JP3377695B2 - 輪転印刷機の昇降式ターンバー装置 - Google Patents

輪転印刷機の昇降式ターンバー装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転機の紙通し経
路に昇降可能に設けたターンバー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、輪転印刷機では、走行紙(本明細
書中ではウエブと称する)を紙幅方向に2等分し、縦切
りされた片方のウエブを他方のウエブ側に寄せて重ね合
わせたり、カラー印刷されたウエブの表裏を反転した
り、特定のウエブを複数のウエブ間へ挿入するときにタ
ーンバー装置が使用されている。
【0003】このターンバー装置は、紙の流れ方向に対
して45°に配設した丸棒製ターンバーを1対の支持軸
に紙幅方向への調整を可能に取付けたものであって、ウ
エブは、このターンバーを通過することにより進行方向
が90°変更される。近年、印刷物の多ページ化とカラ
ー化とに伴い、例えば新聞印刷であれば、多ページ新聞
のトップ面、見開き面の外、スポーツ面その他いろいろ
の面に編集内容に応じて単色または多色刷りが施される
ようになってきた。このため、輪転印刷機の紙通し経路
にターンバー装置を設置する必要性が益々増大してい
る。
【0004】図7及び図8は、従来広く使われてきたダ
ブル幅の片面多色刷りユニットを有する新聞輪転機にお
ける定置式ターンバー装置30の1例である。この定置
式ターンバー装置30は、1対のフレーム32a、32
b間の上部に2本のターンバー3a、3aを平行に且つ
ウエブの走行方向に対して45°の角度をもって配設し
た上部ターンバー装置30aと、1対のフレーム32
a、32b間の下部に2本のターンバー3a、3bを上
記ターンバー3a、3aに対して交叉する状態に且つウ
エブの走行方向に対して45°の角度をもって配設した
下部ターンバー装置30bと、上部ターンバー装置30
aの出口と下部ターンバー装置30bの入口とにウエブ
の走行方向に対して直交する状態に配設した2本のロー
ラ4、4(以後ベイウインドーローラと称する)とによ
り構成されている。
【0005】これらターンバー3a、3bの一端部は、
支持軸31aに軸受5を介して紙幅方向への摺動を可能
に取付けられ、同支持軸31aの両端部は、1対のフレ
ーム32a、32bに固定されている。またターンバー
3a、3bの他端部は、軸受6を介して支持軸31bに
固定され、同支持軸31bの両端部は、1対のフレーム
32a、32bに紙幅方向への摺動を可能に取付けら
れ、同支持軸31bの一端部には、ターンバー3a、3
bの軸方向への調整を可能にする調整装置7があり、同
調整装置7がフレーム32bに取付けられている。
【0006】上記従来の定置式のターンバー装置30で
は、図9に例示するように4ページ幅の新聞用紙の表面
に多色刷りしたウエブ1をスリッタにより2ページ幅に
縦切りした後、一方のウエブ1aの裏面と他方のウエブ
1bの表面とを重ねて、折機へ送り出す場合であれば、
一方のウエブ1aを直進させる一方、他方のウエブ1b
の走行方向を最初のターンバー3aにより直角に変え、
次のターンバー3aにより再度直角に変え、ウエブ1b
の表面を直進しているウエブ1aの裏面に重ねて、折機
へ送り出す。
【0007】また図10に例示するように4ページ幅の
新聞用紙の表面に多色刷りしたウエブ1をスリッタによ
り2ページ幅に縦切りした後、一方のウエブ1aの裏面
と他方のウエブ1bの裏面とを重ねて、折機へ送り出す
場合であれば、スリッタにより2ページ幅に縦切りした
一方のウエブ1aを直進させる一方、他方のウエブ1b
の走行方向を先ず上部のターンバー3aにより直角に変
え、次いで上下のベイウインドーローラ4、4により矢
印方向に変え、次いで下部の逆向きのターンバー3bに
より直角に変え、表裏を反転して、ウエブ1bの裏面を
直進しているウエブ1aの裏面に重ねて、折機へ送り出
す。
【0008】このとき、一方のウエブ1aの表面が多色
刷りされ、他方のウエブ1bの裏面が多色刷りされ、こ
れらのウエブ1a、ウエブ1bが重なって折機へ送り出
