JP3376521B2 - 多層壁の井桁組構造物の構築方法とその構造物 - Google Patents
多層壁の井桁組構造物の構築方法とその構造物Info
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Description
スのような強固な構造物を一人で簡単に作ることができ
るようにした多層壁の井桁組構造物とその構築方法に関
するものである。
示すようにその両端部に切り欠きを設けた丸太乃至角材
を井桁状に積み上げて壁を構築することが行われてい
た。
固な壁を構築するには、太くて丈夫な非常に重い木材を
使う必要があり、したがってこれを高く持ち上げて井桁
状に積み上げるには大変な労力を要し、一人で行うには
困難と危険を伴うため、数人の人力若しくはクレーン等
の機械力を必要とした。
や風の侵入を防ぐため、図2に示すようにコーキング処
理(ハ)して隙間を埋めたり、上下材の接合面に係合溝
(ニ)を設けて上下材の密着性を向上させる必要があ
り、またダボや通しボルトを設け、上下材を結合して安
定性を向上させる必要があった。
ハウスのような強固な構造物を一人で構築できる方法を
提供することにある。
性、構造的安定性を向上させた構造物の構築方法を提供
することにある。
情に鑑み、基本材を複数枚重ね合わせて両端部上下に嵌
合部を有する多層壁材を形成し、該多層壁材の嵌合部同
士を順次交差状に嵌め合わせて環状の第一積層面を形成
し、該第一積層面上に同様にして環状の第二積層面を形
成するようにして順次壁面を積層して形成する多層壁の
偶数壁面の井桁組構造物の構築方法において、その両端
部に同一方向にその高さの2分の1の深さと上記交差す
る多層壁材の嵌合部の厚みに相当する幅を有する溝を形
成した第一基本材の複数枚を、上記溝を相互に反対方向
に向け、且つその高さ方向に相互に2分の1ずらせて重
ね合わせて形成された両端部上下に嵌合部を有し、且つ
上下何れかの端面に係合部を、他の端面に係止部を有す
る第一多層壁材によって壁面を構成する多層壁の井桁組
構造物の構築方法を提案するものである。
ね合わせて両端部上下に嵌合部を有する多層壁材を形成
し、該多層壁材の嵌合部同士を順次交差状に嵌め合わせ
て環状の第一積層面を形成し、該第一積層面上に同様に
して環状の第二積層面を形成するようにして順次壁面を
積層して形成する多層壁の井桁組構造物の構築方法にお
いて、その両端部に同一方向にその高さの2分の1の深
さと上記交差する多層壁材の嵌合部の厚みに相当する幅
を有する溝を形成した第一基本材の複数枚を、上記溝を
相互に反対方向に向け、且つその高さ方向に相互に2分
の1ずらせて重ね合わせて形成された両端部上下に嵌合
部を有し、且つ上下何れかの端面に係合部を、他の端面
に係止部を有する第一多層壁材と、その両端部に反対方
向にその高さの2分の1の深さと上記交差する多層壁材
の嵌合部の厚みに相当する幅を有する溝を形成した第二
基本材の複数枚を、上記溝を相互に反対方向に向け、且
つその高さ方向に相互に2分の1ずらせて重ね合わせて
形成された一方の端部に上下に嵌合部を有し、他方の端
部に結合穴を形成し、且つ上下何れかの端面に係合部
を、他の端面に係止部を有する第二多層壁材によって壁
面を構成する多層壁の井桁組構造物の構築方法を提案す
るものである。
上げてログハウスなどの井桁組構造物の壁を形成してい
たが、本願発明では軽くて薄く、且つ単純な形状の基本
材を所定枚数重ね合わせた第一、第二多層壁材を、壁面
上で基本材を一本ずつ重ね合わせることにより形成する
ことが可能となり、相互にずれ合さった外壁内壁からな
る多層壁とすることで、ログハウスなどの井桁組構造物
の壁を簡単でしかも安全に構築することができるように
