JP3372956B2 - 塗布器ホルダー装置 - Google Patents

塗布器ホルダー装置

Info

Publication number
JP3372956B2
JP3372956B2 JP51229798A JP51229798A JP3372956B2 JP 3372956 B2 JP3372956 B2 JP 3372956B2 JP 51229798 A JP51229798 A JP 51229798A JP 51229798 A JP51229798 A JP 51229798A JP 3372956 B2 JP3372956 B2 JP 3372956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
applicator
holder
tip
holder device
shank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51229798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10512483A (ja
Inventor
アッシュ ゲレ,ジャン−ルイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPH10512483A publication Critical patent/JPH10512483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3372956B2 publication Critical patent/JP3372956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/02Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
    • A45D40/04Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • A45D2040/208Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特殊であるが専用ではない、例えば、コー
ルペンシルの芯、アイライナー、口紅、アイシャドー等
を使用する化粧品分野において使用することができる塗
布器ホルダー装置に関する。本出願の趣旨の範囲内で
は、用語“塗布器”は、直接塗布するための塗布器(芯
材(lead))並びに間接塗布するための塗布器(フロッ
クフォームまたは非フロックフォーム、フェルト、ペン
シルブラシ等)を包含する。
化粧品の分野では、塗布器の先端部に配置された“芯
材”を下げる、または押し上げるために、“芯材”を出
すかまたは引っ込めることを選択的に可能にするための
ねじ山により作動される中央プッシャー構成部材を備え
たハンドルを具備する機構は公知であり、“芯材”はカ
ップにより保持される。カップは、静止位置でばねによ
り内部の所定位置に保持されている。先端部がハンドル
に取り付けられ、かつ、プッシャーが作動されるとき、
プッシャーは、ばねを減圧している間、先端部から“芯
材”を押し出す。用語“芯材”は、すぐに使い切る化粧
製品の任意の細長い塊、すなわちスティックを示すため
にここで使用される。
主な欠点は、詰め替え先端部がプッシャー機構を再び
ねじ戻さないで使用の途中で取り外されるならば、“芯
材”は引っ込んで先端部の中に入るが、プッシャーは依
然としてその高い位置のままであるので、プッシャーを
その低い位置に戻すために操作を必要とするという事実
に関連している。さらに、プッシャー機構はホルダーの
内面に配置されたねじ山により作動されるので、製造さ
れた材料の厚さのために、円形状以外の形状をペンシル
に与えることは困難である。最後に、このような機構
は、これらの装置の価格をかなり増加させる多数の構成
部材を使用する。
他の塗布器ホルダー装置は、米国特許第3,358,699号
明細書、または欧州特許出願公開第0,604,793号公報も
しくは独国特許出願公開第4,222,759号公報にも記載さ
れている。これらの文書に記載されている装置は、1つ
またはいくつかのタブが塗布器をその出された位置に駆
動するために係合させられる、ねじを切った軸部を具備
している型式のものである。しかしながら、塗布器を駆
動する機構のために、この種の装置は、主に塗布器が所
定位置で軸方向にしっかりと保持されており、そのこと
が、装置が目の周りの領域と同様に敏感な領域に化粧製
品を塗布するのに使用される際、使用者が欠陥として感
知するある種の柔軟さ不足を塗布の過程で必然的に生じ
させるために、問題を引き起こす。
さらに、欧州特許出願公開第0,604,793号公報および
米国特許第3,358,699号明細書では、この装置の壊れや
すい部分を構成する駆動機構は、取り外し可能な先端部
によってではなく、本体または駆動機構が傷ついたとき
にこの装置の全体の取り替えを必要とする中間操作部材
により保持されている。
最後に、独国特許出願公開第4,222,759号公報の場
合、この機構の駆動部は、この装置の本体への先端部の
取り付けの間、ほぼその中心でねじを切られた軸部と係
合させられる。僅かな環状の空間のために、このこと
で、そこを強制的に通過することがこの装置の組立およ
び使用の容易さおよび柔軟さにかなり影響を与えるよう
なねじ山の大部分にわたって、駆動手段がそのひずんだ
位置で強制的に通過することが必要となり、さらに、駆
動機構またはねじ山、または両方のいずれかに対して取
り返しのつかない損傷が起こる危険がある。
したがって、本発明の目的の1つは、従来の装置に関
して前述された欠点に左右されず、任意に詰め替え可能
な塗布器ホルダーを作り出すことである。
特に、本発明の目的は、塗布器が簡単で信頼できる機
構で動かされ、従来の装置に比較して改良されている穏
やかさおよび柔軟さを塗布過程に与える塗布器ホルダー
を提供することである。
特に、本発明の目的は、取り付けるのが簡単であり、
任意の形状を有することが可能であり、かつ、先端部が
ホルダーから取り外される際、プッシャー機構をその静
止位置に自動的に復帰させることを都合よく可能にさせ
る安価な機構を提供することである。
他の目的の詳細は、以下に続く説明で明らかになる。
本発明によれば、これらの目的は、ホルダーと手段と
を具備する装置により達成される。前記ホルダーは、ホ
ルダー内部の静止位置から作動位置まで選択的に通過す
るために駆動手段と係合することが可能なプッシャー機
構が取り付けられ、前記プッシャー機構は、前記ホルダ
ーに着脱可能に取り付けられた先端部内に配置された軸
方向の導管内で並進移動することが可能な塗布器を駆動
することが可能であり、前記手段は、前記先端部が前記
ホルダーから取り外されるとき、前記プッシャー機構か
らの前記駆動手段の離脱を自動的に生じさせるための、
かつ、復元手段により及ぼされる軸方向の力の作用の下
で、作動位置から前記静止位置まで前記プッシャー機構
を通過させるためのものであり、前記駆動手段は、該駆
動手段と係合された位置において、その軸方向成分が前
記プッシャー機構に及ぼす弾力を有し、かつ、前記塗布
器を介して前記プッシャー機構に及ぼされる軸方向の圧
力に対応して、復元手段により及ぼされる軸方向の力と
は反対方向の軸方向の復元力を有することを特徴とす
る。
このように取り付けられているので、プッシャー機構
およびこれをもとにしての塗布器は、塗布の間に塗布器
の自由端が処理されるべき表面に当てられているとき、
塗布器は弾力的に跳ね返ることができるようにばねに取
り付けられており、これにより、及ぼされた圧力の一部
を吸収し、この結果、塗布における柔軟さを増す。塗布
器は、圧力が止まったとき弾力的に復元されることによ
り位置に戻す。
好ましい実施形態によれば、前記駆動手段は、2つの
部分で形成された少なくとも一つの部材により形成さ
れ、その第1の部分は、該第1の部分が半径方向の弾力
を備えて取り付けられる前記先端部に結合され、それに
より、前記先端部の取り付けの間に(またはその取り外
しの間に)、前記駆動手段を前記プッシャー機構と係合
させること(または前記駆動手段を(それぞれ)前記プ
ッシャー機構から離脱させること)を選択的に可能に
し、第2の部分は、前記第1の部分に結合され、前記プ
ッシャー機構と係合された位置に入ることが可能であ
り、そして前記軸方向の復元力を発生させるための軸方
向の弾力を有している。
有利なことには、駆動手段は先端部で保持され、該先
端部はより大きな半径方向の幅を該駆動手段に与えるこ
とを可能にするので、該駆動手段の軸方向での弾力を増
加させる。さらに、駆動系の全部または一部のいかなる
損傷の場合でも、取り外し可能な先端部だけを替えさえ
すればよく、ホルダーを替える必要がない。最後に、こ
の特徴は、深く厚いねじ山を有し、かつ塗布器を迅速に
出すことを可能にする軸部を使用することを可能にす
る。
さらに有利なことには、駆動手段は、プッシャー機構
に及ぼされる軸方向の圧力が所与の値を超えるとき、該
駆動手段の該プッシャー機構からの離脱を生じさせ、該
プッシャー機構を作動位置から静止位置に通過させるよ
うに配置されている。この特徴は、例えば、駆動が偶然
に止められる場合のように、“芯材”の端部に過度な高
圧が及ぼされる場合、“芯材”が傷つくことを防止する
ことを可能にする。
さらに有利なことには、この装置は、 a) その端部の1つで閉じられた中空の円筒状ホルダ
ーと、 b) 少なくともその長さの一部がねじ切りされ、か
つ、ホルダー内部を自由並進するために取り付けられ、
ホルダー内部で回転に対して固定されている軸部と、 c) ねじ切りされた軸部を前記ホルダーの閉じられた
端に偏らせた静止位置に保持するように前記ホルダー内
部に取り付けられた弾性復元手段と、 d) 軸方向の導管が配置され、キャップの中に取り付
けられた塗布器を収容するように意図された取り外し可
能な先端部であって、前記導管はその2つの端部で開い
ていて、前記第1の端部は製品の塗布器のために外側に
向かって大きく開いており、前記第2の端部は前記先端
部がホルダーに取り外し可能に取り付けられることを可
能にするような先端部と、 e) 前記先端部に対する前記ホルダーの回転により前
記導管内で塗布器の並進駆動を生じさせるように前記先
端部が前記ホルダーに取り付けられるときに、前記軸部
のねじ山と係合されるように、前記先端部または前記ホ
ルダーにより保持される駆動手段と、 f) 前記先端部を取り外す間に、駆動手段と軸部との
離脱を許容するための手段とを具備している。
軸部は、その長さの全部または一部にわたってねじを
切られてもよい。しかしながら、好ましくは、軸部は、
ホルダーとは反対側に位置した第1の境界、および第2
の境界により境界を定められる部分にわたってねじを切
られ、駆動手段は、軸部のねじ山と係合することが可能
な、かつ、先端部がホルダーに取り付けられている場
合、第1の境界のほぼ反対側にあるように位置づけられ
ている係合部分を具備している。したがって、歪ませら
れた位置では、係合部分は、実際、ねじ山のいかなる堅
固な部分の上も通過させられない。なぜなら、そうすれ
ば、ねじ山または駆動手段を必然的に傷つけるからであ
る。さらに、第2の境界とホルダー底部に位置する軸部
の端部との間に、軸部は、その直径がねじ山の底部の直
径にほぼ等しい部分を有してもよい。
したがって、この都合のよい配置によれば、先端部が
ホルダーに取り付けられた場合、駆動系は、軸部のねじ
山の任意の始まりにおいて、そのねじを切られていない
部分にわたってさえ(少なくとも、タブのうちの1つの
場合)軸部と最初に接触する。
結合手段は、塗布器を先端部の軸方向の導管内で駆動
させる目的で、軸部と塗布器との間に設けられることが
でき、ホルダーへの先端部の取り付けは、駆動系をねじ
を切られた軸部と係合させ、塗布器を導管内で駆動させ
ない。塗布器は、ホルダーに対する先端部の回転により
装置の最初の使用の間に作用するだけである。したがっ
て、先端部の取り付けの間は塗布器の位置は一定であ
り、このことは、取り付けられている間に過度な長さの
塗布器が出ることを防ぐ。なぜなら、これにより、塗布
器に損傷を生じる可能性があるためである。換言する
と、駆動系とねじを切られた軸部との係合は、軸部と塗
布器との係合から切り離される。
好ましい実施形態によれば、軸部は、ホルダーの閉じ
られた端部とは反対の端部に固定端取り付け具を有し、
カップは、軸部の固定端取り付け具と取り外し可能な方
法で協働するように意図された固定手段を有し、これに
より、塗布器を導管内で駆動させることを可能にする。
先端部に対するホルダーの回転は、塗布器を導管内で並
進駆動させ、端部取り付け具の固定手段を閉じることに
より軸部をカップに固定させ、先端部に対するホルダー
の反対方向の回転は、塗布器を導管内部の所定位置に保
持する一方で、塗布器を導管内で上昇させ、塗布器が導
管内部で再び上昇したときに固定手段を開くことによ
り、カップから軸部を解放するための手段が設けられて
いる。好ましい実施形態によれば、塗布器は、該塗布器
の引っ込められた位置で軸部から離脱されるだけであ
る。この目的のために、先端部は塗布器の使い切った位
置で取り外されるとき、駆動系は、軸部をカップから離
脱させる前にねじを切った軸部から離脱させられ、この
軸部のカップからの離脱は、塗布器の引っ込められた位
置でのみ生じることが可能である。
密封手段は、軸方向の導管端部の一方および/または
他方の周辺に設けられてもよい。特に、口紅の場合、こ
れらの密封手段は、全ての空間方向へ圧縮可能な、か
つ、先端部の自由端部と密封圧迫接触するように意図さ
れた一面を有する気泡体のブロックを具備し、前記一面
は、塗布器の構成の一部を形成する単一(または複数)
溶剤に対して不浸透性であり、気泡体のブロックは、取
り外し可能な方法で自由端部により境界を定められた開
口を覆うキャップの底部に配置されている。
軸部をカップから解放するために設けられた手段は、
先端部内部に形成され、前記軸方向の導管に隣接してい
る円錐台形部(frustoconical portion)を具備し、こ
の円錐台形部は、保持手段が前記円錐台形部の向かい側
に達した際に弾力的に偏らされることにより、固定手段
を分岐させることを可能にし、これにより、軸部を解放
する。この円錐台形部は、その側面に固定手段が弾性的
に圧迫接触しているとき、塗布器を導管内部で引っ込め
られた位置に保持することを可能にする。
カップから軸部を解放するために設けられた手段は、
円錐台形部に隣接した溝をさらに具備することができ、
これにより、固定手段はさらに分岐することが可能にな
り、実際、タブは弾力により分岐し、少なくとも一部が
溝に入る。この特徴は、その直径がある種の他の塗布器
と比較してより大きな口紅の場合、特に都合がよい。
先端部とは反対側の端部に、軸部は、ホルダーの内側
に配置された溝の内部をスライド可能な案内手段を具備
してもよい。
軸部の案内手段とホルダーの閉じられた端部との間に
手段が配置されていてもよく、これにより、軸部が弾性
手段の作用の下で戻る際にホルダーの底部での軸部の衝
撃を減衰させる。さらに、このような配置は、弾性的に
偏らせる様式でこの装置の底部に対する軸部の跳ね返り
により生じるノイズおよび振動を減らす長所を提供す
る。
減衰手段は、案内手段および/またはホルダーの閉じ
られた端部を形成する底部により保持されてもよい。こ
のような減衰手段は、該減衰手段が一部を形成する部品
とともに成形することにより、かつ、過剰成形されたエ
ラストマー部材または気泡体のブロックにより得られる
リーフ状のばねにより形成される。
有利なことには、ホルダーの閉じられた端部は、空気
の流出および/または新たな取り入れのための穴を有す
る取り付けられた底部を有するので、任意のピストン作
用現象を避けることを可能にする。取り付けられた底部
は、つめ係合(catch engaged)、接着、溶接、または
ねじにより固定されてもよい。
好ましい実施形態によれば、弾性復元手段は、ホルダ
ー内部に配置された螺旋状ばねを具備している。このよ
うなばねは、軸部の案内手段に支えられる一方の軸部と
ホルダーの内側に配置された環状フランジに支えられて
いる他方の端部とを有してもよい。
好ましい実施形態によれば、駆動系は、ほぼ装置の長
手軸に沿って向けられた第1の部分と、その自由端がね
じを切られた軸部と係合するように意図された係合する
第2の部分とを有する少なくとも1つの部材を有し、該
第1の部分は、長手軸にほぼ垂直な軸の周りに弾性的に
旋回可能で、これにより、先端部の取り付けの間に(ま
たはその取り外しの間に)自由端部をねじを切られた軸
部と係合すること(またはねじを切られた軸部から(そ
れぞれ)離脱すること)を選択的に可能にし、該第2の
部分は、塗布器を介して軸部に及ぼされた軸方向の圧力
に対応して、復元手段により発生された復元力の方向と
は反対方向の軸方向の復元力を駆動手段と係合した位置
で発生させる弾力を有する。
表示により、第2の部分の弾力は、塗布器を介して及
ぼされた軸方向の圧力の作用の下では、軸部は0.2mm〜2
mmの距離だけ軸方向に移動させられる程度のものであ
る。
好ましくは、第2の部分は、第1の部分に対して30゜
〜120゜の角度を形成し、好ましくは45゜〜110゜の角度
を形成する。
第2の部分は、1.5mm〜3mmの半径方向の幅を有しても
よい。
有利なことには、駆動系は、少なくとも2つの直径方
向に対向する点で軸部と係合することが可能な少なくと
も2つのタブを具備ている。好ましくは、2つの点は、
駆動系と軸部とのより速い係合を許容するために軸方向
にずらされている。
特定の実施形態では、タブは、その先端部がホルダー
の外側へ向けられているほぼL字またはV字の形状を有
し、対応する穴は、先端部の取り外しの間にタブを解放
するために先端部の内側に配置されているので、タブお
よび軸部の離脱を生じさせる。
有利なことには、止めを形成する手段は、先端部が取
り外された位置で、先端部の第2の端部に向かう方向へ
の塗布器の軸方向の移動を制限するために設けられてい
る。好ましくは、止めは、止めとして作用するためにカ
ップのいかなる指示位置も必要としないような方法で配
置されている。
タブは、先端部に取り付けられるように意図された環
状部材により保持されてもよく、この環状部材は、塗布
器用の止めを形成するように意図された手段をも保持し
ている。環状部材は、熱可塑性材を成形することにより
得られる単一の部品により形成されてもよい。
他の実施形態によれば、駆動系は先端部により保持さ
れるスロット付ねじ留めを含んでいる。
結合手段は、カップに取り付けられた少なくとも2つ
の弾力的に変形可能なタブを具備してもよく、該タブ
は、軸部が導管内部に塗布器を押すとき、軸部の端部取
り付け具をしっかりと保持することが可能な形状を有す
る。該タブは、軸部を駆動するためのタブの弾性的構成
に近い弾性的構成を都合よく有するので、該タブは減衰
部材の機能も都合よく実行できる。
先端部とは反対の端部に、ホルダーはペンシル削り器
を保持していてもよい。ペンシル削り器は取り外し可能
でも取り外し不可能でもよい。後者の場合、ペンシル削
り器は、ホルダー底部に配置された凹所内部につめ係
合、接着または溶接されてもよい。
ホルダーは、正方形、卵形、三角形、円形または多角
形の形状を有してもよい。塗布器は、“芯材”、ペンシ
ルブラシ、フェルト、口紅、フォームまたはフロック加
工された塗布器により構成されてもよい。塗布される製
品は、口紅、カラーリング、マスカラ、アイライナー、
コール、アイシャドーなどであってもよい。
本発明による機構は、“芯材”が使い切られると、芯
材支持機構は、詰め替え物を位置決めするためにいかな
る追加の操作も必要とせずに新しい詰め替え物をいつで
も収容できる点で都合がよい。塗布の柔軟さは優れてい
る。
下記の説明において、図面の参照が行われる。
図1は、本発明による装置の第1の実施形態の断面図
である。
図2は、図1の装置の他の図であり、“芯材”がプッ
シャー機構に結合されており、それにより、塗布位置に
移動され得る。
図3は、図1および図2に示された装置の他の図を示
しており、先端部がホルダーから取り外されている。
図4A〜図4Bは、本発明による塗布器ホルダー装置で使
用されるプッシャー機構の2つの実施形態を示してい
る。
図4C〜図4Dは、本発明による装置の2つの異なる外形
を例として示している。
図5A〜図5Fは、本発明による装置のいろいろな駆動部
材を概略的に示している。
図6は、口紅用に使用される、本発明による装置を示
している。
図1に示されるように、本発明による塗布器ホルダー
装置1は、主に、ほぼ円筒状の装置の本体を形成し、長
手軸Xを有し、ホルダーに溶接されてことができるキャ
ップ3によりその端部の1つで閉じられるか、またはつ
め係合または接着によりホルダーに取り付けられたホル
ダー2を具備している。有利なことには、穴202は、製
品の塗布の目的で塗布器を引っ込める間、空気の取り入
れを可能にするようにキャップに設けられている。プッ
シャー機構は、ホルダー2の内部に取り付けられ、(そ
の長さの少なくとも一部にわたって)ねじを切られた軸
部4を本質的に具備している。軸部4は、ほぼホルダー
の軸の中にあり、(羽根を付けた型式の(winged typ
e))先端部5に固定されている。先端部5は、ホルダ
ーの内面に適切な方法で配置された溝6によりホルダー
内で並進案内されるので、軸部は回転に対して固定され
ている。さらに、軸部は、その一方の端部がホルダー内
部に配置された環状フランジ8で支えられ、その他方の
端部が軸部4の先端部5で支えられ(螺旋状型の)ばね
7によりホルダー内部に取り付けられている。したがっ
て、静止位置では、軸部はホルダーの閉じられた端部に
偏らされて保持される。有利なことには、例えばリーフ
型式のばね系9は、底部3と向き合って位置する側の軸
部の先端部に配置されており、該ばね系の機能は、説明
の続きでさらに詳述に分かるように、先端部がホルダー
から取り外されるときに、音を減らし、(ばね7の作用
の下での)軸部の戻りにより生じる衝撃を減衰させるこ
とである。例えば、弾性材のパッドのような他の手段
は、ばね機構9を取り換えるために本発明により使用さ
れてもよい。好ましい実施形態によれば、先端部5の反
対側の軸部4の自由端部は、軸部の直径と比較して余分
の厚さを有する部分を形成する端部取り付け具17を具備
している。端部取り付け具の形状は、丸くても、円錐ま
たは任意の他の形状であってもよく、後述されるよう
に、軸部が芯材に固定されることを可能にする。
図4Aおよび図4Bで分かるように、軸部は、その全長
(図4A)またはその長さの一部だけ(図4B)にわたって
ねじ山を有してもよいので、軸部がその最初の位置に戻
ったとき、ばねは装置を再係合するために使用される。
下記の詳述で分かるように、先端部10がホルダー2に取
り付けられるとき、タブ23の係合部分が正にねじ山の始
めでねじ山と係合し、それにより歪ませられたタブによ
り通過されるねじ山の巻数を制限するような方法で、ね
じを切られた系の位置および境界線が決定される。
本発明による装置は、ほぼ細長い形状の、好ましくは
その端部の1つで先細であり、その内部には軸方向の導
管が配置され、該導管の直径は、カップ14により都合よ
く支えられ、該導管内部に取り付けられるように意図さ
れた“芯材"12のような、塗布器の直径に適合されてい
るような先端部(または先端)10をも具備している。先
端部の先細部分とは反対の端部は、その外径がホルダー
2の内径よりも僅かに小さい部分13を有しており、その
結果、該部分13は、取り外し可能な方法でホルダー2内
に取り付けられることができ、該ホルダーの端部は先端
部の肩部40を支える。有利なことには、この部分13の外
面は、芯材ホルダー装置の使用の間ホルダーの先端部の
保持力を改善するために、つめ係合によりホルダー内面
に配置された環状リブと協働するように意図された環状
溝を有している。先細の端部とは反対側の部分では、軸
方向の導管11は、円錐台形状の領域16と結合している、
より大きな直径を備える部分15で大きく開く。
さらに、本発明による装置の先端部は、ホルダーに対
する先端部の回転により、軸部を出す(または引っ込め
る)ために、ホルダーの先端部の取り付けの間、ねじの
ねじ山と係合するように意図された駆動手段23を有す
る。図5B〜図5Eにより明確に示されるように、これらの
手段23は環状部材21により支えられ、この環状部材21の
一部は、先端部10より小さい直径を有する部分13の内径
よりも僅かに小さい外径を有するので、つめ係合、溶
接、接着または他の任意の技術により部分13内部に取り
付けられることができる。環状部材の他方の端部22は、
部分20の内径よりも僅かに大きい直径を有するフランジ
を形成し、それにより部分13の横縁に係合する。部分20
の横縁には、弾性的に変形でき、先端部10の側の中に配
置されている対応する穴24の反対側に配置されるように
意図された2つのタブ23がある。示された実施形態の様
式では、タブはその先端部が外側へ向けられているL字
またはV字の形状を示し、それにより、いかなる制約も
ない場合、穴24の中に挿入される。取り外し位置では、
タブの最高部は、図5Cに示されるようにほぼ穴24の端か
ら端まで出る。
したがって、図1および図2に示されるように、先端
部がホルダーに取り付けられる場合、ホルダーの側面は
駆動タブ23の最高部を圧迫し、これにより、該タブを軸
部4のねじを切られた系と強制的に係合させ、ねじ留め
を形成し、ホルダーに対する先端部の回転方向に応じて
一方または他方の方向に軸部を駆動することが可能にな
る。
本発明の主な特徴によれば、駆動タブ23は、その部分
201が、軸部と係合された際、軸方向の弾力を軸部の位
置決めに、およびこれにより軸部で駆動される塗布器の
位置決めに与える弾性的に変形可能な構造を形成する。
示された実施形態では、軸部は、軸部に対して2つの直
径方向に対向した点に配置されている2つのタブ23によ
り駆動する。または、これは好ましい解決策ではない
が、ねじ切りされた軸部の駆動を単一のタブ23により行
うこともできる。各々のタブ23の係合点は、(例えば、
約1巻きのねじ山だけ)軸方向に僅かにずらされている
のが好ましい。
各タブは全体的にL字型の形状を有し、先端部の取り
付けられている位置では装置の長手軸Xにほぼ平行な第
1の部分200を有する。部分200の一方の端部は、先端部
10に取り付けられた(図5Bおよび図5Cを参照して説明さ
れている)環状部材21に結合されている。その他方の端
部は、ほぼそれに垂直で、その自由端がねじ切りされた
軸部4に係合するように意図された部分201に結合され
ている。各々のタブ23の部分200は、先端部が取り外さ
れるときに弾性復元力によりタブ23のねじ切りされた軸
部からの離脱を許容可能な対応する穴24の反対側に位置
する。つまり、先端部が取り外されると、タブ23は、も
はや装置本体の内壁により圧迫されない。タブ23は弾力
を有し、その半径方向の成分は弾性復元作用により、ほ
ぼ装置の長手軸Xに垂直な軸A(図5B)の周りで部分20
0の旋回を生じさせる。部分200は、少なくとも部分的
に、対応するスロットを貫通する(図5Cを参照)。次
に、部分201は軸部4にほぼ半径方向に移動し、この動
作により軸部は離れ、ばね7により及ぼされる復元力の
作用の下で装置の底部のその静止位置に戻る。
先端部が装着されている間に、ほぼねじ山の始め周辺
にある部分201の半径方向幅は、1.5mm〜3mmの範囲でよ
い。この部分201は、塗布器に軸方向の圧力が及ぼされ
るとき(例えば、塗布器が処理される表面に当てられる
とき)、弾性的に変形可能な部分201が(ほぼ軸Bの周
りの曲げ運動により)部分200に僅かに近づくような軸
方向の弾力を有し、これにより、該部分200は(ホルダ
ー底部に向かう方向に)タブ23の自由端部を軸方向へ僅
かに後方移動させる。次に、軸部は、同様の方法で後方
に移動し、それから部分201により発生された弾性復元
力によりその最初の位置に戻る。一般的には、後方移動
は0.2mm〜2mmの範囲でよい。この弾力は、使用される材
料(好ましくは、熱可塑性材)、部分201の半径方向
幅、部分200と部分201との間の角度(好ましくは90゜近
く)にかなり依存する。このように取り付けられている
ので、軸部4およびその結果として塗布器12は、著しい
柔軟さを塗布に与えるばねのようなものに取り付けられ
る。ばね7により及ぼされる復元力に抵抗して軸部を駆
動するために、タブ23が十分強くなければならないこと
は明らかである。
さらに、有利なことには、塗布器に及ぼされる圧力が
大き過ぎると(例えば、落下により)、その衝撃により
部分201の部分200へのより強い後方折り畳み運動が生じ
ること、すなわち部分201と部分200との間の角度がより
実質的に閉じることも特筆されるべきである。このより
大きな後方折り畳みは、タブ23の軸部からの離脱を生じ
させ、該軸部は、弾性復元作用により、ホルダー底部の
その静止位置に戻る。この有利な特徴により塗布器の先
端部が偶発的に損なわれる危険性が少なくなる。
図1に示された位置にほぼ対応する先端部の組み立て
の際に、円筒部分13がホルダー2の開放端の中に挿入さ
れる。こうされると、タブ23は、ホルダーの内面により
圧迫され、その結果軸部4のねじ山の始めでタブ23と軸
部4との係合が生じる。この段階では、塗布器はまだ軸
部により駆動されず、最初の使用時にホルダー2に対し
て先端部10を回転させると初めて駆動が行われることが
特筆されるべきである。したがって、毎回新しい先端部
10がホルダーに取り付けられても、塗布器の位置決めは
不変である。言い換えれば、先端部の組み立て(および
駆動タブ23と軸部4との係合)は、塗布の目的での塗布
器の駆動とは無関係の操作である。
タブ23は、所望の弾力を生じる金属、プラスティック
または他の任意の材料で作られてもよい。図示した実施
形態では、タブ23はL字に近い形状を有する。実際に
は、その形状は、歪ませられた位置でL字の形状に近く
(図1および図2)、歪ませられていない位置ではV字
の形状に近い(図5B〜図5E)。好ましい実施形態によれ
ば、タブ23は、該タブを支持する部材21を備えた単一部
品の形で熱可塑性材(ポリエチレンまたはポリプロピレ
ン)を成形することにより得られる。
先端部がホルダーから取り外されると(例えば、引き
抜くことにより)、タブ23は弾力的にその開放位置に戻
り、ねじ切りされた軸部4から離脱し、該軸部4は、ば
ね7の作用でその静止位置に戻ることができる。
図5Dおよび図5Eの実施形態では、環状部材21はさら
に、駆動タブ23に対して90゜の角度を置いて配置された
2つのアーム51、52により部分20に接続されたリング50
を支える。リングの内径は、軸部4および端部取り付け
具17がキャップ14のタブ32および33と係合するために自
由に通過できる程度である。しかしながら、リング50の
内径は、部分21が先端部10に挿入されるとき(図5Eを参
照)、リング50が環状止めを形成し、該環状止めは、
“芯材"12がより大きい直径15を有する部分により境界
を定められた開口を通って先端部10からはみ出すのを防
止する程度であり、アーム51、52の長さは、“芯材”の
引っ込められた位置で、リング50がタブ32、33の自由端
部の周辺に位置するように選択される。
図5Fに示された他の実施形態によれば、軸部の駆動は
先端部に保持されるスロット付ねじ切りスクリューナッ
ト100により得られる。このスクリューナットは、スロ
ット103により離間され、その内面の端部に軸部のねじ
山と協働可能なねじ山104を2つの半殻(half shells)
101、102を有する。弾性タブを有する実施形態と同様
に、スロット付ナットは、塗布器の軸方向の位置決めの
ための所望の弾力を与える曲がった形状を有する。スク
リューナットを形成する2つの部分がホルダー内に配置
された円錐状の表面により歪まされるときに軸部の係合
が生じ、先端部の取り外しは2つのねじを切られた半殻
101、102を解放し、これにより軸部の離脱を生じる。
“芯材"12は、図5Aを参照して詳述されるカップ14の
中に取り付けられる。このカップは側方スカート30を有
し、該スカート30の一端は“芯材”を収容するために開
いており、“芯材”の形状に適合したほぼ円筒状のもの
である。カップの内径は、キャップの内側面に配置され
たリブなどのいろいろな適切な手段または接着によりカ
ップ内の所定位置に保持される“芯材”の直径よりも僅
かに大きい。他端部は横断面31により閉じられることが
できる。底部31上の側方スカート30の反対側には、2つ
の固定タブ32、33が取り付けられている。該タブ32,33
は、好ましくは弾性的に変形可能な材料から作られてお
り、これにより静止しているときには図1に示されるよ
うにカップ14の軸から移動する。代替例によれば、タブ
は底部31のレベルでより厚みの薄い領域により形成され
るヒンジ機構によりカップの残りの部分に結合される。
固定タブは、タブが軸方向の導管11の中に進むとき、軸
部の端部取り付け具17をしっかりと保持することが可能
であるような形状である。好ましい実施形態によれば、
各固定タブはほぼL形状を示す。
他の実施形態によれば、カップの底部は少なくともあ
る程度は開いていて、これにより、“芯材”がこの装置
に取り付けられる前にキャップの底部を通ってこの装置
内に移動されることを可能にし得る。
さらに、“芯材”の取り付け具は、先端部内の“芯
材”が出し入れ可能なように本発明の好ましい特徴を形
成しているが、それにもかかわらずこの機能は不可欠な
ものではない。実際に、可能な実施形態によれば、軸部
はカップを固定するいかなる手段も有しないので、鉛筆
状の“芯”は出す方向にだけ動かされ、この芯が完全に
使い切られるまで出されたままである。こうした状況で
は、例えば先端部を引っ張って取り外すと、軸部は先端
部から解放され、ばねの復元力の作用によりホルダーの
底部に戻されるだけである。この構成では、“芯材”を
導管内部に保持する手段が設けられなければならない。
例によれば、軸方向の導管の内面に、カップの外面上の
1つまたはそれ以上の対応する部材(突起(stubs)ま
たはリブ)と協働可能なつめが設けられてもよく、つめ
の交差(係合)は軸部4のスラストの作用の下で強制的
に行われる。芯材を導管内部の所定位置に保持する他の
装置が設けられてもよい。
次に、図1〜図3および図5Cを参照しながら本発明に
よる装置の機能についてより詳細に説明する。図5Cで
は、先端部は、(例えば、引っ張ることにより)ホルダ
ーから取り外されている。示されているように、芯材は
先端部10の軸方向の導管内部で再び上昇している。固定
タブ32、33は、円錐台形部16と向き合っており、弾性復
元作用により円錐台形部の側面に支えられるように保持
されている。駆動タブ23はその静止位置にある、すなわ
ち、先端部の軸から離れており、これらのタブにより示
されるV形の先端部は穴24を通って部分13から突出す
る。図3に示されるように、ホルダー2の中では、ねじ
切りされた部分を有する軸部4は、ばね7によりホルダ
ーの底部3に接した復元位置に保持される。
図1の位置では、先端部10はホルダー2に取り付けら
れ、ホルダー2の側面により歪ませられた駆動タブ23は
軸部4のねじ山の始めと係合されている。軸部4の端部
取り付け具17は、カップの固定タブ32、33の間に位置
し、これらのタブは先端部の内部に配置された導管の円
錐台形領域の高さにあり、これによりタブがほぼ円錐台
形表面に接して外側に分岐することを可能にするので、
“芯材”が再び導管に落下するのを防止する。図1に示
されるような位置では、先端部は復元ばねによりホルダ
ーの所定位置に弾力的に保持され、それにより先端部と
ホルダーの締め付けを制限し、かつこの装置本体に対す
る回転を滑らかにすることが可能であり、各々の機能が
別であることは特筆されるべきである。
先端部をホルダーに対して回転させることにより、軸
部4は、カップ14のタブ32、33間に進む(図2)。その
時、端部取り付け具17は“芯材”を導管の中に押し込
み、それによりタブ32、33を端部取り付け具上で閉じさ
せるため、軸部をカップに結合させる。こうして、“芯
材”の端部は、製品の塗布の目的のために先端部から出
され得る。塗布が完了すると、先端部10をホルダー2に
対して反対方向へ回転させることにより、タブ32、33が
導管内部の所定位置にもはや保持されなくなるまで、円
錐台形部16に向き合って位置するようになるまで、“芯
材”は引っ込められる。このとき、“芯材"12はもはや
軸部4に結合されていない。
したがって、使用の過程で、先端部が(ホルダーから
先端部を引き抜くことにより)ホルダーから取り外され
ると、このことにより、“芯材"12は導管11内部に戻
り、駆動タブ23は軸部のねじ山から離れ、軸部は、復元
ばね7の作用の下でホルダー2の底部3に戻され、“芯
材”が導管11の中に完全に戻ると軸部4が“芯材”から
離れ、先端部はホルダー本体から離される。このため、
使用の間、装置の先端部を取り替えるだけで、例えばシ
ェイドなどの製品を替えることは非常に容易である。
図4Cおよび図4Dは、本発明による装置の異なる形式を
示している。図4Cの実施形態では、卵形の断面を有し、
図4Dの実施形態では、本発明の前文で述べたような従来
の装置では得ることが困難であったほぼ正方形の断面で
ある。他の形状(三角形、円形、正方形、多角形、卵
形、菱形の形状)を使用してもよいことは明らかであ
る。本発明による装置の断面寸法は、適用される製品
(口紅、カラーリング、アイシャドー等)の特性により
選択される。
装置の先端部中での塗布器のあそびを制限するため
に、塗布器または先端部の軸方向導管の内側のいずれか
にフロックコーティングが施されてもよい。さらに、こ
のようなフロックコーティングが先端部の端部の外面に
施されてもよい。
装置が、芯部を保護するために(例えば、ねじ留め係
合またはつめ係合により)先端部に取り付けられること
ができる保護キャップを有することも好ましい。
次に、参照が行われる図6では、本発明による装置は
口紅の形状の塗布器12に使用される。他の実施形態と同
様の方法、口紅はカップ14の中に取り付けられる。手段
62はカップの下方および/または軸方向導管11の内側に
設けられ、これにより、シールおよび/または止めが形
成され、より大きな直径15を有する部分により口紅が境
界が定められる開口を通って外へ落ちることが防止され
る。この後者の場合、口紅は、先端部の自由端部64によ
り境界が規定される出口開口を通して先端部に取り付け
ることができるだけである。本実施形態では、塗布器お
よびカップ14の直径がより大きい場合に溝63が設けら
れ、これにより塗布器が図6に示されるような先端部10
の引っ込められた位置にあるときにタブ32および33が十
分に離脱され、塗布器12が軸部4から離脱されるように
なっている。
キャップ60は、つめ係合またはねじ留めにより先端部
10に取り付けられる。気泡体のブロック61は、先端部に
キャップが閉じられた位置でシールを形成するためにキ
ャップの底部に配置され、先端部10の自由端部で支えら
れるよう意図された気泡体のブロックの面は口紅化粧品
に含まれる溶剤に対して不浸透性である。気泡体のブロ
ックは、先端部の自由端部64に該端部のあらゆる点で密
封接触しているように選択され、このことは(傾斜して
いるかまたは直線状の)端部の外郭とは無関係である。
このような装置は高揮発性の溶剤を含む化粧品に特に適
している。または、自由端部64のシールは、キャップ60
とともに成形されることにより得られるシーリングスカ
ートにより確実にされる。
これまでの詳細な説明では、本発明の好ましい実施形
態を参照してきた。請求の範囲に記載されるような本発
明の精神から逸脱することなく、これらの実施形態に変
更が導入され得ることは明らかである。例えばペンシル
の場合、装置の底部3に配された補強物に配置された
“ペンシル削り器”を設けることができる。

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手軸(X)を有するホルダー(2)と、 前記ホルダー(2)に着脱可能に取り付けられた先端部
    (10)と、 前記ホルダー(2)に取り付けられ、駆動手段(23)と
    係合して、前記ホルダー(2)内部で静止位置から作動
    位置まで選択的に通過でき、かつ前記先端部(10)内に
    配置された軸方向の導管(11)内で並進移動可能な塗布
    器(12)を駆動することが可能なプッシャー機構(4,1
    7)と、 前記先端部(10)が前記ホルダー(2)から取り外され
    るときに、前記プッシャー機構(4,17)から前記駆動手
    段(23)を離脱させる手段(24)と、 前記プッシャー機構に前記作動位置から前記静止位置に
    向けて軸方向の力を作用させる復元手段(7)と を具備する塗布器ホルダー装置において、 前記駆動手段(23)は弾力を有し、前記プッシャー機構
    (4,17)が該駆動手段と係合した位置において、該弾力
    の軸方向成分が、前記塗布器を介して前記プッシャー機
    構に及ぼされる軸方向の圧力に対応して、前記復元手段
    (7)により及ぼされる軸方向の力の方向とは反対方向
    の軸方向の復元力を前記プッシャー機構に対して及ぼす
    ことを特徴とする塗布器ホルダー装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段(23)は、少なくとも1つの
    弾力的に変形可能な部材により、2つの部分(200,20
    1)の形状で形成され、 その第1の部分(200)は、前記先端部(10)に結合さ
    れ、かつ、弾性的に旋回することが可能であり、それに
    より、前記先端部を取り付ける間に(またはそれを取り
    外す間に)、前記駆動手段(23)を前記プッシャー機構
    (4,17)を構成する軸部(4)と係合させる、または前
    記駆動手段(23)をそれぞれ前記軸部(4)から離脱さ
    せることを選択的に可能にし、 第2の部分(201)は、前記第1の部分に結合され、か
    つ前記軸部(4)と係合された位置に入ることが可能で
    あり、かつ、前記軸方向の復元力を発生させるための軸
    方向の弾力を前記第2の位置で有することを特徴とする
    請求項1に記載の塗布器ホルダー装置。
  3. 【請求項3】前記係合位置において、前記第1の部分は
    前記軸Xにほぼ平行であり、前記第2の部分(201)は
    第1の部分(200)に対して角度を形成していることを
    特徴とする請求項2に記載の塗布器ホルダー装置。
  4. 【請求項4】前記第2の部分(201)の弾性は、塗布器
    (12)が処理される表面に当てられることにより生じる
    軸方向の圧力の下では、前記プッシャー機構(4,17)を
    構成する軸部(4)が0.2mm〜2mmの距離だけ軸方向に移
    動させられるようなものであることを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載の塗布器ホルダー装置。
  5. 【請求項5】前記第2の部分(201)は、前記第1の部
    分(200)に対して30゜〜120゜の角度を形成することを
    特徴とする請求項3に記載の塗布器ホルダー装置。
  6. 【請求項6】前記第2の部分(201)は、1.5mm〜3mmの
    半径方向の幅を有することを特徴とする請求項2から請
    求項5のいずれかに記載の塗布器ホルダー装置。
  7. 【請求項7】前記駆動手段は、少なくとも2つの直径方
    向に対向する点でプッシャー機構(4,17)を構成する軸
    部(4)と係合することが可能な少なくとも2つのタブ
    (23)を具備することを特徴とする請求項1から請求項
    6のいずれかに記載の塗布器ホルダー装置。
  8. 【請求項8】前記タブ(23)は、その先端が前記ホルダ
    ーの外側へ向けられたほぼL字またはV字の形状を有
    し、対応する穴(24)は、前記先端部を取り外す間に前
    記タブ(23)を解放するため、および、これにより軸部
    (4)からの前記タブ(23)の離脱を生じさせるため
    に、前記先端部の横側面に配置されていることを特徴と
    する請求項7に記載の塗布器ホルダー装置。
  9. 【請求項9】前記駆動手段(23)は、それらの前記プッ
    シャー機構(4、17)からの離脱を生じさせるように、
    かつ、前記プッシャー機構に及ぼされた軸方向の圧力が
    所与の値を超えるときにプッシャー機構をその作動位置
    から前記静止位置まで通過させるように配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記
    載の塗布器ホルダー装置。
  10. 【請求項10】a)その端部の1つ(3)で閉じられた
    中空の円筒状ホルダー(2)と、 b)少なくともその長さの一部がねじ切りされ、かつ、
    ホルダー内部を自由並進するために取り付けられ、ホル
    ダー内部で回転に対して固定されているプッシャー機構
    (4,17)を構成する軸部(4)と、 c)ねじ切りされた軸部を前記ホルダーの閉じられた端
    に偏らせた静止位置に保持するように前記ホルダー内部
    に取り付けられた弾性復元手段(7)と、 d)軸方向の導管(11)が配置され、カップ(14)の中
    に取り付けられた塗布器(12)を収容するように意図さ
    れた取り外し可能な先端部(10)であって、前記導管は
    その2つの端部で開いていて、前記第1の端部は製品の
    塗布器のために外側に向かって大きく開いており、前記
    第2の端部は前記先端部(10)がホルダー(2)に取り
    外し可能に取り付けられることを可能にするような先端
    部(10)と、 e)前記先端部に対する前記ホルダーの回転により前記
    導管(11)内で塗布器(12)の並進駆動を生じさせるよ
    うに前記先端部が前記ホルダーに取り付けられるとき
    に、前記軸部(4)のねじ山と係合されるように、前記
    先端部または前記ホルダーにより保持される駆動手段
    (23)と、 f)前記先端部を取り外す間に、駆動手段(23)と軸部
    との離脱を許容するための手段(24)と、 を具備していることを特徴とする請求項1から請求項9
    のいずれかに記載の塗布器ホルダー装置。
  11. 【請求項11】前記駆動手段(23)は、装置の前記先端
    部(10)により保持されることを特徴とする請求項1か
    ら請求項10のいずれか1つに記載の塗布器ホルダー装
    置。
  12. 【請求項12】前記プッシャー機構(4,17)を構成する
    軸部(4)は、前記ホルダーの閉じられた端部(3)と
    は反対側に位置づけられた第1の境界、および第2の境
    界により境界を定められた部分にわたってねじを切ら
    れ、前記駆動手段(23)は、前記軸部のねじ山と係合す
    ることが可能な係合端部を具備し、前記係合端部は、前
    記ホルダーに前記先端部(10)を取り付けている間、前
    記第1の境界にほぼ対向するように位置づけられている
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の塗布
    器ホルダー装置。
  13. 【請求項13】前記塗布器を前記先端部の前記軸方向の
    導管(11)内で駆動させる目的で、前記プッシャー機構
    (4,17)を構成する軸部(4)と前記塗布器(12)との
    間に結合手段(17、32、33)を具備し、 かつ、前記ホルダーへの前記先端部の取り付けは、ねじ
    を切られた前記軸部(4)との前記駆動系(23)の係合
    を生じさせるが、前記導管(11)内での前記塗布器の駆
    動は生じさせず、装置を最初に使用する時に、前記ホル
    ダーに対して前記先端部を回転させることにより初めて
    前記塗布器(12)は作用することを特徴とする請求項10
    から請求項12のいずれかに記載の塗布器ホルダー装置。
  14. 【請求項14】前記結合手段が、カップ(14)に取り付
    けられた少なくとも2つの弾性的に変形可能な固定タブ
    (32、33)を具備し、前記タブは、前記軸部が前記塗布
    器を導管内部に押すとき、前記プッシャー機構(4,17)
    を構成する端部取り付け具(17)をしっかりと保持する
    ことが可能な形状を有することを特徴とする請求項13に
    記載の塗布器ホルダー装置。
  15. 【請求項15】前記プッシャー機構(4,17)を構成する
    軸部(4)は、前記ホルダーの閉じられた端部とは反対
    側のその端部で、プッシャー機構(4,17)を構成する端
    部取り付け具(17)を有しており、 かつ、前記カップ(14)は、前記塗布器(12)が前記導
    管(11)の中で駆動されることを可能にするように、前
    記端部取り付け具(17)と着脱可能な方法で協働するよ
    うに意図された固定タブ(32、33)を有しており、 かつ、前記先端部に対する前記ホルダーの回転が、前記
    塗布器(12)を前記導管(11)内で並進駆動させ、ま
    た、前記軸部(4)を前記端部取り付け具の前記固定タ
    ブ(32、33)を閉じることによりカップ(14)に固定さ
    せ、さらに、前記先端部に対する前記ホルダーの反対方
    向の回転は、前記塗布器(12)を導管(11)内で戻し、 かつ、前記塗布器を前記導管内部の所定位置に保持する
    一方で、前記塗布器が導管内部で戻るときに、前記固定
    タブを開くことにより前記軸部を前記カップから解放す
    るための手段(15、32、33)が設けられていることを特
    徴とする請求項10から請求項14のいずれかに記載の塗布
    器ホルダー装置。
  16. 【請求項16】前記カップから前記軸部を解放するため
    に設けられた前記手段が、前記先端部に形成され前記軸
    方向の導管(11)に隣接した円錐台形部(16)を具備
    し、前記円錐台形部(16)は、前記固定タブ(32、33)
    が前記円錐台形部(16)と対向する位置に達したときに
    弾性的に偏らされることにより、前記固定タブ(32,3
    3)を分岐させることを可能にし、それにより軸部
    (4)を解放することを特徴とする請求項15に記載の塗
    布器ホルダー装置。
  17. 【請求項17】前記軸部を前記カップから離すために設
    けられた前記手段は、前記固定タブ(32、33)がさらに
    分岐することを可能にするように、前記円錐台形部(1
    6)に隣接した溝(63)をさらに具備していることを特
    徴とする請求項16に記載の塗布器ホルダー装置。
  18. 【請求項18】密封手段(61、62)が、前記軸方向の導
    管(11)の端部の一方または他方の周辺に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれかに
    記載の塗布器ホルダー装置。
  19. 【請求項19】前記密封手段は、全ての空間方向に圧縮
    可能な、かつ、前記先端部(10)の自由端部(64)に密
    封圧迫接触するように意図された一面を有する気泡体の
    ブロック(61)を具備し、前記一面は、前記塗布器の構
    成の一部を形成する単一(または複数)溶剤に対して不
    浸透性であり、前記気泡体のブロック(61)は、前記自
    由端部(64)により境界を定められる開口を取り外し可
    能な方法で覆うことが可能なキャップ(60)の底部で配
    置されていることを特徴とする請求項18に記載の塗布器
    ホルダー装置。
  20. 【請求項20】前記先端部とは反対側のその端部で、前
    記プッシャー機構(4,17)を構成する軸部(4)は、前
    記ホルダーの内側に配置されている溝(6)内部をスラ
    イド可能な案内手段(5)を有することを特徴とする請
    求項10から請求項19のいずれかに記載の塗布器ホルダー
    装置。
  21. 【請求項21】手段(9)は、前記弾性手段(7)の作
    用の下で軸部が戻る間に、ホルダーの底部での軸部の衝
    撃を減衰させるために、前記軸部の前記案内手段と前記
    ホルダーの閉じられた端部との間に配置されていること
    を特徴とする請求項20に記載の塗布器ホルダー装置。
  22. 【請求項22】前記手段(9)は、前記軸部の前記案内
    手段(5)および/または前記ホルダーの閉じられた端
    部を形成する底部(3)により保持されていることを特
    徴とする請求項21に記載の塗布器ホルダー装置。
  23. 【請求項23】前記手段(9)は、該手段(9)がその
    一部を形成する部品とともに成形することにより、か
    つ、過剰成形されたエラストマー部材または気泡体のブ
    ロックにより得られるリーフ状のばねにより形成される
    ことを特徴とする請求項21または22に記載の塗布器ホル
    ダー装置。
  24. 【請求項24】前記ホルダーの閉じられた端部は、取り
    付けられた底部(3)を有し、前記底部は、空気の流出
    および/または新たな取り込みのための穴(202)を有
    することを特徴とする請求項10から請求項23のいずれか
    に記載の塗布器ホルダー装置。
  25. 【請求項25】前記取り付けられた底部は、つめ係合、
    接着、溶接、あるいはねじ留めされることを特徴とする
    請求項24に記載の塗布器ホルダー装置。
  26. 【請求項26】前記弾性復元手段は、前記ホルダー内部
    に配置された螺旋状ばね(7)を具備することを特徴と
    する請求項10から請求項25のいずれかに記載の塗布器ホ
    ルダー装置。
  27. 【請求項27】前記ばねの一方の端部は前記軸部の前記
    案内手段(5)に支えられ、他方の端部は前記ホルダー
    の内側に配置された環状フランジ(8)に支えられるこ
    とを特徴とする請求項26に記載の塗布器ホルダー装置。
  28. 【請求項28】手段(50、51、52)は、先端部が取り外
    された位置において、前記先端部(10)の第2の端部に
    向かう方向への前記塗布器(12)の軸方向の移動を制限
    するために止めを形成していることを特徴とする請求項
    10から請求項27のいずれかに記載の塗布器ホルダー装
    置。
  29. 【請求項29】前記タブ(23)は、前記先端部(10)に
    取り付けられるように意図された環状部材(21)により
    保持され、さらに前記部材(21)は、前記塗布器(12)
    の止めを形成するように意図された前記手段(50、51、
    52)を保持していることを特徴とする請求項28に記載の
    塗布器ホルダー装置。
  30. 【請求項30】前記環状部材は、熱可塑材を成形するこ
    とにより得られる単一の部品により形成されることを特
    徴とする請求項29に記載の塗布器ホルダー装置。
  31. 【請求項31】駆動系は、前記先端部により保持されて
    いるスロット付ねじ留め(101、104)を含んでいること
    を特徴とする請求項10から請求項30のいずれかに記載の
    塗布器ホルダー装置。
  32. 【請求項32】前記先端部(10)とは反対の端部に、前
    記ホルダーがペンシル削り器を保持することを特徴とす
    る請求項1から請求項31のいずれかに記載の塗布器ホル
    ダー装置。
  33. 【請求項33】前記ホルダーは、正方形、卵形、三角
    形、円形または多角形の断面を有していることを特徴と
    する請求項1から請求項32のいずれかに記載の塗布器ホ
    ルダー装置。
  34. 【請求項34】前記塗布器は、芯材、ペンシルブラシ、
    フェルト、口紅、気泡体、またはフロック加工された塗
    布器により形成されることを特徴とする請求項1から請
    求項33のいずれかに記載の塗布器ホルダー装置。
  35. 【請求項35】塗布されるべき製品は、口紅、カラーリ
    ング、マスカラ、アイライナー、コール、アイシャドー
    等であることを特徴とする請求項1から請求項34のいず
    れかに記載の塗布器ホルダー装置。
  36. 【請求項36】前記第2の部分(201)は、前記第1の
    部分(200)に対して45゜〜110゜の角度を形成すること
    を特徴とする請求項3に記載の塗布器ホルダー装置。
JP51229798A 1996-09-02 1997-08-13 塗布器ホルダー装置 Expired - Fee Related JP3372956B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9610687A FR2752697B1 (fr) 1996-09-02 1996-09-02 Dispositif porte-applicateur
FR96/10687 1996-09-02
PCT/FR1997/001489 WO1998009548A1 (fr) 1996-09-02 1997-08-13 Dispositif porte-applicateur

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10512483A JPH10512483A (ja) 1998-12-02
JP3372956B2 true JP3372956B2 (ja) 2003-02-04

Family

ID=9495360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51229798A Expired - Fee Related JP3372956B2 (ja) 1996-09-02 1997-08-13 塗布器ホルダー装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6071027A (ja)
EP (1) EP0859563B1 (ja)
JP (1) JP3372956B2 (ja)
KR (1) KR100261338B1 (ja)
CN (1) CN1134234C (ja)
BR (1) BR9706712A (ja)
CA (1) CA2233255C (ja)
DE (1) DE69704107T2 (ja)
ES (1) ES2156399T3 (ja)
FR (1) FR2752697B1 (ja)
WO (1) WO1998009548A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2790924B1 (fr) * 1999-03-16 2001-05-25 Oreal Distributeur comportant un poussoir ramene dans une position initiale par un organe elastique travaillant en traction
FR2791533B1 (fr) * 1999-04-02 2001-04-27 Lir France Sa Boitier dote de moyen anti-bruits
US6732743B1 (en) * 1999-07-22 2004-05-11 Color Access, Inc. Flocked cosmetic applicator
KR100486027B1 (ko) * 2002-04-29 2005-05-03 김종출 다용도 케이스
US6899484B2 (en) * 2003-02-05 2005-05-31 Suzuno Kasei Kabushiki Kaisha Stick type cosmetic material feeding container
US7175358B1 (en) * 2005-08-29 2007-02-13 Spa De Soleil, Inc. Cosmetic applicator
KR100818368B1 (ko) 2007-06-07 2008-04-03 정만택 화장품 도포장치
US8534946B2 (en) * 2010-04-26 2013-09-17 F.I.L.A. Fabrica Italiana Lapis Ed Affini S.p.A. Container for propelling cosmetic pencils, process for assembling such container and propelling cosmetic pencil
CN102258258B (zh) * 2010-05-24 2016-01-13 F.I.L.A.-意大利铅笔及相关厂股份公司 用于推进式化妆笔的容器、组装这种容器和推进式化妆笔的方法
JP5970323B2 (ja) * 2012-10-03 2016-08-17 鈴野化成株式会社 化粧材繰出容器
EP2904932A1 (en) 2012-10-03 2015-08-12 Suzuno Kasei Kabushiki Kaisha Cartridge-type cosmetic container
JP5895261B2 (ja) * 2013-07-29 2016-03-30 株式会社トキワ 塗布材押出容器
CN103783788A (zh) * 2013-11-01 2014-05-14 丽鑫生技化妆品(上海)有限公司 一种便携式眼影棒
US9591908B2 (en) * 2014-04-15 2017-03-14 Aa R&D Llc Press-type dispensing container
US10427859B2 (en) 2014-10-24 2019-10-01 Conopco, Inc. Dispenser for a cream, gel or soft solid composition
EP3209158B1 (en) 2014-10-24 2018-02-14 Unilever PLC Method of controlling perspiration
FR3039758B1 (fr) * 2015-08-04 2018-08-03 Albea Services Ensemble pour receptacle de produit cosmetique et receptacle comprenant un tel ensemble.
US10143289B2 (en) * 2016-03-21 2018-12-04 Valerie Jo Sucich Eyeliner pencil
JP7348658B2 (ja) * 2020-01-15 2023-09-21 株式会社トキワ 化粧料繰出容器
DE202020000161U1 (de) * 2020-01-15 2021-04-16 Lars Uwe Sommer Aufbewahrungsbehälter, bzw. dekorativer Anhänger für Kosmetikprodukte
WO2023213399A1 (de) * 2022-05-05 2023-11-09 Packsys Gmbh Applikator für eine ampulle

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3358699A (en) * 1962-10-03 1967-12-19 Bau Robert Gordon Cosmetic storing and dispensing device
US3197024A (en) * 1963-02-11 1965-07-27 Robert G Bau Cosmetic storing and dispensing device
US3232275A (en) * 1964-04-03 1966-02-01 Maradel Products Inc Eyebrow pencil and sharpener therefor
US4603989A (en) * 1983-10-04 1986-08-05 Risdon Corporation Cosmetic container construction
US4820070A (en) * 1984-07-13 1989-04-11 Spatz Laboratories Dispensing device for cosmetic sticks and the like
DE3728427C1 (de) * 1987-08-26 1988-12-01 Schwan Stabilo Schwanhaeusser Auftragsgeraet mit einer Mine aus einer streichfaehigen Masse
FR2629988B1 (fr) * 1988-04-15 1990-08-10 Oreal Distributeur rechargeable comportant un piston translatable
FR2642676B1 (fr) * 1989-02-07 1991-06-21 Oreal Distributeur a piston pour produit pateux ou solide
US4997299A (en) * 1989-11-21 1991-03-05 Suzuno Kasei Co., Ltd. Cosmetic container
US5230577A (en) * 1990-11-13 1993-07-27 Maybelline, Inc. Applicator for soft materials
DE4222759C2 (de) * 1992-07-10 1995-04-27 Dieter Bakic Design S R I Kosmetikstift mit Austauschteil
FR2698249B1 (fr) * 1992-11-24 1998-11-20 Suzuno Kasei Co Ltd Mécanisme de fourniture de produits cosmétiques du type en bâton, conteneur l'employant et cartouche qui y est employée.
DE9217774U1 (de) * 1992-12-29 1993-02-25 Schwan-Stabilo Schwanhäußer GmbH & Co, 8500 Nürnberg Auftragsgerät mit einer Mine aus einer streichfähigen Masse
US5407286A (en) * 1993-12-20 1995-04-18 Powers; Ronald J. Cosmetic pencil
US5533823A (en) * 1995-03-29 1996-07-09 Rexam Cosmetic Packaging Inc. Sealed cosmetic dispenser
US5829900A (en) * 1997-05-06 1998-11-03 Revlon Consumer Products Corp. Container for cosmetic stick

Also Published As

Publication number Publication date
KR100261338B1 (en) 2000-07-01
CN1207022A (zh) 1999-02-03
EP0859563B1 (fr) 2001-02-21
FR2752697B1 (fr) 1998-09-25
US6071027A (en) 2000-06-06
EP0859563A1 (fr) 1998-08-26
FR2752697A1 (fr) 1998-03-06
CA2233255C (fr) 2003-02-11
WO1998009548A1 (fr) 1998-03-12
DE69704107D1 (de) 2001-03-29
BR9706712A (pt) 1999-07-20
CN1134234C (zh) 2004-01-14
CA2233255A1 (fr) 1998-03-12
JPH10512483A (ja) 1998-12-02
DE69704107T2 (de) 2001-06-07
ES2156399T3 (es) 2001-06-16
MX9803401A (es) 1998-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3372956B2 (ja) 塗布器ホルダー装置
US5941254A (en) Cosmetics applying device
US5504962A (en) Holder for cosmetic or hygienic item
US6371673B1 (en) Dispenser including a pusher returned to an initial position by a tension member
KR101244966B1 (ko) 후퇴 가능한 도포기를 포함하는, 액체, 고체, 페이스트 또는 분말 화장품을 위한 용기
EP3035818B1 (en) Cosmetic systems
US2458063A (en) Cosmetic receptacle
US6033142A (en) Applicator unit for a liquid or semi-liquid product
US6371129B1 (en) Dispenser for fluid materials
DE69734365T2 (de) Vorrichtung zum Aufbewahren und Auftragen, und Nachfüllelement für eine solche Vorrichtung
EP1803368A1 (en) Cosmetics Case
US6641320B1 (en) Applicator tip for liquid applicator device
US4687364A (en) Retractable mascara applicator
KR101129657B1 (ko) 포장 및 도포 장치
JP2004351208A (ja) ワイパー部材を備えた物質の包装及び塗布装置
FR3026620A1 (fr) Applicateur pour l'application d'un produit cosmetique
US4911570A (en) Enclosure means for liquid applicators
US6174099B1 (en) Device for applying liquid cosmetic products
US3549266A (en) Cosmetic applicator
KR20170077375A (ko) 화장펜 유닛
US5913631A (en) Cosmetic applicator
JP3202178B2 (ja) 化粧料塗布容器
US20180132596A1 (en) Twist to bend cosmetics applicator
US2568328A (en) Nail polish applicator
CN111989010B (zh) 具有外壳的用于涂敷化妆品的装置、套件和相关安装方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees