JP3376200B2 - 複反射鏡型パラボラアンテナ装置 - Google Patents

複反射鏡型パラボラアンテナ装置

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JP3376200B2 JP02627296A JP2627296A JP3376200B2 JP 3376200 B2 JP3376200 B2 JP 3376200B2 JP 02627296 A JP02627296 A JP 02627296A JP 2627296 A JP2627296 A JP 2627296A JP 3376200 B2 JP3376200 B2 JP 3376200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複反射鏡型のパラ
ボラアンテナ装置に係り、特に衛星放送や衛星通信受信
用の複反射鏡型パラボラアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の複反射鏡型パラボラアンテ
ナ装置の全体構成、図5はその一次放射器部分、図6は
一次放射器に主反射鏡からの反射波が入射する様子をそ
れぞれ示し、図7はその様子を拡大して示すものであ
る。これらの図に示すように、従来の複反射型パラボラ
アンテナ装置は、主反射鏡1と、主反射鏡1の焦点fの
近傍に置かれた副反射鏡2と、副反射鏡2の焦点f’の
近傍に開口するように置かれた給電手段としての円形導
波管フィーダ3とを備えている。通常、円形導波管フィ
ーダ3は主反射鏡1側に固定され、副反射鏡2は主反射
鏡1もしくは円形導波管フィーダ3に何らかの方法で固
定され(図4乃至図6ではフィドーム4を介して固
定)、円形導波管フィーダ3の先端開口部分と副反射鏡
2とで一次放射器を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複反射型パ
ラボラアンテナ装置の一次放射器は、以下の条件を満た
す必要がある。
【0004】(1) 副反射鏡を導波管フィーダに取り付
ける場合、副反射鏡は電磁波的に影響の少ない方法で導
波管フィーダに固定されていなければならない。
【0005】(2) 一般に屋外で使用されることの多い
パラボラアンテナ装置にあっては、一次放射器先端部は
防水構造でなければならない。
【0006】そこで、図4及び図5に示した従来の複反
射型パラボラアンテナ装置において、低誘電率の電磁波
を良く透過させる材料を一次放射器先端部のカバーであ
るフィドーム4に用いれば、上記条件(1),(2)をある程
度満足させることができる。しかし、実際にはフィドー
ム4を合成樹脂の成形品で構成するが、現実の合成樹脂
は大気(空気)中の誘電率よりも高い誘電率を持つた
め、フィドームが無い場合に比べて性質の違いが出てく
る。この種のパラボラアンテナ装置において、主反射鏡
より集めた電磁波をその焦点に精度良く集中させること
が特に重要であるが、フィドーム形状に何等の配慮がな
い図5の従来構造の場合、電磁波の通過経路に対して斜
めにフィドーム4の合成樹脂壁面が位置するようにな
り、電磁波はフィドーム4に対し入射時及び通過時に屈
折してしまい、図6及び図7の拡大図のように電磁波の
コースがずれ(図中点線はフィドームの無いときの電磁
波の進路、実線はフィドームによりずれた電磁波の進路
を示す)、その結果焦点がぼやけ感度が低下することに
なる。このような電磁波の屈折に起因するコースのずれ
はフィドーム4の合成樹脂壁の肉厚が厚くなる程、また
合成樹脂の誘電率が高くなる程顕著になる。
【0007】なお、実公昭60−22655号におい
て、副反射鏡を合成樹脂製カバーで主反射鏡に固定した
構造が提案されているが、この場合にも合成樹脂製カバ
ーを電磁波が通過する際に屈折による悪影響が発生す
る。
【0008】本発明は、上記の点に鑑み、一次放射器の
先端部分を覆うフィドームの形状を工夫することで、フ
ィドームの影響を最小限に抑え、フィドームの厚みをあ
る程度厚くしても性能があまり劣化しないので従来装置
に比較して感度の向上を図ると共に、耐久性を増して高
性能、堅牢な複反射鏡型パラボラアンテナ装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複反射鏡型パラボラアンテナ装置は、主反
射鏡と、該主反射鏡の焦点近傍に位置する副反射鏡と、
該副反射鏡の焦点近傍に先端部が位置する給電手段とを
有する構成において、前記副反射鏡を内蔵するとともに
前記給電手段の先端部を覆う非導電性フィドームの少な
くとも前記主反射鏡による反射波が通過する部分が、前
記主反射鏡の焦点を中心とした部分球殻状構造となって
