JP3376524B2 - 万華鏡 - Google Patents

万華鏡

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JP3376524B2
JP3376524B2 JP2000545064A JP2000545064A JP3376524B2 JP 3376524 B2 JP3376524 B2 JP 3376524B2 JP 2000545064 A JP2000545064 A JP 2000545064A JP 2000545064 A JP2000545064 A JP 2000545064A JP 3376524 B2 JP3376524 B2 JP 3376524B2
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宏倫 越智
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オチインターナショナル株式会社
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/02Viewing or reading apparatus
    • G02B27/08Kaleidoscopes

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野) この発明は、万華鏡に関し、特に、視覚的のみならず、
聴覚、臭覚からも楽しむことのできる万華鏡に関する。
【0002】(背景技術) 従来、万華鏡は、内側が鏡面からなる多角筒体の中に、
色付ガラス、色紙等の小片を封入して構成し、前記多角
筒体を回しながら筒体の一方の端に設けられている小孔
から覗き、美しい模様とその変化を見て楽しむようにな
っていた(日本国 実用新案登録第3027750
号)。ここで、前記多角筒体は外観に平凡な装飾を施し
たにすぎない筒体に収容されているのみであり、万華鏡
に対する興味を増大させる要素に乏しかった。
【0003】また、前記小孔から覗き見て視覚的に把握
される色彩、模様などに多様性を与えるよう工夫された
万華鏡はあったが、万華鏡の外観から視覚的に把握され
る情報、前記小孔から覗き見て視覚的に把握される情報
などに関連性を持たせ、万華鏡を使用する者に、万華鏡
全体として統一された一定の印象、楽しみを与えるよう
に工夫された万華鏡は存在しなかった。
【0004】このため、万華鏡を使用する者にとって、
万華鏡を使用することによって与えられる楽しみ、興味
が単調なものになってしまう傾向が多かった。
【0005】(発明の開示) この発明は、万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示
し、万華鏡を覗いているときに、当該表示された物に関
連する音及び芳香が、万華鏡から発生されるようにした
ものである。これによって、筒体の一方の端に設けられ
ている小孔から万華鏡を覗き、美しい模様とその変化を
見て楽しむ他に、筒体の外壁に表示されている物に関連
する音及び芳香を相乗的に楽しむことができる。
【0006】更に、この発明は、万華鏡を構成する筒体
の外壁に物を表示し、万華鏡を構成する筒体の一方の端
に設けられている小孔から覗き見た時に、美しい模様と
その変化の外に、前記筒体の外壁に表示されている物に
関連する物をも視覚的に把握できるようにすると共に、
筒体の外壁に表示されている物に関連する音及び芳香を
相乗的に楽しむことができるようにしたものである。
【0007】これらによって、本発明は、前述した従来
の問題点を解決したのである。
【0008】すなわち、この発明が提案する第一の万華
鏡は、万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示し、当該
表示された物に関連する音を発生する手段及び当該表示
された物に関連する芳香を発生する手段を、前記筒体に
設けたことを特徴とする万華鏡である。
【0009】また、この発明が提案する第二の万華鏡
は、万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示し、当該表
示された物に関連する物が表示されている透光板を前記
筒体に挿脱自在として、前記筒体の一端側から筒体内を
覗き見た際に前記透光板に表示されている物を見ること
のできる万華鏡において、前記筒体の外壁に表示された
物に関連する音を発生する手段及び前記筒体の外壁に表
示された物に関連する芳香を発生する手段を、前記筒体
に設けたことを特徴とする万華鏡である。
【0010】また、この発明が提案する第三の万華鏡
は、万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示し、当該表
示された物に関連する物が同心円状に所定間隔を開けて
複数表示されている透光板を前記筒体に回動可能に取り