されるので、ウエブ1a、1bの間に表裏1色刷りなど
をした他のウエブ2を複数枚通せば、トップ面と最終面
と見開き面とが多色刷り面になった多ページ新聞が排紙
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のターンバー
装置は、1対のフレーム32a、32b間に設けた2本
の支持軸31a、31bにターンバー3a、3bを取付
け、表裏反転を必要とする場合には、さらにベイウイン
ドローラ4をフレーム32a、32bの側面に取付けて
いるので、次の欠点があった。 (a)印刷物の多ページ化とカラー化との進展に伴い、
いろいろな面に多色刷りなどのカラー面を入れたくて
も、ターンバー装置の取付け位置と数とにより多色刷り
などの特定の印刷面の入るページが限定され、選択の余
地が少なかった。 (b)多色刷りなどの特定の印刷面を任意のページに適
応できるようにしようとすると、多色刷りユニットの台
数を増やしたり、ターンバー装置の数を増やさなければ
ならず、前者の場合は、輪転印刷機の価格が大幅に高く
なる。また後者の場合は、紙通し経路が非常に複雑にな
り、作業性が悪くなる上に、いずれの場合も機械が大型
化し、広い設置スペースが必要となった。 (c)ターンバーの前後にはガイドローラが必要であ
り、表裏反転が必要な輪転機では更にターンバーの側面
にベイウインドーローラが必要となる。このため、これ
らのローラや支持軸に遮られてターンバーへの接近性が
よくない上に、側面のフレームにより透視性及び作業性
が著しく損なわれていた。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、多ページ化とカラー化
との進展に伴う編集内容に応じた豊富な印刷物を得るこ
とができ、輪転機の大型化と価格の上昇と設置スペー
スの拡大とを抑制でき、印刷運転及び紙通し作業を大
幅に改善でき、印刷前の準備作業を容易に行うことが
できる上に、作業時間を短縮できる輪転印刷機の昇降式
ターンバー装置を提供しようとする点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ターンバーによりウエブの進行方向を
変更する輪転印刷機のターンバー装置において、前記タ
ーンバーの両端部を支持する1対の支持軸と、同各支持
軸を片持ち式に支持する架台と、同架台を昇降させる昇
降手段と、同昇降手段を支持するフレームと、前記架台
に前記支持軸に対して直交する状態に取付けてウエブを
前記ターンバーに向かい案内するガイドローラとを具え
ている(請求項1)。
【0012】前記請求項1記載の輪転印刷機の昇降式タ
ーンバー装置において、支持軸にターンバーと交叉する
逆向きのターンバーを設けてもよい(請求項2)。前記
請求項1、2記載の輪転印刷機の昇降式ターンバー装置
において、昇降手段を、架台の両端部に螺合する1対の
ねじ軸と、同各ねじ軸に連結した駆動軸と、同駆動軸に
連結したモータと、架台の両端部に取付けた摺動部材
と、同摺動部材を垂直方向に案内するフレーム側のレー
ルとにより構成してもよい(請求項3)。
【0013】前記請求項1〜3記載の輪転印刷機の昇降
式ターンバー装置において、フレームにローラタワーを
設け、同ローラタワーに折機に入るウエブ数に応じた本
数のガイドローラを並設し、昇降手段に昇降位置を検出
する位置検出器を設けてもよい(請求項4)。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例〕次に本発明の輪転印刷機の昇降式ターン
バー装置を図1〜図4に示す第1実施例により説明す
る。図1は昇降式ターンバー装置の全容を示す正面図、
図2は図1の平面図、図3はウエブの流れを説明する平
面図、図4は図3の側面図である。
【0015】図1〜4において、1は片面が多色刷りさ
れたダブル幅の特定のウエブ、1a、1bは特定のウエ
ブ1がスリッタで半幅に縦切りされたウエブ、2は表裏
が例えばモノクロ印刷された他のウエブ、3aは縦切り
されたウエブ1a及び1bの進行方向を90°変換させ
るために紙の流れ方向に対して45°になるように配設
されたターンバー、3bはターンバー3aと直交する逆
向きのターンバー、10は本昇降式ターンバー装置であ
