージ材が、上方に開いた開口を有するよう
    に、底板と、底板の側縁から上方に延ばされた環状側壁
    とを有する第1のパッケージ材と、第1のパッケ ージ材
    の開口を閉成するように取り付けられる平板状の蓋材か
    らなる第2のパッケージ材とを有し、第1のパッケージ
    材上に前記弾性表面波素子が搭載されており、前記第2
    のパッケージ材が導電体を有することを特徴とする、複
    合電子部品。
  18. 【請求項18】 前記第1のケース材が、平板状のケー
    ス基板であり、前記第2のケース材が、平板状の第1の
    ケース材上に搭載された前記弾性表面波装置を覆うよう
    に、天板と、天板の一部の側縁から下方に延びる側壁と
    を有する、請求項14〜17のいずれかに記載の複合電
    子部品。
  19. 【請求項19】 前記第2のケース材が、金属により構
    成されている、請求項14〜18のいずれかに記載の複
    合電子部品。
  20. 【請求項20】 前記第2のケース材が、絶縁体と、絶
    縁体の外表面に付与された導電膜により構成されてい
    る、請求項14〜18のいずれかに記載の複合電子部
    品。
  21. 【請求項21】 前記弾性表面波装置が複数個、前記第
    1のケース材上に搭載されている、請求項1〜20のい
    ずれかに記載の複合電子部品。
  22. 【請求項22】 前記弾性表面波装置が、複数の弾性表
    面波素子を有する、請求項1〜21のいずれかに記載の
    複合電子部品。
  23. 【請求項23】 前記複数の弾性表面波素子が、梯子型
    回路構成の直列腕共振子及び並列腕共振子を構成してい
    る、請求項22に記載の複合電子部品。
  24. 【請求項24】 前記複合電子部品が分波器である、請
    求項1〜23のいずれかに記載の複合電子部品。
  25. 【請求項25】 請求項1〜24のいずれかに記載の複
    合電子部品を有する通信機。
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