するものである。
壁の井桁組構造物の構築方法としては、第一多層壁材の
嵌合部同士を順次交差状に嵌め合わせて上下何れかの端
面に係合部乃至係止部を、他の端面には係止部乃至係合
部を有する環状の第一積層面を形成し、更に同様にして
第一多層壁材の嵌合部同士を順次交差状に嵌め合わせて
下端面に上記第一積層面の上端面に形成した係止部乃至
係合部に係合する係合部乃至係止部を有し、且つ上端面
に係止部乃至係合部を有する環状の第二積層面を形成す
るようにして順次壁面を積層して形成する方法を挙げる
ことができる。
のみで井桁組構造物を構築すると、偶数壁面の井桁組構
造物を構築することができるが、奇数壁面の井桁組構造
物を構築しようとすると、第一多層壁材の嵌合部同士を
順次交差状に嵌め合わせていくと、その両端部で第一多
層壁材同士の嵌合部の高さが同一となり、嵌め合わせる
ことが不可能であったが、本願第2発明のように第一多
層壁材から構成される壁面と第二多層壁材から構成され
る壁面を組合せることにより、偶数壁面の井桁組構造物
の他に奇数壁面の井桁組構造物を構築することができ
る。
井桁組構造物の構築方法としては、第一多層壁材乃至第
二多層壁材の嵌合部を結合穴で結合し、他の嵌合部同士
を嵌め合わせて上下何れかの端面に係合部乃至係止部
を、他の端面には係止部乃至係合部を有する環状の第一
積層面を形成し、更に同様にして第一多層壁材乃至第二
多層壁材の嵌合部を結合穴で結合し、他の嵌合部同士を
嵌め合わせて下端面に上記第一積層面の上端面に形成し
た係止部乃至係合部に係合する係合部乃至係止部を有
し、且つ上端面に係止部乃至係合部を有する環状の第二
積層面を形成するようにして順次壁面を積層して形成す
る方法を挙げることができる。
交差部は溝により、基本材同士が上下左右にロックしな
がら固定し、更に溝に嵌め合された複数の基本材同士が
摩擦により強く締結され、しかも多層壁材によって構成
される外壁内壁各層が相互にずれ合さった状態で積み上
げられるため、基本材一本一本は軽くて薄い板状体であ
っても、強固で、安定し、且つ気密性に優れた井桁組構
造物を構築することができる。
を詳細に説明すると、図3において1は高さc、厚さd
の任意の長さの方材からなる第一基本材、2は第一基本
材1の両端多層壁材交差部に同一方向に形成した深さa
と幅bの溝、図4は第一基本材1の複数枚を溝2を相互に
反対方向に向け、且つ高さ方向に相互に2分の1ずらせて
重ね合わせて両端部上下に厚みをeとする嵌合部5を有
する第一多層壁材の構成図で、図5は第一基本材1を2枚
重ね合わせてその第一2層壁材3を構成した例(イ)と
その断面(ロ)であり、図6は第一基本材1を3枚重ね合
わせてその第一3層壁材4を構成した例(イ)とその断
面図(ロ)であり、それぞれ第一基本材1がずれ合され
ることにより上下何れかの端面に係止部8を、他の端面
には係合部9を形成する。
一基本材1の高さの2分の1、即ち1/2cとし、溝2
の幅bは交差する多層壁材の嵌合部の厚みeに等しく
し、交差する多層壁材の交差角度に合せて設ける。
組構造物の構築方法を説明すると、図8において先ず、
壁面最下部に第一基本材1とスターター6を組合せて第一
積層面10下端面に形成する係合部8乃至係止部9に係合
する土台を設けて矩形状の基礎7上に設置するが、ここ
でスターター6の高さは第一基本材1の高さcの1/2
とし、厚さは上に積み上げる第一基本材1の厚さと等し
くし、更に基礎7に接するスターター6及び基本材は必
要に応じてアンカーボルト、L字金物等で基礎7に固定し
てもよい。
材1を2枚重ね合わせて構成した第一2層壁材3を用いた
構築例であり、第一基本材1とスターター6により形成さ
れた嵌合部と係止部を有する土台上に第一2層壁材3の嵌
