JP3375942B2 - 上下動扉の駆動装置 - Google Patents

上下動扉の駆動装置

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JP3375942B2 JP2000381713A JP2000381713A JP3375942B2 JP 3375942 B2 JP3375942 B2 JP 3375942B2 JP 2000381713 A JP2000381713 A JP 2000381713A JP 2000381713 A JP2000381713 A JP 2000381713A JP 3375942 B2 JP3375942 B2 JP 3375942B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】 本発明は建物やコンテナ
ー、機器収納ボックスなどの固定枠体に対して上下方向
に開閉スライドするように装着された扉の駆動装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】 固定枠体に対して垂直軸を中心として
開閉回転するように装着された通常の扉では、扉開閉時
における助勢または緩衝手段として、駆動装置にガスダ
ンパーなどのダンパー手段を組み込むことが必要に応じ
て行われている。しかしながら、固定枠体に対して上下
方向に開閉スライドするように装着された方式の扉にお
いては、ダンパー手段の設置スペースと作動スペースを
広く確保する必要があることが、ダンパー手段の組み込
みを妨げる要因になっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ダンパー手段として小型化したストロークの小
さいものを採用することでき、固定枠体側におけるダン
パー手段の設置スペースと作動スペースを大幅に縮減す
ることができる、上下動扉の駆動装置を提供することで
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本発明の駆動装置で
は、固定枠体1に固着された垂直ガイドレール2に沿っ
て上下動する扉20は、下位において閉鎖状態にあり、
一対のダンパー手段3a、3bの基端部が枢軸29a,
29bによって固定枠体1に枢着されており、固定枠体1
に一対のレバー6a,6bが枢軸7a、7bによって枢
着されており、レバー6a,6bが枢軸7a,7bに関
して長さに大きな差のある短片8a,8bと長片9a,
9bとで構成されており、短片8a,8bの先端がダン
パー手段3a、3bの出力軸5a,5bに枢軸30a,
30bによって枢着されており、長片9a、9bの先端
に枢軸31a,31bによってローラ10a、10bが
装着されており、扉20に水平ガイドレール22,22
bが固着されており、ローラ10a、10bが水平ガイ
ドレール22a,22bに転動可能に嵌められている。 【0005】 【発明の実施の形態】 図示の実施例では、固定枠体1
には開口部の垂直枠1aに沿ってC型チャンネル材より
なる垂直ガイドレール2a,2bが左右一対に固着され
ており、扉20の左右縁部には水平軸32によって水平
ローラ27a,27bが装着されており、水平ローラ2
7a,27bは垂直ガイドレール2a,2bに転動可能
に嵌められている。扉20の下端部には、ロック手段と
して左右水平方向に摺動するラッチボルト23a,23
bが装着されており、ラッチボルト23a,23bは垂
直ガイドレール2a,2b内に固着してあるストライカ
ー11a,11bに係合することによって、扉20を下
位の閉鎖位置にロックする。 【0006】左右一対のラッチボルト23a、23bは
コネクティングロッド28a、28bによって、扉20
の下端中央部のロックハンドル装置24に接続されてい
る。ロックハンドル装置24の操作ハンドル(図示して
いない)を扉20の正面側から回転操作することによっ
て、一対のラッチボルト23a、23bがストライカー
11a,11bから同時に外れ、固定枠体1に対する扉
20の拘束が解除される。扉20の下端部の背面側に
は、C型チャンネル材よりなる左右一対の水平ガイドレ
ール22a、22bが固着してある。固定枠体1の背面
側には、前記垂直ガイドレール2a,2bの外側にダン
パー手段3a、3bのシリンダー本体4a,4bが枢軸
29a,29bによって取り付けられている。 【0007】ダンパー手段3a,3bとしては、シリン
ダー本体4a,4b内のオリフィスを通るガスや油の通
過量を規制することによって出力軸5a,5bの動きを
緩やかにする単なる緩衝型のものの他、出力軸4a,4
bを前進方向または後退方向に内蔵の圧縮コイルバネで
付勢するバネ助勢型のものも含まれる。図示の実施例で
は公知のガスダンパーを使用している。下向きに配置さ
れたダンパー手段3a,3bの出力軸5a、5bの先端
には、レバー6a,6bの短片8a、8bの先端が枢軸
30a,30bによって枢着されている。レバー6a、
6bの支点たるは枢軸7a、7bは固定枠体1に固着さ
れている。レバー6a、6bの長片9a、9bの先端に
はローラ10a、10bの枢軸31a,31bが固着さ
れている。 【0008】前記枢軸7a、7bから枢軸30a,30
bまでの短片8a、8bの寸法L1に比べて、枢軸7
a,7bから枢軸31a,31bまでの長片9a、9b
の寸法L2の方が格段に長く、図示の実施例ではL1と
L2の比は約1:4となっている。そのため、ダンパー
手段3a、3bの出力軸5a、5bの移動量に対して、
扉20はその数倍にあたる移動量を示すことになり、レ
バー6a,6bは水平な姿勢を中心に90度ないし12
0度の範囲で往復回動する。ダンパー手段3a、3bと
しては、その長さ寸法が最も圧縮されたとき、長くなる
方向に反撥力を発揮する、エアスプリングまたは圧縮コ
イルスプリング内蔵型のガスダンパーが好ましい。 【0009】 【発明の作用】 本発明の作用を実施の形態の作用と共
に説明する。扉20が閉鎖方向に下降すると、ラッチボ
