JP3377633B2 - 縫製済布製品の染色方法及び装置 - Google Patents

縫製済布製品の染色方法及び装置

Info

Publication number
JP3377633B2
JP3377633B2 JP30291394A JP30291394A JP3377633B2 JP 3377633 B2 JP3377633 B2 JP 3377633B2 JP 30291394 A JP30291394 A JP 30291394A JP 30291394 A JP30291394 A JP 30291394A JP 3377633 B2 JP3377633 B2 JP 3377633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding frame
conveyor
dyeing
sewn
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30291394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08134768A (ja
Inventor
久男 古川
秀世 中村
由二 川端
Original Assignee
石坂商事株式会社
プラスセツト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石坂商事株式会社, プラスセツト株式会社 filed Critical 石坂商事株式会社
Priority to JP30291394A priority Critical patent/JP3377633B2/ja
Publication of JPH08134768A publication Critical patent/JPH08134768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3377633B2 publication Critical patent/JP3377633B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下着や運動用衣服な
どの縫製済の布製品を染色する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】布製品は、染色したあと縫製する場合
と、縫製したあと染色する場合とがある。女性用の下着
のように流行や季節によって需要者が好む色が変化する
ような布製品では、在庫を少なくしたいという要求と、
需要者の好みの変化に速やかに対応したいという要求と
を両立させるために、白生地のまま縫製して在庫してお
き、市場の動向に合わせて必要量ずつ染色するという方
法が好まれる。
【0003】このような場合の縫製済布製品の染色は、
染料タンクの中に所定量の縫製済布製品を投入して所定
時間撹拌加熱するというバッチ式の染色方法が採用され
ていた。このような方法で染色を行うと、製品が皺だら
けになってしまうので、染色後所定形状の枠板に染色済
みの布製品を1個ずつ嵌めて仕上げ処理を行い、染色時
に生じた皺を延ばすようにしていた。
【0004】縫製前の原反等においては、布帛を染液
槽、スチーマ、洗浄槽及び水切槽に連続的に通過させて
染色を行う方法が採用されている。このような連続染色
方法によれば、品質の良い染色を少ない人手で連続的に
行うことが可能となるが、染液槽とスチーマとの間で布
帛に付着した余分の染液を絞る必要があり、縫製済みの
布製品ではこの絞りをうまく行うことができないため
に、染色ムラが生じやすく、実用化が困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】女性用の下着において
は、本体やフリルの部分に綿やナイロンなどの異なる素
材が用いられており、素材毎に染色液との親和性や染着
性が異なるために、縫製済布製品の染色には色ムラが生
じやすい。上記バッチ式の染色方法によるときは、1個
1個の製品についての染ムラはあまり生じないが、ロッ
ト毎の色違いが生じやすいという問題がある。さらにバ
ッチ式の染色方法は、染料タンクへの布製品の出し入れ
や搬送及び染色時に皺がよった布製品の後仕上げのため
に、非常に多くの人手を必要とするという欠点があっ
た。
【0006】この発明は、下着や運動用衣服などの縫製
済布製品を少ない人手で連続的にかつ染ムラや製品毎の
色違いを生ずることなく染色することが可能な技術手段
を得ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、下着や運
動用衣服などの縫製済布製品を染料液に浸した後、速度
で回転させながらスチーミングすることにより、上記課
題を解決している。すなわちこの発明の縫製済布製品の
染色方法は、縫製済布製品68に保持枠14を挿入して
所定形状に保持し、当該布製品68を保持枠14と共に
染液に浸漬して引き上げ、次いで保持枠14を回転させ
ながらスチーマ6を通過させて染料を定着させることを
特徴とする。布製品68を回転させながらスチーマ6を
通過させるときは、当該布製品を所定の立体的形状に保
持するのが好ましく、このときの布製品68の回転方向
は水平軸回りとするのが最も合理的である。
【0008】またこの発明の縫製済布製品の染色装置
は、染液槽5とスチーマ6とこの両者5、6を通過する
搬送コンベア2とを備え、搬送コンベア2はその搬送方
