JP7094010B2 - ペット用のドア開閉装置 - Google Patents
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Description
前記装置本体には、ドアの戸先側と戸尻側の中間部に対応する部分に位置する入力ユニットと、前記入力ユニットよりもドアの戸尻寄りに対応する部分に位置する出力ユニットと、前記戸閉ワイヤーに引張力を付与する戸閉ばねと、前記戸閉ばねの引張力による前記戸閉ワイヤーの引き込み量を増大させる引込量拡大機構とが設けられており、
前記入力ユニットは、ドアの開放方向の反対面に対して進退するロッドと、前記ロッドに連結されて回動するカムプレートと、前記カムプレートに係脱するカムロックプレートと、移動に伴い前記カムロックプレートを揺動させてカムプレートから離脱させるロック解除具と、前記カムプレートとロック解除具とを引張方向に付勢して連結する戸開ばねを備え、
前記出力ユニットは、ドアの開放方向の反対面に対して出没するロッドと、前記ロッドに連結されて回動するカムプレートと、前記カムプレートを初期位置に戻す方向へ付勢する戻しばねを備え、
前記入力ユニットのカムプレートと前記出力ユニットのカムプレートは、それぞれのロッドとの連結部が対向するように対称に配置され、
前記入力ユニットのロック解除具と前記出力ユニットのカムプレートとが戸開ワイヤーを介して連結されることにより、前記入力ユニットのカムプレートと前記出力ユニットのカムプレートとは、それぞれのロッドとの連結部に対し互いに離れた位置で、直列となった前記戸開ばね及び戸開ワイヤーにより連結され、
前記戸開ばねの引張力は、前記戸閉ワイヤーの引込力と前記戻しばねの付勢力の和よりも大きく設定されており、
ドアを閉めると、前記入力ユニットのロッド及び前記出力ユニットのロッドの先端がドアの開放方向とは反対側の表面に当接して、初期状態となり、
ペットがドアの開放方向の表面を押すと、前記入力ユニット及び前記出力ユニットのロッドがドアで押されて後退し、
このとき、前記入力ユニットのロッドは、前記出力ユニットのロッドよりも大きく後退し、これに伴い、前記入力ユニットのカムプレートが大きく回動すると共に、前記出力ユニットのカムプレートが前記入力ユニットのカムプレートとは逆方向に少し回動し、
前記戸開ばねが前記入力ユニットのカムプレートと前記出力ユニットのカムプレートで引っ張られて伸びるように撓み、前記ロック解除具が一方向へ移動し、前記入力ユニットのカムプレートの凹所に前記カムロックプレートの先端部が係合して、前記ロッドが後退位置に保持され、
この状態から、前記戸開ばねが復元力により縮み、前記戸開ばね及び戸開ワイヤーに引っ張られて、前記出力ユニットのカムプレートが直前の回動方向とは逆方向へ回動し、前記ロッドが前進してドアを開く方向へ突き放すように押し、前記ロック解除具が他方向へ移動して、前記カムロックプレートを揺動させ、前記カムプレートの凹所から前記カムロックプレートの先端部が離脱し、前記出力ユニットの戻しばねは、その付勢力に抗して変形し、
前記ロッドにより突き放されたドアは、慣性によりさらに開いて半開き状態となって、ペットがドアの戸先と立枠の間を通り抜け可能となり、前記戸閉ばねは、前記戸閉ワイヤーに引張られて伸びるように撓み、
前記ドアの開放に伴う戸閉ばねの伸長とは独立して、前記出力ユニットのカムプレートが戻しばねの付勢力により直前の回動方向とは逆方向である初期状態の方向へ回動し、これに伴い前記ロッドが後退して初期位置に復帰すると共に、前記戸開ワイヤーに引っ張られて、前記入力ユニットのロック解除具が初期位置に復帰し、前記カムプレートが直前の回動方向とは逆方向である初期状態の方向へ回動し、これに伴い前記ロッドが前進して初期位置に復帰し、
その後、半開き状態となったドアは、前記戸閉ばねの復元力による縮みに伴い、前記戸閉ワイヤーで引っ張られて閉まり始め、閉じられた状態に戻るように動作するものとしたのである。
前記入力ユニットと前記出力ユニットのそれぞれのカムプレートの外周寄りの一側部にロッドが連結され、
前記入力ユニットと前記出力ユニットのそれぞれのカムプレートの外周寄りの他側部が前記戸開ばね及び戸開ワイヤーを介して連結されているものとしたのである。
2 ワイヤー引掛具
3 戸閉ワイヤー
3a 環状部
4 寸切りボルト
5 ハンドル
6 圧縮ばね
7 押当片
10 梁体
10a 外カバー
10b1、10b2 筐体