付け、前記筒体の一端側から筒体内を覗き見た際に前記
透光板に表示されている物の中の一つを見ることのでき
る万華鏡において、前記筒体の外壁に表示された物に関
連する音を発生する手段及び前記筒体の外壁に表示され
た物に関連する芳香を発生する手段を、前記筒体に設け
たことを特徴とする万華鏡である。
【0011】前記において、万華鏡を構成する筒体の外
壁に表示する物は、動物、昆虫、植物、星座、人形、キ
ャラクターの中のいずれか一種または複数種としたもの
である。例えば、動物として、ウグイス、ヒバリ、猫な
どのように、その奇麗な、あるいは可愛らしい鳴き声
が、社会的によく知られている鳥類、獣類、昆虫として
コオロギなどのように、その奇麗な、あるいは可愛らし
い鳴き声が社会的によく知られている虫等、植物とし
て、梅、薔薇などのように、その良い香りが社会的によ
く知られている植物の全体、あるいは当該植物の花、
茎、葉の部分などがある。また、漫画やアニメーション
の主人公のように、その漫画やアニメーションのテーマ
ミュージックが子供達によく知られているキャラクター
や人形、星座や、風景など人間に安心感や安らぎを感じ
させる絵などがある。
【0012】前記のような動物、昆虫、植物、星座、人
形、キャラクターを万華鏡を構成する筒体の外壁に表示
し、当該表示された物に関連する音及び芳香を万華鏡か
ら発生させる。すなわち、前記筒体の外壁に表示された
動物、昆虫の鳴き声や星空に関係する音楽、キャラクタ
ーが登場する漫画、アニメーションの主題歌などを音と
して万華鏡から発生させたり、前記筒体の外壁に表示さ
れた植物が発する芳香や、人間に精神的な安定をもたら
す香り、人間の緊張感を緩和させる香りなどを万華鏡か
ら発生させるものである。
【0013】なお、万華鏡を構成する筒体の外壁に物を
表示する方法としては、筒体の外壁に物を描く、印刷す
る、物の写真を貼着する、物が表示されているシールを
貼り付ける等の他、物を付着する(例えばドライフラワ
ーなどを付着する)こともできる。
【0014】また、前記において、音を発生する手段
は、記憶素子に予め蓄積されている音を再生して発生す
る音再生手段又は電子オルゴールを採用することができ
る。記憶素子に予め蓄積されている音を再生して発生さ
せる音再生手段としては、再生させるべき音をデジタル
化して記憶しているメモリ(例えば、読みだし専用メモ
リ(ROM)、あるいは再生させるべき音を記憶してい
る磁気ボード、磁気テープを、音声再生回路、スピーカ
ー、電源(例えば、小型のボタン電池)と組み合わせ、
センサーによって振動、圧力、回転運動などの外部から
の刺激(信号)を関知して、あるいはスイッチ手段を通
じての入力(信号)に応じて、前記記憶していた音を再
生する従来公知の音再生手段を採用することができる。
このような従来公知の音再生手段において、再生すべき
音として鳥や動物の鳴き声、虫の鳴き声、星座や星空に
関連する音楽、漫画やアニメーションの主題歌などをメ
モリ、磁気ボード、磁気テープなどに記憶させておけば
よい。
【0015】また、芳香を発生する手段は、粒状、粉
状、ペースト状、あるいは固形状の芳香物又は芳香を発
生する物質を吸収あるいは吸着している吸着物からなる
芳香物とすることができる。粒状あるいは粉状の芳香剤
などからなる芳香物を用いる場合には、これらを通気性
の袋内に収容して万華鏡を構成する筒体内に装入するこ
とができる。また固形状の芳香物としては、固形状の香
料、芳香剤などを採用することができる。芳香を発生す
る物質を吸収あるいは吸着している吸着物からなる芳香
物としては、香料、精油、あるいは芳香油などを、吸着
物たるスポンジなどに吸収あるいは吸着させたものなど
が採用できる。
【0016】この発明は万華鏡を構成する筒体の外壁に
物を表示すると共に、前記表示されている物に関連する
芳香を発生する手段及び前記表示されている物が発する
音(例えば、動物の鳴き声)、前記表示されている物に
関連する音楽を発生する手段を、前記筒体に設けたもの
である。これによって、従来の万華鏡のように、変化す
る奇麗な模様を視覚的に楽しむのみならず、筒体の外壁
に表示されている物(植物)に関連する香り、筒体の外
壁に表示されている物(鳥、獣類、昆虫類)に関連する
音、動物・昆虫の鳴声などを楽しむことができる。
【0017】また、この発明によれば、万華鏡を構成す
る筒体の外壁に物を表示し、万華鏡を覗いて見て楽しむ
際に、従来見て取ることのできた様々な模様・色の変化
に加えて前記筒体の外壁に表示されている物に関連する
物をも見ることができ、更に、前述した音と、芳香をも
同時的に楽しむことができる。そこで、筒体の外壁に表
示されている物、万華鏡を覗き見た時に視覚的に把握す
ることのできる前記筒体の外壁に表示されている物に関
連する物、音、及び芳香の間に、一定の関連性を持た
せ、一定のテーマを万華鏡を見る人に与えることができ