合部5同士を順次交差状に嵌め合わせて下端面に係合部
8を、上端面には係止部9を有する環状の第一積層面10
を形成して土台に係合させ、更に同様にして第一2層壁
材3の嵌合部5同士を順次交差状に嵌め合わせ、下端面
に第一積層面10の上端面に形成した係止部9に係合する
係合部8を有し、且つ上端面に係止部9を有する環状の
第二積層面11を形成するようにして順次壁面を積層して
形成する。
基本材1を3枚重ね合わせて構成した第一3層壁材4を用
いた構築例であり、前述と同様に第一3層壁材4の嵌合
部5同士を順次交差状に嵌め合わせ下端面に係合部8を
上端面に係止部9を有する環状の第一積層面10を形成
し、更に同様にして第二積層面11を形成し順次壁面を積
層して形成する。
の第一3層壁材4の交差部Hを下方より見上げた図であ
り、この図によって示されるように下端面に係合部8と
下方に開口した嵌合部5を有し、これにより下層壁面と
係合し嵌め合わせるものである。
一基本材1を嵌合させながら第一多層壁材を形成するも
のであるが、第一多層壁材は予め所定枚数の第一基本材
1を重ね合わせて接着剤等で一体化したものを使用して
もよい。
8を、上端面には係止部9を有する第一積層面10、第二
積層面11を形成するようにして順次壁面を積層形成する
例について説明したが、下端面に係止部9を、上端面に
係合部8を有する第一積層面、第二積層面を形成するよ
うにして順次壁面を積層形成してもよい。
壁材4を使用した構築例であるが、四角形の各壁面を
A、B、C、Dとすると、壁面AとCの第一3層壁材4を溝2の
向き、第一基本材1の並びとも壁面B、Dの逆相としたも
のであり、土台の形状を変え、どの壁面を逆相としても
同様の構造的特徴をもった多層壁の井桁組構造物として
組み立てることができる。
構造物の構築方法について説明したが、その他の偶数壁
面の井桁組構造物についても、同様な第一多層壁材を用
いて構築することができるが、この場合は交差する第一
多層壁材の角度に応じて溝2の角度を調整する必要があ
る。
構築例を示すものであるが、この実施例では6枚の第一3
層壁材4の嵌合部同士を順次嵌め合わせて第一積層面10
を形成し、同様にして第一積層面10上に第二積層面11を
形成するようにして順次壁面を積層形成する。
明を説明すると、図20において、12は高さc、厚さdの
任意の長さの方材からなる第二基本材、13は第二基本材
12の両端多層壁材交差部に反対方向に形成した深さaと
幅bの溝、図21は第二基本材12の複数枚を溝13を相互に
反対方向に向け、且つその高さ方向に相互に2分の1ずら
せて重ね合せて、一方の端部の上下に厚みをeとする嵌
合部5を有し、他の端部に結合穴14を形成する第二多層
壁材の構成図で、図22は第二基本材12を2枚重ね合わせ
て、その第二2層壁材15を構成した例(イ)とその断面
図(ロ)であり、図23は第二基本材12を3枚重ね合わせ
てその第二3層壁材16を構成した例(イ)とその断面図
(ロ)であり、それぞれ第二基本材12がずれ合さること
により上下何れかの端面に係合部8を、他の端面には係
止部9を形成する。
せる手順を第二3層壁材16の例によって説明すれば、先
ず第二3層壁材16を構成する2枚の第二基本材12の結合穴
14形成部に交差する多層壁材の嵌合部5を嵌め合わせた
後、上部より残り1枚の第二基本材12を嵌め込み、結合
穴14を閉じ結合させて第二3層壁材16を形成し、嵌合部
5と結合穴14を結合する。
た4壁面の井桁組構造物の構築例を説明すると、図25〜
図27は第一3層壁材4と第二3層壁材16を用いた構築例で
あり、四角形の各壁面をA、B、C、Dとすると、壁面AとC
で第一3層壁材4を、壁面BとDで第二3層壁材16を用いた
ものであり、なお土台設置方法は第一多層壁材を用いる
場合と同様の方法を用い、基本材の高さcの1/2のス
ターター6と基本材により構成する。
れた嵌合部と係止部を有する土台上の、壁面B、D上の第
二3層壁材16を構成する第二基本材12の結合穴14形成部
に、壁面C上の第一3層壁材4の両端の嵌合部5を嵌め合
わせた後、上部より第二基本材12を嵌め込み、結合穴14
を閉じて第二3層壁材16を形成させて、嵌合部5を結合穴
14で結合し、更に残る嵌合部5と壁面A上の第一3層壁材
4の両端の嵌合部5を嵌め合わせて、下端面に係合部8を
上端面に係止部9を有する環状の第一積層面10を形成
し、更に同様にして壁面C上の第一3層壁材4の両端の嵌
合部5に壁面B、D上の第二3層壁材16の結合穴14を結
合させ残る嵌合部5と壁面A上の第一3層壁材4の両端の
嵌合部5同士を嵌め合わせて、下端面に第一積層面10の
上端面に形成した係止部9に係合する係合部8を有し、
且つ上端面に係止部9を有する環状の第二積層面11を形
成するようにして順次壁面を積層して形成する。
15を用いた構築例であり、四角形の各壁面をA、B、C、D
とすると、壁面AとDで第一2層壁材3を、壁面B、Cで第
二2層壁材15を用いたものである。
合部5を壁面C上の第二2層壁材15の結合穴14で結合し、
その第二2層壁材15の残る嵌合部5を壁面B上の第二2層
壁材15の結合穴14で結合して、更に残る嵌合部5同士を
壁面A上の第一2層壁材3の両端の嵌合部5に嵌め合わせ
環状の第一積層面10を形成し、同様にして第一積層面10
上に第二積層面11を形成し、順次壁面を積層形成する。
材は予め所定枚数の第一基本材1を重ね合わせて接着剤
等で一体化したものを使用してもよいが、第二多層壁材
は壁面上で第二基本材12を係合して組み立てる必要があ
る。
組構造物の構築方法について説明したが、その他の偶数
壁面の井桁組構造物についても、同様な第一多層壁材と
第二多層壁材を使用して構築することができ、更に奇数
壁面の井桁組構造物についても、同様な第一多層壁材と
第二多層壁材を用いて構築することができるが、何れの
場合も交差嵌合される第一多層壁材と第二多層壁材の角
度に応じて溝2、溝13の角度を調整する必要がある。
築例を示すものであるが、三角形の各壁面をE、F、Gと
すると、壁面EとGで第一3層壁材4を、壁面Fを第二3層壁
材16を用いたものである。この実施例では先ず壁面Gの
第一3層壁材4の一方の嵌合部5を壁面Fの第二3層壁材16
の結合穴14で結合し、残りの嵌合部5同士を壁面Eの第
一3層壁材4の両端の嵌合部5と嵌め合わせ環状の第一積
層面10を形成し、同様にして第一積層面10上に第二積層
面11を形成するようにして順次壁面を積層形成する。
る場合には、図34に示すように断面コの字状の部材17な
どを用いて開口部を固定すればよい。
を設け壁組を完成させたものであり、壁組を終了する場
合にはスターター6と同じように、第一基本材1の高さ
cの2分の1の高さのエンド材18を用いて最終桁に第一基
本材と並べ合わせて、嵌合部5に嵌め込むようにすると
よい。
成された井桁組構造物には棟木19、垂木20、妻壁部21、
天井根太22からなる屋根構造体を取付けることができ
る。
挙すると、(1)壁の強度を損なうことなく第一基本
材、第二基本材の一本一本を薄く、且つ軽くすることが
できるので、したがって一人で簡単に持ち上げることが
でき、しかも高所に積み上げる場合でも安全であり、ク
レーン等の機械力を必要としない。
合部同士或は嵌合部と結合穴で上下左右に嵌め合され、
更に係合部、係止部により上下に深く重なり交差する壁
と噛合い固定された多層壁の井桁組構造物であるので、
ダボや通しボルトを用いなくても外力に対して構造的に
安定した構造物を構築することができる。