る。
【0016】上記昇降式ターンバー装置10は、ダブル
幅の片面多色刷りのユニットを有する新聞輪転機に適用
したものであって、図1及び図2に示すように、半幅に
縦切りされた一方のウエブ1aに対応する上部ターンバ
ー装置10aと、他方のウエブ1bに対応する下部ター
ンバー装置10bとを有している。各ターンバー装置1
0a、10bは、ターンバー3aと逆向きターンバー3
bとを互いに交叉する状態に配設して、各ターンバーの
両端を支持する1対の支持軸11a、11bと、これら
の支持軸11a、11bを片持ち状態に支持する架台1
2a、12bと、これらの架台12a、12bを支持し
て上下方向に移動させる昇降手段13a、13bと、こ
れらの各昇降手段13a、13bを支持する1対のフレ
ーム14a、14b(架台12a、12bの両側に位置
する1対のフレーム14a、14b)と、架台12a、
12bに支持軸11a、11bに対して直交する状態に
取付けてウエブをターンバー3a、3bに向かい案内す
るガイドローラ15とより構成されている。
【0017】上記ターンバー3a、3bの一端部は、支
持軸11aに軸受5を介して紙幅方向への摺動を可能に
取り付けられ、この支持軸11aの一端部は、架台12
a、12bに固定されている。そしてターンバー3a、
3bの他端部は、軸受6を介して支持軸11bに固定さ
れ、この支持軸11bの一端部は、架台12a、12b
に紙幅方向への摺動を可能に取り付けられ、その先端部
には、それぞれの支持軸11bを軸方向に移動させて各
ターンバー3a、3bを紙幅方向に調整可能にするため
のモータ19が傘歯車を介してそれぞれの架台12a、
12bに取り付けられている。
【0018】上記昇降手段13a、13bは、架台12
a、12bの両端部にそれぞれ螺合する1対のねじ軸1
6a、16b及び16b、16bと、これらの1対のね
じ軸16a、16a及び16b、16bに傘歯車44を
介して動力を伝達するための駆動軸17a、17bの一
端部には、モータ18、18が取り付けられている。ま
た駆動軸17a、17bの他端部には、各架台12a、
12bの移動位置を検出するポテンショメータ48、4
8が取り付けられている。そして各架台12a、12b
の両端部には、それぞれ2個ずつの摺動部材45が取り
付けられ、この摺動部材45と係合してそれぞれの架台
12a、12bを垂直方向に摺動させるレール46が2
列ずつフレーム14a、14bに敷設されている。
【0019】また47a、47bは、折機に入る他のウ
エブ2の数に応じた本数のガイドローラ9を一定間隔で
並設したローラタワーで、これらのローラタワー47
a、47bがフレーム14a、14bに取り付けられて
いる。次に前記図1〜図4に示す昇降式ターンバー装置
の作用を具体的に説明する。例えば表裏が多色刷りされ
た特定のウエブ1を、折機に向かって走行するモノクロ
印刷をした複数の他のウエブ2、2・・・と片側に合わ
せて、トップ面と最終面と見開き面とが多色刷り面とな
る多ページ新聞を排紙したい場合は、図3(A)及び図
4(A)に示すように、上部ターンバー装置10aの昇
降用モータ18を回動して架台12aを最上部の位置に
移動させ、ウエブ1aを逆向きのターンバー3bに通し
て直角方向に進路を変えて逆進させ、ガイドローラ9に
巻き付けて戻す。そして下部ターンバー装置10bの昇
降用モータ18を駆動して、架台12bを最下部の位置
に移動させ、ウエブ1bをターンバー3aに通して直角
方向に進路を変えて直進させる。
【0020】そうすると、ウエブ1aは多色刷りされた
面が表側になった状態で折機に入る。一方、ウエブ1b
は表裏が反転されて、多色刷りされた面が裏側になった
状態で折機に入る。従ってウエブ1aとウエブ1bとの
間に他のモノクロ印刷などを行った複数の他のウエブ
2、2・・・の紙通しをして印刷すれば、意図したペー
ジ面に多色刷りを入れた多ページ新聞が排紙される。
【0021】また例えば折機に向かって走行するモノク
ロ印刷をした複数の他のウエブ2、2・・・における最
上紙と中間紙との間に、表面が多色刷りされた特定の一
方のウエブ1aを挿入し、他方のウエブ1bを最上紙と