向に所定間隔で配置された多数の回転可能なホルダ23
を備えており、これらのホルダ23には縫製済布製品6
8を所定形状で保持する保持枠14が取り外し可能に装
着されており、搬送コンベア2の少なくともスチーマ6
を通過する部分には、ホルダ23の回転駆動手段46、
47が配置されていることを特徴とする。さらに上記構
成の装置において、前記搬送コンベア2のホルダ23を
水平軸まわりに回転自在とし、前記保持枠14に縫製済
布製品68を所定形状の立体に拡げた状態で保持するワ
イヤ製の枠体を設け、前記保持枠14を前記ホルダに水
平方向に装着し、前記搬送コンベア2の上流側に前記保
持枠14を起立姿勢で搬送する供給コンベア4を設け構
造を採用することにより、より染色品質の優れたまたは
より作業性の良い装置が得られる。
【0009】
【作用】縫製済布製品を染液に浸した後、取り出してス
チーマで染着させるという方法では、スチーミング工程
中に布製品に付着した染液が流れて染ムラが生ずるた
め、スチーマに通す前に絞り装置を設けて過剰な染液を
除去するという工程が不可欠であった。ところが種々の
形状をした縫製済布製品68を染液の含有率が一定にな
るように絞ることは非常に困難であり、たとえば遠心力
等を利用して絞ったとしても、素材の違いによる含液率
の差により、本体とフリルの間で色違いが生ずるという
ような問題があった。
【0010】これに対してこの発明の方法では、布製品
68を回転させながらスチーマ6を通過させることによ
り、布製品に付着した染液38が一定方向に垂れ流れる
ことを防止し、繊維中に染液を万遍なく含有させた状態
でスチーマ6を通過させて染液を定着させるので、スチ
ーミングの前に絞り工程を設けなくても、染ムラが生ず
ることがなく、また異なる素材間の含液率の差も小さく
できるので、本体とフリル等との間での色の差等も小さ
くできる。
【0011】また布製品68を所定の立体形状に保持し
て、水平方向の軸まわりに回転しながらスチーマ6を通
す方法によれば、重力によって流れる染液を布製品68
の回転によって常に上方へと送り戻すため、より均一な
染色が可能であるとともに、繊維中の含液率を高く保つ
ことにより、より濃い色の染色も可能になる。
【0012】またこの発明の装置によれば、上記方法に
よる縫製済布製品68の染色を比較的コンバクトな装置
で連続的に行うことが可能で、少ない人手でこの発明の
染色方法を実施できる。さらに保持枠14を起立状態で
搬送する供給コンベア4を設けた装置は、保持枠14へ
の製品の装着が容易である。
【0013】
【実施例】次に図面に示す実施例について説明する。図
2及び3はこの発明の染色装置1を含む捺染ラインの模
式的な全体平面図及び搬送コンベアのみを示す斜視図で
ある。図示実施例の捺染ラインは、搬送ないし供給用の
3本のチェーンコンベア2、3、4を備えている。第1
コンベア2はこの発明の染色装置1の搬送コンベアとな
るもので、染液槽5及びHTスチーマ6を通って周回し
ている。第1コンベア2の周回面は鉛直面である。第2
コンベア3は第1コンベア2の下流側に配置され、後処
理槽7の上方の水平面内で周回している。図の後処理槽
7はシャワリング槽8、2個の湯洗槽9、10、水洗槽
11、薬品槽12及び水切槽13の6個の槽で構成され
ている。第3コンベア4は第1及び第2コンベア2、3
の手前側に配置され、第2コンベアの下流端から第1コ
ンベアの上流端へ後述する縫製済繊維製品の保持枠14
(図4参照)を返送するように配置されている。この第
3コンベア4は乾燥室15を通過しており、その下流側
で前記保持枠への縫製済布製品の取り外し及び装着が行
われる。第2コンベアと第3コンベアの間16及び第3
コンベアと第1コンベアの間17には、図8に示す保持
枠受け渡し装置21が配置され、また第1コンベア2と
第2コンベア3との間19には、図6に示すような受け
渡し装置18が配置されている。
【0014】図4は縫製済布製品を保持する保持枠14
の一例を示したもので、女性用下着(ショーツ)用の保
持枠の例である。図の保持枠14は基端にシャンク22
を有しており、このシャンクを第1コンベア2、第2コ
ンベア3及び第3コンベア4にそれぞれ所定ピッチで設
けたホルダ23、24、25に嵌装して装着される。シ
ャンク22はベース板26の裏面中央から突出してい
る。ベース板26の上面には、上辺を緩い円弧とした門
形のメインワイヤが固定されており、さらに下端と上方
部分をベース板26及びメインワイヤ27に止着した状
態で保持するショーツの形状に合わせた形に屈曲した数
本の細いサブワイヤ28、29、30が設けられ、メイ
ンワイヤ27とサブワイヤ28ないし30とでショーツ
を立体的に拡げた形で保持する保持枠14が形成され
る。被染色物となるショーツはこの保持枠14に逆様に
嵌装されて保持される。
【0015】第1コンベア2のホルダ23は、図5に示
すように第1コンベアを構成するチェン32の節部分に
水平軸まわりに自由回転可能に装着されており、軸心に
保持枠のシャンク22を装着するシャンク孔33を有
し、外周が歯車46となっている。第1コンベア2は図
1に示すようにスプロケット35、36、37によって
V形に屈曲して、染液槽5内の染液38を通過し、スプ
ロケット37、39間の水平部分でHTスチーマ6を通
過している。そしてスプロケット39、41、42、4
3により染液槽5及びHTスチーマ6の下を通って、H