成される多層壁の一体構造であるため、外力を分散して
受け止めることができるため、壁を必要以上に厚くしな
くても構造的に強固に作ることができ、材料に無駄がな
く、省資源化を図ることができる。
壁と内壁の各層が相互にずれ会い、密着して重なり合う
ため、従来のログハウスなどの井桁組構造物のように、
上下材接合面の隙間をコーキングして埋めたり、密着の
ために係合溝を設けたり、凹凸の実加工を施す必要がな
い。
重、三重、四重と任意の厚さの多層壁の井桁組構造物を
作ることができ、したがって同一材料で使用目的や条件
に合った多様な構造物を作ることが可能である。
いれば、加工に要する手間は、壁交差部の溝のみでよ
く、基本材は壁の長さが各辺同じ正方形であれば、同一
形状とすることができ、長方形であれば対面する壁同士
は同一形状となり、加工するのも組み立てるのも簡単で
作業性がよく、組立に熟練や経験を必要とせず、誰にで
も組み立てることができる。
これまで強度上弱くて構造材として適さなかった板材や
広く市場に流通している2×4材などを利用できるた
め、コストが掛からず安価に構造物を構築することがで
きる。
ボ等を必要としないため、解体するのも再度組み立てる
のも容易である。
を満たすものであれば、プラスチック、セラミック、金
属、セメント板、木質ボード、ボール紙等多様な素材を
使用することができ、したがって多層壁の一部若しくは
全部に亙ってこれら性質の異なる素材の基本材を組合
せ、複合素材からなる多層壁材を形成し壁面を構築すれ
ば、多層壁の井桁組構造物の性能を向上させることがで
き、多層壁材の外壁と内壁の中間層に断熱性に優れた素
材からなる基本材を用いれば、断熱性に優れた多層壁の
井桁組構造物を作ることができる。
基本材とし、更に内壁層を木材を用いた基本材として多
層壁を作り、外壁面から突出する内壁層の木材部分を耐
火性を有する素材で覆えば、室内側の居住性を損なうこ
となく、防火性能を向上させることができる。
て、壁面の一体構造性を保持したまま、同様の方法を用
いて防水性、不朽性、耐候性などを向上させることがで
きる。
て、壁面が多層壁材で構成された四角形若しくは多角形
の井桁組の箱を作り、適宜形状の底板を固定し、或は底
板上にスターター若しくはスターターと基本材で構成さ
れた土台を固定し、これを起点として上述のように基本
材により多層壁の井桁組の箱を組立て、必要に応じて蓋
を設け、箱、容器、物入れ、コンテナ、パッケージ等を
作ることができる。
部は溝により、基本材同士が上下左右にロックしなが
ら、固定し、更に溝に嵌め合された複数の基本材同士が
摩擦により強く結合され、しかも多層壁材により構成さ
れた外壁内壁が相互にずれ合された状態で積み上げられ
るため、基本材一本一本は軽くて薄い板状体であって
も、強固で、安定し、且つ気密性に優れた井桁組構造物
を構築することができる。
て、(イ)は丸太の場合、(ロ)は角材の場合を示す。
あって、(ハ)はコーキング処理の場合、(ニ)は上下
材の接合面に係合溝を設けた場合を示す。
視図
は斜視図、(ロ)は断面図
は斜視図、(ロ)は断面図
差する多層壁材の嵌合部の厚みの関係を示す図
築する際の土台設置例を示す斜視図とその断面図
壁材3を用いた構築例における第一積層面の組立図
面の組立図
層壁材4を用いた構築例における第一積層面の壁組立図
面の組立図
における第一積層面の組立図
層面の組立図
斜視図
(イ)は斜視図、(ロ)は断面図
は斜視図、(ロ)は断面図
図
の井桁組構造物の構築例における第一積層面の組立図
層面の組立図
における第一積層面の組立図
面の組立図
層面の組立図
層面の組立図
固定例
けた状態を示す斜視図
Claims (6)
- 【請求項1】 基本材を複数枚重ね合わせて両端部上下に
