JP3384106B2 - Development method - Google Patents

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JP3384106B2
JP3384106B2 JP10511894A JP10511894A JP3384106B2 JP 3384106 B2 JP3384106 B2 JP 3384106B2 JP 10511894 A JP10511894 A JP 10511894A JP 10511894 A JP10511894 A JP 10511894A JP 3384106 B2 JP3384106 B2 JP 3384106B2
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日立金属株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、静電荷像を担持する像
担持体の表面に形成された静電荷像を、円筒状に形成さ
れた永久磁石部材からなる現像剤支持搬送手段の表面に
吸着保持された、トナーと磁性キャリアとを主成分とす
る二成分系の磁性現像剤によって顕像化する現像方法に
関し、特に長期間に亘って濃度ムラの発生を防止し、安
定した高画質の現像を行い得る現像方法に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来電子写真法や静電記録を応用したプ
リンタ、ファクシミリ等における画像形成方法では、例
えば円筒状に形成した感光体ドラムの表面に静電荷像を
形成した後、この感光体ドラムと対向して設けられ、永
久磁石部材を内蔵すると共にこの永久磁石部材と同軸的
に相対回転自在に嵌挿してなるスリーブとからなる現像
ロールにより、磁性現像剤をスリーブの表面に吸着して
搬送する。その後現像領域において磁気ブラシを形成す
ると共に、この磁気ブラシによって前記感光体ドラム上
の静電荷像形成面を摺擦し、トナー像として顕像化する
方法を採用している。そしてこの顕像化したトナー像を
記録紙に転写した後、熱定着するのが最も一般的な手段
である。 【0003】近年、上記のような画像形成に使用される
装置の小型化の要求が強まっており、現像部を小型化す
ることが重要となっている。このような要求を満足する
ための手段として、スリーブを使用せずに、永久磁石部
材の表面に磁性現像剤を直接吸着し、永久磁石部材の回
転によって磁性現像剤を搬送する提案がなされている
(例えば特開昭62−201463号公報等参照)。 【0004】図2は従来の現像手段の例を示す要部横断
面図である。図2において、1は現像剤槽であり、トナ
ーと磁性キャリアとを主成分とする磁性現像剤2を収容
すると共に、その下方に永久磁石部材4を回転可能に設
ける。永久磁石部材4は少なくとも表面を導電性に形成
し、外周面に軸方向に延びる複数個の磁極を設け、円柱
状に形成する。 【0005】上記の永久磁石部材4は、強磁性粉末と樹
脂との混合物からなる樹脂磁石(特開昭57−1304
07号、同59−905号、同59−226367号公
報等参照)によって形成できる。表面を導電性に形成す
る手段としては、表面に導電層を接着、メッキ等によっ
て形成するか、原料混練時に粉末状の導電性物質を添加
してもよい。また永久磁石部材4をハードフェライト磁
石によって形成し、半導電性としてもよい。 【0006】7は感光体ドラムであり、矢印方向に回転
可能に形成し、永久磁石部材4と間隙gを介して対向さ
せてある。8はドクターブレードであり、現像剤槽1に
設けられ、永久磁石部材4と間隙tを介して対向させ、
永久磁石部材4の表面に吸着される磁性現像剤2の層厚
を規制するものである。10は直流電源であり、永久磁
石部材4の表面にバイアス電圧を印加するものである。 【0007】上記の構成により、永久磁石部材4を矢印
方向に回転させると、磁性現像剤2が永久磁石部材4に
吸着されて搬送され、感光体ドラム7と対向する現像領
域に至ると、感光体ドラム7上に形成されている静電荷
像の電界によって、磁性現像剤2中のトナーが転移し、
静電荷像を顕像化することができるのである。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上記のような画像形成
手段において、二成分系の磁性現像剤としては、例えば
5〜20μmの粒度分布を有する磁性トナーと、粒度分
布70〜140μmのフェライトキャリア(例えば日立
金属製KBN−100)との混合材料である磁性現像剤
2が使用される。なお磁性トナーに代えて非磁性トナー
を使用する場合もある。 【0009】この場合において、高精細画像を形成する
ためには、小粒径(例えば粒度分布が4〜16μm)の
トナーを使用する必要があるが、磁性キャリアとして上
記のように大粒径のものを使用すると、トナーに対する
帯電付与能力が不足するためかぶりが発生し易く、画質
を低下させるという問題点がある。従って高精細画像を
得るためには、小粒径のトナーを必要とすると共に、磁
性キャリアとしても小粒径(例えば平均粒径50μm以
下)のものが必要となる。 【0010】しかしながら、上記の小粒径の磁性キャリ
アを使用した場合には、本来的に永久磁石部材4の表面
に吸着残留すべき磁性キャリアが、感光体ドラム7に付
着するという非所望な現象が起こる。これは磁性キャリ
ア自体にも粒度分布があるため、小粒径の領域のものが
感光体ドラム7側に転移するためである。このような小
粒径の領域の磁性キャリアが感光体ドラム7に付着して
も、画質的には殆ど悪影響はないものの、磁性現像剤中
の磁性キャリアの減少により、トナー濃度が相対的に高
くなり、濃度ムラ、地カブリを発生するという問題点が
ある。 【0011】次に前記スリーブ付の現像ロールにおいて
は、スリーブの表面に吸着された磁性現像剤がスリーブ
表面において自転するため、磁気ブラシの穂の高さが比
較的均一になり易いが、スリーブを欠如する構成のもの
においては、磁気ブラシの穂の高さに変動が発生する。
すなわち永久磁石部材4の磁極直上においては磁気ブラ
シの穂の高さが大となり、一方磁極間においてはそれが
小となる。従って磁気ブラシと感光体ドラム7との接触
状態に変動が発生し、濃度ムラが発生するという問題点
がある。 【0012】上記のような濃度ムラを防止するために、
永久磁石部材4の回転数を増大することも考えられる
が、永久磁石部材4を高速回転させるためには、駆動ト
ルクを大にする必要があると共に、騒音の発生、磁性現
像剤を構成する磁性キャリアの摩耗を招来するという問
題点がある。 【0013】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
を解決し、長期間に亘って濃度ムラ、地カブリ等の発生
を防止し、安定した高画質の現像を行い得る現像方法を
提供することを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、静電荷像を担持して移動する像
担持体上の静電荷像をトナーと磁性キャリアからなる
成分系の磁性現像剤を使用して現像する現像方法におい
て、磁性現像剤を支持搬送する手段として、表面に複数
個の磁極を設け円筒状にかつ回転可能に形成した永久磁
石部材を使用し、この永久磁石部材の表面に磁性現像剤
を吸着搬送し、かつトナー補給時にトナーと共に補給用
磁性キャリアを補給すると共に、この補給用の磁性キ
ャリアとして平均粒径がスタート時のトナーの平均粒径
と同等若しくはそれより小粒径の粒子が含まれるものを
使用する、という技術的手段を採用した。 【0015】本発明における永久磁石部材は、フェライ
ト磁石のみに限らず、磁性粉と樹脂材料とを主成分とす
る樹脂磁石であってもよい。またこの永久磁石部材は、
シャフトの外周に上記磁石をロール状に一体に形成した
ものでも、あるいはシャフトを含めて全体を磁石材料で
形成したものでもよい。但し、この永久磁石部材は、現
像ムラを防止するために、円周方向および軸方向に継目
がなく、全体が一体に形成されていることが必要であ
る。 【0016】上記永久磁石部材の表面には、異極性の磁
極が微小間隔を置いて円周方向に交互に配設されている
ため、磁極数が増加すると表面磁束密度が減少する。一
方磁性現像剤の飛散防止の点から、永久磁石部材の表面
磁束密度は50G以上であることが好ましく、またトナ
ーが像担持体の表面に形成された静電荷像に付着し易く
するために、1200G以下であることが好ましい。ま
た磁極数は、上記表面磁束密度50〜1200Gに対応
する8〜60極とすることが好ましい。なお上記表面磁
束密度のより好ましい範囲は100〜800Gである。 【0017】次に磁極数を大にすると、永久磁石部材の
周囲に形成される磁界が小さくなり、永久磁石部材の表
面への磁性現像剤の付着量が少なくなる。このため永久
磁石部材の表面に形成される磁性現像剤層の厚さが不均
一となり易いので、このような非所望な現象を防止する
ために永久磁石部材を高速で回転させる必要がある。し
かしながら永久磁石部材の回転速度が早すぎると、駆動
トルクが大になったり、磁性現像剤を構成するキャリア
の摩耗が発生する。一方上記回転速度が遅すぎると、画
像に濃度ムラが発生する。従って永久磁石部材の周速V
m(mm/秒)は像担持体の周速Vp(mm/秒)の1〜1
0倍に設定することが好ましく、より好ましくは2〜6
倍である。 【0018】次に永久磁石部材の外径をD(mm)、表面
に設けられる磁極数をMとすると、下記の式で表される
h(mm)の値が2より小になるように、D,M,Vmを
設定することが好ましい。 【0019】h=πD・Vp/M・Vm 上記hは、像担持体の表面が単位時間内に永久磁石部材
の磁極と対面するピッチであるが、hが2mm以上である
と、現像ムラが目立つため2mmより小とするのが好まし
く、より好ましくは1mm以下とするのがよい。この場
合、hの値を小にするためには、永久磁石部材の磁極数
Mと周速Vmを大にすればよいが、磁極数Mが多すぎる
と表面磁束密度が低下して、磁性現像剤の飛散が発生し
易く、周速Vmが大きすぎると前記のような不具合が発
生するので、実用上hの値は0.4〜1.0mmとするのが好
ましい。 【0020】また永久磁石部材の表面とドクターブレー
ド先端との間隙であるドクターギャップtを設ける場合
には、画像品質の点から永久磁石部材と像担持体との間
隙である現像ギャップgとの差を、(g−t)=0.2±
0.15mmとすることが好ましい。なお上記ドクターブレ
ードを永久磁石部材の表面に接触若しくは圧接させてt
=0としてもよい。この場合においては、ドクターブレ
ードをSK材などの磁性材料またはSUS304やリン
青銅などの非磁性材料によって弾性ブレード状に形成
し、その一端を現像剤槽に固定し、他端を前記永久磁石
部材の表面に接触させればよい。 【0021】次に本発明における永久磁石部材が、半導
電性若しくは絶縁性の材料である場合は、バイアス電圧
を印加する箇所としてはドクターブレードが好ましく、
この場合ドクターブレードは金属等の導電性材料によっ
て形成すればよい。また永久磁石部材が導電性の材料で
ある場合は、バイアス電圧はシャフト等から印加するこ
とが好ましい。 【0022】次に二成分系の磁性現像剤としては、予め
所定のトナー濃度に調整されたものを現像剤槽内に投入
するか、または永久磁石部材の表面に所定量の磁性キャ
リアを付着させておき、その後現像剤槽内にトナーを投
入して、スタート用の二成分系の磁性現像剤として使用
することができる。そしてトナーの補給時において、ト
ナーと磁性キャリアとを併せて補給するのである。この
場合、予めトナーと磁性キャリアとを混合しておくこと
が好ましい。なお現像器を交換する方式、すなわち使い
捨て現像カートリッジの場合には、消費量以上の磁性キ
ャリアをトナーと混合させておくように構成する。 【0023】磁性現像剤を構成する磁性キャリアとして
は、通常の二成分系のものにおいて使用される鉄粉、フ
ェライト粒子(Ni−Zn系、Mn−Zn系、Cu−Z
n系等)およびマグネタイト粒子等を使用することがで
きる。またこれらの磁性粉が樹脂中に分散されたバイン
ダー型のものであってもよい。この場合、平状の鉄粉
を使用すると、磁化の値が大であると共に、形状的に永
久磁石部材への残留性が大であるため、キャリア付着が
少ないため好ましい。 【0024】またトナーと共に補給すべき磁性キャリア
は、平均粒径がスタート時のトナーの平均粒径と同等若
しくはそれより小粒径の粒子が含まれるものを使用す
る。すなわち磁性現像剤中の磁性キャリアは例えば粒度
分布1〜50μmのものが使用されるが、比較的小粒径
のものがトナーと共に像担持体側に転移し易く、連続使
用中に減少するため、この減少分を補給する必要がある
と共に、高精細画像を得るためである。 【0025】なお磁性キャリアの粒径が大であると、ト
ナーに対する帯電付与能力が低下すると共に、高精細画
像が得られなくなるため好ましくない。一方磁性キャリ
アの粒径があまりに小であると、キャリア付着が発生す
るため好ましくない。従って上記のものを使用すること
が好ましい。また磁性キャリアとしては、前記磁性粒子
およびバインダー型の磁性粒子を2種以上混合したもの
であってもよく、混合比率は磁性粒子の大きさや磁気特
性等を考慮して定めればよい。 【0026】次に上記キャリアと混合させるべきトナー
としては、磁性若しくは非磁性の何れのものでもよい
が、転写性を向上させる点から体積固有抵抗が1014Ω
・cm以上の絶縁性のものが好ましく、またキャリアとド
クターブレードとの摩擦により帯電し易いもの(摩擦帯
電量が10μc/g以上)が好ましい。なおトナーの平
均粒径は高精細画像を得るために、平均粒径を5〜10
μmに形成するのが好ましい。なお磁性現像剤中のトナ
ーの混合比率は、磁性トナーの場合には10〜90重量
%、非磁性トナーの場合には5〜60重量%とするのが
よい。 【0027】トナーの組成は通常使用されるトナーと同
様に、結着樹脂(スチレン−アクリル系共重合体、ポリ
エステル樹脂等)、着色剤(カーボンブラック等、但し
後述する磁性粉としてマグネタイトを使用する場合には
特に添加しなくてもよい)を必須成分とし、任意成分と
して磁性粉(マグネタイト、ソフトフェライト等)、帯
電制御剤(ニグロシン、含金属アゾ染料等)、離型剤
(ポリオレフィン等)、流動化剤(疏水性シリカ)を含
有(内添および/または外添)したものを使用できる。
なお磁性トナーとする場合は、磁性粉が多いと定着性が
低下するので、70重量%以下の磁性粉量とするのが好
ましい。また着色剤を適宜選定することにより、カラー
トナーを作製することもできる。 【0028】なお上記トナーの体積固有抵抗は、DC4
KV/cmの電場で、内径3.05mmのテフロン(商品名)
製シリンダー中に試料を10数mg充填し、100gfの
荷重を印加して、絶縁抵抗計(横河ヒューレットパッカ
ード製4329A型)により測定した値である。更に摩
擦帯電量は市販のブローオフ摩擦帯電量測定器(東芝ケ
ミカル製TB−200型)により、トナー濃度5%(標
準キャリアとしてフェライトキャリア(日立金属製KB
N−100)を使用)にて測定した値である。 【0029】 【作用】上記の構成により、二成分系の磁性現像剤によ
り連続的に現像を行った場合に、磁性現像剤中のトナー
のみならず、磁性キャリアも像担持体側に付着して減少
するが、トナーと共に磁性キャリアを補給することによ
り、濃度ムラ、地カブリ等の発生を防止し、広いトナー
濃度範囲においても安定した高画質の現像を行い得るの
である。 【0030】 【実施例】図1は本発明の実施例における現像手段の例
を示す要部横断面図であり、同一部分は前記図2と同一
の参照符号で示す。図1において永久磁石部材4は体積
固有抵抗が106 Ω・cmを超える半導電性ないし絶縁性
の例えば等方性フェライト磁石により形成し、外周面に
軸方向に延びる複数個の磁極を設け、円柱状に形成し、
現像剤槽1の下方に回転自在に設ける。10は直流電源
であり、ドクターブレード8と感光体ドラム7との間に
接続する。 【0031】次に磁性トナーとして、平均粒径10μ
m、粒度分布4〜16μm、体積固有抵抗1015Ω・c
m、摩擦帯電量−23μc/gのものを作製した。なお
配合比は重量比で、スチレン−nブチルメタクリレート
45、マグネタイト(戸田工業製EPT500)50、
ポリプロピレン(三洋化成製 TP32)3、帯電制御
剤(オリエント化学製 ボントロンE−81)2とし、
これらによって形成された粒子に外添剤(日本アエロジ
ル製 R972)0.5を添加した。 【0032】磁性キャリアとしては、平均粒径30μ
m、粒度分布1〜50μm、体積固有抵抗106 Ω・c
m、1000Oeにおける磁化σ1000が120emu/
gの平鉄粉を使用した。なおキャリアの体積固有抵抗
は、トナーの場合と同様にして試料を採取してDC10
0V/cmの電場を印加して測定した抵抗値を基にして算
出した。また磁化の値は、振動試料型磁力計(東英工業
製 VSM−3型)を使用し、トナーの平均粒径(体
積)は、粒度分析計(コールターエレクトロニクス社製
コールターカウンターモデルTA−II)を使用して測定
した。 【0033】一方感光体ドラム7はOPCにより形成
し、表面電位−700V、周速30mm/秒とした。永久
磁石部材4はフェライト磁石(日立金属製 YBM−
3)により、外径20mm、16極、表面磁束密度500
Gに形成し、現像ギャップg= 0.4mm、ドクターギャッ
プt= 0.3mm、直流バイアス電圧−550Vをドクター
ブレード8を介して印加した。 【0034】上記現像条件により、スタート用の磁性現
像剤、すなわちスタート時に現像剤槽1内に投入する磁
性現像剤2中のトナー濃度T/C(重量%)を変化させ
て連続現像を行い、1万枚連続印字(A4サイズ)後の
回収キャリア量D(重量%)を測定した結果を表1に示
す。なお回収キャリア量Dは下記の式によって求めた値
である。 【0035】D=A/(A+B+C)(重量%) 但し、A:クリーナによって回収されたキャリア量 B:クリーナによって回収されたトナー量 C:消費されたトナー量 【0036】 【表1】【0037】表1から明らかなように、連続現像により
磁性現像剤中のトナーは当然に消費されて減少するので
あるが、同時に磁性現像剤2中の磁性キャリアもまた感
光体ドラム7に転移していることが認められる。なお磁
性キャリアの転移量は、スタート用の磁性現像剤2中の
トナー濃度T/Cが低いもの程大であることがわかる。
このように磁性現像剤2中の磁性キャリアが消費される
ことにより、磁性現像剤2中のトナー濃度が高くなり、
結果として前述のように濃度ムラ、地カブリが発生する
のである。 【0038】次に上記現像条件により、トナーと磁性キ
ャリアとからなる磁性現像剤を補給しながら1万枚連続
印字後の画像評価結果を表2に示す。なお補給用の磁性
現像剤はスタート用のものと同一組成のものを使用した
が、磁性キャリアの平均粒径を変化させたものについて
も併記した。 【0039】 【表2】 【0040】表2から明らかなように、連続現像におい
てトナーのみを補給する態様の比較例No.5〜8におい
ては、前記表1に示すようにトナーと共に磁性キャリア
も図1に示す感光体ドラム7側に転移して消費される結
果、磁性現像剤2中のトナー濃度が高くなり、地カブ
リ、チリの発生が認められる。 【0041】これに対してトナーと共に平均粒径10μ
mの磁性キャリアを補給する態様のNo.1〜4において
は、磁性現像剤2中のトナー濃度を安定化させ得る結
果、地カブリ、チリのない良好な画像が得られているこ
とがわかる。なお補給用の磁性現像剤中のキャリア重量
%は、スタート用の磁性現像剤中のトナー濃度に略反比
例した値とすることが好ましい。これは前記表1に示す
ように、磁性現像剤のトナー濃度が低いもの程、磁性キ
ャリアの感光体ドラム7側への転移量が大であるという
結果によるものである。 【0042】次にスタート用磁性現像剤のトナー濃度を
一定にして、補給用の磁性キャリアの平均粒径を変化さ
せた場合においても、No.9〜12に示すように地カブ
リ、チリのない良好な画像が得られることがわかる。な
お補給用の磁性キャリアの平均粒径は、スタート用の磁
性現像剤中のトナーのそれと同等か、それより小粒径と
することが好ましい。 【0043】次に非磁性トナーとして、平均粒径8.5μ
m、粒度分布10〜70μm、体積固有抵抗5×1014
Ω・cm、摩擦帯電量−29μc/gのものを作製した。
なお配合比は重量比で、ポリエステル(花王製 KTR
2150)87、カーボンブラック(三菱化成工業製
#44)10、ポリプロピレン(三洋化成製 TP3
2)2、帯電制御剤(T2N)1とし、これらによって
形成された粒子に外添剤(日本アエロジル製 R97
2)0.5を添加した。 【0044】磁性キャリアとしては、平均粒径50μ
m、粒度分布10〜70μm、体積固有抵抗108 Ω・
cm、1000Oeにおける磁化σ1000が120emu/
gの平鉄粉を使用した。 【0045】一方感光体ドラム7はOPCにより形成
し、表面電位−650V、周速30mm/秒とした。永久
磁石部材4はフェライト磁石(日立金属製 YBM−
3)により、外径20mm、32極、表面磁束密度350
Gに形成し、現像ギャップg=0.4mm、ドクターギャッ
プt=0.25mm、直流バイアス電圧−500Vをドクタ
ーブレード8を介して印加した。 【0046】上記の現像条件により、前記実施例と同様
にスタート用の磁性現像剤中のトナー濃度を変化させて
連続印字を行い、1万枚印字後の回収キャリア量D(重
量%)を測定した結果を表3に示す。なお回収キャリア
量Dの値は、前記実施例における値に対応する。 【0047】 【表3】 【0048】表3から明らかなように、前記表1と同様
に、連続印字により磁性現像剤中の磁性キャリアがトナ
ーと共に感光体ドラム7に転移していることが認められ
る。なおトナー濃度の大小による回収キャリア量の多寡
の傾向は、前記表1と同様であるが、回収キャリア量の
範囲は表1よりも若干圧縮されている。結局非磁性トナ
ーと磁性キャリアとからなる磁性現像剤を使用する現像
方法においても、連続現像により、磁性現像剤中のトナ
ー濃度が高くなり、濃度ムラ、地カブリが発生すること
が認められるのである。 【0049】次に上記現像条件により、トナーと共に磁
性キャリアを併せて補給しながら1万枚の連続印字を行
った後の画像評価結果を表4に示す。なお画像評価は、
5%の文字パターンに対して行ったものである。 【0050】 【表4】 【0051】表4から明らかなように、比較例であるト
ナーのみの補給では、画像濃度が低く、しかも濃度のム
ラ、チリおよび地カブリが発生すると共に、トナー濃度
の変化が大である。これに対して本発明におけるトナー
と磁性キャリアとを補給するものにおいては、画質が大
幅に向上すると共に、トナー濃度の変化が小であること
がわかる。 【0052】 【発明の効果】本発明は以上記述のような構成および作
用であるから、下記の効果を奏し得る。 【0053】(1) トナーと共に磁性キャリアを補給する
ため、像担持体への磁性キャリアの転移による磁性現像
剤のトナー濃度の上昇を防止し、地カブリ、チリ等の発
生を防止し、良好な現像を行い得る。 【0054】(2) 現像ロールの構成部材を永久磁石部材
のみとしたものであるため、現像装置を小型化すること
ができ、画像形成装置全体を小型化することができる。 (3) 磁性現像剤の支持手段である永久磁石部材が硬質で
あるため、表面の摩耗が少なく、経時変化が少なく、耐
久性を向上させ得る。 【0055】(4) 小粒径の磁性キャリアを使用すること
により、高精細、高品質の画像が得られる。 (5) 磁性現像剤中のトナー濃度を広い範囲に設定できる
ため、例えばトナー濃度制御手段を使用する必要がな
く、装置全体をコンパクト化し得る。 【0056】(6) 現像ロールを構成する永久磁石部材を
必要以上に高精度加工する必要がなく、製作コストを低
