JP3384192B2 - Lance with refining and auxiliary nozzle - Google Patents
Lance with refining and auxiliary nozzleInfo
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- JP3384192B2 JP3384192B2 JP12647495A JP12647495A JP3384192B2 JP 3384192 B2 JP3384192 B2 JP 3384192B2 JP 12647495 A JP12647495 A JP 12647495A JP 12647495 A JP12647495 A JP 12647495A JP 3384192 B2 JP3384192 B2 JP 3384192B2
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- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば転炉、または脱ガ
ス槽内、あるいは溶銑・溶鋼容器内で精錬を行う際に、
内外温度差に対応して外管以外の管がスライド可能な継
手構造を有する精錬用兼副ノズル付きランスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】転炉、または脱ガス槽内、あるいは溶銑
・溶鋼容器内で精錬を行う際に使用する精錬用ランス
(以下、単にランスと称する)は、転炉内や脱ガス槽
内、或いは溶銑・溶鋼容器内へ挿入され、酸素・窒素或
いはアルゴン・空気等の気体を吹込む装置であり、周囲
が高温度の排ガスや、撹拌されている溶銑・溶鋼・溶滓
の熱を受けるという過酷な条件に晒される。そこで、ラ
ンスの外管が上記の環境で溶損・変形などを起こさない
ように、三重管又は四重管構造となし、外管表面の内部
に冷却水を循環させて内部側から冷却することで保護し
ている。図3は転炉用ランスの例で、ランスが吹錬位置
にある状態を示す説明図、図4がランス全体を示す部分
断面図、図5がランスの一部断面詳細図である。図にお
いて、ランス1は転炉20の上部に設けられたランス挿
入筒23より炉内21へ挿入され、転炉20内に装入さ
れた溶銑22をランス1のランスノズル16から酸素を
吹込み脱炭処理する。そのための酸素等の気体供給は、
気体供給源に接続されている図示しない配管に連結した
U字管19を介して内管内の圧送ガス通路14へ行わ
れ、ランス1先端のランスノズル16から炉内21へ吹
き出すようになっている。このような精錬用ランス1
は、外管2・中管3・内管4で構成された三重管構造か
らなっており、給水管17から入った冷却水が外管2と
中管3の間を通り、外管2全体を冷却しながらランス1
の先端のランスノズル16へ到達し、次に水路を矢印方
向に変え、中管3と内管4の間を流れて上昇し、排水管
18より排出される。
【0003】ところで吹錬時のランス1の周辺温度は1
400℃にも達している。従って、ランス1は冷却され
続けている外管2であっても膨脹し、管の軸(長手)方
向へ伸びを生じ、吹錬が終了し引上げられて後の降温に
伴って収縮する。このような熱膨張に因って生じる外管
2〜中管3〜内管4間の伸長差は、図4に示すように、
内管4と中管3とのスライド作用を容易にするための1
手段としてのグランドボックス5をランス1の上部に備
えることで対処している。前記グランドボックス5はグ
ランドケース6内に装入したグランドパッキン8を押え
ボルト9で締付けられるグランド押え7で固定すること
によりスライド可能にシールするものである。この結
果、外管2の伸びは、構造上内管溶接部4bから直接内
管4に伝わり、ランス1の反先端側に設けてあるグラン
ドボックス5により、内管4は外管2の膨脹、収縮に追
従し、ランス1の先端方向へスライドする。そのため、
外管2は変形、亀裂及び曲げを生じることはない。ま
た、ランス1がその中間部に副ノズルを有する場合の構
造は、図5に示すように、ランスノズル16と外管2、
および内管4が、外管溶接部2b、内管溶接部4bで接
合されており、中管3のみがランスノズル16とスリー