ルト23a、23bの先端部がストライカー11a,1
1bの傾斜面13に当接する。扉20が更に下降する
と、ラッチボルト23a,23bは、少し後退しながら
傾斜面13を乗り越える。扉20が全閉されたとき、ラ
ッチボルト23a,23bはストライカー11a,11
bの下側の水平面14に係合し、扉20を固定枠体1に
対して自動的にロックする。 【0010】この扉閉鎖位置においては、ローラ10
a,10bは水平ガイドレール22a,22bの外側端
部、すなわち垂直ガイドレール2a,2bに近い方の端
部にまで到達しており、レバー6a、6bは長片9a、
9bが下向きに最も急角度に傾斜した位置にある。この
とき、枢軸7a,7bと枢軸29a,29bを結ぶ直線
に関して枢軸30a,30bが垂直ガイドレール2a,
2bの反対側にあるため、ダンパー手段3a、3bの反
撥力は、枢軸7a,7bを中心にレバー6a、6bを跳
ね上げ回転させようとする向きに作用している。前記ロ
ックハンドル装置24の操作ハンドルを回して、ラッチ
ボルト23a,23bをストライカー11a,11bか
ら外すと、ダンパー手段3a、3bの前記反撥力によっ
て、レバー6a,6bは枢軸7a,7bを中心に跳ね上
げ回転させられ、扉20を上位に開放位置へと押し上げ
駆動する。このとき、ローラ10a,10bは水平ガイ
ドレール22a,22b内に内端部に向かって転動す
る。 【0011】図示の実施例のダンパー手段3a,3bに
よれば、扉20を下降させるときに抵抗があり、扉20
を上昇させるときに助勢されるのであるが、これとは反
対に、扉20を下降させるときに助勢され、扉20を上
昇させるときに抵抗があるようにすることもできる。こ
の場合においては、前記ラッチボルト23a、23bの
先端部に傾斜カム面を形成する代わりに、図5に示した
ように先端部が四角状に形成されたデッドボルト23c
を使用する。垂直ガイドレール2a,2bの中段又は上
端部には、このデッドボルト23cと係合する逆受スト
ライカー26を固着しておき、一旦開放した扉20が閉
鎖位置へ戻らないようにすることもできる。 【0012】 【発明の効果】 以上のように本発明の駆動装置では、
一対のダンパー手段3a、3bの基端部が固定枠体1に
枢着され、固定枠体1に一対のレバー6a,6bが枢着
され、レバー6a,6bの短片8a,8bがダンパー手
段3a、3bの出力軸5a,5bに枢着され、長片9
a、9bに枢着されたローラ10a,10bが、扉20
に固着した水平ガイドレール22a,22bに嵌められ
ているから、ダンパー手段3a,3bの出力軸5a,5
bの動きは増倍されて扉20に伝えられることになり、
小さなストロークのダンパー手段3a,3bでも扉20
を大きく開閉駆動することができる。このようにダンパ
ー手段としては小型化してストロークの小さいものが採
用できるから、固定枠体側におけるダンパー手段の設置
スペースと作動スペースを大幅に縮減することができ、
これによってダンパー手段を組み込んだ駆動装置の適用
範囲を広くすることができる。 【0013】ダンパー手段としてバネ利用の反撥型のも
のを用いたときには、その反撥力が扉の重量より大きい
場合、扉のロック手段を解除すれば、扉を自動的に上昇
させることができ、反撥力が扉の自重より小さい場合で
も、その分扉を上昇させる力が軽減され、扉を軽快に上
昇させることができる。また、ダンパー手段として緩衝
型のものを用いたときには、ダンパー手段は扉の上昇時
には何の抵抗ともならない一方、下降時にはダンパー手
段が抵抗となって扉は緩やかに駆動されることになり、
扉に手足や荷物などを挟まれることがなく、仮に挟まれ
ても衝撃的ではないので、負傷や破損の危険性がない。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例に係る上下動扉の駆動装置
の斜視図である。 【図2】 図1の駆動装置における水平ガイドレールと
レバーの位置関係を示す側面図である。 【図3】 図1の駆動装置における垂直ガイドレールと
ロック手段の位置関係を示す垂直断面図であり、扉は下
位の閉鎖位置にある。 【図4】 図1の駆動装置における垂直ガイドレールと
扉の位置関係を示す水平断面図である。 【図5】 図1の駆動装置に使用される別のロック手段
とストライカの位置関係を示す側面図である。 【符号の説明】 1 固定枠体 1a 垂直枠 3a ダンパー手段 3b ダンパー手段 4 ダンパーのシリンダ本体 5a 出力軸 5b 出力軸 6a レバー 6b レバー 8a 短片 8b 短片 9a 長片 9b 長片 10a ローラ 10b ローラ 20 扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/16 - 15/44 B65D 88/12 B65D 90/58 E05F 1/16 E06B 3/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定枠体1に固着された垂直ガイドレー
    ル2に沿って上下動する扉20は、下位において閉鎖状
    態にあり、一対のダンパー手段3a、3bの基端部が枢
    軸29a,29bによって固定枠体1に枢着されてお
    り、固定枠体1に一対のレバー6a,6bが枢軸7a、
    7bによって枢着されており、レバー6a,6bが枢軸
    7a,7bに関して長さに大きな差のある短片8a,8
    bと長片9a,9bとで構成されており、短片8a,8
    bの先端がダンパー手段3a、3bの出力軸5a,5b
    に枢軸30a,30bによって枢着されており、長片9
    a、9bの先端に枢軸31a,31bによってローラ1
    0a、10bが枢着されており、扉20に水平ガイドレ
    ール22,22bが固着されており、ローラ10a、1
    0bが水平ガイドレール22a,22bに転動可能に嵌
    められている上下動扉の駆動装置。
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