11 入力ユニット
11a,11b 保持部材
11a1 回動軸
11a2 ガイド穴
11c ロッド
11c1 スライダー
11d カムプレート
11d1 係合軸
11d2 掛止軸
11d3 凹所
11e カムロックプレート
11e1 回動軸
11e2 凸軸
11f ロック解除具
11f1 掛止軸
11f2 カム面
11g 戸開ばね
12 出力ユニット
12a,12b 保持部材
12a1 回動軸
12a2 ガイド穴
12c ロッド
12c1 スライダー
12d カムプレート
12d1 係合軸
12d2 掛止軸
12e 戻しばね
13 戸閉ばね
14 引込量拡大機構
14a,14b プーリー
14a1,14b1 大径部
14a2,14b2 小径部
15 戸開ワイヤー
21 抱持部材
22 フック
23 締付ねじ
24 押付板
25 保護シート
D ドア
H 人
M マグネットプレート
P ペット
V1,V2 立枠
Claims (3)
- 開き戸のドアを備えた出入口の両側上部間に突っ張るように架設する装置本体(1)と、ドアの回動軸から離れた位置の上部に跨らせるように載せるワイヤー引掛具(2)と、前記装置本体(1)とワイヤー引掛具(2)を繋ぐ戸閉ワイヤー(3)とから成り、
前記装置本体(1)には、ドアの戸先側と戸尻側の中間部に対応する部分に位置する入力ユニット(11)と、前記入力ユニット(11)よりもドアの戸尻寄りに対応する部分に位置する出力ユニット(12)と、前記戸閉ワイヤー(3)に引張力を付与する戸閉ばね(13)と、前記戸閉ばね(13)の引張力による前記戸閉ワイヤー(3)の引き込み量を増大させる引込量拡大機構(14)とが設けられており、
前記入力ユニット(11)は、ドアの開放方向の反対面に対して進退するロッド(11c)と、前記ロッド(11c)に連結されて回動するカムプレート(11d)と、前記カムプレート(11d)に係脱するカムロックプレート(11e)と、移動に伴い前記カムロックプレート(11e)を揺動させてカムプレート(11d)から離脱させるロック解除具(11f)と、前記カムプレート(11d)とロック解除具(11f)とを引張方向に付勢して連結する戸開ばね(11g)を備え、
前記出力ユニット(12)は、ドアの開放方向の反対面に対して出没するロッド(12c)と、前記ロッド(12c)に連結されて回動するカムプレート(12d)と、前記カムプレート(12d)を初期位置に戻す方向へ付勢する戻しばね(12e)を備え、
前記入力ユニット(11)のカムプレート(11d)と前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)は、それぞれのロッド(11c,12c)との連結部が対向するように対称に配置され、
前記入力ユニット(11)のロック解除具(11f)と前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)とが戸開ワイヤー(15)を介して連結されることにより、前記入力ユニット(11)のカムプレート(11d)と前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)とは、それぞれのロッド(11c,12c)との連結部に対し互いに離れた位置で、直列となった前記戸開ばね(11g)及び戸開ワイヤー(15)により連結され、
前記戸開ばね(11g)の引張力は、前記戸閉ワイヤー(3)の引込力と前記戻しばね(12e)の付勢力の和よりも大きく設定されており、
ドアを閉めると、前記入力ユニット(11)のロッド(11c)及び前記出力ユニット(12)のロッド(12c)の先端がドアの開放方向とは反対側の表面に当接して、初期状態となり、
ペットがドアの開放方向の表面を押すと、前記入力ユニット(11)及び前記出力ユニット(12)のロッド(11c,12c)がドアで押されて後退し、
このとき、前記入力ユニット(11)のロッド(11c)は、前記出力ユニット(12)のロッド(12c)よりも大きく後退し、これに伴い、前記入力ユニット(11)のカムプレート(11d)が大きく回動すると共に、前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)が前記入力ユニット(11)のカムプレート(11d)とは逆方向に少し回動し、
前記戸開ばね(11g)が前記入力ユニット(11)のカムプレート(11d)と前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)で引っ張られて伸びるように撓み、前記ロック解除具(11f)が一方向へ移動し、前記入力ユニット(11)のカムプレート(11d)の凹所(11d 3 )に前記カムロックプレート(11e)の先端部が係合して、前記ロッド(11c)が後退位置に保持され、
この状態から、前記戸開ばね(11g)が復元力により縮み、前記戸開ばね(11g)及び戸開ワイヤー(15)に引っ張られて、前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)が直前の回動方向とは逆方向へ回動し、前記ロッド(12c)が前進してドアを開く方向へ突き放すように押し、前記ロック解除具(11f)が他方向へ移動して、前記カムロックプレート(11e)を揺動させ、前記カムプレート(11d)の凹所(11d 3 )から前記カムロックプレート(11e)の先端部が離脱し、前記出力ユニット(12)の戻しばね(12e)は、その付勢力に抗して変形し、
前記ロッド(12c)により突き放されたドアは、慣性によりさらに開いて半開き状態となって、ペットがドアの戸先と立枠の間を通り抜け可能となり、前記戸閉ばね(13)は、前記戸閉ワイヤー(3)に引張られて伸びるように撓み、
前記ドアの開放に伴う戸閉ばね(13)の伸長とは独立して、前記出力ユニット(12)のカムプレート(12d)が戻しばね(12e)の付勢力により直前の回動方向とは逆方向である初期状態の方向へ回動し、これに伴い前記ロッド(12c)が後退して初期位置に復帰すると共に、前記戸開ワイヤー(15)に引っ張られて、前記入力ユニット(11)のロック解除具(11f)が初期位置に復帰し、前記カムプレート(11d)が直前の回動方向とは逆方向である初期状態の方向へ回動し、これに伴い前記ロッド(11c)が前進して初期位置に復帰し、
その後、半開き状態となったドアは、前記戸閉ばね(13)の復元力による縮みに伴い、前記戸閉ワイヤー(3)で引っ張られて閉まり始め、閉じられた状態に戻るように動作するペット用のドア開閉装置。 - 前記入力ユニット(11)と前記出力ユニット(12)のカムプレート(11d,12d)は、どちらも扇状部材とされて、中心角寄りに回動軸(11a1,12a1)が位置し、
前記入力ユニット(11)と前記出力ユニット(12)のそれぞれのカムプレート(11d,12d)の外周寄りの一側部にロッド(11c,12c)が連結され、
前記入力ユニット(11)と前記出力ユニット(12)のそれぞれのカムプレート(11d,12d)の外周寄りの他側部が前記戸開ばね(11g)及び戸開ワイヤー(15)を介して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のペット用のドア開閉装置。 - 前記引込量拡大機構(14)は、一列に並ぶ複数個のプーリー(14a,14b)のそれぞれの大径部(14a1,14b1)と小径部(14a2,14b2)に前記戸閉ワイヤー(3)を段階的に巻き掛けた構成となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用のドア開閉装置。
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JP2020026626A JP2020026626A (ja) | 2020-02-20 |
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KR101652127B1 (ko) * | 2007-11-12 | 2016-08-30 | 호르스트 그로초비스키 | 평행 구동 벌크 베드를 구비한 유체 처리 시스템 및 이의 작동방법 |
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CN115142760B (zh) * | 2022-01-23 | 2024-07-23 | 上海臻兆信息技术有限公司 | 一种基于终端互联的智能门控系统 |
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-
2018
- 2018-08-09 JP JP2018150308A patent/JP7094010B2/ja active Active
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