ブ3aでスライドする二重壁構造の継手になっている。
従って、炉内の輻射熱により膨脹し、管の軸方向へ伸び
た外管2に対して中管3の逃げは、スリーブ3aの重ね
合せた部分のスライド代(冷却水どうしのため、少々の
漏れでは問題がない)で吸収されるようになっている。
しかしながら、ランス1の中間部へ中心線方向にガスを
噴出するように、内管4、中管3および外管2を中心線
方向に貫通する副ノズル24を備えた場合には、膨脹し
た外管2と内管4とが副ノズル24で機械的に拘束され
て、繰り返し応力を受けるため表面に変形、曲りを発生
することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したようにランス
1の長手方向の途中へ、酸素、窒素、アルゴン、空気等
の気体を炉内に吹込むようにするとなると、第5図のご
とく、副ノズル24は外管保護のための冷却水を通す内
管側より取り出さざるを得ない。このため、副ノズル2
4は内管4と外管2とに継手せざるを得ず、そのためグ
ランドボックス5が前述の機能を充分発揮できず、副ノ
ズル24から先端のランスノズル16にかけての内管4
は、外管2の膨脹に追従する事ができず拘束されるた
め、外管2の膨脹は吸収されることなく変形・亀裂、水
漏れにつながる。この対策として、副ノズル24が接続
される内管4をパイプのかわりに、フレキシブル構造と
しての機能を有するベローズを用いたスライド装置を設
置する方法等も考えられるが、外管2と内管4の膨脹差
は150mm以上に達して実用的ではなく、その上、トー
タルコスト(設備投資・ランニング)は大となり、繰り
返えされるスライド作用によりベローズの破損も発生し
ランスノズル16より冷却水の噴出等の問題が発生す
る。その他、ランスノズル16の取替作業に於いても、
従来は先ず外管2との溶接部2bを切断した後、内管4
との溶接部4bを切断すべくグランド押え7を緩めグラ
ンドパッキン8を弛緩させて、ランスノズル16を外管
2との溶接部2bより外側へ引抜くことが可能で、内管
4との溶接部4bを切断できるが、副ノズル24を設け
るとなると内管4をも引抜くことがで疵、副ノズル24
を除去した後でないと引抜く事ができず、副ノズル24
を除去するため、外管2と中管3の切開による除去作業
が必要で、ランスノズル16の取替作業は極めて複雑で
あり、長時間必要となる等の問題が発生する。よって、
従来副ノズル24を設けるに当っては、熱膨脹を考慮し
た大掛かりな装置を必要とするため実用的でなく、先端
のランスノズル16の中に一体構造として設けるか、比
較的熱膨脹差の少ない箇所にしか設置できなかった。本
発明は上記のような従来の問題点を解決し、精錬時の外
管に発生する熱膨張、収縮に対応して効果的且つ確実に
スライドする長寿命な精錬用兼副ノズル付きランスを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る精錬用兼副
ノズル付きランスは、転炉、または脱ガス槽内、あるい
は溶銑・溶鋼容器内へ挿入され、酸素・窒素あるいはア
ルゴン・空気等の気体を吹込み、精錬を行う、前記気体
を通す内管と、該内管を収納する外管と、該外管と前記
内管との間に配置された中管とを有する精錬用兼副ノズ
ル付きランスにおいて、前記内管から外側に向かって前
記気体を噴出する副ノズルが、前記精錬用兼副ノズル付
きランスの中間部に設けられた前記内管と前記中管と前
記外管とを繋ぐサイドノズルに取り付けられ、該サイド
ノズルの両側に、前記内管および前記中管がスライド自
在で、前記内管がシール材を介在させた構造の継手機構
を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明においては、サイドノズルの両側へ備え
た継手機構の内管および中管(すなわち、外管以外の
管)がスライド自在で、内管がシール材を介在させた構
造の継手機構としているから、外管が昇温により延伸
し、降温により収縮しても、内管および中管(すなわ
ち、外管以外の管)がスライドし、外管の熱膨張・収縮
による伸び・縮みを無理なく柔軟に効率よく吸収し、か
つ酸素・窒素或いはアルゴン・空気等の気体や冷却水の
漏洩を確実に防止する。また、グランドパッキン部に於