る。例えば、筒体の外壁に星座を表示し、万華鏡を覗き
見た時に視覚的に把握することのできる前記筒体の外壁
に表示されている物に関連する物を当該星座の春、夏、
秋、冬の移り変わりとし、星空、夜空に欄連する落ち着
いた音楽を発生させ、見る者にリラックスを与える芳香
を発生させれば、星をテーマとした万華鏡を提供するこ
とができる。また、筒体の外壁に動物を表示し、万華鏡
を覗き見た時に視覚的に把握することのできる前記筒体
の外壁に表示されている物に関連する物を当該動物の成
長過程とし、当該成長過程ごとの当該動物の泣き声を発
生させ、当該動物の生息地を感じさせる植物の芳香を発
生させれば、動物をテーマとした万華鏡を提供すること
ができる。更に、筒体の外壁に漫画のキャラクターを表
示し、万華鏡を覗き見た時に視覚的に把握することので
きる前記筒体の外壁に表示されている物に関連する物を
当該キャラクターの一連の動作とし、当該キャラクター
が登場する漫画の主題歌を音として発生させれば、当該
キャラクターをテーマとした万華鏡を提供することがで
きる。
【0018】したがって、従来の万華鏡と比較して、増
強された趣向を楽しむことができ、リラクゼーション効
果を高め、アロマテラピー(芳香療法)としての効果も
楽しむことができる。
【0019】また、万華鏡を構成する筒体の外壁に表示
された物に付属してその物の名称を記載しておけば(第
1図、第4図、第7図)、その物の名称を知ることがで
き、同時にその物の鳴き声、あるいはその物が発する芳
香を合わせて知ることができるので、万華鏡に対する興
味を増大させる効果がある。また万華鏡を構成する筒体
の外観に装飾を施したので、本願発明の万華鏡は、装飾
物としても使用できる効果がある。
【0020】(発明を実施するための最良の形態) (実施例1) この発明の実施例を第1図、第2図、第3図に基づいて
説明する。
【0021】外壁1にばらの花2を印刷した紙製の円筒
体3内に、内側が鏡面となっている断面三角形の三角筒
4が嵌挿されている。前記三角筒4内は、長手方向の所
定位置において透明な仕切板6によって仕切られ、一
方、前記円筒体3及び三角筒4の一端開口部は半透明板
5で覆われている(第3図)。三角筒4の仕切板6と半
透明板5とで密封されている空間34内には、色ガラ
ス、色紙等の小片7が封入されている。
【0022】円筒体3の内壁と三角筒4の外壁との間隙
には、ばらの花の芳香を発するペースト状の芳香物8が
充填されている(第3図)。
【0023】円筒体3の半透明板5で覆われているのと
は反対側の端の開口には、中央に覗き孔31を有する塞
板9が、周縁部近傍の嵌合用突部13によって着脱可能
に嵌合されている。
【0024】覗き孔31と三角筒4の端部開口との間に
は、第3図図示のようにレンズ30が配設されている。
レンズ30は第3図図示のように、覗き孔31と三角筒
4の端部開口との間に配設する構成とせずに、三角筒4
の端部開口に取り付けたり、覗き孔31に嵌め込んでお
く構成とすることもできる。また、第3図図示のような
凸レンズを用いずに、平板な透明体、半透明体を用いる
ことも可能である。
【0025】塞板9には、更に、複数の細孔10、10
が設けられており、該複数の細孔10、10を介して芳
香物8からのばらの花の芳香が、万華鏡12の外に放出
(発散)される構成になっている。
【0026】塞板9が着脱可能に嵌合されている円筒体
3の端部側には、第3図図示のように蓋11が着脱可能
に被嵌されている。これによって、万華鏡を使用してい
ない際に、塞板9に設けた細孔10、10から円筒体3
内に収容している芳香物8の香りが漏洩しないようにし
ている。
【0027】以上のようにして構成した万華鏡12を使
用すべく蓋11を取り外すと、塞板9に設けられている
複数の細孔10、10を介して、円筒体3の外壁に表さ
れているばらの花の芳香がただよってくる。次いで、円
筒体3を回しながら、覗き孔31から円筒体3内を覗き
込むと、前記三角筒4の透明な仕切板6と半透明板5と
で密封されている空間34内に収容されている色ガラ
ス、色紙等の小片7は、円筒体3の回転によって、種々
の方向に移動し、これが三角筒4の内壁鏡面の作用によ
って種々、複雑な幾何学模様となって観て取るができ
る。このように万華鏡で美しい模様とその変化を楽しん
でいる間にも、円筒体3の外壁に表されているばらの花
の芳香が、万華鏡内から漂ってくるので、従来の万華鏡
に比較して増強された趣向を楽しむことができ、リラク
ゼーション効果を高め、アロマテラピー(芳香療法)と
しての効果も楽しむことができる。
【0028】前記においてペースト状の芳香物8を円筒
体3と三角筒4の間隙に充填したが、粉状あるいは粒状
の芳香物8を通気性を有する袋に入れて、塞板9の内側
に取付けることもできる。
【0029】また前記色ガラス、色紙等の小片の代わり
に彩色されている芳香物の小片を入れることもできる。