Tスチーマの出口から染液槽の入口側へと周回してい
る。第1コンベア2がHTスチーマ6を通過する部分に
は、第1コンベア2に適宜ピッチで配置した自由回転ロ
ーラ44を上下から案内するガイド45が設けられてお
り、このガイド45と平行にホルダの歯車46に噛合す
るラック47が配置されている。従って第1コンベアの
ホルダ23がこの水平部分を通過するとき、ホルダの歯
車46とラック47とが噛合して、ホルダ23を回転さ
せ従ってこのホルダに装着された保持枠14を水平軸ま
わりに回転させる。
【0016】保持枠14が第1コンベア2の下流端まで
達すると、図6に示す構造の受け渡し装置18により、
保持枠14が第2コンベアのホルダ24へと受け渡され
る。図6の受け渡し装置18は、回動角180度の空圧
アクチュエータ48により180度揺動し、かつ空圧シ
リンダ49によりその揺動中心軸方向に進退するアーム
51を備え、このアーム51の先端に保持枠14のシャ
ンクを把持するフィンガ52が設けられた構造である。
この受け渡し装置18は図の状態で第1コンベア側の保
持枠14を把持し、シリンダ49を伸長した後、180
度回動し、次いでシリンダ49が縮退することにより、
保持枠14を第1コンベアのホルダ23から第2コンベ
アのホルダ24へと受け渡される。この受け渡し動作か
らも理解されるように、第2コンベアのホルダ24は第
1コンベアのホルダ23と同様に、保持枠14を水平方
向にして保持する。
【0017】第2コンベア3は図3及び図7に示すよう
に、同期して周回する上下2段のチェン53、54を備
えており、このチェンの節の位置に所定ピッチでガイド
筒55が設けられている。各ガイド筒55には鉛直方向
のロッド56が上下摺動自在かつ回動不能に嵌装され、
このロッド56の上端に水平軸まわりで自由回転する案
内ローラ57が軸着され、下端にホルダ24が横向きに
装着されている。チェン53、54の上方にはこれらの
チェン53、54と同一の平面上で、コ字形断面のロー
ラガイド58が設けられている。このローラガイド58
は両端の半円弧部分と背後の直線部分とからなる固定の
ガイド59と、前方(後処理槽7の上方部分)の直線部
分からなる上下動ガイド61とで構成されている。上下
動ガイド61は図示しない空気圧シリンダ等によって昇
降駆動される。そして上下動ガイド61の上昇端が固定
ガイド59のガイド位置となり、かつ上下動ガイド61
を上昇させたときに、ホルダ24が後処理槽の隔壁の上
にまで上動し、上下動ガイド61を下降させたとき、ホ
ルダ24が後処理槽7内に挿入される高さ及びストロー
クで設けられている。第2コンベア3は間歇駆動されて
おり、その駆動タイミングは上下動ガイド61が上昇端
にあるときである。
【0018】図6の受け渡し装置18で第2コンベアの
ホルダ24に受け渡された保持枠14は、チェン53、
54の間歇送りにより、シャワリング槽8、湯洗槽9、
10、水洗槽11、薬品槽12及び水切槽13の上方へ
と順次間歇送りされ、かつチェン53、54が停止して
いる間における上下動ガイド61の下降動作によって各
槽8ないし13へと挿入されて、保持枠14に装着され
た繊維製品に対するそれぞれの処理が行われる。この場
合のロッド56の先端のホルダ24をその軸心まわりに
回転駆動されるように設けて、各処理槽内で保持枠14
をゆっくりと回転させるのが好ましい。このような回転
構造はロッド56の軸心にシャフトを設けて、その回転
を傘歯車で保持枠14に伝達するようにし、シャフトの
上端に設けた摩擦車や歯車をロッド56が下降したとき
に、駆動ベルトや往復ラックに係合させるような構造に
より実現することが可能である。
【0019】第2コンベア3の下流端に達した保持枠1
4は、図8に示すような構造の受け渡し装置21で第3
コンベア4の鉛直方向を向いたホルダ25に引き渡され
る。図8の受け渡し装置21はシリンダ62で上下動す
るフレーム63にシリンダ64で水平動するスライダ1
5を設け、このスライダ65に90度回動する空圧アク
チュエータ66でフィンガ67を90度回動可能に設け
たものであり、第2コンベアのホルダ24に装着されて
いる保持枠14のシャンク22をフィンガ67でつかん
だ後、スライダ65を前進させて、保持枠14を抜き取
り、フィンガ67を90度回動した後、フレーム63を
下降させることによって保持枠のシャンク22を第3コ
ンベアのホルダ25に装着する。第3コンベア4は図9
に示すように、ホルダ25によって保持枠14を起立状
態で保持しながら乾燥室15を通過し、保持枠14に装
着されたショーツ68を乾燥する。そして乾燥室15を
出たところで、ショーツ68は保持枠14から取り外さ
れ、新たに染色しようとする布製品が保持枠14に装着
される。新たに装着された布製品は保持枠とともに第3
コンベア4の下流端まで運ばれ、図8に示す構造の受け
渡し装置により水平方向にして第1コンベアのホルダ2
3に引き渡される。保持枠を第3コンベアから第1コン
ベアに引き渡すときの第8図の受け渡し装置21の動作
は、第2コンベアから第3コンベアへの受け渡し動作の
逆であり、図8に示した矢印と反対の動きを行う。
【0020】次に図示実施例の装置の染色動作を説明す
る。まず人手または適宜なハンドリング装置により、第
3コンベア4の下流側の位置で第3コンベアのホルダ2
5に保持されている保持枠14に白生地で縫製したショ
ーツ68を装着する(図9参照)。装着したショーツは