いてスライドするスライド機構も特に設ける必要がなく
なる。
【0007】
【実施例】
実施例1
本発明の一実施例について図面を用いて説明する。図1
は本発明に係る精錬用兼副ノズル付きランスの1実施例
の全体を示す部分断面図であり、図2は図1のII部分の
拡大詳細図である。本実施例は三重式ランスの例で、符
号1〜4および符号14、16〜19は上記従来のもの
と同一である。24は副ノズルで、内管内の圧送ガス通
路14側から外側に向かってガスを噴出する機能を有す
る貫通孔であることにおいて従来と同一である。25は
外管2、中管3、内管4を一体構造とした銅鋳物製の三
重式のサイドノズルで、同一横断位置で仕切るように外
管2〜中管3〜内管4間を所定の長さに渡って繋げた一
体部分を有し、この繋げた部分に前記副ノズル24が設
けられた単管状のもので、ランス1の中間部へ装入され
る。また、副ノズル24はサイドノズル25にネジによ
り脱着可能に取り付けられている。15は内管フランジ
で、内管4外面の所定位置に中管3の端部を固定するた
めのものである。10は内管4に設けられた継手機構
で、図2に示すように、前記サイドノズル25の両側に
設けられ、11がOリングフランジで先端側の外面にO
リング溝11aを有しOリング12が装入され、13が
Oリングガイドで前記Oリングフランジ11の外側へ摺
動可能に接触するように、シール材を介在させた構成と
なっている。また、中管3はスリーブ3aで摺動自在な
二重壁構造により、軸方向の伸縮に対応してスライドす
るようになっている。なお、2b、3b、4bは溶接継
手部である。上記のような構成によるランス1は、中間
部に装入されたサイドノズル25で、外管2〜中管3〜
内管4同志が一体的になっていても、前記サイドノズル
25の両側に設けた継手機構10によって、使用時に炉
内の高温に晒された外管2のランス1の管軸(長手)方
向への膨張による伸縮があっても、これに対応して中管
3および内管4の何れも無理なく円滑にスライドし逃げ
を生じる。従って、冷却水は完全にシールされた状態が
維持され、圧送ガスが通過する内管内14へ漏れ込むこ
とがない。内管の異常拘束などによる外管の変形・曲り
・亀裂・水漏れなどの発生もない。なお、上記実施例で
のOリング12は、Oリングフランジ11の構造変更に
よって、任意の使用個数とすることができる。また、三
重式ランスの例について説明したが、四重式以上のラン
スの場合にも適用することができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ランスの
中間部に装入されたサイドノズルの両側の内管がシール
材を介在したスライドする継手機構で構成したので、内
管の異常拘束などによる外管の変形・曲り・亀裂・水漏
れなどの発生もなく、またランスノズルより冷却水の漏
れもないシール精度の高いものが得られる。その上、ラ
ンスの熱膨脹を考慮した大掛かりな複雑な構造にするこ
となく、従来のランスを副ノズル式への改造(変更)は
簡単で、費用も安価で、メンテナンスも容易な寿命の長
い精錬用兼副ノズル付きランスが得られる。また、副ノ
ズルを副数段設ける場合に於ても、継手機構を有するサ
イドノズルをビルディング方式で積み上げるだけでよ
く、サイドノズルの段数やその距離、及び各段における
副ノズルの数量等は任意に、且つ又、容易に設定するこ
とが可能で取替・補修も簡単におこなえる。その上、噴
射するガス(気体)が複数種必要でも、サイドノズルを
多重管方式とすることで、簡単に且つ又、容易に設定す
ることが可能である。また、グランドパッキン部を廃止
することができ、内管のU字管部をフランジや溶接など
で固定することが可能で、従来のような複雑な補修作業
が不要となるばかりでなく、グランドパッキンの締め付
け過ぎや、締め付け不足による水漏れから解放され、稼
働中に突発的なグランドの増し締め作業や、ランスの取
替が皆無となる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method for refining in a converter, a degassing tank, or a molten iron or molten steel vessel.
The present invention relates to a lance with a refining and auxiliary nozzle having a joint structure in which a pipe other than an outer pipe can slide in accordance with a temperature difference between the inside and the outside. 2. Description of the Related Art A refining lance (hereinafter simply referred to as a lance) used for refining in a converter, a degassing tank, or a molten iron or molten steel container is provided in a converter or a degassing chamber. A device that is inserted into a tank or into a hot metal or molten steel container and blows gas such as oxygen, nitrogen, argon, or air. The surroundings are high-temperature exhaust gas or heat of stirred hot metal, molten steel, or molten slag. Exposed to the harsh conditions of receiving Therefore, the outer tube of the lance should be triple- or quadruple-tube-structured so that the outer tube of the lance does not cause erosion or deformation in the above environment, and cooling water is circulated inside the outer tube surface and cooled from the inside. It is protected by. FIG. 3 is an example of a converter lance, and is an explanatory view showing a state in which the lance is at the blowing position, FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing the entire lance, and FIG. 5 is a partial cross-sectional detailed view of the lance. In the figure, a lance 1 is inserted into a furnace 21 from a lance insertion cylinder 23 provided at an upper part of a converter 20, and molten metal 22 charged in the converter 20 is blown with oxygen from a lance nozzle 16 of the lance 1. Decarburize. Gas supply such as oxygen for that
The gas is supplied to the pressure gas supply passage 14 in the inner pipe via a U-shaped pipe 19 connected to a pipe (not shown) connected to a gas supply source, and blows out from the lance nozzle 16 at the tip of the lance 1 into the furnace 21. . Such refining lance 1
Has a triple pipe structure composed of an outer pipe 2, a middle pipe 3, and an inner pipe 4, and cooling water entering from a water supply pipe 17 passes between the outer pipe 2 and the middle pipe 3, and Lance 1 while cooling
Reaches the lance nozzle 16 at the tip of the nozzle, then changes the water channel in the direction of the arrow, flows between the middle pipe 3 and the inner pipe 4, rises, and is discharged from the drain pipe 18. The temperature around the lance 1 during blowing is 1
It has reached 400 ° C. Therefore, the lance 1 expands even if the outer tube 2 continues to be cooled, and expands in the axial (longitudinal) direction of the tube. The blowing is completed, the lance 1 is pulled up, and contracts as the temperature falls. As shown in FIG. 4, the difference in extension between the outer tube 2, the middle tube 3, and the inner tube 4 caused by such thermal expansion is as follows.
1 for facilitating the sliding action between the inner tube 4 and the middle tube 3
A countermeasure is provided by providing a ground box 5 as a means above the lance 1. The ground box 5 is slidably sealed by fixing a gland packing 8 loaded in a gland case 6 with a gland press 7 which is tightened by a holding bolt 9. As a result, the elongation of the outer tube 2 is transmitted from the inner tube weld 4b directly to the inner tube 4 due to the structure, and the inner tube 4 is expanded by the gland box 5 provided on the opposite end side of the lance 1. Following the contraction, the lance 1 slides toward the tip. for that reason,
The outer tube 2 does not deform, crack or bend. Further, when the lance 1 has a sub-nozzle in the middle thereof, as shown in FIG.
The inner pipe 4 is joined by an outer pipe weld 2b and an inner pipe weld 4b, and only the middle pipe 3 is a joint having a double wall structure in which the lance nozzle 16 and the sleeve 3a slide.
Therefore, the escape of the middle tube 3 from the outer tube 2 expanded in the furnace by the radiant heat in the furnace and extending in the axial direction of the tube is caused by the sliding allowance of the overlapped portion of the sleeve 3a (small leakage due to cooling water. Is no problem).
However, when the auxiliary nozzle 24 penetrating through the inner pipe 4, the middle pipe 3 and the outer pipe 2 in the center line direction is provided so that the gas is ejected in the center line direction to the middle part of the lance 1, the expanded outer tube is provided. The tube 2 and the inner tube 4 are mechanically constrained by the sub-nozzle 24 and are repeatedly subjected to stress, so that the surface is deformed or bent. [0004] As described above, when gas such as oxygen, nitrogen, argon, or air is blown into the furnace in the longitudinal direction of the lance 1, as shown in FIG. The sub-nozzle 24 must be taken out from the inner pipe side through which cooling water for protecting the outer pipe passes. For this reason, the secondary nozzle 2
4 is inevitably joined to the inner pipe 4 and the outer pipe 2, so that the ground box 5 cannot sufficiently perform the above-described function, and the inner pipe 4 extending from the sub nozzle 24 to the lance nozzle 16 at the tip end.
Is unable to follow the expansion of the outer tube 2 and is constrained, so that the expansion of the outer tube 2 is not absorbed and leads to deformation, cracking, and water leakage. As a countermeasure, a method of installing a slide device using a bellows having a function as a flexible structure instead of the inner pipe 4 to which the sub nozzle 24 is connected may be considered. Is not practical because the difference in expansion reaches 150 mm or more, and the total cost (equipment investment and running) increases, and the bellows breaks due to the repeated sliding action, and the cooling water is ejected from the lance nozzle 16. And other problems occur. In addition, when replacing the lance nozzle 16,
Conventionally, after cutting a weld 2b with the outer pipe 2 first, the inner pipe 4
The gland presser 7 is loosened to loosen the gland packing 8 so as to cut the welded portion 4b with the outer tube 2, and the lance nozzle 16 can be pulled out from the welded portion 2b with the outer tube 2. The portion 4b can be cut, but when the auxiliary nozzle 24 is provided, the inner tube 4 can also be pulled out, so that the sub nozzle 24
Can be pulled out only after removing the sub nozzle 24
In order to remove the lance nozzle 16, it is necessary to remove the outer tube 2 and the middle tube 3, and the replacement of the lance nozzle 16 is extremely complicated. Therefore,
Conventionally, the provision of the auxiliary nozzle 24 is not practical because it requires a large-scale device taking thermal expansion into consideration. Therefore, the auxiliary nozzle 24 is provided as an integral structure in the leading lance nozzle 16 or is provided at a location where the thermal expansion difference is relatively small. Could only be installed. The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and provides a long-life lance with refining and auxiliary nozzle that slides effectively and reliably in response to thermal expansion and contraction occurring in the outer tube during refining. The purpose is to do. [0005] The lance with refining and auxiliary nozzle according to the present invention is inserted into a converter, a degassing tank, or a hot metal or molten steel vessel, and is supplied with oxygen, nitrogen or argon. A refining system that blows a gas such as air and performs refining. The refining includes an inner tube through which the gas passes, an outer tube that houses the inner tube, and a middle tube that is disposed between the outer tube and the inner tube. In a lance with a dual nozzle with a secondary nozzle, a secondary nozzle that ejects the gas from the inner pipe to the outside is provided with the inner pipe, the middle pipe, and the outer pipe provided at an intermediate portion of the lance with a secondary nozzle with refining. Attached to a side nozzle connecting the pipe, the inner pipe and the middle pipe are slidably provided on both sides of the side nozzle, and the inner pipe is provided with a joint mechanism having a structure in which a sealing material is interposed. Is what you do. According to the present invention, the inner tube and the middle tube (ie, tubes other than the outer tube) of the joint mechanism provided on both sides of the side nozzle are slidable, and the inner tube has a sealing material interposed therebetween. Because the outer tube is stretched by increasing temperature and contracted by lowering temperature, the inner tube and the middle tube (that is, tubes other than the outer tube) slide, and the outer tube expands due to thermal expansion and contraction. -It absorbs shrinkage easily and flexibly and efficiently, and reliably prevents gas such as oxygen / nitrogen or argon / air or leakage of cooling water. Further, it is not necessary to particularly provide a slide mechanism that slides in the gland packing portion. Embodiment 1 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG.
1 is a partial cross-sectional view showing an entire embodiment of a lance with refining and auxiliary nozzle according to the present invention, and FIG. 2 is an enlarged detailed view of a portion II in FIG. This embodiment is an example of a triple lance, and reference numerals 1 to 4 and reference numerals 14 and 16 to 19 are the same as those of the above-mentioned conventional one. Reference numeral 24 denotes a sub-nozzle, which is the same as the conventional nozzle in that it is a through-hole having a function of ejecting gas from the side of the pressurized gas passage 14 in the inner pipe toward the outside. Reference numeral 25 denotes a triple side nozzle made of copper casting having an outer tube 2, a middle tube 3, and an inner tube 4 integrated with each other, and a predetermined space between the outer tube 2, the middle tube 3, and the inner tube 4 so as to partition at the same transverse position. Is a single tube having the sub-nozzle 24 provided at the connected portion, and is inserted into an intermediate portion of the lance 1. The sub-nozzle 24 is detachably attached to the side nozzle 25 with a screw. Reference numeral 15 denotes an inner pipe flange for fixing the end of the middle pipe 3 to a predetermined position on the outer surface of the inner pipe 4. Numeral 10 denotes a joint mechanism provided on the inner pipe 4, which is provided on both sides of the side nozzle 25 as shown in FIG.
An O-ring 12 having a ring groove 11a is inserted, and a sealing material is interposed so that the O-ring guide 13 slidably contacts the outside of the O-ring flange 11 with an O-ring guide. The middle tube 3 has a double wall structure slidable by a sleeve 3a, so that it slides in response to expansion and contraction in the axial direction. In addition, 2b, 3b, and 4b are welding joint parts. The lance 1 having the above-described configuration is a side nozzle 25 inserted in an intermediate portion, and the outer tube 2 to the middle tube 3 to
Even if the inner tubes 4 are integrated, the joint mechanism 10 provided on both sides of the side nozzle 25 causes the lance 1 of the outer tube 2 to be exposed to high temperature in the furnace during use, so that the tube axis (longitudinal) direction of the lance 1. Even if there is expansion and contraction due to expansion, both the middle pipe 3 and the inner pipe 4 slide smoothly and smoothly in response to this. Therefore, the cooling water is maintained in a completely sealed state, and does not leak into the inner pipe 14 through which the pressurized gas passes. There is no deformation, bending, crack, water leakage, etc. of the outer tube due to abnormal restraint of the inner tube. The number of the O-rings 12 in the above embodiment can be arbitrarily used by changing the structure of the O-ring flange 11. Further, the example of the triple lance has been described, but the present invention can also be applied to the case of a lance having four or more lances. As described above, according to the present invention, since the inner pipes on both sides of the side nozzle inserted into the intermediate portion of the lance are constituted by a sliding joint mechanism with a sealing material interposed therebetween, There is no occurrence of deformation, bending, cracking, water leakage, etc. of the outer tube due to abnormal restraint of the tube, and a high sealing accuracy with no leakage of cooling water from the lance nozzle is obtained. In addition, it is easy to convert (change) a conventional lance into a sub-nozzle type without using a large and complicated structure that takes thermal expansion of the lance into account. A lance with a secondary nozzle is obtained. Also, in the case of providing several sub-nozzles, only the side nozzles having the joint mechanism need to be stacked in a building manner, and the number of side nozzles, the distance thereof, the number of sub-nozzles in each stage, etc. are arbitrary. In addition, it can be easily set, and replacement and repair can be easily performed. In addition, even if a plurality of types of gas (gas) to be injected are required, the side nozzles can be easily and easily set by using a multi-tube system. In addition, the gland packing part can be eliminated, and the U-shaped pipe part of the inner pipe can be fixed with a flange, welding, or the like. It is released from over-tightening and water leakage due to insufficient tightening, and there is no sudden re-tightening of the ground or replacement of the lance during operation.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る精錬用兼副ノズル付きランスの1
実施例の全体を示す部分断面図である。
【図2】図1のII部分の拡大詳細図である。
【図3】転炉用ランスの吹錬位置にある状態を示す説明
図である。
【図4】転炉用ランスの全体を示す部分断面図である。
【図5】副ノズルを設けた転炉用ランスを示す一部断面
詳細図である。
【符号の説明】
1 ランス
2 外管
2b 外管溶接部
3 中管
3a スリーブ
3b 中管溶接部
4 内管
4b 内管溶接部
5 グランドボックス
6 グランドケース
7 グランド押え
8 グランドパッキン
9 押えボルト
10 継手機構
11 Oリングフランジ
11a Oリング溝
12 Oリング
13 Oリングガイド
14 圧送ガス通路
15 内管フランジ
16 ランスノズル
17 給水管
18 排水管
19 内管(U字管)
20 転炉
21 炉内
22 溶銑
23 ランス挿入筒
24 副ノズル
25 サイドノズルBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 shows a lance with a refining and auxiliary nozzle according to the present invention.
It is a partial sectional view showing the whole example. FIG. 2 is an enlarged detailed view of a portion II in FIG. 1; FIG. 3 is an explanatory diagram showing a state in which a converter lance is at a blowing position. FIG. 4 is a partial sectional view showing the entire converter lance. FIG. 5 is a detailed partial cross-sectional view showing a converter lance provided with a sub-nozzle. [Description of Signs] 1 Lance 2 Outer pipe 2b Outer pipe welded part 3 Middle pipe 3a Sleeve 3b Middle pipe welded part 4 Inner pipe 4b Inner pipe welded part 5 Ground box 6 Ground case 7 Ground presser 8 Ground packing 9 Presser bolt 10 Joint Mechanism 11 O-ring flange 11a O-ring groove 12 O-ring 13 O-ring guide 14 Pumping gas passage 15 Inner pipe flange 16 Lance nozzle 17 Water supply pipe 18 Drain pipe 19 Inner pipe (U-shaped pipe) 20 Converter 21 Furnace 22 Hot metal 23 Lance insertion cylinder 24 Secondary nozzle 25 Side nozzle
Claims (1)
・溶鋼容器内へ挿入され、酸素・窒素あるいはアルゴン
・空気等の気体を吹込み、精錬を行う、前記気体を通す
内管と、該内管を収納する外管と、該外管と前記内管と
の間に配置された中管とを有する精錬用兼副ノズル付き
ランスにおいて、 前記内管から外側に向かって前記気体を噴出する副ノズ
ルが、前記精錬用兼副ノズル付きランスの中間部に設け
られた前記内管と前記中管と前記外管とを繋ぐサイドノ
ズルに取り付けられ、該サイドノズルの両側に、前記内
管および前記中管がスライド自在で、前記内管がシール
材を介在させた構造の継手機構を備えたことを特徴とす
る精錬用兼副ノズル付きランス。(57) [Claims] [Claim 1] Inserted into a converter, a degassing tank, or a hot metal or molten steel container, and blows a gas such as oxygen, nitrogen, argon, or air to perform refining. A lance with a refining and auxiliary nozzle having an inner tube through which the gas passes, an outer tube for housing the inner tube, and a middle tube disposed between the outer tube and the inner tube; A sub-nozzle that ejects the gas outward from is attached to a side nozzle that connects the inner tube, the middle tube, and the outer tube provided at an intermediate portion of the lance with a refining and sub-nozzle, A lance with a secondary nozzle for refining, characterized in that the inner pipe and the middle pipe are slidably provided on both sides of a side nozzle, and a joint mechanism having a structure in which the inner pipe has a sealing material interposed is provided.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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