この場合には仕切板6に細孔を設ける必要がある。
【0030】要するに円筒体3内から香りを発生させる
ことが目的であるから、使用する芳香物の状態(粉状、
粒状、ペースト状、固形状)に限定はなく、また、それ
を円筒体3内のどこに収容するかにも限定はない。ただ
し、芳香を円筒体3内から外部に発生(発散)させるた
めの細孔を設ける位置は、万華鏡12を使用していない
場合には、芳香が発散することがないように、蓋11な
どによって、塞いでいる必要がある。そこで、細孔は、
被蓋手段によって覆うことのできる位置に設けなければ
ならない。
【0031】なお、覗き孔31付きの塞板9を着脱可能
としたので芳香物の効能がなくなった場合には適宜補充
し、又取りかえることができる。
【0032】前記においてばらの花2を円筒体3の外壁
1に表したが、外壁に表す物は、ラベンダー、桜その他
の芳香を発生する花、茎、葉その他各種植物とすること
ができ、それぞれに対応する芳香を発生する芳香物を円
筒体3内に収容すればよい。
【0033】(実施例2) この発明の第2の実施例を第4図、第5図、第6図に基
づいて説明する。
【0034】この実施例の万華鏡25は、円筒体3の外
壁1に表されている物がひばり15の絵である点、覗き
孔32付きの塞板21に芳香発散用の細孔が設けられて
おらず、芳香物に代えて光センサー22と接続された音
再生手段23が備えられており、蓋24は円筒体3内か
ら芳香が漏洩するのを防止する役割に代えて、光センサ
ー22を被覆する役割を果たすように構成されている点
が前記実施例1で説明した万華鏡12と異なる。他の部
分の基本的な構成は、前記実施例1で説明した万華鏡1
2の構成と同一である。第4図乃至第6図中、前記実施
例1で説明した万華鏡12と同一の作用、機能を果たす
部材には同一の符号を付してある。
【0035】なお、この実施例の万華鏡25では覗き孔
32に平板な透明体33が嵌め込まれているが、前記前
記実施例1の万華鏡12と同じく、覗き孔32と三角筒
4の端部開口との間に、凸レンズを配設する構成とする
ことも可能であるし、前記平板な透明体33に代えて平
板な半透明体あるいは凸レンズを覗き孔32に嵌め込む
構成にすることもできる。
【0036】音再生手段23は、従来公知のものであっ
て、この実施例の場合、円筒体3の外壁1に表されてい
るひばりの鳴き声を再生させるべく、ひばりの鳴き声を
デジタル化して記憶しているメモリ、音声再生回路、ス
ピーカー、小型の電池と組み合わせて構成されている。
この音再生手段23には光センサー22が接続されてお
り、万華鏡25を使用すべく蓋24を外すと、光センサ
ー22が光を関知して音再生手段23を作動状態にす
る。これによって音再生手段23のメモリに記憶されて
いたひばりの鳴き声が円筒体3内から発生されてくる。
【0037】ここで、円筒体3を回しつつ、覗き孔32
から円筒体3内を覗き込むと、三角筒4の透明の仕切板
6と半透明板5とで密封されている空間34内に収容さ
れている色ガラス、色紙等の小片7は、円筒体3の回転
によって、種々の方向に移動し、これが三角筒4の内壁
鏡面の作用によって種々、複雑な幾何学模様となって観
て取るができる。このように万華鏡で美しい模様とその
変化を楽しんでいる間にも、円筒体3内から、円筒体3
の外壁に表されているひばりの鳴き声が聞こえて来るの
で、従来の万華鏡に比較して増強された趣向を楽しむこ
とができ、またリラクゼーション効果を高めることがで
きる。
【0038】前記においては、光センサー22を用いて
音再生手段23を作動させる構成としたが、これに代え
て、圧力、振動などを関知する各種のセンサーを用いる
構成としたり、円筒体3の外部に入力切り替えスイッチ
を備えておいて、これによって音再生手段23の作動、
停止を制御する構成にすることもできる。
【0039】この実施例においては、円筒体3の外壁1
に表す物をひばりとしたが、仏法僧、カナリヤ、その他
鳥類のみならず獣類、昆虫類を表すこともでき、それぞ
れ表している物の鳴き声を、万華鏡25使用時に、音声
再生手段23にて再生する構成とすればよい。
【0040】(実施例3) この発明の第3の実施例を第7図、第8図、第9図に基
づいて説明する。
【0041】この実施例の万華鏡39は、陶磁器製の円
筒体3を用い、その外壁1に梅の花27と鶯28の絵を
焼付けている。
【0042】円筒体3内に収容されているペースト状の
芳香物8から発生される梅の香りを塞板9に設けられて
いる細孔10を介して、円筒体3の外側に発生(発散)
させると共に、円筒体3内に設けられている電子オルゴ
ール37をスイッチ40の操作によって断接切り替え
し、記憶されているうぐいすの鳴き声を発生させるもの
である。
【0043】電子オルゴールとしては、従来公知のもの
を使用することができる。また、実施例2で用いた従来
公知の音声再生手段を用いることもできる。その他の基
本的な構成、作用、効果は実施例1、実施例2のものと