減させ得る。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a permanent magnet member having a cylindrical shape formed by transferring an electrostatic image formed on the surface of an image carrier carrying an electrostatic image. A developing method of visualizing an image with a two-component magnetic developer mainly composed of a toner and a magnetic carrier, which is adsorbed and held on the surface of a developer supporting and transporting means comprising: The present invention relates to a developing method capable of preventing occurrence of the occurrence and performing stable high-quality development. 2. Description of the Related Art Conventionally, in an image forming method in a printer, a facsimile, or the like to which electrophotography or electrostatic recording is applied, for example, an electrostatic charge image is formed on a surface of a photosensitive drum formed in a cylindrical shape, and then the image is formed. The magnetic developer is attracted to the surface of the sleeve by a developing roll comprising a sleeve provided opposite to the photoreceptor drum and having a permanent magnet member incorporated therein and rotatably fitted coaxially with the permanent magnet member. And transport. Thereafter, a method is employed in which a magnetic brush is formed in the developing area, and the surface of the photosensitive drum on which the electrostatic charge image is formed is rubbed with the magnetic brush so as to be visualized as a toner image. The most common means is to transfer this visualized toner image to recording paper and then fix it by heat. In recent years, there has been an increasing demand for miniaturization of apparatuses used for image formation as described above, and it has become important to reduce the size of the developing unit. As means for satisfying such demands, it has been proposed to directly adsorb the magnetic developer on the surface of the permanent magnet member without using a sleeve and to transport the magnetic developer by rotating the permanent magnet member. (See, for example, JP-A-62-201463). FIG. 2 is a cross-sectional view of an essential part showing an example of a conventional developing means. In FIG. 2, reference numeral 1 denotes a developer tank which accommodates a magnetic developer 2 containing toner and a magnetic carrier as main components, and a rotatable permanent magnet member 4 below the developer. At least the surface of the permanent magnet member 4 is made conductive, and a plurality of magnetic poles extending in the axial direction are provided on the outer peripheral surface, and are formed in a columnar shape. The above-mentioned permanent magnet member 4 is made of a resin magnet made of a mixture of a ferromagnetic powder and a resin (Japanese Patent Laid-Open No. 57-1304).
07, 59-905 and 59-226367). As a means for forming the surface to be conductive, a conductive layer may be formed on the surface by bonding, plating, or the like, or a powdered conductive substance may be added at the time of kneading the raw materials. Further, the permanent magnet member 4 may be formed of a hard ferrite magnet to be semiconductive. Reference numeral 7 denotes a photosensitive drum which is rotatable in the direction of the arrow and faces the permanent magnet member 4 via a gap g. Reference numeral 8 denotes a doctor blade, which is provided in the developer tank 1 and faces the permanent magnet member 4 via a gap t.
The thickness of the magnetic developer 2 adsorbed on the surface of the permanent magnet member 4 is regulated. Reference numeral 10 denotes a DC power source for applying a bias voltage to the surface of the permanent magnet member 4. With the above configuration, when the permanent magnet member 4 is rotated in the direction of the arrow, the magnetic developer 2 is attracted to the permanent magnet member 4 and is conveyed. The toner in the magnetic developer 2 is transferred by the electric field of the electrostatic image formed on the body drum 7,