保持枠14とともに第3コンベアの下流端に運ばれ、受
け渡し位置17に設けられた図8の受け渡し装置21で
第1コンベアのホルダ23に受け渡される。この受け渡
し時に保持枠14は水平方向となる(図8参照)。第1
コンベアに受け渡されたショーツは、まず染液38に浸
漬されたあと引き上げられ、次いでHTスチーマ6内へ
と導かれる。このとき第1コンベアのホルダ23にその
移動路上に配置したラック47が噛合してホルダ23を
回転させ、従ってショーツ68も水平軸まわりに回転す
る。この回転によりショーツ68に付着した染液の垂れ
流れを防止して、繊維中に染液を万遍なく分散させなが
ら染液の定着を行う。
【0021】HTスチーマ6を通過したショーツ68
は、保持枠14とともに図6の受け渡し装置18で第2
コンベアのホルダ24に受け渡される。そして第2コン
ベアの間歇周回と上下動ガイド61の上下動によってシ
ャワリング槽8、湯洗槽9、10、水洗槽11、薬品槽
12及び水切槽13に順次送られて、それそれの後処理
がなされる。後処理を終了したショーツは、受け渡し位
置16に設けた図8の受け渡し装置18で、起立姿勢に
戻されて第3コンベアのホルダ25に装着される。そし
て第3コンベア4の周回により、乾燥室15内を通過し
て乾かされ、乾燥室15を出たところで人手によりまた
は適宜なハンドリング装置によって保持枠14から上方
へ抜き取られる。以上の処理が連続的に行われることに
より、多数の縫製済布製品の染色が能率良く行われる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、下着や
運動用衣服などの縫製済布製品を繊維中に含まれる染液
の含浸量の差による色ムラや染色ロッド毎の色違いなど
を生ずることがなく、少ない人手でかつ技術的に困難な
染液の絞り工程を得ることなく、連続的に捺染する方法
及び装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置の一実施例を示す模式的な側面
【図2】この発明の装置を含む捺染ラインの模式的な平
面図
【図3】この発明の装置を示す捺染ラインの搬送系のみ
を示す斜視図
【図4】縫製済布製品を保持する保持枠の一例を示す斜
視図
【図5】第1コンベアの部分拡大斜視図
【図6】第1受け渡し装置の構造例を示す模式的な斜視
【図7】第2コンベアにおけるホルダの昇降機構を示す
側面図
【図8】第2受け渡し装置の構造例を示す斜視図
【図9】第3コンベアの部分斜視図
【符号の説明】
2 チェンコンベア 3 チェンコンベア 4 チェンコンベア 5 染液槽 6 HTスチーマ 14 保持枠 23 ホルダ 38 染液 46 歯車 47 ラック 68 ショーツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 由二 石川県河北郡高松町字高松テ16 (56)参考文献 特開 平4−82955(JP,A) 特開 昭47−29694(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06B 3/30 D06B 23/04 101 D06B 23/04 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製済布製品(68)に保持枠(14)を挿入し
    て所定形状に保持し、当該布製品(68)を染液に浸漬した
    あと引き上げ、次いで保持枠(14)を回転させながらスチ
    ーマ(6) を通過させて染料を定着させることを特徴とす
    る、縫製済布製品の染色方法。
  2. 【請求項2】 保持枠(14)が縫製済布製品(68)を所定の
    立体形状に拡げて保持しており、スチーマ(6) 内での保
    持枠(14)の回転が水平軸まわりの回転であることを特徴
    とする、請求項1記載の縫製済布製品の染色方法。
  3. 【請求項3】 染液槽(5) とスチーマ(6) とこの両者
    (5,6) を通過する搬送コンベア(2) とを備え、搬送コン
    ベア(2) はその搬送方向に所定間隔で配置された多数の
    回転可能なホルダ(23)を備えており、これらのホルダ(2
    3)には縫製済布製品(68)を所定形状で保持する保持枠(1
    4)が取り外し可能に装着されており、搬送コンベア(2)
    の少なくともスチーマ(6) を通過する部分には、ホルダ
    (23)の回転駆動手段(46,47) が配置されていることを特
    徴とする、縫製済布製品の染色装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送コンベア(2) のホルダ(23)は、
    水平軸まわりに回転自在であり、前記保持枠(14)は前記
    ホルダに水平方向に装着され、前記保持枠(14)は縫製済
    布製品(68)を所定形状の立体に拡げた状態で保持するワ
    イヤ製の枠体を備えており、前記搬送コンベア(2) の上
    流側に前記保持枠(14)を起立姿勢で搬送する供給コンベ
    ア(4) を備えていることを特徴とする、請求項3記載の
    縫製済布製品の染色装置。