同一であるので、第7図乃至第9図中、実施例1と共通
する部材には、同一の番号を用いている。
【0044】この実施例の万華鏡39を使用すべく蓋1
1を取り外すと、塞板9に設けられている複数の細孔1
0、10を介して、円筒体3の外壁1に表されている梅
の花27の芳香が、円筒体3内の芳香物8から発生され
てただよってくる。そして、円筒体3の外側に設けられ
ているスイッチ40をオンすることによって電子オルゴ
ール37を作動させ、円筒体3の外壁1に表されている
鶯28の鳴き声を発生させることができる。次いで、円
筒体3を回しつつ、覗き孔31から円筒体3内を覗き込
むと、三角筒4の透明な仕切板6と半透明板5とで密封
されている空間34内に収容されている色ガラス、色紙
等の小片7は、円筒体3の回転によって、種々の方向に
移動し、これが三角筒4の内壁鏡面の作用によって種
々、複雑な幾何学模様となって観て取るができる。この
ように万華鏡で美しい模様とその変化を楽しんでいる間
にも、円筒体3の外壁に表されている梅の花の芳香がた
だよってくると共に、円筒体3の外壁に表されている鶯
の鳴き声を聞くことができるので、従来の万華鏡に比較
して一層、増強された趣向を楽しむことができ、またリ
ラクゼーション効果を高め、アロマテラピー(芳香療
法)としての効果も楽しむことができる。
【0045】この実施例では、梅の花と鶯を円筒体3の
外壁に表したが、この他の動物と植物、昆虫と植物の組
み合わせた絵を表示することも可能である。
【0046】(実施例4) この発明の第4の実施例を第10図乃至第17図に基づ
いて説明する。
【0047】この実施例で説明する万華鏡は、実施例1
の万華鏡の考え方と実施例2の万華鏡の考え方とを組み
合わせ、更に、円筒体3の外壁1に表示されている物に
関連する絵を覗き穴31から覗いた際に視覚的に把握で
きるように構成したものである。
【0048】この実施例の万華鏡においては、円筒体3
及び三角筒4に対して挿脱自在になっている透光板38
が組み合わされている点が、実施例1、実施例2の万華
鏡と大きく相違している。すなわち、三角筒4を仕切っ
ている透明な仕切板6の右側の位置で、透光板38が円
筒体3及び三角筒4に対して挿脱自在となっている(第
16図)。透光板38の中央部、すなわち透光板38に
おいて、透明な仕切板6及び凸レンズ30の位置に対応
する位置には、円筒体3の外壁1に表示されている物に
関連する絵が表示されている(第17図)。これによっ
て、円筒体3を回しながら、覗き孔31から円筒体3内
を覗き込むと、三角筒4の透明な仕切板6と半透明板5
とで密封されている空間34内に収容されている色ガラ
ス、色紙等の小片7は、円筒体3の回転によって、種々
の方向に移動し、これが三角筒4の内壁鏡面の作用によ
って種々、複雑な幾何学模様となって観て取るができる
だけでなく、この複雑な幾何学模様の変化を透光板38
の中央部に現されている絵と共に見て楽しむことができ
る。そして、このように万華鏡で美しい模様とその変化
を楽しんでいる間にも、万華鏡から発せられる音、芳香
を合わせて楽しむことができるものである。
【0049】ここで円筒体3の外壁1に星座35、36
を表示した場合(第10図)、透光板38の中央部にも
この外壁1に表示されている物に関連させて星座35を
表示しておけば(第17図)、万華鏡の外壁に表示され
ているのと同一の絵(星座35)の中で、色ガラス、色
紙等の小片7の移動によって現れる複雑な幾何学模様を
覗き見ることができる。
【0050】なお、この実施例の万華鏡では、第16図
図示のように、円筒体3の外壁1に表示されている物に
関連する音、香りを楽しむための構成が、実施例1、実
施例2の万華鏡と比較して、以下の点で相違している。
【0051】聴覚からも万華鏡を楽しむ、すなわち音を
楽しむことのできる構成が実施例2の構成と相違してい
る点は、円筒体3の外壁1に透孔44が穿設されてい
て、音発生手段23に接続されている光センサー22
は、円筒体3の内側において、この透孔44から差し込
んできた光を関知する構成になっている点である。
【0052】臭覚からも万華鏡を楽しむ、すなわち香り
を楽しむことのできる構成が実施例1の構成と相違して
いる点は、芳香剤19を封入した通気性の芳香剤ケース
42が塞板18の内側空間内に収容されており、塞板1
8には芳香発散用の細孔は設けられておらず、円筒体3
の外壁1に透孔45が穿設されていて、この透孔45を
介して万華鏡の外側への芳香の発散が行われる点であ
る。
【0053】前記透光板38は、円筒体3の外壁1に表
示する物の数だけ準備しておき、円筒体3の外壁1に表
示されている物に関連する絵と共に、色ガラス、色紙等
の小片7の移動によって現れる複雑な幾何学模様を覗き
見るようにすることができる。また、音発生手段23も
円筒体3の外壁1に表示する物の数だけ準備しておき、
音発生手段23を取り替えて、円筒体3の外壁1に表示