The electrostatic charge image can be visualized. [0008] In the above image forming means, the two-component magnetic developer includes, for example, a magnetic toner having a particle size distribution of 5 to 20 μm and a magnetic toner having a particle size distribution of 70 to 140 μm. A magnetic developer 2 which is a mixed material with a ferrite carrier (for example, KBN-100 manufactured by Hitachi Metals) is used. In some cases, non-magnetic toner is used instead of magnetic toner. In this case, in order to form a high-definition image, it is necessary to use a toner having a small particle size (for example, a particle size distribution of 4 to 16 μm). When such a toner is used, fogging is likely to occur due to insufficient charging ability of the toner, and there is a problem that image quality is deteriorated. Therefore, in order to obtain a high-definition image, a toner having a small particle size is required, and a magnetic carrier having a small particle size (for example, an average particle size of 50 μm or less) is required. However, when the above-described magnetic carrier having a small particle diameter is used, an undesired phenomenon that the magnetic carrier which should originally be attracted and remains on the surface of the permanent magnet member 4 adheres to the photosensitive drum 7. Happens. This is because the magnetic carrier itself also has a particle size distribution, and a small particle size region is transferred to the photosensitive drum 7 side. Even if the magnetic carrier having such a small particle size adheres to the photosensitive drum 7, the image quality is hardly adversely affected, but the toner concentration is relatively high due to the decrease of the magnetic carrier in the magnetic developer. In addition, there is a problem that density unevenness and background fog occur. Next, in the developing roller with the sleeve, the magnetic developer adsorbed on the surface of the sleeve rotates on the surface of the sleeve, so that the height of the ears of the magnetic brush tends to be relatively uniform. In the case of the configuration lacking, the height of the ears of the magnetic brush fluctuates.
That is, immediately above the magnetic poles of the permanent magnet member 4, the height of the ears of the magnetic brush becomes large, while between the magnetic poles, the height becomes small. Therefore, there is a problem that the contact state between the magnetic brush and the photosensitive drum 7 fluctuates, and density unevenness occurs. In order to prevent the above density unevenness,
Although it is conceivable to increase the number of revolutions of the permanent magnet member 4, it is necessary to increase the driving torque in order to rotate the permanent magnet member 4 at a high speed, and at the same time, it generates noise, and the magnetic material constituting the magnetic developer There is a problem that the carrier is worn. The present invention solves the above-mentioned problems in the prior art, and provides a developing method capable of preventing the occurrence of density unevenness and background fog over a long period of time and performing stable high-quality image development. The purpose is to: In order to achieve the above object, the present invention provides an electrostatic image on a moving image carrier which carries an electrostatic image and comprises a toner comprising a toner and a magnetic carrier. In the developing method of developing using a component-based magnetic developer, as a means for supporting and transporting the magnetic developer, using a permanent magnet member cylindrically and rotatably provided with a plurality of magnetic poles on its surface, The magnetic developer is attracted to and conveyed to the surface of the permanent magnet member, and is supplied together with the toner when the toner is supplied.