いることを特徴としている。
【0011】そして、前記部分球殻状構造の内面である
部分球面の曲率半径が、前記副反射鏡の直径の略1/2
となっていることが望ましく、さらに前記主反射鏡の焦
点と前記副反射鏡の焦点との間の距離を前記副反射鏡の
直径の略1/2とすることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複反射鏡型パ
ラボラアンテナ装置の実施の形態を図面に従って説明す
る。
【0013】図1は本発明に係る実施の形態の複反射鏡
型パラボラアンテナ装置の全体構成、図2はその一次放
射器部分、図3は一次放射器に反射波が入射する様子を
それぞれ示す。これらの図に示すように、複反射型パラ
ボラアンテナ装置は、主反射鏡(パラボラ反射鏡)1
と、主反射鏡1の焦点fの近傍(焦点fよりも僅かに手
前側)に置かれた副反射鏡2と、副反射鏡2の焦点f’
の近傍に開口するように置かれた給電手段としての円形
導波管フィーダ3と、副反射鏡2を内蔵すると共に円形
導波管フィーダ3の先端開口部分を覆う非導電性フィド
ーム10とを備えている。
【0014】前記主反射鏡1は金属板を成型したり合成
樹脂等の表面をメタライズした凹面鏡であり、例えばカ
セグレンアンテナ装置とする場合には反射面が放物面と
なった放物面反射鏡である。前記副反射鏡2は金属板を
成型したり合成樹脂等の表面をメタライズした凸面鏡で
あり、例えばカセグレンアンテナ装置とする場合には反
射面が双曲面となった双曲面反射鏡である。
【0015】前記円形導波管フィーダ3は先端が開口し
ており、その先端部分は電磁波を送出あるいは受ける一
次ホーンを構成している。この円形導波管フィーダ3
は、主反射鏡1の中心部を貫通して副反射鏡2の焦点
f’に至るまで延長したセンターフィード構造であり、
円形導波管フィーダ3の開口3aよりも僅かに内側に焦
点f’が位置することが好ましい。なお、円形導波管フ
ィーダ3は主反射鏡1の背面側に固定されたベース部材
15に固定、支持されている。
【0016】図2及び図3に示すように、円形導波管フ
ィーダ3の先端部の一次ホーンと副反射鏡2とを有する
一次放射器部分を覆うカバーとして設けられた非導電性
フィドーム10は、耐候性に優れ、しかも低誘電率の電
磁波を良く透過させる合成樹脂で成形されたものであ
る。ここで、フィドーム10は、半球殻状構造の本体部
11と蓋体部12とを水密に組み合わせ接着等で一体化
したものである。
【0017】従来技術の説明で述べたように、フィドー
ム10を構成する合成樹脂は空気中の誘電率よりも大き
な誘電率を持つから、主反射鏡1で反射された反射波に
対するフィドーム10の影響を抑制するためには以下の
条件(a),(b)が望まれる。
【0018】(a) フィドーム10の合成樹脂壁の厚み
をできるだけ薄くする。
【0019】(b) フィドーム10による電磁波の屈折
の影響をできるだけ無くす。
【0020】前記条件(a)はフィドーム10の強度的、
構造的な問題があり、肉厚はあまり薄くすることができ
ず、フィドーム10を構成する合成樹脂壁の肉厚を具体
的には1mm以下にすることは難しい。
【0021】そこで、本発明者は条件(b)に着目し、フ
ィドーム10に対し入射する電磁波(主反射鏡1による
反射波)が常に垂直に入射するようにフィドーム10の
形状を工夫している。すなわち、フィドーム10の本体
部11を、主反射鏡1で反射された電磁波が全て垂直に
フィドーム壁面に入射するように、主反射鏡1の焦点f
を中心とする半球殻状構造としている。このようにする
ことで、図3の拡大図に示す如く、フィドーム11の本
体部11の反射波が通過する部分においては全て反射波
がフィドーム壁面に垂直に入射することになり、空気中
とフィドーム10の合成樹脂間の誘電率の差に起因する
屈折の影響を受けなくすることができる。なお、本体部
11の中心部は前記円形導波管フィーダ3の先端部外周
に嵌合、固着された円筒部11aとなっている。
【0022】前記フィドーム10がフィドーム本来の役
割を果たすためには、副反射鏡2と円形導波管フィーダ
3先端部とがフィドーム10の中に納まらなければなら
ない。このとき、フィドーム10が最もコンパクトにな
る寸法は、図2のように、本体部11が有する半球殻状
構造の内面である半球面の曲率半径Rが副反射鏡2の直
径(副反射鏡2の外周円の直径)Dの略1/2となって
いるときである。なお、副反射鏡2の外周円の中心と主
反射鏡1の焦点fの位置とは完全に一致していない場合
があり(図2では外周円の中心よりも後方位置に焦点f
が位置している)、前記曲率半径RがD/2に完全一致
するとは限らない。いずれにしても、主反射鏡1の中心
軸と副反射鏡2の中心軸とを一致させ、本体部11の内
面の半球面に前記副反射鏡2が内接するように(換言す
れば副反射鏡2に本体部11の内面の半球面が外接する
ように)設定すればよい。D/2に比較して必要以上に
大きな曲率半径Rの本体部を持つフィドームとすると、
主反射鏡1に対しフィドームの存在がブロッキングの原
因となるので好ましくない。
【0023】また、副反射鏡2の焦点f’の位置は円形
導波管フィーダ3の開口3a近傍であって、その開口よ
りも円形導波管フィーダ3の内部に僅かに入った位置が
好ましく、副反射鏡2から反射した電磁波が副反射鏡2
の焦点f’に集まる際に、フィドーム10の内壁面で遮
られることの無いようにする必要がある。このため、主
反射鏡1の焦点fと副反射鏡2の焦点f’との間の距離
Lを副反射鏡2の直径Dの略1/2としている(前記曲
率半径Rに略一致させている。)。このようにすれば、
焦点f’は本体部11内面の半球面の延長面上にほぼ位
置することになり、焦点f’を円形導波管フィーダ3の
開口近傍とするとともに副反射鏡2による反射波がフィ
ドーム内面で遮られないように設定できる。
【0024】この実施の形態による複反射鏡型パラボラ
アンテナ装置の全体的な動作を受信の場合で説明する。
【0025】放送衛星や通信衛星等からの到来電磁波
は、主反射鏡1でその焦点fに向けて反射されるが、フ
ィドーム10の主反射鏡1に対面する本体部11が焦点
fを中心とする半球殻状構造であるため、主反射鏡1に
よる反射波はフィドーム10の壁面に垂直に入射するた
め、屈折せずに焦点fに集束する向きに進行する。そし
て、副反射鏡2でその焦点f’に向けて反射され、円形
導波管フィーダ3の開口内に反射波が集束することにな
る。その際、本体部11が有する半球殻状構造内面の半
球面の曲率半径Rを副反射鏡2の直径(副反射鏡2の外
周円の直径)Dの略1/2に設定するとともに、主反射
鏡1の焦点fと副反射鏡2の焦点f’との間の距離Lを
前記直径Dの略1/2とすることで、フィドーム10に
起因する主反射鏡1に対するブロッキングを最小限と
し、かつ副反射鏡2による反射波がフィドーム10内面
で遮られることなく円形導波管フィーダ3の開口3aに
到達するようにできる。
【0026】なお、フィドーム10の材質としては、フ
ッ素樹脂(テフロン)、アクリル、ポリカーボネイト等
の低誘電率で耐候性の優れた合成樹脂を選定することが
できる。また、フィドーム10の内面に副反射鏡位置決
めのための小突起等を形成してもよい。
【0027】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0028】(1) 副反射鏡2を内蔵するとともに給電
手段としての円形導波管フィーダ3の先端部を覆う非導
電性フィドーム10の主反射鏡1による反射波が通過す
る本体部11が、主反射鏡1の焦点fを中心とした半球
殻状構造となっているので、主反射鏡1による反射波は
フィドーム10の壁面に垂直に入射し、屈折せずに焦点
fに集束する向きに進行する。従って、従来のパラボラ
アンテナ装置で問題となったフィドーム通過時の屈折に
起因する感度の低下を防止することができ、従来のパラ
ボラアンテナ装置に比較して感度の向上を図ることがで
きる。
【0029】(2) フィドーム本体部11の半球殻状構
造の内面である半球面の曲率半径Rが副反射鏡2の直径
(副反射鏡2の外周円の直径)Dの略1/2となってお
り、前記半球殻状構造の内面に副反射鏡2が内接して支
持、固定されているため、フィドーム10の形状を必要
最小限とすることができ、フィドーム10に起因する主
反射鏡1に対するブロッキングを少なくすることができ
る。さらに、主反射鏡1の焦点fと副反射鏡2の焦点
f’との間の距離を副反射鏡2の直径Dの略1/2とす
ることで副反射鏡2による反射波がフィドーム内面で遮
られずに円形導波管フィーダ3の開口に到達できる。従
って、これらの点でも感度の向上が可能である。
【0030】(3) 給電手段として円形導波管フィーダ
3を用いているため、原理上、水平偏波、垂直偏波、円
偏波の電磁波のいずれも送受信可能である。
【0031】(4) フィドーム10の材質の選定にあた
っては、高周波損失(tanδ)に配慮しなければならな
い点を除き、誘電体や材質の厚さの選択の幅が広がるた
め、設計の自由度が増し、フィドーム10を耐久性に優
れた堅牢な構造とすることも可能となる。
【0032】なお、上記実施の形態ではフィドーム10
が半球殻状構造の本体部11と蓋体部12との組み合わ
せであったが、フィドームの主反射鏡に対面する本体部
は必ずしも半球殻状構造である必要はなく、前記主反射