嵌合部を有する多層壁材を形成し、該多層壁材の嵌合部
同士を順次交差状に嵌め合わせて環状の第一積層面を形
成し、該第一積層面上に同様にして環状の第二積層面を
形成するようにして順次壁面を積層して形成する多層壁
の偶数壁面の井桁組構造物の構築方法において、その両
端部に同一方向にその高さの2分の1の深さと上記交差
する多層壁材の嵌合部の厚みに相当する幅を有する溝を
形成した第一基本材の複数枚を、上記溝を相互に反対方
向に向け、且つその高さ方向に相互に2分の1ずらせて
重ね合わせて形成された両端部上下に嵌合部を有し、且
つ上下何れかの端面に係合部を他の端面に係止部を有す
る第一多層壁材によって壁面を構成することを特徴とす
る多層壁の井桁組構造物の構築方法。 - 【請求項2】 第一多層壁材の嵌合部同士を順次交差状
に嵌め合わせて上下何れかの端面に係合部乃至係止部
を、他の端面には係止部乃至係合部を有する環状の第一
積層面を形成し、更に同様にして第一多層壁材の嵌合部
同士を順次交差状に嵌め合わせて下端面に上記第一積層
面の上端面に形成した係止部乃至係合部に係合する係合
部乃至係止部を有し、且つ上端面に係止部乃至係合部を
有する環状の第二積層面を形成するようにして順次壁面
を積層して形成する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2により構築した多層壁の
井桁組構造物。 - 【請求項4】 基本材を複数枚重ね合わせて両端部上下
に嵌合部を有する多層壁材を形成し、該多層壁材の嵌合
部同士を順次交差状に嵌め合わせて環状の第一積層面を
形成し、該第一積層面上に同様にして環状の第二積層面
を形成するようにして順次壁面を積層して形成する多層
壁の井桁組構造物の構築方法において、その両端部に同
一方向にその高さの2分の1の深さと上記交差する多層
壁材の嵌合部の厚みに相当する幅を有する溝を形成した
第一基本材の複数枚を、上記溝を相互に反対方向に向
け、且つその高さ方向に相互に2分の1ずらせて重ね合
わせて形成された両端部上下に嵌合部を有し、且つ上下
何れかの端面に係合部を他の端面に係止部を有する第一
多層壁材と、その両端部に反対方向にその高さの2分の
1の深さと上記交差する多層壁材の嵌合部の厚みに相当
する幅を有する溝を形成した第二基本材の複数枚を、上
記溝を相互に反対方向に向け、且つその高さ方向に相互
に2分の1ずらせて重ね合わせて形成された一方の端部
に上下に嵌合部を有し、他方の端部に結合穴を形成し、
且つ上下何れかの端面に係合部を他の端面に係止部を有
する第二多層壁材とによって壁面を構成することを特徴
とする多層壁の井桁組構造物の構築方法。 - 【請求項5】 第一多層壁材乃至第二多層壁材の嵌合部
を結合穴で結合し他の嵌合部同士を嵌め合わせて上下何
れかの端面に係合部乃至係止部を、他の端面には係止部
乃至係合部を有する環状の第一積層面を形成し、更に同
様にして第一多層壁材乃至第二多層壁材の嵌合部を結合
穴で結合し他の嵌合部同士を嵌め合わせて下端面に上記
第一積層面の上端面に形成した係止部乃至係合部に係合
する係合部乃至係止部を有し、且つ上端面に係止部乃至
係合部を有する環状の第二積層面を形成するようにして
順次壁面を積層して形成する請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 請求項4又は5で構築した多層壁の井桁
組構造物 。
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JP2000-145718 | 2000-03-30 | ||
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