中間紙との間に挿入して、片側に合わせて、中面が多色
刷り面となる多ページ新聞を排紙したい場合は、図3−
(B)及び図4(B)に示すように、上部ターンバー装
置10aの昇降用モータ18を駆動して、架台12aを
最上部から2番目の位置に移動させ、ウエブ1aをター
ンバー3aに通して直角方向に進路を変えて直進させ
る。そして下部ターンバー装置10bの昇降用モータ1
8を駆動して、架台12bを最下紙のウエブ2の通紙位
置から2番目上の位置に移動させ、ウエブ1bを逆向き
のターンバー3bに通して直角方向に進路を変えて逆進
させ、ガイドローラ9に巻き付けて戻す。
【0022】そうすると、ウエブ1aは多色刷りされた
面が裏側になり、一方、ウエブ1bは表裏が反転され
て、多色刷りされた面が表側になった状態で折機に入
る。従ってウエブ1aとウエブ1bとのそれぞれ上側と
下側とにモノクロ印刷をした他のウエブ2を通紙して印
刷すれば、意図したページ面に多色刷りを挿入した多ペ
ージ新聞が排紙される。
【0023】上記架台12a、12bの挿入位置の設定
には、複数のウエブ間における特定ウエブ1a、1bの
挿入位置を操作盤(図示せず)によりプリセットしてお
けば、昇降用モータ18の駆動軸17a、17bの軸端
に取り付けた各ポテンショメータ48により昇降位置を
検出し、操作盤はこの検出信号により特定ウエブ1a、
1bの挿入位置に対応するローラタワー47のガイドロ
ーラ15位置に架台12a、12bを自動的に停止させ
るので、この位置で上記の紙通しを行えば、印刷計画に
応じた通紙が容易に行われて、印刷準備作業が短くな
る。
【0024】〔第2実施例〕次に本発明の輪転印刷機の
昇降式ターンバー装置を図5、図6に示す第2実施例に
より説明する。図5は本昇降式ターンバー装置の全容を
示す正面図、図6は図5の平面図である。
【0025】本実施例はダブル幅の両面多色刷りユニッ
トを有する新聞輪転機に適用したものである。20が昇
降式ターンバー装置で、同昇降式ターンバー装置20
は、図5及び図6に示すように、半幅に縦切りされた一
方のウエブ1aに対応する上部ターンバー装置20a
と、他方のウエブ1bに対応する下部ターンバー装置2
0bとを有している。
【0026】本実施例では、支持軸21a、21bのそ
れぞれにターンバー3aのみを取り付け、逆向きのター
ンバー3bを外した以外の構成は前記第1実施例の場合
と同じである。本実施例では、輪転機が両面多色刷りユ
ニットを具えていて、多色刷りされた特定のウエブ1
は、半幅に縦切りされる両ウエブ1a、1bにおける表
裏いずれの側へも選択的に多色刷りを行うことができ
る。従ってターンバー装置20a、20bは、印刷要求
に応じた複数のウエブ間の挿入位置のそれぞれに架台2
2a、22bを移動させ、縦切りされた両ウエブ1a、
1bを、それぞれのターンバー3aに通紙することによ
り、モノクロ印刷などをした多ページの新聞の任意のペ
ージに多色印刷面が挿入可能になる。
【0027】その他の作用は、前記第1実施例の場合と
同じである。従って本実施例では、構造が簡単になる上
に、紙通し作業が容易になる。
【0028】
【発明の効果】本発明の昇降式ターンバー装置は前記の
ようにターンバーを片持ち状態で取り付けた架台を昇降
手段により昇降させるので、次の効果が達成される。即
ち、 (a)モノクロ印刷されたような多数のウエブ間の任意
の位置に多色刷りされような特定のウエブを自由に挿入
することができるので、多ページ化とカラー化との進展
に伴う編集内容に応じた豊富な印刷物を得ることができ
る。 (b)多色刷りした特定のウエブを多ページ紙の任意の
ページに挿入するので、多色刷りユニットの台数を増や
したり、ターンバー装置の数を増やしたりしなくても、
上記ニーズに適応でき、輪転機の構成及び紙通し経路を
簡素化できて、輪転機の大型化と価格の上昇と設置スペ
ースの拡大とを抑制できる。 (c)ターンバーを支持する支持軸が片持ち構造になっ
ており、操作面が解放されているので、側面からの透視
性が良く、運転状況の監視が容易になる上に、ターンバ
ーへの接近性が良くて、印刷運転及び紙通し作業を大幅
に改善できる。 (d)ローラタワーを付加し、昇降手段に位置検出器を
取り付けており、その日ごとの運転計画に応じて事前に
多ウエブ間における特定のウエブ挿入位置にターンバー
を自動設定することができるので、印刷前の準備作業を
容易に行うことができる上に、作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降式ターンバー装置の第1実施例を
示す正面図である。
【図2】図1の矢視A−A線に沿う平面図である。
【図3】同昇降式ターンバー装置のウエブの流れを説明
する平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明の昇降式ターンバー装置の第2実施例を
示す正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】従来の定置式ターンバー装置を示す平面図であ
る。
【図8】図7の矢視A−A線に沿う縦断側面図である。
【図9】同定置式ターンバー装置のウエブの流れを示す
斜視図である。
【図10】同定置式ターンバー装置のウエブの流れを示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 特定のウエブ 1a、1b 縦切りされたウエブ 2 他のウエブ 3a ターンバー 3b 逆向きターンバー 4 ベイウインドローラ 5 軸受 6 軸受 7 調整装置 9 ガイドローラ 10、20、30 ターンバー装置 10a、20a、30a 上部ターンバー装置 10b、20b、30b 下部ターンバー装置 11a、11b、21a 支持軸 21b、31a、31b 〃 12a、12b 架台 22a、22b 〃 13a、13b 昇降手段 14a、14b フレーム 15 ガイドローラ 16a、16b ねじ軸 17a、17b 駆動軸 18 モータ(昇降用) 19 モータ(ターンバー用) 44 傘歯車 45 摺動部材 46 レール 47a、47b ローラタワー 48 ポテンショメータ 49a、49b 側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−180550(JP,A) 特開 平4−226353(JP,A) 特開 平6−155703(JP,A) 特開 昭58−113063(JP,A) 実開 平3−74942(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 13/06 B65H 23/26 B65H 23/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンバーによりウエブの進行方向を変
    更する輪転印刷機のターンバー装置において、前記ター
    ンバーの両端部を支持する1対の支持軸と、同各支持軸
    を片持ち式に支持する架台と、同架台を昇降させる昇降
    手段と、同昇降手段を支持するフレームと、前記架台に
    前記支持軸に対して直交する状態に取付けてウエブを前
    記ターンバーに向かい案内するガイドローラとを具えて
    いることを特徴とした輪転印刷機の昇降式ターンバー装
    置。
  2. 【請求項2】 前記支持軸に前記ターンバーと交叉する
    逆向きのターンバーを設けた請求項1記載の輪転印刷機
    の昇降式ターンバー装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段を、前記架台の両端部に螺
    合する1対のねじ軸と、同各ねじ軸に連結した駆動軸
    と、同駆動軸に連結したモータと、前記架台の両端部に
    取付けた摺動部材と、同摺動部材を垂直方向に案内する
    前記フレーム側のレールとにより構成した請求項1、2
    記載の輪転印刷機の昇降式ターンバー装置。
  4. 【請求項4】 前記フレームにローラタワーを設け、同
    ローラタワーに折機に入るウエブ数に応じた本数のガイ
    ドローラを並設し、前記昇降手段に昇降位置を検出する
    位置検出器を設けた請求項1〜3記載の輪転印刷機の昇
    降式ターンバー装置。
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