鏡による反射波が通過する部分のみが部分的に球殻状と
なっていれば良い。すなわち、少なくとも前記主反射鏡
による反射波が通過する部分が、前記主反射鏡の焦点を
中心とした部分球殻状構造となっていれば足りる。
【0033】また、上記実施の形態で給電手段として用
いた円形導波管フィーダ3は、その先端部分が円錐状に
広がった形状の一次ホーンとすることもできる。
【0034】さらに、円形導波管フィーダ3はベース部
材15を介し主反射鏡1に固定されている場合を示した
が、直接主反射鏡1に固定する構造であってもよい。
【0035】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の複反射鏡
型パラボラアンテナ装置によれば、主反射鏡と、該主反
射鏡の焦点近傍に位置する副反射鏡と、該副反射鏡の焦
点近傍に先端部が位置する給電手段とを有する構成にお
いて、前記副反射鏡を内蔵するとともに前記給電手段の
先端部を覆う非導電性フィドームの少なくとも前記主反
射鏡による反射波が通過する部分を、前記主反射鏡の焦
点を中心とした部分球殻状構造としたので、前記フィド
ームの影響を最小限に抑制することができる。すなわ
ち、前記主反射鏡で反射された電磁波が前記フィドーム
の壁面に垂直に入射し、かつ通過するようにしたので、
前記フィドームと空気中の誘電率の相違に起因する電磁
波の屈折による影響を解消し、前記フィドームの存在に
よる感度低下を防止することができる。この結果、従来
装置に比較して感度の向上を図り得る。
【0037】さらに、フィドームの材質は、高周波損失
(tanδ)に配慮しなければならない点を除き、誘電体
や材質の厚みの選択の幅が広がるため、設計の自由度が
大きくなる利点があり、耐久性に優れた堅牢なフィドー
ム構造とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複反射鏡型パラボラアンテナ装置
の実施の形態の全体構成を示す側断面図である。
【図2】本発明に係る実施の形態の一次放射器部分を示
す拡大側断面図である。
【図3】本発明に係る実施の形態において主反射鏡によ
る反射波がフィドームを通過する様子を示す部分拡大断
面図である。
【図4】従来の複反射鏡型パラボラアンテナ装置の全体
構成を示す側断面図である。
【図5】従来の複反射鏡型パラボラアンテナ装置の一次
放射器部分を示す拡大側断面図である。
【図6】従来の複反射鏡型パラボラアンテナ装置におけ
る主反射鏡による反射波がフィドームを通過する様子を
示す拡大断面図である。
【図7】図6の構成において電磁波がフィドームを通過
する際に屈折する様子を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 主反射鏡 2 副反射鏡 3 円形導波管フィーダ 4,10 フィドーム 11 本体部 12 蓋体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−158803(JP,A) 特開 昭58−64809(JP,A) 特開 平2−299302(JP,A) 特開 平1−298101(JP,A) 実開 昭60−101808(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 19/19 H01Q 1/40 H01Q 3/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主反射鏡と、該主反射鏡の焦点近傍に位
    置する副反射鏡と、該副反射鏡の焦点近傍に先端部が位
    置する給電手段とを有する複反射鏡型パラボラアンテナ
    装置において、前記副反射鏡を内蔵するとともに前記給
    電手段の先端部を覆う非導電性フィドームの少なくとも
    前記主反射鏡による反射波が通過する部分が、前記主反
    射鏡の焦点を中心とした部分球殻状構造となっているこ
    とを特徴とする複反射鏡型パラボラアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記部分球殻状構造の内面である部分球
    面の曲率半径が前記副反射鏡の直径の略1/2となって
    いる請求項1記載の複反射鏡型パラボラアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記主反射鏡の焦点と前記副反射鏡の焦
    点との間の距離を前記副反射鏡の直径の略1/2とした
    請求項1又は2記載の複反射鏡型パラボラアンテナ装
    置。
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