されている物に関連する音が万華鏡から発せられるよう
にすることができる。更に、芳香剤19も円筒体3の外
壁1に表示する物の数だけ準備しておき、芳香剤19を
取り替えて、円筒体3の外壁1に表示されている物に関
連する芳香が万華鏡から発せられるようにすることがで
きる。
【0054】円筒体3の外壁1に表示するものとして
は、第10図のような星座35、36の他に、桜花46
(第11図)、鳥類47(第12図)、犬48や猫49
(第13図)、キャラクター50(第14図)などがあ
る。
【0055】透光板38に表示する前記円筒体3の外壁
1に表示されている物に関連する物とは、円筒体3の外
壁1に表示されている物と同一の物の絵の他、以下のよ
うな物がある。例えば、複数の透光板38を準備し、円
筒体3の外壁1に星座が表示されている場合に、透光板
38のそれぞれに星座の季節ごとの移り変わりを現す絵
を表示する。円筒体3の外壁1に植物、動物、昆虫など
が表示されている場合に、透光板38のそれぞれに植物
等の成長過程を現す絵を表示する。円筒体3の外壁1に
キャラクターが表示されている場合に、透光板38のそ
れぞれにキャラクターの一連の動作や、物語性を持った
キャラクターの動作の絵を表示する、などである。
【0056】また、透光板38としては、透明又は半透
明の合成樹脂板を用いることができる。透光板38への
物の表示方法としては、直接印刷したり、描く方法の
他、物が印刷等されている透明のシールを張り付けるな
どの方法を採用することができる。
【0057】この実施例で説明した万華鏡を使用する時
には、円筒体3の外壁1に表示されている物に関連する
絵が中央部に表示されている透光板38を、その摘み部
41を持って円筒体3及び三角筒4内に挿入する(第1
6図)。その後、蓋24を外して、円筒体3を回転させ
ると共に、覗孔31から覗けば、例えばシシ座35を背
景として、色ガラス、色紙等の小片7の移動によって現
れる複雑な幾何学模様を見ることができる。また、鳥4
7を円筒体3の外壁1に表示した場合には、その中央部
に同じく鳥の絵が表示されている透光板38を円筒体3
及び三角筒4内に挿入し、小孔44を介して光センサー
22に光を当てることにより音再生手段23を作動させ
て、前記表示されている鳥の鳴声を発生させる。更に、
花46が円筒体3の外壁1に表示されている場合には、
その中央部に同じく花の絵が表示されている透光板38
を円筒体3及び三角筒4内に挿入し、前記表示されてい
る花の芳香を発する芳香剤19を用い、透孔45からそ
の芳香を発散させる。
【0058】この実施例では、円筒体3及び三角筒4に
対して挿脱自在に構成されている透光板38と音発生手
段及び芳香発生手段とを併用したが、透光板38のみを
採用する構成、透光板38と音発生手段のみを採用する
構成、透光板38と芳香発生手段のみを採用する構成の
いずれにも変更可能である。
【0059】また、この実施例においては、透光板38
を三角筒4を仕切っている透明な仕切板6の右側の位置
で、円筒体3及び三角筒4に対して挿脱自在としたが
(第16図)、透光板38を円筒体3及び三角筒4に対
して挿脱自在とする位置はここに限られない。すなわ
ち、第16図において、透明な仕切板6の左側の位置、
透明な仕切板6と三角筒4の右端開口との間の適当な位
置などで挿脱することができる。
【0060】(実施例5) 次にこの発明の第5の実施例を第18図、第19図に基
づいて説明する。
【0061】実施例4の万華鏡においては覗き孔31か
ら覗いた時に、空間部34内に収容されている色ガラ
ス、色紙等の小片7の移動が三角筒4の内壁鏡面の働き
で複雑な幾何学模様となって現れるのを、円筒体3の外
壁1に表示されている物に関連する絵と共に見て取れる
ようにするために、複数枚の透光板38を用い、この中
から中央部に円筒体3の外壁1に表示されている物に関
連する絵が表示されている透光板38を選択し、これを
円筒体3及び三角筒4に対して挿脱する構成を採用して
いた。
【0062】この実施例の万華鏡は、同心円状に所定間
隔を開けて複数の物が表示されている1枚の透光板51
(第19図)を用い、当該透光板51を円筒体3及び三
角筒4の中心軸に対して回動可能に取り付けることによ
って、万華鏡を覗き見て空間部34内に収容されている
色ガラス、色紙等の小片7の移動が三角筒4の内壁鏡面
の働きで複雑な幾何学模様となって現れるのを、円筒体
3の外壁1に表示されている物に関連する絵と共に見て
取れるようにしたものである。
【0063】第18図図示のように、円筒体3の左端開
口に大径の蓋体53を嵌装する。蓋体53は中央部に回
転軸20を有しており、回転軸20には透光板51が回
動可能に取り付けられていると共に、回転軸20の先端
側に反射鏡58が取り付けられている。
【0064】前記蓋体53は透孔54を有しており、円
筒体3内側の当該透孔54と水平方向に対向する位置に