JP30291394A 1994-11-10 1994-11-10 縫製済布製品の染色方法及び装置 Expired - Fee Related JP3377633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30291394A JP3377633B2 (ja) 1994-11-10 1994-11-10 縫製済布製品の染色方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30291394A JP3377633B2 (ja) 1994-11-10 1994-11-10 縫製済布製品の染色方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08134768A JPH08134768A (ja) 1996-05-28
JP3377633B2 true JP3377633B2 (ja) 2003-02-17

Family

ID=17914628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30291394A Expired - Fee Related JP3377633B2 (ja) 1994-11-10 1994-11-10 縫製済布製品の染色方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3377633B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2842997B1 (fr) * 2002-07-30 2004-10-15 Chantelle Procede de fabrication d'articles d'habillement comprenant une pluralite de pieces assemblees entre elles
CN106739594B (zh) * 2016-11-09 2019-02-26 明新弹性织物(中国)有限公司 一种织带数码印花工艺及系统
CN111945323A (zh) * 2020-08-05 2020-11-17 湖州可可西里羊绒有限公司 一种羊绒制品生产用散纤维纺织的染色设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08134768A (ja) 1996-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3271102A (en) Spray dyeing pile fabrics
Perkins A Review of Textile Dyeing Processes.
JP3377633B2 (ja) 縫製済布製品の染色方法及び装置
US4361019A (en) Dyeing yarns
CA2235439C (en) Low temperature, low bath ratio, tensionless and short-term dyeing method using microwaves, and its device
CN112689694B (zh) 用于对布料和经纱进行染色的多功能机器和方法
JPS6111345B2 (ja)
US3646784A (en) Dye machine with fabric tension adjustment
US3775054A (en) Apparatus and method for dyeing textile strand materials
US3995457A (en) Continuous padding type dyeing machine
US3803880A (en) Apparatus for applying dye to yarn
JPS5924225B2 (ja) エンドレスセイヒン ノ レンゾクシツシキシヨリソウチ
US5134789A (en) Installation for wet and/or dry treatment of a web, yarn, strand or of filiform textile goods
JP3706689B2 (ja) 染色装置
JP2001073283A (ja) 布帛の滞留処理機におけるループの配列装置
US4888839A (en) Method and apparatus for treating elongate textile materials
JPS5865056A (ja) 織物材料を湿潤処理タンク内で水洗する方法及び装置
CN209958032U (zh) 一种纺织用纱线上色装置
CN108411523B (zh) 一种纺织品加工用染色装置
EP0582847A1 (en) Process for the indigo dyeing of yarns in skeins
US4478328A (en) Automatic hide processing apparatus
US3820950A (en) Process and apparatus for liquid treating of textile fabric
US4069775A (en) Yarn tension compensating mechanism
CN218931350U (zh) 一种制衣布料除皱装置
US2758463A (en) Apparatus for wet processing textile materials

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees