JP3369110B2 - 光電式エンコーダ - Google Patents

光電式エンコーダ

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JP3369110B2 JP22007998A JP22007998A JP3369110B2 JP 3369110 B2 JP3369110 B2 JP 3369110B2 JP 22007998 A JP22007998 A JP 22007998A JP 22007998 A JP22007998 A JP 22007998A JP 3369110 B2 JP3369110 B2 JP 3369110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光電式エンコーダ、
特に絶対位置を検出することのできるリニアエンコーダ
あるいはロータリエンコーダなどの光電式エンコーダの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体の位置測定あるいは移動量の測定
のために光電的エンコーダが広く用いられており、相対
移動される一方の部材にメインスケールが取付けられ、
他方の部材に検出ヘッドを取付け、両スケール間の相対
移動量を光電変換して検出することによって、正確な位
置あるいは移動量を測定することができる。このような
光電式エンコーダは、例えば三次元測定器におけるプロ
ーブの移動量を測定したり、あるいは、工作機械の工具
の移動位置あるいは移動量を検出するために用いられて
いる。
【0003】通常、メインスケール上には光学的に明暗
格子を形成する信号トラックが設けられ、一方、検出ヘ
ッドには、前記メインスケールの信号トラックに測定光
を照射する発光器が設けられ、前記信号トラックを通過
あるいは反射した光をインデックス側の信号格子を通し
て受光器で受光し、メインスケールと検出ヘッドとの相
対量に応じた明暗変化を電気的に検出して両者間の相対
位置あるいは相対移動量を精密に測定可能である。この
ような光電式エンコーダは、照射光の透過を利用するか
あるいは反射を利用するかによって透過型あるいは反射
型の光電式エンコーダに分類される。
【0004】通常、この種の光電式エンコーダは、メイ
ンスケールと検出ヘッドとの相対移動量を測定するが、
改良されたエンコーダとして、メインスケールに原点ト
ラックを設けることによって、両スケール間の原点位置
を検出して絶対移動量を測定することが可能となってい
る。
【0005】図5には、従来における一般的な原点測定
可能な光電式エンコーダの概略正面図が示され、また図
6には反射型光電式エンコーダとして構成された図5の
測定状態が模式的な断面図として示されている。
【0006】図5、6において、相対移動される一方の
部材にはメインスケール10が固定されており、一方、
他方の部材には検出ヘッド20が固定されている。メイ
ンスケール10の表面には精密な相対移動を検出するた
めに移動方向Xに沿って複数の精密な明暗格子が設けら
れており、これが主信号トラック11を形成している。
通常、この主信号トラック11はガラス基台からなるメ
インスケール10の表面に金属などの反射率の高い薄膜
を蒸着し、これを格子状にエッチングした構成からな
る。また、前述した絶対測定を行うため、前記主信号ト
ラック11に隣接して原点トラック12が設けられ、原
点トラック12はトラック上の少なくとも一ヶ所に金属
薄膜からなる他の部分と反射率の異なる少なくとも1個
の原点マーク12aを含む。
【0007】一方、検出ヘッド20は光透過性の高いガ
ラス基板からなり、そのほぼ中央位置に発光ダイオード
などからなる発光器21が設けられている。この発光器
21と対向する検出ヘッド20の表面には、前記メイン
スケール10の主信号トラック11と同様の格子ピッチ
を有する発光格子22が設けられ、図示した拡散型の発
光器21から照射される光がこの発光格子22を通って
明暗模様としてメインスケール10の主信号トラック1
1あるいは原点トラック12へ導光される。
【0008】図6において、主信号トラック11から反
射した明暗光は再び検出ヘッド20に向かって反射さ
れ、検出ヘッド20の表面に設けられているそれぞれ一
対の第1主信号格子23a、23b及び第2主信号格子
24a、24bを通り、検出ヘッド20に固定されてい
るそれぞれ一対の第1主信号受光器25a、25b及び
第2主信号受光器26a、26bによって明暗信号が電
気的に検出される。周知のように、第1主信号受光器2
5aと第2主信号受光器26aとが互いに90度位相の
異なる信号A、Bを出力し、一方他方の第1主信号受光
器25b及び26bがそれぞれ前記90度互いに異なる
位相を持った信号A、Bに対して反転した信号B(−)
及びA(−)を出力する。したがって、これらの互いに
位相の異なる4種類の信号を演算することによって、極
めて精度の高い精密位相検出を行うことが可能である。
【0009】次に、発光器21から照射された拡散光は
更に発光格子22を通って原点トラック12へ照射さ
れ、前記原点マーク12aからの反射光が検出ヘッド2
0に設けられた原点格子27を通って原点受光器28に
入射される。この信号は原点信号Zとして出力され、メ
インスケール10と検出ヘッド20との原点位置を示す
ことができる。したがって、この原点信号Zを用いるこ
とによって、両者間の移動量を絶対値として出力するこ
とができる。
【0010】なお、前記発光格子22は、主信号トラッ
ク及び原点トラックに対して同一の格子として説明して
いるが、主信号トラックと原点トラックの両者に対して
それぞれ異なる格子形状とすることも可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の光電式エンコーダによれば、反射型あるいは透過型の
いずれにおいても、メインスケールと検出ヘッドとの原
点位置を知ることができるが、図5、6から明らかなよ
うに、従来装置においては、メインスケール10の主信
号トラック11と原点トラック12とは互いに隣接して
配置されており、発光器21からの照射光を最も離れた
原点トラックに確実に届かせるためには、十分に大きな
発光強度と広い発光角度を必要としていた。特に、原点
マーク12aは長いメインスケール10の中に1個ある
いは極めて少ない数しか設けられておらず、この原点マ
ーク12aからの透過あるいは反射信号が他の主信号に
比して極めて緩い勾配をもった信号とならざるを得ず、
発光器21の光量が少ない場合には、正確な原点位置を
取り出し難いという欠点があり、前述した発光器21の
照度を大きくとるという必要性があった。
【0012】この結果、従来装置に原点トラックを付加
した場合には、発光器21における電流消費が増大し、
あるいは装置が大型化してしまうという欠点を有してい
た。
【0013】また、従来においては、原点トラックが主
信号トラックの片側に配置されているため、メインスケ
ール10が移動方向Xに対して僅かに傾いて移動したよ
うな場合、原点位置と主信号位置との間に大きな誤差が
生じてしまい、絶対値測定誤差を生じさせるという問題
を生じていた。
【0014】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、装置を小型化し、発光器におけ
る電流消費を低減し、更に絶対原点を正確に検出するこ
とのできる改良された光電式エンコーダを提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相対移動される一方の部材に固定され、
主信号トラックと原点トラックが設けられたメインスケ
ールと、相対移動する他方の部材に固定され、発光器、
発光格子、第1主信号格子、第2主信号格子、原点格
子、第1主信号受光器、第2主信号受光器、原点受光器
を有する検出ヘッドとを含み、前記メインスケールと検
出ヘッドとが相対移動する際、メインスケールと検出ヘ
ッドとの間のギャップが変化するものであり、上記メイ
ンスケールは、スケールの移動方向に沿って第1主信号
トラック及び第2主信号トラックを形成するように並列
に二分割された主信号トラックと、両主信号トラックの
間に配置された原点トラックを有し、前記第1主信号格
子及び第1主信号受光器は前記第1主信号トラックに対
向するように、かつ、第1主信号トラックの延在方向に
沿って2個離間して配置され、一方の第1主信号受光器
から前記メインスケールと前記検出ヘッド間の相対移動
量に応じたA信号を出力し、他方の第1主信号受光器か
ら前記A信号に対して90度位相の異なるB(−)信号
を出力し、前記第2主信号格子及び第2主信号受光器は
前記第2主信号トラックに対向するように、かつ、前記
第2主信号トラックの延在方向に沿って2個離間して配
置され、前記一方の第1主信号受光器に対応する一方の
第2主信号受光器から前記メインスケールと前記検出ヘ
ッド間の相対移動量に応じ、かつ前記A信号に対して9
0度位相が異なるとともに前記B(−)信号に対して位
相が反転したB信号を出力し、前記他方の第1主信号受
光器に対応する他方の第2主信号受光器から前記B信号
に対して90度位相が異なるとともに前記A信号に対し
て位相が反転したA(−)信号を出力し、前記原点トラ
ックに対向するように配置された前記原点格子及び前記
原点受光器から原点信号を出力することを特徴とする。
【0016】この結果、本発明によれば、スペースユテ
ィリティを改善し、発光器の照射光を有効に利用するこ
とができ、また原点トラック及び原点受光器が発光器か
ら近くに配置されることから、原点測定用の照射光量が
従来よりも充分に大きい状態で測定作用が行われ、正確
な原点測定を可能とする。また、原点トラックが両主信
号トラックに挟まれた位置にあるため、メインスケール
が移動方向に僅かに傾いた場合においても、原点信号と
主信号との調整を電気的に容易に行うことが可能とな
る。
【0017】本発明は、特に発光器として拡散型の発光
器を用いた場合に有効である。
【0018】本発明は、反射型においてもあるいは透過
型においても同様に適用することができる。
【0019】本発明においては、更に検出ヘッドにおけ
る第1主信号格子及び第1主信号受光器を発光器に対し
てメインスケールの幅方向の一側に配置し、第2主信号
格子及び第2主信号受光器をメインスケール幅方向他側
に配置し、原点格子及び原点受光器を発光器に対してメ
インスケールの移動方向に隣接して配置することによっ
て、原点受光器と発光器との間隔を著しく近接させるこ
とが可能となる。
【0020】本発明において、発光器自体を光拡散型の
発光器とすることが好適である、またエンコーダ自体と
しては反射型でも透過型でもいずれの形式も採用可能で
ある。
【0021】また、本発明における光電式エンコーダ
は、メインスケールと検出ヘッドとが相対移動する際
に、両者間のギャップが変化する場合においても正確な
検出作用を可能とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好適
な実施形態を説明する。
【0023】図1、図2には本発明の第1実施形態が示
され、従来の図5、図6と同一あるいは対応する部材に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0024】本発明において特徴的なことは、メインス
ケール10に設けられている主信号トラックが第1主信
号トラック11a、第2主信号トラック11bに分割さ
れていることであり、両主信号トラック11a、11b
はスケールの移動方向Xに沿って並列に二分割されてい
る。そして、両主信号トラック11a、11bの間に原
点トラック12が配置されている。
【0025】上記メインスケール10の構成にしたが
い、検出ヘッド20のそれぞれ一対の第1主信号格子2
3a、23b、第1主信号受光器25a、25bそして
第2主信号格子24a、24bそして第2主信号受光器
26a、26bの配置が若干変更され、それぞれ前述し
た二分割された第1及び第2主信号トラック11a、1
1bと対応した配置となっている。そして、本実施形態
において特徴的なことは、検出ヘッド20に設けられて
いる原点格子27及び原点受光器28が発光器21と隣
接して前述した原点トラック12との対向面に配置され
ていることである。
【0026】図2において、発光器21からの照射光が
3本の矢印にて示されており、両主信号トラック11
a、11bに対する光路は従来の図6とほぼ同様である
が、原点測定のために原点トラック12から反射される
光路は図6と比し十分に短い光路となっていることが明
らかである。
【0027】以上のように、第1実施形態から明らかな
ように、本発明によれば、原点トラック12を発光器2
1の近傍に配置することができたために、原点測定のた
めの照射光は発光器21が拡散型であったとしても、十
分に大きな照度の状態で原点マーク12aの検出を行う
ことができ、発光器21の照度を特に増大させることな
く正確に原点位置を測定することが可能となる。
【0028】したがって、本発明によれば、装置を小型
し、かつ消費電流を低減することのできる利点がある。
【0029】また、本発明によれば、メインスケール1
0が移動方向Xに沿って僅かに角度φだけ傾いた場合に
おいても、原点信号が主信号の中央位置から検出される
ので、このような傾きφに対しても電気的に確実かつ容
易に補正することができるという利点がある。
【0030】また、図1の実施形態において、メインス
ケールの幅Wは従来と同一の幅とすることができ、これ
によってメインスケール10のガラス基板を従来と同様
のものを利用することができるという利点がある。
【0031】図1において、主信号を検出するための主
信号格子及び主信号受光器の幅方向ピッチPyは従来の
図5と比して僅かに増加しているが、発光器21を光拡
散型とした場合においても、全体的に光が到達する距離
が従来の図5におけるよりも短かくすることができ、こ
れによっても本発明によれば、発光器21の照射光を有
効に利用することができることが理解されよう。
【0032】図3には本発明に係る光電式エンコーダの
第2実施形態が示され、第1実施形態と同一又は対応す
る部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0033】第2実施形態において特徴的なことは、主
信号格子及び主信号受光格子配置ピッチPxを小さくし
たことである。
【0034】すなわち、一対の第1主信号格子23a、
23b及び一対の第1主信号受光器25a、25bは発
光器21に対してメインスケール10の幅方向一側に発
光器21と隣接して配置されている。同様に、第2主信
号格子24a、24b及び一対の第2主信号受光器26
a、26bは発光器21に対してメインスケール10の
幅方向他側に発光器21と隣接して配置されている。
【0035】このために、第2実施形態によれば、メイ
ンスケール10の幅Wは、第1実施形態より広くなる
が、一方においてメインスケールの移動方向に対するピ
ッチPxを狭くすることができ、発光器21のメインス
ケール幅方向両側に配置された各対の主信号格子23a
/23b、24a/24b、主信号受光器25a/25
b、26a/26bを近接配置し、発光器21の照射光
をさらに有効に利用することが可能となる。
【0036】このような第2実施形態の形状は、発光器
21として光拡散型の発光器を用いた場合においてその
照射光を有効に利用するために極めて有用である。もち
ろん、第2実施形態においても、原点格子27及び原点
受光器28が発光器21と近接した位置に配置され、こ
れによって原点測定用の充分な照射光量を得ることが可
能である。第2実施形態における前述したメインスケー
ル移動方向のピッチPxが小さいことは、さらに本発明
に係る光電式エンコーダを、メインスケールと検出ヘッ
ドとが相対移動する際に両者間のギャップが変化するよ
うな利用形態において極めて有用である。
【0037】図4には前述したメインスケールと検出ヘ
ッドとのギャップが異なる利用形態を示している。図に
おいて、メインスケール10はワイヤボンダ装置のベン
ディングアーム30の基部30aに装着されている。ボ
ンディングアーム30は軸100を中心に僅かな角度揺
動し、その先端が対向している半導体チップ40の所定
位置にボンディング作用を行う。通常、このような揺動
運動に対する位置を検出するためにはロータリエンコー
ダ又はその一部を利用した扇状スケールを使用するのが
通常であるが、ロータリエンコーダの場合には、エンコ
ーダ軸芯を測定対象物である、図4におけるボンディン
グアーム30の軸100と正確に一致させなければなら
ず、この軸合わせが面倒であるという欠点があった。こ
のために、図示のごとくリニアスケールであるメインス
ケール10をボンディングアーム30の基部30aに直
接固定することが提案された。この場合、検出ヘッド2
0が図示していない基部に固定されており、ボンディン
グアーム30が所定角度揺動するときに、メインスケー
ル10と検出ヘッド20との相対移動量を測定する。
【0038】このような利用形態においては、ボンディ
ングアーム30が揺動するにしたがい、メインスケール
10と検出ヘッド20とのギャップが変化してしまう。
【0039】したがって、このような場合にメインスケ
ール10の揺動方向に対して検出用の主信号受光器が広
い間隔で配置されていると、実際の測定範囲を広くとる
ことができないという欠点がある。このような場合、図
3に示した移動方向ピッチPxが狭い本発明の第2実施
形態によれば、メインスケール10と検出ヘッド20と
のギャップが変化した場合においても、比較的広い揺動
範囲を許容することが可能であり、このような利用形態
に対して本発明の第2実施形態が極めて有用である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メインスケールに設けられる原点トラックを二分割した
主信号トラックを間に配置することによって、発光器の
照射光を有効に利用することができ、小型かつ小電力の
光電式エンコーダを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光電式エンコーダの好適な第1
実施形態を示す要部平面図である。
【図2】 図1に示した第1実施形態の検出作用を示す
模式的な断面図である。
【図3】 本発明に係る光電式エンコーダの好適な第2
実施形態を示す要部平面図である。
【図4】 図3に示した実施形態をワイヤボンダ装置に
適用した状態を示す斜視図である。
【図5】 従来における光電式エンコーダを示す平面図
である。
【図6】 図5に示した従来の光電式エンコーダの模式
的断面図である。
【符号の説明】
10 メインスケール、11a 第1主信号トラック、
11b 第2主信号トラック、12 原点トラック、2
0 検出ヘッド、21 発光器、22 発光格子、23
a、23b 第1主信号格子、24a、24b 第2主
信号格子、25a、25b 第1主信号受光器、26
a、26b 第2主信号受光器、27 原点格子、28
原点受光器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−94388(JP,A) 特開 昭63−158413(JP,A) 特開 平3−279812(JP,A) 実開 平6−7013(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 G01B 11/00 - 11/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対移動される一方の部材に固定され、
    主信号トラックと原点トラックが設けられたメインスケ
    ールと、 相対移動する他方の部材に固定され、発光器、発光格
    子、第1主信号格子、第2主信号格子、原点格子、第1
    主信号受光器、第2主信号受光器、原点受光器を有する
    検出ヘッドと、 を含み、前記メインスケールと検出ヘッドとが相対移動する際、
    メインスケールと検出ヘッドとの間のギャップが変化す
    るものであり、 上記メインスケールは、スケールの移動方向に沿って第
    1主信号トラック及び第2主信号トラックを形成するよ
    うに並列に二分割された主信号トラックと、両主信号ト
    ラックの間に配置された原点トラックを有し、 前記第1主信号格子及び第1主信号受光器は前記第1主
    信号トラックに対向するように、かつ、第1主信号トラ
    ックの延在方向に沿って2個離間して配置され、一方の
    第1主信号受光器から前記メインスケールと前記検出ヘ
    ッド間の相対移動量に応じたA信号を出力し、他方の第
    1主信号受光器から前記A信号に対して90度位相の異
    なるB(−)信号を出力し、 前記第2主信号格子及び第2主信号受光器は前記第2主
    信号トラックに対向するように、かつ、前記第2主信号
    トラックの延在方向に沿って2個離間して配置され、前
    記一方の第1主信号受光器に対応する一方の第2主信号
    受光器から前記メインスケールと前記検出ヘッド間の相
    対移動量に応じ、かつ前記A信号に対して90度位相が
    異なるとともに前記B(−)信号に対して位相が反転し
    たB信号を出力し、前記他方の第1主信号受光器に対応
    する他方の第2主信号受光器から前記B信号に対して9
    0度位相が異なるとともに前記A信号に対して位相が反
    転したA(−)信号を出力し、 前記原点トラックに対向するように配置された前記原点
    格子及び 前記原点受光器から原点信号を出力することを
    特徴とする光電式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光電式エンコーダにおい
    て、 前記発光器は光拡散型発光器であることを特徴とする光
    電式エンコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれか1に記載の光電
    式エンコーダにおいて、 前記発光器、発光格子、第1主信号格子、第2主信号格
    子、原点格子、第1主信号受光器、第2主信号受光器及
    び原点受光器は前記メインスケールの一方側に配置され
    る反射型であることを特徴とする光電式エンコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれか1に記載の光電
    式エンコーダにおいて、 前記発光器及び発光格子は前記メインスケールの一方側
    に配置され、前記第1主信号格子、第2主信号格子、原
    点格子、第1主信号受光器、第2主信号受光器及び原点
    受光器は前記メインスケールの他方側に配置される透過
    型であることを特徴とする光電式エンコーダ。
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