は、反射鏡57が取り付けられている(第18図)。ま
た、透光板51において前記蓋体53の透孔54と水平
方向に対向する位置には、同心円状に所定間隔をおいて
複数の絵35、46、47、48、49、50が表示さ
れている(第19図)。
【0065】また、三角筒4の一側壁には透孔14が設
けられており、前記反射鏡57の設置位置及びその設置
角度、透孔14の設置位置及びその大きさは、覗き孔3
1を介して第18図中、右側から万華鏡を覗いた時に、
蓋体53の透孔54に嵌め込まれている透明板55を介
して矢示56のように左側から入射する光を反射鏡5
7、透孔14、透明な仕切り板6、反射鏡58、透明な
仕切り板6、凸レンズ30を介して視覚によって把握す
ることができ、これによって透孔板51に表示されてい
る絵35等を、矢示56のように万華鏡に入射する光と
反射鏡57、反射鏡58での反射によって、覗き孔31
から見て取れるように調整されている。すなわち、透明
板55を介して矢示56のように入射する光によって、
透孔板51に表示されている絵35等が反射鏡57上に
投影される。この映像が、反射鏡58に反射して覗き孔
31から見て取れるように反射鏡57の設置位置及びそ
の設置角度、透孔14の設置位置及びその大きさが調整
されている。
【0066】透光板51の周縁52は、第18図図示の
ように蓋体53の一側部において外部に露出されてお
り、この露出している周縁52を円周方向に回転させる
ことによって、透光板51を回転軸20の周囲で回転さ
せ、透光板51に表示されている複数の絵の中から希望
する絵を覗き見るようにすることができる。
【0067】反射鏡58と透明な仕切り板6とで画され
ている空間部34内に、色ガラス、色紙等の小片7が収
容されているのは、前記実施例1乃至実施例4と同一で
ある。
【0068】この実施例の万華鏡を使用するときは以下
のように行う。蓋11を取り外し、覗き孔31から覗
く。この時、透光板51に表示されている星座35が蓋
体53の透光54に嵌め込まれている透明板55に対向
する位置にあるならば、星座35を見て取ることができ
る。そこで、蓋体53の一側部において外部に露出され
ている透光板51の周縁52を円周方向に回転させ、希
望する絵、例えば、鳥47が見えるようにする。つい
で、円筒体3を回転させると、前記鳥47の絵を背景と
して、空間部34内に収容されている色ガラス、色紙等
の小片7が種々の方向に移動し、これが三角筒4の内壁
鏡面の作用によって種々、複雑な幾何学的模様となって
現れるのを見て取ることができる。
【0069】そこで、円筒体3の外壁1に物を表示する
のを、前記物が表示されていて張り付け及び引き剥がし
可能なシールを用いて行い、当該シールを取り替えて円
筒体3の外壁1に表示する物を変更させ、透光板51を
回転させて前記円筒体3の外壁1に表示されている物に
関連する物を選択して楽しむことができる。
【0070】また、例えば、漫画のキャラクターを円筒
体3の外壁1に表示している場合に、第19図のように
同心円状に透光板51に表示する絵を、当該キャラクタ
ーが連続的に動いている絵にしておき、透光板51を6
0度ずつ回転させて、当該キャラクターの連続した動作
を楽しむこともできる。
【0071】あるいは、星座を円筒体3の外壁1に表示
している場合に、第19図のように同心円状に透光板5
1に表示する物を、春、夏、秋、冬の季節ごとに観察さ
れる星座にしておけば、透光板51を回転させて、星座
の移り変わりを楽しむこともできる。
【0072】この実施例で説明した万華鏡において、実
施例1で説明したように円筒体3に芳香を発生する手段
を設けること、実施例2で説明したように円筒体3に音
を発生する手段を設けること、実施例3で説明したよう
に円筒体3に芳香を発生する手段及び音を発生する手段
を設けることが可能である。この実施例で説明した万華
鏡に、前記実施例1乃至3で説明した手段を採用すれ
ば、より趣向を高めることができる。
【0073】以上説明した実施例1〜実施例5において
は、内側が鏡面となっている3枚の板部材を用いて断面
三角形の多角筒(三角筒4)を構成し、これを万華鏡の
円筒体内に嵌装しているが、内面が鏡面となっている板
部材を4枚以上用い、種々の多角形からなる内側鏡面の
多角筒体を形成し、これを円筒体内に嵌装して万華鏡を
構成することもできる。
【0074】また、このような内側鏡面の多角筒体を収
容するのを、前記実施例1〜実施例5のように、円筒体
に限定する必要はなく、各筒体内に収容する構成として
も、本発明の作用、効果に相違はない。
【0075】更に、前記内側鏡面の多角筒体そのものを
万花鏡を構成する筒体とし、この内側鏡面の多角筒体の
外壁に動物、昆虫、植物、星座、人形、キャラクターの
いずれか一種または複数種を表示する構成としても本発
明の作用、効果に相違はない。ただし、この場合には、
芳香を発生する手段、音を発生する手段を、内側鏡面の
