JP3378205B2 - キャッシュカウンタにおける防犯装置 - Google Patents
キャッシュカウンタにおける防犯装置Info
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- JP3378205B2 JP3378205B2 JP28800498A JP28800498A JP3378205B2 JP 3378205 B2 JP3378205 B2 JP 3378205B2 JP 28800498 A JP28800498 A JP 28800498A JP 28800498 A JP28800498 A JP 28800498A JP 3378205 B2 JP3378205 B2 JP 3378205B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- cash
- counter
- spring
- security device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トア、金融機関、その他現金を取扱い賊に襲われるおそ
れのあるキャッシュカウンタを備えた場所に設置する防
犯装置に関する。 【0002】 【従来の技術】コンビニエンスストア、金融機関等の現
金を取扱う場所には、現金襲奪の目的で賊が入ることが
ある。賊が入った場合に従来は、警察や警備保障会社へ
通報するとか、逃げる賊へカラーボールを投げ付けて着
色して犯人を判別し易くするといった程度であった。そ
こで、犯人が逃げ足の速い場合には捕まらない例も少な
くない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】通報や着色が行なわれ
ても、犯人を捕まえることができない理由を検討したと
き、これまでは犯人に店員等が飛びついたり、抱き付い
て拘束状態にしないかぎり犯行後も犯人の動作が自由で
逃げる。また、店員が飛びついたり、抱き付くと、危険
である。そこで、店員に危険を与えないで、犯人の逃げ
る動作を緩慢にし、捕らえ易くする手段について検討し
た。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結
果、現金を取扱うキャッシュカウンタに対し、客側から
存在が分からない位置に足元の拘束手段を設けたのであ
る。具体的には該拘束手段は基部と先端部との間にキャ
ッシングカウンタへ賊の足元を拘束する程度に空間が形
成される曲がり形状で水平方向に回動する足掛け棒を常
時ばねで付勢し、かつ、その回動を規制するようストッ
パを設け、該ストッパは足掛け棒の回動を規制すべく係
止した鈎杆を足踏みペダルにばねを介して連結させ、前
記足掛け棒に着色剤を付着させる手段を設けてなるキャ
ッシュカウンタにおける防犯装置とした。 【0005】 【発明の実施の形態】図1は本発明のキャッシュカウン
タにおける防犯装置の平面図、図2,3は背面図であ
る。この防犯装置は通常使用されているキャッシュカウ
ンタ1の内部へ設置することができる。キャッシュカウ
ンタ1内の客側から存在が分からない位置空間に対し
て、縦方向に設けた垂直軸2に対して水平方向に回動す
るよう足掛け棒3を軸支している。足掛け棒3は緊急時
に回動すると図1にみられるように基部と先端部との間
にキャッシュカウンタへ賊の足を拘束する程度に空間が
形成される曲がった構造である。この足掛け棒3は水平
方向に回動(図1において右回り)するようばね4で付勢
しており、その回動を規制するストッパ5を垂直軸2に
外装している。 【0006】ストッパ5の構造は垂直軸2に取り付けた
ブラケットに対して軸6で鉤杆7が回動可能に取付けら
れており、鉤杆7は足踏みペダル杆8にばね9を介して
連結されている。キャッシュカウンタ1の前へ賊が立つ
と、店員が足踏みペダルを踏むことにより、ストッパ5
が図3のように解除され、足掛け棒3が回動してキャッ
シュカウンタ前の賊の足10を拘束することができる。 【0007】足掛け棒3による賊の足の拘束は、完全に
足が拘束されて逃げられない状態となるまで強固である
必要はない。賊が逃げる時間を延ばすことが事件解決に
つながる。したがって、賊が足掛け棒3から足を外すこ
とができてもよい。足掛け棒3には逃げた賊が分かるよ
うに着色剤を付着させる手段を設けるとよい。 【0008】 【発明の効果】本発明によって、キャッシュカウンタに
近づく賊の犯行を不可能にすることができ、店員の安全
も確保できる。
トア、金融機関、その他現金を取扱い賊に襲われるおそ
れのあるキャッシュカウンタを備えた場所に設置する防
犯装置に関する。 【0002】 【従来の技術】コンビニエンスストア、金融機関等の現
金を取扱う場所には、現金襲奪の目的で賊が入ることが
ある。賊が入った場合に従来は、警察や警備保障会社へ
通報するとか、逃げる賊へカラーボールを投げ付けて着
色して犯人を判別し易くするといった程度であった。そ
こで、犯人が逃げ足の速い場合には捕まらない例も少な
くない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】通報や着色が行なわれ
ても、犯人を捕まえることができない理由を検討したと
き、これまでは犯人に店員等が飛びついたり、抱き付い
て拘束状態にしないかぎり犯行後も犯人の動作が自由で
逃げる。また、店員が飛びついたり、抱き付くと、危険
である。そこで、店員に危険を与えないで、犯人の逃げ
る動作を緩慢にし、捕らえ易くする手段について検討し
た。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結
果、現金を取扱うキャッシュカウンタに対し、客側から
存在が分からない位置に足元の拘束手段を設けたのであ
る。具体的には該拘束手段は基部と先端部との間にキャ
ッシングカウンタへ賊の足元を拘束する程度に空間が形
成される曲がり形状で水平方向に回動する足掛け棒を常
時ばねで付勢し、かつ、その回動を規制するようストッ
パを設け、該ストッパは足掛け棒の回動を規制すべく係
止した鈎杆を足踏みペダルにばねを介して連結させ、前
記足掛け棒に着色剤を付着させる手段を設けてなるキャ
ッシュカウンタにおける防犯装置とした。 【0005】 【発明の実施の形態】図1は本発明のキャッシュカウン
タにおける防犯装置の平面図、図2,3は背面図であ
る。この防犯装置は通常使用されているキャッシュカウ
ンタ1の内部へ設置することができる。キャッシュカウ
ンタ1内の客側から存在が分からない位置空間に対し
て、縦方向に設けた垂直軸2に対して水平方向に回動す
るよう足掛け棒3を軸支している。足掛け棒3は緊急時
に回動すると図1にみられるように基部と先端部との間
にキャッシュカウンタへ賊の足を拘束する程度に空間が
形成される曲がった構造である。この足掛け棒3は水平
方向に回動(図1において右回り)するようばね4で付勢
しており、その回動を規制するストッパ5を垂直軸2に
外装している。 【0006】ストッパ5の構造は垂直軸2に取り付けた
ブラケットに対して軸6で鉤杆7が回動可能に取付けら
れており、鉤杆7は足踏みペダル杆8にばね9を介して
連結されている。キャッシュカウンタ1の前へ賊が立つ
と、店員が足踏みペダルを踏むことにより、ストッパ5
が図3のように解除され、足掛け棒3が回動してキャッ
シュカウンタ前の賊の足10を拘束することができる。 【0007】足掛け棒3による賊の足の拘束は、完全に
足が拘束されて逃げられない状態となるまで強固である
必要はない。賊が逃げる時間を延ばすことが事件解決に
つながる。したがって、賊が足掛け棒3から足を外すこ
とができてもよい。足掛け棒3には逃げた賊が分かるよ
うに着色剤を付着させる手段を設けるとよい。 【0008】 【発明の効果】本発明によって、キャッシュカウンタに
近づく賊の犯行を不可能にすることができ、店員の安全
も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュカウンタにおける防犯装置
の平面図である。 【図2】同装置の背面図である。 【図3】同装置の背面図である。 【符号の説明】 1 キャッシュカウンタ 2 垂直軸 3 足掛け棒 4 ばね 5 ストッパ 6 軸 7 鉤杆 8 ペダル杆 9 ばね 10 足
の平面図である。 【図2】同装置の背面図である。 【図3】同装置の背面図である。 【符号の説明】 1 キャッシュカウンタ 2 垂直軸 3 足掛け棒 4 ばね 5 ストッパ 6 軸 7 鉤杆 8 ペダル杆 9 ばね 10 足
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フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G08B 15/00 - 15/02
E05G 5/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 現金を扱うキャッシュカウンタに対し、
客側から存在が分からない位置に足元の拘束手段を設
け、該拘束手段は基部と先端部との間にキャッシングカ
ウンタへ賊の足元を拘束する程度に空間が形成される曲
がり形状で水平方向に回動する足掛け棒を常時ばねで付
勢し、かつ、その回動を規制するようストッパを設け、
該ストッパは足掛け棒の回動を規制すべく係止した鈎杆
を足踏みペダルにばねを介して連結させ、前記足掛け棒
に着色剤を付着させる手段を設けてなるキャッシュカウ
ンタにおける防犯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28800498A JP3378205B2 (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | キャッシュカウンタにおける防犯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28800498A JP3378205B2 (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | キャッシュカウンタにおける防犯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000113340A JP2000113340A (ja) | 2000-04-21 |
JP3378205B2 true JP3378205B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=17724571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28800498A Expired - Fee Related JP3378205B2 (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | キャッシュカウンタにおける防犯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378205B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5500445B2 (ja) * | 2010-06-25 | 2014-05-21 | 廣 納谷 | 強盗を倒す強盗撃退装置 |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP28800498A patent/JP3378205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000113340A (ja) | 2000-04-21 |
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