Together with replenishing the magnetic carrier, used having an average particle diameter of the magnetic carrier for this replenishment include average particle size <br/> and equal to or than the small particle size particles of the toner at the start, that Technical measures were adopted. The permanent magnet member in the present invention is not limited to a ferrite magnet, but may be a resin magnet containing magnetic powder and a resin material as main components. Also, this permanent magnet member
The magnet may be integrally formed in a roll shape on the outer periphery of the shaft, or may be formed entirely of a magnet material including the shaft. However, in order to prevent development unevenness, the permanent magnet member needs to be formed integrally without any joint in the circumferential and axial directions. On the surface of the permanent magnet member, magnetic poles of different polarities are alternately arranged in the circumferential direction at minute intervals, so that as the number of magnetic poles increases, the surface magnetic flux density decreases. On the other hand, from the viewpoint of preventing the magnetic developer from scattering, the surface magnetic flux density of the permanent magnet member is preferably 50 G or more, and in order to make it easier for the toner to adhere to the electrostatic image formed on the surface of the image carrier, It is preferably 1200 G or less. The number of magnetic poles is preferably 8 to 60 poles corresponding to the surface magnetic flux density of 50 to 1200 G. The more preferable range of the surface magnetic flux density is 100 to 800G. Next, when the number of magnetic poles is increased, the magnetic field formed around the permanent magnet member decreases, and the amount of the magnetic developer adhered to the surface of the permanent magnet member decreases. For this reason, the thickness of the magnetic developer layer formed on the surface of the permanent magnet member tends to be non-uniform, so that it is necessary to rotate the permanent magnet member at high speed in order to prevent such an undesirable phenomenon. However, if the rotation speed of the permanent magnet member is too high, the driving torque increases and the carrier constituting the magnetic developer is worn. On the other hand, if the rotation speed is too slow, density unevenness occurs in the image. Therefore, the peripheral speed V of the permanent magnet member
m (mm / sec) is 1 to 1 of the peripheral speed Vp (mm / sec) of the image carrier.
It is preferably set to 0 times, more preferably 2 to 6 times.
It is twice. Next, assuming that the outer diameter of the permanent magnet member is D (mm) and the number of magnetic poles provided on the surface is M, the value of h (mm) represented by the following equation is smaller than 2. It is preferable to set D, M, and Vm. H = πD · Vp / M · Vm The above h is the pitch at which the surface of the image bearing member faces the magnetic pole of the permanent magnet member within a unit time, but if h is 2 mm or more, uneven development may occur. The thickness is preferably smaller than 2 mm, more preferably 1 mm or less, for conspicuousness. In this case, to reduce the value of h, the number of magnetic poles M and the peripheral speed Vm of the permanent magnet member may be increased. However, if the number of magnetic poles M is too large, the surface magnetic flux density decreases, and The agent is liable to be scattered, and if the peripheral speed Vm is too large, the above-mentioned problem occurs. Therefore, in practice, the value of h is preferably set to 0.4 to 1.0 mm. When a doctor gap t, which is a gap between the surface of the permanent magnet member and the tip of the doctor blade, is provided, the difference between the developing gap g, which is the gap between the permanent magnet member and the image carrier, is considered from the viewpoint of image quality. With (gt) = 0.2 ±
It is preferably 0.15 mm. Note that the doctor blade is brought into contact or pressure contact with the surface of the permanent magnet member so that t
= 0. In this case, the doctor blade is formed of a magnetic material such as SK material or a non-magnetic material such as SUS304 or phosphor bronze into an elastic blade shape, one end of which is fixed to the developer tank, and the other end of which is the permanent magnet member. What is necessary is just to make it contact a surface. Next, when the permanent magnet member in the present invention is made of a semiconductive or insulating material, the place where the bias voltage is applied is preferably a doctor blade.
In this case, the doctor blade may be formed of a conductive material such as a metal. When the permanent magnet member is made of a conductive material, the bias voltage is preferably applied from a shaft or the like. Next, as a two-component magnetic developer, a toner adjusted to a predetermined toner concentration in advance is charged into a developer tank, or a predetermined amount of magnetic carrier is adhered to the surface of a permanent magnet member. After that, the toner can be charged into the developer tank and used as a two-component magnetic developer for starting. When the toner is supplied, the toner and the magnetic carrier are supplied together. In this case, it is preferable to mix the toner and the magnetic carrier in advance. In the case of a system in which the developing device is replaced, that is, in the case of a disposable developing cartridge, a configuration is adopted in which a magnetic carrier in a consumption amount or more is mixed with the toner. As the magnetic carrier constituting the magnetic developer, iron powder and ferrite particles (Ni—Zn, Mn—Zn, Cu—Z) used in a general two-component system are used.
n-type) and magnetite particles. Further, a binder type in which these magnetic powders are dispersed in a resin may be used. In this case, the use of iron powder Bian Tairajo, with the value of the magnetization is large, since the residual of the geometrically permanent magnet member is large, arbitrary preferable because carrier adhesion is small. As the magnetic carrier to be replenished together with the toner, a carrier containing particles having an average particle size equal to or smaller than the average particle size of the toner at the start is used. That is, the magnetic carrier in the magnetic developer is, for example, one having a particle size distribution of 1 to 50 μm. Since a relatively small particle size tends to be transferred to the image carrier side together with the toner and decreases during continuous use, This is because it is necessary to supply the reduced amount and to obtain a high-definition image. It is not preferable that the magnetic carrier has a large particle diameter, because the ability to impart charge to the toner is reduced and a high-definition image cannot be obtained. On the other hand, if the particle size of the magnetic carrier is too small, it is not preferable because carrier adhesion occurs. Therefore, it is preferable to use the above. The magnetic carrier may be a mixture of two or more kinds of the above magnetic particles and binder type magnetic particles, and the mixing ratio may be determined in consideration of the size of the magnetic particles, magnetic characteristics, and the like. The toner to be mixed with the carrier may be either magnetic or non-magnetic, but has a volume resistivity of 10 14 Ω from the viewpoint of improving transferability.
An insulating material having a size of not less than cm is preferable, and a material which is easily charged by friction between the carrier and the doctor blade (having a frictional charge of 10 μc / g or more) is preferable. In order to obtain a high-definition image, the average particle size of the toner is 5 to 10%.
It is preferably formed to a thickness of μm. The mixing ratio of the toner in the magnetic developer is preferably 10 to 90% by weight for the magnetic toner, and 5 to 60% by weight for the non-magnetic toner. The composition of the toner is the same as that of a commonly used toner, such as a binder resin (styrene-acrylic copolymer, polyester resin, etc.), a colorant (carbon black, etc., but magnetite is used as a magnetic powder described later). In some cases, it may not be added) as essential components, and as optional components, magnetic powder (magnetite, soft ferrite, etc.), charge control agent (nigrosin, metal-containing azo dye, etc.), release agent (polyolefin, etc.), Those containing (internally and / or externally) a fluidizing agent (hydrophobic silica) can be used.
In the case of using a magnetic toner, the amount of the magnetic powder is preferably 70% by weight or less, since the fixability is deteriorated when the amount of the magnetic powder is large. By appropriately selecting a coloring agent, a color toner can be produced. The volume resistivity of the toner is DC4
Teflon (trade name) with an inner diameter of 3.05 mm in an electric field of KV / cm
A value measured by an insulation resistance meter (type 4329A manufactured by Yokogawa Hewlett-Packard) with a sample cylinder filled with several tens of mg of a sample and a load of 100 gf applied. Further, the triboelectric charge was measured using a commercially available blow-off triboelectric charge meter (TB-200, manufactured by Toshiba Chemical Co., Ltd.).
N-100)). According to the above arrangement, when continuous development is performed with a two-component magnetic developer, not only the toner in the magnetic developer but also the magnetic carrier adheres to the image carrier and decreases. However, by replenishing the magnetic carrier together with the toner, the occurrence of density unevenness and background fog can be prevented, and stable high-quality image development can be performed even in a wide toner density range. FIG. 1 is a cross-sectional view of an essential part showing an example of a developing means in an embodiment of the present invention, and the same parts are denoted by the same reference numerals as in FIG. In FIG. 1, the permanent magnet member 4 is formed of a semiconductive or insulating, for example, isotropic ferrite magnet having a volume resistivity exceeding 10 6 Ω · cm, and a plurality of magnetic poles extending in the axial direction are provided on the outer peripheral surface. Formed into a columnar shape,
It is rotatably provided below the developer tank 1. Reference numeral 10 denotes a DC power supply, which is connected between the doctor blade 8 and the photosensitive drum 7. Next, an average particle diameter of 10 μm was used as the magnetic toner.
m, particle size distribution 4-16 μm, volume resistivity 10 15 Ω · c
m and a triboelectric charge of -23 μc / g. The blending ratio is a weight ratio, styrene-n-butyl methacrylate 45, magnetite (Toda Kogyo EPT500) 50,
Polypropylene (TP32, Sanyo Kasei) 3, charge control agent (Bontron E-81, Orient Chemical) 2,
An external additive (R972 manufactured by Nippon Aerosil) 0.5 was added to the particles formed by these methods. The magnetic carrier has an average particle diameter of 30 μm.
m, particle size distribution 1-50 μm, volume resistivity 10 6 Ω · c
m, the magnetization σ 1000 at 1000 Oe is 120 emu /
Using the g-bian flat iron powder. The volume resistivity of the carrier is determined by taking a sample in the
It was calculated based on the resistance value measured by applying an electric field of 0 V / cm. The value of magnetization was measured using a vibrating sample magnetometer (VSM-3 manufactured by Toei Kogyo Co., Ltd.), and the average particle size (volume) of the toner was measured using a particle size analyzer (Coulter Counter Model TA-II manufactured by Coulter Electronics Co., Ltd.). Measured using On the other hand, the photosensitive drum 7 was formed by OPC and had a surface potential of -700 V and a peripheral speed of 30 mm / sec. The permanent magnet member 4 is made of a ferrite magnet (YBM-
According to 3), outer diameter 20 mm, 16 poles, surface magnetic flux density 500
G, a developing gap g = 0.4 mm, a doctor gap t = 0.3 mm, and a DC bias voltage of −550 V were applied via a doctor blade 8. According to the above-mentioned developing conditions, continuous development is performed by changing the toner concentration T / C (% by weight) in the magnetic developer for start, that is, the magnetic developer 2 to be charged into the developer tank 1 at the start. Table 1 shows the results of measuring the amount D (% by weight) of the collected carrier after continuous printing (A4 size) of 10,000 sheets. Note that the collected carrier amount D is a value obtained by the following equation. D = A / (A + B + C) (% by weight) where A: the amount of carrier collected by the cleaner B: the amount of toner collected by the cleaner C: the amount of toner consumed As is clear from Table 1, the toner in the magnetic developer is naturally consumed and reduced by the continuous development. At the same time, the magnetic carrier in the magnetic developer 2 is also transferred to the photosensitive drum 7. Is recognized. It can be seen that the transfer amount of the magnetic carrier is larger as the toner concentration T / C in the starting magnetic developer 2 is lower.
As the magnetic carrier in the magnetic developer 2 is consumed as described above, the toner concentration in the magnetic developer 2 increases,
As a result, density unevenness and background fog occur as described above. Table 2 shows the results of image evaluation after continuous printing of 10,000 sheets while replenishing a magnetic developer consisting of a toner and a magnetic carrier under the above-mentioned developing conditions. The replenishing magnetic developer used had the same composition as that of the starting magnetic developer. However, the replenishing magnetic developer in which the average particle size of the magnetic carrier was changed was also described. [Table 2] As apparent from Table 2, in Comparative Examples Nos. 5 to 8 in which only the toner is supplied in the continuous development, as shown in Table 1, both the toner and the magnetic carrier are used as shown in FIG. As a result, the toner concentration in the magnetic developer 2 increases, and background fog and dust are observed. On the other hand, together with the toner, the average particle diameter is 10 μm.
It can be seen that in Nos. 1 to 4 in the mode of replenishing the magnetic carrier of m, the toner concentration in the magnetic developer 2 can be stabilized, and as a result, a good image without background fog and dust can be obtained. The carrier weight% in the replenishing magnetic developer is preferably a value substantially in inverse proportion to the toner concentration in the starting magnetic developer. This is because, as shown in Table 1, as the toner concentration of the magnetic developer is lower, the transfer amount of the magnetic carrier to the photosensitive drum 7 is larger. Next, even when the toner concentration of the magnetic developer for start is kept constant and the average particle size of the magnetic carrier for replenishment is changed, as shown in Nos. 9 to 12, there is no ground fog or dust. It can be seen that a good image can be obtained. The average particle size of the replenishing magnetic carrier is preferably equal to or smaller than that of the toner in the starting magnetic developer. Next, as a non-magnetic toner, the average particle size is 8.5 μm.
m, particle size distribution 10 to 70 μm, volume resistivity 5 × 10 14
Ω · cm and a triboelectric charge of −29 μc / g were prepared.
The compounding ratio is a weight ratio, polyester (KTR KTR)
2150) 87, carbon black (Mitsubishi Chemical Industries)
# 44) 10, polypropylene (TP3 manufactured by Sanyo Chemical Industries, Ltd.)
2) 2, a charge control agent (T2N) 1 and an external additive (R97 manufactured by Nippon Aerosil Co., Ltd.)
2) 0.5 was added. The magnetic carrier has an average particle diameter of 50 μm.
m, particle size distribution 10-70 μm, volume resistivity 10 8 Ω
cm, the magnetization σ 1000 at 1000 Oe is 120 emu /
Using the g-bian flat iron powder. On the other hand, the photosensitive drum 7 was formed by OPC, and had a surface potential of -650 V and a peripheral speed of 30 mm / sec. The permanent magnet member 4 is made of a ferrite magnet (YBM-
According to 3), outer diameter 20 mm, 32 poles, surface magnetic flux density 350
G, a developing gap g = 0.4 mm, a doctor gap t = 0.25 mm, and a DC bias voltage of −500 V were applied via a doctor blade 8. Under the above-described developing conditions, continuous printing is performed by changing the toner concentration in the magnetic developer for start in the same manner as in the above embodiment, and the recovered carrier amount D (% by weight) after printing 10,000 sheets is measured. Table 3 shows the results. The value of the collected carrier amount D corresponds to the value in the above embodiment. [Table 3] As is clear from Table 3, similarly to Table 1, it is recognized that the magnetic carrier in the magnetic developer has been transferred to the photosensitive drum 7 together with the toner by continuous printing. The tendency of the amount of the collected carrier depending on the toner concentration is the same as in Table 1 above, but the range of the collected carrier amount is slightly smaller than that in Table 1. In the end, even in a developing method using a magnetic developer composed of a non-magnetic toner and a magnetic carrier, it is recognized that the toner density in the magnetic developer increases due to continuous development, and uneven density and background fog occur. . Next, Table 4 shows the image evaluation results after continuous printing of 10,000 sheets was performed under the above development conditions while replenishing the magnetic carrier together with the toner. The image evaluation is
This is performed for a 5% character pattern. [Table 4] As is apparent from Table 4, in the case of replenishment with toner alone, which is a comparative example, the image density is low, the density unevenness, dust and background fog occur, and the change in toner density is large. On the other hand, in the case of replenishing the toner and the magnetic carrier in the present invention, it can be seen that the image quality is greatly improved and the change in the toner density is small. Since the present invention has the above-described configuration and operation, the following effects can be obtained. (1) Since the magnetic carrier is replenished together with the toner, an increase in the toner concentration of the magnetic developer due to the transfer of the magnetic carrier to the image carrier is prevented, and the occurrence of background fog and dust is prevented. Development can take place. (2) Since only the permanent magnet member is used as a component of the developing roll, the size of the developing device can be reduced, and the size of the entire image forming apparatus can be reduced. (3) Since the permanent magnet member, which is a means for supporting the magnetic developer, is hard, the surface wear is small, the change with time is small, and the durability can be improved. (4) By using a magnetic carrier having a small particle size, a high definition and high quality image can be obtained. (5) Since the toner concentration in the magnetic developer can be set in a wide range, it is not necessary to use, for example, a toner concentration control means, and the entire apparatus can be made compact. (6) The permanent magnet member constituting the developing roll does not need to be processed with higher precision than necessary, and the manufacturing cost can be reduced.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例における現像手段の例を示す要
部横断面図である。 【図2】従来の現像手段の例を示す要部横断面図であ
る。 【符号の説明】 4 永久磁石部材 7 感光体ドラム
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a main part cross-sectional view showing an example of a developing unit in an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part showing an example of a conventional developing unit. [Description of Signs] 4 Permanent magnet member 7 Photoconductor drum

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/08 507 G03G 15/08 507L (56)参考文献 特開 平3−138674(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/09 G03G 9/08 G03G 9/10 G03G 15/08 507 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (51) Int.Cl. 7 Identification code FI G03G 15/08 507 G03G 15/08 507L (Int.Cl. 7 , DB name) G03G 15/09 G03G 9/08 G03G 9/10 G03G 15/08 507

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 静電荷像を担持して移動する像担持体上
の静電荷像をトナーと磁性キャリアからなる二成分系の
磁性現像剤を使用して現像する現像方法において、 磁性現像剤を支持搬送する手段として、表面に複数個の
磁極を設け円筒状にかつ回転可能に形成した永久磁石部
材を使用し、この永久磁石部材の表面に磁性現像剤を吸
着搬送し、かつトナー補給時にトナーと共に補給用の
性キャリアを補給すると共に、この補給用の磁性キャリ
アとして平均粒径がスタート時のトナーの平均粒径と同
等若しくはそれより小粒径の粒子が含まれるものを使用
することを特徴とする現像方法。
(57) [Claim 1] Developing an electrostatic image on an image carrier that carries an electrostatic image and moves using a two-component magnetic developer composed of a toner and a magnetic carrier. In the developing method, as a means for supporting and transporting the magnetic developer, a permanent magnet member having a plurality of magnetic poles on its surface and formed cylindrically and rotatably is used, and the magnetic developer is coated on the surface of the permanent magnet member. The magnetic carrier for replenishment is supplied together with the toner at the time of suction conveyance and toner replenishment, and the average particle size of the magnetic carrier for replenishment is equal to or smaller than the average particle size of the toner at the start. A developing method comprising using particles containing particles having a particle size.
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