多角筒体の外側に配備しなければならない。
【0076】更に、本発明においては、音を発生する手
段といて、実施例で説明した従来公知の音再生手段、電
子オルゴールを採用しているが、これらに限られるもの
ではない。すなわち、万花鏡の円筒体外壁に表示した動
物、昆虫の鳴き声、あるいは音楽などの音を、万花鏡使
用時に再生できる従来公知の手段はすべて採用すること
ができる。 [図面の簡単な説明]
【図1】第1図は、この発明の第1の好ましい実施例を
表す正面図である。
【図2】第2図は、第1図中、A−A線断面図である。
【図3】第3図は、第1図中、B−B線断面図である。
【図4】第4図は、この発明の第2の好ましい実施例を
表す正面図である。
【図5】第5図は、第4図中、C−C線断面図である。
【図6】第6図は、第4図中、D−D線断面図である。
【図7】第7図は、この発明の第3の好ましい実施例を
表す正面図である。
【図8】第8図は、第7図中、E−E線断面図である。
【図9】第9図は、第7図中、F−F線断面図である。
【図10】第10図は、この発明の第4の好ましい実施
例で円筒体の外壁に星座を表示した万華鏡の正面図であ
る。
【図11】第11図は、この発明の第4の好ましい実施
例で円筒体の外壁に花を表示した万華鏡の正面図であ
る。
【図12】第12図は、この発明の第4の好ましい実施
例で円筒体の外壁に鳥を表示した万華鏡の正面図であ
る。
【図13】第13図は、この発明の第4の好ましい実施
例で円筒体の外壁に犬と猫を表示した万華鏡の正面図で
ある。
【図14】第14図は、この発明の第4の好ましい実施
例で円筒体の外壁にキャラクターを表示した万華鏡の正
面図である。
【図15】第15図(a)は、第10図中、G−G線断
面図である。第15図(b)は、第10図中、H−H線
断面図である。
【図16】第16図は、第10図中、I−I線断面図で
ある。
【図17】第17図は、第10図の実施例における透光
板の側面図である。
【図18】第18図は、この発明の第5の好ましい実施
例を現す断面図であって、第4の実施例における第16
図に対応する断面を現す図である。
【図19】第19図は、第5の実施例における透光板の
側面図である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示
    し、当該表示された物に関連する音を発生する手段及び
    当該表示された物に関連する芳香を発生する手段を、前
    記筒体に設けたことを特徴とする万華鏡。
  2. 【請求項2】 万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示
    し、当該表示された物に関連する物が表示されている透
    光板を前記筒体に挿脱自在として、前記筒体の一端側か
    ら筒体内を覗き見た際に前記透光板に表示されている物
    を見ることができるようにすると共に、前記筒体の外壁
    に表示された物に関連する音を発生する手段及び前記筒
    体の外壁に表示された物に関連する芳香を発生する手段
    を、前記筒体に設けたことを特徴とする万華鏡。
  3. 【請求項3】 万華鏡を構成する筒体の外壁に物を表示
    し、当該表示された物に関連する物が同心円状に所定間
    隔を開けて複数表示されている透光板を前記筒体に回動
    可能に取り付け、前記筒体の一端側から筒体内を覗き見
    た際に前記透光板に表示されている物の中の一つを見る
    ことができるようにすると共に、前記筒体の外壁に表示
    された物に関連する音を発生する手段及び前記筒体の外
    壁に表示された物に関連する芳香を発生する手段を、前
    記筒体に設けたことを特徴とする万華鏡。
  4. 【請求項4】 万華鏡を構成する筒体の外壁に表示する
    物は、動物、昆虫、植物、星座、人形、キャラクターの
    中のいずれか一種または複数種としたことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の万華鏡。
  5. 【請求項5】 音を発生する手段は、記憶素子に予め蓄
    積されている音を再生して発生する音再生手段又は電子
    オルゴールとしたことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか一項に記載の万華鏡。
  6. 【請求項6】 芳香を発生する手段は、粒状、粉状、ペ
    ースト状、あるいは固形状の芳香物又は芳香を発生する
    物質を吸収あるいは吸着している吸着物からなる芳香物
    としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
    に記載の万華鏡。
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